JPH11294390A - 電動送風機及び電気掃除機 - Google Patents

電動送風機及び電気掃除機

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JPH11294390A
JPH11294390A JP9943398A JP9943398A JPH11294390A JP H11294390 A JPH11294390 A JP H11294390A JP 9943398 A JP9943398 A JP 9943398A JP 9943398 A JP9943398 A JP 9943398A JP H11294390 A JPH11294390 A JP H11294390A
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electric blower
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Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、送風機効率を向上できる電動送風機
を得ることにある。 【解決手段】電動機ケース15から突出された回転子軸
44に取付けた遠心型ファン16とケース15のケース
内風路43との間にディフューザ18を配置する。ディ
フューザ18は、ディフューザベース51の一面にファ
ン16から吐出される風をファンカバー17の内周面1
7a方向に導く複数の第1ディフューザ通路52を有
し、ベース51の他面に通路52を通って送り出された
風を風路43に導く複数の第2ディフューザ通路53を
有する。通路52の出口と通路53の入口とファンカバ
ー17の内周面との間に形成された風の方向変換部56
を通って、通路52から通路53に至る風の一部を電動
機ケース15の外部に逃がす複数の排出口19を、電動
機ケース15に設ける。各排出口19からの排気により
方向変換部56の静圧の上昇を抑制し風損を少なくする
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気の吸込み駆動
源として電気掃除機の掃除機本体等に内蔵して使用され
る電動送風機、及びこれを備えた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機等に使用される電動送風機
は、遠心型のファンから吐出される風の動圧を静圧化す
るためのディフューザを備えるものが多く、最近ではデ
ィフューザ通路を長く確保するためにディフューザベー
スの一面に複数の第1ディフューザ通路を有するととも
に、他面に複数の第2ディフューザ通路を有してなるデ
ィフューザが採用されている。第1ディフューザ通路は
ファンを取囲んで設けられて、ファンから吐出される風
を、ファン及びディフューザを覆い隠して設けたファン
カバーの内周面方向に導くために設けられている。第2
ディフューザ通路は第1ディフューザ通路を通って送り
出された風を、ファンカバーが取付けられた電動機ケー
スが有するケース内風路に導くために設けられている。
【0003】このようなディフューザを用いる従来の電
動送風機では、第1ディフューザ通路から第2ディフュ
ーザ通路を経由してケース内風路を通り、この風路の下
流側に位置して電動機ケースに設けられたケース排気口
に至る一連に風路は、閉じられた風路で形成されてお
り、この一連の風路を通ってファンから吐出された風の
全てがケース排気口から外部に排出されるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の電動送風機
では、第1ディフューザ通路を備えるから、この風路の
出口とファンカバーの内周面とが接近してしまう。その
ため、これら出口と前記内周面との間の狭い空隙を通っ
て第1ディフューザ通路からファンカバーの内周面方向
に送り出された風は、急激に方向を変えてケース内風路
に風を導く第2ディフューザ通路に流入する。前記狭い
空隙は、第1ディフューザ通路の出口と第2ディフュー
ザ通路の入口とファンカバーの内周面との間に設けられ
て、風の方向変換部をなしている。
【0005】前記のように風の方向を変える方向変換部
はその風路容積が小さく、そして、この変換部で風が急
激に方向変換されることにより、前記方向変換部の静圧
が高まって損失を発生し易い。したがって、ファン効率
が低く、かつ、このファン効率とモータ効率との掛け算
により算出される送風機効率がよくないという問題があ
る。そのため、掃除機本体に内蔵された電動送風機の動
作により、掃除機本体の吸塵口から空気を吸込んで、こ
の吸込んだ空気を掃除機本体に内蔵したフィルタに通し
て塵埃を捕捉し掃除を行なう電気掃除にあっても、その
吸込み仕事率が低いという問題がある。
【0006】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、送風機効率を向上できる電動送風機を得る
ことにある。
【0007】また、本発明が解決しようとする第2の課
題は、吸込み仕事率を向上できる電気掃除機を得ること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子及び回
転子を収容した電動機ケースから突出された回転子軸に
取付けた遠心型のファンと前記電動機ケースが有するケ
ース内風路との間にディフューザを配置し、このディフ
ューザ及び前記ファンを覆って前記電動機ケースにファ
ンカバーを取付け、かつ、前記ディフューザが、ディフ
ューザベースの一面に前記ファンを取囲んでこのファン
から吐出される風を前記ファンカバーの内周面方向に導
く複数の第1ディフューザ通路を有し、前記ディフュー
ザベースの他面に前記第1ディフューザ通路を通って送
り出された風を前記ケース内風路に導く複数の第2ディ
フューザ通路を有してなる電動送風機を前提とする。
【0009】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明は、前記第1ディフューザ通路から
前記第2ディフューザ通路に至る風の一部を前記電動機
ケースの外部に逃がす複数の排出口を備えることを特徴
とするものである。
【0010】この請求項1の発明においては、第1ディ
フューザ通路の出口と第2ディフューザ通路の入口とフ
ァンカバーの内周面との間に形成された風の方向変換部
の風路容積が小さく、しかも、この変換部で風が急激に
方向変換されるにも拘らず、前記方向変換部から複数の
排出口を通して一部の風を電動機ケース外に逃がすこと
により、前記方向変換部の静圧が上昇することを抑制で
きる。
【0011】前記請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項2の発明のように、前記各排出口を前記ファンカ
バーの内周面に沿って延びる細長い孔で形成するとよ
い。
【0012】又、前記請求項1の発明を実施するにあた
り、各排出口からの風の流出をより容易にして前記方向
変換部の静圧の上昇を一層抑制するための手段として、
請求項3の発明のように、前記電動機ケースがその一端
開口縁部に形成された円筒部から軸方向に延びる複数の
延出部位を有し、これら延出部位と対向する前記ファン
カバーの開口縁部との間に、前記各排出口に対してその
下流側に連なる流出ガイド風路を設けるとよい。
【0013】同様に、前記請求項1の発明を実施するに
あたり、第1ディフューザ通路の出口から各排出口まで
の距離を長く確保して排出口から流出される風の流れを
穏やかにして、前記方向変換部の静圧の上昇を一層抑制
するための手段として請求項4の発明のように、前記各
排出口を、前記電動機ケースの一端開口縁部に形成され
た円筒部から外側に張り出した外周突部に設けた切欠き
と、前記外周突部に嵌合された前記ファンカバーの開口
縁部とで形成するとよい。
【0014】前記請求項1の発明を実施するにあたり、
各第2ディフューザ通路を通る風の圧力のばらつきを抑
制しケース内風路に円滑に風を導入させるための手段と
して請求項5の発明のように、前記排出口を前記第2デ
ィフューザ通路の数と同数設けるとよい。この請求項5
の発明を実施するにあたり、前記方向変換部の静圧の上
昇を一層抑制するために請求項6の発明のように、前記
各排出口を前記第2ディフューザ通路の入口に対する風
の流れ込み方向における上流側入口部分に対応させて設
けるとよい。
【0015】請求項1の発明を実施するにあたり、方向
変換部の静圧の上昇を抑制しつつ騒音を小さく抑制する
ための手段として請求項7の発明のように、前記電動機
ケースの外側にこのケースを覆う排気カバーを設け、前
記ケース内風路の下流側に位置して前記電動機ケースに
設けられたケース排気口及び前記各排出口と前記排気カ
バーの内部とを連通させるとともに、前記排気カバーの
周壁にカバー排気口を設けるとよい。
【0016】又、前記第2の課題を解決するために、請
求項8の発明は、掃除機本体に電動送風機とこの送風機
より上流側に配置されるフィルタとを内蔵し、前記電動
送風機の動作により前記掃除機本体の吸塵口から空気を
吸込んで、この吸込んだ空気を前記フィルタに通して塵
埃を捕捉し掃除を行なう電気掃除機において、前記電動
送風機が前記請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載
の電動送風機であることを特徴とするものである。
【0017】この請求項8の発明においては、請求項1
〜7のうちのいずれかの電動送風機を採用したことによ
り、この送風機の送風機効率の向上に伴って吸込み能力
を向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0019】キャニスタ型の電気掃除機を例示する図1
中符号1は掃除機本体であり、その前側下面には図示し
ないキャスタが取付けられているとともに、後側下部に
は一対の後部車輪2(一方のみ図示)が取付けられてい
る。この掃除機本体1の前部の内側空間は集塵室となっ
ており、そこに紙バッグ等の集塵用のフィルタ3が収容
されている。掃除機本体1の前部上側壁をなす蓋体4は
集塵室を上側から開閉するものであり、この蓋体4を開
いた状態でフィルタ3が着脱されるようになっている。
【0020】掃除機本体1の前端面には集塵室に連通す
る吸塵口5が設けられ、この口5には吸塵ホース6の一
端部に設けられた接続管7が着脱可能に差込み接続され
る。吸塵ホース6の他端部には操作ハンドル8が設けら
れ、このハンドル8には後述の電動送風機の運転を制御
するために各種の操作スイッチ9が設けられている。操
作ハンドル8には延長管10等を介して図示しない吸込
み口体が着脱可能に差込み接続され、これら互いに連通
する吸込み口体、延長管10、吸塵ホース6等を通って
塵埃を含んだ空気が吸塵口5に吸込まれるようになって
いる。
【0021】掃除機本体1の後部には電動送風機11が
内蔵されている。この送風機11が運転されるに伴い、
前記のように塵埃を含んだ空気が吸塵口5に吸込まれ
て、この空気が電動送風機11の上流側に配置された前
記フィルタ3に通されるので、フィルタ3で塵埃を捕捉
し、それによって床面等を掃除することができる。な
お、図1中12は起倒可能に掃除機本体1の上面に取付
けられた持ち運び用のハンドルである。
【0022】次に、図2〜図5を参照して電動送風機1
1の構成について説明する。この送風機11は、電動機
ケース15と、ファン16と、ファンカバー17と、デ
ィフューザ18と、排出口19とを具備している。
【0023】図3に示すように金属製の電動機ケース1
5は、ケース本体21にケース端面板22を連結して形
成されている。図3及び図4に示すようにケース本体2
1は、一端面が開口されるとともにこの開口と対向する
他端に底壁を有した円筒形の本体主部23と、一端開口
縁部24とを有している。本体主部23の底壁側には径
方向に向い合うように一対のケース排気口25が開けら
れているとともに、これら排気口25間において夫々ブ
ラシ装置26が径方向に挿通して取付けられている。
【0024】一端開口縁部24は、ケース本体21の一
端開口縁から外側に向けて一体に張り出した環状平面部
27と、この平面部27の先端から本体主部23と平行
に前記底壁側に向けて折り曲げられた短い円筒部28
と、この円筒部28の先端から外側に向けて折り曲げら
れた外周突部29とから形成されている。平面形状が略
帯板状の前記ケース端面板22は、その両端部を環状平
面部27に固定して前記一端開口を横切って設けられて
おり、長手方向中央部には軸受30が取付けられてい
る。この軸受30と対応してケース本体21の前記底壁
中央部にも軸受31が取付けられている。
【0025】前記構成のケース本体21内には、軸方向
から見た外形形状が略四角形をなす固定子鉄心に固定子
巻線を取付けた固定子41が収容されているとともに、
この固定子41の内側に配置される回転子42が収容さ
れている。固定子41はその固定子鉄心の四隅を本体主
部23の内周面に圧接させて収容され、それにより、本
体主部23の内周面とこれに対向する固定子鉄心の外面
との間に夫々ケース内風路43(図3に一つのみ示
す。)が形成されている。これらケース内風路43は、
その上流側において前記一端開口に連通し、下流側にお
いて前記ケース排気口25に連通されている。
【0026】回転子41が備える回転子軸44は、前記
軸受30、31に回転自在に支持されているとともに、
ケース端面板22を貫通して電動機ケース15外に突出
されている。この回転子軸44の軸受31側には整流子
45が取付けられている。整流子45の周面には前記ブ
ラシ装置26が有するカーボンブラシ26aが弾性的に
押付け保持されている。前記電動機ケース15、ブラシ
装置26、固定子41、回転子42、及び整流子45等
は、電動機部を形成している。
【0027】図3及び図4に示されるように電動機ケー
ス15外において回転子軸44には、この軸44に螺合
されるナット46を介して遠心型の金属製ファン16が
取付けられている。ファン16は、回転子軸44に固定
された円板形状のベースプレート48と、中央部に吸込
み口49aを有した笠状のカバープレート49とを、複
数枚の円弧状ブレード50で連結して形成されている。
ファン16の外周部は風の吐出し口16aをなしてい
る。このファン16と前記ケース内風路43との間には
合成樹脂製のディフューザ18が配置されており、これ
らファン16及びディフューザ18を覆って金属製のフ
ァンカバー17が電動機ケース15に取付けられてい
る。前記吸込み口49aと接近して対向する吸気口17
cを有してカップ状をなすファンカバー17は、その吸
気口17cを設けた側とは反対側の開口縁部17dを前
記外周突部29の先端面に圧入気味に嵌合することによ
り取付けられている。
【0028】図3〜図5に示されるようにディフューザ
18は、前記ベースプレート48の裏面に接近して設け
られるディフューザベース51の一面に複数の第1ディ
フューザ通路52を設け、他面に複数の第2ディフュー
ザ通路53を設けている。ディフューザベース51は、
前記ベースプレート48よりも大径であって、その外周
端はファンカバー17の筒部の内周面17aに接近さ
れ、かつ、中央に形成した凹部は前記ケース端面板22
にねじ止めされている。もちろん、前記凹部には回転子
軸44が貫通されている。
【0029】図4に示されるように各第1ディフューザ
通路52は、ディフューザベース51の周部におけるフ
ァン16側の面に一体に突設された複数枚の円弧状の第
1ディフューザ羽根54相互間に夫々形成されていて、
ファン16の周囲を囲んで設けられている。各第1ディ
フューザ羽根54はファンカバー17の内周面17aに
直角に連なった環状肩部17bの内面に当接されてい
る。各ディフューザ通路52の入口はファン16の前記
吹出し口16aに接近して対向され、この入口よりも広
がった出口はファンカバー17の内周面に接近して対向
されている。
【0030】図5等に示されるように各第2ディフュー
ザ通路53は、ディフューザベース51における電動機
ケース15側の面に一体に突設された複数枚の円弧状の
第2ディフューザ羽根55相互間に夫々形成されてい
て、これらの羽根55の入口側部分は前記環状平面部2
7に当接されている。第2ディフューザ通路53の入口
もファンカバー17の内周面17aに接近して対向さ
れ、この入口はそれへの風の流れ込み方向における上流
側から下流側に向けて次第に広く形成されている。な
お、便宜上図4及び図5中符号Aで上流側入口部分の領
域長さを示し、同図中Bで下流側入口部分の領域長さを
示す。又、第2ディフューザ通路53の出口側は前記ケ
ース本体21の一端開口に対向している。
【0031】図3に示されるように第1ディフューザ通
路52の出口と第2ディフューザ通路53の入口とこれ
らに接近したファンカバー17の内周面17aとの間の
風路は、風の方向変換部56をなしている。方向変換部
56の風路容積は小さく、又、第1ディフューザ通路5
2の出口から方向変換部56を経由して第2ディフュー
ザ通路53の入口へと至る風の流れの曲りは急激であ
る。
【0032】次に、前記排出口19について説明する。
この排出口19は、第1ディフューザ通路52の出口か
ら方向変換部56を経由して第2ディフューザ通路53
の入口へと至る風の一部を電動機ケース15の外部に逃
がすために設けたもので、図3及び図4等に示されるよ
うに前記外周突部29に所定間隔毎に設けた切欠き57
と、ファンカバー17の開口縁部17dとで形成されて
いる。各切欠き57は外周突部29の周方向に延びて設
けられているので、各排出口19は図2(B)に示され
るようにファンカバー17の内周面17aに沿って延び
る細長い孔をなしている。各排出口19は第2ディフュ
ーザ通路53の数と同数設けられているととともに、前
記符号Aで示した上流側入口部分に対応して設けられて
いる。
【0033】前記構成の電動送風機11を掃除機本体1
内に組込むにあたり、この送風機11には図2(A)に
示されるように気密保持用のゴム61と、サポートゴム
62、63が取付けられるとともに、合成樹脂の排気カ
バー64が取付けられる。ゴム61は、リング形であっ
てファンカバー17の開口縁部17d側の外周面に嵌合
して接着剤で固定されている。サポートゴム62は、前
記ゴム61よりも幅が広く、ファンカバー17の環状肩
部17aの外面から前記嵌合縁部49の外面にわたって
嵌合されていて、前記ゴム61を覆い隠している。サポ
ートゴム62とファンカバー17との間の気密は主とし
て前記ゴム61により実現されている。なお、62aは
前記吸気口17cを露出させるためにサポートゴム62
に設けた開口である。他のサポートゴム63は前記本体
主部23の底壁外面に嵌合されている。そして、電動送
風機11はそのサポートゴム62、63を掃除機本体1
内の図示しない支持リブに支持させて防振的に掃除機本
体1に内蔵されている。
【0034】前記排気カバー64は、カップ状に形成さ
れていて、その開口縁部をサポートゴム62に密に嵌合
させて取付けられている。この嵌合により、サポートゴ
ム62と排気カバー64との間の気密が保持されてい
る。排気カバー64は電動機ケース15を覆い隠してい
るとともに、その底壁にサポートゴム63が被さった部
分を突出させる孔64aを有している。図2(B)に示
されるように排気カバー64の内側にはその周壁に沿う
ように並んで前記各排出口19が臨んでおり、したがっ
て、排気カバー64の内部空間を介して各排出口19と
前記ケース排気口25とは連通されている。なお、図示
の排気カバー64は円筒形であるが、これに制約される
ものではなく、掃除機本体1の内部構造、例えば電動送
風機11の側方に隣接してコードリールを配置する場合
には、このリールの配置スペースを確保するためにリー
ルの一部を逃げる凹みを設ける等適宜な形状変更が可能
であるとともに、図示のような独立した排気カバーに代
えて掃除機本体の一部に排気カバー相当部を設けて実施
することもできる。
【0035】排気カバー64の周壁には例えば2個のカ
バー排気口65が開けられている。これら排気口65は
前記ケース排気口25に対して排気カバー64の径方向
に直接対向することなく周方向にずれた位置に設けられ
ている。カバー排気口65の総面積は排気カバー64の
周壁の半周分以下とすると良い。取分け、カバー排気口
65の数を一つとすることは、ケース排気口25からカ
バー排気口65に至る風路長さを長く確保できる点で優
れている。
【0036】前記電動送風機11を動作させると、その
回転子42の回転とともにファン16が回転されるか
ら、このファン16はその吸込み口49aから空気を吸
込みながら周部の吐出し口16aから吐出す送風作用を
営む。この送風作用によりファン16から吐出された風
は、入口から出口に至るにしたがって次第に風路断面積
が大きくなっている第1ディフューザ通路52を通って
ファンカバー17の内周面17aに向けて導かれる。そ
して、第1ディフューザ通路52の出口から出た風は、
風路容積が小さな方向変換部56においてファンカバー
17の内周面17aに沿って流動しながら、急激に流れ
方向を変えて図4中矢印Dに示すように第2ディフュー
ザ通路53の入口に流入して、この通路53を通って回
転子軸44方向(求心方向)に流動しながら電動機ケー
ス15のケース内風路43に向けて導かれる。こうして
ケース内風路43を通る風は固定子41等を空冷した後
に、前記風路43の下流位置にあるケース排気口25を
通って電動機ケース15の外部に排出される。
【0037】このように電動機ケース15内を通る風の
流れが生起されることによって、塵埃を含んだ空気が、
図示しない吸込み口体から延長管10及び吸塵ホース6
を経て掃除機本体1の吸塵口5から集塵室内に吸込ま
れ、この塵埃を含んだ空気はフィルタ3に通される。フ
ィルタ3を通過した空気はファンカバー17の吸気口1
7cを通してファン16に吸込まれる。したがって、こ
の電気掃除機は、フィルタ3により塵埃を捕捉して、床
等を掃除することができる。
【0038】ところで、ファン16を取り巻く第1ディ
フューザ通路52がある関係で、既述のように前記方向
変換部56の風路容積は小さく、かつ、ここでの風の曲
り方が急激であるに拘らず、この方向変換部56での風
損を小さくできる。
【0039】すなわち、電動機ケース15が備える一端
開口縁部24の外周突部29に、方向変換部56に臨む
複数の排出口19を設けたから、図4中矢印Dに示され
るように方向変換して第2ディフューザ通路53の入口
に流入しようとする風の一部は、前記ケース内風路43
を通ることなく、図4中矢印Eに示すように複数の排出
口19を通って前記一端開口縁部24の裏面側に排出さ
れる。こうした排気により、方向変換部56での余剰静
圧を電動機ケース15外に逃がして、方向変換部24の
静圧を下げることができるので、方向変換部56での損
失を少なくできる。したがって、ファン効率を向上でき
るため、このファン効率にモータ効率を乗じた値であら
わされる送風機効率を向上できる。
【0040】しかも、前記のように余剰静圧を逃がす複
数の排出口19をファンカバー17の内周面17aに沿
って延びる細長い孔で形成したから、各排出口19の面
積を大きく確保して、より効果的に余剰静圧を逃がすこ
とができる。更に、これら排出口19の数が第2ディフ
ューザ通路53と同じであるので、各ディフューザ通路
53の入口側において夫々対応した排出口19から余剰
静圧を逃がすことができる。そのため、各第2ディフュ
ーザ通路53の入口側の静圧のばらつきが防止されるに
伴い、各第2ディフューザ通路53を通る風の圧力のば
らつきを少なくできるので、これら通路53からケース
内風路43へ風が流入する際に乱流を生じることを抑制
でき、円滑に風を送り込むことができる。
【0041】その上、前記のようのディフューザ18を
用いる構成においては、第2ディフューザ通路53の入
口における上流側入口部分が前記方向変換部56の中で
最も狭く、それ故に静圧が上がり易い部分であるが、こ
の上流側入口部分に複数の排出口19を夫々対応させて
設けて、これらを通して風を外部に流出させ前記上流側
入口部分から余剰静圧を逃がすので、前記方向変換部5
6の静圧の上昇を抑制する効果をより高めることができ
る。ちなみに、前記上流側入口部分ではなくこれの下流
側に連続する下流側入口部分に排出口19を対応させて
設け、そこから余剰静圧を逃がす場合にも、方向変換部
56の静圧を下げることは可能であるが、前記上流側入
口部分での静圧が大きく下がりずらいので、方向変換部
56全体としては目標とする程度まで十分に静圧を下げ
ることができない。
【0042】更に、余剰静圧を逃す各排出口19を電送
機ケース15のうち、ケース本体21の円筒部28から
張り出した外周突部29に設けた切欠き57と、外周突
部29に嵌合したファンカバー17の開口縁部17dと
の間に形成したから、方向変換部66から排出口19に
至る距離を円筒部28の長さに応じて確保できる。その
ため、方向変換部66から排出口19に至る風の流れが
穏やかになって、この流路での損失を少なくできるか
ら、前記方向変換部56の静圧の上昇を抑制する効果を
より高めることができる。
【0043】以上のように第1ディフューザ通路52の
出口から第2ディフューザ通路54の入口に至る風の一
部を電動機ケース1外に逃がす排出口19を設けて、方
向変換部56の静圧上昇を抑制した前記構成の電動送風
機11の送風機効率は、図6のグラフに示すようにすべ
ての風量域にわたり上昇することが確かめられた。な
お、図6のグラフは、JISに規定される評価法にした
がって前記構成の電動送風機11を掃除機本体1に組込
んだ電気掃除機を用いて、その延長管10の先端でどれ
だけの風量を吸込むことができるかということ(すなわ
ち、吸込み仕事率)を測定し、この仕事率をもって送風
機効率をとして評価したものである。
【0044】前記構成の電動送風機11を備える電気掃
除機は以上のように吸込み仕事率を向上できる反面で、
排出口19を通して風の一部を電動機ケース11の外部
に排出させるので、このような排気構造を持たない電気
掃除機に比較して騒音が高くなる。ところで、一般に電
気掃除機の騒音を低下させるためには、電動送風機11
の電動機部の周囲を多孔質のスポンジや不織布、又は紙
等の排気フィルター等の消音材で囲んで、この消音材で
音を減衰させる対策が採用されている。したがって、排
出口19を有したもので消音をするためには、前記消音
材をより多く用いなければならず、掃除機本体1の大型
化やコストアップを招くと考えられる。
【0045】しかし、図2に示したように前記電動送風
機11にはその電動機部を覆って合成樹脂製の排気カバ
ー64を取付けたから、このカバー64の質量自体での
音の減衰作用の他に、以下のように排気風路が長く、か
つ、互いに異なる音の混合に伴う打ち消し作用によって
音を減衰できる。
【0046】すなわち、図2(B)中矢印F1に示すよ
うに一方のケース排気口25から流出した排気は、その
ままカバー排気口65から直接出ることなく、これら排
気口65間のカバー周壁部分64baに邪魔されてこれ
を迂回するように流動してカバー排気口65から流出さ
れるので、排気風路を長くできる。取分け、他方のカバ
ー排気口65から出た排気は、図2(B)中矢印F2に
示すように排気カバー64の内周面に沿って半周近く回
り込んでカバー排気口65から流出されるので、排気風
路をより長くできる。したがって、排気騒音を減衰でき
る。
【0047】又、ファン16に近い各排出口19から流
出する風の速度は速い。一方、第1、第2のディフュー
ザ通路52、53及び電動機ケース15内のケース内風
路43等を通ってケース排気口25から図2(B)中矢
印に示したように流出する風は、流出するまでの流路抵
抗によって速度が遅くなっているとともにその音質が変
化して、前記排出口19から出る風とは異なっている。
そして、これら互いに異なる風、つまり、排気カバー6
4の内周面に沿うように排気カバー64内に流出する風
と、ケース排気口25から図2(B)中矢印F1、F2
に示したように流出する風とが互いに排気カバー64内
で干渉するので、その混合に伴う音の打ち消し作用によ
って、排気騒音を減衰できる。
【0048】以上のように排気カバー64を使用するこ
とで排気騒音を小さくできるので、電動機部の周囲を囲
んで配置される消音材の使用量を少なくでき、それに伴
い、掃除機本体1の大型化やコストアップを抑制でき
る。
【0049】図7および図8は本発明の第2の実施の形
態を示している。この実施の形態は基本的には前記第1
の実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分に
は前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成
および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説
明する。第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる
部分は、排出口回りの構成である。
【0050】すなわち、第2の実施の形態において、電
動機ケース15の円筒部28には、これから排出口19
に連続して各排出口19の下流側に延びる延出部位28
aが形成されている。言い換えれば、円筒部28の周方
向に間隔的に延出部位28aを残しながら、外周突部2
9が切起こされている。そして、円筒部28から外側に
張り出した外周突部29の先端にファンカバー17を嵌
合して取付けることにより、このカバー17の開口縁部
17dは各延出部位28aに対向されている。これら相
対向した各延出部位28aと開口縁部17dとの間に
は、排出口19に対してその下流側に連なる流出ガイド
風路35が形成されている。なお、以上の点以外の構成
は、図7及び図8に図示されない部分を含めて前記第1
の実施の形態と同じである。
【0051】この第2の実施の形態の構成においても、
第1ディフューザ通路52の出口から第2ディフューザ
通路53の入口に至る風の一部を電動機ケース1外に逃
がす排出口19を設けて、方向変換部56の静圧上昇を
抑制できるので、前記第1の実施の形態と同じく本発明
の第1及び第2の課題を解決できる。しかも、各排出口
19に対してその下流側に連なる流出ガイド風路35を
設けたから、この風路35で排出口19を通った風を案
内して、各排出口19から風を出し易くできる。したが
って、方向変換部56の静圧上昇を一層抑制でき、電動
送風機11の送風効率をより向上できるとともに、この
電装送風機11を内蔵した電気掃除機の吸込み仕事率を
より向上できる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0053】請求項1〜6に記載の発明に係る電動送風
機によれば、第1ディフューザ通路から第2ディフュー
ザ通路に至る風の一部を複数の排出口を通して電動機ケ
ース外に逃がして、第1ディフューザ通路から第2ディ
フューザ通路に至る部分の静圧の上昇を抑制したので、
送風機効率を向上できる。
【0054】請求項7に記載の発明に係る電気掃除機に
よれば、請求項1〜6に記載の発明に係る電動送風機を
用いるから、この電動送風機の送風機効率の向上に伴
い、吸込み仕事率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電動送風機を
備えた電気掃除機の構成を示す斜視図。
【図2】(A)は各種ゴム及び排気カバーが取付けられ
た第1の実施の形態に係る電動送風機の構成を示す縦断
面図。(B)は図2(A)中Z−Z線に沿って示す断面
図。
【図3】第1の実施の形態に係る電動送風機の構成を一
部断面して示す側面図。
【図4】第1の実施の形態に係る電動送風機の構成を一
部切欠いて示す分解斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係る電動送風機が備えるデ
ィフューザの構成を第2ディフューザ通路側から見て示
す斜視図。
【図6】第1の実施の形態に係る電動送風機と従来例に
係る電動送風機の風量と送風機効率との関係を比較して
示すグラフ。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る電動送風機の
一部の構造を示す断面図。
【図8】第2の実施の形態に係る電動送風機の電動機ケ
ースをこれに取付けられたディフューザと共に示す斜視
図。
【符号の説明】
1…掃除機本体、 3…フィルタ、 5…吸塵口、 11…電動送風機、 15…電動機ケース、 16…ファン、 16a…ファンの吐出し口、 17…ファンカバー、 17a…ファンカバーの内周面、 17d…ファンカバーの開口縁部、 18…ディフューザ、 19…排出口、 24…電動機ケースの一端開口部、 25…ケース排気口、 27…環状平面部(一端開口部)、 28…円筒部(一端開口部)、 28a…円筒部の延出部位、 29…外周突部、 35…流出ガイド部、 41…固定子、 42…回転子、 43…ケース内風路、 44…回転子軸、 51…ディフューザベース、 52…第1ディフューザ通路、 53…第2ディフューザ通路、 56…方向変換部、 57…切欠き、 64…排気カバー、 65…カバー排気口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F04D 29/70 F04D 29/70 L

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子及び回転子を収容した電動機ケース
    から突出された回転子軸に取付けた遠心型のファンと前
    記電動機ケースが有するケース内風路との間にディフュ
    ーザを配置し、このディフューザ及び前記ファンを覆っ
    て前記電動機ケースにファンカバーを取付け、かつ、前
    記ディフューザが、ディフューザベースの一面に前記フ
    ァンを取囲んでこのファンから吐出される風を前記ファ
    ンカバーの内周面方向に導く複数の第1ディフューザ通
    路を有し、前記ディフューザベースの他面に前記第1デ
    ィフューザ通路を通って送り出された風を前記ケース内
    風路に導く複数の第2ディフューザ通路を有してなる電
    動送風機において、 前記第1ディフューザ通路から前記第2ディフューザ通
    路に至る風の一部を前記電動機ケースの外部に逃がす複
    数の排出口を備えることを特徴とする電動送風機。
  2. 【請求項2】前記各排出口を前記ファンカバーの内周面
    に沿って延びる細長い孔で形成したことを特徴とする請
    求項1に記載の電動送風機。
  3. 【請求項3】前記電動機ケースがその一端開口縁部に形
    成された円筒部から軸方向に延びる複数の延出部位を有
    し、これら延出部位と対向する前記ファンカバーの開口
    縁部との間に、前記各排出口に対してその下流側に連な
    る流出ガイド風路を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の電動送風機。
  4. 【請求項4】前記各排出口を、前記電動機ケースの一端
    開口縁部に形成された円筒部から外側に張り出した外周
    突部に設けた切欠きと、前記外周突部に嵌合された前記
    ファンカバーの開口縁部とで形成したことを特徴とする
    請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の電動送風
    機。
  5. 【請求項5】前記排出口を前記第2ディフューザ通路の
    数と同数設けたことを特徴とする請求項1〜4のうちの
    いずれか一項に記載の電動送風機。
  6. 【請求項6】前記各排出口を前記第2ディフューザ通路
    の入口に対する風の流れ込み方向における上流側入口部
    分に対応させて設けたことを特徴とする請求項5に記載
    の電動送風機。
  7. 【請求項7】前記電動機ケースの外側にこのケースを覆
    う排気カバーを設け、前記ケース内風路の下流側に位置
    して前記電動機ケースに設けられたケース排気口及び前
    記各排出口と前記排気カバーの内部とを連通させるとと
    もに、前記排気カバーの周壁にカバー排気口を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記
    載の電動送風機。
  8. 【請求項8】掃除機本体に電動送風機とこの送風機より
    上流側に配置されるフィルタとを内蔵し、前記電動送風
    機の動作により前記掃除機本体の吸塵口から空気を吸込
    んで、この吸込んだ空気を前記フィルタに通し塵埃を捕
    捉して掃除を行なう電気掃除機において、前記電動送風
    機が前記請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の電
    動送風機であることを特徴とする電気掃除機。
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