JP3331878B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3331878B2
JP3331878B2 JP22971396A JP22971396A JP3331878B2 JP 3331878 B2 JP3331878 B2 JP 3331878B2 JP 22971396 A JP22971396 A JP 22971396A JP 22971396 A JP22971396 A JP 22971396A JP 3331878 B2 JP3331878 B2 JP 3331878B2
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繁則 佐藤
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一浩 阿子嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心羽根車を有す
る電動送風機を用いた電気掃除機に係り、特に、小型軽
量化及び高出力化するに好適な電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機用の電動送風機として
は、特開平3−23400号公報に開示されているもの
がある。送風機部のディフューザとリターンが一体とな
った流路構造をしているエアガイドのベーンの間に補助
ベーンを設けている。この補助ベーンの上流側の先端部
は、ベーンの重なり部の前に置かれている。また、補助
ベーンの板厚は上流側で大きい。
【0003】また、特開昭61−207898号公報に
開示されているものでは、同様に、エアガイド方式であ
るが、補助ベーン(外ガイド壁)の上流側の先端部がベ
ーンと接触し、下流側の先端部がベーンとは別に成るよ
うに補助ベーンが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
によると、ディフューザ部の重なり部の前方(半開部)
に補助ベーンが伸びているために、ディフューザ部の圧
力回復に影響の大きい半開部が二つに分けられ、かつ短
くなる。従って、重なり部の始めの流速の速いところ
で、流速がより高くなり摩擦損失などが大きくなる原因
となっていた。また、半開部が短いので、半開部で急激
な減速が必要と成るため、流れが乱れやすくなり、乱れ
による損失が大きくなっていた。また、ディフューザ部
のガイド壁が内ガイド壁と外ガイド壁とで構成され、そ
の先端が一体化しているものでは、減速を適当にするに
は、送風機の外径を大きくする必要があった。
【0005】さらに、掃除機の小型・軽量化の要望が高
まるにつれ、電動送風機も小型・高効率化が必要となっ
てきているが、十分に対策がなされていないのが現状で
あった。
【0006】したがって、本発明の目的は、電動送風機
効率すなわち掃除機の吸込仕事率を向上し、かつ、低騒
音化に結び付く電気掃除機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、電動送風
機及び集塵部を有する掃除機本体と、被清掃面への開口
を有する吸口と、掃除機本体及び吸口を結ぶ管路とを備
え、前記電動送風機によって、前記吸口の室内から前記
集塵部に空気を吸引する電気掃除機において、前記電動
送風機は、電動機と、この電動機の回転軸と同軸の遠心
羽根車と、前記電動機及び遠心羽根車の外周側に、ディ
フューザベーンを持つディフューザと、仕切板を介して
反ディフューザ側にリターンガイドベーンを有するリタ
−ンと、前記遠心羽根車及びディフューザを内包するフ
ァンケーシングとを具備してなり、前記ディフューザ
は、前記ファンケーシングとの間に、ディフューザベー
ン側からリターンガイドベーン側への流路となる環状の
隙間を有するように構成されると共に、隣接するディフ
ューザベーン間に小ベーンを備え、前記小ベーンは、上
流側の端部を、隣接するディフューザベーンが形成する
翼間流路両側のディフューザベーンの重なり部の半分よ
り下流側に持ち、かつ、前記小ベーンの板厚は後方に行
くに従って厚くすることによって達成される。
【0008】また、上記目的は、電動送風機及び集塵部
を有する掃除機本体と、被清掃面への開口を有する吸口
と、掃除機本体及び吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動
送風機によって、前記吸口の室内から前記集塵部に空気
を吸引する電気掃除機において、前記電動送風機は、電
動機と、この電動機の回転軸と同軸の遠心羽根車と、前
記電動機及び遠心羽根車の外周側に、ディフューザベー
ンを持つディフューザと、仕切板を介して反ディフュー
ザ側にリターンガイドベーンを有するリタ−ンと、前記
遠心羽根車及びディフューザを内包するファンケーシン
グとを具備してなり、前記ディフューザは、前記ファン
ケーシングとの間に、ディフューザベーン側からリター
ンガイドベーン側への流路となる環状の隙間を有するよ
うに構成されると共に、隣接するディフューザベーン間
に小ベーンを備え、隣接するディフューザベーンの重な
り部における前記ディフューザベーン間隔の拡大角を下
流にいくに従い大きくし、前記小ベーンは、前記拡大角
において、部分的な拡大角が12度以上の位置に、上流
側の端部を持つようにすることによって達成される。
【0009】また、上記目的は、電動送風機及び集塵部
を有する掃除機本体と、被清掃面への開口を有する吸口
と、掃除機本体及び吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動
送風機によって、前記吸口の室内から前記集塵部に空気
を吸引する電気掃除機において、前記電動送風機は、電
動機と、この電動機の回転軸と同軸の遠心羽根車と、前
記電動機及び遠心羽根車の外周側に、ディフューザベー
ンを持つディフューザと、仕切板を介して反ディフュー
ザ側にリターンガイドベーンを有するリタ−ンと、前記
遠心羽根車及びディフューザを内包するファンケーシン
グとを具備してなり、前記ディフューザは、前記ファン
ケーシングとの間に、ディフューザベーン側からリター
ンガイドベーン側への流路となる環状の隙間を有するよ
うに構成されると共に、隣接するディフューザベーン間
に小ベーンを備え、隣接するディフューザベーンの重な
り部における前記ディフューザベーン間隔の拡大角を下
流にいくに従い大きくし、前記小ベーンは、前記拡大角
において、部分的な拡大角が12度以上の位置に、上流
側の端部を持ち、かつ、前記小ベーンの板厚は後方に行
くに従って厚くなるようにすることによって達成され
る。
【0010】また、上記目的は、電動送風機及び集塵部
を有する掃除機本体と、被清掃面への開口を有する吸口
と、掃除機本体及び吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動
送風機によって、前記吸口の室内から前記集塵部に空気
を吸引する電気掃除機において、前記電動送風機は、電
動機と、この電動機の回転軸と同軸の遠心羽根車と、前
記電動機及び遠心羽根車の外周側に、ディフューザベー
ンを持つディフューザと、仕切板を介して反ディフュー
ザ側にリターンガイドベーンを有するリタ−ンと、前記
遠心羽根車及びディフューザを内包するファンケーシン
グとを具備してなり、前記ディフューザは、前記ファン
ケーシングとの間に、ディフューザベーン側からリター
ンガイドベーン側への流路となる環状の隙間を有するよ
うに構成されると共に、隣接するディフューザベーン間
に小ベーンを備え、前記小ベーンは、上流側の端部を、
隣接するディフューザベーンが形成する翼間流路両側の
ディフューザベーンの重なり部の半分より下流側に持
ち、さらに前記小ベーンは、少なくとも4つ有すると共
に、少なくとも2つが前記ディフューザベーン間で隣り
合い、かつ前記ディフューザの円周上でほぼ対向する位
置関係に設けられたことによって達成される。
【0011】
【0012】上記の電気掃除機によれば、ディフューザ
ベーン間流路に小ベーンを配置しているので、重なり部
の途中から小ベーンによって、2つの重なり部が形成で
き、これによって、元々のディフューザベーンの重なり
部での流れの偏流を抑制でき、小ベーンを挟む重なり部
での流速の増大を抑えることができ、下流の曲り損失を
小さくできる。
【0013】また、小ベーンにより、ディフューザの流
れ方向の重なり長さを分割できるので、それぞれの重な
り長さを短く出来、重なり部に形成される共鳴周波数を
高く出来るので、羽根車とディフューザの干渉によって
生じる羽根音(羽根車のベーンの数と羽根車の回転数の
関の周波数を持つ純音性の音)との共鳴を高い周波数に
移行できるので、耳に付きにくくなる。
【0014】また、小ベーンは入口の厚みを小さくして
あるので、流れの衝突損失を小さく出来る。
【0015】さらに、もともとのディフューザベーンの
部分拡大角を途中から12度以上にして、そこに小ベー
ンを設けることにより、小ベーンの両隣の重なり部での
部分拡大角を適切の値に設定できるので、減速損失を抑
制できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明による実施例について
図面を参照し説明する。
【0017】まず、図面について説明する。図1は、本
発明による一実施例の電気掃除機に用いる電動送風機の
ディフューザの平面図、図2は図1のディフューザのA
部拡大平面図、図3はディフューザの部分拡大角の説明
図である。図6は本発明による一実施例の電気掃除機に
用いる電動送風機の縦断面図である。図7は、本発明に
よる一実施例の電気掃除機の外観斜視図である。図8
は、図7の電気掃除機における掃除機本体の縦断側面図
である。
【0018】電気掃除機は、図7に示すように、電動送
風機および集塵フィルタを内蔵する電気掃除機本体20
1に、遠隔操作のための赤外線受光部202が設置さ
れ、この電気掃除機本体201に回転自在に接続された
ホース203の先端に設けられたホース手元部204
に、延長管205を介して吸口206が取り付けられて
いる。ホース手元部204は、電気掃除機本体201内
の電動送風機を制御するためのスイッチ操作部207
と、制御信号を赤外線信号の形で赤外線受光部202に
伝達する赤外線発光部208、209とを備える。
【0019】また、電気掃除機本体201は、図8に示
すように、下ケース301、上ケース302及び集塵蓋
303により外郭が構成される。集塵蓋303には吸込
口304が形成され、その内側には、前記吸込口304
に接合される集塵袋305を収容する集塵室306が形
成されている。集塵室306の後方には、電動送風機室
307が後続し、電動送風機308が収納されている。
この電動送風機308の吸気側は、補助フィルタを30
9を介して集塵室306と連通している。電動送風機3
08の排気側は、排気室及び排気フィルタを介して排気
口310から外部へ開放される。
【0020】次に、図6を参照して電動送風機308に
ついて説明する。この電動送風機308は、送風機1と
電動機2に大別される。
【0021】送風機1は、遠心羽根車12と、該遠心羽
根車12を両側から挟んで収納するファンケーシング1
3及びディフューザ10とを含み構成される。
【0022】電動機2は、ハウジング3及びステー9か
ら成り、該ハウジング3内に収納される回転軸4を有す
るロータ5及びステータコイル6が巻装されたステータ
7とを含み構成される。ハウジング3は、その開口縁に
外側に向けてはり出す環状平面部3aを一体に設けた深
いカップ状に形成され、反対側の中央に形成した軸受保
持部3bに、前記回転軸4の一端を軸支する軸受8aが
設けられる。また、このハウジング3の端面部側の外周
部には排気口3cが形成されている。そして、このハウ
ジング3の開放端側にはステー9が取り付けられ、前記
送風機1と当該電動機2が接続される。
【0023】また、ステー9は金属のプレス成形品であ
り、その中央部に軸受保持部9aを形成し、端部を上記
環状平面部3aに固定して取付られている。そして、こ
のステー9の側縁と環状平面部3aの内周縁とで形成さ
れる略扇形開口部分は、送風機1からの空気を電動機2
内へ導入するための吸気口9cとなっている。軸受保持
部9aには、回転軸4の他端を軸支する軸受8bが設け
られる。一方、このステー9と環状平面部3aの上方に
は、吸気口9cに連なるディフューザ10が配設され、
その上流側にはナット11によって回転軸4の端部に固
定された遠心型羽根車12が配設される。そして、ディ
フューザ10及び遠心型羽根車12は、ハウジング3の
環状平面部3aの外周に密封連結するように圧入固定さ
れたファンケーシング13で覆われる。
【0024】なお、ファンケーシング13の中央、すな
わち軸心近傍に位置する吸込口13bに、該吸込口13
bの上流から下流へ流れる空気が、遠心羽根車12に円
滑に吸い込まれるよう該空気を導くための、気流ガイド
13aが設けられている。この気流ガイド13aは、そ
の断面形状が円弧状となるように形成され、円弧の内側
には前記遠心羽根車12の側板の中央に形成された入口
部に摺接するシール部材14を装着して吸込口部の気密
を保つようにしている。
【0025】前記遠心羽根車12は、8枚のブレード1
7を側板18と主板19の間に放射状に配列して構成さ
れる。各ブレードの両側には側板18と主板19と結合
するための爪が形成されており、側板18と主板19に
設けられた角穴に前記爪を勘合して加締めることにより
それぞれが結合される。
【0026】ディフューザ10は、遠心羽根車12の外
周延長上に形成された13枚のディフューザ翼10a
と、その背面側に形成されたリターンガイド10bと共
に、仕切板15と一体に成形されており、リターンガイ
ド10bはハウジング3の環状平面部3aと共に空気流
を前記吸気口9cまで導く、戻り案内通路を形成する。
【0027】また、ディフューザベーン及びリターンガ
イドベーンは、仕切板15の平面内においてディフュー
ザの外周側に凸となる面と凹となる面とを持つように形
成されており、凸側がディフューザの外周側に、凹側が
ディフューザの内周側に向くように構成されている。
【0028】次に、電動送風機308内における空気の
流れを説明する。電動機2を駆動して遠心羽根車12を
回転させると吸込口13bからファンケーシング13内
へ空気が流入する。このとき、気流ガイド13aは、遠
心羽根車12に流入する空気流を整流する。遠心羽根車
12から吐出された空気流はディフューザベーン10a
の間を通過し、ディフューザ10の外周とファンケーシ
ング13の内周との環状の隙間部16において180度
方向転換し、さらに、リターンガイド10bを通過した
後に、吸気口9cを通ってハウジング3へ導入される。
ハウジング3内へ導入された空気は、ロータ5を冷却す
ると共にステータ7とハウジング3の内面の間に形成さ
れた排気通路18を通り、ステータコイル6を冷却して
排気口3cから外部へ排出される。
【0029】上記のような構成の電動送風機を用いた電
気掃除機についての実施例の詳細について、図1から図
3を用いて説明する。
【0030】図1はディフューザ10を電動送風機の吸
込口の方から見た図を示している。ディフューザベーン
10aはリターンガイドベーン10bとともに、仕切板
15と一体に成形されている。仕切板15の外周形状は
ディフューザの隣り合うベーン10a間で形成される翼
間流路17の終端近傍17aから後方を、ディフューザ
最外径をつなぐ仮想線とベーン10aの外側形状とリタ
ーンガイドベーン10bの外側形状に沿って開口部Aを
形成している。また、ディフューザベーン10aは13
枚でリターンガイドベーン10bが8枚で構成されてい
るので、開口部Aの形状は全て同じではなく、例えば開
口部Bのように開口部形状が極端に異なっている部分も
ある。
【0031】また、ディフューザのベーン31と32の
間に小ベーン3を配置している。この小ベーンはディ
フューザ10の全てのベーン間に設けている。このC部
の拡大図を図2に示す。ディフューザベーン31、32
及び小ベーン33とで形成される流路の流れを矢印で示
す。羽根車からの流れはディフューザ10の半開部38
で減速された後に、ディフューザベーン31、32で形
成される重なり部34で更に減速される。その後、ディ
フューザベーン31と小ベーン33とで形成される重な
り部36、及びディフューザベーン32と小ベーン33
とで形成される重なり部35の二つの流路に分かれ、そ
れぞれの重なり部が35、36が上流から下流に行くに
従って幅が広くなっているので、それぞれの重なり部3
5、36で減速された後に下流側に流出する。この小ベ
ーンの上流側先端部33aはディフューザベーン31、
32で形成される重なり部の半分より下流側に設けら
れ、また、重なり部の部分拡大角が12.5度の位置に
小ベーン33の先端部33aがある。この小ベーンは上
流側の先端部33aの板厚が0.6mmで、下流側の先
端部33bが1.2mmであり、板厚は上流から下流側
に向けて一様に変化している。また、小ベーン33の先
端部33aには半径0.3mmの丸みが設けられてい
る。なお、本実施例では、小ベーン33は直線状にして
いるが、ディフューザベーン31、32のそりが大きい
場合には、円弧状にしても良い。
【0032】ディフューザベーン31、32で形成され
る重なり部とは、両ベーン間に形成される翼間流路に相
当し、この翼間流路は、ディフューザベーン31及び3
2と、ディフューザベーン31の外周側端部からディフ
ューザベーン32の外周面に引いた垂線と、ディフュー
ザベーン32の内周側端部からディフューザベーン31
の内周面に引いた垂線とに囲まれた範囲である。
【0033】ここで部分拡大角の説明を図3を用いて行
う。ディフューザベーン41a、41bとで形成される
流路42を考える。流路42の任意の位置にディフュー
ザベーン41a、41bにそれぞれ垂直に線を引き、こ
の線の長さをW1、W2とするこのW1、W2はそれぞ
れの位置での流路42の幅を指している。この線間の長
さをLとすると部分拡大角θは式1となる。
【0034】 θ=2・atan((W2-W1)/(2・L) (式1) ディフューザでは一般にこの拡大角は入口部では小さ
く、順に下流に行くに従って大きくなるように形成され
る。この拡大角が大きいと、短い流路で減速を大きく取
れるので、摩擦損失が小さく出来るが、減速の割合が大
きくなるので、減速する際の損失が大きくなる。また、
流路42の内部の流れは矢印のようになる。重なり部よ
り少し下流側では、流れはディフューザベーン41a側
に偏り、重なり部の出口側ではディフューザベーン41
b側に偏る。ここでは図示していないが、小ベーン33
の働きは、この偏りを持った流れを矯正し、均一化する
ことにより、速度の速い部分の速度を低下させ損失を低
減することにある。
【0035】本実施例特有の効果は次の様になる。
【0036】ディフューザのベーン間の重なり長さを短
くすることにより、共鳴周波数を大きく出来るので、羽
根音を耳に付きにくくすることが出来る。電気掃除機の
場合には、電動送風機の回転数が、ゴミがたまってくる
と高くなるなど、ゴミの集積量によって異なり、また、
運転モードが何種類も設けられるのが通例であるので、
回転数が倍半分は動く。一方、羽根音は羽根車のベーン
の数と回転数の関を基本次とし、その整数倍の周波数成
分があらわれるので、全ての運転範囲を考えると、その
発生量を減らすか、共鳴周波数を耳に付きにくくするこ
とが必要である。この実施例ではこの共鳴周波数を高く
出来る。例えば、本実施例の場合には、小ベーンの無い
場合の共鳴周波数が約6000Hzであったものが、約
8000Hzとなり、耳に付きにくくなっている。
【0037】また、重なりの半分より下流側に小ベーン
の上流側の先端部を設けることにより、ディフューザベ
ーン間の流路に出来る偏流を抑えることが出来、速度の
速い部分の速度を低下させることができ、損失を小さく
できる。
【0038】さらに、ディフューザベーンと小ベーンと
で形成される流路を上流側から下流側に行くに従って広
くすることにより、上記流路で、流れを減速させること
ができ、下流側の損失を小さくできる。
【0039】また、小ベーンは上流側で板厚が小さく、
下流側で板厚を大きくしているので、小ベーン入口での
流れの衝突による損失を小さくでき、かつ、ベーンの強
度を板厚の大きい部分で受け持つことができる。上流側
先端部に丸みを設けているので、先端部に流れがあたっ
たときの流れの剥離を抑えることができる。従って、剥
離による損失の増大を抑制できる。
【0040】また、小ベーンの板厚を下流に行くに従っ
て大きくすることにより、成形時の湯流れがスムースに
なり小ベーンの成形時の変形を抑制できる。
【0041】また、ディフューザの重なり部の下流側を
略三角状に切り欠いているので、ディフューザからリタ
ーンへの流れがスムースになり、仕切板部での流れの剥
離が抑制されるので、損失を小さくできる。
【0042】さらに、小ベーンの先端部をディフューザ
ベーンの重なり部の部分拡大角12度以上の位置に設け
ているので、部分拡大角が大きい時に発生する減速損失
の増大を抑制できる。
【0043】以上述べたように、本発明では、羽根音を
小さくでき、なおかつ、ディフューザ及び、その下流側
の損失を小さくできるので、高出力の電動送風機、電気
掃除機を提供できる。
【0044】他の実施例を図4に示す。この図はディフ
ューザ10を電動送風機の吸込口から見た図である。仕
切板15は円盤状をしていて、切り欠きは無い。ディフ
ューザベーン51、52の間には、上流側で板厚が小さ
く、下流側で板厚が大きい小ベーン53を設けている。
小ベーン53の上流側の先端部はディフューザベーンの
重なり部54の半分より下流側で、かつ、部分拡大角が
約13°の位置に設け、その下流側の先端部は仕切板1
5の直径と同じである。また、ディフューザベーン5
1、52と小ベーン53とで形成される重なり流路5
5、56は上流側で狭く、下流側で広くなるように形成
されている。
【0045】本実施例に特有な効果は次のようになる。
【0046】ディフューザのベーン間の重なり長さを短
くすることにより、共鳴周波数を大きく出来るので、羽
根音を耳に付きにくくすることが出来る。例えば、本実
施例の場合には、小ベーンの無い場合の共鳴周波数が約
6000Hzであったものが、約8000Hzとなり、
耳に付きにくくなっている。
【0047】また、重なりの半分より下流側に小ベーン
の上流側の先端部を設けることにより、ディフューザベ
ーン間の流路に出来る偏流を抑えることが出来、速度の
速い部分の速度を低下させることができ、損失を小さく
できる。
【0048】さらに、ディフューザベーンと小ベーンと
で形成される流路を上流側から下流側に行くに従って広
くすることにより、上記流路で、流れを減速させること
ができ、下流側の損失を小さくできる。特に、内周側の
通路の下流側の流路幅を大きくできるので、より流れを
減速できるので、ディフューザ下流の損失を小さくでき
る。
【0049】また、小ベーンは上流側で板厚が小さく、
下流側で板厚を大きくしているので、小ベーン入口での
流れの衝突による損失を小さくでき、かつ、ベーンの強
度を板厚の大きい部分で受け持つことができる。上流側
先端部に丸みを設けているので、先端部に流れがあたっ
たときの流れの剥離を抑えることができる。従って、剥
離による損失の増大を抑制できる。
【0050】さらに、小ベーンの先端部をディフューザ
ベーンの重なり部の部分拡大角12度以上の位置に設け
ているので、部分拡大角が大きい時に発生する減速損失
の増大を抑制できる。ディフューザで減速量を大きくと
るには、ディフューザを大きくして、拡大角を大きくし
ないでおこなう方法と、ディフューザを大きくしない
で、拡大角を大きくする方法がある。ディフューザを大
きくすると、送風機の外径が大きくなり、掃除機が大き
く重たくなってしまうので、掃除機の場合には、拡大角
を大きくする方法が選択される場合が多い。しかも、ベ
ーンが直線上でないために、入口側では拡大角が小さ
く、出口側では拡大角が大きくなってしまう。特に、デ
ィフューザでは、拡大角が12度以上では流れの減速に
伴う損失が急激に増加することが知られている。従っ
て、小羽根を取り付けることにより、拡大角を小さくで
きるので、減速に伴う損失を小さくできる。
【0051】以上述べたように、本発明では、羽根音を
小さくでき、なおかつ、ディフューザ及び、その下流側
の損失を小さくできるので、高出力の電動送風機、電気
掃除機を提供できる。
【0052】他の本発明の実施例を図5に示す。図5は
ディフューザ10を電動送風機の吸込口の方から見た図
を示している。仕切板70には三角状の切り欠き部69
が設けられている。また、この切り欠き部の形状は、デ
ィフューザベーンの間毎に異なっている。13枚のディ
フューザベーンが設けられているが、特に、ディフュー
ザベーン61と62の間に、その重なり部の半分より下
流に、上流側の先端部を持つ小ベーン64が設けられて
いる。同様にディフューザベーン62、63の間に小ベ
ーン65が、ディフューザベーン71、72の間に、小
ベーン74が、ディフューザベーン72、73の間に小
ベーン75が設けられている。以上のようにディフュー
ザには4つの小ベーンが設けられている。ディフューザ
へのこれらの小ベーンの板厚は、上流側から下流側に行
くに従って厚くなり、小ベーンの両隣に形成される重な
り部はその幅が上流側から下流側に行くに従って広くな
っている。
【0053】本実施例の効果は、ディフューザのディフ
ューザベーンの4つの翼間の流路に小ベーンを設けてい
るので、この4つの流路とその他の流路とでは流れの状
態が異なり、流路抵抗が異なるため、流量が違い、例え
ば、ディフューザベーンの重なり部に入った時の流れ角
が異なってくる。。このため、二つの流路のグループで
はディフューザベーンに流入する流れ角が異なり、ひい
ては、羽根車からの流れがディフューザベーンに衝突す
るタイミングが二つのグループで異なることになり、全
てのベーンで励起される羽根音が同位相で重ね合わされ
ないので、羽根音のレベルが小さくなる。
【0054】なお、小羽根は隣り合ったベーン間に設
け、かつ、円周上でほぼ対向する位置関係に設けてい
る。これは、モータのハウジングとステータなどで構成
される空気の流通路が円周上で対向していることに対応
している。従って、ディフューザ部での流れの偏りの分
布二つのグループに分けられ、モータ側に対称に流入す
ることが、モータの冷却が均等に行われることから好ま
しいことになる。
【0055】また、4つの流路では、共鳴周波数を高く
できるので、他の流路の共鳴周波数と変えることができ
るので、共鳴して励起される度合を抑制できるので、よ
り羽根音のレベルを下げることができる。
【0056】この実施例では、小ベーンの付いていると
ころでは、ディフューザベーン間の重なり部での偏流を
防止できるので、速度の増大を抑制できるので、流路の
通風抵抗を小さくできる。従って、この小ベーンの入っ
ている流路の流量が大きくなり、ベーンの入っていない
流路の流量が小さくなり、速度が全体として低くなるの
で、流路抵抗が低減できる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、ディフューザベーンの
間の重なり部の半分より下流側に、上流側から下流側に
向かって板厚の大きくなる小ベーンを設けることによ
り、ディフューザベーン間に生じる偏流の影響を軽減で
きるので、速度の均一化を図れるので、損失を小さくで
きる。
【0058】また、ディフューザベーンの重なり部での
共鳴周波数を小ベーンによって高い周波数に移行できる
ので、羽根音が増幅される周波数を耳に付きにくい周波
数に移行できる。
【0059】上記のディフューザをのせた送風機は、従
来の送風機に比べて効率が向上し、この送風機を搭載し
た電動送風機はその出力が格段に増加し、掃除機の吸込
仕事率が向上した電気掃除機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例のディフューザの平面図
である。
【図2】図1のディフューザのC部拡大図である。
【図3】ディフューザ部の部分拡大角の説明図である。
【図4】本発明による一実施例のディフューザの平面図
である。
【図5】本発明による一実施例のディフューザの平面図
である。
【図6】本発明による一実施例の電気掃除機に用いる電
動送風機の縦断面図である。
【図7】本発明による一実施例の電気掃除機の外観斜視
図である。
【図8】図7の電気掃除機における掃除機本体の縦断側
面図である。
【符号の説明】
1…送風機、2…電動機、3…ハウジング、10…ディ
フューザ、10a…ディフューザベーン、10b…リタ
ーンガイドベーン、12…遠心羽根車、13…ファンケ
ーシング、15…仕切板、18…排気通路、19…戻り
流路、31、32…ディフューザベーン、33…小ベー
ン、35、36…ディフューザベーンと小ベーンとで形
成される重なり部、201…電気掃除機本体、203…
ホース、205…延長管、206…吸口、301…下ケ
ース、302…上ケース、306…集塵室、307…電
動送風機室、308…電動送風機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 隆二 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 内 (72)発明者 阿子嶋 一浩 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 内 (72)発明者 常楽 文夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 内 審査官 増沢 誠一 (56)参考文献 特開 平3−23400(JP,A) 特開 平4−12200(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 F04D 29/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体
    と、被清掃面への開口を有する吸口と、掃除機本体及び
    吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前
    記吸口の室内から前記集塵部に空気を吸引する電気掃除
    機において、 前記電動送風機は、電動機と、この電動機の回転軸と同
    軸の遠心羽根車と、前記電動機及び遠心羽根車の外周側
    に、ディフューザベーンを持つディフューザと、仕切板
    を介して反ディフューザ側にリターンガイドベーンを有
    するリタ−ンと、前記遠心羽根車及びディフューザを内
    包するファンケーシングとを具備してなり、 前記ディフューザは、前記ファンケーシングとの間に、
    ディフューザベーン側からリターンガイドベーン側への
    流路となる環状の隙間を有するように構成されると共
    に、隣接するディフューザベーン間に小ベーンを備え、 前記小ベーンは、上流側の端部を、隣接するディフュー
    ザベーンが形成する翼間流路両側のディフューザベーン
    の重なり部の半分より下流側に持ち、かつ、前記小ベー
    ンの板厚は後方に行くに従って厚くなることを特徴とす
    る電気掃除機。
  2. 【請求項2】電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体
    と、被清掃面への開口を有する吸口と、掃除機本体及び
    吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前
    記吸口の室内から前記集塵部に空気を吸引する電気掃除
    機において、 前記電動送風機は、電動機と、この電動機の回転軸と同
    軸の遠心羽根車と、前記電動機及び遠心羽根車の外周側
    に、ディフューザベーンを持つディフューザと、仕切板
    を介して反ディフューザ側にリターンガイドベーンを有
    するリタ−ンと、前記遠心羽根車及びディフューザを内
    包するファンケーシングとを具備してなり、 前記ディフューザは、前記ファンケーシングとの間に、
    ディフューザベーン側からリターンガイドベーン側への
    流路となる環状の隙間を有するように構成されると共
    に、隣接するディフューザベーン間に小ベーンを備え、 隣接するディフューザベーンの重なり部における前記デ
    ィフューザベーン間隔の拡大角を下流にいくに従い大き
    くし、 前記小ベーンは、前記拡大角において、部分的な拡大角
    が12度以上の位置に、上流側の端部を持つことを特徴
    とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体
    と、被清掃面への開口を有する吸口と、掃除機本体及び
    吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前
    記吸口の室内から前記集塵部に空気を吸引する電気掃除
    機において、 前記電動送風機は、電動機と、この電動機の回転軸と同
    軸の遠心羽根車と、前記電動機及び遠心羽根車の外周側
    に、ディフューザベーンを持つディフューザと、仕切板
    を介して反ディフューザ側にリターンガイドベーンを有
    するリタ−ンと、前記遠心羽根車及びディフューザを内
    包するファンケーシングとを具備してなり、 前記ディフューザは、前記ファンケーシングとの間に、
    ディフューザベーン側からリターンガイドベーン側への
    流路となる環状の隙間を有するように構成されると共
    に、隣接するディフューザベーン間に小ベーンを備え、 隣接するディフューザベーンの重なり部における前記デ
    ィフューザベーン間隔の拡大角を下流にいくに従い大き
    くし、 前記小ベーンは、前記拡大角において、部分的な拡大角
    が12度以上の位置に、上流側の端部を持ち、かつ、前
    記小ベーンの板厚は後方に行くに従って厚くなるように
    したことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体
    と、被清掃面への開口を有する吸口と、掃除機本体及び
    吸口を結ぶ管路とを備え、前記電動送風機によって、前
    記吸口の室内から前記集塵部に空気を吸引する電気掃除
    機において、 前記電動送風機は、電動機と、この電動機の回転軸と同
    軸の遠心羽根車と、前記電動機及び遠心羽根車の外周側
    に、ディフューザベーンを持つディフューザと、仕切板
    を介して反ディフューザ側にリターンガイドベーンを有
    するリタ−ンと、前記遠心羽根車及びディフューザを内
    包するファンケーシングとを具備してなり、 前記ディフューザは、前記ファンケーシングとの間に、
    ディフューザベーン側からリターンガイドベーン側への
    流路となる環状の隙間を有するように構成されると共
    に、隣接するディフューザベーン間に小ベーンを備え、 前記小ベーンは、上流側の端部を、隣接するディフュー
    ザベーンが形成する翼間流路両側のディフューザベーン
    の重なり部の半分より下流側に持ち、 さらに前記小ベーンは、少なくとも4つ有すると共に、
    少なくとも2つが前記ディフューザベーン間で隣り合
    い、かつ前記ディフューザの円周上でほぼ対向する位置
    関係に設けられたことを特徴とする電気掃除機。
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