JPH11294014A - 後付け可能な建具枠と建具 - Google Patents

後付け可能な建具枠と建具

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JPH11294014A
JPH11294014A JP11142398A JP11142398A JPH11294014A JP H11294014 A JPH11294014 A JP H11294014A JP 11142398 A JP11142398 A JP 11142398A JP 11142398 A JP11142398 A JP 11142398A JP H11294014 A JPH11294014 A JP H11294014A
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JP
Japan
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fitting
fitting frame
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retrofitted
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JP11142398A
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Tatsuo Kitayama
辰男 北山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け位置毎に要求される大きさ、或いは形
状の制約に対して、適切に対応できる後付け可能な建具
枠と建具を提供する。 【解決手段】 幅及び長さが可変可能な鴨居2と、幅及
び長さが可変可能な敷居3と、及び幅及び長さが可変可
能な縦柱4,5とを備え、前記鴨居2、敷居3及び縦柱
4,5が取付け箇所の形状に応じて各々揃えて形成し、
襖6,7の各部の外寸法を前記鴨居2、敷居3、縦柱
4,5からなる後付け可能な建具枠1に取付け可能な大
きさに合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後付け可能な建具
枠と建具に関するものであり、特に、増改築等の場合に
も適応できる大きさ及び形状が適宜選択できる後付け可
能な建具枠と建具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建具と、その建具が建て付け
られる建具枠には、用途に応じて様々な形状、或いは大
きさのものがある。建具と建具枠は、用途に応じた形
状、大きさが予め或る程度想定できるため、規格化され
たものもある。住宅を目的とする通常の建物の新築時に
おいては、建具、建具枠として、これら規格化されたも
ののみを用いることによって完成させることができる。
特に、規格化された建具、建具枠は、工場で大量生産で
きるため、製造コストを安価にでき、建築費を低減でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、規格化された建具と建具枠は、新築時においては建
物側を建具枠に合わせるだけなので、予め建具枠の大き
さ及び形状が決定されていても使用できた。ところが、
間取りや建具の配置換えを伴う増改築においては、増改
築時に法規上撤去してはならない既存の柱、梁等の配置
による制約を受けることがあった。つまり、建具を配置
したい位置に撤去してはならない既存の柱、梁等がある
ことがあり、建具枠の形状及び大きさが制限され、規格
化された建具枠が使用できないことがあった。また、新
築時においても宅地の形状等により建具を配置したい場
所が制約され、規格化された建具枠が必ずしも使用でき
るとは限らなかった。
【0004】そこで、本発明は、取付け位置毎に要求さ
れる大きさ、或いは形状の制約に対して、適切に対応で
きる後付け可能な建具枠と建具の提供を課題とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
後付け可能な建具枠は、幅及び長さが可変可能な鴨居、
幅及び長さが可変可能な敷居、及び幅及び長さが可変可
能な縦柱が、取付け箇所の形状に応じて各々揃えられて
形成されたものである。
【0006】ここで、建具枠は、ドア枠でも、窓枠でも
よく、また、和室用でも、洋室用でもよい。
【0007】したがって、請求項1の発明の後付け可能
な建具枠によれば、取付け箇所の形状に応じて全体の高
さ、幅、長さを可変できる。
【0008】請求項2の発明にかかる後付け可能な建具
枠は、幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた大きさの
鴨居、幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた大きさの
敷居、及び幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた大き
さの縦柱を組合わせて形成されたものである。
【0009】ここで、建具枠は、ドア枠でも、窓枠でも
よく、また、和室用でも、洋室用でもよい。
【0010】したがって、請求項2の発明の後付け可能
な建具枠によれば、全体の高さ、幅、長さが取付け箇所
の形状に応じた大きさになる。
【0011】請求項3の発明にかかる後付け可能な建具
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の後付け
可能な建具枠に取付け可能な外寸法を有するものであ
る。
【0012】ここで、後付け可能な建具枠がドア枠の場
合、建て付ける建具の種類には、開き戸、アコーディオ
ン・ドア、折戸、引戸等がある。また、後付け可能な建
具枠が窓枠の場合の窓の形態には、フランス窓、両開き
窓、水平回転窓、引き違い窓、アコーディオン窓、垂直
回転窓、上げ下げ窓、ルーバー窓等がある。
【0013】したがって、請求項3の発明の後付け可能
な建具によれば、請求項1または請求項2のいずれかの
後付け可能な建具枠に取付けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて説明をする。図1の(a)は本発明の第一実施形態
である後付け可能な建具枠と建具を示す正面図、(b)
は(a)のX−X断面を示す断面図、(c)は(a)の
Y−Y断面を示す断面図である。
【0015】図1の(a)乃至(c)に示すように、本
実施形態の後付け可能な建具枠1は、建具の上側に位置
する鴨居2と、建具の下側に位置する敷居3と、前記鴨
居2、敷居3の端部を繋いぐ縦柱4,5とで構成されて
おり、全体が略長方形の開口状態の枠体となっている。
【0016】鴨居2の下面には長手方向に延び幅方向に
均等に並ぶ溝2a,2bが形成されている。同様に、敷
居3の上面にも長手方向に延び幅方向に均等に並ぶ溝3
a,3bが形成されている。鴨居2の溝2aは敷居3の
溝3aに対向し、同様に、鴨居2の溝2bは敷居3の溝
3bに対向している。
【0017】このような構成の後付け可能な建具枠1に
は、建具として2枚の互いに引き違いの襖6,7が建て
付けられている。そして、襖6,7を建て付けるには、
建て付け位置に後付け可能な建具枠1を予め取付けてお
いて、この後付け可能な建具枠1に襖6,7を引き違い
に建て付ければよい。
【0018】前記鴨居2、敷居3、縦柱4,5は、いず
れも建物の取付け位置によって制限される大きさに合わ
せて加工してある。また、襖6,7も、建物の取付け位
置毎に後付け可能な建具枠1の大きさに合わせて決定さ
れている。そのため、本実施形態の後付け可能な建具枠
1は、建物のどの位置にも後で取付けることができる。
【0019】例えば、増改築工事によって間取りを変更
し、改築前に襖がなかった位置に襖を取付ける場合、そ
の場所近傍に法規上切断してはならない柱があり(建築
基準法で、増改築工事の際に切断したり交換したりして
もよい柱の数が制限されている。)、その柱が邪魔なた
めに規格化された襖では、その位置に取付けることがで
きる大きさ及び形状のものがないことがある。かかる場
合にも、本実施形態の後付け可能な建具枠1と襖6,7
は全体の大きさ及び形状を取付け予定位置で制限される
大きさ及び形状に合わせることができる。したがって、
何の制約も受けることなく希望どおりの位置に所望の建
具を取付けることができる。
【0020】つまり、襖は取付け位置において襖の幅方
向に並ぶ柱間の距離によって建具枠の幅が制限される。
そのため、鴨居、敷居の各長さが或る値以下に制限さ
れ、この制限された鴨居、敷居の各長さが規格化された
一番短いものよりも短い場合には、規格化された襖を希
望位置に取付けることができない。ところが、本実施形
態の後付け可能な建具枠1と襖6,7は、鴨居2、敷居
3の長さを取付け位置で制限される大きさに合わせるこ
とができるため、希望位置に取付けることができる。
【0021】また、建具枠の高さ方向が制限される場合
にも、規格化された建具枠の中には、使用できるものが
ない場合があるが、本実施形態の後付け可能な建具枠1
と襖6,7は、取付けが可能である。つまり、縦柱4,
5の長さを制限される高さに合わせることによって、取
付け可能となる。このとき、襖6,7の高さは、縦柱
4,5に準じた大きさに合わせることによって、後付け
可能な建具枠1を希望位置に取付けることができ、襖
6,7を建て付けることができる。
【0022】さらに、取付け位置周囲の壁厚が予想以上
に厚くなり、規格化された建具枠の中には、奥行きが、
その壁厚に見合ったものがないときにも、本実施形態の
後付け可能な建具枠1は、奥行きを合わせることができ
る。つまり、本実施形態の後付け可能な建具枠1は、鴨
居2、敷居3、縦柱4,5の各奥行きを取付け位置周囲
の壁厚に合った大きさとし、おさまりのよい建具枠とす
ることができる。そのため、壁の端部が建具枠の奥行き
方向の外部へとはみ出して取付け状態が見苦しくなるこ
ともない。
【0023】このように、本実施形態の後付け可能な建
具枠1は、幅及び長さが可変可能な鴨居2と、幅及び長
さが可変可能な敷居3と、幅及び長さが可変可能な縦柱
4,5とを備えており、これらの鴨居2、敷居3及び縦
柱4,5が、取付け箇所の形状に応じて各々揃えられて
形成されたものである。
【0024】したがって、本実施形態の後付け可能な建
具枠1は、取付け箇所の形状に応じて全体の高さ、幅、
長さを可変できるので、全体の大きさを目的に応じた大
きさにすることができる。
【0025】特に、前記鴨居2の幅及び長さを取付け箇
所の形状に応じた大きさとし、前記敷居3の幅及び長さ
を取付け箇所の形状に応じた大きさとし、前記縦柱4,
5の幅及び長さを取付け箇所の形状に応じた大きさと
し、これらの鴨居2、敷居3及び縦柱4,5を組合わせ
て後付け可能な建具枠1を形成すれば、全体の高さ、
幅、長さが取付け箇所の形状に応じた大きさになるの
で、増改築工事等により取付け予定位置で全体の高さ、
幅、奥行きが制限されても取付けることができ、しか
も、取付け状態のおさまりがよい。
【0026】また、本実施形態の後付け可能な建具であ
る襖6,7は、後付け可能な建具枠1に取付け可能な外
寸法を有している。
【0027】したがって、本実施形態の後付け可能な建
具である襖6,7は、後付け可能な建具枠1に取付ける
ことができるので、寸法制限を受ける様々な位置に見栄
え良く取付けることができる。
【0028】ところで、上記説明の後付け可能な建具枠
1では、下部に敷居3を備えているが、必ずしも、敷居
3を備えることに限定されるものではない。例えば、図
2に示すように、敷居3のない後付け可能な建具枠11
としても構わない。図2は本発明の第一実施形態である
後付け可能な建具枠の他の例を示す正面図である。
【0029】この後付け可能な建具枠11では、敷居が
ない代わりに二点鎖線で示す床面12の位置に、図3に
示すようなレール13,14が直に配置されている。図
3は図2の後付け可能な建具枠のレールの取付け状態を
示す部分拡大斜視図である。レール13,14は、いず
れも幅が数cmで厚さが数mmの帯状をしており、後付け可
能な建具枠1において敷居3の溝3a,3bが配置され
る位置に沿って床面12に直接裏面が貼設されている。
レール13,14の各上面には長手方向に延びる溝13
a,14aが形成されており、敷居3の溝3a,3bと
同様に、襖6,7の下側をスライド移動可能に支持でき
るようになっている。また、床面12からレール13,
14の上面までの高さが敷居3の高さに比べて非常に低
くなり、床面12に形成される段差が低くなることか
ら、老人や身障者にとっても住み良い住宅となり、バリ
アフリー住宅に適用できる。
【0030】また、後付け可能な建具枠1の建物への取
付け箇所の形状が左右される要因は、特に限定されるも
のではない。
【0031】続いて、本発明の第二実施形態について説
明をする。図4の(a)は本発明の第二実施形態である
後付け可能な建具枠と建具を示す正面図、(b)は
(a)のX−X断面を示す断面図、(c)は(a)のY
−Y断面を示す断面図である。図中、上記第一実施形態
と同一符号及び記号は上記第一実施形態と同一または相
当部分である。
【0032】図4の(a)乃至(c)に示すように、本
実施形態の後付け可能な建具枠21も、建具の上側に位
置する鴨居22と、建具の下側に位置する敷居23と、
前記鴨居22、敷居23の端部を繋いぐ縦柱24,25
とで構成されており、全体が略長方形の開口状態の枠体
となっている。
【0033】鴨居22、縦柱24,25の各奥行き方向
前面には、各部材の長手方向に沿って、順に溝22a,
24a,25aが形成されており、各溝22a,24
a,25aには、二点鎖線で示すような、飾り枠部材2
2b,24b,25bを嵌着するようになっている。こ
れら飾り枠部材22b,24b,25bは、いずれも2
本の帯状の平面部材を幅方向の端部どうしを接続させた
もので、横断面が略L字状を呈している。この各飾り枠
部材22b,24b,25bは、1つの平面部分の幅方
向の端部が鴨居22、縦柱24,25の対応する溝22
a,24a,25aに嵌着して使用される。このよう
に、溝22a,24a,25aに差し込まれた飾り枠部
材22b,24b,25bは連続して1つに繋がり、全
体が縦柱24、鴨居22、縦柱25に沿うコの字状とな
る。
【0034】このように連続して繋がる飾り枠部材22
b,24b,25bは面一で鴨居22、縦柱24,25
の前面へと突出し、鴨居22、縦柱24,25の奥行き
幅を増大させる働きがある。そのため、鴨居22、縦柱
24,25の各奥行きは、飾り枠部材22b,24b,
25bの突出部分を加えた奥行きとなり、後付け可能な
建具枠21を取付ける壁の壁厚が予定の大きさより大き
くなっても対応できる。つまり、鴨居22、縦柱24,
25を構成する材料に一定の奥行きのものを使用して
も、飾り枠部材22b,24b,25bが鴨居22、縦
柱24,25の前面への突出長さを変えることによっ
て、様々な厚さの壁への取付けが可能となる。
【0035】このような構成の後付け可能な建具枠21
には、建具として開き戸26が建て付けられている。開
き戸26を建物内部に建て付けるには、建て付け位置に
後付け可能な建具枠21を予め取付けておいて、後付け
可能な建具枠21に開き戸26を建て付ける。開き戸2
6は、採光のための高さ方向に延びるスリット状の採光
部26b,26cと、開閉するための把手26aとを備
えている。
【0036】縦柱24,25の各内面の奥行き方向の略
中央には、各々角棒状の位置決め部材27,28が縦柱
24,25の高さ方向に沿って固定されており、この位
置決め部材27,28は、縦柱24,25の対向する内
面へと突出している。また、敷居23の上面には、手前
側の角部分を面取りした面取り部23bが形成されてお
り、位置決め部材27,28を境に手前より奥行き方向
後方が低くなった段差部23aが形成されている。つま
り、後付け可能な建具枠21内に建て付けられた開き戸
26は、位置決め部材27,28及び段差部23aによ
り位置決めされ奥行き方向の手前側へは可動せず、開く
方向が後方のみに制限されている。
【0037】前記鴨居22、敷居23、縦柱24,25
は、いずれも各部の大きさが取付け位置の大きさに合わ
せて加工してある。つまり、後付け可能な建具枠21の
高さ、奥行き、幅等の外寸法が建物の取付け位置によっ
て制限される大きさになるように、鴨居22、敷居2
3、縦柱24,25の各長さ、奥行き、厚さ等が決めら
れている。また、開き戸26も、取付け位置毎に後付け
可能な建具枠21の各部の大きさに合わせて決定されて
いる。そのため、本実施形態の後付け可能な建具枠21
は、建物のどの位置にも取付けることができる。
【0038】つまり、本実施形態の後付け可能な建具枠
21においても、上記第一実施形態の後付け可能な建具
枠1の場合と同様に、幅が制限されれば、鴨居22、敷
居23の各長さを適合させることにより後付け可能な大
きさになる。また、高さが制限されれば、縦柱24,2
5の各高さを適合させることにより後付け可能な大きさ
になる。さらに、奥行きが制限されれば、鴨居22、敷
居23、縦柱24,25の各奥行きを適合させることに
より後付け可能な大きさになる。
【0039】そのため、本実施形態の後付け可能な建具
枠21も、上記第一実施形態の後付け可能な建具枠1と
同様に幅、高さ、奥行きが制限されるどの様な位置にも
取付けることができる。なお、鴨居22、縦柱24,2
5の各奥行きについては、飾り枠部材22b,24b,
25bによりある程度微調整ができる。
【0040】このように、本実施形態の後付け可能な建
具枠21も、幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた大
きさの鴨居22、幅及び長さが取付け箇所の形状に応じ
た大きさの敷居23、及び幅及び長さが取付け箇所の形
状に応じた大きさの縦柱24,25を組合わせて形成さ
れている。
【0041】したがって、本実施形態の後付け可能な建
具枠21も上記第一実施形態の後付け可能な建具枠1と
同様に、後付け可能な建具枠21全体の高さ、幅、奥行
きが建物への取付け箇所の形状に応じた大きさとなるの
で、増改築工事等により取付け予定位置で全体の高さ、
幅、奥行きを制限されても取付けることができ、しか
も、取付け状態のおさまりがよい。
【0042】また、本実施形態の後付け可能な建具であ
る開き戸26も、後付け可能な建具枠21に取付け可能
な外寸法を有している。したがって、後付け可能な建具
枠21に取付けることができるので、寸法制限を受ける
様々な位置に見栄え良く取付けることができる。
【0043】ところで、上記各実施形態では、後付け可
能な建具枠1,11,21はドア枠であり、特に、上記
第一実施形態の後付け可能な建具枠1,11に建て付け
られる建具は襖6,7、上記第二実施形態の後付け可能
な建具枠21に建て付けられる建具は開き戸16とした
が、後付け可能な建具枠1,11,21は必ずしもドア
枠に限定されるものではなく、各建具枠1,11,21
に建て付けられる建具の種類も特に限定されるものでは
ない。後付け可能な建具枠1,11,21は窓枠であっ
てもよい。また、後付け可能な建具枠1,11,21が
ドア枠である場合に建て付ける建具の種類には、開き
戸、襖等の引戸の他にアコーディオン・ドア、折戸等で
あっても構わない。さらに、後付け可能な建具枠1,1
1,21が窓枠である場合の窓の形態には、フランス
窓、両開き窓、水平回転窓、引き違い窓、アコーディオ
ン窓、垂直回転窓、上げ下げ窓、ルーバー窓等であって
も構わない。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の後付け
可能な建具枠は、取付け箇所の形状に応じて全体の高
さ、幅、長さを可変できるので、全体の高さ、幅、長さ
の各大きさを目的に応じた大きさにすることができる。
【0045】請求項2の発明の後付け可能な建具枠は、
全体の高さ、幅、長さが取付け箇所の形状に応じた大き
さになるので、増改築工事等により取付け予定位置で全
体の高さ、幅、奥行きを制限されても取付けることがで
き、しかも、取付け状態のおさまりがよい。
【0046】請求項3の発明の後付け可能な建具は、請
求項1または請求項2のいずれかの後付け可能な建具枠
に取付けることができるので、寸法制限を受ける様々な
位置に見栄え良く取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第一実施形態である後付け可
能な建具枠と建具を示す正面図、(b)は(a)のX−
X断面を示す断面図、(c)は(a)のY−Y断面を示
す断面図である。
【図2】本発明の第一実施形態である後付け可能な建具
枠の他の例を示す正面図である。
【図3】図2の後付け可能な建具枠のレールの取付け状
態を示す部分拡大斜視図である。
【図4】(a)は本発明の第二実施形態である後付け可
能な建具枠と建具を示す正面図、(b)は(a)のX−
X断面を示す断面図、(c)は(a)のY−Y断面を示
す断面図である。
【符号の説明】
1,11,21 後付け可能な建具枠 2,22 鴨居 3,23 敷居 4,24 縦柱 5,25 縦柱 6,7 襖 12 床面 13,14 レール 22b,24b,25b 飾り枠部材 26 開き戸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅及び長さが可変可能な鴨居、幅及び長
    さが可変可能な敷居、及び幅及び長さが可変可能な縦柱
    が、取付け箇所の形状に応じて各々揃えられて形成され
    たことを特徴とする後付け可能な建具枠。
  2. 【請求項2】 幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた
    大きさの鴨居、幅及び長さが取付け箇所の形状に応じた
    大きさの敷居、及び幅及び長さが取付け箇所の形状に応
    じた大きさの縦柱を組合わせて形成されたことを特徴と
    する後付け可能な建具枠。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の後付け可能な建具枠に取付け可能な外寸法を有する
    後付け可能な建具。
JP11142398A 1998-04-06 1998-04-06 後付け可能な建具枠と建具 Pending JPH11294014A (ja)

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JP11142398A JPH11294014A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 後付け可能な建具枠と建具

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JP (1) JPH11294014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101300763B1 (ko) * 2010-11-04 2013-08-29 한국교통대학교산학협력단 길이 가변형 태양광 발전 창호
KR20150101335A (ko) * 2014-02-26 2015-09-03 한국교통대학교산학협력단 태양광 패널 고정 장치
KR20160000273U (ko) * 2014-07-15 2016-01-25 대우조선해양 주식회사 선박용 임시 도어 어셈블리

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