JPH11293808A - 化粧耐火被覆シート、壁及び建築物 - Google Patents

化粧耐火被覆シート、壁及び建築物

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JPH11293808A
JPH11293808A JP9947598A JP9947598A JPH11293808A JP H11293808 A JPH11293808 A JP H11293808A JP 9947598 A JP9947598 A JP 9947598A JP 9947598 A JP9947598 A JP 9947598A JP H11293808 A JPH11293808 A JP H11293808A
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JP
Japan
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fire
decorative
resistant
coating material
sheet
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Application number
JP9947598A
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English (en)
Inventor
Chika Iri
知香 伊理
Katsunori Onishi
克則 大西
Masaki Tono
正樹 戸野
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、容易に耐火性能の出せる化粧耐火
被覆シート、壁及び建築物を提供することを目的として
いる。 【解決手段】 本発明は、熱膨張性の耐火被覆材本体に
表面化粧層を設けて化粧耐火被覆シートとし、このシー
トを壁や建築物の部屋の内面に貼り、耐火区画を形成す
るものである。熱膨張性の耐火被覆材本体は非加硫ゴム
やエポキシ樹脂にリン化合物、中和処理された熱膨張性
黒鉛、無機充填剤を含有した耐火性組成物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易に耐火性能の
出せる化粧耐火被覆シート、壁及び建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の梁や柱等の鉄骨に耐火被
覆材を施したり、部屋を耐火区画するに当たり、珪酸カ
ルシウム成形板等を接着剤や釘などで貼付ける方法が実
施されている。しかし、上記成形板による被覆施工にあ
っては、その耐火被覆材が硬い成形板であるため、屈曲
部分への被覆施工が困難であり、また鉄骨の形状寸法に
合わせて切断するのに、ダイヤモンドカッターのような
特殊な切断工具を必要とし、かつ、切断時に多量の粉塵
を発生するなど、不都合な問題を多く抱えている。
【0003】上記成形板を用いた耐火被覆材の施工時の
問題を解決するものとして、柔軟性と可撓性を備えた不
定形の耐火被覆材が、特公昭62−156459号公報
や特公平4−37215号公報に記載されて知られてい
る。特公昭62−156459号公報記載の耐火被覆材
は、無機繊維を主材として形成したフェルト材を用いた
ものであり、後者の特公平4−37215号公報記載の
耐火被覆材は、無機質繊維を主材とし、それにコロイダ
ルシリカを含浸した湿潤状態の繊維フェルト材で、これ
を鉄骨面に取付け、乾燥硬化させて耐火被覆層とするも
のである。
【0004】一方、建築物の部屋の内面には、壁紙、壁
クロス等の化粧被覆シートが実公平2−47132号公
報に記載されているように貼られている。この化粧被覆
シートに不燃処理したものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の柔軟性を備えた耐火被覆材は化粧層の全くないもの
であるので、化粧被覆シートとしては使えなかった。ま
た、上記従来の不燃性の化粧被覆シートは、そのものが
一定時間燃えない、有毒ガスを出さないという性質のも
のであり、耐火区画を形成できるものではなかった。つ
まり、耐火区画性能を持った下地の上に化粧被覆シート
を貼って仕上げる方式であった。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、容易に耐火性能の出せる化粧耐火被覆シート、壁及
び建築物を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
熱膨張性の耐火被覆材本体に表面化粧層が設けられてい
ることを特徴とする化粧耐火被覆シートである。
【0008】請求項2記載の発明は、耐火被覆材本体
が、非加硫ゴムにリン化合物、中和処理された熱膨張性
黒鉛、及び、無機充填剤を含有してなる耐火性非加硫ゴ
ム組成物からなるものであることを特徴とする請求項1
記載の化粧耐火被覆シートである。
【0009】請求項3記載の発明は、耐火被覆材本体
が、エポキシ樹脂を含む樹脂成分に、リン化合物、中和
処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤を含有して
なる耐火性樹脂組成物からなるものであることを特徴と
する請求項1記載の化粧耐火被覆シートである。
【0010】請求項4記載の発明は、表面化粧層が耐火
被覆材本体と略同じ材料からなることを特徴とする請求
項1〜3記載の化粧耐火被覆シートである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の化粧耐火被覆シートが壁面に貼られたことを特徴とす
る壁である。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1〜4記載
の化粧耐火被覆シートを部屋の内面に貼って耐火区画を
形成したことを特徴とする建築物である。
【0013】上記請求項1記載の本発明において、熱膨
張性の耐火被覆材本体としては、加熱時に膨張して断熱
層を形成し耐火性能を発揮するものである。この熱膨張
性の耐火被覆材本体としては、例えば、樹脂組成物に、
熱膨張性黒鉛、蛭石、ケイ酸ナトリウム、硼酸ナトリウ
ム等を配合したもの、請求項2、3の耐火被覆材本体な
どを挙げることができ、メジヒカット(三井金属塗料社
製)、ダンシール(古河テクノマテリアル社製)、ファ
イヤーバリア(住友3M社製)等の商品名で知られてい
るものがある。
【0014】請求項1記載の本発明において、表面化粧
層とは、壁紙、壁クロス等のように表面化粧性を備えた
層のことであり、耐火被覆材本体自身の表層や、耐火被
覆材本体の表面に化粧性の表層を設けたものであっても
よい。化粧性の表層としては壁紙、塩化ビニル樹脂等の
合成樹脂シート、壁クロス等、これらに不燃処理をした
もの等が用いられる。
【0015】請求項2記載の本発明において、耐火性非
加硫ゴム組成物は、それぞれの含有量が、前記非加硫ゴ
ム100重量部に対して、リン化合物と中和処理された
熱膨張性黒鉛との合計量が20〜200重量部、無機充
填剤が50〜500重量部、中和処理された熱膨張性黒
鉛:リン化合物の重量比が、9:1〜1:9であるのが
好ましい。
【0016】上記非加硫ゴムとしては特に限定されず、
例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリ
ルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴム、アク
リルゴム、ウレタンゴム等が挙げられる。これらは、リ
ン化合物、黒鉛、及び無機充填剤を添加した後、加硫さ
れてもよい。
【0017】請求項2、3記載の本発明において、リン
化合物としては特に限定されず、例えば、赤リン;各種
リン酸エステル(トリフェニルホスフェート、トリクレ
ジルホスフェート、トリキシレニルホスフェート、クレ
ジルジフェニルホスフェート、キシレニルジフェニルホ
スフェート等);リン酸金属塩(リン酸ナトリウム、リ
ン酸カリウム、リン酸マグネシウム等);ポリリン酸ア
ンモニウム類;式
【化1】 で表される化合物等が挙げられる。
【0018】式中、R1 、R3 は水素、炭素数1〜16
の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、または、炭素数
6〜16のアリール基を表す。R2 は、水酸基、炭素数
1〜16の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、炭素数
1〜16の直鎖状もしくは分岐状のアルコキシル基、炭
素数6〜16のアリール基、または、炭素数6〜16の
アリールオキシ基を表す。
【0019】上記式で表される化合物としては、例え
ば、メチルホスホン酸、メチルホスホン酸ジメチル、エ
チルホスホン酸、プロピルホスホン酸、ブチルホスホン
酸、ブチルホスホン酸、2−メチルプロピルホスホン
酸、t−ブチルホスホン酸、2、3−ジメチル−ブチル
ホスホン酸、オクチルホスホン酸、フェニルホスホン
酸、ジオクチルフェニルホスホネート、ジメチルホスフ
ィン酸、メチルエチルホスフィン酸、メチルプロピルホ
スフィン酸、ジエチルホスフィン酸、ジオクチルホスフ
ィン酸、フェニルホスフィン酸、ジエチルフェニルホス
フィン酸、ジフェニルホスフィン酸、ビス(4−メトキ
シフェニル)ホスフィン酸等が挙げられる。
【0020】本発明において、リン化合物としては、な
かでも、ポリリン酸アンモニウム類が好ましい。上記ポ
リリン酸アンモニウム類としては、例えば、ポリリン酸
アンモニウム、メラミン変成ポリリン酸アンモニウム等
が挙げられる。市販品として、ヘキスト社製「AP46
2」、住友化学工業社製「スミセーフP」、チッソ社製
「テラージュC60」等が挙げられる。
【0021】リン化合物として、市販の赤リンを用いる
場合、耐湿性、混練時に自然発火しない等の安全性の点
から、赤リン粒子の表面を樹脂でコーティングしたもの
が好ましい。上記リン化合物は、単独で使用しても、2
種以上を併用してもよい。
【0022】請求項2、3記載の本発明において、熱膨
張性黒鉛は、従来公知の物質であり、天然グラファイ
ト、熱分解グラファイト、熱分解グラファイト、キッシ
ュグラファイト等の粉末を濃硫酸、硝酸、セレン酸等の
無機酸と、濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン
酸塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤とで処理
してグラファイト層間化合物を生成させたもので、炭素
の層状構造を維持したままの結晶化合物である。
【0023】本発明では、上記のように酸処理して得ら
れた熱膨張性黒鉛は、更にアンモニア、脂肪族低級アミ
ン、アルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物等で
中和処理する。上記脂肪族低級アミンとしては、例え
ば、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等
が挙げられる。上記アルカリ金属化合物、アルカリ土類
金属化合物としては、カリウム、ナトリウム、カルシウ
ム、バリウム、マグネシウム等の水酸化物、酸化物、炭
素塩、硫酸塩、有機酸塩等が挙げられる。このように中
和処理した熱膨張性黒鉛の具体例としては、例えば、
「CA60S」(日本化成社製)、「GREP−EG」
(東ソー社製)が挙げられる。
【0024】本発明で用いられる中和処理された熱膨張
性黒鉛の粒度は、20〜200メッシュのものが好まし
い。粒度が200メッシュより細かいと、黒鉛の膨張度
が小さく、望む耐火断熱層が得られない。粒度が20メ
ッシュより大きいと、膨張度が大であるが、樹脂と混練
する際、分散性が悪く物性の低下が避けられない。
【0025】請求項2、3記載の本発明に用いられる無
機充填剤としては特に限定されず、例えば、シリカ、珪
藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチモ
ン、フェライト類、水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸バ
リウム、ドーンナイト、ハイドロタルサイト、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、石膏繊維、ケイ酸カルシウム、
タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナ
イト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサ
イト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルーン、
窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、カーボン
ブラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルーン、木
炭粉末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシ
ウム「MOS」、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミニウム
ボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、ステンレス繊
維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フライアッ
シュ、脱水汚泥等が挙げられる。
【0026】上記無機充填剤として、含水無機物は、加
熱時に脱水し、吸熱効果のあるため、耐熱性を高めると
いう点から好ましい。具体的には、水酸化カルシウム、
水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等を用いるの
が好ましい。また、周期律表II族またはIII族に属
する金属の金属塩または酸化物は、燃焼時に発泡して発
泡焼成物を形成するため、形状保持性を高めるという点
から好ましい。具体的には、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム等が挙げられる。また、表面化粧層のために
は、無機充填剤として酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カル
シウム、カーボンブラック、酸化鉄などの無機顔料にな
るものが、着色性があり好ましい。
【0027】請求項3記載の本発明において、エポキシ
樹脂を含む樹脂成分としては特に限定されるものではな
いが、基本的にはエポキシ基を持つモノマーと硬化剤を
反応させて得られるものである。エポキシ基を持つモノ
マーとしては、例えば、2官能のグリシジルエーテル型
として、ポリエチレングリコール型、ポリプロピレング
リコール型、ネオペンチルグリコール型、1,6-ヘキサン
ジオール型、トリメチロールプロパン型、プロピレンオ
キサイド−ビスフェノールA型、水添ビスフェノールA
型、等が、グリシジルエステル型として、ヘキサヒドロ
無水フタル酸型、テトラヒドロ無水フタル酸型、ダイマ
ー酸型、p−オキシ安息香酸型、等が、多官能のグリシ
ジルエーテル型として、フェノールノボラック型、オル
ソクレゾールノボラック型、DPPノボラック型、ジシ
クロペンタジエン・フェノール型、等が挙げられる。こ
れらは、単独でも、2種以上を混合して用いてもよい。
【0028】また、硬化剤としては、重付加型として、
ポリアミン、酸無水物、ポリフェノール、ポリメルカプ
タン等が、触媒型として、3級アミン、イミダゾール
類、ルイス酸錯体等が挙げられる。これらエポキシ樹脂
の硬化方法は、特に限定されず、公知の方法により行う
ことができる。
【0029】また、請求項3記載の本発明において、耐
火性樹脂組成物の耐火性能は、エポキシ樹脂を含む樹脂
成分、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及
び、無機充填剤の4成分がそれぞれの性質を発揮するこ
とにより発現する。具体的には、加熱時に熱膨張性黒鉛
が膨張断熱層を形成して熱の伝達を阻止する。その際、
エポキシ樹脂を用いているので、樹脂成分もチャー(炭
化層)として膨張断熱層として寄与し、また、架橋構造
をとるため膨張後の形状保持性にすぐれる。その際、無
機充填剤は熱容量を増大させ、リン化合物は膨張断熱層
および充填剤の形状保持能力を有する。
【0030】本発明におけるエポキシ樹脂を含む樹脂成
分は、上述のように、加熱時に形成される炭化層が断熱
性と形状保持性とを発揮するが、その効果を妨げない範
囲で、他の樹脂を添加してもよい。好ましい範囲として
は、エポキシ樹脂(エポキシモノマーと硬化剤)1に対
し、それ以外の樹脂が5以内とするのがよい。
【0031】また、請求項3記載の本発明において、エ
ポキシ樹脂を含む耐火性樹脂組成物である熱膨張性の耐
火被覆材本体が、柔軟性と可撓性を備えていることを特
徴としている。そこで、エポキシ樹脂の可撓性を発現さ
せるためには、以下の手法を用いることができる。
(1)架橋点間分子量を大きくする手法、(2)架橋密
度を小さくする手法、(3)軟質分子構造を導入する手
法、(4)可塑剤を添加する手法、(5)相互侵入網目
構造(IPN)とする手法、(6)ゴム状粒子を分散導
入する手法、(7)ミクロボイドを導入する手法、等で
ある。
【0032】(1)架橋点間分子量を大きくする手法
は、予め分子鎖の長いエポキシモノマーおよび/または
硬化剤を用いて反応させることで、架橋点の間の距離が
長くなり、可撓性を発現する。例えば、硬化剤としてポ
リプロピレンジアミン等を用いるのがよい。 (2)架橋密度を小さくする手法は、官能基の少ないエ
ポキシモノマーおよび/または硬化剤を用いて反応させ
ることにより、一定領域の架橋密度を小さくして可撓性
を発現させる。例えば、硬化剤として2官能アミンを、
エポキシモノマーとして1官能エポキシ等を用いる。 (3)軟質分子構造を導入する手法は、軟質分子構造を
とるエポキシモノマーおよび/または硬化剤を導入して
可撓性を発現させるものである。例えば、硬化剤として
複素環状ジアミン、エポキシモノマーとしてアルキレン
ジグリコールグリシジルエーテル等を用いる。 (4)可塑剤を添加する手法としては、例えば、DOP
(ジオクチルフタレート)、タール、石油樹脂等を用い
る。 (5)相互侵入網目構造(IPN)とする手法は、エポ
キシ樹脂の架橋構造間に別の軟質構造を持つ樹脂を導入
し、可撓性を発現させるものである。 (6)ゴム状粒子を分散導入する手法は、エポキシ樹脂
マトリクスに液状または粒状のゴム粒子を配合分散させ
るもので、例えば、ポリエステルエーテル等を用いるこ
とができる。 (7)ミクロボイドを導入する手法は、1ミクロン以下
のミクロボイドをエポキシ樹脂マトリクスに導入させる
ことで、可撓性を発現させるもので、例えば、分子量1
000〜5000のポリエーテルを添加する。
【0033】本発明において、上記エポキシ樹脂を含む
樹脂成分100重量部に対して、上記リン化合物と上記
中和処理された熱膨張性黒鉛と無機充填剤の合計量が、
200〜600重量部の範囲で用いるのが好ましい。2
00重量部未満であると、十分な耐火性能が得られず、
600重量部を越えると、機械的物性の低下が大きくな
るためである。
【0034】各充填材の量としては、樹脂成分100重
量部に対して、リン化合物が50〜150重量部、中和
処理された熱膨張性黒鉛が15〜40重量部、無機充填
剤が30〜500重量部の範囲で用いるのが好ましい。
上記リン化合物が50重量部未満であると、充分な形状
保持性が得られず、150重量部を越えると、機械的物
性の低下が大きくなるためである。また、熱膨張性黒鉛
が15重量部未満であると、充分な膨張性が得られず、
40重量部を越えると、同様に機械的物性の低下が大き
い。無機充填剤も30重量部未満であると、充分な耐火
性が得られず、500重量部を越えると機械的物性の低
下が大きいためである。
【0035】本発明において、熱膨張性黒鉛とリン化合
物を組み合わせることにより、燃焼時の熱膨張性黒鉛の
飛散を抑え、形状保持性を図るものである。そこで、熱
膨張性黒鉛が多すぎると、燃焼時に膨張した黒鉛が飛散
し、加熱時に充分な膨張断熱層が得られず、逆にリン化
合物が多すぎても断熱層が充分でなく、望む効果が得ら
れなくなるため、熱膨張性黒鉛とリン化合物の重量比
は、熱膨張性黒鉛:リン化合物=9:1〜1:100で
用いるのが好ましい。
【0036】請求項4記載の本発明において、表面化粧
層が耐火被覆材本体と略同じ材料からなるとは、表面化
粧層が耐火被覆材本体と同じものの他、表面化粧層に化
粧用の顔料などを添加して化粧性を向上させたもの等を
含むものである。このような化粧耐火被覆シートは、耐
火被覆材本体と表面化粧層を一体に押出成形したり、耐
火被覆材本体と表面化粧層とを多層押出成形することが
できる。
【0037】本発明の化粧耐火被覆シートの厚みとして
は、加熱されて膨張したときに充分な断熱層を形成する
ものが好ましく、厚みを5〜20倍に膨張させる場合に
は膨張前の化粧耐火被覆シートの厚みは0.3〜6mm
が好適であり、更に好ましくは1.5〜4mmである。
膨張率が大きすぎると形状保持性が悪くなり耐火断熱性
能が悪くなり、膨張率が低すぎると断熱性能が上がらず
コストアップにもなる。また厚みが大きすぎるとコスト
アップになり、厚みが小さすぎると断熱耐火性能が低い
ものになる。
【0038】(作用)請求項1記載の化粧耐火被覆シー
トは、熱膨張性の耐火被覆材本体に表面化粧層が設けら
れたものであるから、表面化粧層が通常の状態では化粧
面を形成し、火災時などには、耐火被覆材本体が、加熱
されて膨張して断熱層を形成し、耐火性を発揮する。
【0039】請求項2記載の化粧耐火被覆シートは、耐
火被覆材本体が、非加硫ゴムにリン化合物、中和処理さ
れた熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤を含有してなる耐
火性非加硫ゴム組成物であるから、加熱時に膨張断熱層
を形成することにより顕著な耐火性を有し、さらに表面
化粧性も有する。
【0040】請求項3記載の化粧耐火被覆材シートは、
耐火被覆材本体が、エポキシ樹脂を含む樹脂成分に、リ
ン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充
填剤を含有してなる耐火性樹脂組成物であるから、加熱
時に膨張断熱層を形成しこの断熱層が形状保持性に優
れ、より顕著な耐火性を有し、さらに表面化粧性も有す
る。
【0041】請求項4記載の化粧耐火被覆シートは、表
面化粧層が耐火被覆材本体と略同じ材料からなるから、
耐火性と化粧性を略同じ材料で達成できるものとなり低
コストでの生産が可能となる。
【0042】請求項5記載の壁は、請求項1〜4記載の
化粧耐火被覆シートが壁面に貼られているから、普段は
壁面が表面化粧層により化粧され、火災が発生し壁が加
熱された場合は、耐火被覆材本体が膨張して断熱層を形
成し耐火性能を発揮する。
【0043】請求項6記載の建築物は、化粧耐火被覆シ
ートを部屋の内面に貼って耐火区画を形成しているか
ら、化粧耐火被覆シートが耐火区画となり、別途部屋の
壁等の区画を耐火区画性能を持ったものにする必要がな
い。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。そして実施例を
掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら
実施例のみに限定されるものではない。図1〜図3は、
本発明の実施例1であって、図1は化粧耐火被覆シート
の断面図であって、図2は化粧耐火被覆シートを壁面に
貼った状態を示す断面図、図3は化粧耐火被覆シートが
加熱された状態を示す断面図である。
【0045】1は、化粧耐火被覆シートであって、耐火
被覆材本体2の表面が表面化粧層3になっている。上記
化粧耐火被覆シート1は、厚さが1.5mmで柔軟性と
可撓性を備えたものになっている。
【0046】上記耐火被覆材本体2は、非加硫ゴムとし
て、ブチルゴム(ムーニー粘度(100℃)=47、不
飽和度=2.0のイソブチレン・イソプレンゴム)を使
用し、リン化合物として、ポリリン酸アンモニウム(ス
ミセーフP、住友化学社製)と、tーブチルホスホン酸
(和光純薬工業社製)を使用し、中和処理された熱膨張
性黒鉛として、CA60S(日本化成社製)を使用し、
無機充填剤として、水酸化アルミニウム(B703S、
日本軽金属社製)と、水酸化マグネシウム(キスマ5
B、共和化学社製)を使用した。
【0047】上記非加硫ゴム、リン化合物、中和処理さ
れた熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤よりなる耐火性非
加硫ゴム組成物のそれぞれの含有量が、前記非加硫ゴム
100重量部に対して、リン化合物と中和処理された熱
膨張性黒鉛との合計量が20〜200重量部、無機充填
剤が50〜500重量部、中和処理された熱膨張性黒
鉛:リン化合物の重量比が、9:1〜1:9とした配合
割合で、各成分をロールを用いて溶融混練を行い、樹脂
組成物を得た。この樹脂組成物を140℃で連続押出し
して、厚さ1.5mmの長尺シート状の耐火被覆材本体
2からなる化粧耐火被覆シートを得た。この化粧耐火被
服シートの表面は黒色の表面化粧層3となった。
【0048】上記のようにして得られた化粧耐火被覆シ
ート1の表面に、離型紙4を貼り合わせ、ロール状に巻
き取りる。この際、積層重合された化粧耐火被覆シート
1を切断機により所定長さに切断し、平板状にしてもよ
い。
【0049】この化粧耐火被覆シート1は離型紙4を剥
がし図2に示すように壁5の表面に貼られる。この化粧
耐火被覆シート1が貼られると壁面はその表面化粧層3
により黒色に化粧されたものとなる。
【0050】また、本実施例の化粧耐火被覆シート1
は、耐火被覆材本体2が、非加硫ゴムにリン化合物、中
和処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤を含有し
てなる耐火性非加硫ゴム組成物であるから、火災などの
加熱時には図3に示すように約15mm厚に膨張して断
熱層を形成し、耐火性を発揮する。
【0051】次に、本発明の別の実施例を示す。実施例
2は耐火被覆材本体2としてエポキシ樹脂を含む樹脂成
分に、リン化合物、熱膨張性黒鉛、及び無機充填剤を含
有するものからなる。
【0052】上記耐火被覆材本体2は、エポキシモノマ
ーとして、ビスフェノールF型(油化シェル社製)を、
硬化剤としてジアミン系硬化剤(油化シェル社製)を使
用し、リン化合物として、ポリリン酸アンモニウム(A
P422、ヘキスト社製)を使用し、中和処理された熱
膨張性黒鉛として、CA60S(日本化成社製)を使用
し、無機充填剤として、水酸化アルミニウム(B703
S、日本軽金属社製)と、炭酸カルシウム(ホワイトン
BF−300、備北粉化社製)を使用した。
【0053】上記エポキシ樹脂を含む樹脂成分(エポキ
シモノマーと硬化剤)、リン化合物、中和処理された熱
膨張性黒鉛、及び無機充填剤よりなる耐火性樹脂組成物
のそれぞれの含有量が、前記樹脂成分100重量部に対
して、リン化合物と中和処理された熱膨張性黒鉛との合
計量が20〜200重量部、無機充填剤が50〜500
重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛:リン化合物の重
量比が、9:1〜1:9とした配合割合で、各成分をロ
ールを用いて混練し、モノマー混合物を得た。このモノ
マー混合物を140℃で連続硬化し、厚さ3mmの長尺
シート状の耐火被覆材本体2からなる化粧耐火被覆シー
ト1を得た。この化粧耐火被服シート1の表面は灰色の
表面化粧層3となった。
【0054】(1)耐火性 上記化粧耐火被覆シート1を水平に設置した状態でコー
ンカロリーメーター(ATLAS社製「CONE2
A」)を用いて、35kW/cm2 の照射熱量を30分
間与えて燃焼させた後、シートの裏面(照射側と反対
側)の温度を測定したところ260℃以下であり、耐火
性を有するものであった。
【0055】(2)形状保持性 上記耐火性評価後のシート(残渣)に、50mm×50
mm×1mm厚の金属板を載せ、この金属板上にさらに
10g、50gの分銅を別々に載せて残渣の状態を観察
した。10g、50gともに残渣に崩れ(めりこみ、ひ
び等)が生ぜずに形状保持性の優れたものであった。
【0056】上記化粧耐火被覆シート1に接着剤を塗布
して壁5に貼った。この化粧耐火被覆シート1が貼られ
ると壁面はその表面化粧層3により灰色に化粧されたも
のとなる。また、本実施例の化粧耐火被覆シート1は、
耐火被覆材本体2が、エポキシ樹脂を含む樹脂成分にリ
ン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充
填剤を含有してなる耐火性樹脂組成物であるから、火災
などの加熱時には図3に示すように約30mmに膨張し
て断熱層を形成し、耐火性を発揮する。この化粧耐火被
覆シート1を耐火区画を形成したい建築物の部屋の区画
の内面に貼れば耐火区画が形成でき、化粧もできる。
【0057】図4は実施例3の化粧耐火被覆シートの断
面図であり、本実施例の化粧耐火被覆シート1は、耐火
被覆材本体2の表面に表面化粧層3を積層したものであ
る。耐火被覆材本体2は、実施例2のエポキシ樹脂を含
む樹脂成分に、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒
鉛、及び、無機充填剤を含有してなる耐火性樹脂組成物
からなり、表面化粧層3は上記耐火被覆材本体2と同様
の組成に無機充填剤として無機顔料の酸化チタンを加え
灰白色の化粧層とした。この化粧耐火被覆シートも化粧
性と耐火性を有するものであった。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の化粧耐火被覆シートは、
熱膨張性の耐火被覆材本体に表面化粧層が設けられたも
のであるから、表面化粧層が通常の状態では化粧面を形
成し、火災時などには、耐火被覆材本体が、加熱されて
膨張して断熱層を形成し、耐火性を発揮する。したがっ
て、これを壁面等に貼れば、簡単に化粧と耐火性を得る
ことができる。
【0059】請求項2記載の化粧耐火被覆シートは、耐
火被覆材本体が、非加硫ゴムにリン化合物、中和処理さ
れた熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤を含有してなる耐
火性非加硫ゴム組成物であるから、加熱時に膨張断熱層
を形成することにより顕著な耐火性を有し、さらに表面
化粧性も有するものとなる。
【0060】請求項3記載の化粧耐火被覆材シートは、
耐火被覆材本体が、エポキシ樹脂を含む樹脂成分に、リ
ン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充
填剤を含有してなる耐火性樹脂組成物であるから、加熱
時に膨張断熱層を形成しこの断熱層が形状保持性に優
れ、より顕著な耐火性を有し、さらに表面化粧性も有す
るものとなる。
【0061】請求項4記載の化粧耐火被覆シートは、表
面化粧層が耐火被覆材本体と略同じ材料からなるから、
耐火性と化粧性を略同じ材料で達成できるものとなり低
コストでの生産が可能となる。
【0062】請求項5記載の壁は、請求項1〜4記載の
化粧耐火被覆シートが壁面に貼られているから、普段は
壁面が表面化粧層により化粧され、火災が発生し壁が加
熱された場合は、耐火被覆材本体が膨張して断熱層を形
成し耐火性能を発揮し、容易に優れた耐火性能を有する
ものとなる。
【0063】請求項6記載の建築物は、化粧耐火被覆シ
ートを部屋の内面に貼って耐火区画を形成しているか
ら、化粧耐火被覆シートが耐火区画となり、別途部屋の
壁等の区画を耐火区画性能を持ったものにする必要がな
く、容易に耐火区画を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の化粧耐火被覆シートの断面
図である。
【図2】化粧耐火被覆シートを壁面に貼った状態を示す
断面図である。
【図3】図2の化粧耐火被覆シートが加熱された状態を
示す断面図である。
【図4】本発明の実施例3の化粧耐火被覆シートの断面
図である。
【符号の説明】
1 化粧耐火被覆シート 2 耐火被覆材本体 3 表面化粧層 4 離型紙 5 壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱膨張性の耐火被覆材本体に表面化粧層
    が設けられていることを特徴とする化粧耐火被覆シー
    ト。
  2. 【請求項2】 耐火被覆材本体が、非加硫ゴムにリン化
    合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び、無機充填剤
    を含有してなる耐火性非加硫ゴム組成物からなるもので
    あることを特徴とする請求項1記載の化粧耐火被覆シー
    ト。
  3. 【請求項3】 耐火被覆材本体が、エポキシ樹脂を含む
    樹脂成分に、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒
    鉛、及び、無機充填剤を含有してなる耐火性樹脂組成物
    からなるものであることを特徴とする請求項1記載の化
    粧耐火被覆シート。
  4. 【請求項4】 表面化粧層が耐火被覆材本体と略同じ材
    料からなることを特徴とする請求項1〜3記載の化粧耐
    火被覆シート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の化粧耐火被覆シート
    が壁面に貼られたことを特徴とする壁。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4記載の化粧耐火被覆シート
    を部屋の内面に貼って耐火区画を形成したことを特徴と
    する建築物。
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