JPH11293729A - 水切換装置 - Google Patents

水切換装置

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JPH11293729A
JPH11293729A JP9570798A JP9570798A JPH11293729A JP H11293729 A JPH11293729 A JP H11293729A JP 9570798 A JP9570798 A JP 9570798A JP 9570798 A JP9570798 A JP 9570798A JP H11293729 A JPH11293729 A JP H11293729A
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JP
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water
passage
tap
purifier
tap water
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JP9570798A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
Kanji Inoue
完治 井上
Koichi Negishi
公一 根岸
Yasuhito Tanaka
康仁 田中
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作により手軽に給水流量を変更でき
る水切換装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 水切換装置62は、水道の蛇口60に装
着されており、浄水器10に水道水を供給し、浄水を戻
して外部に導出している。この際、切換部材86のレバ
ー90を回動して3位置を切り換えることにより、浄水
器10に水道水を大流量で、あるいは小流量で送水す
る、または水道水を直接給水する、と切り換えることが
できる。このように、蛇口60を絞ることなく、レバー
90を3位置の間で回動させるだけで、浄水器10への
給水量の変更、あるいは水道水の直接使用の使い分けが
簡単にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛇口に取り付け
て、浄水器に水道水を供給して濾過された浄水を給水す
る、あるいは水道水をそのまま給水する水切換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全な飲料水に対する要求が高ま
っており、水質が比較的悪い地域や時期においても効果
的に安全な飲料水が得られるように、浄水器が使われる
ようになった。
【0003】例えば、浄水カートリッジの前に設けたプ
レフィルタで水道水中の赤さび等の固形成分をこし取
り、詰まってきたらプレフィルタを新品と交換すること
で、浄水カートリッジの目詰まりを防ぐものや、活性炭
層等で水中の不純物をこし取った後で、中空糸膜等の超
細密フィルタで細菌類をこし取るものなどのフィルタ方
式の浄水器が知られている。
【0004】一方、浄水器本体と水道の蛇口とが、出水
ホース及び入水ホースで繋がっているツーウェイタイプ
の浄水器は、浄水器本体を蛇口に取付けるという制約が
ないので、高性能化が図り易く、また、浄水が蛇口から
得られるので便利であり普及しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】浄水器において水道水
から取り除く必要のあるものとして、塩素、トリハロメ
タン、かび臭等が考えられる。そして、ツーウェイタイ
プの浄水器を小流量で使用すると、脱塩素性能、脱トリ
ハロメタン性能、脱かび臭性能ともに優れたものとなる
ので、飲料水用として最適な浄水が得られることにな
る。
【0006】一方、この浄水器を大流量で使用したとき
には、脱トリハロメタン性能及び脱かび臭性能は十分に
得られない。しかし、このように脱トリハロメタン性能
や脱かび臭性能が低い場合でも、大流量であることが優
先される洗い水としては、十分に使用可能とされてい
た。
【0007】つまり、水を大流量で流す場合と小流量で
流す場合とで、不純物、細菌類の除去性能に違いがあっ
ても、浄水器として不具合は無かった。そして、洗い水
用と飲料水用で流量を使い分けたい場合には、通常、蛇
口の絞り具合で流量を調整するだけであり、従来の浄水
器では簡単な操作で流量の切り替えを行うことは難し
く、手軽に流量を切り替えられるものが望まれていた。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、簡単な操作に
より手軽に給水流量を切り替えられる浄水器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、水道の蛇口に装着されるケーシングに設けられ、水
道水を浄水器に供給する送水路と、前記ケーシングに設
けられ、前記浄水器で濾過された浄水を導入し、外部へ
給水する浄水路と、前記ケーシングに回転可能に取り付
けられ、端部に設けられた操作部材で回転される回転ド
ラムと、前記回転ドラムに形成され、水道水が流入する
通水路と、前記回転ドラムの周方向に沿って形成され、
回転ドラムの回転位置により前記送水路と前記通水路と
を連通させる大きさが異なる複数の通水口と、を有する
ことを特徴とする。請求項1に係る浄水器の作用を以下
に説明する。
【0010】操作部材を操作することにより回転ドラム
が回転し、通水路と送水路を連通させる通水口の大きさ
が切り換わり、送水路から浄水器に供給される水道水の
流量が変更される。この水道水の流量変更によって浄水
器の濾過性能が変化する。したがって、例えば要求され
る濾過性能の異なる洗い水用(低濾過性能)と飲料水用
(高濾過性能)の浄水を使い分ける場合には、浄水器に
供給される水道水の流量を変更すれば良い。本発明で
は、浄水器に供給される水道水の流量を調整するのに、
蛇口の絞り具合で流量を調整することなく、操作部材の
操作により回転ドラムを回動させるだけで手軽に流量が
切り換えられることになる。
【0011】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記ケーシングに設けられ、水道水を外
部に給水する水道水路を備え、前記水道水路は回転ドラ
ムの回転位置により前記通水口と連通することを特徴と
する。請求項2に係る浄水器の作用を以下に説明する。
【0012】このように構成することにより、操作部材
の操作により回転ドラムを回転させて浄水の流量を切り
換えるだけでなく、水道水と浄水の切り換えも行えるよ
うになる。したがって、流量だけでなく水質も手軽に切
り換えられることになる。請求項3記載の本発明は、請
求項1または2記載の発明において、前記通水口と前記
送水路あるいは前記水道水路が一致したとき、回転ドラ
ムの回転動作を規制する位置決め機構を有することを特
徴とする。請求項3に係る浄水器の作用を以下に説明す
る。
【0013】通水口と送水路あるいは水道水路が一致し
たとき、位置決め機構により回転ドラムの回転動作が規
制されるため、ワンタッチで回転ドラムが位置決め可能
となり、切り換えの操作性が向上する。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項2または
3記載の発明において、前記水道水路から外部に給水さ
れる水道水が通過するシャワー孔と、前記浄水器から外
部に給水される浄水がストレートに通過する通過口とを
有することを特徴とする。請求項4に係る浄水器の作用
を以下に説明する。
【0015】水道水はシャワー水となり、浄水はストレ
ート水となって外部に給水されるため、水質(水道水、
浄水)の確認が容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る水切換装
置を図1から図8に示し、これらの図に基づいて説明す
る。図1が水切換装置62と浄水器10の全体構成図で
あり、図2及び図3がそれぞれ水切換装置62の要部分
解斜視図と位置決め機構説明図であり、図4〜図6が水
切換装置62の切換状態説明図であり、図7及び図8が
浄水器10の説明図である。
【0017】先ず、浄水器10の説明を行う。図7に示
すように、浄水器10の外枠を構成する円筒状の外ケー
ス12の底部には、円板状に樹脂材料で形成されたベー
ス材14が樹脂製の外ケース12と接着されて固着され
ている。このベース材14には、図8に示すように、ベ
ース材14の外周寄り部分から外周側に延びる入水通路
16が形成されていて、この入水通路16の端部には水
道の蛇口60に取付けられた水切換装置62からの出水
ホース124が接続されることになる(図1参照)。
【0018】また、このベース材14には、図8に示す
ように、ベース材14の中央部から入水通路16と平行
に外周側に延びる出水通路22が形成されていて、この
出水通路22の端部には浄水を浄水器10より取り出す
為の入水ホース126が接続されることになる(図1参
照)。
【0019】図7に示すように、外ケース12の内部に
はカートリッジ26が収納されている。カートリッジ2
6は円筒状に形成されて下部側に底壁28Aが一体的に
設けられた樹脂製のカートリッジケース28を備えてい
る。この底壁28Aには、円形に突出すると共にそれぞ
れ内部に流路30A、32Aを有した嵌合凸部30、3
2がそれぞれ形成されている。これらの嵌合凸部30、
32は、ベース材14の入水通路16及び出水通路22
の端部に形成された孔部33、35にそれぞれ嵌合され
ている。さらに、嵌合凸部30、32の外周面にはOリ
ング34が装着され、水が嵌合部分より漏れないように
されている。
【0020】また、カートリッジケース28の内側下部
には、中空糸膜が多数内蔵されると共に円筒状に形成さ
れた中空糸膜モジュール36が配置されている。そし
て、この中空糸膜モジュール36は、カートリッジケー
ス28に嵌合されたブラケット40により支持され、カ
ートリッジケース28の内周面との間に環状の通水路2
9を形成している。
【0021】このカートリッジケース28内の中空糸膜
モジュール36の上部には、内部に微細な空孔を有した
リング状の焼結フィルタ42が設けられている。この焼
結フィルタ42の上部の円筒状の空間内には、粒状活性
炭により形成された第1の濾過材44及び、繊維状の活
性炭により形成された第2の濾過材46が、順に配置さ
れている。つまり、この焼結フィルタ42によりこれら
第1の濾過材44及び第2の濾過材46が支持されてい
る。
【0022】濾過材44、46の中央部には、上下方向
に延びる復水管54が配置されている。この復水管54
の下部には貫通孔54Aが形成されている。すなわち、
第2の濾過材46を通過した水が復水管54へ落水し、
貫通孔54Aを介して円筒型に形成された中空糸膜モジ
ュール36内に水が送り込まれるようになっている。
【0023】一方、このカートリッジケース28の上部
には、樹脂製のカートリッジキャップ58がカートリッ
ジケース28に超音波接着等により固着されて、取り付
けられている。このカートリッジキャップ58には、内
部に上下動可能にボール56Aが配置されると共に上方
に貫通する孔部56Bを有したエアブレーク弁56が、
設置されている。さらに、外ケース12の上端に形成さ
れたネジ部51に蓋部材52がねじ込められている。
【0024】このような構成により、入水通路16より
浄水器10内に入った水は、嵌合凸部30の流路30A
内を流れた後、カートリッジ26の下部に配置された中
空糸膜モジュール36の外周面とカートリッジケース2
8の内周面との間の通水路29に流れ込んでいくことに
なる。
【0025】この後、焼結フィルタ42内にこの水が入
り込み、焼結フィルタ42の上面から出てくるが、この
際、水中の赤さび等の固形成分が濾過される。この濾過
された水は、第1の濾過材44及び第2の濾過材46を
通過するのに伴って、さらに、第1の濾過材44により
トリハロメタン及び塩素が取り除かれ、第2の濾過材4
6により塩素及びかび臭が取り除かれる。
【0026】第2の濾過材46に濾過された水は、復水
管54の上端より復水管54内に入って復水管54内を
通過し、さらに貫通孔54Aより中空糸膜モジュール3
6に入って細菌類が取り除かれることになる。
【0027】最後に、ブラケット40を通過した水は嵌
合凸部32の流路32Aを通り、出水通路22から取り
出される。つまり、入水通路16から水が浄水器10に
流入すると、出水通路22から浄水が送り出されるよう
になる。次に、浄水器10に水道水を供給する水切換装
置62について説明する。
【0028】水切換装置62は、図1に示すように、ブ
ラケット64により蛇口60にネジ止めにより固定され
ている。
【0029】このブラケット64の下部には、水の切り
換えを行う切換ユニット66がブラケット64にネジ止
めされている。さらに、切換ユニット66の下部には、
シャワー円板68がネジ止めされるている。
【0030】図2に示すように、切換ユニット66は円
柱形状に形成されており、その上端部に設けられたブラ
ケット64装着用のネジ孔70の底面に水道水導入通路
72が設けられている。この水道水導入通路72は、切
換ユニット66の外周面の一方から他方近傍まで形成さ
れた円柱形の孔部74と連通している。この孔部74に
は、後述する切換部材86が挿入される。
【0031】孔部74を形成する軸方向端面74Aに
は、図3に示すように、切換部材86の回転量を規制す
る凸部120が内周面に沿った周方向の一部に形成され
ており、この凸部120の周方向端面120A、120
Bに後述する切換部材86の凸部102が当接すること
により、切換部材86の回転角度が規制される。
【0032】また、この凸部120よりも内周側には、
略楕円形の凸部122が形成されており、この長径方向
端部には位置決め用凹部122A、122Bが形成され
ている。
【0033】孔部74の内周面において、開口部側には
周方向に所定間隔をおいて水道水導出通路76、80が
形成されている。水道水導出通路76は切換ユニット6
6の外周側に延びており、この水道水導出通路76の端
部に対応する切換ユニット66の外周面には、図1に示
す出水ホース124を介して浄水器10の入水通路16
に接続される出水ポート78が配置されている。
【0034】一方、水道水導出通路80は、リング状の
空間82に連通している。空間82の下部には、外部に
連通する孔部84が周方向において所定間隔をあけて外
周部に複数形成されている。
【0035】また、孔部74に挿入される切換部材86
は、円筒形の回転ドラム88と、外部に露出するレバー
90とからなる。
【0036】回転ドラム88の先端部には、図3に示す
ように、周回する端面101と端面101の一部から径
方向に突出する凸部102が形成されている。したがっ
て、切換部材86の回転ドラム88が孔部74に挿入さ
れることにより、端面101が凸部120の径方向端面
120Cに当接する。この際、凸部102は、凸部12
0の周方向端面120A、120B間の切れ目(以下、
切欠という)に挿入される。すなわち、切換部材86の
回転によって凸部102が端面120A、120Bに当
接し、切換部材86の回転角度が規制される(図3矢印
参照)。
【0037】また、回転ドラム88の先端部において端
面101よりも内周側には、周方向に沿って可撓性部材
106、108が交互に2枚ずつ形成されている。可撓
性部材106は、可撓性部材108よりも周方向長さが
短く形成されている。可撓性部材106、108の半径
は、略楕円形である凸部122の長径よりも短く、短径
よりも長い。したがって、回転ドラム88を孔部74に
進入させることにより、略楕円形の凸部122に嵌合す
る。この際、短い可撓性部材106、106が凸部12
2の長径端部に設けられた凹部122A、122Bに嵌
合する場合に最も安定する。
【0038】したがって、切換部材86(回転ドラム8
8)の位置決めされた回転位置は、凸部120の端面1
20A、あるいは端面120Bに凸部102が当接する
2位置、長径端部に設けられた凹部122A、122B
に可撓性部材106、106が嵌合する1位置の計3位
置で位置決め可能に構成されている。なお、凸部102
が端面120Aに当接する回転位置をポジション1、凸
部102が端面120Bに当接する回転位置をポジショ
ン2、可撓性部材106、106が凹部122A、12
2Bに嵌合する回転位置をポジション3とする。
【0039】図4に示すように、回転ドラム88の先端
部近傍には、周方向に所定の間隔をおいて複数の導入孔
部92が形成されており、他端側(レバー90側)には
小流量用孔部94、大流量用孔部96、可撓性部材で形
成されたシールド部98が周方向に所定の間隔をおいて
形成されている。また、この回転ドラム88の軸方向に
は貫通孔100が形成されており、この貫通孔100に
よって導入孔部92と小流量用孔部94、大流量用孔部
96とが連通している。
【0040】また、切換ユニット66の外周部には、図
2に示すように、浄水器10から入水ホース126を介
して切換ユニット66に浄水を導入する入水ポート11
2が形成されており、この入水ポート112から中心部
へ延びる浄水導入通路114が形成されている。この浄
水導入通路114は、中心部で下端部まで到達する浄水
導出通路116と連通している。
【0041】この切換ユニット66の下部には、円板状
に形成されたシャワー円板68が切換ユニット66の下
面を覆うように配置されている。このシャワー円板68
の孔部84に対向する部分を含んだほぼ全面には、小径
のシャワー孔118が多数設けられているが、シャワー
円板68の中心部となる浄水導出通路116と対向する
部分には浄水導出通路116と同径のストレート水用孔
119が設けられている。次に、本実施形態に係る水切
換装置62の作用を説明する。
【0042】飲料用の水(小流量の水)として使用する
場合には、以下のようにする。先ず、蛇口60を開き、
レバー90を回動して切換部材86をポジション3にす
る。この結果、図4に示すように、水道水導入通路72
に回転ドラム88の導入孔部92が面し、水道水導出通
路76には回転ドラム88の小流量用孔部94が連通す
る。この際、水道水導出通路80にはシールド部98が
面している。したがって、水道水は蛇口60から水道水
導入通路72、導入孔部92、貫通孔100、小流量用
孔部94、水道水導出通路76を経て出水ポート78に
到達し、出水ホース124を介して浄水器10に導入さ
れる。
【0043】この場合、浄水器10には小流量の水が導
入されるので、流速が低く、塩素だけでなくトリハロメ
タンやカビ臭等が水道水から確実に除去される。
【0044】浄水器10で濾過された浄水は、入水ホー
ス126を介して入水ポート112から切換ユニット6
6に導入され、浄水導入通路114、浄水導出通路11
6を介してシャワー円板68のストレート水用孔119
からストレート水として導出される。
【0045】洗い水等の水(大流量の水)として使用す
る場合には、以下のようにする。先ず、蛇口60を開
き、レバー90を回動して切換部材86をポジション1
にする(凸部102を端面120Aに当接させる)。こ
の結果、図5に示すように、水道水導入通路72に回転
ドラム88の導入孔部92が面し、水道水導出通路76
には、回転ドラム88の大流量用孔部96が連通する。
この際にも、水道水導出通路80にはシールド部98が
面している。したがって、水道水は蛇口60から水道水
導入通路72、導入孔部92、貫通孔100、大流量用
孔部96、水道水導出通路76を介して出水ポート78
から、出水ホース124を介して浄水器10に水道水が
導入される。
【0046】この場合、浄水器10には大流量の水が導
入されるので、流速が高く、水道水から塩素のみが除去
される。
【0047】浄水器10で濾過された浄水は、入水ホー
ス126を介して入水ポート112から切換ユニット6
6に導入され、浄水導入通路114、浄水導出通路11
6を介してシャワー円板68のストレート水用孔119
からストレート水として導出される。
【0048】水道水を直接使用する場合には、以下のよ
うにする。先ず、蛇口60を開き、レバー90を回動し
て切換部材86をポジション2にする(凸部102を端
面120Bに当接させる)。この結果、図6に示すよう
に、水道水導入通路72に回転ドラム88の導入孔部9
2が連通し、水道水導出通路76には回転ドラム88の
シールド部98が面する。一方、水道水導出通路80に
は、大流量用孔部96が面している。したがって、水道
水は蛇口60から水道水導入通路72、導入孔部92、
貫通孔100、大流量用孔部96、水道水導出通路80
を介して空間82に到達する。ここから、孔部84を介
してシャワー円板68のシャワー孔118からシャワー
水として水道水が導出される。
【0049】このように、本実施形態の水切換装置62
では、レバー90をポジション1〜3の間で切り換える
ことによって、浄水器10に供給する水道水の流量を切
り換えるだけでなく、水道水を直接給水するように切り
換えることもできる。この際、レバー90の回動によっ
て回転ドラム88の凸部102、可撓性部材106、1
08が、孔部74に設けられた凸部120の周方向端面
120A、120Bと当接、あるいは凸部122と嵌合
することによってポジション1〜3に確実に位置決めさ
れるため、作業者は簡単な操作を行う(回動する)だけ
で切換を確実に行うことができる。
【0050】例えば、洗い水用と飲料水用で浄水器10
内の濾過材44、46により浄化される水道水の流量を
使い分けたい場合だけでなく、水道水を使いたい場合に
も、切換部材86をワンタッチで切り換えることが出
来、簡単に水質を変化させることができる。
【0051】また、浄水はストレート水で、水道水はシ
ャワー水で給水されるため、利用者が簡単に識別するこ
とができる。
【0052】なお、本実施形態の水切換装置62では、
浄水を大流量と小流量の2種類で切り換えたが3種類以
上の切り換えとすることも可能である。
【0053】さらに、本実施形態の水切換装置62は、
水路あるいは孔部が直線的に形成されているため、成形
が容易であるという効果もある。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、浄水の
流量(濾過性能)を操作部材の操作により簡単に切り換
えることができる。
【0055】請求項2記載の本発明によれば、浄水の流
量のみならず、水道水と浄水の使い分けも操作部材の操
作により簡単にできる。
【0056】請求項3記載の本発明によれば、操作部材
の操作(位置決め)が容易になり、切り換えの操作性が
向上する。請求項4記載の本発明によれば、浄水と水道
水の識別が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水切換装置および浄水
器の全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る水切換装置の分解斜視
図である。
【図3】本発明の実施形態に係る位置決め機構の要部説
明図である。
【図4】本発明の実施形態に係るコックの切換状態説明
図である。
【図5】本発明の実施形態に係るコックの切換状態説明
図である。
【図6】本発明の実施形態に係るコックの切換状態説明
図である。
【図7】本発明の実施形態に係る浄水器の縦断面図であ
る。
【図8】図7における8−8線断面図である。
【符号の説明】 10 浄水器 66 切換ユニット(ケーシング) 76 水道水導出通路(送水路) 80 水道水導出通路(水道水路) 88 回転ドラム 90 レバー(操作部材) 94 小流量用孔部(通水口) 96 大流量用孔部(通水口) 100 貫通孔(通水路) 102 凸部(位置決め機構) 106 可撓性部材(位置決め機構) 108 可撓性部材(位置決め機構) 114 浄水導入通路(浄水路) 120 凸部(位置決め機構) 122 凸部(位置決め機構)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道の蛇口に装着されるケーシングに設
    けられ、水道水を浄水器に供給する送水路と、 前記ケーシングに設けられ、前記浄水器で濾過された浄
    水を導入し、外部へ給水する浄水路と、 前記ケーシングに回転可能に取り付けられ、端部に設け
    られた操作部材で回転される回転ドラムと、 前記回転ドラムに形成され、水道水が流入する通水路
    と、 前記回転ドラムの周方向に沿って形成され、回転ドラム
    の回転位置により前記送水路と前記通水路とを連通させ
    る大きさが異なる複数の通水口と、 を有することを特徴とする水切換装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングに設けられ、水道水を外
    部に給水する水道水路を備え、前記水道水路は回転ドラ
    ムの回転位置により前記通水口と連通することを特徴と
    する請求項1記載の水切換装置。
  3. 【請求項3】 前記通水口と前記送水路あるいは前記水
    道水路が一致したとき、回転ドラムの回転動作を規制す
    る位置決め機構を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の水切換装置。
  4. 【請求項4】 前記水道水路から外部に給水される水道
    水が通過するシャワー孔と、前記浄水器から外部に給水
    される浄水がストレートに通過する通過口とを有するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の水切換装置。
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