JP2001169953A - 浄水機能付きシャワーヘッド - Google Patents

浄水機能付きシャワーヘッド

Info

Publication number
JP2001169953A
JP2001169953A JP35791199A JP35791199A JP2001169953A JP 2001169953 A JP2001169953 A JP 2001169953A JP 35791199 A JP35791199 A JP 35791199A JP 35791199 A JP35791199 A JP 35791199A JP 2001169953 A JP2001169953 A JP 2001169953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
shower
discharge
switching valve
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35791199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4354597B2 (ja
Inventor
Toshio Takagi
壽雄 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Tsushou Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Tsushou Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Tsushou Co Ltd filed Critical Kotobuki Tsushou Co Ltd
Priority to JP35791199A priority Critical patent/JP4354597B2/ja
Publication of JP2001169953A publication Critical patent/JP2001169953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4354597B2 publication Critical patent/JP4354597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切換弁の形状、構造および収容容積等の制
約を緩めるとともに重量バランスの良い形状および構造
にすることができる浄水機能付きシャワーヘッドを提供
することを課題とする。 【解決手段】 水質浄化用カートリッジを交換可能に
収容した把持部とストレート吐出口およびシャワー吐出
口を備えた頭部とを一体に形成し、前記頭部には浄水の
流入口および原水の流入口との相対的な位置関係によっ
て吐出の種類および形態を切り換える回動式の切換弁を
組み込み、この切換弁に前記ストレート吐出口および前
記シャワー吐出口を形成して、前記切換弁を回動するこ
とにより原水と浄水との切換えおよびストレート吐出と
シャワー吐出との切換えを行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、台所または厨房、
洗面所あるいは風呂場等で用いられ、使用時に吐出する
水および/または湯を浄化する能力を具備した浄水機能
付きシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面所あるいは風呂場等で用いら
れる洗面装置やシャワー装置等に取り付けられ、水およ
び/または湯の水質浄化能力を具備したシャワーヘッド
には、例えば登録実用新案公報第 3007614号記載の塩素
除去シャワーヘッドがあった。この塩素除去シャワーヘ
ッドでは、本体内に水質を浄化するための水質浄化用カ
ートリッジと、シャワー吐出する湯水を浄化水または原
水に切り換えるための流路切換弁とが収容されている。
【0003】〔従来技術の問題点〕このような従来の塩
素除去シャワーヘッドにおいては、シャワーヘッドの本
体内に収容される流路切換弁が、水質浄化用カートリッ
ジが収容された位置の上流側に配置されているため、水
質浄化用カートリッジが把持部に収容されているもので
は、流路切換弁の収容容積が小さくなり、流路切換弁を
収容部に合わせて小さく形成しなければならず、その形
状、構造等も制約され、しかも製造が難しくなる、ま
た、水質浄化用カートリッジが頭部に収容されているも
のでは、胴部に比較して頭部が重くなり、シャワーヘッ
ドの重量バランスが悪くなって、扱いにくいものとなる
という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における前記問題点を解消するためのものであり、この
解決のため具体的に設定した課題は、切換弁の形状、構
造および収容容積等の制約を緩めるとともに重量バラン
スの良い形状および構造にすることができる浄水機能付
きシャワーヘッドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を効果的に解決
できるよう具体的に構成された手段としての、本発明に
おける請求項1に係る浄水機能付きシャワーヘッドは、
水質浄化用カートリッジを交換可能に収容した把持部と
ストレート吐出口およびシャワー吐出口を備えた頭部と
を一体に形成し、前記頭部には浄水の流入口および原水
の流入口との相対的な位置関係によって吐出の種類およ
び形態を切り換える回動式の切換弁を組み込み、この切
換弁に前記ストレート吐出口および前記シャワー吐出口
を形成して、前記切換弁を回動することにより原水と浄
水との切換えおよびストレート吐出とシャワー吐出との
切換えを行うことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、直接手で持つことができる大きさに形成
し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
体に形成され、原水と浄水とを選択する流路切換弁とス
トレート吐出およびシャワー吐出とを切り換える吐出切
換弁とを設けた頭部とを備え、この頭部に設ける前記流
路切換弁と前記吐出切換弁とを回動式の切換弁として一
体に形成したことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項3に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、直接手で持つことができる大きさに形成
し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
体に形成して、原水流路と浄水流路とを各別に形成する
とともに原水と浄水との切換えを行う流路切換弁を設け
た頭部とを備え、前記流路切換弁にストレート吐出とシ
ャワー吐出とを切り換える吐出切換弁を組み合わせると
ともにストレート吐出口とシャワー吐出口とを設けて、
原水と浄水との切換えならびにストレート吐出とシャワ
ー吐出との切換を可能にした回動式の切換弁として形成
したことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項4に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を、流入側を固定し吐
出側を回動部材として形成したことを特徴とする。
【0009】また、請求項5に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を吐出口側の構成部材
を操作部として兼用したことを特徴とする。
【0010】また、請求項6に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を、吐出面の中央部に
ストレート吐出口を設け、このストレート吐出口の周囲
にシャワー吐出口を配設したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における以下の実施の形態
では、流路切換と吐出切換とを同一の切換弁によって行
う場合について説明する。なお、この実施の形態は、発
明の趣旨をより良く理解させるため具体的に説明するも
のであり、特に指定のない限り、発明内容を限定するも
のではない。
【0012】〔構成〕この実施の形態における浄水機能
付きシャワーヘッドは、水、湯または湯水混合水(以
下、単に混合水という)を吐出する混合水栓を有する台
所の流しで使用されるもので、図1,2に示すように、
外観上は操作部として特別な突出部分がなく、一見、操
作部が設けられていないかのような形状に形成されてお
り、頭部のシャワー吐出面側の端部を操作することによ
って原水と浄水との流路切換ならびにストレートとシャ
ワーとの吐出状態の切換を同一回動式操作部を操作する
ことによって行えるようにした回動式の切換弁を組み込
んだ構成にしている。
【0013】この浄水機能付きシャワーヘッド100
は、水質浄化用カートリッジ(図示せず)を交換可能に
収容したシャワーヘッドとして利用できるようにするた
め、筒部11と筒部12とに分離できるように形成する
とともに混合水栓のホースに螺合するためのねじ14を
設けた端部13を形成した把持部101と、この把持部
101のホース取付側とは反対側の端部にストレート吐
出口21およびシャワー吐出口22を一体的に設けた頭
部102とを備える。
【0014】把持部101は、中間部で頭部102側に
一体化した筒部11とホース取付側の筒部12とに分
け、これらを着脱自在かつ一体的に組み合わせることが
できるようにする中継用ねじ部15を設け、この中継用
ねじ部15の螺合を解除して筒部11と筒部12を分離
することにより、把持部101の内部に水質浄化用カー
トリッジ103(図3,4参照)を収容することができ
るようにする。
【0015】頭部102には、中央部にストレート吐出
口21を形成し、その周囲を取り囲むようにシャワー吐
出口22を形成し、そのシャワー吐出口22を形成する
部材の周縁を立ち上がらせて、吐出口を回動するための
操作部として利用する外周側下端部23を形成する。
【0016】浄水機能付きシャワーヘッド100は、図
3,4に示すように、把持部101の内部に水質浄化用
カートリッジ103を収容する。この水質浄化用カート
リッジ103を収容した把持部101では、水質浄化用
カートリッジ103の外周側流路31を原水流路の一部
とし、水質浄化用カートリッジ103の中央空間部32
を浄水流路の一部として利用する。
【0017】水質浄化用カートリッジ103は、中心軸
と同心的に孔(中央空間部32)を設けて円筒状に形成
した水質浄化材34と、その下流側に不織布、スポンジ
または網等からなるフィルタ35,36に挟持されて配
設された粒状あるいはペレット状の殺菌セラミック37
とを、3つに分割したキャップ41,42,43によっ
て形成される2つの空間にそれぞれ収容したものであ
る。
【0018】そして、周壁にスリットを多数設けた有底
円筒形状に形成したキャップ41と、円筒形状の中央部
に流体通路となる孔を穿設した軸方向に垂直な面の水質
浄化材支持壁を有して各端部に他のキャップ41,43
との嵌合部を形成したキャップ42とにより形成される
空間に、水質浄化材34を収容する。
【0019】また、キャップ42は異径の2つの円筒を
中心軸に対して垂直な壁面により接続し、2つの円筒の
うち大径側の円筒にキャップ42との嵌合部を形成し、
小径側の円筒には頭部102側に設けた(後述の)カー
トリッジ受け44との嵌合部を形成したキャップ43に
より形成された、大径側の円筒の内部空間に、フィルタ
35,36に挟持された殺菌セラミック37を収容す
る。
【0020】キャップ41とキャップ42が形成する空
間に収容される水質浄化材34は、活性炭を主成分と
し、円筒状に固めたもので、この円筒状の外周面と中心
孔との間を混合水が透過する時に、水中に溶解した化学
成分や浮遊している微細な固形物質が吸着または濾過さ
れる。
【0021】また、キャップ43の大径側の円筒内に収
容される殺菌セラミック37は、リン酸カルシウムを母
体として酸化亜鉛、モンモリロナイト等を混合して粒状
あるいはペレット状に焼結したものに銀あるいは銅等を
吸着したもので、その表面に水中の有害な細菌類を吸着
して殺菌するとともに金属イオンを放出して水中の有害
な細菌類を殺菌または滅菌し、水質を無害化する。
【0022】把持部101の筒部11の内部には、水質
浄化用カートリッジ103の先端部(キャップ43の小
径側の端部)を差し込み、固定するための円筒状のカー
トリッジ受け44を頭部102側の表面から突設する。
このカートリッジ受け44に水質浄化用カートリッジ1
03のキャップ43の小径側の端部を差し込むことによ
り、水質浄化用カートリッジ103が位置固定される。
キャップ43の小径側の端部には周面にOリング45が
周設され、端部がカートリッジ受け44に差し込まれた
場合にカートリッジ受け44の内周面に密接するOリン
グ45により漏れが止められる。
【0023】そして、カートリッジ受け44の外周側流
路46が、水質浄化用カートリッジ103の外周側流路
31と連通して把持部101内の原水流路として利用さ
れ、さらにカートリッジ受け44の内面側流路47が水
質浄化用カートリッジ103の中央空間部32と殺菌セ
ラミック37を介して連通することにより把持部101
内の浄水流路として利用される。
【0024】これにより、浄水吐出の場合には、把持部
101内に流入した混合水が、水質浄化用カートリッジ
103の外周側流路31から水質浄化用カートリッジ1
03の水質浄化材34を通過して水質を浄化し、水質浄
化材34の中央空間部32に流出して引き続きフィルタ
36、殺菌セラミック37、フィルタ35を通過して殺
菌または滅菌して水質を無害化し、その後、カートリッ
ジ受け44の内面側流路47を介して頭部102側に流
出し、頭部102から外部へ吐出する。
【0025】また、原水吐出の場合には、水質浄化用カ
ートリッジ103の外周側流路31を通過し、カートリ
ッジ受け44の外周側流路46を介して頭部102側に
流出し、頭部102から外部へ吐出する。この原水吐出
の場合には、混合水が水質浄化用カートリッジ103の
外周側流路31を通過するため、浄水吐出時に蓄積され
た水質浄化材表面に付着した目詰まりを引き起こすよう
な微細な固形物質等を洗い流し、浄化吐出時に目詰りし
にくくし、水質浄化材34の浄化能力を高レベルに維持
するとともに寿命を長くする。
【0026】特に、湯を原水吐出する場合には、湯温が
高温であるほど、水質浄化材34の主成分である活性炭
から、浄水吐出時に吸着したトリハロメタンや金属イオ
ン等を放出させて、効果的に除去することができ、活性
炭の再生効果を高めることができる。
【0027】頭部102の内部には、図3〜6に示すよ
うに、略上半部には把持部101内の原水流路と接続す
る頭部102内の原水流路24、および、把持部101
内の浄水流路と接続する頭部102内の浄水流路25が
形成され、その略下半部にはシャワー吐出口22の外周
側下端部23を操作部として利用する回動式の切換弁1
05が組み込まれる。
【0028】回動式の切換弁105は、頭部102に固
着される固定仕切部材51と、この固定仕切部材51に
回動自在に組付けた回動部材52とからなり、回動部材
52に設けられた外周側下端部23を操作することによ
って、原水と浄水との流路切換ならびにストレートとシ
ャワーとの吐出切換を行わせることができるようにす
る。
【0029】固定仕切部材51は、頭部102内に固着
し、原水と浄水との流路を仕切るとともに原水と浄水と
の吐出流路側への流出口を各別に穿設し、回動部材52
側に設けた各流入口との間で回動部材52の回動に従っ
て組み合わされ、吐出水と吐出流路との所定の組合せが
選択される。この固定仕切部材51は、円盤状の仕切板
61の中央部に突出貫通した軸部材62と、この軸部材
62を含めた径方向の直線上に軸部材62に対して同一
方向に並べて配置した浄水流出口63と原水流出口64
とを穿設し、回動部材52が所定の位置に回動されたと
きにクリック感を与えるとともに位置ずれを起こさない
ように位置固定する突起収容部65を突設する。
【0030】浄水流出口63と原水流出口64とには、
それぞれ、ばね66に付勢されて回動部材52に当接
し、回動部材52側の各開口との間の間隙を大きく開け
ないようにする開口当接部材67を内蔵する。また、突
起収容部65には、ばね68に付勢された係止部材69
を収容して、回動部材52の回動時における回動部材5
2側に設けられた各凹部88(図13参照)への係止部
材69の落ち込みによるクリック感を与えるとともに、
固定仕切部材51と回動部材52とが相対的に位置ずれ
しないように位置固定する。
【0031】回動部材52は、全体形状を両端に蓋をし
た浅い二重円筒形に形成し、固定仕切部材51の浄水流
出口63または原水流出口64から流出する混合水を、
それぞれストレート吐出口21とシャワー吐出口22と
のいずれかに導く流路を内部に形成する。
【0032】この回動部材52は、固定仕切部材51の
軸部材62に回動自在に軸着する軸着部材71と、この
軸着部材71の下端面でストレート吐出口21の外周側
にシャワー吐出口22を設けるシャワー吐出面を形成す
るとともにこのシャワー吐出面の周辺部に回動部材52
の操作部となる外周側下端部23を形成するシャワープ
レート72と、シャワープレート72の中央部に嵌め込
まれてストレート吐出口21およびストレート吐出口2
1への流路を形成するストレート吐出面形成部材73と
からなる。
【0033】そして、この回動部材52では、固定仕切
部材51の軸部材62に軸着する軸着部材71の軸部材
62への嵌着部周辺にストレート吐出流路74を形成
し、そのストレート吐出流路74の外周側に円筒状中間
仕切壁75を介してシャワー吐出流路76を同心的に形
成する。
【0034】ストレート吐出流路74は、回動部材52
の軸着部材71に設けられた嵌着部77と円筒状中間仕
切壁75との間に形成された空間で、軸着部材71の上
壁には嵌着部77と円筒状中間仕切壁75との中間位置
に固定仕切部材51の浄水流出口63の配置位置に合わ
せて穿設されて浄水用のストレート吐出用案内流路83
に連通する開口81が開設され、また上壁の円筒状中間
仕切壁75よりも外側の位置には固定仕切部材51の原
水流出口64の配置位置に合わせて穿設されて原水用の
ストレート吐出用案内流路87に連通する開口85が開
設されて、浄水と原水との両方の流路として兼用される
ストレート吐出用の流路を形成する。
【0035】このストレート吐出流路74は、上流側で
は混合水が開口81,85からストレート吐出用案内流
路83,87を介して流入し、下流側では接続する集合
通過部26を介してストレート吐出面形成部材73の内
部に形成された流路に流出し、この流路を経てストレー
ト吐出口21から吐出するようにした中間案内流路を形
成する。
【0036】シャワー吐出流路76は、回動部材52の
軸着部材71に設けられた円筒状中間仕切壁75と外周
壁78との間に形成された空間で、軸着部材71の上壁
には嵌着部77と円筒状中間仕切壁75との中間位置に
固定仕切部材51の浄水流出口63の配置位置に合わせ
て開口81と軸対称な位置に穿設されて浄水用のシャワ
ー吐出用案内流路84に連通する開口82が開設され、
また上壁の円筒状中間仕切壁75よりも外側の位置には
固定仕切部材51の原水流出口64の配置位置に合わせ
開口85と軸対称な位置に穿設された開口86が開設さ
れて、浄水と原水との両方の流路として兼用されるシャ
ワー吐出用の流路を形成する。
【0037】このシャワー吐出流路76は、上流側では
原水が直に連通した開口86から直接流入し、また浄水
は開口82からシャワー吐出用案内流路84を介して流
入し、下流側では軸着部材71の下端に嵌着されたシャ
ワープレート72に穿設されたシャワー吐出口22,
…,22から直に吐出するようにした中間案内流路を形
成する。
【0038】切換弁105を収容する頭部102は、図
7〜9に示すように、吐出側に切換弁105を収容する
主要部が有蓋円筒形の外皮27を形成し、この外皮27
の把持部側には筒部11が突出し、その突出した筒部1
1の内側にカートリッジ受け44を略同心に突出し、そ
の外皮27の円筒中心に対して同心的に小径の薄肉円筒
を頂部内面から垂下して原水流路と浄水流路とを分ける
隔壁28を形成し、その隔壁28の周面に一端を結合し
てカートリッジ受け44から隔壁28までの間を連通す
る中継隔壁29を形成する。
【0039】隔壁28の内側は中継隔壁29を介してカ
ートリッジ受け44の内面側流路47と連通した浄水流
路となり、外側がカートリッジ受け44の外周側流路4
6と連通する原水流路となる。隔壁28の下側には切換
弁105の固定仕切部材51が嵌着して頭部102を密
封し、頭部102に流入した混合水を切換弁105の動
作に従い原水と浄水のいずれかをストレート吐出口21
かシャワー吐出口22のいずれかより吐出する。
【0040】固定仕切部材51は、図10〜12に示す
ように、仕切板61の端縁に頭部102への嵌合用の浅
い円筒部61aを軸方向に立設し、仕切板61には中央
部に貫通した有底円柱状の軸部材62を軸方向に突出
し、その軸部材62の下流側の端面に軸方向に深く孔6
2aを穿設し、仕切板61の上流側の面には軸部材62
の突出位置から径方向外側に浄水流出口63を設け、軸
部材62と浄水流出口63とを含む直線上にあって軸部
材62に対し浄水流出口63と同一側で端縁近傍に寄っ
た位置に原水流出口64を穿設し、さらに軸部材62と
流出口63,64とを含む直線上にあって軸部材62に
対し流出口63,64とは反対側に突起収容部65を突
出し、仕切板61の上流側の面には軸部材62と同心的
に頭部102の隔壁28に内嵌する原水流路と浄水流路
との隔壁61bを立設する。
【0041】流出口63,64の下流側には軸部材62
の軸に平行で深い孔63a,64aを流出口63,64
と同心的に穿設し、それぞれの孔63a,64aにばね
66により下流側に付勢された開口当接部材67(図5
参照)を収容できるようにする。また、突起収容部65
の下端面から軸方向に平行で深い孔65aを穿設してば
ね68と係止部材69(図5参照)を収容できるように
する。
【0042】回動部材52の軸着部材71は、図13〜
16に示すように、上面側には固定仕切部材51の仕切
板下面側に対面する平円板79を形成し、この平円板7
9の外周端には下面側に向けて略円筒状の外周壁78を
垂下し、その外周壁78の下端部をシャワープレート7
2が外嵌できる外径に調整するとともに漏止め用のOリ
ングを外嵌するOリング溝78aを刻設し、平円板79
の下面側には中心部に固定仕切部材51の軸部材62に
外嵌する嵌着部77と、この嵌着部77と略同心で直径
を大きくしストレート吐出面形成部材73を下端に螺合
するとともにストレート吐出用とシャワー吐出用の流路
を隔離する隔壁となる円筒状中間仕切壁75とを垂下す
る。
【0043】平円板79の中心部に設ける嵌着部77に
は、平円板79側に固定仕切部材51の軸部材62に外
嵌する嵌着部77の内径と同一径の孔77aを穿設して
内径側を貫通し、軸部材62を軸として回動できるよう
にする。この嵌着部77の外周側に設けた円筒状中間仕
切壁75は、下端部の内径側に雌ねじ75aを形成して
ストレート吐出面形成部材73を螺合できるようにし、
外周面にはシャワープレート72を嵌合するときの軸方
向への位置規制用ストッパとなる突出部75bを周設
し、この突出部75bの周上の一か所に矩形状の切欠き
部75cを設けて、嵌合したシャワープレート72の回
止めを係合することができるようにする。
【0044】平円板79の孔77aを穿設した位置のま
わりには、平円板79の中心を通る直線上で固定仕切部
材51の浄水流出口63の穿設位置と中心からの径方向
位置が略同一になる位置に、浄水用のストレート吐出流
路への開口81とシャワー吐出流路への開口82とを中
心に対する軸対称位置に穿設し、その外方向に係止部材
69の先端部が係合する凹部88,88を固定仕切部材
51に設けられた突起収容部65の孔65aの穿設位置
と中心からの径方向位置が略同一になる位置にそれぞれ
刻設する。
【0045】孔77aと各開口81,82の中心を通る
直線に対して垂直な直線上で固定仕切部材51の原水流
出口64の穿設位置と中心からの径方向位置が略同一に
なる位置に、原水用のストレート吐出流路への開口85
とシャワー吐出流路への開口86とを中心に対する軸対
称位置に穿設し、それらの開口85,86の中心側に寄
った位置には、固定仕切部材51に設けられた突起収容
部65の孔65aの穿設位置と孔77aの中心からの径
方向位置が略同一になる位置に、係止部材69の先端部
が係合する凹部88,88をそれぞれ刻設する。
【0046】そして、平円板79の下面側には、開口8
2とシャワー吐出流路の間を連通する浄水用のシャワー
吐出用案内流路84を形成する孔を穿設し、開口85と
ストレート吐出流路74との間を連通するストレート吐
出用案内流路87を形成する角筒状の隔壁89を設け
る。
【0047】頭部102に固定仕切部材51と軸着部材
71を組み付けるには、固定仕切部材51は軸部材62
に設けた孔62aの開口側を頭部102の吐出側に向
け、頭部102内の所定位置に所定の向きで嵌着し、各
流出口63,64の孔63a,64aにばね66に付勢
された開口当接部材67をそれぞれ内蔵して各流出口6
3,64と軸着部材71側の各開口81,82,85,
86との間の間隙を開けないようにし、さらに、突起収
容部65の孔65aには、ばね68に付勢された係止部
材69を収容して、回動部材52の回動時における軸着
部材71側の各凹部88,…,88のいずれかに係止部
材69の先端が落ち込むことによるクリック感を与える
ことができるようにして、固定仕切部材51の軸部材6
2に回動部材52側の軸着部材71を嵌着して孔62a
に木ねじ等のねじ部品(図5参照)をねじ込むことによ
り、固定仕切部材51の軸部材62に回動部材52の軸
着部材71を回動自在に取り付け、シャワー吐出面の中
心位置を回動中心として回動できるようにする。
【0048】シャワープレート72は、図17に示すよ
うに、中央部が開口され、その開口端縁にはストレート
吐出面形成部材73を嵌め込むことができるようにする
とともに円筒状中間仕切壁75に外嵌するための内径を
有する浅い円筒部72aを内面側に突設し、外周端には
円筒部72aと同一方向に突出するとともに内径を軸着
部材71に設けられた外周壁78の下端部外径に嵌合す
るための大きさを有する浅い円筒状の外周側下端部23
を形成し、円筒部72aと外周側下端部23との間に位
置する平板部72bにはシャワー吐出口22を多数個に
つき略均等に穿設する。
【0049】このシャワープレート72の円筒部72a
には、軸着部材71に嵌合したときの回止め用に矩形状
の突起72cを上端面から突出し、円筒状中間仕切壁7
5に設けられた突出部75bの切欠き75cに係合して
回止めすることができるように形成する。円筒部72a
の高さは円筒状中間仕切壁75に設けられた突出部75
bに当接するまでに必要な寸法以下であれば良く、ま
た、外周側下端部23の高さは嵌合する相手部材の嵌合
位置における高さに応じて規定し、その範囲で頭部10
2の外皮27の下端に当接しないで済む寸法にする。
【0050】集合通過部26は、図18に示すように、
有底円筒の底板部26aに外周側の下端部が外部と部分
的に貫通する多数の光芒を有する環状の溝26bを軸方
向に深く刻設し、底板部26aの側方を円筒部の外径よ
りも小さく形成して、溝26bの側方を開口した形状に
形成する。この集合通過部26の外形は上部に浅い円筒
部26cを有し、この円筒部26cをストッパとしてス
トレート吐出面形成部材73の集合通過部嵌合箇所に嵌
め込むことができる外径に形成し、底板部26aの下方
に突出した中央部を集合通過部嵌合箇所に形成されてい
る下方に縮径するコーン部91c(図19参照)に位置
するように軸方向の寸法を調節する。
【0051】ストレート吐出面形成部材73は、上下に
分割できるように形成している。ストレート吐出面形成
部材73の分割上部を形成する入口部材91は、図19
に示すように、集合通過部26を内嵌する上端に孔あき
円板を設けた鍔付き円筒形に形成した部材とし、分割下
部を形成する出口部材92は、図20に示すように、下
端部に環状円板を突設した二重円筒に形成した部材とし
ている。
【0052】入口部材91は、図19に示すように、円
板部91aの中央部にストレート吐出口21側へ流出さ
せるための開口部91bを設け、その開口部91bを集
合通過部26を嵌合する嵌合孔として利用し、その開口
部91bは段違いに形成されて径の大きい方は一定の内
径を有し、径の小さい方はストレート吐出口21への流
路に向かって縮径するコーン部91cを形成して、嵌合
した集合通過部26から流出する混合水を中心部に向か
って集中させるように形成する。また、下端には周上等
間隔8か所に切欠き部91d,…,91dを刻設する。
この入口部材91の開口部91bに集合通過部26を嵌
合すると、集合通過部26の開口から溝26bを経て径
方向外方へ流出する混合水を、入口部材91のコーン部
91cによって流出方向を規制され、中心方向へ集中し
て流出するようになる。
【0053】出口部材92は、図20に示すように、下
端部に環状円板92aを突設した外側円筒部92bとそ
の内側に設けた内側円筒部92cとにより二重円筒部9
2dを形成し、内側円筒部92cの下端に円筒部内径よ
りも縮径したストレート吐出口21を形成し、外側円筒
部92bと内側円筒部92cとの間に形成された間隙を
出口部材92の外面側から内面側への通気路92eとし
て利用する。
【0054】外側円筒部92bと内側円筒部92cとの
間には複数のリブ92f,…,92fを介装して外側円
筒部92bと内側円筒部92cとを一体に結合する。外
側円筒部92bの外周面には雄ねじ92gを設けて軸着
部材71に設けた雌ねじ75aに螺合できるようにす
る。内側円筒部92cの上端面は軸心に対して垂直な平
面に形成し、入口部材91の下端が当接して切欠き部9
1d,…,91dの開口端を閉じたときに、出口部材9
2の外面側の通気路92eから内面側のストレート吐出
流路へ自由に気体が流れるようにするための通気口とし
て形成する。
【0055】〔作用効果〕このような外周側下端部23
を操作部とした回動式の切換弁105では、操作部の回
動位置により、中央部のストレート吐出口21と、この
ストレート吐出口21の周囲に配置されたシャワー吐出
口22から、原水と浄水とのいずれかを選択的に吐出で
きるように形成されている。すなわち、
【0056】浄水のストレート吐出を選択した場合に
は、図5,6に示すように、固定仕切部材51の浄水流
出口63が穿設されている位置に回動部材52の軸着部
材71に穿設された開口81が位置するとともに係止部
材69が凹部88に係合して位置固定するため、水質浄
化用カートリッジ103により浄化され、カートリッジ
受け44の内面側流路47から頭部102内の浄水流路
25を経て固定仕切部材51の浄水用の空間内に開口し
た浄水流出口63に達した混合水は、回動部材52の軸
着部材71に穿設された開口81から軸着部材71内に
流入して、ストレート吐出用案内流路83からストレー
ト吐出流路74を経て集合通過部26に到達し、この集
合通過部26を介して出口部材92の内側円筒部92c
内に流入してストレート吐出口21から吐出する。
【0057】浄水のストレート吐出位置から 180度回動
して、浄水のシャワー吐出を選択した場合には、図2
1,22に示すように、固定仕切部材51の浄水流出口
63が穿設されている位置に回動部材52の軸着部材7
1に穿設された開口82が位置するとともに係止部材6
9が凹部88に係合して位置固定するため、水質浄化用
カートリッジ103により浄化され、カートリッジ受け
44の内面側流路47から頭部102内の浄水流路25
を経て固定仕切部材51の浄水用の空間内に開口した浄
水流出口63に達した混合水は、回動部材52の軸着部
材71に穿設された開口82から軸着部材71内に流入
して、シャワー吐出用案内流路84からシャワー吐出流
路76を経てシャワー吐出口22から吐出する。
【0058】また、浄水のストレート吐出位置から 90
度反時計回りの方向に回動するか、浄水のシャワー吐出
位置から 90 度時計回りの方向に回動して、原水のスト
レート吐出を選択した場合には、図23,24に示すよ
うに、固定仕切部材51の原水流出口64が穿設されて
いる位置に回動部材52の軸着部材71に穿設された開
口85が位置するとともに係止部材69が凹部88に係
合して位置固定するため、水質浄化用カートリッジ10
3の外周側流路31を通過してカートリッジ受け44の
外周側流路46から頭部102内の原水流路24を経て
固定仕切部材51の原水用の空間内に開口した原水流出
口64に達した混合水は、回動部材52の軸着部材71
に穿設された開口85から軸着部材71内に流入して、
ストレート吐出用案内流路87からストレート吐出流路
74を経て集合通過部26に到達し、この集合通過部2
6を介して出口部材92の内側円筒部92c内に流入し
てストレート吐出口21から吐出する。
【0059】原水のストレート吐出位置から 180度回動
して、原水のシャワー吐出を選択した場合には、図2
5,26に示すように、固定仕切部材51の原水流出口
64が穿設されている位置に回動部材52の軸着部材7
1に穿設された開口86が位置するとともに係止部材6
9が凹部88に係合して位置固定するため、水質浄化用
カートリッジ103の外周側流路31を通過してカート
リッジ受け44の外周側流路46から頭部102内の原
水流路24を経て固定仕切部材51の原水用の空間内に
開口した原水流出口64に達した混合水は、回動部材5
2の軸着部材71に穿設された開口86から軸着部材7
1内に流入して、直接、シャワー吐出流路76に流入
し、このシャワー吐出流路76を経てシャワー吐出口2
2から吐出する。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明では、請求項1に係
る浄水機能付きシャワーヘッドは、水質浄化用カートリ
ッジを交換可能に収容した把持部とストレート吐出口お
よびシャワー吐出口を備えた頭部とを一体に形成し、前
記頭部には浄水の流入口および原水の流入口との相対的
な位置関係によって吐出の種類および形態を切り換える
回動式の切換弁を組み込み、この切換弁に前記ストレー
ト吐出口および前記シャワー吐出口を形成して、前記切
換弁を回動することにより原水と浄水との切換えおよび
ストレート吐出とシャワー吐出との切換えを行うことに
より、切換弁の形状および構造を簡素化でき、また、水
質の切換および吐出の選択が容易となり、しかも重量バ
ランスの良い多機能切換型の浄水機能付きシャワーヘッ
ドを得ることができる。
【0061】また、請求項2に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、直接手で持つことができる大きさに形成
し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
体に形成され、原水と浄水とを選択する流路切換弁とス
トレート吐出およびシャワー吐出とを切り換える吐出切
換弁とを設けた頭部とを備え、この頭部に設ける前記流
路切換弁と前記吐出切換弁とを回動式の切換弁として一
体に形成したことにより、流路切換と吐出切換とを同時
に行うことができ、切換操作が容易となり、機能性を向
上させることができるとともに多機能を有するわりに構
成が簡素化できて重量バランスを良くすることができ
る。
【0062】また、請求項3に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、直接手で持つことができる大きさに形成
し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
体に形成して、原水流路と浄水流路とを各別に形成する
とともに原水と浄水との切換えを行う流路切換弁を設け
た頭部とを備え、前記流路切換弁にストレート吐出とシ
ャワー吐出とを切り換える吐出切換弁を組み合わせると
ともにストレート吐出口とシャワー吐出口とを設けて、
原水と浄水との切換えならびにストレート吐出とシャワ
ー吐出との切換を可能にした回動式の切換弁として形成
したことにより、原水と浄水との切換えならびにストレ
ート吐出とシャワー吐出との切換を容易にできるととも
に多機能を有する複雑な構成を簡素化することができ、
これにより使用時の重量バランスを良くすることができ
る。
【0063】また、請求項4に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を、流入側を固定し吐
出側を回動部材として形成したことにより、吐出端を操
作端として利用することができ、流路切換と吐出切換と
を行う切換弁の構成を簡素化することができるとともに
機能性を向上させることができる。
【0064】また、請求項5に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を、吐出口側の構成部
材を操作部として兼用したことにより、構成を簡素化で
き、軽量化することができる。
【0065】また、請求項6に係る浄水機能付きシャワ
ーヘッドは、前記回動式の切換弁を、吐出面の中央部に
ストレート吐出口を設け、このストレート吐出口の周囲
にシャワー吐出口を配設したことにより、吐出面の効率
的な使用ができるとともに構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における浄水機能付きシャ
ワーヘッドの外観を示す平面図である。
【図2】同上浄水機能付きシャワーヘッドの外観を示す
側面図である。
【図3】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す平面断
面(B−B矢視)図である。
【図4】同上浄水機能付きシャワーヘッドを示す側面断
面(A−A矢視)図である。
【図5】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水ストレ
ート吐出時における頭部を拡大して示す側面断面図であ
る。
【図6】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水ストレ
ート吐出時における頭部を拡大して示す平面断面(C−
C矢視)図である。
【図7】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭部
単体を拡大して示す平面断面(J−J矢視)図である。
【図8】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭部
単体を拡大して示す側面断面(K−K矢視)図である。
【図9】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける頭部
単体を拡大して示す正面断面(L−L矢視)図である。
【図10】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける固
定仕切部材を拡大して示す上平面図である。
【図11】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける固
定仕切部材を拡大して示す縦面図である。
【図12】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける固
定仕切部材を拡大して示す下平面図である。
【図13】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける回
動部材の軸着部材を拡大して示す上平面図である。
【図14】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける回
動部材の軸着部材を拡大して示す側面断面(M−M矢
視)図である。
【図15】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける回
動部材の軸着部材を拡大して示す下平面図である。
【図16】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける回
動部材の軸着部材を拡大して示す側面断面(N−N矢
視)図である。
【図17】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおけるシ
ャワープレートを拡大して示す説明図であり、(A)は
縦断面図、(B)は平面図である。
【図18】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける集
合通過部を拡大して示す説明図であり、(A)は縦断面
図、(B)は上平面図、(C)は下平面図である。
【図19】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける入
口部材を拡大して示す説明図であり、(A)は縦断面
図、(B)は上平面図、(C)は下平面図である。
【図20】同上浄水機能付きシャワーヘッドにおける出
口部材を拡大して示す説明図であり、(A)は縦断面
図、(B)は下平面図である。
【図21】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水シャ
ワー吐出時における頭部を拡大して示す側面断面図であ
る。
【図22】同上浄水機能付きシャワーヘッドの浄水シャ
ワー吐出時における頭部を拡大して示す平面断面(O−
O矢視)図である。
【図23】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水スト
レート吐出時における頭部を拡大して示す側面断面図で
ある。
【図24】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水スト
レート吐出時における頭部を拡大して示す平面断面(P
−P矢視)図である。
【図25】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水シャ
ワー吐出時における頭部を拡大して示す側面断面図であ
る。
【図26】同上浄水機能付きシャワーヘッドの原水シャ
ワー吐出時における頭部を拡大して示す平面断面(Q−
Q矢視)図である。
【符号の説明】
11,12 筒部 21 ストレート吐出口 22 シャワー吐出口 31 (水質浄化用カートリッジの)外周側流路 32 中央空間部 34 水質浄化材 35,36 フィルタ 37 殺菌セラミック 41,42,43 キャップ 44 カートリッジ受け 46 (カートリッジ受けの)外周側流路 47 (カートリッジ受けの)内面側流路 51 固定仕切部材 52 回動部材 61 仕切板 62 軸部材 63 浄水流出口 64 原水流出口 65 突起収容部 66 ばね 67 開口当接部材 68 ばね 69 係止部材 71 軸着部材 72 シャワープレート 73 ストレート吐出面形成部材 74 ストレート吐出流路 75 円筒状中間仕切壁 75a 雌ねじ 76 シャワー吐出流路 77 嵌着部 77a 孔 78 外周壁 79 平円板 81,82,85,86 開口 84 シャワー吐出用案内流路 87 ストレート吐出用案内流路 88 凹部 89 隔壁 91 入口部材 91a 円板部 91b 開口部 91c コーン部 91d 切欠き部 92 出口部材 92a 環状円板 92b 外側円筒部 92c 内側円筒部 92d 二重円筒部 92e 通気路 92f リブ 92g 雄ねじ 100 浄水機能付きシャワーヘッド 101 把持部 102 頭部 103 水質浄化用カートリッジ 105 切換弁
フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 FA04 2D060 CB03 CD01 CD09 4D024 AA02 AB11 BA02 BB05 CA04 CA05 CA13 DB27 4F033 AA11 BA04 CA01 CA13 DA05 EA01 LA09 NA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水質浄化用カートリッジを交換可能に収容
    した把持部とストレート吐出口およびシャワー吐出口を
    備えた頭部とを一体に形成し、前記頭部には浄水の流入
    口および原水の流入口との相対的な位置関係によって吐
    出の種類および形態を切り換える回動式の切換弁を組み
    込み、この切換弁に前記ストレート吐出口および前記シ
    ャワー吐出口を形成して、前記切換弁を回動することに
    より原水と浄水との切換えおよびストレート吐出とシャ
    ワー吐出との切換えを行うことを特徴とする浄水機能付
    きシャワーヘッド。
  2. 【請求項2】直接手で持つことができる大きさに形成
    し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
    を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
    体に形成され、原水と浄水とを選択する流路切換弁とス
    トレート吐出およびシャワー吐出とを切り換える吐出切
    換弁とを設けた頭部とを備え、この頭部に設ける前記流
    路切換弁と前記吐出切換弁とを回動式の切換弁として一
    体に形成したことを特徴とする浄水機能付きシャワーヘ
    ッド。
  3. 【請求項3】直接手で持つことができる大きさに形成
    し、他部品との接続端を設け、水質浄化用カートリッジ
    を交換可能に内蔵した把持部と、この把持部の先端に一
    体に形成して、原水流路と浄水流路とを各別に形成する
    とともに原水と浄水との切換えを行う流路切換弁を設け
    た頭部とを備え、前記流路切換弁にストレート吐出とシ
    ャワー吐出とを切り換える吐出切換弁を組み合わせると
    ともにストレート吐出口とシャワー吐出口とを設けて、
    原水と浄水との切換えならびにストレート吐出とシャワ
    ー吐出との切換を可能にした回動式の切換弁として形成
    したことを特徴とする浄水機能付きシャワーヘッド。
  4. 【請求項4】前記回動式の切換弁を、流入側を固定し吐
    出側を回動部材として形成したことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の浄水機能付きシャワーヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】前記回動式の切換弁を、吐出口側の構成部
    材を操作部として兼用したことを特徴とする請求項4記
    載の浄水機能付きシャワーヘッド。
  6. 【請求項6】前記回動式の切換弁を、吐出面の中央部に
    ストレート吐出口を設け、このストレート吐出口の周囲
    にシャワー吐出口を配設したことを特徴とする請求項4
    記載の浄水機能付きシャワーヘッド。
JP35791199A 1999-12-16 1999-12-16 浄水機能付きシャワーヘッド Expired - Fee Related JP4354597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35791199A JP4354597B2 (ja) 1999-12-16 1999-12-16 浄水機能付きシャワーヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35791199A JP4354597B2 (ja) 1999-12-16 1999-12-16 浄水機能付きシャワーヘッド

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263629A Division JP4713624B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 浄水機能付きシャワーヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001169953A true JP2001169953A (ja) 2001-06-26
JP4354597B2 JP4354597B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=18456580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35791199A Expired - Fee Related JP4354597B2 (ja) 1999-12-16 1999-12-16 浄水機能付きシャワーヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4354597B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042993A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Jiyopuratsukusu Kk 浄水機能付きシャワーヘッド
JP2006328749A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 浄水機能付水栓
JP2007508504A (ja) * 2003-10-10 2007-04-05 アメリカム, インク. 切換弁
JP2012002027A (ja) * 2010-06-19 2012-01-05 Lixil Corp 浄水装置付き吐水ヘッド及びカバー付き浄化カートリッジ
CN106179797A (zh) * 2016-09-21 2016-12-07 孙月玲 能够切换水路的净水花洒
CN109139979A (zh) * 2018-10-22 2019-01-04 泉州万滤达净水科技有限公司 一种单把阀门控制冷热水和简便过滤饮用水水龙头
CN113209676A (zh) * 2021-05-20 2021-08-06 福建欣宇卫浴科技股份有限公司 一种过滤结构及花洒
KR102444245B1 (ko) * 2022-02-16 2022-09-19 (주)엣진 조립성 및 기밀성을 향상시킨 싱크대용 수전 헤드

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101514009B1 (ko) * 2014-06-05 2015-04-21 주식회사 워싱월드 다기능 절수형 샤워기
DE102015219413B3 (de) * 2015-10-07 2016-11-03 Hansgrohe Se Sanitärbrausenkopf

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508504A (ja) * 2003-10-10 2007-04-05 アメリカム, インク. 切換弁
JP4855939B2 (ja) * 2003-10-10 2012-01-18 アメリカム, インク. 切換弁
JP2006042993A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Jiyopuratsukusu Kk 浄水機能付きシャワーヘッド
JP2006328749A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 浄水機能付水栓
JP2012002027A (ja) * 2010-06-19 2012-01-05 Lixil Corp 浄水装置付き吐水ヘッド及びカバー付き浄化カートリッジ
CN106179797A (zh) * 2016-09-21 2016-12-07 孙月玲 能够切换水路的净水花洒
CN106179797B (zh) * 2016-09-21 2019-01-11 孙月玲 能够切换水路的净水花洒
CN109139979A (zh) * 2018-10-22 2019-01-04 泉州万滤达净水科技有限公司 一种单把阀门控制冷热水和简便过滤饮用水水龙头
CN113209676A (zh) * 2021-05-20 2021-08-06 福建欣宇卫浴科技股份有限公司 一种过滤结构及花洒
KR102444245B1 (ko) * 2022-02-16 2022-09-19 (주)엣진 조립성 및 기밀성을 향상시킨 싱크대용 수전 헤드

Also Published As

Publication number Publication date
JP4354597B2 (ja) 2009-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001001833A1 (fr) Pomme de douche a fonction de purification d'eau
JP2002054201A (ja) 外部浄水器付き混合水栓
JP2001169953A (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP4825939B2 (ja) 浄水機能付き吐水ヘッド
JP4575535B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
US7504033B2 (en) Water quality purification cartidge
AU644053B2 (en) Water purifier attachable to a faucet, and a holder and cartridge for use therein
JP4713624B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP2003211029A (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP3635417B2 (ja) 処理水シャワー付切り替え弁装置
JP2757151B2 (ja) 蛇口浄水器
JP4800818B2 (ja) シリンダ式弁装置
JP4801207B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP2009006321A (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JPH04210287A (ja) 水処理器付水栓
JP4117034B2 (ja) 浄水器
JP2002356891A (ja) 緊急遮断弁付きの水栓及び水栓用のカートリッジ
JP2001149251A (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP2004205031A (ja) 浄水器および切換弁
JP3799007B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッドにおける水質浄化用カートリッジの自動クリーニング構造
JP4653846B2 (ja) 浄水機能付きシャワーヘッド
JP4243677B2 (ja) 浄水装置
JPH11293729A (ja) 水切換装置
JP3471412B2 (ja) 切換弁及び浄水器
WO2022123422A1 (en) A water treatment cartridge for a water treatment device, a head of a water treatment device and a water treatment device comprising such a cartridge and such a head

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4354597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees