JPH11179345A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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Publication number
JPH11179345A
JPH11179345A JP34968297A JP34968297A JPH11179345A JP H11179345 A JPH11179345 A JP H11179345A JP 34968297 A JP34968297 A JP 34968297A JP 34968297 A JP34968297 A JP 34968297A JP H11179345 A JPH11179345 A JP H11179345A
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JP
Japan
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water
hole
flow rate
main body
faucet
Prior art date
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Application number
JP34968297A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
Kanji Inoue
完治 井上
Koichi Negishi
公一 根岸
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作により手軽に給水流量を切り替え
る。 【解決手段】 大流量用孔72及び小流量用孔74がそ
れぞれユニット本体66の上下方向中程まで形成され
る。大流量用孔72及び小流量用孔74を繋ぎつつユニ
ット本体66の外周側に出水横穴76が延び、出水横穴
76の端部に対応するユニット本体66の外周面に浄水
器本体に接続される出水ポート78が配置される。ユニ
ット本体66とブラケット64との間にこれらに対して
回転可能に水量切替え部材80が配置され、導入孔84
を有した導入ポート82が固定される。水量切替え部材
80の回転に伴って、この導入孔84が大流量用孔7
2、小流量用孔74の何れにも対向可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛇口からホースに
より送られた水を通過させて濾過処理して蛇口に戻す構
造の浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全な飲料水に対する要求が高ま
っており、水質が比較的悪い地域や時期においても効果
的に安全な飲料水が得られるように、浄水器が使われる
ようになった。
【0003】例えば、浄水カートリッジの前に設けたプ
レフィルタで水道水中の赤さび等の固形成分をこし取
り、詰まってきたらプレフィルタを新品と交換すること
で、浄水カートリッジの目詰まりを防ぐものや、活性炭
層等で水中の不純物をこし取った後で、中空糸膜等の超
細密フィルタで細菌類をこし取るものなどのフィルタ方
式の浄水器が知られている。
【0004】一方、浄水器本体と水道の蛇口とが、出水
ホース及び入水ホースで繋がっているツーウェイタイプ
の浄水器は、浄水器本体を蛇口に取付けるという制約が
ないので、高性能化が図り易く、また、浄水が蛇口から
得られるので便利であり普及しつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで具体的に水道水
から取り除く必要のあるものとして、塩素、トリハロメ
タン、かび臭等が考えられる。そして、ツーウェイタイ
プの浄水器を小流量で使用すると、脱塩素性能、脱トリ
ハロメタン性能、脱かび臭性能ともに優れたものとなる
ので、飲料水用として最適な浄水が得られることにな
る。
【0006】一方、この浄水器を大流量で使用したとき
には、脱トリハロメタン性能及び脱かび臭性能は十分に
得られない。しかし、このように脱トリハロメタン性能
や脱かび臭性能が低い場合でも、大流量であることが優
先される洗い水としては、十分に使用可能とされてい
た。
【0007】つまり、水を大流量で流す場合と小流量で
流す場合とで、不純物、細菌類の除去性能に違いがあっ
ても、浄水器として不具合は無かった。そして、洗い水
用と飲料水用等で流量を使い分けたい場合があるもの
の、通常、蛇口の絞り具合で流量を調整するだけであ
り、従来の浄水器では簡単な操作で流量の切り替えを行
うことは難しく、手軽に流量を切り替えられるものが望
まれていた。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、簡単な操作に
より手軽に給水流量を切り替えられる浄水器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1による浄水器
は、内部に濾過材が充填された浄水器本体と、蛇口に取
付けられ且つ蛇口から出水ホースを介して浄水器本体に
水道水を送水すると共に入水ホースを介して浄水器本体
から戻された水道水を給水する蛇口ユニット部と、蛇口
ユニット部に取付けられ且つ流路を変更して複数種類の
流量の間で給水量を切り替え得る水量切替え部材と、を
有することを特徴とする。
【0010】請求項2による浄水器は、水量切替え部材
が蛇口からの水道水を直接給水可能ともされたこと特徴
とする。
【0011】請求項1に係る浄水器の作用を以下に説明
する。蛇口に取付けられた蛇口ユニット部が、蛇口から
出水ホースを介して浄水器本体に水道水を送水すると共
に入水ホースを介して浄水器本体から戻された水道水を
給水するが、この際、蛇口ユニット部に取付けられた水
量切替え部材が、流路を変更して複数種類の流量の間で
給水量を切り替える。
【0012】従って、例えば洗い水用と飲料水用等で浄
水器本体内の濾過材により浄化される水道水の流量を使
い分けたい場合には、蛇口の絞り具合で流量を調整する
ことなく、ワンタッチで手軽に流量を切り替えられるこ
とになる。
【0013】請求項2に係る浄水器の作用を以下に説明
する。本請求項も請求項1と同様な作用を奏する。但
し、本請求項は、水量切替え部材が蛇口からの水道水を
直接給水可能とされるような構成とした。
【0014】従って、複数種類の流量の間で給水量を切
り替えられるだけでなく、水量切替え部材が蛇口からの
水道水を直接給水可能とされるので、ワンタッチで手軽
に流量だけでなく水質をも切り替えられることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の浄水器に係る第1の実施
の形態を図1から図6に示し、これらの図に基づき本実
施の形態を説明する。
【0016】図1に本実施の形態に係る浄水器の全体構
成図を示し、図5及び図6に本実施の形態に係る浄水器
の濾過材が充填されている浄水器本体10を示す。つま
り、この浄水器本体10の外枠を構成する円筒状の外ケ
ース12の底部には、円板状に樹脂材料で形成されたベ
ース材14が樹脂製の外ケース12と接着されて固着さ
れている。このベース材14には、図6に示すように、
ベース材14の外周寄り部分から外周側に延びる通路1
6が形成されていて、この通路16の端部には水道の蛇
口60に取付けられた蛇口ユニット部62からの出水ホ
ース96が接続されることになる。
【0017】また、このベース材14には、ベース材1
4の中央部から通路16と平行に外周側に延びる通路2
2が形成されていて、この通路22の端部には浄水器本
体10により浄化された水を浄水器本体10より取り出
す為の入水ホース98が接続されることになる。
【0018】さらに、外ケース12及びベース材14の
下側には、リング状に設けられたゴム製の台座18が取
付けられており、この台座18の内周側には、不要時に
それぞれ水を通路16、22内より抜くためのアンブレ
ラ弁である水抜き弁20が設置されている。
【0019】外ケース12の内部にはカートリッジ26
が配置されており、円筒状に形成されて下部側に底壁2
8Aが一体的に設けられた樹脂製のカートリッジケース
28が、このカートリッジ26の外枠を構成している。
この底壁28Aの通路16及び通路22に対応するカー
トリッジ26の部分には、円形に突出すると共にそれぞ
れ内部に流路を有した嵌合凸部30、32がそれぞれ形
成されていて、これらの嵌合凸部30、32が通路16
及び通路22の端部にそれぞれ嵌合されている。そし
て、嵌合凸部30、32の外周面と通路16及び通路2
2の内周面との間をOリング34が封止し、水が嵌合部
分より漏れでないようにされている。
【0020】また、カートリッジ26の下部には、中空
糸膜が多数内蔵されると共に円筒状に形成された中空糸
膜モジュール36が配置されている。そして、この中空
糸膜モジュール36は、カートリッジケース28に載っ
た状態でカートリッジケース28に固定されたブラケッ
ト40により、支持されている。
【0021】このカートリッジケース28内の中空糸膜
モジュール36の上部には、内部に微細な空孔を有した
リング状の焼結フィルタ42が設けられ、この焼結フィ
ルタ42の上部の円筒状の空間内には、粒状活性炭によ
り形成された第1の濾過材44及び、繊維状の活性炭に
より形成された第2の濾過材46が、順に配置されてい
る。つまり、この焼結フィルタ42によりこれら第1の
濾過材44及び第2の濾過材46が支持されている。
【0022】従って、通路16より浄水器本体10内に
入った水は、嵌合凸部30の流路内を流れた後、カート
リッジ26の下部に配置された中空糸膜モジュール36
の外周面とカートリッジケース28の内周面との間の空
間に流れ込んでいくことになる。
【0023】この後、焼結フィルタ42内にこの水が入
り込むように流れ、焼結フィルタ42の上面から出てく
るが、この際、水中の赤さび等の固形成分が濾過され
る。この濾過された水は、第1の濾過材44及び第2の
濾過材46を通過するのに伴って、さらに、第1の濾過
材44によりトリハロメタン及び塩素が取り除かれ、第
2の濾過材46により塩素及びかび臭が取り除かれる。
【0024】但し、水の流速が速い場合、すなわち大流
量の場合には、これら濾過材44、46によっても、塩
素のみしか取り除かれないことになる。
【0025】一方、このカートリッジケース28の上部
には、樹脂製のカートリッジキャップ58がカートリッ
ジケース28に超音波接着等により固着されて、取り付
けられている。このカートリッジキャップ58には、内
部に上下動可能にボール56Aが配置されると共に上方
に貫通する孔部56Bを有したエアブレーク弁56が、
設置されている。さらに、外ケース12の上端寄りの部
分に蓋部材52がねじ止められており、この蓋部材52
が外ケース12の上部を覆うと共に、カートリッジ26
のカートリッジキャップ58を押し下げて、カートリッ
ジ26を外ケース12内に確実に固定している。
【0026】他方、濾過材44、46の中央部には、上
下方向に延びる復水筒54が配置されている。この復水
筒54の下部には貫通孔54Aが形成されていて、この
貫通孔54Aを介して円筒型に形成された中空糸膜モジ
ュール36内に水が送り込まれるようになっている。こ
の為、復水筒54から送りだされた水から細菌類が中空
糸膜モジュール36内の中空糸膜により取り除かれて、
中空糸膜モジュール36の下部から排出されることにな
る。
【0027】以上より、第1の濾過材44及び第2の濾
過材46を順に通過し、この際、水中の不純物や塩素
臭、トリハロメタン、かび臭等が濾過された水は、復水
筒54の上端より復水筒54内に入って復水筒54内を
通過し、さらに貫通孔54Aより中空糸膜モジュール3
6に入って細菌類が取り除かれることになる。
【0028】最後に、ブラケット40を通過した水は嵌
合凸部32の流路を通り、通路22から取り出される。
つまり、通路16から水が浄水器本体10に流入する
と、通路22から濾過された水が送り出されるようにな
る。
【0029】一方、図1及び図2に示すように、蛇口6
0に蛇口ユニット部62を固定する為のブラケット64
が蛇口60にねじ止めにより設置されている。
【0030】このブラケット64の下部には、蛇口ユニ
ット部62の本体部分を構成する円筒状のユニット本体
66が位置しており、このユニット本体66には、ユニ
ット本体66を上下に貫通する貫通孔68が形成される
と共に、大径の大流量用孔72及び大流量用孔72より
小径の小流量用孔74がそれぞれユニット本体66の上
下方向中程まで形成されている。そして、図3に示すよ
うに、これら貫通孔68、大流量用孔72、小流量用孔
74は、ユニット本体66の中心をその中心とした円周
線A上にそれぞれ配置されている。
【0031】さらに、これら大流量用孔72及び小流量
用孔74を繋ぎつつユニット本体66の外周側に出水横
穴76が延びており、この出水横穴76の端部に対応す
るユニット本体66の外周面には、図1に示す出水ホー
ス96を介して浄水器本体10の通路16に接続される
出水ポート78が配置されている。
【0032】また、図4に示すように、大流量用孔72
及び小流量用孔74はいずれもボール72A、74Aと
テーパ面72B、74Bを有した逆止弁構造となってい
て、出水横穴76側から水が逆流しないようになってい
る。
【0033】他方、これらユニット本体66とブラケッ
ト64との間にこれらに対して回転可能に水量切替え部
材80が配置されており、貫通孔68、大流量用孔7
2、小流量用孔74が配置される円周線Aに対向した水
量切替え部材80の部分には、導入孔84を有した導入
ポート82が固定されている。この為、導入ポート82
の導入孔84が水量切替え部材80を上下に貫通するこ
とになり、水量切替え部材80の回転に伴って、この導
入孔84が貫通孔68、大流量用孔72、小流量用孔7
4の何れにも対向可能となっている。
【0034】また、出水ポート78の直下のユニット本
体66の部分には、図1に示す入水ホース98を介して
浄水器本体10の通路22に接続される入水ポート86
が設置されている。この入水ポート86に対応するユニ
ット本体66の部分には、入水横穴88がユニット本体
66の中心部に向かって形成されており、この入水横穴
88の他端側にユニット本体66の下方に延びる給水穴
90が繋がっている。
【0035】さらに、このユニット本体66の下部に
は、円板状に形成されたシャワー円板92がユニット本
体66の下面を覆うように配置されている。このシャワ
ー円板92の貫通孔68に対向する部分を含んだほぼ全
面には、小径のシャワー孔92Aが多数設けられている
が、シャワー円板92の中心部となる給水穴90と対向
する部分には給水穴90と同径のストレート水用穴部9
2Bが設けられている。
【0036】従って、水量切替え部材80をユニット本
体66に対して相対的に回転し、導入孔84を貫通孔6
8に合致させることで、蛇口60からの原水がそのまま
ユニット本体66を通過して多数のシャワー孔92Aよ
りシャワー水となって給水される。
【0037】また、導入孔84を大径の大流量用孔72
に合致させることで、大量の水道水が大流量用孔72、
出水横穴76、出水ポート78、出水ホース96を介し
て浄水器本体10側に送られることになり、導入孔84
を小径の小流量用孔74に合致させることで、小量の水
道水が小流量用孔74、出水横穴76、出水ポート7
8、出水ホース96を介して浄水器本体10側に送られ
ることになる。
【0038】そして、大流量用孔72或いは小流量用孔
74の何れから浄水器本体10に水道水が送られた場合
でも、浄水器本体10で浄化された水道水は、入水ホー
ス98、入水ポート86、入水横穴88、給水穴90を
介してシャワー円板92のストレート水用穴部92Bに
送られ、このストレート水用穴部92Bを通過して、ス
トレート水となって給水される。
【0039】次に、本実施の形態の作用を説明する。す
なわち、蛇口60に取付けられた蛇口ユニット部62
が、蛇口60から出水ホース96を介して浄水器本体1
0に水道水を送水すると共に入水ホース98を介して浄
水器本体10から戻された水道水を給水するが、この
際、蛇口ユニット部62に取付けられた水量切替え部材
80が回転されることで、流路を変更して大流量と小流
量との間で給水量を切り替えることができる。
【0040】従って、例えば洗い水用と飲料水用等で浄
水器本体10内の濾過材44、46により浄化される水
道水の流量を使い分けたい場合には、蛇口60の絞り具
合で流量を調整することなく、水量切替え部材80を回
転するだけのワンタッチで、手軽に流量を切り替えられ
ることになる。
【0041】さらに、ユニット本体66に貫通孔68が
設けられているので、水量切替え部材80の回転位置の
選択により、蛇口60からの水道水が直接給水可能とな
っている。従って、大流量と小流量との間で給水量を切
り替えられるだけでなく、蛇口60からの水道水を直接
給水可能とされるので、ワンタッチで手軽に流量だけで
なく水質をも切り替え可能となった。
【0042】具体的には、水量切替え部材80の導入孔
84を貫通孔68に対向するように水量切替え部材80
を回転させて原水ポジションに合わせると、水道水の原
水が、ユニット本体66の貫通孔68及びシャワー円板
92のシャワー孔92Aを通ってシャワーとなって、蛇
口ユニット部62から出てくる。
【0043】また、水量切替え部材80の導入孔84を
浄水を給水し得る大流量ポジション或いは小流量ポジシ
ョンの何れかに合わせると、出水ポート78から水道水
の原水が浄水器本体10に一旦導かれて浄化された後、
入水ポート86よりユニット本体66に戻り、ストレー
トの流水となって蛇口ユニット部62から出てくる。
【0044】つまり、原水はシャワーとなり、浄水はス
トレートの流水となるので、区別が容易に可能となる。
【0045】さらに、水量切替え部材80を回転し、導
入孔84を大流量用孔72に合わせて大流量ポジション
とすることで、5リットル/分程度の比較的大流量の塩
素のみ除去された水が洗い水用として給水され、導入孔
84を小流量用孔74に合わせて小流量ポジションとす
ることで、3リットル/分程度の比較的小流量の塩素以
外のトリハロメタンやかび臭をも除去された水が飲料水
用として給水されたりする。この為、この水量切替え部
材80の回転だけで、流水量の切り替えが自在にでき、
前述のように容易に洗い水用と飲料水用等の用途に応じ
られるようになる。
【0046】次に、本発明の浄水器に係る第2の実施の
形態を図7に示し、この図に基づき本実施の形態を説明
する。尚、上記第1の実施の形態で説明した部材と同一
の部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。
【0047】図7に示すように、本実施の形態では、蛇
口ユニット部62のユニット本体66内に形成される入
水横穴88を貫通孔68に連通する構造とし、さらに、
大流量用孔72及び小流量用孔74はいずれも逆止弁を
無くした構造とした。
【0048】一方、本実施の形態では、水流選択円板1
02をユニット本体66とシャワー円板92との間に回
転可能に配置した。貫通孔68の下端にそれぞれ対向し
得るこの水流選択円板102の上面の位置には、直線状
に延びる第1選択穴102Aと斜めに延びる第2選択穴
102Bがそれぞれ設けられている。そして、この第1
選択穴102Aの下端はシャワー孔92Aが配置された
シャワー円板92の部分と対向し、第2選択穴102B
の下端はストレート水用穴部92Bが配置されたシャワ
ー円板92の部分と対向している。
【0049】従って、第1選択穴102Aが貫通孔68
の下端と対向した場合にはシャワー孔92Aから原水及
び浄水のいずれもが給水され、第2選択穴102Bが貫
通孔68の下端と対向した場合にはストレート水用穴部
92Bから原水及び浄水のいずれもが給水されるように
なる。
【0050】つまり、原水及び浄水は水流選択円板10
2によりそれぞれシャワーとストレートの流水との切り
替えが可能となる。
【0051】尚、上記第2の実施の形態では逆止弁を無
くした構造としたが、第1の実施の形態と同様に、逆止
弁を設置した構造としても良い。
【0052】さらに、上記第1の実施の形態及び第2の
実施の形態では給水量の切り替えを大流量と小流量の2
段階としたが、3段階以上の複数種類に切り替え可能と
しても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように説明した
構成とした結果、簡単な操作により手軽に給水流量を切
り替える浄水器を得ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る浄水器の全体
構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る蛇口ユニット
部の分解斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るユニット本体
の平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る蛇口ユニット
部の断面図であって、図3の4−4矢視線断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る浄水器本体の
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る浄水器本体の
断面図であって、図5の6−6矢視線断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る蛇口ユニット
部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 浄水器本体 80 水量切替え部材 62 蛇口ユニット部 96 出水ホース 98 入水ホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に濾過材が充填された浄水器本体
    と、 蛇口に取付けられ且つ蛇口から出水ホースを介して浄水
    器本体に水道水を送水すると共に入水ホースを介して浄
    水器本体から戻された水道水を給水する蛇口ユニット部
    と、 蛇口ユニット部に取付けられ且つ流路を変更して複数種
    類の流量の間で給水量を切り替え得る水量切替え部材
    と、 を有することを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 水量切替え部材が蛇口からの水道水を直
    接給水可能ともされたこと特徴とする請求項1記載の浄
    水器。
JP34968297A 1997-12-18 1997-12-18 浄水器 Pending JPH11179345A (ja)

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