JPH11292010A - バンド結束機 - Google Patents

バンド結束機

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JPH11292010A
JPH11292010A JP9339698A JP9339698A JPH11292010A JP H11292010 A JPH11292010 A JP H11292010A JP 9339698 A JP9339698 A JP 9339698A JP 9339698 A JP9339698 A JP 9339698A JP H11292010 A JPH11292010 A JP H11292010A
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band
roller
tightening
feeding
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Shuji Hasegawa
修治 長谷川
Minoru Shimada
穣 島田
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドの送り出し到着や飛び出しが容易に検
出できると共に、作業効率がよく、安定した締め付け力
が得られ、各種バンドに対応できるバンド結束機を提供
する。 【解決手段】 バンド結束機40はバンド1を所定の案
内経路2に沿って送り出すバンド送出機構3と、バンド
1を引き戻して引き締めるバンド引締機構4と、バンド
1の重合状とされた部分を熱融着させるバンド接合機構
5を備える。バンド1の送り出しとバンド1の引き戻し
を行う正逆駆動自在なバンド駆動ローラ41とバンド駆
動ローラ41に圧接される従動ローラ43とを備える。
バンド駆動ローラ41を正逆駆動するエンコーダ付きサ
ーボモータ44を備える。バンド1の送り出し量とその
送り出し量に応じたトルク指令値とのフィードバックお
よびバンド1の引き戻し量とその引き戻し量に応じたト
ルク指令値とのフィードバックによりサーボモータ44
を正逆駆動制御する制御部45を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱融着性を有する
ポリプロピレン等からなる帯状のバンドで被結束物を結
束するバンド結束機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバンド結束機として、図
2ないし図5に示される如く、ポリプロピレン等からな
る帯状のバンド1を図示省略のバンド供給リール等から
引き出し、アーチ状の案内経路2に沿って送り出すバン
ド送出機構3や、送り出されたバンド1を引き戻して引
き締めるバンド引締機構4や、前記バンド送出機構3に
よって送り出されたバンド1とバンド引締機構4によっ
て引き戻されたバンド1との重合状とされた部分を互い
に熱融着させるバンド接合機構5を備えたバンド結束機
6があった。
【0003】そして、前記バンド送出機構3は、バンド
1を送り出すための送出ローラ8と、電磁アクチュエー
タ9によって送出ローラ8に接離自在に圧接される転動
自在な従動ローラ10とを備え、インダクションモータ
11の回転動力をベルトおよびプーリ等の動力伝達機構
を介して送出ローラ8に伝達するように構成されてい
た。
【0004】また、前記バンド引締機構4は、バンド1
を比較的速く引き戻して引き締める1次引締ローラ12
と、電磁アクチュエータ13によって1次引締ローラ1
2に接離自在に圧接される転動自在な従動ローラ14、
およびバンド1をより強く引き締める2次引締ローラ1
5と、電磁アクチュエータ16によって2次引締ローラ
15に接離自在に圧接される転動自在な従動ローラ17
とを備えている。そして、1次引締ローラ12は送出ロ
ーラ8同様、インダクションモータ11の回転動力をベ
ルトおよびプーリ等の動力伝達機構を介して伝達され、
2次引締ローラ15はインダクションモータ11の回転
動力をベルトおよびプーリ等の動力伝達機構、断接自在
な電磁クラッチ18、減速機19を介して伝達されるよ
うに構成されていた。
【0005】前記バンド接合機構5は、インダクション
モータ11の回転動力をベルトおよびプーリ等の動力伝
達機構、断接自在な電磁クラッチ20を介して伝達され
るカム機構部21と、該カム機構部21の回転位置を検
出するタイミングセンサ部22と、該タイミングセンサ
部22からの検出信号に応じてカム機構部21の回転を
制動規制する電磁ブレーキ23とを備え、カム機構部2
1は、図3に示される如く、送り出されたバンド1の先
端部を挟持するスライドテーブル24および先端挟持体
25と、引き締められたバンド1の所定位置を挟持する
対の後部挟持体26、27と、互いに重合状とされたバ
ンド1間に挿入されるヒータ部28と、該ヒータ部28
で加熱溶融されたバンド1部分をスライドテーブル24
との協働により圧着する圧着接合体29と、互いに熱融
着されたバンド1の後部側を切断するカッター部30と
を備えた構造とされている。
【0006】また、前記案内経路2は、図4に示される
如く、バンド結束機6側に固定状に取り付けられたアー
チ状の固定フレーム32と、固定フレーム32の一側面
側に接離操作自在な断面コ字状の可動フレーム33とか
ら構成されている。
【0007】さらに、1次引締ローラ12、2次引締ロ
ーラ15、送出ローラ8相互間等は、図5に示される如
く、矩形筒状のガイドフレーム34が備えられ、このガ
イドフレーム34内をバンド1が案内されるように構成
されており、ガイドフレーム34における1次引締ロー
ラ12と従動ローラ14、2次引締ローラ15と従動ロ
ーラ17、送出ローラ8と従動ローラ10にそれぞれ対
応する部分は、バンド1を解除自在に挟持すべく切り欠
き開口部が適宜形成されている。
【0008】また、図2において、35はバンド結束機
6を制御する制御部で、各検出信号に応じてインダクシ
ョンモータ11、電磁アクチュエータ9、13、16、
電磁クラッチ18、20、電磁ブレーキ23等を制御す
るように構成されている。
【0009】そして、新聞等の被結束物36を結束する
場合には、スライドテーブル24を一部に含む載置テー
ブル上に被結束物36をセットし、電源をオン操作すれ
ば、インダクションモータ11が回転駆動され、動力伝
達機構を介して送出ローラ8が回転駆動される。この
際、各電磁クラッチ18、20は遮断状態とされ、各従
動ローラ14、17は退避状態とされ、従動ローラ10
だけが送出ローラ8に圧接状態とされており、送出ロー
ラ8と従動ローラ10で挟持状とされているバンド1が
送出ローラ8の回転に伴って順次送り出されていく。
【0010】そして、バンド1が案内経路2に沿って案
内され、バンド1の先端部が案内経路2の終端位置まで
到着したことを検出すると、電磁クラッチ20が作動し
て接続状態とされる。なお、この到着の検出は、バンド
1の先端部が案内経路2の終端位置に当たり、バンド1
の送り出しが規制されて送出ローラ8とバンド1との相
互間で滑りが発生し、従動ローラ10の従動回転が停止
したことをセンサにより検出することによって行ってい
る。
【0011】また、この到着の検出により従動ローラ1
0は退避状態とされ、バンド1の送り出しが停止され
る。
【0012】前記電磁クラッチ20の接続によりカム機
構部21が回転駆動され、先ず、先端部挟持作動カム体
により先端挟持体25がスライドテーブル24側に移動
操作され、スライドテーブル24と先端挟持体25とで
バンド1の先端部を挟持する。また、フレーム作動カム
体により可動フレーム33が図4仮想線で示される如
く、退避操作される。前記バンド1の挟持がタイミング
センサ部22によって検出されると、電磁クラッチ20
が遮断状態とされると共に電磁ブレーキ23が作動さ
れ、ここに、バンド1の先端部はスライドテーブル24
と先端挟持体25とで挟持された状態で保持される。
【0013】また、上記タイミングセンサ部22の検出
によって、従動ローラ14が1次引締ローラ12側に圧
接状態とされ、ここに、1次引締ローラ12の回転駆動
に伴ってバンド1が引き戻され、1次引き締めが行われ
る。この1次引き締め完了の検出は、従動ローラ10の
場合と同様、滑りによって従動ローラ14の従動回転が
停止したことをセンサにより検出することによって行っ
ている。
【0014】1次引き締め完了が検出されると、従動ロ
ーラ17が2次引締ローラ15側に圧接状態とされると
共に、従動ローラ14は退避状態とされ、さらに電磁ク
ラッチ18が接続状態とされる。ここに、2次引締ロー
ラ15が減速機19を介して回転駆動され、2次引締ロ
ーラ15の回転駆動によりバンド1がより強く引き戻さ
れ、2次引き締めが行われる。この2次引き締めはタイ
マー設定により一定時間継続して行われ、所定時間経過
すると、電磁ブレーキ23が開放されると共に電磁クラ
ッチ20が接続状態とされ、電磁クラッチ18が遮断状
態とされる。
【0015】そして、この電磁クラッチ20の接続によ
って、カム機構部21がさらに回転駆動され、後端部挟
持作動カム体により対の後部挟持体26、27が互いに
接近移動操作され、両後部挟持体26、27により引き
締められたバンド1の送り出し方向後端部側が挟持さ
れ、この挟持状態で保持される。
【0016】その後、カム機構部21がさらに回転駆動
され、スライドテーブル24と先端挟持体25とで挟持
されたバンド1位置と、両後部挟持体26、27で挟持
されたバンド1位置との間におけるバンド1が上下方向
に適宜間隔を有して重合状とされた部分のこの相互間の
間隙に、ヒータ作動カム体によりヒータ部28が一側方
より侵入操作され、このヒータ部28の侵入がタイミン
グセンサ部22によって検出されると、電磁クラッチ2
0が遮断状態とされると共に電磁ブレーキ23が作動さ
れる。その後、ヒータ部28によって上下のバンド1が
タイマー設定により所定時間加熱された後、電磁ブレー
キ23が開放されると共に電磁クラッチ20が接続状態
とされる。
【0017】そして、この電磁クラッチ20の接続によ
って、カム機構部21がさらに回転駆動され、ヒータ作
動カム体によりヒータ部28が初期の位置に退避操作さ
れ、その後、圧着接合カム体により圧着接合体29がス
ライドテーブル24側に移動操作され、圧着接合体29
が重合状とされたバンド1を挟持状としてスライドテー
ブル24側に押圧される。この押圧によって、ヒータ部
28で加熱溶融状態とされたバンド1の互いに対向する
対向面が互いに融着接合され、ここに重合状とされたバ
ンド1が互いに熱融着される。なお、この押圧時間はタ
イマ設定により所定時間に設定されており、また、押圧
状態がタイミングセンサ部22によって検出されると、
電磁クラッチ20が遮断状態とされると共に電磁ブレー
キ23が作動される。
【0018】前記所定時間が経過して前記熱融着が完了
すると、電磁ブレーキ23が開放されると共に電磁クラ
ッチ20が接続状態とされ、カム機構部21がさらに回
転駆動され、カッター作動カム体によりカッター部30
が作動され、バンド1の送り出し方向後端部が切断され
る。
【0019】その後、カム機構部21がさらに回動駆動
され、テーブル作動カム体によりスライドテーブル24
が退避操作され、ここに結束された被結束物36を載置
テーブル上より取り出せばよい。
【0020】一方、カム機構部21は、その後さらに回
転駆動され、タイミングセンサ部22による原点の検出
により、電磁クラッチ20が遮断状態とされると共に電
磁ブレーキ23が作動され、インダクションモータ11
が停止されて、各部がそれぞれ初期状態に復帰するよう
に構成されている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバンド結束機6によれば、バンド1の送り出しに際
して、バンド1の所定位置到着は、バンド1の先端部が
案内経路2の終端位置に当接して到着した後、さらに送
出ローラ8により送り出し操作されて、バンド1が送り
出されずに従動ローラ10の従動回転の停止を検出する
ことによって行う方式であり、前記終端位置到着後も到
着検出に所定時間必要とされ、到着検出に際して時間の
無駄があった。
【0022】また、バンド1が薄肉の場合にあっては、
終端位置到着後も折れ曲がり等によってさらに送り出さ
れるため、到着検出ができず、薄肉バンド1に対応でき
ないという問題があった。
【0023】さらに、バンド1が案内経路2より外部へ
飛び出した場合には、バンド1の前記到着検出が不能で
あるだけでなく、外部への飛び出しも検出できないとい
う問題もあった。
【0024】また、2次引締ローラ15による最終的な
2次引き締めが、タイマー設定により一定時間継続して
締付ける方式であり、引き締め時にバンド1と2次引締
ローラ15相互間に滑りが発生した場合と滑りが発生し
なかった場合とで被結束物36に対する締め付け力が異
なる事態が生じ、所定の締め付け力が安定して得られな
いという問題もあった。
【0025】そこで、本発明の課題は、バンドの送り出
し到着や飛び出しが容易に検出できると共に、作業効率
がよく、安定した締め付け力が得られ、各種バンドに対
応できるバンド結束機を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、バンドを所定の案内経路に沿って送り
出すバンド送出機構と、前記送り出されたバンドを引き
戻して引き締めるバンド引締機構と、前記バンド送出機
構により送り出されたバンドとバンド引締機構により引
き戻されたバンドとの重合状とされた部分を熱融着させ
るバンド接合機構とを備えたバンド結束機において、前
記バンドの送り出しとバンドの引き戻しを行う正逆駆動
自在なバンド駆動ローラと該バンド駆動ローラに圧接さ
れる従動ローラとが備えられ、前記バンド駆動ローラを
正逆駆動する駆動源がエンコーダ付きサーボモータとさ
れ、バンドの送り出し量とその送り出し量に応じたトル
ク指令値とのフィードバックおよびバンドの引き戻し量
とその引き戻し量に応じたトルク指令値とのフィードバ
ックにより前記サーボモータを正逆駆動制御する制御部
が備えられてなる点にある。
【0027】また、前記制御部により、前記バンドの送
り出し時におけるバンド先端部が、前記案内経路のコー
ナー部に対応する部分を通過する際の送り出し速度を遅
く制御すると共に、前記案内経路の直線部に対応する部
分を通過する際の送り出し速度を速く制御する構造とし
てもよい。
【0028】さらに、前記制御部により、前記バンドの
引き戻し時において、前記案内経路からバンドが離脱す
るまでの引き戻し速度を遅く制御すると共に、前記案内
経路からバンドが離脱した後の引き戻し速度を速く制御
する構造としてもよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明すると、図1はバンド結束機40を示して
おり、上記従来のバンド結束機6と同様構成部分は同一
符号を付し、その説明を省略する。
【0030】本バンド結束機40においても、従来同
様、熱融着性を有するポリプロピレン等からなる帯状の
バンド1をアーチ状の案内経路2に沿って送り出すバン
ド送出機構3や、送り出されたバンド1を引き戻して引
き締めるバンド引締機構4や、前記バンド送出機構3に
よって送り出されたバンド1とバンド引締機構4によっ
て引き戻されたバンド1との重合状とされた部分を互い
に熱融着させるバンド接合機構5を備えた構造とされて
いる。
【0031】そして、本実施形態にあっては、バンド送
出機構3やバンド引締機構4を、正逆駆動されるバンド
駆動ローラ41と、電磁アクチュエータ42によってバ
ンド駆動ローラ41に接離自在に圧接される転動自在な
従動ローラ43とによって兼用する構造とされている。
【0032】また、バンド駆動ローラ41を正逆駆動す
る駆動源がエンコーダ付きのサーボモータ44とされ、
該サーボモータ44は制御部45によって正逆駆動制御
されている。
【0033】そして、案内経路2やバンド接合機構5や
ガイドフレーム34の構造は上記従来構造と同様に構成
されている。
【0034】また、バンド1の送り出しによる案内経路
2の終端位置到着は、バンド1の終端位置到着までの送
り出し量を予め到着設定値として設定しておき、エンコ
ーダにより送り出し量を検出し、その送り出し量が到着
設定値に達したことを検出することによって前記終端位
置到着を検出する構成とされている。また、バンド1の
送り出しにおけるトルク指令値は低トルクに設定されて
いる。
【0035】さらに、バンド1の引き戻しによる被結束
物36に対するバンド1の巻き付きの検出は、被結束物
36の大きさに応じて巻き付き状態となる引き戻し量を
巻き付き設定値として予め設定しておき、エンコーダに
より引き戻し量を検出し、その引き戻し量が巻き付き設
定値に達したことを検出することによって前記巻き付き
状態を検出する構成とされている。また、この際のバン
ド1の引き戻しにおけるトルク指令値も低トルクに設定
されている。
【0036】そして、その後の2次引き締めは、バンド
駆動ローラ41の引き戻し方向の回転時のトルクが締め
付けトルク値として予め設定された所定のトルク指令値
に達したことを検出することによって2次引き締めの完
了を検出する構成とされている。
【0037】本実施形態は以上のように構成されてお
り、従来同様、被結束物36を結束する場合には、スラ
イドテーブル24を一部に含む載置テーブル上に被結束
物36をセットし、電源をオン操作すれば、先ず、サー
ボモータ44がバンド1送り出し方向に回転駆動され
る。この際、従動ローラ43がバンド駆動ローラ41に
圧接状態とされており、バンド駆動ローラ41と従動ロ
ーラ43で挟持状とされているバンド1がバンド駆動ロ
ーラ41の回転に伴って順次送り出されていく。この
際、バンド1の送り出し量とその送り出し量に応じたト
ルク指令値がフィードバックされ、正常に送り出されて
いるかどうかが検出されている。
【0038】そして、バンド1が案内経路2に沿って案
内され、バンド1の送り出し量が到着設定値に達したこ
とを検出すると、サーボモータ44が停止されてバンド
1の送り出しが停止される。また、インダクションモー
タ11が回転駆動され、さらに電磁クラッチ20が作動
して接続状態とされる。
【0039】なお、バンド1の案内経路2の終端位置の
到着の検出は、バンド1の先端部が案内経路2の終端位
置に当たることによって、サーボモータ44に対する指
令値にサーボモータ44が追従しなくなったことをフィ
ードバックにより検出することによっても検出すること
ができる。
【0040】そして、インダクションモータ11の回転
駆動と電磁クラッチ20の接続によりカム機構部21が
回転駆動され、図3に示される如く、先端部挟持作動カ
ム体により先端挟持体25がスライドテーブル24側に
移動操作され、スライドテーブル24と先端挟持体25
とでバンド1の先端部を挟持する。また、フレーム作動
カム体により可動フレーム33が図4仮想線で示される
如く、退避操作される。前記バンド1の挟持がタイミン
グセンサ部22によって検出されると、電磁クラッチ2
0が遮断状態とされると共に電磁ブレーキ23が作動さ
れ、ここに、バンド1の先端部はスライドテーブル24
と先端挟持体25とで挟持された状態で保持される。
【0041】また、上記タイミングセンサ部22の検出
によって、インダクションモータ11が停止され、サー
ボモータ44が前述と逆方向のバンド1引き戻し方向に
回転駆動される。この際、従動ローラ43がバンド駆動
ローラ41に圧接状態とされており、バンド駆動ローラ
41と従動ローラ43で挟持状とされているバンド1が
バンド駆動ローラ41の回転に伴って順次引き戻され、
1次引き締めが行われる。
【0042】そして、バンド1の引き戻し量が巻き付き
設定値に達したことを検出することによって、1次引き
締めの完了が検出され、その後、さらにバンド駆動ロー
ラ41の回転によって順次引き締められ、締付けるトル
ク値が次第に上昇して締め付けトルク値に達したことを
検出することによって2次引き締めの完了が検出され
る。
【0043】2次引き締めの完了が検出されると、サー
ボモータ44が停止されてバンド1の引き戻しが停止さ
れる。また、インダクションモータ11が回転駆動さ
れ、さらに電磁クラッチ20が作動して接続状態とされ
る。この際、電磁ブレーキ23は解除されている。
【0044】そして、この電磁クラッチ20の接続によ
って、カム機構部21がさらに回転駆動され、後端部挟
持作動カム体により対の後部挟持体26、27が互いに
接近移動操作され、両後部挟持体26、27により引き
締められたバンド1の送り出し方向後端部側が挟持さ
れ、この挟持状態で保持される。
【0045】その後、カム機構部21がさらに回転駆動
され、スライドテーブル24と先端挟持体25とで挟持
されたバンド1位置と、両後部挟持体26、27で挟持
されたバンド1位置との間におけるバンド1が上下方向
に適宜間隔を有して重合状とされた部分のこの相互間の
間隙に、ヒータ作動カム体によりヒータ部28が一側方
より侵入操作され、このヒータ部28の侵入がタイミン
グセンサ部22によって検出されると、電磁クラッチ2
0が遮断状態とされると共に電磁ブレーキ23が作動さ
れる。その後、ヒータ部28によって上下のバンド1が
タイマー設定により所定時間加熱された後、電磁ブレー
キ23が開放されると共に電磁クラッチ20が接続状態
とされる。
【0046】そして、この電磁クラッチ20の接続によ
って、カム機構部21がさらに回転駆動され、ヒータ作
動カム体によりヒータ部28が初期の位置に退避操作さ
れ、その後、圧着接合カム体により圧着接合体29がス
ライドテーブル24側に移動操作され、圧着接合体29
が重合状とされたバンド1を挟持状としてスライドテー
ブル24側に押圧される。この押圧によって、ヒータ部
28で加熱溶融状態とされたバンド1の互いに対向する
対向面が互いに融着接合され、ここに重合状とされたバ
ンド1が互いに熱融着される。なお、この押圧時間はタ
イマ設定により所定時間に設定されており、また、押圧
状態がタイミングセンサ部22によって検出されると、
電磁クラッチ20が遮断状態とされると共に電磁ブレー
キ23が作動される。
【0047】前記所定時間が経過して前記熱融着が完了
すると、電磁ブレーキ23が開放されると共に電磁クラ
ッチ20が接続状態とされ、カム機構部21がさらに回
転駆動され、カッター作動カム体によりカッター部30
が作動され、バンド1の送り出し方向後端部が切断され
る。
【0048】その後、カム機構部21がさらに回動操作
され、テーブル作動カム体によりスライドテーブル24
が退避操作され、ここに結束された被結束物36を載置
テーブル上より取り出せばよい。
【0049】一方、カム機構部21は、その後さらに回
転駆動され、タイミングセンサ部22による原点の検出
により、電磁クラッチ20が遮断状態とされると共に電
磁ブレーキ23が作動され、インダクションモータ11
が停止されて、初期状態に復帰するように構成されてい
る。
【0050】本実施形態は以上のように構成されてお
り、バンド送出機構3とバンド引締機構4を兼用する駆
動源としてエンコーダ付きのサーボモータ44を採用し
ているため、バンド1の送り出し速度や引き戻し速度、
送り出し量や引き戻し量に対応したそれぞれのトルク指
令値等を所望に調整でき、バンド1の送り出しに際して
は、バンド1の送り出し量とその送り出し量に応じたト
ルク指令値とのフィードバックにより制御部45で監視
する方式であり、バンド1を何ら異常なく、到着設定値
まで送り出せば、バンド1の先端部は案内経路2の終端
位置に到着しており、バンド1の終端位置到着が容易に
検出でき、その後、次の動作に移れるため、従来のよう
に終端位置に到着した後、さらに送り出して従動ローラ
10の従動回転の停止を検出した後、次の動作に移る場
合と比較して、作業時間の短縮が図れ、作業効率の向上
が図れる。
【0051】また、バンド1の送り出しに際して、案内
経路2内でのバンド1の詰まりや案内経路2よりバンド
1が飛び出した場合には、前記フィードバックによるト
ルク異常により容易に検出でき、この場合、エンコーダ
による位置検出によって容易に初期位置までバンド1を
引き戻し、再度、送り直すように制御することによって
送り異常に対しても、即座に対応でき、この点からも作
業効率の向上が図れる。
【0052】さらに、送り出し量によって案内経路2の
終端位置到着を検出する方式であり、薄肉のバンド1で
あっても、送り速度の調節によって容易に対応でき、さ
らには、厚肉のバンド1であってもトルク指令値を自由
に設定できるため、容易に対応でき、従来のような従動
ローラ10、14、17の個別の押圧力の調整が不要で
あり、ここに、各種のバンド1に容易に対応でき、汎用
性に優れる。
【0053】また、最終的な締め付け力も予め設定した
トルク指令値に達した時点で2次引き締めが完了する方
式であり、被結束物36に対するバンド1の締め付けに
際して、常に安定した締め付け力が得られ、信頼性の向
上が図れる。
【0054】さらに、エンコーダによるバンド1の位置
検出が可能であるため、制御部45により、バンド1の
送り出し時におけるバンド1先端部が、案内経路2のコ
ーナー部2aに対応する部分を通過する際の送り出し速
度を遅く制御すると共に、案内経路2の直線部2bに対
応する部分を通過する際の送り出し速度を速く制御する
ことによって、案内経路2内でのバンド1の座屈や詰ま
りが有効に防止できて、より高速な送り出し操作が行え
る。
【0055】また、制御部45により、バンド1の引き
戻し時において、案内経路2からバンド1が離脱するま
での引き戻し速度を遅く制御すると共に、案内経路2か
らバンド1が離脱した後の引き戻し速度を速く制御する
ことによって、結束時におけるバンド1のねじれを有効
に防止できる。
【0056】さらに、単一のバンド駆動ローラ41とサ
ーボモータ44によってバンド送出機構3とバンド引締
機構4とを兼用した構造であり、また、サーボモータ4
4で直接バンド駆動ローラ41を正逆駆動する方式であ
り、従来のような電磁クラッチ18機構、減速機19、
ベルトやプーリ等が不要となり、構造の簡素化が図れる
と共に、消耗品点数も削減できて故障率の低下が図れ、
メンテナンス性の向上が図れる。
【0057】また、引き戻し量が検出できるため、被結
束物36が大束や小束等の変化があっても容易に対応で
き、締め付け力をそれぞれの状況に応じて最適に設定で
きる。そして、新聞紙等の小束の被結束物36aの結束
等のように、ガイド爪48を利用して結束する場合に、
巻き戻し量の検出ができるため、バンド1がガイド爪4
8からの爪外れがあった場合にも、設定値以上の引き戻
し量の検出によって容易に検出でき、空結束も有効に防
止できる。また、被結束物36にバンド1が巻き付いて
当たる際の引き締め速度を遅く制御すれば、バンド1の
ねじれやバンド1の破れ、さらには被結束物36の損傷
も有効に防止できる。
【0058】さらに、引き戻し速度や締め付け力等を任
意に設定変更できるため、大形の被結束物36、小形の
被結束物36、柔軟な被結束物36、段ボール等の硬度
を有する被結束物36等、被結束物36の大きさや剛性
等に応じて調整でき、各種被結束物36に応じた最適の
結束が容易に行え、その設定変更もパラメータにより容
易に変更できる利点がある。
【0059】また、サーボモータ44はバンド1の送り
出し時や引き戻し時のみ駆動させるだけでよく、経済性
にも優れる。
【0060】さらに、メンテナンス時に超スロー運転す
ることによって運転状況を、目視により確認することが
できる利点もある。
【0061】また、外気温の変化によるバンド1の硬さ
変化に応じて、送り出し速度や引き戻し速度、トルク指
令値等を制御部45により自動制御する方式としてもよ
い。
【0062】なお、制御部45により、外気温の変化に
応じてヒータ部28を所定の温度に保つように制御して
もよく、バンド1の加熱時間を調整するように制御して
もよい。
【0063】また、バンド1の送り出し時における案内
経路2内での詰まりや案内経路2からの飛び出し、バン
ド1の引き戻し時の空結束等の異常時にアラーム等の報
知器で知らせる構造としてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明のバンド結束機に
よれば、バンドの送り出しとバンドの引き戻しを行う正
逆駆動自在なバンド駆動ローラと該バンド駆動ローラに
圧接される従動ローラとが備えられ、前記バンド駆動ロ
ーラを正逆駆動する駆動源がエンコーダ付きサーボモー
タとされ、バンドの送り出し量とその送り出し量に応じ
たトルク指令値とのフィードバックおよびバンドの引き
戻し量とその引き戻し量に応じたトルク指令値とのフィ
ードバックにより前記サーボモータを正逆駆動制御する
制御部が備えられてなるものであり、バンドの送り出し
到着や飛び出しが容易に検出できると共に、作業効率が
よく、安定した締め付け力が得られ、各種バンドに対応
できるという利点がある。
【0065】また、前記制御部により、前記バンドの送
り出し時におけるバンド先端部が、案内経路のコーナー
部に対応する部分を通過する際の送り出し速度を遅く制
御すると共に、前記案内経路の直線部に対応する部分を
通過する際の送り出し速度を速く制御する構造とすれ
ば、案内経路内でのバンドの座屈や詰まりが有効に防止
できて、より高速な送り出し操作が行えるという利点が
ある。
【0066】さらに、前記制御部により、前記バンドの
引き戻し時において、前記案内経路からバンドが離脱す
るまでの引き戻し速度を遅く制御すると共に、前記案内
経路からバンドが離脱した後の引き戻し速度を速く制御
する構造とすれば、結束時におけるバンドのねじれを有
効に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略説明図である。
【図2】従来例を示す概略説明図である。
【図3】カム機構部の概略説明図である。
【図4】案内経路の断面図である。
【図5】ガイドフレームの断面図である。
【符号の説明】
1 バンド 2 案内経路 2a コーナー部 2b 直線部 3 バンド送出機構 4 バンド引締機構 5 バンド接合機構 21 カム機構部 36 被結束物 40 バンド結束機 41 バンド駆動ローラ 42 電磁アクチュエータ 43 従動ローラ 44 サーボモータ 45 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドを所定の案内経路に沿って送り出
    すバンド送出機構と、前記送り出されたバンドを引き戻
    して引き締めるバンド引締機構と、前記バンド送出機構
    により送り出されたバンドとバンド引締機構により引き
    戻されたバンドとの重合状とされた部分を熱融着させる
    バンド接合機構とを備えたバンド結束機において、 前記バンドの送り出しとバンドの引き戻しを行う正逆駆
    動自在なバンド駆動ローラと該バンド駆動ローラに圧接
    される従動ローラとが備えられ、 前記バンド駆動ローラを正逆駆動する駆動源がエンコー
    ダ付きサーボモータとされ、バンドの送り出し量とその
    送り出し量に応じたトルク指令値とのフィードバックお
    よびバンドの引き戻し量とその引き戻し量に応じたトル
    ク指令値とのフィードバックにより前記サーボモータを
    正逆駆動制御する制御部が備えられてなることを特徴と
    するバンド結束機。
  2. 【請求項2】 前記制御部により、前記バンドの送り出
    し時におけるバンド先端部が、前記案内経路のコーナー
    部に対応する部分を通過する際の送り出し速度を遅く制
    御すると共に、前記案内経路の直線部に対応する部分を
    通過する際の送り出し速度を速く制御することを特徴と
    する請求項1記載のバンド結束機。
  3. 【請求項3】 前記制御部により、前記バンドの引き戻
    し時において、前記案内経路からバンドが離脱するまで
    の引き戻し速度を遅く制御すると共に、前記案内経路か
    らバンドが離脱した後の引き戻し速度を速く制御するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のバンド結束機。
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