JPH11291899A - 自動搬送台車 - Google Patents

自動搬送台車

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JPH11291899A
JPH11291899A JP10103167A JP10316798A JPH11291899A JP H11291899 A JPH11291899 A JP H11291899A JP 10103167 A JP10103167 A JP 10103167A JP 10316798 A JP10316798 A JP 10316798A JP H11291899 A JPH11291899 A JP H11291899A
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Akira Sato
晃 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤動作を未然に防ぐことが可能な自動搬送台
車を提供する。 【解決手段】 車輪2に支持された台車本体3と、台車
本体最下部3aより低くかつ車輪2が乗り越え不可能な
障害物Sの存在時に検知信号を出力する障害物センサ4
と、センサ4からの検知信号に基づいて車輪2の駆動お
よび停止を制御する制御部6を備え、最前方側車輪2a
が、台車最前部下端A1および車輪2外周に接する接線
の水平面に対する角度が台車1が登坂可能な床面最大傾
斜角度以上となる位置に設けられ、センサ4が、障害物
衝突時に移動可能な検知板7と、検知板7移動時に検知
信号を出力する検知手段8を有するものであり、検知板
7が、接線A2より後方側に配置され、下端部7cの高
さ位置が車輪2が乗り越え不可能な障害物の最低高さと
なるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工場、倉庫
等で物品を搬送するために用いられる自動搬送台車に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動搬送台車としては、
障害物を検知する障害物センサを用い、この台車の進行
方向前方に障害物が存在する場合に台車を自動的に減速
または停止させるシステムを備えたものが多く用いられ
ている。この障害物センサとしては、障害物の存在をこ
の障害物に接触することなく検知可能な非接触センサ、
および障害物に接触した時点でこれを検知する接触セン
サがあるが、近年では誤作動の可能性のある非接触セン
サを用いず、接触センサのみを用いることが多い。図8
ないし図10は、従来の自動搬送台車の例を示すもの
で、ここに示す自動搬送台車31は、台車底板に取り付
けられた円板支持具32に、台車走行時に常に床面に接
する偏心円板33を回動自在に取り付け、この偏心円板
33にマグネット34を設け、円板支持具32に、マグ
ネット34の円板支持具32に対する位置の変化を検知
する磁気センサ35を設けたものである。この台車31
にあっては、図11(A)、(B)に示すように、床面
に障害物が存在する場合、床面の障害物により偏心円板
33が押し上げられた際に起きる偏心円板33の円板支
持具32に対する変位を磁気センサ35によって検知
し、車輪2を停止させることができるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば半導体製品製造
工場のクリーンルーム等では、排気孔を有するパネルを
床に多数敷きつめたり、床に自動搬送台車誘導用の軌道
を設ける場合があり、このため床面がわずかな段差を有
するものとなる場合がある。また、例えば上記クリーン
ルーム等が、複数の部屋とこれらの部屋をつなぐ連絡通
路を備えたものである場合には、この連絡通路と部屋の
境界部分において床面がわずかに傾斜したものとなる場
合がある。上記台車31にあっては、マグネット34を
有する偏心円板33の変位を円板支持具32に設けた磁
気センサ35によって非接触的に検知する方式を採用し
たものであるため、上記のように床面が多数の段差や傾
斜を有するものである場所で上記台車31を使用する場
合には、この段差が乗り越え可能な程度のものである場
合でも、この段差を乗り越え不可能なほど大きな障害物
と認識し停止することが起こりやすく、生産性の低下を
招くことがあった。また、図11(C)に示すように、
上記傾斜部が台車31が登坂可能な角度で傾斜したもの
である場合でもこれを乗り越え不可能な障害物と認識し
て停止してしまい、生産性の低下を招くことがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、誤動作に
よる生産性の低下を未然に防ぐことが可能な自動搬送台
車を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、車輪に支持
された台車本体と、台車本体最下部より低くかつ車輪が
乗り越え不可能な高さの障害物の存在を検知して検知信
号を出力する障害物センサと、障害物センサによって出
力された検知信号に基づいて車輪の駆動および停止を制
御する制御部を備え、台車進行方向最前方側車輪が、台
車最前部下端および最前方側車輪の外周に下方から接す
る接線の水平面に対する角度が台車が登坂可能な床面最
大傾斜角度以上となる位置に設けられ、障害物センサ
が、最前方側車輪の前方に設けられ、前記障害物が衝突
した際に台車本体に対し移動可能な障害物検知板と、こ
の検知板の移動を検知して検知信号を出力する検知手段
を有するものであり、障害物検知板が、前記接線より後
方側に配置され、この検知板の下端部の高さ位置が車輪
が乗り越え不可能な障害物の最低高さとなるようにされ
た自動搬送台車によって解決することができる。障害物
検知板は、上端側から下端側にかけて台車進行方向後方
側に傾斜したものとすることができる。また障害物検知
板は、最前部が台車最前部であるものとすることも可能
である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の自動
搬送台車の第1の実施形態を示すもので、ここに示す自
動搬送台車1は、4つの車輪2に支持された台車本体3
と、台車本体3の最下部である底面3aより低くかつ車
輪2が乗り越え不可能な高さの障害物(以下、低障害物
という)の存在を検知して検知信号を出力する低障害物
センサ4と、台車本体3の底面3aより高い障害物(以
下、高障害物という)の存在を検知して検知信号を出力
する高障害物センサ5と、これら障害物センサ4、5に
よって出力された検知信号に基づいて車輪2の駆動およ
び停止を制御する制御部6を備えて構成されている。
【0006】最前方側の車輪2aは、台車1の最前部下
端(図中符号A1で示す)および最前方側車輪2aの外
周に下方から接する接線A2の水平面に対する角度B
1が、台車1が登坂可能な床面Gの最大傾斜角度よりも
大きくなる位置に設けられている。 ここでいう台車1
が登坂可能な床面Gの最大傾斜角度とは、車輪2の駆動
力や台車1の重量などによって定められるものである。
【0007】台車本体3は、被搬送物を収容する収容部
(図示略)を備えたものとされ、4つの車輪2によって
走行自在に支持されている。最前方側車輪2aの前方の
台車本体3の底板3cには、ガイド孔3dが設けられて
いる。
【0008】低障害物センサ4は、最前方側の車輪2a
のさらに前方に設けられ、低障害物が衝突した際に台車
本体3に対し移動可能な障害物検知板7と、この検知板
7の移動を検知して検知信号を出力する検知手段8を有
するものとされている。
【0009】本実施形態の自動搬送台車1において、障
害物検知板7は、台車本体3の一側部側の車輪2から他
側部側車輪2にわたる幅の矩形板状に形成され、その上
端部7aが台車本体3の底面3aに、上端部7aを支点
として台車本体3に対し回動自在となるように取り付け
られ、図2中実線で示す最下降位置から2点鎖線で示す
最上昇位置まで移動可能に構成されている。通常、検知
板7は自らの重みにより最下降状態にある。障害物検知
板7は、最下降状態において、下縁部7bが、上記接線
2に沿い、かつ接線A2より台車進行方向後方側に位置
し、しかも下端部7cの高さ位置が、車輪2が乗り越え
不可能な障害物の最低高さ(図中符号B2で示す)とな
るようにされている。
【0010】検知手段8は、台車本体3の底板3cの下
面側に取り付けられた光源10と、底板3cの下面側に
取り付けられ、光源10からの光を受光する受光部11
と、障害物検知板7の上面側に取り付けられた遮光板1
2を備えたものとされている。
【0011】光源10としては、LEDなどを用いるこ
とができる。また受光部11は、光源10からの光を受
光していないときに検知信号を制御部6に出力すること
ができるように構成されており、この受光部11として
は、フォトダイオードなどを用いることができる。これ
ら光源10および受光部11は、台車本体3の底板3c
に設けられたガイド孔3dの一側および他側部側に取り
付けられている。
【0012】遮光板12は、検知板7に取り付けられ、
検知板7が最上昇位置にあるときに光源10からの光を
遮り、かつ検知板7が最下降位置にあるときに光源10
からの光を遮らないように形成された遮光部12aと、
遮光部12aから上方に向けて延び、台車本体3の底板
3cのガイド孔3dに挿通する挿通部12bを有するL
字状の遮光板本体12cと、挿通部12bの先端に取り
付けられ、検知板7が最下降状態にあるときに遮光板1
2の下方への移動を阻止するストッパ12dを有するも
ので、検知板7に対しほぼ垂直に、かつ台車本体3の前
後方向に沿って検知板7に取り付けられている。
【0013】高障害物センサ5は、台車本体3の前面の
最下部に台車本体3の全幅方向にわたって取り付けら
れ、高障害物に衝突した際に検知信号を制御部6に出力
することができるように構成されている。高障害物セン
サ5としては、例えば、高障害物衝突時にのみ互いに接
触する2つの検出導体と、これら検出導体が互いに接触
したときに検知信号を発する検知手段を備えたものが使
用可能である。
【0014】制御部6は、車輪2を駆動させるモータな
どの駆動手段14と、障害物センサ4、5から検知信号
が出力されていないときに駆動手段14を用いて車輪2
を駆動させ、検知信号が出力されたときにこれを停止さ
せる信号検出部15を有するものとされている。
【0015】次に、上記台車1の動作について図4ない
し図5を参照して説明する。図4に示すように、台車1
の進行方向前方の床面G上に、台車本体底面3aより低
くかつ車輪2が乗り越え不可能な高さの低障害物Sがあ
る場合の台車1の動作について説明する。図中矢印方向
に走行する台車1の検知板7が低障害物Sに衝突する前
の段階においては、検知板7が最下降位置にあり、検知
手段8の光源10からの光が遮光板12に遮られること
なく受光部11に達し、受光部11から検知信号は出力
されない。
【0016】台車1の走行に従って検知板7が低障害物
Sに衝突すると、検知板7は低障害物Sによって押し上
げられ、その上端部7aを支点として回動し、台車本体
3方向に向かって移動する。検知板7の上方への移動に
よって、検知手段8の遮光板12も上方に移動し、遮光
部12aは光源10と受光部11の間に達し、光源10
からの光を遮る。これによって、受光部11から制御部
6の信号検出部15に検知信号が出力され、これに基づ
いて駆動手段14が停止し、台車1は停止する。
【0017】また、台車1の進行方法前方の床面G上に
台車本体底面3aより高い高障害物がある場合には、こ
の台車1の高障害物センサ5は高障害物に衝突し、これ
により高障害物センサ5から制御部6に検知信号が出力
され、台車1は停止する。
【0018】また、台車1の進行方向前方の床面G上
に、車輪2が乗り越え可能な高さの障害物がある場合に
は、この障害物は高さが検知板7の下端部7cより低い
ため検知板7に衝突せず、台車1は停止することなくそ
のまま走行する。
【0019】次に、図5に示すように、台車1の進行方
法前方の床面Gに、台車1が登坂可能な最大角度B3
上方に向けて傾斜した傾斜部G1がある場合の台車1の
動作について説明する。上述のように、最前方側の車輪
2aは、台車1の最前部下端A1、および最前方側車輪
2aの外周に下方から接する接線A2の水平面に対する
角度B1が、台車1が登坂可能な床面Gの最大傾斜角度
より大きくなる位置に設けられている。また検知板7
は、最下降状態において、接線A2に沿い、かつ接線A2
よりも台車進行方向後方側に位置したものとされてい
る。
【0020】このため、図5(B)に示すように、台車
1の最前方側車輪2aが床面Gの傾斜部G1の最下部に
達したときには、台車1の最前部下端A1、すなわち高
障害物センサ5の最前部下端、および検知板7が傾斜部
1に接触しない。このため台車1はそのまま停止する
ことなく進み、傾斜部G1上を走行する。
【0021】本実施形態の台車1にあっては、低障害物
センサ4が、最前方側車輪2aの前方に設けられ、低障
害物Sが衝突した際に台車本体3に対し移動可能な障害
物検知板7と、この検知板7の移動を検知して検知信号
を出力する検知手段8を有するものであり、検知板7
が、接線A2より後方側に配置されかつ下端部7cの高
さ位置が車輪2が乗り越え不可能な障害物の最低高さB
2となるようにされているので、台車進行方向前方の床
面Gに、台車本体底面3aより低くかつ車輪2が乗り越
え不可能な高さの低障害物Sがある場合には、これが検
知板7に衝突し検知板7の移動により低障害物Sの存在
が検知される。また床面G上に、車輪2が乗り越え可能
な高さの障害物がある場合には、この障害物が検知板7
に衝突せず、台車1は停止することなく走行する。
【0022】このように、低障害物センサ4が、検知板
7に接触した障害物のみを検知するものであるため、乗
り越え可能な高さの障害物が乗り越え不可能と認識され
ることが起こり得ず、台車1の進行方向前方の床面Gに
乗り越え不可能な障害物が存在するときにのみ台車1を
確実に停止させることができる。従って、障害物が台車
に衝突することによる事故を確実に防ぐことができ、し
かも誤動作による生産性の低下を未然に防ぐことが可能
となる。
【0023】また、最前方側車輪2aが、接線A2の水
平面に対する角度B1が台車1が登坂可能な床面最大傾
斜角度以上となる位置に設けられているので、進行方向
前方に台車1が登坂可能な床面最大傾斜角度で傾斜した
傾斜部G1がある場合でも、検知板7は傾斜部G1に接触
することがない。このため、傾斜部が台車走行可能な角
度で傾斜したものである場合には停止することなく走行
することができる。従って、誤動作による生産性の低下
を未然に防ぐことが可能となる。
【0024】図6は、本発明の自動搬送台車の第2の実
施形態を示すもので、ここに示す自動搬送台車21が上
述の台車1と異なるのは、障害物センサ4、5を設け
ず、これらに代えて障害物センサ24を用いる点であ
る。障害物センサ24は、進行方向最前方側の車輪2a
の前方に配置され、障害物が衝突した際に台車本体3に
対し移動可能な障害物検知板27と、この検知板27の
移動を検知して検知信号を出力する検知手段8を有する
ものとされている。
【0025】障害物検知板27は、台車本体3の一側部
側の車輪2から他側部側車輪2にわたる幅の板状に形成
され、上方に湾曲した湾曲部27dと直線部27eから
なるものとされている。検知板27は、その上端部27
aが台車本体3の前面に、台車本体3に対し上端部27
aを支点として回動自在となるように取り付けられ、図
6中実線で示す最下降位置から2点鎖線で示す最上昇位
置まで移動可能に構成されている。これにより、検知板
27は、最前部27fが台車21の最前部となるように
されている。
【0026】障害物検知板27は、最下降状態において
直線部27eの下縁部27bが、台車1の最前部下端A
1’である直線部27eの最前部、および最前方側車輪
2aの外周に下方から接する接線A2’に沿い、かつ下
端部27cの高さ位置が、車輪2が乗り越え不可能な障
害物の最低高さB2となるようにされている。
【0027】台車21の進行方向前方の床面G上に低障
害物Sがあり、台車21の走行に従って検知板27が低
障害物Sに衝突すると、検知板27は、低障害物Sに押
し上げられ、その上端部27aを支点として回動し、台
車本体3方向に向かって移動する。検知板27の移動に
よって、既述の過程に従って台車21は停止する。ま
た、台車21の進行方向前方の床面G上に高障害物があ
る場合には、この高障害物は検知板27の最前部27f
に衝突し、検知板27が移動し、台車21は停止する。
【0028】本実施形態の台車21にあっては、上述の
台車1と同様に、障害物による事故を確実に防ぐことが
でき、しかも誤動作による生産性の低下を未然に防ぐこ
とが可能となる。さらに、本実施形態の台車21では、
検知板27を有する障害物センサ24を設け、検知板2
7を最前部27fが台車21の最前部となるものとした
ので、台車本体底面3aより低くかつ車輪2が乗り越え
不可能な高さの低障害物Sだけでなく、台車本体3の底
面3aより高い高障害物をも障害物センサ24で検知す
ることができる。このため、高障害物用のセンサを別途
設ける必要がなく、部品点数を削減し、組立工数低減に
よる製造の容易化、軽量化を図ることができる。
【0029】なお、上記各実施形態では、検知板7、2
7を接線A2、A2’に沿うものとしたが、これに限ら
ず、その水平面に対する角度が、角度B1よりも大きく
なるように配置してもよい。例えば、台車が登坂可能な
床面最大傾斜角度が2度であるときには、検知板7、2
7の角度を3〜11度に設定することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動搬送
台車にあっては、障害物による事故を確実に防ぐことが
でき、しかも誤動作による生産性の低下を未然に防ぐこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動搬送台車の第1の実施形態を示
す概略構成図である。
【図2】 図1に示す自動搬送台車の要部拡大図であ
る。
【図3】 図1に示す自動搬送台車の要部拡大図であ
る。
【図4】 図1に示す自動搬送台車の動作を示す説明図
である。
【図5】 図1に示す自動搬送台車の動作を示す説明図
である。
【図6】 本発明の自動搬送台車の第2の実施形態の要
部を示す概略構成図である。
【図7】 図6に示す自動搬送台車の要部拡大図であ
る。
【図8】 従来の自動搬送台車の一例を示す概略構成図
である。
【図9】 図8に示す自動搬送台車の要部拡大図であ
る。
【図10】 図8に示す自動搬送台車の動作を示す説明
図である。
【図11】 図8に示す自動搬送台車の動作を示す説明
図である。
【符号の説明】
1・・・台車、2・・・車輪、2a・・・最前方側車輪、3・・・台
車本体、3a・・・底面(台車本体最下部)4・・・低障害物
センサ(障害物センサ)、6・・・制御部、7・・・障害物検
知板、8・・・検知手段 A1、A2・・・最前部下端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、車輪に支持
された台車本体と、台車本体最下部より低くかつ車輪が
乗り越え不可能な高さの障害物の存在を検知して検知信
号を出力する障害物センサと、障害物センサによって出
力された検知信号に基づいて車輪の駆動および停止を制
御する制御部を備え、台車進行方向最前方側車輪が、台
車最前部下端および最前方側車輪の外周に下方から接す
る接線の水平面に対する角度が台車が登坂可能な床面最
大傾斜角度以上となる位置に設けられ、障害物センサ
が、最前方側車輪の前方に設けられ、前記障害物が衝突
した際に台車本体に対し移動可能な障害物検知板と、こ
の検知板の移動を検知して検知信号を出力する検知手段
を有するものであり、障害物検知板が、前記接線より後
方側に配置され、この検知板の下端部の高さ位置が車輪
が乗り越え不可能な障害物の最低高さとなるようにさ
れ、検知手段が、光源と、光源からの光を受ける受光部
と、前記検知板の移動に伴って光源から受光部への光を
遮る遮光板を備え、受光部が、光源からの光に基づいて
検知信号を発するようにされた自動搬送台車によって解
決することができる。障害物検知板は、上端側から下端
側にかけて台車進行方向後方側に傾斜したものとするこ
とができる。障害物検知板は、上端部を支点として台車
本体に対し回動自在となるように台車本体に取り付ける
ことができる。また、障害物検知板は、最前部が台車最
前部であるものとすることも可能である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪に支持された台車本体と、台車本体
    最下部より低くかつ車輪が乗り越え不可能な高さの障害
    物の存在を検知して検知信号を出力する障害物センサ
    と、障害物センサによって出力された検知信号に基づい
    て車輪の駆動および停止を制御する制御部を備えた自動
    搬送台車において、 台車進行方向最前方側車輪が、台車最前部下端および最
    前方側車輪の外周に下方から接する接線の水平面に対す
    る角度が台車が登坂可能な床面最大傾斜角度以上となる
    位置に設けられ、 障害物センサが、最前方側車輪の前方に設けられ、前記
    障害物が衝突した際に台車本体に対し移動可能な障害物
    検知板と、この検知板の移動を検知して検知信号を出力
    する検知手段を有するものであり、 障害物検知板が、前記接線より後方側に配置され、この
    検知板の下端部の高さ位置が車輪が乗り越え不可能な障
    害物の最低高さとなるようにされていることを特徴とす
    る自動搬送台車。
  2. 【請求項2】 障害物検知板は、上端側から下端側にか
    けて台車進行方向後方側に傾斜したものであることを特
    徴とする請求項1記載の自動搬送台車。
  3. 【請求項3】 障害物検知板は、最前部が台車最前部と
    なるように設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の自動搬送台車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017054559A (ja) * 2001-06-12 2017-03-16 アイロボット コーポレイション 移動型ロボット清掃機
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KR20230076284A (ko) * 2021-11-24 2023-05-31 현대제철 주식회사 지게차의 안전사고 방지 장치

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