JPH11291575A - プリンタ装置の制御方法およびその記録媒体 - Google Patents

プリンタ装置の制御方法およびその記録媒体

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JPH11291575A
JPH11291575A JP10424298A JP10424298A JPH11291575A JP H11291575 A JPH11291575 A JP H11291575A JP 10424298 A JP10424298 A JP 10424298A JP 10424298 A JP10424298 A JP 10424298A JP H11291575 A JPH11291575 A JP H11291575A
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JP10424298A
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公相 ▲吉▼田
Kousuke Yoshida
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置に接続するプリンタ装置の制御方
法において、その印刷内容を確認するために印刷出力す
る場合に使用済みの用紙の裏面に印刷するなどして用紙
の使用量の削減をはかる。 【解決手段】 前記のプリンタ装置に、裏面を使用しな
い印刷部分には使用済みの用紙の裏面を選択する動作モ
ードを設け、 前記の印刷内容を確認するために印刷出力
する場合に適用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】従来より、ホスト装置の要求
する印刷データをその接続するプリンタ装置が印刷する
場合に、印刷された内容を見て操作担当者の入力ミスの
修正を行なうことなどにより同等の印刷業務を繰り返し
て実行することが多く、結果として印刷用紙が大量に消
費されることが多い。
【0002】こうした状況に対処して、消費する用紙の
量を削減するために、印刷内容の確認のために行なうよ
うな印刷出力においては当該印刷出力に供する用紙は既
に印刷出力に使用された用紙の裏側を適用するか、ある
いはまた両面に印刷をほどこして、費する用紙枚数を削
減するなどの方法がとられる。
【0003】また前記の消費する用紙枚数を削減する方
法に対応して、プリンタ装置においても印刷に供する用
紙を供給するホッパを複数個数持ってそのうちのひとつ
には既に印刷の行われた用紙の裏側を印刷に適用すべく
積載し、さらには当該プリンタ装置に用紙反転機構を備
えて用紙の両面にほどこす印刷が容易に行なえるように
している。
【0004】この発明は、前記のプリンタ装置において
用紙の効率的な活用を実現する、プリンタ装置の制御方
法に関するものである。
【0005】
【従来の技術】図1および図16ないし図21によっ
て、従来の技術によるプリンタ装置において行われる印
刷動作を説明する。
【0006】図1に、代表的なプリンタ装置の概略のブ
ロック図を示す。プリンタ装置B01は操作パネルB1
5を持ち、当該プリンタ装置B01の動作モードの設定
などを行ない、その設定状況を演算制御部B10に格納
する。
【0007】またホッパ選択部B14は当該プリンタ装
置B01の備える2個の用紙供給装置である主ホッパB
14aまたは副ホッパB14bのどちらか一方を選んで
そこに積載する用紙を取り込み、用紙搬送部B13によ
って搬送して印刷部B11にて印刷をほどこした後に印
刷済みの用紙を排出する。
【0008】また前記のプリンタ装置B01が用紙の両
面に印刷をほどこすという両面印刷を行なう場合は、印
刷部B11にて奇数ページ分の印刷データによって印刷
をほどこした後に用紙は用紙反転部B12において反転
されて待機ホッパB14cに収納される。続いて偶数ペ
ージ分の印刷の際は前記のホッパ選択部B14は待機ホ
ッパB14cを選択して用紙を取り出して印刷部B11
による印刷に供し、両面において印刷済みの用紙を排出
する。
【0009】なお前記のプリンタ装置B01の接続する
ホスト装置B02はドライバプログラムB21を備え、
別途備えるアプリケーションプログラムB22等の指示
に基づいて前記のプリンタ装置B01への印刷指示ある
いは前記の印刷指示にかかる種々の印刷仕様の設定およ
び印刷データの展開等を担当する。
【0010】図16によって、ホスト装置B02がドラ
イバプログラムB21を介してプリンタ装置B01に印
刷動作を行なわせるフローを説明する。なお各フローの
説明に用いる符号は図1による。
【0011】ステップS51で、ドライバプログラムB
21はアプリケーションプログラムB22の指示に基づ
いて、印刷に供する用紙を格納するホッパの指定あるい
は両面印刷または片面印刷の区別の指示といった印刷の
仕様を指定する。
【0012】ステップS52で印刷開始を指示し、ステ
ップS53に進み、当該指示による印刷業務が両面印刷
によるものであればステップS54に進んで両面印刷を
実行し、また当該指示による印刷業務が片面印刷による
ものであればステップS55に進んで片面印刷を実行す
る。
【0013】図17によって、前記のステップS54に
おける両面印刷実行の詳細を説明する。ステップS54
aで、ドライバプログラムB21はアプリケーションプ
ログラムB22より得た印刷データをプリンタ装置B0
1で印刷する印刷パターンに展開する。
【0014】ステップS54bで、当該印刷データが印
刷時の奇数ページ分に相当することが確認されればステ
ップS54cに進み、さらに前記の奇数ページ分の印刷
データに後続の印刷データが存在するのを確認できれば
ステップS54dで該当する印刷データをプリンタ装置
B01に転送し、併せて前記のアプリケーションプログ
ラムB22の指定に基づいてたとえば主ホッパB14a
の選択を指示し、印刷終了後は用紙反転部B12で用紙
を反転して待機ホッパに収納するよう指示した後、再び
ステップS54aに戻る。
【0015】ステップS54aでは後続の印刷データを
展開するが、ステップS54bでは該当する印刷データ
が偶数ページ分のデータとなるのでステップS54fに
進み、該当する印刷データをプリンタ装置B01に転送
し、併せて待機ホッパB14cの選択を指示し、印刷終
了後は装置外に排出するよう指示してステップS54g
に進んで、印刷データが残っていることを確認できれば
再びステップS54aに戻って処理を継続する。
【0016】また前記のステップS54cにおいて、当
該印刷データが奇数ページ分のデータであるが後続の印
刷データが存在しない場合はステップS54eに進み、
該当する印刷データをプリンタ装置B01に転送し、併
せて前記のアプリケーションプログラムB22の指定に
基づいてたとえば主ホッパB14aの選択を指示し、印
刷終了後は装置外に排出するよう指示してステップS5
4gに進んで、印刷データが残っていないことを確認し
てステップS54hでプリンタ装置B01に印刷データ
転送の終了を通知して当該印刷動作を終了する。
【0017】図18によって、前記のステップS55に
おける片面印刷実行の詳細を説明する。ステップS55
aで、ドライバプログラムB21はアプリケーションプ
ログラムB22より得た印刷データをプリンタ装置B0
1で印刷する印刷パターンに展開する。
【0018】ステップS55bで、該当する印刷データ
をプリンタ装置B01に転送し、併せて前記のアプリケ
ーションプログラムB22の指定に基づいてたとえば主
ホッパB14aの選択を指示し、印刷終了後は装置外に
排出するよう指示してステップS55cに進んで、印刷
データが残っていることを確認すればステップS55a
に戻って後続の印刷データを処理する。
【0019】また前記のステップS55cで、印刷デー
タが残っていないことを確認すればステップS55dで
プリンタ装置B01に印刷データ転送の終了を通知して
当該印刷動作を終了する。
【0020】図19および図20によって、従来の技術
によるプリンタ装置においてたとえば印刷済みの用紙の
裏面に印刷を行なう方法あるいはまた用紙の両面に印刷
を行なう方法について説明する。
【0021】プリンタ装置1は両面印刷に供する用紙を
積載する主ホッパ2と、既に印刷の行われた用紙の裏面
を印刷面として積載する副ホッパ3とを有し、さらに印
刷の施された用紙の表裏を反転する用紙反転部5と、反
転された前記の用紙を一時格納する待機ホッパ4とを有
している。
【0022】図19に、用紙の両面に印刷をほどこした
状態を示す。両面印刷の指示を受けたプリンタ装置1
は、第1ページ目の印刷データにより印刷出力を実行す
るにあたり主ホッパ2より両面印刷用紙6を引き出して
印刷をほどこした後用紙反転部5により姿勢を反転させ
て待機ホッパ4に格納させる。
【0023】続いて第2ページ目の印刷データにより印
刷出力を実行するにあたり、前記の待機ホッパ4より用
紙を引き出して印刷をほどこした後装置外に排出する。
【0024】すなわち前記のプリンタ装置1は、奇数ペ
ージ分の印刷を行なうときに主ホッパ2より用紙を引き
出して印刷をほどこしたあと反転して待機ホッパ4に収
納し、継続して偶数ページ分の印刷を行なうときには前
記の待機ホッパ4より用紙を引き出して印刷をほどこす
ことにより両面印刷を実現する。
【0025】さらに奇数ページ分の印刷を行なう際に継
続する印刷データの存在が確かめられない場合は、それ
が最終のページになると判定して印刷終了とともにその
まま装置外に排出する。
【0026】これより、前記の両面印刷によって印刷を
行なう際に、その最終ページが奇数ページとなる場合に
は前記の最終ページの裏面が印刷未実施の状態で残る。
【0027】図20に、表面に既に印刷をほどこした用
紙の裏面を利用して当該動作による印刷をほどこした状
態を示す。前記の用途に対応するために、プリンタ装置
1の副ホッパ3にはあらかじめ既に印刷をほどこした用
紙を積載してその裏面を印刷対応面とする。
【0028】前記のプリンタ装置1は片面印刷の指示と
副ホッパ3の選択指示を受けて、前記の副ホッパ3より
用紙を引き出して印刷をほどこし、そのまま装置外に排
出する。
【0029】これより、前記の印刷済みの用紙の裏面利
用による片面印刷は、印刷指示に際して副ホッパ3の選
択を指定することにより実施することができる。
【0030】図21により、印刷業務の応用例のひとつ
として、扉ページ11と、第1の本文ページ13および
その直前に配する中扉ページ12との組み合せと、第2
の本文ページ15およびその直前に配する中扉ページ1
4との組み合せとによる構成の印刷の例を説明する。
【0031】前記の印刷業務の例において、第1の本文
ページ13および第2の本文ページ15はそれぞれ両面
印刷による構成とし、扉ページ11および中扉ページ1
2、14は片面印刷による。
【0032】前記の例による印刷業務を遂行するには、
通常は扉ページ11と、中扉ページ12と、第1の本文
ページ13と、中扉ページ14と、第2の本文ページ1
5とをそれぞれ別個の印刷データとして作成し、個別に
印刷を実行することにより所要の形式による印刷物を完
成させる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるプリンタ装置では、当該プリンタ装置に複数
のホッパを備え、さらに用紙反転機構を備えることで、
特に印刷内容の確認の目的等のために印刷出力を行なう
際に両面印刷を実行することにより用紙の消費枚数を削
減したり、 また既に印刷をほどこした用紙の裏面を再利
用することによって用紙の消費枚数を削減することが可
能となるが、次に述べるような問題点が残る。
【0034】1)用紙反転機構を用いることで両面印刷
を実行する際、その最終ページが奇数ページで終わる場
合に片面印刷となり、結果としては用紙消費量の抑制対
策が不徹底に終わる。
【0035】2)既に印刷をほどこした用紙の裏面を再
利用して片面印刷を行なう場合は、操作担当者が意識し
て所定のホッパにおける前記の使用済みの用紙の積載を
確認しなければ、操作ミス等により却って印刷の効率の
低下をきたすとともに、印刷ミスによる不要な印刷出力
の用紙の増大を招く結果となる。
【0036】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0037】1)ホスト装置による印刷指定のメニュー
に、エコノミーモードによる印刷メニューを設定する。
【0038】この手段を取ることにより、前記のエコノ
ミーモードによる印刷メニューを指定して片面印刷を指
示すると、あらかじめ使用済みの用紙を積載した特定の
ホッパより引き出した用紙に印刷をほどこす。またエコ
ノミーモードによる印刷メニューを指定して両面印刷を
指示すると、あらかじめ通常の用紙を積載して用意した
ホッパより引き出した用紙に両面の印刷をほどこすとと
もに最終のページが奇数ページで終わる事を検出して前
記の最終の奇数ページの印刷に使用する用紙は、前記の
あらかじめ使用済みの用紙を積載した特定のホッパより
引き出すという作用を得る。
【0039】2)プリンタ装置の設定する印刷メニュー
に、エコノミーモードによる印刷メニューを設定する。
【0040】この手段を取ることにより、前記のプリン
タ装置をエコノミーモードに設定すると、ホスト装置が
片面印刷を指定すれば、あらかじめ使用済みの用紙を積
載した特定のホッパより引き出した用紙に印刷をほどこ
す。また前記のホスト装置が両面印刷を指定すれば、あ
らかじめ通常の用紙を積載して用意したホッパより引き
出した用紙に両面の印刷をほどこすとともに最終のペー
ジが奇数ページで終わる事を検出して前記の最終の奇数
ページの印刷に使用する用紙は、前記のあらかじめ使用
済みの用紙を積載した特定のホッパより引き出すという
作用を得る。
【0041】3)ホスト装置による両面印刷指定のメニ
ューに、特定のページを片面印刷を行なう印刷メニュー
を追加する。
【0042】この手段を取ることにより、当該プリンタ
装置は前記の指定による特定のページの前でいったん両
面印刷を終了させ、前記の特定のページを片面に印刷し
た後は再び両面印刷を継続させるという作用を得る。
【0043】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
【0044】1)ホスト装置による印刷指定のメニュー
に、エコノミーモードによる印刷メニューを設定する。
さらに前記のホスト装置がプリンタ装置にエコノミーモ
ードを指定し、さらに前記のホスト装置が指定する印刷
データを用紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装
置に指示すると、前記のプリンタ装置は主ホッパより用
紙を取り出してその両面に印刷をほどこし、前記のホス
ト装置が指定する印刷データの最終ページ分が奇数ペー
ジ分となるときには、前記のプリンタ装置は副ホッパよ
り用紙を取り出してその片面に印刷をほどこす。
【0045】この形態を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷に
おいて、その最終ページが片面になるときはあらかじめ
用意した片面印刷用の用紙を適用して印刷を行なわせる
という作用を得る。
【0046】2)プリンタ装置が設定する動作モード
に、エコノミーモードを設定する。さらに前記のプリン
タ装置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定し
たときに、ホスト装置が指定する印刷データを用紙の両
面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示すると前
記のプリンタ装置は主ホッパより用紙を取り出してその
両面に印刷をほどこし、また前記のホスト装置が指定す
る印刷データの最終ページ分が奇数ページ分となるとき
には、前記のプリンタ装置は副ホッパより用紙を取り出
してその片面に印刷をほどこす。
【0047】この形態を取ることにより、前記のプリン
タ装置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定し
たときに、ホスト装置が指定する両面印刷においてその
最終ページが片面になるときは前記のプリンタ装置の判
断によりあらかじめ用意した片面印刷用の用紙を適用し
て印刷を実行するという作用を得る。
【0048】3)プリンタ装置が設定する両面印刷のメ
ニューに、特定の指定によるページを片面印刷させるモ
ードを設ける。さらにホスト装置が指定する印刷データ
を用紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指
示する際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを
指定すると、前記のプリンタ装置は、前記のホスト装置
が指定する印刷データに基づいて印刷出力を行なうとと
もに、前記のホスト装置の指定による特定のページ分の
印刷データの直前のページ分の印刷データが奇数ページ
分となるときには、前記のプリンタ装置は当該印刷デー
タに基づいて印刷をほどこした後にその用紙を反転させ
ずに排出し、前記のあらかじめ指定する特定のページ分
の印刷データを、後続の用紙の片面に印刷した後に前記
の用紙を反転させずに排出し、後続の印刷データを、再
び継続して用紙の両面に印刷をほどこす。
【0049】この形態を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷の
印刷データにおいて、その特定の指定によるページを区
切りとして個々のまとまった印刷データとして取り扱う
という作用を得る。
【0050】4)前記のプリンタ装置が設定する両面印
刷のメニューにおいて設けた、特定のページを片面印刷
を行なわせるモードは、さらにエコノミーモードによる
指定を持つ。
【0051】この形態を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷の
印刷データにおいて、その特定の指定によるページを区
切りとして個々のまとまった印刷データとして取り扱
い、さらに当該印刷動作においてエコノミーモードが指
定されていれば片面印刷に使用する用紙はすべて再使用
による使用済みの用紙を適用するという作用を得る。
【0052】5)ホスト装置がプリンタ装置にエコノミ
ーモードを指定し、さらに前記の前記のホスト装置が指
定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務を前記の
プリンタ装置に指示する手順と、前記のプリンタ装置が
主ホッパより用紙を取り出してその両面に印刷をほどこ
す手順と、前記のホスト装置が指定する印刷データの最
終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
ンタ装置が副ホッパより用紙を取り出してその片面に印
刷をほどこす手順とをドライバプログラムの一部として
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納する。
【0053】この形態により、ホスト装置はエコノミー
モードによる印刷動作をプリンタ装置に実行させる手順
を装備するという作用を得る。
【0054】6)プリンタ装置が自己の動作モードとし
てエコノミーモードを設定し、さらに前記のプリンタ装
置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定したと
きに、ホスト装置が指定する印刷データを用紙の両面に
印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示したときに前
記のプリンタ装置が主ホッパより用紙を取り出してその
両面に印刷をほどこす手順と、前記のホスト装置が指定
する印刷データの最終ページ分が奇数ページ分となると
きには、前記のプリンタ装置は副ホッパより用紙を取り
出してその片面に印刷をほどこす手順とを実行させるプ
ログラムをドライバプログラムとともにコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に格納する。
【0055】この形態により、当該プリンタ装置はエコ
ノミーモードによる印刷動作を実行する手順を装備する
という作用を得る。
【0056】7)ホスト装置が指定する印刷データを用
紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示す
る際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを指定
する手順と、前記のプリンタ装置が前記のホスト装置の
指定する印刷データに基づいて印刷出力を行なう際に、
前記のホスト装置の指定による特定のページ分の印刷デ
ータの直前のページ分の印刷データが奇数ページ分とな
るときには前記のプリンタ装置に当該印刷データに基づ
いて印刷をほどこした後にその用紙を反転させずに排出
させる手順と、前記のあらかじめ指定する特定のページ
分の印刷データを後続の用紙の片面に印刷した後に前記
の用紙を反転させずに排出する手順と、後続の印刷デー
タを再び継続して用紙の両面に印刷をほどこす手順とを
ドライバプログラムの一部としてコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に格納する。
【0057】この形態により、ホスト装置は特定ページ
を指定してプリンタ装置に両面印刷の動作を変更させる
手順を装備するという作用を得る。
【0058】
【実施例】この発明による代表的な実施例を、図1ない
し図14によって説明する。図1は、プリンタ装置の概
略の構成を示すブロック図であり、図2ないし図6はホ
スト装置に内蔵するドライバプログラムによって設定す
るエコノミーモードにかかるフローを説明するフローチ
ャートであり、また図7ないし図9はプリンタ装置が自
己規定するエコノミーモードにかかるフローを説明する
フローチャートであり、さらに図10ないし図12は両
面印刷指定に特定の指定ページを設ける印刷動作にかか
るフローチャートである。また図13および図14は前
記の印刷動作により印刷された用紙の状態を説明する説
明図である。なお前記の図1の説明は、既に従来技術に
よるプリンタ装置の説明において述べたので、ここでは
詳細の説明を省略する。
【0059】図2によって、ホスト装置B02がドライ
バプログラムB21を介してプリンタ装置B01に印刷
動作を行なわせるフローを説明する。なお各フローの説
明に用いる符号は図1による。
【0060】前記のプリンタ装置B01において、主ホ
ッパB14aには両面印刷に供する白紙の印刷用紙を積
載し、また副ホッパB15bには既に片面において印刷
のなされた用紙の裏面を印刷相当面として揃えて積載す
る。なお待機ホッパB14cには用紙の積載を行なわ
ず、空の状態としておく。
【0061】ステップS01で、操作担当者はアプリケ
ーションプログラムB22のデータの印刷実行に際して
ホスト装置B02の表示部B23を参照しながら印刷モ
ードを設定し、ステップS02に進んで印刷の実行を指
示する。
【0062】ステップS03で、ドライバプログラムB
21は当該印刷業務でエコノミーモードが指定されたの
を確認すれば、さらにステップS04に進んで前記の印
刷業務が両面印刷で指定されたのを確認してステップS
05に進み、エコノミーモードによる両面印刷を実行す
る。なお詳細のフローは、後述する。
【0063】また前記のステップS04で片面印刷が指
定された場合は、ステップS06に進んでエコノミーモ
ードによる片面印刷を実行する。なお詳細のフローは、
後述する。
【0064】また前記のステップS03で、エコノミー
モードが指定されていないのを確認すれば、ステップS
07に進んで前記の印刷業務が両面印刷で指定されたの
を確認してステップS08に進み、通常モードによる両
面印刷を実行する。なお詳細のフローは、後述する。
【0065】また前記のステップS07で片面印刷が指
定された場合は、ステップS09に進んで通常モードに
よる片面印刷を実行する。なお詳細のフローは、後述す
る。
【0066】図3によって、前記の図2においてステッ
プS05で示したアプリケーションプログラムB22の
指示に基づいてドライバプログラムB21が実行するエ
コノミーモードによる両面印刷の実行をプリンタ装置に
指示するフローを説明する。なお各フローの説明に用い
る符号は図1による。
【0067】ステップS05aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0068】ステップS05bで、前記のステップS0
5aで印刷パターンに展開された印刷データが奇数ペー
ジのデータであることが確認できればステップS05c
に進んで当該印刷データに後続の印刷データが続いてい
るか否かをチェックし、後続の印刷データの存在を確認
できれば前記の印刷データは奇数ページに印刷されるデ
ータであってさらに後続の偶数ページにも印刷されるべ
き印刷データが存在すると判定して、ステップS05d
に進んで前記の印刷パターンに展開された印刷データを
プリンタ装置B01に転送するとともに、印刷に供する
用紙は主ホッパB14aを選択する指示と、印刷後に用
紙反転部B12に搬送して用紙を反転する指示と、前記
の用紙を待機ホッパB14cに収納する指示とを、前記
のプリンタ装置B01に送信し、ステップS05aに戻
って後続の印刷データを印刷パターンに展開する。
【0069】前記のステップS05aに戻って後続の偶
数ページにおける印刷データを印刷パターンに展開し
て、ステップS05bで当該印刷データが偶数ページの
ものであることを確認してステップS05fに進み、前
記の印刷パターンに展開された印刷データをプリンタ装
置B01に転送するとともに、印刷に供する用紙は待機
ホッパB14cを選択することと、印刷後に用紙を排出
する指示を、前記のプリンタ装置B01に送信する。
【0070】ステップS05gに進んで、後続の印刷デ
ータの存在を確認し、後続の印刷データがあれば再びス
テップS05aに戻り、後続の印刷データがなければス
テップS05hに進んでプリンタ装置B01に印刷デー
タ転送終了の通知を行ない、当該印刷業務を終了する。
【0071】なお前記のステップS05cで後続の印刷
データがないことを確認できれば、当該印刷データは奇
数ページに相当する印刷データであって最終ページであ
ると判定して、ステップS05eに進んで前記の印刷パ
ターンに展開された印刷データをプリンタ装置B01に
転送するとともに、印刷に供する用紙は副ホッパB14
bを選択することと、印刷後に用紙を排出する指示を、
前記のプリンタ装置B01に送信する。
【0072】ステップS05gに進んで後続の印刷デー
タの存在しないことを確認し、ステップS05hに進ん
でプリンタ装置B01に印刷データ転送終了の通知を行
ない、当該印刷業務を終了する。
【0073】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データを用紙の両面
に印刷するとともに最終ページで奇数ページとなる場合
には既に印刷の行われた用紙の裏面に印刷することがで
きる。
【0074】図13により、前記のエコノミーモードに
よる両面印刷をほどこした構成を説明する。すなわち両
面に印刷するページの部分は、プリンタ装置1に備える
主ホッパ2より取り出した両面印刷用紙6の両面に印刷
をほどこし、最終ページが奇数ページのみで構成される
場合は副ホッパ3より取り出した片面印刷用紙に片面印
刷をほどこしたページ構成となる。
【0075】図4によって、前記の図2においてステッ
プS06で示したアプリケーションプログラムB22の
指示に基づいてドライバプログラムB21が実行するエ
コノミーモードによる片面印刷の実行をプリンタ装置に
指示するフローを説明する。なお各フローの説明に用い
る符号は図1による。
【0076】ステップS06aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0077】ステップS06bで、前記の印刷パターン
に展開された印刷データをプリンタ装置B01に転送す
るとともに、印刷に供する用紙は副ホッパB14bを選
択することと、印刷後に用紙を排出する指示を、前記の
プリンタ装置B01に送信する。
【0078】ステップS06cに進んで後続の印刷デー
タの存在があることを確認できればステップS06aに
戻って後続の印刷データを印刷パターンに展開する。
【0079】前記のステップS06cで後続の印刷デー
タの存在がないことを確認できればステップS06dに
進んで、プリンタ装置B01に印刷データ転送終了の通
知を行ない、当該印刷業務を終了する。
【0080】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データのすべてを、
既に印刷の行われた用紙の裏面に印刷することができ
る。
【0081】図5によって、前記の図2においてステッ
プS08で示したアプリケーションプログラムB22の
指示に基づいてドライバプログラムB21が実行する通
常モードによる両面印刷の実行をプリンタ装置に指示す
るフローを説明する。なお各フローの説明に用いる符号
は図1による。
【0082】ステップS08aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0083】ステップS08bで、前記のステップS0
8aで印刷パターンに展開された印刷データが奇数ペー
ジのデータであることが確認できればステップS08c
に進んで当該印刷データに後続の印刷データが続いてい
るか否かをチェックし、後続の印刷データの存在を確認
できれば前記の印刷データは奇数ページに印刷されるデ
ータであってさらに後続の偶数ページにも印刷されるべ
き印刷データが存在すると判定して、ステップS08d
に進んで前記の印刷パターンに展開された印刷データを
プリンタ装置B01に転送するとともに、印刷に供する
用紙は主ホッパB14aを選択する指示と、印刷後に用
紙反転部B12に搬送して用紙を反転する指示と、前記
の用紙を待機ホッパB14cに収納する指示とを、前記
のプリンタ装置B01に送信し、ステップS08aに戻
って後続の印刷データを印刷パターンに展開する。
【0084】前記のステップS08aに戻って後続の偶
数ページにおける印刷データを印刷パターンに展開し
て、ステップS08bで当該印刷データが偶数ページの
ものであることを確認してステップS08fに進み、前
記の印刷パターンに展開された印刷データをプリンタ装
置B01に転送するとともに、印刷に供する用紙は待機
ホッパB14cを選択することと、印刷後に用紙を排出
する指示を、前記のプリンタ装置B01に送信する。
【0085】ステップS08gに進んで、後続の印刷デ
ータの存在を確認し、後続の印刷データがあれば再びス
テップS05aに戻り、後続の印刷データがなければス
テップS08hに進んでプリンタ装置B01に印刷デー
タ転送終了の通知を行ない、当該印刷業務を終了する。
【0086】なお前記のステップS08cで後続の印刷
データがないことを確認できれば、当該印刷データは奇
数ページに相当する印刷データであって最終ページであ
ると判定して、ステップS08eに進んで前記の印刷パ
ターンに展開された印刷データをプリンタ装置B01に
転送するとともに、印刷に供する用紙は主ホッパB14
aを選択することと、印刷後に用紙を排出する指示を、
前記のプリンタ装置B01に送信する。
【0087】ステップS08gに進んで後続の印刷デー
タの存在しないことを確認し、ステップS08hに進ん
でプリンタ装置B01に印刷データ転送終了の通知を行
ない、当該印刷業務を終了する。
【0088】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データを用紙の両面
に印刷するとともに最終ページで奇数ページとなる場合
には当該用紙の裏面を白紙のままで排出することができ
る。
【0089】図6によって、前記の図2においてステッ
プS09で示したアプリケーションプログラムB22の
指示に基づいてドライバプログラムB21が実行する通
常モードによる片面印刷の実行をプリンタ装置に指示す
るフローを説明する。なお各フローの説明に用いる符号
は図1による。
【0090】ステップS09aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0091】ステップS09bで、前記の印刷パターン
に展開された印刷データをプリンタ装置B01に転送す
るとともに、印刷に供する用紙は主ホッパB14aを選
択することと、印刷後に用紙を排出する指示を、前記の
プリンタ装置B01に送信する。
【0092】ステップS09cに進んで後続の印刷デー
タの存在があることを確認できればステップS09aに
戻って後続の印刷データを印刷パターンに展開する。
【0093】前記のステップS09cで後続の印刷デー
タの存在がないことを確認できればステップS09dに
進んで、プリンタ装置B01に印刷データ転送終了の通
知を行ない、当該印刷業務を終了する。
【0094】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データのすべてを、
白紙の用紙の片面に印刷することができる。
【0095】図7によって、プリンタ装置B01が自己
規定してエコノミーモードによる印刷動作を行なうフロ
ーを説明する。なお各フローの説明に用いる符号は図1
による。
【0096】前記のプリンタ装置B01において、主ホ
ッパB14aには両面印刷に供する白紙の印刷用紙を積
載し、また副ホッパB14bには既に片面において印刷
のなされた用紙の裏面を印刷相当面として揃えて積載す
る。なお待機ホッパB14cには用紙の積載を行なわ
ず、空の状態としておく。
【0097】ステップS11で、操作担当者はプリンタ
装置B01の操作パネルB15により、当該プリンタ装
置B01の印刷動作モードをエコノミーモードと指定す
る。なお前記の操作パネルB15に替えて、ホスト装置
B02の表示部B22の表示を参照しながら操作部B2
4より前記のプリンタ装置B01の印刷動作モードをエ
コノミーモードと指定してもよい。
【0098】ステップS12で、演算制御部B10はホ
スト装置B02より印刷の指示を受信する。
【0099】ステップS13で、演算制御部B10は前
記のホスト装置B02の印刷指示が両面印刷の指示を伴
うものか否かをチェックし、両面印刷の指示を伴うこと
を確認すればステップS14に進んでエコノミーモード
による両面印刷を実行する。なお詳細のフローは、後述
する。
【0100】また前記のステップS13で片面印刷が指
定された場合は、ステップS15に進んでエコノミーモ
ードによる片面印刷を実行する。なお詳細のフローは、
後述する。
【0101】図8によって、前記の図7においてステッ
プS14で示したホスト装置B02の示した印刷データ
に基づいてプリンタ装置B01が行なうエコノミーモー
ドによる両面印刷のフローを説明する。なお各フローの
説明に用いる符号は図1による。
【0102】ステップS14aで、ドライバプログラム
B21が印刷パターンに展開して転送した印刷データを
プリンタ装置B01の演算制御部B10が受信し、ステ
ップS14bに進んで当該印刷データが奇数ページのデ
ータであるか否かをチェックし、奇数ページのデータで
あると判定すればステップS14cに進んで当該印刷デ
ータに後続の印刷データが続いているか否かをチェック
し、後続の印刷データの存在を確認できれば前記の印刷
データは奇数ページに印刷されるデータであってさらに
後続の偶数ページにも印刷されるべき印刷データが存在
すると判定して、ステップS14dに進み、印刷に供す
る用紙としてホッパ選択部B14は主ホッパB14aを
選択し、印刷後に用紙反転部B12に搬送して用紙を反
転し、さらに反転した前記の用紙を待機ホッパB14c
に収納する。
【0103】ステップS14aに戻って後続の印刷デー
タを受信する。この場合、後続の印刷データは偶数ペー
ジの印刷データであるので、ステップS14bからはス
テップS14eに進んで印刷に供する用紙としてホッパ
選択部B14は待機ホッパB14cを選択し、印刷後に
前記の用紙を装置外に排出する。
【0104】ステップS14gで後続の印刷データの有
無を確認し、後続の印刷データがあれば再びステップS
14aに戻り、後続の印刷データがなければステップS
14hに進んで印刷の終了を前記のホスト装置B02の
ドライバプログラムB21に通知して当該印刷業務を終
了する。
【0105】前記のステップS14cで後続の印刷デー
タが無いことを確認できれば、当該印刷データは奇数ペ
ージに印刷されるべきデータで、かつ最終ページの印刷
データであると判定し、ステップS14fに進んで印刷
に供する用紙としてホッパ選択部B14は副ホッパB1
4bを選択し、印刷後に前記の用紙を装置外に排出す
る。
【0106】さらにステップS14gで後続の印刷デー
タの無いことを確認し、ステップS14hに進んで印刷
の終了を前記のホスト装置B02のドライバプログラム
B21に通知して当該印刷業務を終了する。
【0107】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22が両面印刷に指定する印刷データの
すべてをエコノミーモードで印刷し、その両面印刷の用
紙としては白紙の用紙の両面に印刷し、最終の印刷デー
タが奇数になる場合は既に印刷のなされた用紙の裏面に
印刷することができる。
【0108】図13により、前記のエコノミーモードに
よる両面印刷をほどこした構成を説明する。すなわち両
面に印刷するページの部分は、プリンタ装置1に備える
主ホッパ2より取り出した両面印刷用紙6の両面に印刷
をほどこし、最終ページが奇数ページのみで構成される
場合は副ホッパ3より取り出した片面印刷用紙7に片面
印刷をほどこしたページ構成となる。
【0109】図9によって、前記の図7においてステッ
プS15で示したホスト装置B02の示した印刷データ
に基づいてプリンタ装置B01が行なうエコノミーモー
ドによる片面印刷のフローを説明する。なお各フローの
説明に用いる符号は図1による。
【0110】ステップS15aで、プリンタ装置B01
の演算制御部B10はドライバプログラムB21が印刷
パターンに展開した印刷データを受信し、ステップS1
5bに進んで印刷に供する用紙としてホッパ選択部B1
4は副ホッパB14bを選択し、印刷後に前記の用紙を
装置外に排出する。
【0111】ステップ15cで後続の印刷データの有無
を確認し、後続の印刷データがあれば再びステップS1
5aに戻り、後続の印刷データがなければステップS1
5dに進んで印刷の終了を前記のホスト装置B02のド
ライバプログラムB21に通知して当該印刷業務を終了
する。
【0112】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22が片面印刷に指定する印刷データの
すべてをエコノミーモードで印刷し、既に印刷のなされ
た用紙の裏面に片面印刷することができる。
【0113】図10によって、ホスト装置B02がドラ
イバプログラムB21を介してプリンタ装置B01に印
刷動作を行なわせる際に、たとえば扉ページあるいは中
扉ページになる特定のページを指定して、前記の指定に
よる特定のページを独立した片面印刷のページとするフ
ローを説明する。なお各フローの説明に用いる符号は図
1による。
【0114】ステップS21で、アプリケーションプロ
グラムB22はドライブプログラムB21に両面印刷を
指定する。
【0115】ステップS22で、前記の印刷データの中
において片面印刷とする特定のページデータを指定す
る。前記の特定のページの指定は複数のページデータを
指定できる。なお、印刷用紙の表面は常に奇数ページで
あり、裏面は常に偶数ページと定義する。したがって前
記の定義から、前記の特定ページに指定した以外の印刷
データは、常に奇数ページから開始する。さらに前記の
定義により前記の特定ページに指定したページの直前で
奇数ページで終了する両面印刷を指定したページの裏面
は、印刷を実行されないがダミーの偶数ページとして定
義される。
【0116】ステップS23で印刷開始を指示し、ステ
ップS24に進んでドライバプログラムB21は当該印
刷指示においてエコノミーモードの指示があるか否かを
確認し、前記の印刷指示においてエコノミーモードの指
示がある場合はステップS25に進んでエコノミーモー
ドによる両面印刷を実行する。なお詳細のフローは、後
述する。
【0117】また前記のステップS24でエコノミーモ
ードの指示が無い場合はステップS26に進んで通常モ
ードによる両面印刷を実行する。なお詳細のフローは、
後述する。
【0118】図11によって、前記の図10においてス
テップS25で示したアプリケーションプログラムB2
2の指示に基づいてドライバプログラムB21が実行す
るエコノミーモードによる両面印刷の実行をプリンタ装
置に指示するフローを説明する。なお各フローの説明に
用いる符号は図1による。
【0119】ステップS25aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0120】ステップS25bで、前記のステップS2
5aで印刷パターンに展開された印刷データが先に指定
した特定ページであるか否かをチェックし、特定ページ
のデータであることが確認できればステップS25gに
進んで印刷データをプリンタ装置B01に転送するとと
もに、印刷に供する用紙は副ホッパB14bを選択する
指示と、印刷後には用紙を装置外に排出する指示とを、
前記のプリンタ装置B01に送信する。
【0121】ステップS25kで、印刷データの継続を
確認できればステップS25aに戻る。
【0122】前記のステップS25bで、当該印刷デー
タが特定ページのデータで無いことが確認できればステ
ップS25dに進み、該当する印刷データのページ数が
奇数ページであればステップS25eで後続のデータを
有しているか否かをチェックして後続のデータを有して
いなければステップS25gに進む。
【0123】前記のステップS25eで後続のデータを
有していると判定すれば、ステップS25fに進んで前
記の後続のデータが特定ページのデータでないことを確
認できればステップS25hに進んで印刷パターンに展
開された印刷データをプリンタ装置B01に転送すると
ともに、印刷に供する用紙は主ホッパB14aを選択す
る指示と、印刷後に用紙反転部B12に搬送して用紙を
反転する指示と、前記の用紙を待機ホッパB14cに収
納する指示とを、前記のプリンタ装置B01に送信す
る。
【0124】ステップS25kで、印刷データの継続を
確認できればステップS25aに戻る。
【0125】前記のステップS25dで、当該印刷デー
タが奇数ページのものでない(すなわち偶数ページのも
のである)ことが判定されれば、ステップS25jに進
んで前記の印刷パターンに展開された印刷データをプリ
ンタ装置B01に転送するとともに、印刷に供する用紙
は待機ホッパB14cを選択する指示と、印刷後に用紙
を装置外に排出する指示とを、前記のプリンタ装置B0
1に送信する。
【0126】ステップS25kで、印刷データの終了が
確認されればステップS25mに進み印刷データの転送
終了をプリンタ装置B01に通知して当該印刷業務を終
了する。
【0127】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データを用紙の両面
に印刷するとともに最終ページで奇数ページとなる場合
および指定による特定のページには既に印刷の行われた
用紙の裏面に印刷することができる。
【0128】図14により、前記のエコノミーモードに
よる両面印刷をほどこした構成を説明する。すなわち両
面に印刷するページの部分は、プリンタ装置1に備える
主ホッパ2より取り出した両面印刷用紙6の両面に印刷
をほどこし、最終ページが奇数ページのみで構成される
場合は副ホッパ3より取り出した裏面利用の片面印刷用
紙に片面印刷をほどこしたページ構成となる。したがっ
て先に図20に記載した扉ページ11および中扉ページ
12、14は副ホッパ3より取り出した裏面利用の片面
印刷用紙7に片面印刷をほどこすことができる。
【0129】図12によって、前記の図10においてス
テップS26で示したアプリケーションプログラムB2
2の指示に基づいてドライバプログラムB21が実行す
る通常モードによる両面印刷の実行をプリンタ装置に指
示するフローを説明する。なおここで副ホッパB14b
にはたとえば着色された用紙等の扉ページあるいは中扉
ページに使用する片面印刷用紙を積載する。さらに各フ
ローの説明に用いる符号は図1による。
【0130】ステップS26aで、ドライバプログラム
B21はアプリケーションプログラムB22より得た印
刷データをプリンタ装置B01で印刷する印刷パターン
に展開する。
【0131】ステップS26bで、前記のステップS2
6aで印刷パターンに展開された印刷データが先に指定
した特定ページであるか否かをチェックし、特定ページ
のデータであることが確認できればステップS26cに
進んで前記の印刷パターンに展開した印刷データをプリ
ンタ装置B01に転送するとともに、印刷に供する用紙
は副ホッパB14bを選択する指示と、印刷後には用紙
を装置外に排出する指示とを、前記のプリンタ装置B0
1に送信し、ステップS26kに進んで後続の印刷デー
タがあればステップS26aに戻る。
【0132】前記のステップS26bで、該当する印刷
データが特定ページの指定を受けていない場合はステッ
プS26dに進み、当該印刷データが奇数ページのもの
であるか否かをチェックし、前記の印刷データが奇数ペ
ージのものである場合はステップS26eに進んで該当
する印刷データに後続データが存在しているか否かをチ
ェックし、後続データがあればステップS26fに進ん
で前記の後続するデータが特定のページに指定されてい
るか否かをチェックする。
【0133】前記のS26fで、前記の後続するデータ
が特定のページに指定されている場合は該当する印刷デ
ータのブロックが特定ページの前でいったん収束すると
判定して、ステップS26gに進んで前記の印刷パター
ンに展開した印刷データをプリンタ装置B01に転送す
るとともに、印刷に供する用紙は主ホッパB14aを選
択する指示と、印刷後には用紙を装置外に排出する指示
とを、前記のプリンタ装置B01に送信し、ステップS
26kに進んで後続の印刷データがあればステップS2
6aに戻る。
【0134】また前記のステップS26fで後続の印刷
データが特定のページとしての指定を受けていないこと
が判明すれば通常の本文構成の中にあると判定して、ス
テップS26hに進む。
【0135】さらに前記のステップS26dで、前記の
印刷パターンに展開された印刷データが偶数ページのも
のであればステップS26jに進んで前記の印刷パター
ンに展開した印刷データをプリンタ装置B01に転送す
るとともに、印刷に供する用紙は待機ホッパB14cを
選択する指示と、印刷後には用紙を装置外に排出する指
示とを、前記のプリンタ装置B01に送信し、ステップ
S26kに進む。
【0136】ステップS26kで、印刷データの終了が
確認されればステップS26mに進んでデータ転送の終
了をプリンタ装置B01に通知して当該印刷業務を終了
させる。
【0137】また前記のステップS26kで、後続の印
刷データが存在すればステップS26aに戻る。
【0138】このフローを実行することにより、当該プ
リンタ装置B01はホスト装置B02のアプリケーショ
ンプログラムB22の指定する印刷データを用紙の両面
に印刷するとともに最終ページで奇数ページとなる場合
は裏面の印刷を削除して、指定による特定のページには
あらかじめ用意した用紙に片面の印刷をほどこすことが
できる。
【0139】図14により、前記の図11で説明したエ
コノミーモードによる両面印刷をほどこした構成を説明
する。すなわちその準備としてプリンタ装置1に備える
主ホッパ2には両面の印刷に供する両面印刷用紙6を積
載し、副ホッパ3には片面の印刷に供する片面印刷用紙
7を積載して、印刷の用途に応じた用紙の使い分けに備
える。なお前記の副ホッパ3に積載する片面印刷用紙7
は、既にその片面を印刷に使用した用紙の裏面を印刷面
として用意する。
【0140】前記の図14に示した印刷出力の例で、第
1章Aおよび第2章Bに分割されたブロックを持つ構成
の文書の例をもって説明する。なお前記の第1章Aおよ
び第2章Bの個々の冒頭部分には、それぞれ特定のペー
ジに指定された扉ページを有する。
【0141】印刷業務の開始に伴って、第1章Aの冒頭
部分である扉ページの印刷を実行する。当該扉ページ部
分は特定のページとしての指定を行なっているので、プ
リンタ装置1は副ホッパ3を選択して片面印刷用紙7を
取り出し、印刷を行なう。
【0142】次いで第1章Aの本文部分ページの印刷を
実行する。前記の本文部分は特定のページとしての指定
を行なっていないので、プリンタ装置1は主ホッパ2を
選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷を行った後は
用紙反転部5で反転した後、いったん待機ホッパ4に収
納され裏面の印刷に供される。
【0143】ただし前記の第1章Aの本文部分の最終ペ
ージ部分が奇数ページとなる場合は、プリンタ装置1は
副ホッパ3を選択して片面印刷用紙7を取り出し、印刷
を行なう。
【0144】次に第2章Bの冒頭部分である扉ページの
印刷を実行する。当該扉ページ部分は特定のページとし
ての指定を行なっているので、プリンタ装置1は副ホッ
パ3を選択して片面印刷用紙7を取り出し、印刷を行な
う。
【0145】次いで第2章Bの本文部分ページの印刷を
実行する。前記の本文部分は特定のページとしての指定
を行なっていないので、プリンタ装置1は主ホッパ2を
選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷を行った後は
用紙反転部5で反転した後、いったん待機ホッパ4に収
納され裏面の印刷に供される。
【0146】ただし前記の第2章Bの本文部分の最終ペ
ージ部分が奇数ページとなる場合は、プリンタ装置1は
副ホッパ3を選択して片面印刷用紙7を取り出し、印刷
を行なう。
【0147】したがって、前記の図14に示したエコノ
ミーモードによる印刷例では、第1章の冒頭の扉ページ
および第2章の冒頭の扉ページと、第1章の奇数ページ
で終了した最終ページには副ホッパ3より取り出した片
面印刷用紙が適用されることになる。
【0148】図15により、前記の図12で説明した通
常モードによる両面印刷をほどこした構成を説明する。
すなわちその準備としてプリンタ装置1に備える主ホッ
パ2には両面の印刷に供する両面印刷用紙6を積載し、
副ホッパ3には片面の印刷に供する片面印刷用紙7を積
載して、印刷の用途に応じた用紙の使い分けに備える。
なお前記の副ホッパ3に積載する片面印刷用紙7は、扉
または中扉ページに使用する用紙としてたとえば着色さ
れた用紙等を積載する。
【0149】前記の図15に示した印刷出力の例で、第
1章Aおよび第2章Bに分割されたブロックを持つ構成
の文書の例をもって説明する。なお前記の第1章Aおよ
び第2章Bの個々の冒頭部分には、それぞれ特定のペー
ジに指定された扉ページを有する。
【0150】印刷業務の開始に伴って、第1章Aの冒頭
部分である扉ページの印刷を実行する。当該扉ページ部
分は特定のページとしての指定を行なっているので、プ
リンタ装置1は副ホッパ3を選択して片面印刷用紙7を
取り出し、印刷を行なう。
【0151】次いで第1章Aの本文部分ページの印刷を
実行する。前記の本文部分は特定のページとしての指定
を行なっていないので、プリンタ装置1は主ホッパ2を
選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷を行った後は
用紙反転部5で反転した後、いったん待機ホッパ4に収
納され裏面の印刷に供される。
【0152】ただし前記の第1章Aの本文部分の最終ペ
ージ部分が奇数ページとなる場合は、プリンタ装置1は
主ホッパ2を選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷
を行なった後、反転せずにそのまま排出する。
【0153】次に第2章Bの冒頭部分である扉ページの
印刷を実行する。当該扉ページ部分は特定のページとし
ての指定を行なっているので、プリンタ装置1は副ホッ
パ3を選択して片面印刷用紙7を取り出し、印刷を行な
う。
【0154】次いで第2章Bの本文部分ページの印刷を
実行する。前記の本文部分は特定のページとしての指定
を行なっていないので、プリンタ装置1は主ホッパ2を
選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷を行った後は
用紙反転部5で反転した後、いったん待機ホッパ4に収
納され裏面の印刷に供される。
【0155】ただし前記の第2章Bの本文部分の最終ペ
ージ部分が奇数ページとなる場合は、プリンタ装置1は
主ホッパ2を選択して両面印刷用紙6を取り出し、印刷
を行なった後、反転せずにそのまま排出する。
【0156】したがって、前記の図15に示した通常モ
ードによる印刷例では、第1章の冒頭の扉ページおよび
第2章の冒頭の扉ページには副ホッパ3より取り出した
片面印刷用紙が適用されることになる。
【0157】なお、前記の図2、図7および図10のフ
ローに示した手順をそれぞれドライバプログラムの一部
としてホスト装置に提供することにより、プリンタ装置
の制御方法を装備することが可能となる。
【0158】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0159】1)ホスト装置による印刷指定のメニュー
に、エコノミーモードによる印刷メニューを設定する。
さらに前記のホスト装置がプリンタ装置にエコノミーモ
ードを指定し、さらに前記のホスト装置が指定する印刷
データを用紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装
置に指示すると、前記のプリンタ装置は主ホッパより用
紙を取り出してその両面に印刷をほどこし、前記のホス
ト装置が指定する印刷データの最終ページ分が奇数ペー
ジ分となるときには、前記のプリンタ装置は副ホッパよ
り用紙を取り出してその片面に印刷をほどこす。
【0160】この手段を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷に
おいて、その最終ページが片面になるときはあらかじめ
用意した片面印刷用の用紙を適用して印刷を行なわせる
ので、印刷動作の内容に応じた用紙の組み合せを容易に
行なえるという効果を得る。
【0161】2)プリンタ装置が設定する動作モード
に、エコノミーモードを設定する。さらに前記のプリン
タ装置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定し
たときに、ホスト装置が指定する印刷データを用紙の両
面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示すると前
記のプリンタ装置は主ホッパより用紙を取り出してその
両面に印刷をほどこし、また前記のホスト装置が指定す
る印刷データの最終ページ分が奇数ページ分となるとき
には、前記のプリンタ装置は副ホッパより用紙を取り出
してその片面に印刷をほどこす。
【0162】この手段を取ることにより、前記のプリン
タ装置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定し
たときに、ホスト装置が指定する両面印刷においてその
最終ページが片面になるときは前記のプリンタ装置の判
断によりあらかじめ用意した片面印刷用の用紙を適用し
て印刷を実行するので、無駄の無い裏紙設定を実行でき
るという効果を得る。
【0163】3)プリンタ装置が設定する両面印刷のメ
ニューに、特定の指定によるページを片面印刷させるモ
ードを設ける。さらにホスト装置が指定する印刷データ
を用紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指
示する際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを
指定すると、前記のプリンタ装置は、前記のホスト装置
が指定する印刷データに基づいて印刷出力を行なうとと
もに、前記のホスト装置の指定による特定のページ分の
印刷データの直前のページ分の印刷データが奇数ページ
分となるときには、前記のプリンタ装置は当該印刷デー
タに基づいて印刷をほどこした後にその用紙を反転させ
ずに排出し、前記のあらかじめ指定する特定のページ分
の印刷データを、後続の用紙の片面に印刷した後に前記
の用紙を反転させずに排出し、後続の印刷データを、再
び継続して用紙の両面に印刷をほどこす。
【0164】この手段を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷の
印刷データにおいて、その特定の指定によるページを区
切りとして個々のまとまった印刷データとして取り扱う
という応用印刷が自由に設定できるという効果を得る。
【0165】4)前記のプリンタ装置が設定する両面印
刷のメニューにおいて設けた、特定のページを片面印刷
を行なわせるさせるモードは、さらにエコノミーモード
による指定を持つ。
【0166】この手段を取ることにより、ホスト装置が
その接続するプリンタ装置に対して指定する両面印刷の
印刷データにおいて、その特定の指定によるページを区
切りとして個々のまとまった印刷データとして取り扱
い、さらに当該印刷動作においてエコノミーモードが指
定されていれば片面印刷に使用する用紙はすべて再使用
による使用済みの用紙を適用できるので、無駄の無い用
紙使用が行なえるという効果を得る。
【0167】5)ホスト装置がプリンタ装置にエコノミ
ーモードを指定し、さらに前記の前記のホスト装置が指
定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務を前記の
プリンタ装置に指示する手順と、前記のプリンタ装置が
主ホッパより用紙を取り出してその両面に印刷をほどこ
す手順と、前記のホスト装置が指定する印刷データの最
終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
ンタ装置が副ホッパより用紙を取り出してその片面に印
刷をほどこす手順とをドライバプログラムの一部として
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納する。
【0168】この手段により、ホスト装置はエコノミー
モードによる印刷動作をプリンタ装置に実行させる手順
を装備するという効果を得る。
【0169】6)プリンタ装置が自己の動作モードとし
てエコノミーモードを設定し、さらに前記のプリンタ装
置が自己の動作の様式をエコノミーモードと規定したと
きに、ホスト装置が指定する印刷データを用紙の両面に
印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示したときに前
記のプリンタ装置が主ホッパより用紙を取り出してその
両面に印刷をほどこす手順と、前記のホスト装置が指定
する印刷データの最終ページ分が奇数ページ分となると
きには、前記のプリンタ装置は副ホッパより用紙を取り
出してその片面に印刷をほどこす手順とを実行させるプ
ログラムをドライバプログラムとともにコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に格納する。
【0170】この手段により、当該プリンタ装置はエコ
ノミーモードによる印刷動作を実行する手順を装備する
という効果を得る。
【0171】7)ホスト装置が指定する印刷データを用
紙の両面に印刷する業務を前記のプリンタ装置に指示す
る際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを指定
する手順と、前記のプリンタ装置が前記のホスト装置の
指定する印刷データに基づいて印刷出力を行なう際に、
前記のホスト装置の指定による特定のページ分の印刷デ
ータの直前のページ分の印刷データが奇数ページ分とな
るときには前記のプリンタ装置に当該印刷データに基づ
いて印刷をほどこした後にその用紙を反転させずに排出
させる手順と、前記のあらかじめ指定する特定のページ
分の印刷データを後続の用紙の片面に印刷した後に前記
の用紙を反転させずに排出する手順と、後続の印刷デー
タを再び継続して用紙の両面に印刷をほどこす手順とを
ドライバプログラムの一部としてコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に格納する。
【0172】この手段により、ホスト装置は特定ページ
を指定してプリンタ装置に両面印刷の動作を変更させる
手順を装備するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ装置の概要を示すブロック図
【図2】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図3】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図4】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図5】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図6】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図7】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図8】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図9】この発明の代表的な実施例を示すフローチャー
【図10】この発明の代表的な実施例を示すフローチャ
ート
【図11】この発明の代表的な実施例を示すフローチャ
ート
【図12】この発明の代表的な実施例を示すフローチャ
ート
【図13】この発明の実施例による印刷実施例
【図14】この発明の実施例による印刷実施例
【図15】この発明の実施例による印刷実施例
【図16】従来の技術の実施例を示すフローチャート
【図17】従来の技術の実施例を示すフローチャート
【図18】従来の技術の実施例を示すフローチャート
【図19】従来の技術による印刷実施例
【図20】従来の技術による印刷実施例
【図21】従来の技術による印刷実施例
【符号の説明】
B01:プリンタ装置 B02:ホスト装置 B10:演算制御部 B12:用紙反転部 B14:ホッパ選択部 B14a:主ホッパ B14b:副ホッパ B14c:待機ホッパ B15:操作パネル B21:ドライバプログラム B22:アプリケーションプログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御方法にお
    いて、 ホスト装置(B02)がプリンタ装置(B01)にエコ
    ノミーモードを指定し、さらに前記のホスト装置(B0
    2)が指定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務
    を前記のプリンタ装置(B01)に指示すると、 前記のプリンタ装置(B01)は主ホッパ(B14a)
    より用紙を取り出してその両面に印刷をほどこし、 前記のホスト装置(B02)が指定する印刷データの最
    終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
    ンタ装置(B01)は副ホッパ(B14b)より用紙を
    取り出してその片面に印刷をほどこすことを特徴とす
    る、 プリンタ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御方法にお
    いて、 プリンタ装置(B01)が自己の動作の様式をエコノミ
    ーモードと規定したときに、ホスト装置(B02)が指
    定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務を前記の
    プリンタ装置(B01)に指示すると、 前記のプリンタ装置(B01)は主ホッパ(B14a)
    より用紙を取り出してその両面に印刷をほどこし、 前記のホスト装置(B02)が指定する印刷データの最
    終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
    ンタ装置(B01)は副ホッパ(B14b)より用紙を
    取り出してその片面に印刷をほどこすことを特徴とす
    る、 プリンタ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御方法にお
    いて、 ホスト装置(B02)が指定する印刷データを用紙の両
    面に印刷する業務を前記のプリンタ装置(B01)に指
    示する際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを
    指定すると、 前記のプリンタ装置(B01)は、前記のホスト装置
    (B02)が指定する印刷データに基づいて印刷出力を
    行なう際に、前記のホスト装置(B02)の指定による
    特定のページ分の印刷データの直前のページ分の印刷デ
    ータが奇数ページ分となるときには、前記のプリンタ装
    置(B01)は当該印刷データに基づいて印刷をほどこ
    した後にその用紙を反転させずに排出し、 前記のあらかじめ指定する特定のページ分の印刷データ
    を、後続の用紙の片面に印刷した後に前記の用紙を反転
    させずに排出し、 後続の印刷データを、再び継続して用紙の両面に印刷を
    ほどこすことを特徴とする、 プリンタ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】前記のプリンタ装置の制御方法において、 ホスト装置(B02)がプリンタ装置(B01)にエコ
    ノミーモードを指定し、さらに前記のホスト装置(B0
    2)が指定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務
    を前記のプリンタ装置(B01)に指示する際に、あら
    かじめ特定のページ分の印刷データを指定すると、 前記のプリンタ装置(B01)は主ホッパ(B14a)
    より用紙を供給して、前記のホスト装置(B02)が指
    定する印刷データに基づいて前記の用紙の両面に印刷を
    行ない、 前記のホスト装置(B02)の指定による特定のページ
    分の印刷データの直前のページ分の印刷データが奇数ペ
    ージ分となるときには、前記のプリンタ装置(B01)
    は前記の奇数ページ分となる印刷に供する用紙を副ホッ
    パ(B14b)より用紙を供給して印刷を行ない、 前記のホスト装置(B02)の指定による特定のページ
    分の印刷データに基づいて行なう印刷に供する用紙を副
    ホッパ(B14b)より用紙を供給して印刷を行なうこ
    とを特徴とする、 請求項3に記載のプリンタ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御を実現す
    るプログラムを格納する記録媒体において、 ホスト装置(B02)がプリンタ装置(B01)にエコ
    ノミーモードを指定し、さらに前記のホスト装置(B0
    2)が指定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務
    を前記のプリンタ装置(B01)に指示する手順と、 前記のプリンタ装置(B01)は主ホッパ(B14a)
    より用紙を取り出してその両面に印刷をほどこす手順
    と、 前記のホスト装置(B02)が指定する印刷データの最
    終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
    ンタ装置(B01)は副ホッパ(B14b)より用紙を
    取り出してその片面に印刷をほどこす手順とを実行させ
    るドライバプログラムを格納したことを特徴とする、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御を実現す
    るプログラムを格納する記録媒体において、 プリンタ装置(B01)が自己の動作の様式をエコノミ
    ーモードと規定したときに、ホスト装置(B02)が指
    定する印刷データを用紙の両面に印刷する業務を前記の
    プリンタ装置(B01)に指示すると、前記のプリンタ
    装置(B01)が主ホッパ(B14a)より用紙を取り
    出してその両面に印刷をほどこす手順と、 前記のホスト装置(B02)が指定する印刷データの最
    終ページ分が奇数ページ分となるときには、前記のプリ
    ンタ装置(B01)は副ホッパ(B14b)より用紙を
    取り出してその片面に印刷をほどこす手順とを実行させ
    るドライバプログラムを格納したことを特徴とする、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】印刷用紙を反転して裏面への印刷を行なう
    用紙反転部(B12)と、主ホッパ(B14a)と副ホ
    ッパ(B14b)および前記の反転した用紙を待機させ
    る待機ホッパ(B14c)とを有し、ホスト装置(B0
    2)に接続するプリンタ装置(B01)の制御を実現す
    るプログラムを格納する記録媒体において、 ホスト装置(B02)が指定する印刷データを用紙の両
    面に印刷する業務を前記のプリンタ装置(B01)に指
    示する際に、あらかじめ特定のページ分の印刷データを
    指定すると、前記のプリンタ装置(B01)は、前記の
    ホスト装置(B02)が指定する印刷データに基づいて
    印刷出力を行なう際に、前記のホスト装置(B02)の
    指定による特定のページ分の印刷データの直前のページ
    分の印刷データが奇数ページ分となるときには、前記の
    プリンタ装置(B01)は当該印刷データに基づいて印
    刷をほどこした後にその用紙を反転させずに排出する手
    順と、 前記のあらかじめ指定する特定のページ分の印刷データ
    を、後続の用紙の片面に印刷した後に前記の用紙を反転
    させずに排出する手順と、 後続の印刷データを、再び継続して用紙の両面に印刷を
    ほどこす手順とを実行させるドライバプログラムを格納
    したことを特徴とする、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113361A (ja) * 2009-12-21 2010-05-20 Canon Inc 印刷装置及び印刷装置の制御方法
US9094554B2 (en) 2008-11-27 2015-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Host apparatus and system to control duplex printing and method thereof

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