JPH1129117A - 包装機 - Google Patents

包装機

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JPH1129117A
JPH1129117A JP19478597A JP19478597A JPH1129117A JP H1129117 A JPH1129117 A JP H1129117A JP 19478597 A JP19478597 A JP 19478597A JP 19478597 A JP19478597 A JP 19478597A JP H1129117 A JPH1129117 A JP H1129117A
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JP
Japan
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yeast
packaging
unit
section
packaged
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JP19478597A
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English (en)
Inventor
Kazuo Takahashi
和夫 高橋
Kenjiro Sakai
賢次郎 酒井
Tetsuo Hosokawa
哲夫 細川
Hitoshi Nakano
仁 中野
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CHUETSU KOUBO KOGYO KK
DAIWA MECH KK
RIYOUDENSHIYA KK
Original Assignee
CHUETSU KOUBO KOGYO KK
DAIWA MECH KK
RIYOUDENSHIYA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、作業性に秀れた包装機を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 被包装物aを供給する供給部1と、被包
装物aを所定個数一緒にまとめて包装する第一包装部7
1と、被包装物aを個々に包装する第二包装部91と、
供給部1から第一包装部71へ被包装物aを搬送する第
一搬送部31と、供給部1から第二包装部91へ被包装
物aを搬送する第二搬送部51とから成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業が良好に行え
量産性に秀れた包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、パン製品の製造時に使用されるイーストが製造され
販売されている。
【0003】このイーストとは、一般に、自然界にある
最も製パンに適した菌を、果実などから分離し、純粋に
培養したものである。
【0004】ところで、このイーストは販売に際して所
定の体積の塊ごとに包装紙に包まれて販売される。これ
は、例えばイーストを塊にせず、粉々の状態で販売した
場合にはユーザーが一々計量せざるを得ないからであ
る。従って、このイーストを包装する為の種々の包装機
が提案されている。
【0005】その代表的な一例(以下、従来例とい
う。)を以下に説明する。
【0006】従来例は、図16に図示したようにホッパ
ーから導入されるイーストを断面方形状の連続体100と
して押し出し成形する押し出し成形部102と、この連続
体100を所定長さに切断して直方体形状のイースト塊101
とする切断部103と、この切断部103において切断形成さ
れたイースト塊101を搬送する搬送部104と、この搬送部
104により搬送されたイースト塊101を個々に包装紙で包
装する包装部105とで構成されており、押し出し成形部1
02から供給された連続体100は切断部103でイースト塊10
1に形成され、このイースト塊101は搬送部104により搬
送され、搬送部104により搬送されたイースト塊101は包
装部105で包装され、包装部105で包装された状態のイー
ストは更に搬送部106により搬送されて所定の位置107で
作業者が包装されたイーストを個々に収納箱や収納袋等
に収納している。
【0007】ところで、イースト塊101を個々に包装す
る包装スタイルの他にもユーザーが望ましいとする包装
スタイルとして、何ら包装されていないイースト塊101
を例えば5本一緒にまとめて一つの袋に収納するという
包装スタイルがある。これは、イースト塊101を例えば
常時、同時に5本使用するユーザーの場合は、イースト
塊101が1つ1つ包装されていると、その1つ1つのイ
ースト塊101の包装を5本分除去しなければならず、こ
の包装紙の除去の手間を省くための包装スタイルであ
る。
【0008】そこで、このような包装スタイルを希望す
るユーザーに対しては、何ら包装されていないイースト
塊101を5本一緒にまとめて一つの袋に収納している。
【0009】前記従来例でこの包装スタイルを行う場合
には、搬送部104において搬送される包装紙に包装する
前の状態のイースト塊101を包装部105の手前(図1中P
地点)で作業者の手作業により該イースト塊101を拾
い、袋の中に詰めているのが現状である。
【0010】よって、従来例では、その構造上、イース
ト塊101を一個づつ個々に包装する作業は自動的に行わ
れているものの、イースト塊101を5本一緒にまとめて
袋に詰めるという作業は結局作業者の手作業で行われる
ことになる為、作業が厄介で非常に作業効率が悪いとさ
れている。
【0011】また、イーストの取り扱いには十分に注意
しなければならない。即ち、手作業でイースト塊101を
つかんだりするときれいに成形されたイースト塊101の
表面を傷つけたり凹ませたりする恐れがあり、また、イ
ーストは暫く常温下(室温下)におかれていると自然発
酵してしまう性質がある為、イースト塊101の製品とし
ての品質が落ちてしまうのである(経験から、高さ約6
cm,巾6cm,奥行き約10cmのイースト塊101を
袋詰めから箱詰めまでに要する時間が15分〜20分か
かるとした場合、その間室温下におかれているイースト
は、型押し時13℃のイーストの品温が、箱詰めの時点
で平均15℃、最高16℃まで上がっているのを確認し
ている。尚、実際にイースト塊101を出荷する場合には
−2℃の冷蔵庫内で2日間以上冷却し、品温5℃以下と
してから出荷している。)。
【0012】従って、従来例ではイースト塊101を所定
個数一緒にまとめて袋に包装する作業が厄介で量産性が
悪いのは勿論、作業者の手作業でイースト塊101を包装
することになる為、イースト塊101を傷つけてしまった
り凹ませてしまう心配があり、その上、イースト塊101
の詰め作業に時間が掛かりすぎるとイーストが自然発酵
してしまい品質が落ちてしまうなどの種々の問題点があ
る。
【0013】以上のように、従来からイースト塊101を
所定個数一緒にまとめて包装する作業及びイースト塊10
1を個々に包装する作業を一台で同時に行える装置は提
案されておらず、前記種々の問題点を解決し得るものは
何ら提案されていないのが現状である。
【0014】本発明は、上述の問題点を解決する包装機
を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0016】被包装物aを供給する供給部1と、被包装
物aを所定個数一緒にまとめて包装する第一包装部71
と、被包装物aを個々に包装する第二包装部91と、供
給部1から第一包装部71へ被包装物aを搬送する第一
搬送部31と、供給部1から第二包装部91へ被包装物
aを搬送する第二搬送部51とから成る包装機に係るも
のである。
【0017】また、請求項1記載の包装機において、第
一搬送部31と第二搬送部51とが上流側において同一
路に構成されていることを特徴とする包装機に係るもの
である。
【0018】また、請求項2記載の包装機において、同
一路において搬送される被包装物aを該同一路終端位置
近傍において所定個数を第一搬送部31へ、所定個数を
第二搬送部51へ区分けする区分け部11を設けたこと
を特徴とする包装機に係るものである。
【0019】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
包装機で包装する被包装物aとしてイーストを採用した
ことを特徴とする包装機に係るものである。
【0020】
【発明の作用及び効果】本発明は、供給部1から供給さ
れる被包装物aを第一搬送部31により第一包装部71
へ搬送し、且つ、供給部1から供給される被包装物aを
第二搬送部51により第二包装部91へ搬送する。ま
た、第一包装部71へ搬送された被包装物aは所定個数
一緒にまとめて包装され、一方、第二包装部91へ搬送
された被包装物aは個々に包装される。
【0021】本発明は上述のように構成したから、被包
装物aにおける所望の包装スタイルを効率良く行える。
即ち、被包装物aを所定個数一緒にまとめて包装する作
業及び被包装物aを個々に包装する作業を一台の装置で
行えることになるから、作業性が飛躍的に向上して極め
て量産性に秀れることになり、しかも、従来例のような
被包装物aを作業者の手で取り扱う必要がないから、例
えば被包装物aが柔らかいものであった場合など、被包
装物aを傷つけたり凹ませたりする心配もない包装機と
なる。
【0022】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、第一搬送部3
1と第二搬送部51とが上流側において同一路に構成さ
れているため、それだけ装置の構成部分が減りコスト安
になるのは勿論、流れ作業で行われるこの種の装置にお
いて問題とされる作業スペースを可及的に害すことのな
い包装機となる。
【0023】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項2記載の発明の作用効果に加え、同一路におい
て搬送される被包装物aを該同一路終端位置近傍におい
て所定個数を第一搬送部31へ、所定個数を第二搬送部
51へ区分けする区分け部11を設けたことにより、例
えば第一搬送部31に搬送させる被包装物aの個数と第
二搬送部51に搬送させる被包装物aの個数とをこの区
分け部11で適宜設定(調整)することも可能となるな
ど効率良く被包装物aの搬送が行え非常に作業性に秀れ
た包装機となる。
【0024】また、請求項4記載の発明においては、前
記請求項1〜3記載の発明の作用効果に加え、包装作業
が効率良く行われることになるから、被包装物aとして
のイーストの品温が不要に上昇して自然発酵してしまう
のを可及的に防止することができる為、包装作業を経た
後であっても良質なままの状態を維持することができる
包装機となる。
【0025】
【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0026】本実施例は、図1,2に図示したように、
被包装物aとしてのイースト塊を供給する供給部1と、
イースト塊aを所定個数一緒にまとめて包装する第一包
装部71と、イースト塊aを個々に包装する第二包装部
91と、供給部1から第一包装部71へイースト塊aを
搬送する第一搬送部31と、供給部1から第二包装部9
1へイースト塊aを搬送する第二搬送部51とから成る
包装機である。
【0027】以下、本実施例を構成する各部の説明をす
る。
【0028】供給部1は、イースト導入体2からホッパ
ー3に導入された成形前のイーストを図示省略のスクリ
ュー機構の作動により所定間隔で押し出す押し出し部4
と、この押し出されたイーストを通過せしめることで該
イーストを断面方形状の連続体a’に成す成形部5と、
この成形部5で成形された連続体a’を所定長さのイー
スト塊aに切断する切断部6とで構成されている。
【0029】従って、イースト導入体2からホッパー3
に導入された成形前のイーストは押し出し部4で押し出
されることにより成形部5を通過して断面方形状の連続
体a’となり、この連続体a’のイーストは切断部6で
切断され、供給部1から所定体積,所定長さのイースト
塊aが供給されることになる。
【0030】第一搬送部31は、供給部1に連設され且
つ区分け部11の位置まで設けられた共通搬送路(3
1,51)を上流とするもので、当該供給部1から供給
されるイースト塊aを第一包装部71へ搬送するコンベ
アである。
【0031】また、この第一搬送部31には、イースト
塊aの重量や不要物の含有を検知する検知センサーが設
けられている。
【0032】第一包装部71は、第一搬送部31に連設
され該第一搬送部31で搬送されるイースト塊を5本づ
つ配置せしめる配置部72と、シリンダー機構74aの
作動により前後動する押圧体74と、スライド機構75
b及びシリンダー機構75aの作動により前後動及び起
伏動するテーブル75と、シリンダー機構76aの作動
により左右動する挟持爪体76と、イースト塊aを包装
する袋78が配置される袋配置部77と、袋配置部77
から一枚づつ袋78を掴みスライド機構79aの作動に
より左右動して該袋78を前記テーブル75に移送する
袋移送部79とで構成されている。
【0033】具体的に説明すると、配置部72は、図3
〜6に図示したようにコンベア72aで構成され、ま
た、このコンベア72aは丁度イースト塊aの巾に設定
され、また、このコンベア72aの長さは丁度イースト
塊aを巾方向に5本づつ配置し得る長さに設計されてい
る。この配置部72に係るコンベア72aは、イースト
塊a1本がコンベア72aに乗ると、センサーが感知し
該イースト塊aの1本分の長さ(図3においてL)のみ
進んで停止し、これを繰り返すステップ運動作動がなさ
れる制御機構が設けられている。従って、配置部72内
にイースト塊a5本を停止待機せしめることができる。
【0034】また、この配置部72の下方には基板Xが
設けられ、この基板Xには擺動体73が対設され、この
擺動体73の基端には軸体73aが固着され、軸体73
aにはシリンダー機構73bが連設されている。従っ
て、このシリンダー機構73bを作動させると軸体73
aが回動し、よって、当該擺動体73は基板Xに対して
垂直に立ち上がった状態になったり、若しくは、基板X
と面一となる水平状態となったりする。この水平状態の
際には擺動体73の基端はテーブル75の端縁近傍に位
置する。擺動体73が立ち上がり状態であると、第一搬
送部31から搬送されるイースト塊aを配置部72に良
好に配置し得るガイドの役目となり、水平状態である
と、イースト塊aを配置部72からテーブル75へ押し
出す際、このテーブル75は障害とならないように水平
状態となる。この際、擺動体73の基端は基板Xと面一
であり且つ擺動体73はテーブル75と重ならない為、
イースト塊aの下面を傷つけることはない。
【0035】押圧体74は、図3〜6に図示したように
前記配置部72a一側に設けたもので、シリンダー機構
74aと、該シリンダー機構74aの先端に連設され、
シリンダー機構74aの作動により前後動し得る押圧板
74bとで構成されている。従って、押圧体74を前進
動させた際、前記配置部72に配置されたイースト塊a
を5本を当該押圧板74bで適宜前方へ押圧することが
できる。
【0036】テーブル75は、図3〜6に図示したよう
に前記配置部72の他側に設けたもので、下部に設けた
スライド機構75bにより前後動可能に設けられてお
り、更に、このテーブル75はシリンダー機構75aと
連設され、このシリンダー機構75aの作動により水平
状態となったり、垂直状態となったりするように設けら
れている。
【0037】また、第一搬送部31の前側には袋78を
積層配置せしめた袋配置部77が設けられている。
【0038】ここで、この袋78は下層片78bと上層
片78aとを両側部において重合止着し、前側のみに開
口部78cを形成し、後側は閉塞せしめた合成樹脂製の
袋である。
【0039】また、テーブル75の表面後側には配置さ
れた物を吸引する為の吸気穴75c’が設けられ、この
吸気穴75c’は吸気装置75cに連設されている。
【0040】テーブル75の一側には一対の爪体76b
で構成される挟持爪体76が設けられ、この爪体76b
は、シリンダー機構76aの作動により前後動可能に設
けられている。符号76cは爪体76bのガイド杆であ
る。
【0041】袋移送装置79は、本体79dを左右動さ
せるスライド機構79aとからなり、該スライド機構7
9aにより図3においてテーブル75の左側に設けられ
た袋配置部77からテーブル75までの間を左右スライ
ド移動し得るように構成されている。また、この本体7
9dには吸着部79bが設けられ、この吸着部79bに
は先端に吸着パット79c’が付設された9本の管状腕
体79cが垂設されている。
【0042】この吸着部79bは図15に図示したよう
に9本の管状腕体79cが設けられ、この9本の管状腕
体79cのうち図15中のA,Bは基部側を支点に回動
するように構成され、よって、図8,9に図示したよう
に該管状腕体79cの吸着パット79c’は図15中矢
印側へ移動することになる。
【0043】即ち、図8に図示したように袋配置部77
に配置された最上面の袋78に管状腕体79cを降下さ
せて吸着パット79c’を当接させ、図9に図示したよ
うに全て(9本)の吸着パット79c’に吸引を開始す
るとともに2本の吸着パット79c’(A,B)を袋7
8にしわができるように内側へ寄せ、当該管状腕体79
cを上昇させることにより袋78を一枚だけ吸着上昇さ
せる。このように、この吸着部79cは、袋配置部77
に配置された袋78を一枚づつ吸着し得るように構成さ
れている。
【0044】そして、9個の吸着パット79c’により
吸着上昇された1枚の袋78は、本体79dの左右動に
よりテーブル75上に移送され、このテーブル75上に
おいて前記吸気穴75c’の吸引作用により袋78の下
層片78bのみ(袋78の開口部78c側のみ)が吸引
され、続いて、吸着パット79c’(袋78の開口部7
8c側の吸着パット79c’のみ)が再び吸引上昇する
ことで袋78の開口部78cが良好に開口される。尚、
袋78の開口部78cが形成された後は吸着パット79
c’の吸引は停止し、復帰動する。
【0045】符号80は袋78を開口する際、袋の開口
時の障害となる静電気を除去する静電気除去装置,81
はコンベア機構を有する第三搬送部であり、この第三搬
送部81は当該第一包装部71で袋78に5本一緒にま
とめて包装された状態のイースト塊aを収納室へ搬送す
るものである。
【0046】以上の構成各部により、第一包装部71で
は次の順序で包装作業が行われることになる。
【0047】第一搬送部31で搬送されたイースト塊a
は5本づつ配置部位72に配置される。一方、前述のよ
うに袋移送装置79により袋配置部77から移送された
袋78は移動テーブル75上に配置され、図10に図示
したように袋78を構成する下層片78bを移動テーブ
ル75に係る吸引装置75cの吸引穴75c’で吸引し
た状態とするとともに、袋78を構成する上層片78a
を吸着部79bに係る管状腕体79cの吸着パット79
c’で吸着した状態で上昇させて開口し、テーブル75
を前動させることで図11に図示したように挾持爪体7
6を袋78内に挿入し、更に、当該挟持爪体76に係る
左右一対の爪板76bの対向巾を広げることによって袋
78の開口部78cを最大限に開いて待機する。続い
て、押圧体74の押動により配置部位72に待機してい
る5本のイースト塊aは擺動体73を介してを袋78の
中まで押し込まれる(図12参照)。続いて、移動テー
ブル75は前進し、その後、該移動テーブル75は垂直
状態に起立し、袋78に包装された状態のイースト塊a
は第三搬送部81へ載置され搬送されることになる(図
7参照)。
【0048】区分け部11は、図13に図示したように
前記搬送路41の終端所定位置近傍に設けられ、共通搬
送路(31,51)で搬送されるイースト塊aのうち、
任意の個数のイースト塊aを上方へ移動せしめるリフト
機構12と、該リフト機構12で上方へ上昇せしめられ
るイースト塊aの上部を押さえる押さえ体13と、該イ
ースト塊aを一対の板体96aで挾持する挾持体96と
で構成されている。符号7はイースト塊aの搬送間隔を
規制するストッパーである。
【0049】尚、この区分け部11に係るリフト機構1
2の作動は包装するイースト塊aの個数によって第一搬
送部31に送る個数及び第二搬送部51に送る個数を自
動的に制御し得るものである。
【0050】また、区分け部11には第二包装部91が
連設されている。この第二包装部91は、イースト塊a
を一つづつ包装する公知の包装機構を備えた包装部であ
る。符号92は包装紙93を送り出す包装紙送り出し
部,97は該包装紙93を所定長に切断する切断部,9
4はイースト塊aに被せられた包装紙93の一方の端部
を回動して折り曲げる回動板体,98は移動板体94に
より一方の端部が折り曲げられた後、該イースト塊aが
摺動することで包装紙93の他方の端部を折り曲げる折
り曲げ板体,95a,b,cはイースト塊aに被せられ
た包装紙93の両側端部を折り曲げる折り曲げ板体であ
る。
【0051】第二搬送部51は、供給部1に連設され且
つ仕分け部11の位置まで設けられた前記第一搬送部3
1と同一路となる共通搬送路(31,51)を上流とす
るもので、供給部1から供給されたイースト塊aを仕分
け部11で仕分けして所定のイースト塊aのみを第二包
装部91へ搬送するコンベアである。符号99は該包装
済のイースト塊aを搬送する第四搬送部である。
【0052】また、この第二搬送部51においても、イ
ースト塊aの重量や不要物の含有を検知する検知センサ
ーが設けられている。
【0053】前記区分け部11に係るリフト機構12の
上昇作動,イースト塊aを個々に包装する第二包装部9
1の包装作動及び第二搬送部51のイースト塊aの搬送
は夫々連動して作業が行われるように設けられている。
即ち、共通搬送路(31,51)で搬送されるイースト
塊aの上方に包装紙送り出し部92から送り出され、切
断部97で切断された所定長の包装紙93が位置した
際、該イースト塊aを仕分け部11に係るリフト機構1
2で上昇せしめて該イースト塊aの上面に包装紙93を
当接するとともに挟持体96で挟持し、続いて、この状
態のままイースト塊aを挟持体96で挟持しながら回転
板体94で包装紙93の一端を折り曲げて折り曲げ板体
98に乗せると該折り曲げ板体98により包装紙93の
他端が自然に折り曲げられ、当該包装紙93の端部同志
が折り重なり、よって、両側端面のみを残して該イース
ト塊aは包装紙93により被覆状態となり、この状態で
更に、該包装紙93の両側端面を折り曲げ板体95a,
b,cにて順次折り曲げ、該イースト塊aの個々の包装
が完了する(図14参照)。尚、折り曲げ板体95a,
b,cにより折り曲げた包装紙93の両側端部は適宜シ
ールする。
【0054】よって、本実施例によれば、被包装物aと
してのイースト塊aにおける所望の包装状態を自動的に
効率良く行え、即ち、イースト塊aを5本一緒にまとめ
て包装する作業及びイースト塊aを個々に包装する作業
を一台で兼業して自動的に行われることになるから、作
業性が飛躍的に向上して極めて量産性に秀れ、しかも、
従来例のようなイースト塊aを手で取り扱う必要がない
からイースト塊aを傷つけたり凹ませたりする心配もな
くなることになる。
【0055】また、第一搬送部31と第二搬送部51と
が上流側において同一路に構成されているため、それだ
け装置の構成部分が減りコスト安になるのは勿論、流れ
作業で行われるこの種の装置において問題とされる作業
スペースが可及的に害されることがなくなる。
【0056】また、同一路において搬送されるイースト
塊aを該同一路終端位置近傍において所定個数を第一搬
送部31へ、所定個数を第二搬送部51へ区分けする区
分け部11を設けたことにより、例えば第一搬送部31
で搬送させるイースト塊aの個数と第二搬送部51で搬
送するイースト塊aの個数とを所望の条件に設定(調
整)することができるなど効率良く搬送することができ
ることになる。
【0057】また、包装作業が効率良く行われることに
なるから、イーストの品温が不要に上昇して自然発酵し
てしまうのを可及的に防止することができる為、包装作
業を経た後であっても良質なままの状態を維持すること
ができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の説明図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例に係る要部の平面図である。
【図4】本実施例に係る要部の平面図である。
【図5】本実施例に係る要部の平面図である。
【図6】本実施例に係る要部の斜視図である。
【図7】本実施例に係る要部の側面図である。
【図8】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側断
面図である。
【図9】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側断
面図である。
【図10】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側
断面図である。
【図11】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側
断面図である。
【図12】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側
断面図である。
【図13】本実施例に係る要部の斜視図である。
【図14】本実施例に係る要部の作動状態を説明する側
断面図である。
【図15】本実施例に係る要部の平面図である。
【図16】従来例の説明図である。
【符号の説明】
a 被包装物 1 供給部 11 区分け部 31 第一搬送部 51 第二搬送部 71 第一包装部 91 第二包装部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 賢次郎 新潟県長岡市摂田屋4丁目8番12号 中越 酵母工業株式会社内 (72)発明者 細川 哲夫 新潟県燕市井土巻4丁目160番地 株式会 社ダイワメカニック内 (72)発明者 中野 仁 新潟県新潟市新島町通4ノ町2237番地 株 式会社菱電社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物を供給する供給部と、被包装物
    を所定個数一緒にまとめて包装する第一包装部と、被包
    装物を個々に包装する第二包装部と、供給部から第一包
    装部へ被包装物を搬送する第一搬送部と、供給部から第
    二包装部へ被包装物を搬送する第二搬送部とから成る包
    装機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の包装機において、第一搬
    送部と第二搬送部とが上流側において同一路に構成され
    ていることを特徴とする包装機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の包装機において、同一路
    において搬送される被包装物を該同一路終端位置近傍に
    おいて所定個数を第一搬送部へ、所定個数を第二搬送部
    へ区分けする区分け部を設けたことを特徴とする包装
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の包装
    機で包装する被包装物aとしてイーストを採用したこと
    を特徴とする包装機。
JP19478597A 1997-07-05 1997-07-05 包装機 Pending JPH1129117A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001048117A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 段ボールケーサ
JP2012030883A (ja) * 2010-08-03 2012-02-16 Ckd Corp Ptpシート搬送装置
JP2019214869A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 英資 片山 局部防食装置及びスポットリフレ工法

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