JPH11290319A - 超音波画像診断装置 - Google Patents

超音波画像診断装置

Info

Publication number
JPH11290319A
JPH11290319A JP9959498A JP9959498A JPH11290319A JP H11290319 A JPH11290319 A JP H11290319A JP 9959498 A JP9959498 A JP 9959498A JP 9959498 A JP9959498 A JP 9959498A JP H11290319 A JPH11290319 A JP H11290319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting information
display setting
operator
name
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9959498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Yokoyama
行信 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9959498A priority Critical patent/JPH11290319A/ja
Publication of JPH11290319A publication Critical patent/JPH11290319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部位毎又は操作毎に自動的に好みの表示がで
きる超音波画像診断装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 超音波本体装置12と通信を行って自画
面の現在の表示設定情報を送信又は外部装置からの表示
設定情報に基づく画像表示の変更を行う観察モニタ11
と、この観察モニタに、超音波探触子が被検出体から受
信した反射波に基づく超音波画像を基準の表示設定情報
に従って表示させる超音波本体装置12とからなる超音
波画像診断装置10であり、超音波本体装置12は、被
検出体の超音波画像を得るために操作部2に設けられて
いるプリセットキーに、所定名(部位名又は操作者名)
を対応させ、観察モニタ11から、その画面における現
在の表示設定情報が転送されたとき、所定名と対応させ
て記憶し、次に同じプリセットキーが押下されたとき、
所定名に対応する表示設定情報を選択して観察モニタ1
1に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波画像診断装置
に関し、特に通信により画像の明暗、濃淡、輝度、彩
度、色温度、画面サイズ等の表示設定情報を変更できる
と共に、この表示設定情報を転送できる観察モニタを有
して部位毎又は操作者毎に自動的に観察モニタの表示設
定を変更できる超音波画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に超音波診断装置はあらゆる部位
(循環器、腹部、整形領域等)に使用することが可能で
あるが、その部位別に観察モニタの設定を変えた方が診
断、検査の効率を上げることが可能である。
【0003】例えば、一般に単位時間当たりの画像フレ
ーム数が多い循環器領域では、あまり高輝度、高彩度で
ない画像の方が操作者の目の負担を考えるとよいことが
ある。
【0004】また、整形領域では、画像を常に90度回
転させて表示させた方が実際の探触子との角度を考える
と都合がよいことがある。
【0005】ここで、超音波診断装置をある特定の領域
でしか診断、検査しない(かつ操作者が一人若しくは複
数人で画像条件が大きく相違しない)場合は設定を固定
しておくとよいが一台の超音波診断装置で複数の診断部
位を診断、検査する医療機関は多い。
【0006】このように一台の超音波診断装置で複数の
診断部位を診断、検査する場合は、一台の超音波診断装
置を院内の科から科へ移動させて用いる。
【0007】普通、超音波診断装置には、装置内の各パ
ラメーターも診断部位により異なるため、診断部位別に
プリセット機能があり、操作者はこのプリセット機能を
働かせるプリセットキーを押下して、そのプリセットキ
ーの診断部位をモニタに表示させた後に、モニタの操作
部の各パラメーターを変更し、所望の表示画像にして診
断、検査するようにしている。
【0008】また、一般に診断部位別に最適な画像条件
は決まっている。従って、普通は診断部位毎の初期値
(部位別基準表示設定情報)がそのまま診断部位別に決
まったモニタの設定値(モニタの表示設定情報)になる
ことが多い。もし違う値を望む場合でも、装置の設定も
あるので、まずは診断部位の画像を一旦、モニタに表示
させて、明暗、濃淡、画面サイズ、表示位置等を確認す
ることになる。ここで、モニタ設定を変更する必要がな
ければこのまま診断、検査をすればよい。また、設定し
た診断部位では違う設定にしたい場合はモニタ側で設定
を変更するのが一般的である。
【0009】このような超音波診断装置は、超音波探触
子から被検出体内に超音波を送信し、この超音波の反射
波に基づき超音波画像を得て画面に表示することで、循
環器、心臓、胃、腸、血管等(以下総称して診断部位と
いう)の診断に用いられる。
【0010】例えば、図11に示す超音波診断装置1
(観察モニタと操作部のみを図示する)を用いてカラー
表示を行う場合は、本体部2のタッチスコマンドクリー
ン3の診断部位選択画面4(以下プリセット画面とい
う)の各キー(図11においては絵マークではなく文字
で示す)の内で被検出体上の超音波探触子の位置に対応
する部位プリセットキーを選択して診断部位の画像を観
察モニタ5にカラー表示させる。
【0011】このカラー表示においては、予め設定され
ている基準の表示設定情報(色温度、明暗、画面サイズ
等)に基づいている。
【0012】しかし、色の感じかたは操作者によって多
少の好みがあり、操作者によっては自分の視覚に合うよ
うに観察モニタ5のコントラストボリューム6、7等を
操作して画面の明るさ、濃淡などを調整していた。ま
た、画面サイズ、表示向きも操作者の好みに応じて変え
られていた。
【0013】例えば、表示部に表示されている診断部位
の画像において、細かい箇所を見えやすくするには、輝
度が上がるような方向にコントラストボリューム6、7
を操作していた。また、逆に有る程度大きな診断部位を
見るときは、輝度が下がるような方向にコントラストボ
リューム6、7を調整していた。
【0014】さらに、超音波診断装置1は複数の人間が
交代で使用する場合もある。このような場合において
も、色の感じかたは操作者によって多少の好みの相違が
あり、操作者が変わる毎にコントラストボリューム6、
7を操作して画面の明るさ、濃淡等を調整したり、画面
サイズを変えていた。
【0015】すなわち、操作者に応じて観察モニタ5に
表示した診断部位の明暗、濃度、色温度又は診断部位の
表示サイズ若しくは観察モニタの表示向きを手動で変更
していた。
【0016】さらに、観察モニタ5に表示した診断部位
の画像を、操作者の好みの明暗、濃度、色情報にした後
に、VTR等に記録して医師に渡したり、このVTRを
学会発表にて再生して見せていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のような超音波診断装置は、観察モニタ5に表示さ
れている診断部位の画像の明暗、濃度、色温度又は診断
部位の表示サイズ若しくは観察モニタの表示向きが好み
に合わなければ、その操作者が手動でコントラストボリ
ューム又は表示サイズ変更キー若しくは画面の表示向き
を変更しなければならないので、操作が煩わしいという
課題があった。
【0018】また、表示部の診断部位の画像をVTRに
記録して他の医師に渡した場合は、VTRに記録した診
断部位の画像というのは、診断部位の画像をとった医師
(操作者)の好みで決めた色表現となっている。
【0019】すなわち、他の医師に画像を渡した際の画
像条件の違いで診断の差異が発生するという課題があっ
た。
【0020】また、学会発表で、前述のVTRを用いて
テレビジョンに表示した場合は、できるだけ多くの聴衆
者に見やすくするために、再度そのテレビジョンのコン
トラストボリュームを調整する必要がある。
【0021】さらに、超音波診断装置の表示部の画像
を、LAN回線等を介して他の装置に転送する場合は、
転送元で設定した画像条件を転送することができないた
めに、受け側の装置に転送された画像の条件が異なると
いう課題があった。
【0022】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、部位毎又は操作毎に自動的に好みの表示が
できる超音波画像診断装置を得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部装置と通
信を行って自画面の現在の表示設定情報を送信又は外部
装置からの表示設定情報に基づく画像表示の変更を行う
観察モニタと、この観察モニタに、超音波探触子が被検
出体から受信した反射波に基づく超音波画像を基準の表
示設定情報に従って表示させる超音波本体装置とからな
る超音波画像診断装置である。
【0024】超音波本体装置は、被検出体の超音波画像
を得るために操作部に設けられているプリセットキー
に、所定名を対応させ、観察モニタから、その画面にお
ける現在の表示設定情報が転送されたとき、所定名と対
応させて記憶し、次に同じプリセットキーが押下された
とき、所定名に対応する表示設定情報を選択して観察モ
ニタに送出する設定情報指令部を備えたことを要旨とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の超音波診断装置の
概念図である。図1に示す超音波診断装置10は、画面
の明暗、濃淡、色温度、輝度、彩度、画像サイズ等(以
下総称して表示設定情報という)を外部機器に知らせた
り、外部機器からの表示設定情報に基づいて画像の表示
を制御する観察モニタ11と、この観察モニタ11と通
信を行って部位の表示設定情報を観察モニタ11の現在
の表示設定情報に更新又は操作者に応じた表示設定情報
で表示させる超音波本体装置12とから構成される。
【0026】前述の表示設定情報の通信はRS232C
ケーブル13を用いており、画像の通信はRGB用ケー
ブル14を用いている。
【0027】観察モニタ11は、図1に示すように表示
器15と、表示設定情報(明暗、濃淡、色温度、輝度、
彩度、画面サイズ等)を変更可能な操作ボリューム、表
示設定情報を転送させる転送ボタンを有する操作部16
と、超音波本体装置12からの映像信号を後述する表示
設定情報送受部18からの表示設定情報に従って画像変
換して表示器15に表示させる画像変換部17と、操作
部16の操作による表示設定情報Hiを超音波本体装置
12に送信したり、超音波本体装置12からの表示設定
情報Ji(部位別表示設定情報、操作者別表示設定情
報)を画像変換部17に出力する表示設定情報送受部1
8とを備えている。
【0028】超音波本体装置12は、操作部2のタッチ
コマンドスクリーン20の操作モードを解読し、この解
読結果に基づいてデータベース21の部位毎の部位別表
示設定情報Vji又は操作者毎の操作者別表示設定情報
Ujiを観察モニタ11に送信若しくは予め設定されて
いる部位別基準表示情報Vsiを後述する超音波本体装
置12に送出する設定情報指令部23を備えている。
【0029】また、超音波本体装置12は、図示しない
送信部と、受信部と、映像増幅部と、画像信号を超音波
走査方式からモニタの表示方式に変換するデジタルスキ
ャンコンバータと、カラー表示変換部と、これらを制御
するコントローラ等から構成され、これらの動きによ
り、超音波探触子24から超音波を送信し、この超音波
による反射波を受信し、この反射波に基づく超音波画像
を生成して観察モニタ11に送出する超音波画像生成部
25を備えている。
【0030】また、この超音波画像生成部25が生成し
た超音波画像は観察モニタ11と同じ機能を有する外部
観察モニタ26に送出され、設定情報指令部23からは
超音波画像を表示させるための表示設定情報(Vji、
Uji又はVsi)が送信される場合もある。
【0031】さらに、超音波画像生成部25が生成した
超音波画像は記録装置27に記憶される場合もある。
【0032】前述の超音波の送信に当たっては、設定情
報指令部23からのパワー値、走査幅等(以下総称して
超音波制御情報という)に従っている。また、カラー表
示変換においては、設定情報指令部23からの色情報
(明度、彩度、色温度等)により、診断的にあるレベル
に分布しているエコーを強調表示することにより、腫瘍
をはっきり映し出すようにしたり、臓器のあるレベルの
エコーを強調させたりする。
【0033】すなわち、本発明の超音波診断装置10
は、自動的に部位別又は操作者別に好みの色情報、画面
サイズで観察モニタ11に超音波画像を表示することが
可能となっている。
【0034】次に、診断部位別、操作者別に自動的に好
みの色情報、画面サイズで超音波画像を表示するときの
それぞれの構成を以下に説明する。本説明では超音波本
体装置12の設定情報指令部23を中心にして説明す
る。但し、診断部位別表示においては第1の設定情報指
令部23a、操作者別表示において第2の設定情報指令
部23bとして説明する。
【0035】<実施の形態1;部位別表示>図2は診断
部位別表示を行う超音波診断装置の概略構成図である。
図2に示すように、データベース21は、キー対応部位
名ファイル30と、部位別設定ファイル31と、部位別
初期値ファイル32とを有している。
【0036】このキー対応部位名ファイル30は、シー
ト番号ciとキーコードkiと部位名viとを対応させ
たキー対応部位名情報kviが複数記憶されている。
【0037】また、キー対応部位名情報kviには部位
別表示設定フラグfqiが付加されるようにされてい
る。
【0038】部位別設定ファイル31は、部位名viと
部位別表示設定情報Vjiとを対応させた部位別設定情
報Giが複数記憶されている。このファイル31におけ
る部位別表示設定情報Vjiは観察モニタ11から転送
された表示設定情報Hi(明暗、濃淡、色温度、画面サ
イズ等)である。
【0039】部位別初期値ファイル32は、部位名vi
と部位別基準表示設定情報Vsiとからなる初期値情報
Si(プリセット情報)が複数記憶されている。
【0040】この部位別基準表示設定情報Vsiは、超
音波探触子からの超音波のパワー、走査幅、モード等と
基準明暗、基準濃淡、基準色温度、基準画面サイズ等で
ある。
【0041】また、第1の設定情報指令部23aは、キ
ーモード判定手段35と、部位名保持手段36と、部位
別設定情報作成手段37と、プリセット情報選択手段3
8と、部位別表示情報選択手段39とを備えている。
【0042】キーモード判定手段35は、タッチコマン
ドスクリーン20の押下信号とキー対応部位名ファイル
30のキー対応部位名情報kviと比較し、その押下信
号に対応するキーコードkiの部位名viをプリセット
情報選択手段38に送出すると共に部位名viを部位名
保持手段36に送出する。
【0043】また、キーモード判定手段35は、検索し
たキー対応部位名情報kviに部位別表示設定フラグf
qiが設定されているときは、そのキー対応部位名情報
kviを部位別表示情報選択手段39に送出する。
【0044】部位名保持手段36は、キーモード判定手
段35から出力された部位名viを保持する。この部位
名viは、キーモード判定手段35からキーコードki
が出力される毎に上書き保存される。
【0045】部位別設定情報作成手段37は、観察モニ
タ11から表示設定情報Hiが転送されてきたかどうか
を監視し、表示設定情報Hiが転送されてきたとき、部
位保持手段36が保持している部位viに対応する別部
位別設定ファイル31の部位viを検索する。そして、
この部位viに、観察モニタ11から転送された表示設
定情報Hiを対応させて部位別設定情報Giとして記憶
する。
【0046】プリセット情報選択手段38は、部位名v
iが送出されると、この部位名viに対応する部位名基
準表示設定情報Vsiを超音波画像作成部25に送出し
て、その部位に応じた超音波を探触子24から発射さ
せ、この反射波に基づく映像をその色情報に基づいて生
成させる。
【0047】部位別表示情報選択手段39は、キーモー
ド判定手段35からキー対応部位名情報kviの部位v
iが送出されると、この部位viに対応する部位別表示
設定情報Vjiを部位別設定ファイル31から選択して
観察モニタ11に送出して、その部位別表示設定情報V
jiの色情報、画面サイズの画像にさせる。
【0048】上記のように構成された超音波診断装置の
動作を以下に説明する。図3は部位別表示におけるキー
モード判定手段35、部位名保持36、部位別表示情報
選択手段39の動作を説明するフローチャートである。
【0049】例えば、操作者はタッチコマンドスクリー
ン20のn行m列のキーが配列されたプリセット画面を
表示させ、このプリセット画面の内で所望のプリセット
キーを押下する。
【0050】このプリセットキーの押下に伴って、キー
モード判定手段35はそのキーコード(シート番号、キ
ーコード配列番号からなる)を読み(S301)、プリ
セットキーの押下かどうかを判定する(S302)。こ
のプリセットキーの押下の判定は、キー対応部位名ファ
イル30に読み込んだキーコードに一致するキー対応部
位名情報kviが存在するときに、プリセットキーの押
下と判定する。
【0051】次に、ステップS302において、プリセ
ットキーの押下と判定したときは、引き当てたキー対応
部位名情報kviに部位別表示設定フラグfqiが付加
されているかどうかを判定する(S303)。
【0052】次に、ステップS303において、キー対
応部位名情報kviに部位別表示設定フラグfqiが付
加されていないときは、キーモード判定手段35は、操
作者による部位別表示ではないとして、そのプリセット
キーに対応するキー対応部位名情報kviの部位名vi
を部位名保持手段36及びプリセット情報選択手段38
に送出する(S304)。部位名保持手段36は、送出
された部位名viを一時保持し(S305)、プリセッ
ト情報選択手段38は、送出された部位名viに対応す
る部位別基準表示設定情報Vsiを部位別初期値ファイ
ル32から検索して超音波画像生成部25に送出する
(S306)。
【0053】超音波画像生成部25は、第1の設定情報
指令部23aからの部位別基準表示情報Vsiに従っ
て、探触子24からの超音波のパワー値、走査幅等を制
御すると共に、部位別基準表示設定情報Vsiの色情報
(明度、彩度、色温度)により、色強調した超音波画像
を生成してRGB用ケーブル14を介して観察モニタ1
1に表示させる。
【0054】次に、キーモード判定手段35は、終了
(他のプリセットキーの押下又は電源off等)かどう
かを判断し(S307)、終了の場合は、部位名保持手
段36で保持している部位名viをクリアして(S30
8)、本処理を終了する。
【0055】また、ステップS303において、プリセ
ットキーに対応するキー対応部位情報kviに部位別表
示設定ファイルfqiが付加されていると判定したとき
は、キーモード判定手段35がキー対応部位名情報kv
iの部位名viを部位別表示情報選択手段39に送出す
る(S309)。
【0056】次に、部位別表示情報選択手段39は、送
出された部位名viに対応する部位別表示設定情報Vj
iを部位別設定ファイル31から選択し(S310)、
その部位別表示設定情報Vjiを観察モニタ11に送出
して(S311)、処理をステップS307に戻す。
【0057】ステップS311で部位別表示設定情報V
jiが送出されると観察モニタ11の表示設定情報送受
部18は、超音波本体装置12からの部位別表示設定情
報Vjiを受信し、この部位別表示設定情報vjiに基
づく表示を行わせる。
【0058】すなわち、初期値である部位別基準表示設
定情報Vsiは一切変更することなく、超音波本体装置
12の第1の設定情報指令部23aからの指示に基づい
て観察モニタ11側が現在表示している超音波画像の明
暗、濃淡、色温度、画像サイズ等を変更させている。
【0059】次に、部位別設定情報作成手段37の動作
を説明する。図4は部位別設定情報作成手段37の動作
を説明するフローチャートである。
【0060】部位別設定情報作成手段37は、観察モニ
タ11から表示設定情報Hiの転送があるかどうかを判
定している(S401)。
【0061】ステップS401において、表示設定情報
Hiの転送と判定したときは、部位名保持手段36に保
持されている部位名viに対応するキー対応部位名ファ
イル30のキー対応部位名情報kviに部位別表示設定
フラグfqiが付加されているかどうかを判定する(S
402)。
【0062】ステップS402において、キー対応部位
名情報kviに部位別表示設定フラグfqiが付加され
ていないと判定したときは、転送された表示設定情報H
iを部位別表示設定情報Vjiとし、保持されている部
位名viと対応させた部位別設定情報Giを部位別設定
ファイル31に記憶し(S403)、かつキー対応部位
名ファイル30の保持されている部位名viに対応する
キー対応部位名情報kviに部位別表示設定フラグfq
iを付加し(S404)、終了かどうかを判断する(S
405)。
【0063】ステップS405において、終了でないと
きは処理をステップS401に戻し、終了の場合は本処
理を終了する。
【0064】また、ステップS402において、保持さ
れている部位名viに対応するキー対応部位名情報kv
iに、部位別表示設定フラグfqiが付加されていると
判定した場合は、その部位名viの部位別表示設定情報
Vjiを観察モニタ11からの表示設定情報Hiに更新
して(S406)、処理をステップS405に戻す。
【0065】上記処理機能を有することによって、例え
ば、タッチコマンドスクリーン20におけるプリセット
画面の「胃」というのを部位名V2とすると、胃の超音
波画像が初期値に基づいて観察モニタ11に表示される
と共に、胃という部位名v2が保持される。
【0066】そして、操作者が観察モニタ11に表示さ
れた胃画像の所定箇所を強調するために観察モニタ11
の操作部16を操作し所望の箇所を強調させて、操作部
16の転送ボタンを押すと、部位別設定ファイル31に
胃の部位名v2と観察モニタ11からの表示設定情報H
i(Vjiとなる)とが対応させられて記憶されると共
に、図2に示すように、キー対応部位名ファイル30の
胃(部位名v2)のキー対応部位名情報kv2に部位別
表示設定フラグfq2が付加される。
【0067】従って、操作者が次に胃のプリセットキー
を押下したときは、図3のステップS303でキー対応
部位名情報kv2に部位別表示設定フラグfq2が付加
されていると判定され、部位別設定ファイル31からそ
の部位名v2(胃)に対応する表示設定情報Vjiが観
察モニタ11に自動的に送られる。
【0068】つまり、初めは予め設定されている診断部
位毎の初期値に従った画像表示をさせ、操作者が変更す
る必要があるときは観察モニタ側の操作部を操作して変
更し、変更が完了すると、その変更設定値を超音波診断
本体装置に転送させて登録させる。
【0069】そして、以後は同じ部位のプリセットキー
を押下すると、観察モニタ11を操作して部位別設定フ
ァイル31に登録した表示設定情報Vji(診断部位毎
の初期値とは異なる)を観察モニタ11に送信すること
で、観察モニタ11の表示を最適な条件にしている。
【0070】また、前述の部位別設定ファイル31に設
定された部位別設定情報Gi(部位名vi、部位別の表
示設定情報Vji)は、プリセット画面の所定キーの操
作によってキーモード判定手段35が初期化することも
可能である。
【0071】(実施の形態2:操作者別表示)上記実施
の形態では、診断部位別に最適な画像条件で表示できる
としたが、観察モニタ11の画像の色等は当然個人差が
ある。すなわち、上記の表示設定条件が全操作者にとっ
て最適とは言えない場合もある。ここで、操作者が一人
かつ画像条件が毎回同一ならば上記実施の形態の機能で
よいが操作者が複数人いると設定がまちまちになってし
まう。
【0072】そこで、設定情報指令部23を図5に示す
ように構成する。また、図6に示すように、タッチコマ
ンドスクリーン20に表示されるプリセット画面は、心
臓、胃、肝臓等の部位プリセットキー部と、操作者プリ
セットキー部とに分けて用いる。そして、操作者プリセ
ットキー部の各キーには操作者名を割り当てるようにす
る。
【0073】図5に示すように、データベース21は、
キー対応部位名ファイル30と、操作者キー名ファイル
45と、操作者別設定ファイル46と、実施の形態1と
同様な部位別初期値ファイル32とを有している。
【0074】前述のキー対応部位名ファイル30は、シ
ート番号ciとキーコードkiと部位名viとを対応さ
せたキー対応部位名情報kviが複数記憶されている。
但し、キー対応部位名情報kviには部位別表示設定フ
ラグfqiは付加されない。
【0075】操作者キー名ファイル45は、シート番号
ciとキーコードki(i;1、2、3、…)と操作者
名uiとを対応させた操作者キー名情報Uviが複数記
憶されている。
【0076】また、操作者キー名情報Uviには操作者
別表示設定フラグfuiが付加されるようにされてい
る。
【0077】操作者別設定ファイル46は、操作者名u
iと操作者別表示設定情報Ujiとを対応させた操作者
別設定情報Riが複数記憶されている。また、操作者別
設定情報Riには操作者別表示設定フラグfuiが付加
されるようにされている。この操作者別表示設定情報U
jiは観察モニタ11からの表示設定情報Hi(明暗、
濃淡、色温度、画面サイズ等)である。
【0078】また、第2の設定情報指令部23bは、実
施の形態1と同様なプリセット情報選択手段38を備え
ると共に、キーモード判定手段47と、操作者別設定情
報作成手段49と、操作者別表示情報選択手段50と、
操作者情報準備手段51とを備えている。
【0079】キーモード判定手段47は、タッチコマン
ドスクリーン20のプリセット画面のキー押下における
キーコマンド信号とキー対応部位名ファイル30のキー
コードkiと操作者キー名ファイル45のキーコードk
iとを比較し、プリセット画面のどのプリセットキー部
のキーが押下されたかを判断する。
【0080】部位プリセットキー部のキーが押下された
と判定したときは、キー対応部位名ファイル30のキー
対応部位名kviの部位名viをプリセット情報選択手
段38に送出する。
【0081】また、プリセット画面において、操作者用
情報登録キーが押下されたときは、操作者情報準備手段
51を起動し、次にタッチコマンドスクリーン20から
送出されたキーコードki(操作者プリセットキー部)
を操作者情報準備手段51を送出する。
【0082】また、キーモード判定手段47は、操作者
キー名情報Uviに操作者別設定フラグfuiが設定さ
れているときは、その操作者キー名情報Uviの氏名u
iを操作者別表示選択手段50に送出する。
【0083】操作者名保持手段48は、キーモード判定
手段47から出力された操作者名uiを保持する。
【0084】操作者別設定情報作成手段49は、観察モ
ニタ11から表示設定情報Hiが転送されてきたかどう
かを監視し、表示設定情報Hiが転送されてきたとき、
設定された氏名uiを操作者別設定ファイル46から検
索し、転送された表示設定情報Hiをその氏名uiに対
応させた操作者別設定情報Riを生成すると共に、操作
者キー名ファイル45の氏名uiの操作者キー名情報U
viに操作者別表示設定フラグfuiを付加する。
【0085】また、表示設定情報Hiが転送されてきた
とき、操作者別設定情報Riが操作者別設定ファイル4
6に記憶されているかどうかを判定し、操作者別設定情
報Riが記憶されているときは、その操作者別設定情報
Riの操作者別表示設定情報Ujiを転送された表示設
定情報Hiに更新する。
【0086】操作者別表示情報選択手段50は、キーモ
ード判定手段47から操作者名uiが送出されると、そ
の操作者uiに対応する操作者別設定情報Riを操作者
別設定ファイル46から検索し、検索した操作者別設定
情報Riの操作者別表示設定情報Ujiを観察モニタ1
1に送出して、その操作者別表示設定情報Ujiの色情
報、画面サイズの画像にさせる。
【0087】操作者情報準備手段51は、キーモード判
定手段47から操作者用情報登録のキーコードが送出さ
れると、タッチコマンドスクリーン20に操作者の氏名
と操作者プリセットキー部のキーとを入力させる画面を
表示させる。そして、この画面からの氏名uiと操作者
プリセットキー部のキーのキーコードkaiと入力さ
せ、プリセット画面の番号とを対応させた操作者キー名
情報Uviを操作者キー名ファイル45に記憶すると共
に、操作者別設定ファイル46に氏名uiを記憶し、か
つ操作者用登録フラグfaiと氏名uiとを操作者別設
定情報作成手段49に設定する。
【0088】上記のように構成された超音波診断装置の
動作を以下に説明する。図7は操作別情報の登録と転送
を説明するフローチャートである。また、本説明では観
察モニタ11には例えば胃の超音波画像が既に表示され
ているとする。
【0089】初めに、キーモード判定手段47は、タッ
チコマンドスクリーン20の押下に伴うキーコードを読
み(S701)、操作者用情報登録キーの押下かどうか
を判定する(S702)。
【0090】ステップS702において、操作者用情報
登録キーの押下と判定したときは、操作者情報準備手段
51を起動させ、タッチコマンドスクリーン20に操作
者情報入力用画面(図示せず)を表示させる(S70
3)。
【0091】次に、操作者情報準備手段51は、タッチ
コマンドスクリーン20の操作者情報入力用画面におい
て、入力した氏名ui、シート番号、キーコードkiと
を対応させ、操作者キー名情報Uviとして操作者キー
名ファイル45に記憶する(S704)と共に、操作者
別設定ファイル46に操作者名uiを記憶し(S70
5)、操作者別設定情報作成手段49に、その操作者名
uiと操作者用登録フラグfaiを設定する(S70
6)。
【0092】そして、操作者別設定情報作成手段49
は、操作者名uiと操作者用登録フラグfaiの設定に
伴って観察モニタ11から表示設定情報Hiが転送され
てきたかどうかを判定する(S707)。
【0093】例えば、操作者が観察モニタ11に表示さ
れた胃画像の所定箇所を強調するために観察モニタ11
の操作部16を操作し所望の箇所を強調させて、操作部
16の転送ボタンを押すと、操作者別設定情報作成手段
49は、操作者用登録フラグfaiが設定されているか
どうかを判定する(S708)。ステップS708にお
いて、操作者用登録フラグfaiが設定されていると判
定したときは、設定された操作者別設定ファイル46の
氏名uiの欄を引当て、この氏名uiに転送された表示
設定情報Hiを操作者別表示設定情報Ujiとして対応
させて記憶する(S709)。次に、操作者別設定情報
作成手段49は、設定された氏名uiに対応する操作者
キー名ファイル45の操作者キー名情報に操作者別設定
フラグfuiを付加する(S710)。次に、キーモー
ド判定手段47は終了かどうかを判定し(S711)、
終了でないときは、処理をステップS701に戻す。
【0094】すなわち、本処理によって、例えば操作者
別設定ファイル46に操作者の氏名uiと、観察モニタ
11で設定した表示設定情報Hi(Vjiとなる)とが
対応させられて記憶されると共に、図5に示すように、
操作者が指定した操作者プリセットキー部のキーに操作
者別設定フラグfu1、fu2、…が付加されて操作者
別の表示設定の準備が整ったことになる。
【0095】これによって、以後はプリセット画面にお
ける操作者プリセットキー部のキーが押下されると、第
2の設定情報指令部23bは以下に説明する処理をする
ことになる。
【0096】図8は本実施の形態2の全体動作を説明す
るフローチャートである。キーモード判定手段47は、
タッチコマンドスクリーン20の押下に伴うキーコード
を読み(S801)、操作者プリセットキー部のキーの
押下かどうか判定する(S802)。ステップS802
において操作者プリセットキー部のキーの押下ではない
ときは、キーモード判定手段47は、 部位プリセット
キー部のキーが押下されたかどうかを判定し(S80
3)、部位プリセットキー部のキーと判定したときは、
キー対応部位名ファイル30のキー対応部位名kviの
部位名viをプリセット情報選択手段38に送出して超
音波画像作成部25に初期値(部位別基準表示設定情報
Vji)に基づく超音波画像を作成させて観察モニタ1
1に表示させる(S804)。
【0097】また、ステップS802において、操作者
プリセットキー部のキー押下と判定したときは、そのキ
ーコードに対応する操作者キー情報Uviを読み(S8
06)、その操作者キー情報Uviに操作者別設定フラ
グfuiが付加されているかどうかを判定する(S80
7)。
【0098】ステップS807でキーモード判定手段4
7が操作者キー情報Uviに操作者別設定フラグfui
が付加されていると判定したときは、その操作者キー情
報Uviの氏名uiを操作者別表示情報選択手段50に
送出して操作者別ファイル46から氏名uiに対応する
操作者別表示設定情報Vjiを観察モニタ11に送出し
て(S808)して、処理をステップS805に戻す。
【0099】従って、次に操作者が自分が設定した操作
者プリセットキーのキーを押下すると、操作者別設定フ
ァイル46からその氏名uiに対応する操作者別表示設
定情報Ujiが観察モニタ11に自動的に送られる。つ
まり、自分が保存した設定値で毎回、診断、検査ができ
るようになる。
【0100】例えば、操作者に応じて腫瘍がはっきり映
し出されるようになったり、臓器のある箇所が強調され
たりする。
【0101】また、操作者別表示においても部位別表示
と同様に、操作者キー名情報Uvi及び操作名別表示設
定情報Ujiを、プリセット画面の所定キーの操作によ
って初期化することも可能である。
【0102】この初期化は、操作者別表示においては、
操作者情報準備手段51がキーモード判定手段47から
初期化キーの押下が知らせられると、操作者キー名ファ
イル45及び操作者別設定ファイル46の各情報をタッ
チコマンドスクリーンに表示させ、選択された各情報
(操作者キー名情報Uvi、操作名別表示設定情報Uj
i)をそれぞれのファイルから消去する。すなわち、一
回登録した操作者別のプリセット情報(操作者別設定情
報Ri、操作者キー名情報Uvi)を初期化できるよう
にしている。
【0103】<実施の形態3>上記実施の形態では、部
位別表示と操作別表示とをそれぞれ別に表示したが図9
に示すように、第1の第1の設定情報指令部23aと第
2の設定情報指令部23bとを設け、プリセット画面の
部位プリセットキーが押下されたときは第1の設定情報
指令部23aがデータベース21の各ファイルのデータ
に基づいて部位に応じた部位別表示情報Vjiを観察モ
ニタ11に転送し、またプリセット画面の操作者プリセ
ットキー部のキーが押下されたときは第2の設定情報指
令部23bがデータベース21の各ファイルのデータに
基づいて操作者に応じた操作者別表示設定情報Ujiを
観察モニタ11に転送するようにしてもよい。
【0104】<実施の形態4>最近、telemedi
cineやteleradiologyという手段が検
討されている。これは、LANを使って院内に医用画像
やその他の情報を転送するだけではなく、intern
etなどを用いて遠隔地に医用画像やその他の情報を転
送する手段である。
【0105】しかし、外部に画像を転送しても、転送元
の観察モニタの画像設定と外部のモニタの画像設定は異
なっていると、転送元と転送先とでは診断に違いが生じ
ることになる。
【0106】そこで、図10に示すように、設定情報指
令部23の表示設定情報を外部に転送する転送部51を
備える。また、ネットワーク51に接続される転送先装
置52のモニタ53は、外部と通信を行う機能を有する
観察モニタ11と同様なものである。
【0107】例えば、超音波画像作成部が作成した超音
波画像を観察モニタ11に表示させているとき、画像転
送部50に転送指示が入力すると、画像転送部50は、
超音波画像作成部25が作成した超音波画像をネットワ
ーク51を介して転送先装置52に転送すると共に、設
定情報指令部23又は観察モニタ11の部位別表示設定
情報Vji、操作者別表示設定情報Uji又はHiをネ
ットワークの形式に合わせた形式で転送先装置52のモ
ニタ53に超音波画像と同時に送信する。
【0108】従って、転送先装置52には、転送元の超
音波診断装置における観察モニタ11の表示設定情報と
同じ表示情報で診断、検査が可能となる。
【0109】また、転送先のモニタ53は観察モニタ1
1と同じ機能を有しているので、転送先装置52が画像
を本装置に転送するのと同時に、モニタ53の転送ボタ
ンを押下すると、モニタ53の表示設定情報が画像転送
部50によって受信されるので、観察モニタ11には転
送先の装置と同じ表示条件で転送先からの画像を観察モ
ニタ11に表示させることが可能となる。
【0110】すなわち、外部に画像を転送しても、画像
の転送元モニタと転送先モニタの画像設定が同一となる
ので、遠隔地点でも同じ環境で診断、検査が可能とな
る。
【0111】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、超音波本
体装置の操作部のプリセットキーが押下されると、この
プリセットキーに対応する部位名又は操作者名に対応す
る表示設定情報が観察モニタに送出され、観察モニタに
おける画面の表示をその表示設定情報に変更させる。
【0112】また、観察モニタ側から現在の表示設定情
報が転送されてきたときは、部位名又は操作者名に対応
させて記憶する。
【0113】このため、操作者はプリセットキーを押下
するだけで、自動的に好みの色温度、輝度、彩度等で画
像表示させることができるという効果が得られている。
【0114】例えば、観察モニタを部位又は操作者別に
腫瘍をはっきり映し出すような色表現で表示させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波画像診断装置の要旨を示す概念
図である。
【図2】実施の形態1の超音波画像診断装置の第1の設
定情報指令部の概略構成図である。
【図3】実施の形態1の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】実施の形態1の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】実施の形態2の超音波画像診断装置の第2の設
定情報指令部の概略構成図である。
【図6】実施の形態2に用いるプリセット画面を説明す
る説明図である。
【図7】実施の形態2の動作を説明するフローチャート
である。
【図8】実施の形態2の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】実施の形態3の概略構成図である。
【図10】実施の形態4の概略構成図である。
【図11】従来の超音波画像診断装置の外観図である。
【符号の説明】
11 観察モニタ 12 超音波本体装置 16 操作部 18 表示設定情報送受部 20 タッチコマンドスクリーン 23 設定情報指令部 30 キー対応部位名ファイル 31 部位別設定ファイル 32 部位別初期値ファイル 35 キーモード判定手段 36 部位名保持手段 37 部位別設定情報作成手段 38 プリセット情報選択手段 39 部位別表示情報選択手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置と通信を行って自画面の現在の
    表示設定情報を送信又は外部装置からの表示設定情報に
    基づく画像表示の変更を行う観察モニタと、この観察モ
    ニタに、超音波探触子が被検出体から受信した反射波に
    基づく超音波画像を基準の表示設定情報に従って表示さ
    せる超音波本体装置とからなる超音波画像診断装置であ
    って、 前記超音波本体装置は、 前記被検出体の超音波画像を得るために操作部に設けら
    れているプリセットキーに、所定名を対応させ、前記観
    察モニタから、その画面における現在の表示設定情報が
    転送されたとき、前記所定名と対応させて記憶し、次に
    同じプリセットキーが押下されたとき、前記所定名に対
    応する表示設定情報を選択して前記観察モニタに送出す
    る設定情報指令部を有することを特徴とする超音波画像
    診断装置。
  2. 【請求項2】 前記設定情報指令部は、 前記プリセットキーに前記被検出体の部位名を対応させ
    て記憶し、前記プリセットキーが押下されたとき、その
    プリセットキーに対応する部位に前記表示設定情報が記
    憶されているかどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段が前記表示設定情報が記憶されていないと
    判定したときは、前記プリセットキーに対応する部位を
    保持する保持手段と、 前記観察モニタから前記表示設定情報が送信されると、
    前記保持されている部位に対応させてその表示設定情報
    を記憶する部位別表示設定情報作成手段と、 前記判定手段が前記プリセットキーの部位に対応する表
    示設定情報が記憶されていると判定したときは、その部
    位に対応する表示設定情報を選択して前記観察モニタに
    送出する部位別表示情報選択手段とからなる第1の設定
    情報指令部を有することを特徴とする請求項1記載の超
    音波画像診断装置。
  3. 【請求項3】 前記設定情報指令部は、 前記操作者に応じた表示設定情報の登録キーの押下に伴
    って、入力された前記操作者名と前記操作者別のプリセ
    ットキーとを入力させる画面を表示させ、この画面にて
    入力された操作者名とプリセットキーとを対応させて記
    憶する操作者情報準備手段と、 前記プリセットキーが押下されたとき、そのプリセット
    キーが前記記憶された操作者名に対応するときは、その
    操作者名に前記表示設定情報が対応させられて記憶され
    ているかどうかを判定する判定手段と、 前記操作者名がプリセットキーと共に対応させられて記
    憶されているとき、前記観察モニタから前記表示設定情
    報が送信されると、その表示設定情報を前記操作者名に
    対応させて記憶する操作者表示設定情報作成手段と、 前記判定手段が前記操作者に対応する表示設定情報が記
    憶されていると判定したときは、その操作者に対応する
    表示設定情報を選択して前記観察モニタに送出する操作
    者別表示情報選択手段とからなる第2の設定情報指令部
    を有することを特徴とする請求項1記載の超音波画像診
    断装置。
  4. 【請求項4】 前記設定情報指令部は、 前記観察モニタからの表示設定情報を受信し、該表示設
    定情報を現在の部位に対応させて記憶し、次に同じ部位
    のプリセットキーの押下に伴って、そのプリセットキー
    の部位に対応する表示設定情報を選択して前記観察モニ
    タに送信する第1の設定情報指令部と、 前記操作者別のプリセットキーを有し、前記観察モニタ
    から表示設定情報を受信したとき、その表示設定情報と
    前記プリセットキーの操作者名とを対応させて記憶し、
    次に同じ操作者のプリセットキーの押下に伴って、その
    プリセットキーの操作者に対応する表示設定情報を選択
    して前記観察モニタに送信する第2の設定情報指令部を
    有することを特徴とする請求項1記載の超音波画像診断
    装置。
  5. 【請求項5】 前記操作者のプリセットキーは、前記プ
    リセットキー部における前記部位のプリセットキーとさ
    れていない残りのプリセットキーを用いていることを特
    徴とする請求項3又は4記載の超音波画像診断装置。
  6. 【請求項6】 前記超音波本体装置は、ネットワークに
    接続された外部装置と通信を行う転送部を有し、 この転送部は、転送指示に伴って前記超音波画像を前記
    外部装置に転送すると共に、このときの前記表示設定情
    報を同時に前記外部装置に転送する一方、前記外部装置
    からの表示設定情報を前記観察モニタに送信することを
    特徴とする請求項1記載の超音波画像診断装置。
  7. 【請求項7】 前記外部装置は、 転送指示が入力したときに、自画面における表示設定情
    報を送信する一方、前記表示設定情報が外部から送られ
    ると、その表示設定情報に従って自画面の表示設定を変
    更するモニタであることを特徴とする請求項6記載の超
    音波画像診断装置。
  8. 【請求項8】 前記転送部が送信する表示設定情報は前
    記設定情報指令部が前記観察モニタに送出する表示設定
    情報であることを特徴とする請求項6記載の超音波画像
    診断装置。
  9. 【請求項9】 前記表示設定情報は、画像の明暗、濃
    淡、輝度、彩度、色温度、画面サイズ、表示位置である
    ことを特徴とする請求項1乃至7記載の超音波画像診断
    装置。
JP9959498A 1998-04-10 1998-04-10 超音波画像診断装置 Pending JPH11290319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959498A JPH11290319A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超音波画像診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9959498A JPH11290319A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超音波画像診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11290319A true JPH11290319A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14251433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9959498A Pending JPH11290319A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 超音波画像診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11290319A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251164A (ja) * 2003-12-29 2005-09-15 Symbol Technologies Inc 採集装置
JP2007050065A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Aloka System Engineering Co Ltd 超音波診断装置
JP2008148956A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像診断装置
JP2009112679A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置および超音波診断装置システム
JP2010005279A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujinon Corp 超音波内視鏡装置
JP2012161369A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置、検査装置および医用画像ネットワークシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251164A (ja) * 2003-12-29 2005-09-15 Symbol Technologies Inc 採集装置
JP2007050065A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Aloka System Engineering Co Ltd 超音波診断装置
JP2008148956A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 医用画像診断装置
JP2009112679A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置および超音波診断装置システム
JP2010005279A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujinon Corp 超音波内視鏡装置
JP2012161369A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置、検査装置および医用画像ネットワークシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6774930B2 (en) Image processing unit for expanding endoscope image signal processing capability
EP1690497B1 (en) Ultrasonographic device
JP2940827B2 (ja) 医療用画像ファイリング装置
US7485115B2 (en) Remote operation support system and method
US5196928A (en) Endoscope system for simultaneously displaying two endoscopic images on a shared monitor
JPH06180A (ja) 画像表示システム
US10972705B2 (en) Medical display apparatus, endoscopic surgery system, and method of displaying medical image
WO2012008299A1 (ja) 画像合成システム
JP6744132B2 (ja) 医用診断システム及び医用診断装置
JPH11290319A (ja) 超音波画像診断装置
JP2000014638A (ja) 歯科診断システム
JP3034747B2 (ja) 超音波診断装置
JP2001070241A (ja) 画像処理装置
JPWO2019167555A1 (ja) 映像信号処理装置、映像信号処理方法および撮像装置
JPH1199125A (ja) 内視鏡画像ファイリングシステム
JPH09322894A (ja) 超音波診断装置
JP2001275952A (ja) 医療画像切替装置、および医療画像切替装置を備えた医療画像表示システム
JPH07184849A (ja) 画像処理表示装置
JP2003177855A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法の実行のためのプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
JP2001078174A (ja) 画像処理装置
JPH03258253A (ja) 超音波内視鏡システム
JPH0195371A (ja) 画像診断システム
JPH08257028A (ja) ボディパターン表示方法および超音波診断装置
US20050049456A1 (en) Endoscope system
DK176334B1 (da) Overvågningssystem