JPH07184849A - 画像処理表示装置 - Google Patents

画像処理表示装置

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JPH07184849A
JPH07184849A JP5334585A JP33458593A JPH07184849A JP H07184849 A JPH07184849 A JP H07184849A JP 5334585 A JP5334585 A JP 5334585A JP 33458593 A JP33458593 A JP 33458593A JP H07184849 A JPH07184849 A JP H07184849A
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順一 大西
Kenji Harano
健二 原野
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力 平井
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡観察下における手術や検査等の手技を
行う際に、複数の術者にとって観察方向に一致した画像
が得られ、かつ必要に応じて他者の操作する内視鏡の画
像も表示して確認できる画像処理表示装置を提供するこ
と。 【構成】 画像合成回路17により三つの映像信号のう
ち2つが合成された合成画像と原入力とが第1の信号切
り替え手段18により選択され、この選択出力が第2の
信号切り替え手段の切り替えにより、画像反転回路19
を通って反転された合成画像と反転されない合成原画像
とが選択的にモニタ9,10に表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の画像に対して
合成及び左右反転処理を施して、モニタに表示可能な画
像処理表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腹腔鏡下胆嚢摘出術(ラパコレ)
等の内視鏡下外科手術では、内視鏡によって得られた術
部の像をTVモニタで観察しながら、前記術部を処置具
によって処置している。
【0003】しかし、内視鏡像として得られない視野外
における鉗子等の動きや位置を把握することができない
ため、術部に対する処置具の位置関係が分からず、手術
を効率良くすすめることができない場合があった。
【0004】一方、前記内視鏡外科手術では、術者と助
手がオペ台を挟んで位置しており、二つのモニタのうち
各々反対側に置かれたモニタの内視鏡像を見ながら手術
を行っている。しかし、内視鏡の向きに立った術者(助
手)は、自分の左右とモニタの内視鏡像の左右の感覚が
逆になり手術がやりにくかった。この対策として、モニ
タを天井より逆さに吊り下げる方式が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、手術
中において、術者は互いにその位置を異にするため、内
視鏡によって得られた術部の内視鏡画像が、その術者の
観察方向と一致しない術者は、処置がやりにくく、処置
を誤るといった事態を招きかねない。
【0006】また、モニタを天井より逆さに吊り下げる
方式では、吊り下げるための器具等をわざわざ天井に固
定しなければないことと共に、像の上下が逆さまになっ
てしまうという欠点がある。これでは、結局、観察方向
との一致が取れず、前記事態を十分には解消できない。
【0007】さらに、内視鏡観察下において手技をする
場合に、複数の硬性鏡を使用するものとすると、術者と
助手が異なる硬性鏡を操作するだけでなく、共同し歩調
を合わせながら手技を進めることが必要となる。このた
め、自分が操作する硬性鏡による画像だけでなく、他者
による画像も表示する方が手術をスムーズに行うために
は必要である一方、他者が操作する硬性鏡の画像は、前
述した左右の感覚が逆になるという点を克服しなければ
ならない。
【0008】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、例えば内視鏡観察下における手術や検査等の手技
を行う際に、複数の観察者にとって観察方向に一致した
画像が得られ、かつ必要に応じて他者の操作する内視鏡
の画像も表示して確認できる画像処理表示装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の映像信
号を入力端子に入力し、前記映像信号に対して合成及び
左右反転処理を施すことができる画像処理表示装置であ
って、前記複数の映像信号のうち2以上の映像信号を合
成し合成画像を得るための画像合成手段と、前記映像信
号に対して左右反転像が得られるように信号処理をする
画像反転手段と、入力した映像信号を画像として表示す
る少なくとも一つ以上の表示手段と、前記複数の映像信
号のうち2以上を合成した合成画像と、前記合成画像の
うち少なくとも一部が左右反転された左右反転画像と、
前記複数の映像信号のいずれかであって合成及び左右反
転しない原画像とが選択的に前記表示手段に表示可能と
なるように、前記画像合成手段及び前記画像反転手段の
入力または出力を選択的に切り替える選択手段とを備え
ている。
【0010】
【作 用】本発明の構成では、前記複数の映像信号のう
ち2以上を合成した合成画像と、前記合成画像のうち少
なくとも一部が左右反転された左右反転画像と、前記複
数の映像信号のいずれかであって合成及び左右反転しな
い原画像とが、選択手段により選択されて複数の表示手
段に選択的に表示されるようになっている。これにより
前記構成においては、複数の観察者にとって観察方向に
一致した画像が得られ、かつ必要に応じて他者の操作す
る画像も合成した画像、あるいは少なくとも一部が反転
された合成画像を表示して確認できる。
【0011】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
り、図1は画像処理表示装置の概略ブロック図、図2は
画像処理表示装置を含むブロック図、図3は選択スイッ
チの正面図、図4はモニタの表示画面の説明図である。
【0012】図1に示す画像処理表示装置は、複数(図
示例では三つ)のTVカメラ7と、前記複数のTVカメ
ラ7が撮像した複数の信号を処理し、選択的に出力する
画像処理表示装置8と、この画像処理表示装置8の出力
を受けて内視鏡画像を表示する第1モニタ9、第2モニ
タ10とを有している。前記画面合成表示装置8は、複
数のTVカメラ7からの各信号を第1モニタ9、第2モ
ニタ10に表示するための例えば合成処理及び反転処理
等を含む各種処理を施す画像処理手段13と、この画像
処理手段13で処理された複数の前記信号を選択的に第
1モニタ9、第2モニタ10へ出力する信号切り替え手
段14とを有している。前記TVカメラ7は、複数の内
視鏡接眼部に各々外付けできるようになっており、以
下、内視鏡を含めてTVカメラ付き内視鏡と称する。
【0013】尚、TVカメラ付き内視鏡に代えて、固体
撮像素子を挿入部先端に配置した電子内視鏡としても良
い。また、本発明は内視鏡の分野に限定されるものでは
ない。さらに、モニタ9,10に加えて画像のVTRや
光ディスク装置等の記録手段を設けても良い。
【0014】図2は画像処理表示装置8の一例である。
この実施例では、TVカメラ付き内視鏡7a,7b,7
cは、図に示す被写体B,C,Dをそれぞれ撮像し、光
電変換して映像信号を出力するようになっている。TV
カメラ付き内視鏡7a,7b,7cは、前記画像処理表
示装置8に接続されている。
【0015】前記画像処理表示装置8は、TVカメラ付
き内視鏡7a,7b,7cからの映像信号を各々デジタ
ル変換処理等を施す映像処理前回路16a,16b,1
6cと、TVカメラ付き内視鏡7a,7b,7cの映像
信号を選択的に合成する画像合成回路17と、TVカメ
ラ付き内視鏡7a,7b,7cの映像信号を選択的に出
力する第1の信号切り替え回路18とを有している。
【0016】また、前記画像処理表示装置8は、前記映
像信号を左右反転させる画像反転回路19と、第1モニ
タ9及び第2モニタ10に合う標準的な映像信号に変換
処理等をする映像処理後回路20と、前記第1の信号切
り替え回路18の出力を前記画像反転回路19または映
像処理後回路20に選択的に切り替えて入力させる第2
の信号切り替え回路21と、前記画像合成回路17、第
1,第2の信号切り替え回路18,21の切り替え制御
をする選択回路22と、前記選択回路22に切り替えの
指示を与える選択スイッチ23とを有している。
【0017】図3に示す選択スイッチ23の一例であ
る。この選択スイッチ23は、複数の映像信号のうち画
像合成する映像信号を選択するSCREEN SELECTIONを有
し、このSCREEN SELECTIONには、合成画像の親画面を選
択するメイン選択スイッチ(以下、MAINと記す)
と、合成画像の子画面を選択するサブ選択スイッチ(以
下、SUBと記す)と)とを有している。MAINを押
す毎に、順次、入力映像信号を示すVIDEO1ないし
3、つまりTVカメラ付き内視鏡7aないし7cの出力
が選択される。現在選択されている入力信号は、図に示
すVIDEO1ないし3の表示の隣にあるランプが点灯
する。SUBも同様である。尚、VIDEO1ないし3
は、入力1ないし入力3と記す。
【0018】また、選択スイッチ23にあるSUB SCREEN
は、子画面に対する各種機能を選択するためのスイッチ
である。INS/DELは、親画面に子画面を合成する
か否かを選択するためのスイッチである。INSは、画
像を合成することを意味している。
【0019】また、図に示すMIRRは、画像の左右反
転を処理を施し表示するように指示するものであって、
本実施例では第2の信号切り替え回路21の切り替えを
指示している。
【0020】次に、図3ないし図4を用いて本実施例の
動作について説明する。
【0021】まず、入力端子に得られた映像信号が、そ
のまま出力される場合について説明する。選択スイッチ
23のMAINにより入力1が選択されると、TVカメ
ラ付き内視鏡7aからの映像信号は、映像処理前回路1
6aでデジタル変換された後、第1の信号切り替え回路
18を通り、映像処理後回路20でアナログ変換され、
第1モニタ9及び第2モニタ10に出力される。この場
合、第1モニタ9、第2モニタ10には、入力され画像
と同じで原画像つまり反転されない画像が表示される。
【0022】入力2、入力3についても同様に、選択ス
イッチ23のMAINを選択することにより、第1モニ
タ9、第2モニタ10に入力と同じ映像が出力される。
尚、MAINの選択スイッチは、映像信号毎に設けてO
N/OFFするようにしても良い。
【0023】次に、画面合成をする場合について説明す
る。選択スイッチ23のINS/DELを押下した後、
SUBを選択し、MAINを選択すると画面合成回路1
7により入力1と入力2が画面合成された後、第1の信
号切り替え回路18を通り、映像処理後回路20でアナ
ログ変換され、モニタ9,10に出力される。この場合
モニタ9,10には、図4(a)のように、入力1が親
画面、入力2が子画面となって表示される。この状態で
モニタ画面の左右反転をするには、選択スイッチ23の
MIRRを押下することにより、第1の信号切り替え回
路18が画像反転回路19側に切り替わり画面合成され
た映像信号は画像反転回路19で左右反転された後、映
像処理後回路20でアナログ変換され、モニタ9,7に
出力される。この場合、モニタには図4(b)のよう
に、親子画面共に左右反転されて表示される。本実施例
では、機械的な方法を用いることなく、電気的な処理に
より前記変換を容易に行うことができる。また、本実施
例では、内視鏡観察下における手術や検査等の手技を行
う際に、複数の術者にとって観察方向に一致した画像が
得られ、かつ必要に応じて他者の操作する内視鏡の画像
も表示して確認できる。
【0024】そして、このような構成をとることで、例
えば外科手術において助手用モニタには左右反転像が表
示されるため、違和感なく主術者の指示した内容通りに
処置具等の操作ができるものとなっている。
【0025】図5及び図6は本発明の第2実施例に係
り、図5は画像処理表示装置の要部に係るブロック図、
図6はモニタの表示例を示す説明図である。
【0026】本実施例の画像処理表示装置は、各画像が
選択的に独立して反転され、合成できる構成となってい
る。また、本実施例の装置は、第1実施例の選択回路2
2に代えて選択回路22Aを有している。その他、第1
実施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付
して説明を省略すると共に、異なる点についてのみ説明
する。
【0027】前記映像処理前回路16aないし16cの
出力は、第1の信号切り替え回路18A、第2の信号切
り替え回路20A、及び前記画像合成回路17にそれぞ
れ入力するようになっている。第2の信号切り替え回路
20Aで選択された出力は、前記画像反転回路19を介
して、前記画像合成回路19と、第1の信号切り替え回
路18Aに供給されている。第1の信号切り替え回路1
8Aは、入力1ないし3の原画像と、合成画像または合
成・反転画像と、反転画像とを選択的に出力するように
なっている。
【0028】前記選択スイッチ23のINSにより合成
画像が選択されている場合、MAIN,SUBの選択に
より、例えば図5(a)に示すように、親画面に入力1
の原画像、子画面に入力2の原画像が表示できる。ま
た、MIRRの設定により、例えば図5(b)に示すよ
うに、親画面に入力1の原(非反転)画像、子画面に入
力2の反転画像が表示できる。
【0029】また、前記構成では、親画面を反転画像、
子画面を原画像とすることもできる。さらに、図2と同
様に反転画像のみを表示することもできる。尚、各入力
信号毎に画像反転回路19を持った構成としてもよい。
【0030】本実施例では、合成画像の一部つまり子画
面を親画面とは独立して反転して表示することができ
る。例えば、内視鏡下外科手術に適用した場合、硬性鏡
と対向する側に立った術者でも、術者前方のTVモニタ
を使用しても違和感なく手術が行うことができ、自分が
操作する硬性鏡の像はそのままにして、且つ対向する位
置にいる他者の硬性鏡のみ反転して表示できるという利
点がある。従って、術者が対向した位置にいる場合に
は、合成画像の全てを反転する場合と異なり、それぞれ
の術者にとって観察方向が一致した複数の画像を確認で
きる。
【0031】図7及び図8は本発明の第3実施例に係
り、図7は内視鏡画像処理表示装置の全体的な構成図、
図8はモニタの表示例を示す説明図である。
【0032】図7に示す画像処理表示装置25は、前記
第2モニタ10のみが画像反転されるように構成されて
いる。このため、前記画像反転回路19は、前記第1の
信号切り替え回路18の選択出力を受け、第2の信号切
り替え回路20Bに入力している。前記第2の信号切り
替え回路20Bは、第1の信号切り替え回路18の選択
出力と、画像反転回路19の反転出力とを選択的に、映
像処理後回路20bを介して、前記第2モニタ10に供
給している。
【0033】一方、前記第1モニタ9は、映像処理後回
路20aを介して第1の信号切り替え回路18で選択さ
れた出力を表示している。さらに、本実施例の装置は、
第1実施例の第2の信号切り替え回路21及び選択回路
22に代えて、第2の信号切り替え回路21B及び選択
回路22Bを有している。
【0034】その他、第1実施例と同様の構成及び作用
については、同じ符号を付して説明を省略する。
【0035】前記構成で、まず入力端子に得られた映像
信号をそのまま出力する場合について説明する。前記選
択スイッチ23のMAINにより入力1が選択される
と、TVカメラ付き内視鏡7aからの映像信号は、映像
処理前回路13aでデジタル変換された後、第1の信号
切り替え回路18を通り、第1モニタ用出力信号として
映像処理後回路20aでアナログ変換され、第1モニタ
9に出力される。
【0036】また、第2モニタ用出力信号としては、第
1の信号切り替え回路18を通った後、画像反転回路1
9で画像の左右反転が行われ、第2の信号切り替え回路
21Bが画像反転回路19側に切リ替わることにより、
反転した映像信号が第2モニタ用の映像処理後回路20
bでアナログ変換されて第2モニタ10に出力される。
この場合、第1モニタ9には非反転画像が、第2モニタ
10には、左右反転画像が表示される。前記入力2、入
力3についても同様に、選択スイッチ23のMAINを
選択することにより、第1モニタ9及び第2モニタ10
にそれぞれ非反転画像及び左右反転画像が出力される。
【0037】次に、画面合成について説明する。選択ス
イッチ23のINS/DELを押下した後、SUBを選
択し、MAINを選択し、画像合成回路17により入力
1と入力2が画面合成された後、第1の信号切り替え回
路18が画像合成回路17側に切り替わっていることに
より、合成された映像信号が、映像処理後回路20aで
アナログ変換され第1モニタ9に出力される。この場
合、モニタ9には、図8(c)のように画像が表示され
る。すなわち、図8(c)は入力1と入力2の合成非反
転画像である。このとき、第2モニタ10は、図8
(d)に示すように、同じ画像を表示している。
【0038】前記状態で第2モニタ10において画面の
左右反転をするには、選択スイッチ23のMIRROR
を押下することにより、第2の信号切り替え回路21B
が画像反転回路19側に切り替わることにより画面合成
された映像信号が、映像処理後回路20bでアナログ変
換され、第2モニタ10に出力される。この場合、第2
モニタ10には図8(d)のようになる。すなわち、入
力1と入力2の合成反転画像である。このとき、第1モ
ニタ9は、図8(e)に示すように、同図(c)と画像
は変わらない。
【0039】尚、図8(a)は第1モニタ9に表示され
た入力1の原画像、同(b)は第2モニタ10に表示さ
れた入力1の反転画像である。このとき、前記選択スイ
ッチ23のINS/DELにより非合成が選択されてい
る。
【0040】本実施例では、第2モニタに対しては第1
モニタ用とは独立に、合成・反転または非反転の選択が
できるように構成されているので、第1実施例と異な
り、全てのモニタ画面が反転することがない。つまり、
モニタ観察者、例えば術者の位置に個別に対応できる。
その他の構成及び作用効果は、第1実施例と同様で、説
明を省略する。
【0041】図9は本発明の第4実施例に係り、同図
(a)は画像処理表示装置の要部を含むブロック構成
図、(b)はモニタの表示画面の説明図である。
【0042】図9(a)に示す画像処理表示装置は、第
1実施例の構成に加えて、キャラクタをスーパーインポ
ーズする構成が追加されている。この画像処理表示装置
は、前記映像信号処理後回路20の出力信号にキャラク
タ発生回路27で発生するキャラクタを重畳するスーパ
ーインポーズ回路26を介装し接続している。前記キャ
ラクタ発生回路27及びスーパーインポーズ回路26
は、前記選択回路22に代えて設けられた選択回路22
Cの指示により所定のキャラクタを発生し、重畳するよ
うになっている。その他、第1実施例と同様の構成及び
作用については、同じであり、異なる点についてのみ説
明する。
【0043】前記構成で、図9(a)に示す選択スイッ
チ23により、例えばMIRRが選択された場合、左右
反転像が表示されているモニタ上に、左右反転画像であ
ることを示す記号、文字等を重畳して表示する。例え
ば、図9(b)に示すように、MIRRORという文字
を表示する。あるいは、記号、文字の代わりにエリアを
設けそのエリア内の色を変化させても良い。
【0044】本実施例では、画像反転回路より後段にお
いてスーパーインポーズしているので、モニタ上でキャ
ラクタが反転して認識し難くなることが防止できる。
尚、前記画像反転回路より前段でスーパーインポーズす
る構成にした場合には、反転したキャラクタを発生する
ようにすれば良い。
【0045】その他、第1実施例と同様の構成及び作用
については、同じなので説明を省略する。
【0046】図10は第4実施例の変形例に係るモニタ
の表示画面の説明図である。
【0047】本変形例の構成は第4実施例とほぼ同じで
あり、動作のみが異なるっているので構成については省
略する。
【0048】本変形例では、発生されるキャラクタの大
きさを時間的に変えるようにしている。左右反転像が表
示されているモニタ上に左右反転像であることを示す記
号、文字等を表示するとき、図10(a)のように表示
した直後は文字の大きさは大きく、所定時間後に同図
(b)のように小さくして、内視鏡像のけられを最小限
にする。尚、小さくする代わりに定期的に消去させても
構わない。
【0049】図11は、本発明の第5実施例に係る内視
鏡画像処理表示装置の全体構成図である。
【0050】図11は、内視鏡下外科手術時のオペ室を
上から見た図である。術者A,Bがそれぞれ体腔内へ刺
し入れたトラカール1,2,3を介して処置具4,5及
び硬性内視鏡6を体腔内に挿入した状態が示されてい
る。前記内視鏡6にはTVカメラ7、以下TVカメラ付
き内視鏡28と称するこのTVカメラからの映像信号
が、画像処理表示装置27に入力されて処理され、第
1,第2モニタ9,10に表示されるようになってい
る。ここで、第1モニタ9は主に術者Aが観察するモニ
タであり、第2モニタ10は主に術手Bが観察するモニ
タである。
【0051】術者AはTVカメラ付き内視鏡28と処置
具5とを持ち、第1モニタ9を見ながら手技を行うこと
になる。また、術者Bは、処置具4を持ち第2モニタ1
0を見ながら手技を行うことになる。
【0052】前記内視鏡6には、ライトガイドケーブル
11を介して光源装置12に接続され、照明光が送られ
るようになっている。この内視鏡6で得られた像は、画
像処理表示装置27に送られ、画像処理表示装置27に
より処理された映像信号となり、第1モニタ9と第2モ
ニタ10に送られて映像化される。
【0053】前記画像処理表示装置27は、図7に示す
画像処理表示装置と同様の動作をするものとする。ま
た、前記選択スイッチ23のMIRRと同様の働きをす
るフットスイッチ29が、術者Bの足元に置かれてい
る。このMIRRフットスイッチ29は、第2モニタ1
0の左右反転のON/OFFができるようになってい
る。尚、MIRRスイッチは処置具4に設けても良い
し、必要ならば、TVカメラ付き内視鏡28に設けても
良い。
【0054】以上の構成において、TVカメラ付き内視
鏡28の像をそのまま映像化すると、第2モニタ10を
見ている術者Bは、実際と左右逆の感覚で映像を見るこ
とになる。そのため画像処理表示装置27にて、第2モ
ニタ10のみ画面を左右反転させた鏡像を映し出す。但
し、第2モニタ10や術者Bの位置によっては第2モニ
タ10を鏡像にする必要がないので、前記MIRRフッ
トスイッチ29により、画像処理表示装置27により左
右反転/非反転の選択ができる。
【0055】本実施例では、第2モニタ10を鏡像にす
ることで術者Bが左右逆の感覚で手技を行うこともな
く、また鏡像のON/OFFが足(または手)元の操作
ででき、第2モニタ10の原画像(正像)/反転画像
(鏡像)の切り替えが容易である。すなわち、術者は、
画像処理表示装置27の位置まで移動せず、必要に応じ
て鏡像をえることができる。
【0056】図12は、本発明の第6実施例に係る選択
スイッチの構成に関する説明図である。
【0057】図12に示す装置はモニタが複数(図示例
では3台)設けられており、画像処理表示装置の操作パ
ネルに示すように、モニタが複数になっても、全てのモ
ニタを独立に正像/鏡像の選択ができるように構成され
ている。この構成としては、例えば図5に示す構成で、
第2の信号切り替え回路20Aを除き、画像反転回路1
9をそれぞれの入力毎に設け、その出力を第1の信号切
り替え回路で、合成出力等と共に切り替え構成で実現で
きる。
【0058】本実施例の構成は、当然、第1実施例のよ
うに二つのモニタの構成に適用できる。
【0059】この構成ならば、術者A・術者Bやモニタ
の位置が図11と異なる場合でも術者が左右逆の感覚で
手技を行うこともなくなるし、全モニタの正像/鏡像の
切り替えが可能なので必要時にのみ鏡像にできる。
【0060】例えば、三つ以上のモニタを備えている構
成では、画像処理表示装置は、図7の装置において第2
の信号切り替え回路21Bに代えてマルチプレクサを設
けると共に、このマルチプレクサの出力が、三つのモニ
タに信号を出力する三つの映像信号処理後回路に選択的
に供給されるように構成することで実現できる。そし
て、このマルチプレクサの切り替えは、図12に示す三
つのMIRRの指示により行われる。尚、モニタは三つ
に限定されるものではなくそれ以上でもよい。
【0061】この構成ならば、術者Aと術者Bやモニタ
位置が図11と異なる場合でも、術者が左右逆感覚で手
技を行うこともなくなり、全モニタの正像/鏡像の切り
替えが可能なので、現場の状況に適宣に合わせてセッテ
ィングできる。
【0062】図13は本発明の第7実施例に係る選択ス
イッチの構成図である。
【0063】本実施例では、構成が第5実施例とほぼ同
じであり、術者やモニタ位置は図11と同じものとす
る。前記第1モニタ9が正像で、第2モニタ10が鏡像
としたとき、前記TVカメラ付き内視鏡28のみを術者
Aでなく術者Bが持ったとする。この状況では、術者A
及び術者Bともに左右逆の感覚で映像を見ることにな
る。そこで、本実施例では、図13に示すように、前記
画像処理表示装置27には、選択スイッチとして、第1
モニタ9と第2モニタ10の正像と鏡像画面を入れ換え
るスイッチ、以下EXCHANGEと記すを設けてあ
る。その他、第5実施例と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略する。
【0064】本実施例では、第1モニタ9と第2モニタ
10の両方を正像から鏡像、鏡像から正像に切り替える
手間が省くことができる。
【0065】また、本第9実施例の変形例として、以下
の構成がある。本変形例は、モニタ数が3台以上の構成
であって、画像処理表示装置27は、選択されたモニタ
のみにおいて正像/鏡像が切り替わるEXCHANGE
を有している。
【0066】この構成ならば、各モニタごとに正像・鏡
像を切り替える手間を省くことができる。
【0067】図14は本発明の第8実施例に係り、同図
(a)はモニタの画面表示に関する説明図、同図(b)
は(a)の部分拡大図である。
【0068】本実施例の構成は第5実施例とほぼ同様で
あるが、画像処理表示装置27に図示しない文字入力装
置が接続され、第1モニタ9及び第2モニタ10とも
に、図14に示すような文字データ31が重畳された画
面になっている。
【0069】ここで、第2モニタ10の画面を鏡像にす
ると、画面上の文字データ31も反転してしまう。そこ
で、本実施例では、鏡像時のみ文字データは、消去する
機能を設ける。例えば、文字データが表示される領域だ
け再反転する構成である。
【0070】この構成ならば、鏡像時に文字データ31
が反転して見にくいこともなく、正像に戻ることで文字
データ31の読み取りが容易となる。
【0071】本実施例の変形例として、鏡像時に画面上
の文字データ31のエリアのみ反転しない機能を設けて
も良い。
【0072】図15は第9実施例に係る内視鏡装置の全
体的な構成図である。
【0073】手術台41上の患者42の腹腔内にはトラ
カール43を介して、TVカメラヘッド44を接続され
た内視鏡45が挿入されている。手術台41の両側に立
った術者A及び術者Bは、それぞれ対向した位置に設置
された第1モニタ48と第2モニタ49を見ながら、腹
腔内に挿入された図示しない例えば鉗子を操作しながら
処置を行う。
【0074】前記内視鏡45あるいはTVカメラヘッド
44には、位置センサ50が配設されている。この位置
センサ50の位置情報は、位置検出手段51により、受
信部52との3次元相対位置情報として検出される。こ
のような位置検出手段としては、直交3磁界を転用した
ものなどがある。
【0075】検出された位置センサ50の位置情報は、
制御回路53へ入力される。一方、TVカメラヘッド4
4の信号を処理するTVカメラコントローラ54からの
ビデオ信号は、鏡像形成回路55に入力される。前記鏡
像形成回路55には2つのビデオ出力があり、各出力
は、第1モニタ48と第2モニタ49へそれぞれ接続さ
れている。前記制御回路53は位置検出手段51からの
位置センサ50の位置情報により、鏡像形成回路55の
2つのビデオ出力のいずれかを鏡像を出力するかを制御
している。これらの鏡像形成回路55、制御回路53、
位置検出手段51はTVカメラコントローラ54内に組
み込んでもよいし、別体としてもよい。あるいは、TV
カメラコントローラ54のビデオ出力が接続される画像
ミキサー等の画像処置装置(図示しない)等に組み込ん
でもよい。
【0076】本実施例では、内視鏡45は腹腔への挿入
点Pから術者A側に傾けられている。この場合、術者A
が観察する第1モニタ48には、通常の内視鏡画像が写
し出されれても問題ない。しかし、術者Bは術者Aと対
向して立っているため、術者Bが観察する第2モニタ4
9には、通常画像が写し出されると左右の感覚が逆とな
るため鉗子操作がやりずらい。そのため、鏡像形成回路
55にて第2モニタ49にのみ鏡像を写し出している。
ところが、内視鏡5が逆に術者B側に傾けられた場合
は、状況は全く逆となり、術者Aの観察する第1モニタ
48に鏡像、術者Bの観察する第2モニタ49に通常画
像を写す必要がある。そのため位置検出手段51により
内視鏡5の傾きを常時検出し、それに応じて制御回路5
3により鏡像形成回路55の2つの出力のいずれか一方
を鏡像とし、通常画像と鏡像のいずれを出力するか自動
的に切り替えている。従って、内視鏡45がどのような
向きにあっても常に術者A、術者Bの両方が常に違和感
なく、鉗子の操作を行うことができ、手術がスムーズに
遂行することができる。
【0077】
【発明の効果】本発明の画像処理表示装置によれば、例
えば内視鏡観察下における手術や検査等の手技を行う際
に、複数の観察者にとって観察方向に一致した画像が得
られ、かつ必要に応じて他者の操作する画像も表示して
確認することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は第1実施例に係り、図1は画
像処理表示装置の概略ブロック図。
【図2】図2は画像処理表示装置を含むブロック図。
【図3】図3は選択スイッチの正面図。
【図4】図4はモニタの表示画面の説明図。
【図5】図5及び図6は第2実施例に係り、図5は画像
処理表示装置の要部に係るブロック図。
【図6】図6はモニタの表示例を示す説明図。
【図7】図7及び図8は第3実施例に係り、図7は内視
鏡画像処理表示装置の全体的な構成図。
【図8】図8はモニタの表示例を示す説明図。
【図9】図9は第4実施例に係り、同図(a)は画像処
理表示装置の要部を含むブロック構成図、(b)はモニ
タの表示画面の説明図。
【図10】図10は第4実施例の変形例に係るモニタの
表示画面の説明図。
【図11】図11は第5実施例に係る内視鏡画像処理表
示装置の全体構成図。
【図12】図12は第6実施例に係る選択スイッチの構
成に関する説明図。
【図13】図13は第7実施例に係る選択スイッチの構
成図。
【図14】図14は第8実施例に係り、同図(a)はモ
ニタの画面表示に関する説明図、同図(b)は(a)の
部分拡大図。
【図15】図15は第9実施例に係る内視鏡装置の全体
的な構成図。
【符号の説明】
7a,7b,7c…TVカメラ付き内視鏡 8…画像処理表示装置 9…第1モニタ 10…第2モニタ 17…画像合成回路 18…第1の信号切り替え回路 19…画像反転回路 21…第2の信号切り替え回路 22…選択回路 23…選択スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の画像に対して
合成及び反転処理を施して、モニタに表示可能な画像処
理表示装置に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の映像信
号を入力端子に入力し、前記映像信号に対して合成及び
反転処理を施すことができる画像処理表示装置であっ
て、前記複数の映像信号のうち2以上の映像信号を合成
し合成画像を得るための画像合成手段と、前記映像信号
対して反転像が得られるように信号処理をする画像反
転手段と、入力した映像信号を画像として表示する少な
くとも一つ以上の表示手段と、前記複数の映像信号のう
ち2以上を合成した合成画像と、前記合成画像のうち少
なくとも一部が反転された反転画像と、前記複数の映像
信号のいずれかであって合成及び反転しない原画像とが
選択的に前記表示手段に表示可能となるように、前記画
像合成手段及び前記画像反転手段の入力または出力を選
択的に切り替える選択手段とを備えている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作 用】本発明の構成では、前記複数の映像信号のう
ち2以上を合成した合成画像と、前記合成画像のうち少
なくとも一部が反転された反転画像と、前記複数の映像
信号のいずれかであって合成及び反転しない原画像と
が、選択手段により選択されて複数の表示手段に選択的
に表示されるようになっている。これにより前記構成に
おいては、複数の観察者にとって観察方向に一致した画
像が得られ、かつ必要に応じて他者の操作する画像も合
成した画像、あるいは少なくとも一部が反転された合成
画像を表示して確認できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図1に示す画像処理表示装置は、複数(図
示例では三つ)のTVカメラ7と、前記複数のTVカメ
ラ7が撮像した複数の信号を処理し、選択的に出力する
画像処理表示装置8と、この画像処理表示装置8の出力
を受けて内視鏡画像を表示する第1モニタ9、第2モニ
タ10とを有している。前記画像処理表示装置8は、複
数のTVカメラ7からの各信号を第1モニタ9、第2モ
ニタ10に表示するための例えば合成処理及び反転処理
等を含む各種処理を施す画像処理手段13と、この画像
処理手段13で処理された複数の前記信号を選択的に第
1モニタ9、第2モニタ10へ出力する信号切り替え手
段14とを有している。前記TVカメラ7は、複数の内
視鏡接眼部に各々外付けできるようになっており、以
下、内視鏡を含めてTVカメラ付き内視鏡と称する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、前記画像処理表示装置8は、前記
像信号の画像を反転させる画像反転回路19と、第1モ
ニタ9及び第2モニタ10に合う標準的な映像信号に変
換処理等をする映像処理後回路20と、前記第1の信号
切り替え回路18の出力を前記画像反転回路19または
映像処理後回路20に選択的に切り替えて入力させる第
2の信号切り替え回路21と、前記画像合成回路17、
第1,第2の信号切り替え回路18,21の切り替え制
御をする選択回路22と、前記選択回路22に切り替え
の指示を与える選択スイッチ23とを有している。
お、本実施例では、前記画像反転回路19により、左右
反転画像を形成する場合について説明する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図3に示す選択スイッチ23の一例であ
る。この選択スイッチ23は、複数の映像信号のうち画
像合成する映像信号を選択するSCREEN SELECTIONを有
し、このSCREEN SELECTIONには、合成画像の親画面を選
択するメイン選択スイッチ(以下、MAINと記す)
と、合成画像の子画面を選択するサブ選択スイッチ(以
下、SUBと記す)とを有している。MAINを押す毎
に、順次、入力映像信号を示すVIDEO1ないし3、
つまりTVカメラ付き内視鏡7aないし7cの出力が選
択される。現在選択されている入力信号は、図に示すV
IDEO1ないし3の表示の隣にあるランプが点灯す
る。SUBも同様である。尚、VIDEO1ないし3
は、入力1ないし入力3と記す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、図に示すMIRRは、画像の左右反
転の処理を施し表示するように指示するものであって、
本実施例では第2の信号切り替え回路21の切り替えを
指示している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】まず、入力端子に得られた映像信号が、そ
のまま出力される場合について説明する。選択スイッチ
23のMAINにより入力1が選択されると、TVカメ
ラ付き内視鏡7aからの映像信号は、映像処理前回路1
6aでデジタル変換された後、第1の信号切り替え回路
18を通り、映像処理後回路20でアナログ変換され、
第1モニタ9及び第2モニタ10に出力される。この場
合、第1モニタ9、第2モニタ10には、入力された画
と同じで原画像つまり反転されない画像が表示され
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】次に、画面合成をする場合について説明す
る。選択スイッチ23のINS/DELを押下した後、
SUBを選択し、MAINを選択すると画面合成回路1
7により入力1と入力2が画面合成された後、第1の信
号切り替え回路18を通り、映像処理後回路20でアナ
ログ変換され、モニタ9,10に出力される。この場合
モニタ9,10には、図4(a)のように、入力1が親
画面、入力2が子画面となって表示される。この状態で
モニタ画面の左右反転をするには、選択スイッチ23の
MIRRを押下することにより、第2の信号切り替え回
路21が画像反転回路19側に切り替わり画面合成され
た映像信号は画像反転回路19で左右反転された後、映
像処理後回路20でアナログ変換され、モニタ9,10
に出力される。この場合、モニタには図4(b)のよう
に、親子画面共に左右反転されて表示される。本実施例
では、機械的な方法を用いることなく、電気的な処理に
より前記変換を容易に行うことができる。また、本実施
例では、内視鏡観察下における手術や検査等の手技を行
う際に、複数の術者にとって観察方向に一致した画像が
得られ、かつ必要に応じて他者の操作する内視鏡の画像
も表示して確認できる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】前記映像処理前回路16aないし16cの
出力は、第1の信号切り替え回路18A、第2の信号切
り替え回路20A、及び前記画像合成回路17にそれぞ
れ入力するようになっている。第2の信号切り替え回路
20Aで選択された出力は、前記画像反転回路19を介
して、前記画像合成回路17と、第1の信号切り替え回
路18Aに供給されている。第1の信号切り替え回路1
8Aは、入力1ないし3の原画像と、合成画像または合
成・反転画像と、反転画像とを選択的に出力するように
なっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】前記選択スイッチ23のINSにより合成
画像が選択されている場合、MAIN,SUBの選択に
より、例えば図6(a)に示すように、親画面に入力1
の原画像、子画面に入力2の反転画像が表示できる。ま
た、MIRRの設定により、例えば図6(b)に示すよ
うに、親画面に入力1の反転画像、子画面に入力2の
画像が表示できる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】図7に示す画像処理表示装置25は、前記
第2モニタ10のみが画像反転されるように構成されて
いる。このため、前記画像反転回路19は、前記第1の
信号切り替え回路18の選択出力を受け、第2の信号切
り替え回路21Bに入力している。前記第2の信号切り
替え回路21Bは、第1の信号切り替え回路18の選択
出力と、画像反転回路19の反転出力とを選択的に、映
像処理後回路20bを介して、前記第2モニタ10に供
給している。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】前記構成で、まず入力端子に得られた映像
信号をそのまま出力する場合について説明する。前記選
択スイッチ23のMAINにより入力1が選択される
と、TVカメラ付き内視鏡7aからの映像信号は、映像
処理前回路16aでデジタル変換された後、第1の信号
切り替え回路18を通り、第1モニタ用出力信号として
映像処理後回路20aでアナログ変換され、第1モニタ
9に出力される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】次に、画面合成について説明する。選択ス
イッチ23のINS/DELを押下した後、SUBを選
択し、MAINを選択し、画像合成回路17により入力
1と入力2が画面合成された後、第1の信号切り替え回
路18が画像合成回路17側に切り替わっていることに
より、合成された映像信号が、映像処理後回路20aで
アナログ変換され第1モニタ9に出力される。この場
合、モニタ9には、図8(c)のように画像が表示され
る。すなわち、図8(c)は入力1と入力2の合成非反
転画像である。このとき、第2モニタ10は、図8
(d)に示すように、子画面のみが反転した画像を表示
している。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】前記状態で第2モニタ10において画面の
左右反転をするには、選択スイッチ23のMIRROR
を押下することにより、第2の信号切り替え回路21B
が画像反転回路19側に切り替わることにより画面合成
された映像信号が、映像処理後回路20bでアナログ変
換され、第2モニタ10に出力される。この場合、第2
モニタ10は図8(f)のようになる。すなわち、入力
1と入力2の合成反転画像である。このとき、第1モニ
タ9は、図8(e)に示すように、同図(c)と画像は
変わらない。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図9(a)に示す画像処理表示装置は、第
1実施例の構成に加えて、キャラクタをスーパーインポ
ーズする構成が追加されている。この画像処理表示装置
は、前記映像信号処理後回路20の出力信号にキャラク
タ発生回路30で発生するキャラクタを重畳するスーパ
ーインポーズ回路26を介装し接続している。前記キャ
ラクタ発生回路30及びスーパーインポーズ回路26
は、前記選択回路22に代えて設けられた選択回路22
Cの指示により所定のキャラクタを発生し、重畳するよ
うになっている。その他、第1実施例と同様の構成及び
作用については、同じであり、異なる点についてのみ説
明する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】本実施例では、内視鏡45は腹腔への挿入
点Pから術者A側に傾けられている。この場合、術者A
が観察する第1モニタ48には、通常の内視鏡画像が写
し出されれても問題ない。しかし、術者Bは術者Aと対
向して立っているため、術者Bが観察する第2モニタ4
9には、通常画像が写し出されると左右の感覚が逆とな
るため鉗子操作がやりずらい。そのため、鏡像形成回路
55にて第2モニタ49にのみ鏡像を写し出している。
ところが、内視鏡45が逆に術者B側に傾けられた場合
は、状況は全く逆となり、術者Aの観察する第1モニタ
48に鏡像、術者Bの観察する第2モニタ49に通常画
像を写す必要がある。そのため位置検出手段51により
内視鏡45の傾きを常時検出し、それに応じて制御回路
53により鏡像形成回路55の2つの出力のいずれか一
方を鏡像とし、通常画像と鏡像のいずれを出力するか自
動的に切り替えている。従って、内視鏡45がどのよう
な向きにあっても常に術者A、術者Bの両方が常に違和
感なく、鉗子の操作を行うことができ、手術がスムーズ
に遂行することができる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像信号を入力端子に入力し、前
    記映像信号に対して合成及び左右反転処理を施すことが
    できる画像処理表示装置であって、 前記複数の映像信号のうち2以上の映像信号を合成し合
    成画像を得るための画像合成手段と、 前記映像信号に対して左右反転像が得られるように信号
    処理をする画像反転手段と、 入力した映像信号を画像として表示する少なくとも一つ
    以上の表示手段と、 前記複数の映像信号のうち2以上を合成した合成画像
    と、前記合成画像のうち少なくとも一部が左右反転され
    た左右反転画像と、前記複数の映像信号のいずれかであ
    って合成及び左右反転しない原画像とが選択的に前記表
    示手段に表示可能となるように、前記画像合成手段及び
    前記画像反転手段の入力または出力を選択的に切り替え
    る選択手段と、 を備えていることを特徴とする内視画像処理表示装置。
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