JPH1199125A - 内視鏡画像ファイリングシステム - Google Patents

内視鏡画像ファイリングシステム

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JPH1199125A
JPH1199125A JP9262527A JP26252797A JPH1199125A JP H1199125 A JPH1199125 A JP H1199125A JP 9262527 A JP9262527 A JP 9262527A JP 26252797 A JP26252797 A JP 26252797A JP H1199125 A JPH1199125 A JP H1199125A
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Application number
JP9262527A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shibata
裕之 柴田
Shinichi Omori
真一 大森
Tatsuya Shiobara
達也 塩原
Keiichi Hiyama
慶一 桧山
Hiroko Oishi
浩子 大石
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子保存した内視鏡画像を再生して画像処理
を行う際に、その内視鏡画像を撮像した電子内視鏡のC
CDの特性に基づいた最適な画像処理を行う。 【解決手段】 内視鏡画像ファイリングシステム1は、
体腔内の観察部位を撮像し内視鏡画像を得る複数、例え
ば3つの内視鏡システム2a、2b、2cと、内視鏡シ
ステム2a、2b、2cに接続され内視鏡画像を記録・
再生する院内LAN3に接続された画像記録再生装置4
a、4b、4cと、院内LAN3に接続されるサーバ5
及び画像再生ユニット6とを備えて構成される。各内視
鏡システムの電子内視鏡の操作部には記憶部が内蔵さ
れ、電子内視鏡の種類、使用している固体撮像素子の特
性など電子内視鏡特有の情報が記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡画像ファイリ
ングシステム、更に詳しくは内視鏡画像及び内視鏡画像
に関連する情報を記録する部分に特徴のある内視鏡画像
ファイリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用分野及び工業用分野におい
て内視鏡が広く用いられるようになった。医療用分野に
おいては、内視鏡による検査の際の内視鏡像を後で詳し
く調べたりできるように一般に画像を記録することが行
われる。この場合、写真撮影されることもあるが、記録
/再生等を容易に行うことのできるVTR、光ディスク
装置など電気的な記録再生装置が広く用いられる。
【0003】このような記録再生装置においては、記録
された内視鏡像を再生して参照する際、再生された画像
に画像処理を施すことにより、病変部位を発見し易くす
ることができる。この画像処理は、各々の画像に適した
処理を行うことが望ましい。すなわち、再生画像に対し
てその画像を撮像したCCDの特性等を考慮し、処理方
法を変えることが望ましい。
【0004】再生時の伸張方法を撮像した機種により変
える方法としては、特開平3−121038号公報に示
される方法が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像記録装置では個々のCCDの特性まで記録すること
は出来ず、従って再生画像に処理を施す場合は、CCD
毎に特性の異なる画像に対して最適な方法で処理を行う
ことが困難であるといった問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、電子保存した内視鏡画像を再生して画像処理を
行う際に、その内視鏡画像を撮像した電子内視鏡のCC
Dの特性に基づいた最適な画像処理を行うことのできる
内視鏡画像ファイリングシステムを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡画像ファ
イリングシステムは、体腔内に挿入する先端部内に撮像
手段を有する電子内視鏡と、前記電子内視鏡が撮像した
信号を信号処理し映像信号に変換する信号処理装置と、
前記電子内視鏡で撮像した内視鏡画像及び前記内視鏡画
像に関連する情報を記録する情報記録装置とを備えた内
視鏡画像ファイリングシステムにおいて、前記電子内視
鏡が電子内視鏡固有の情報を記憶する記憶手段を有し、
前記信号処理装置が前記記憶手段内の前記電子内視鏡固
有の情報を読み出し、前記情報記録装置が前記電子内視
鏡が撮像した前記内視鏡画像と前記信号処理装置が前記
記憶手段から読み出した前記電子内視鏡固有の情報を関
連付けて記録することで、電子保存した内視鏡画像を再
生して画像処理を行う際に、その内視鏡画像を撮像した
電子内視鏡のCCDの特性に基づいた最適な画像処理を
行うことを可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】第1の実施の形態:図1ないし図4は本発
明の第1の実施の形態に係わり、図1は内視鏡画像ファ
イリングシステムの構成を示す構成図、図2は図1の内
視鏡システムの構成を示す構成図、図3は図1の画像記
録再生装置の構成を示す構成図、図4は図1の画像処理
装置の構成を示す構成図である。
【0010】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の内視鏡画像ファイリングシステム1は、体腔内の観察
部位を撮像し内視鏡画像を得る複数、例えば3つの内視
鏡システム2a、2b、2cと、この内視鏡システム2
a、2b、2cのそれぞれに接続され内視鏡画像を記録
・再生する院内LAN3に接続された画像記録再生装置
4a、4b、4cと、院内LAN3に接続されるサーバ
5及び画像再生ユニット6とを備えて構成される。そし
て、サーバ5により画像記録再生装置4a、4b、4c
に記録された内視鏡画像を院内LAN3を介して画像再
生ユニット6に伝送されるようになっている。
【0011】画像再生ユニット6は、院内LAN5に接
続されキーボード7及びマウス8の入力装置からの指示
により内視鏡画像を記録・再生する画像記録再生装置4
dと、画像記録再生装置4dに接続され内視鏡画像を表
示するモニタ9と、画像記録再生装置4dに記録された
内視鏡画像を画像処理する画像処理装置10と、画像処
理装置10に接続され画像処理された内視鏡画像を表示
するモニタ11とから構成される。ここで、モニタ9は
パソコンモニタであり、モニタ11はNTSCモニタで
ある。
【0012】なお、本実施の形態の内視鏡画像ファイリ
ングシステム1は、適宜、内視鏡システム2aと同様の
構成から成る内視鏡システム、及び画像記録再生装置4
aと同様の構成から成る画像記録再生装置を増設し、ま
たは画像再生ユニット6と同様の構成から成る画像再生
ユニットを増設し、システムを拡張することが可能であ
る。
【0013】図2に示すように、内視鏡システム2a
は、先端に図示しないCCD等の固体撮像素子を設けた
電子内視鏡21と、この電子内視鏡21に照明光を供給
する光源装置22と、電子内視鏡21によって得られた
画像信号を信号処理して例えばRGB3原色の信号等の
映像信号を生成するビデオプロセッサ23と、内視鏡画
像を表示するモニタ24とから構成される。
【0014】電子内視鏡21は、可撓性で細長に形成さ
れ体腔内の観察部位25の近傍に挿入される挿入部26
と、挿入部26の後端部に連接されたレリーズ動作を行
うレリーズスイッチ27aが設けられた操作部27と、
操作部27の側部より延出したユニバーサルケーブル2
8と、ユニバーサルケーブル28を光源装置22に接続
するコネクタ29と、コネクタ29から延出した信号ケ
ーブル30と、信号ケーブル30をビデオプロセッサ2
3に接続するコネクタ31とから構成される。
【0015】そして、光源装置22からの照明光がユニ
バーサルケーブル28及び挿入部26内を挿通する図示
しないライトガイドを介して挿入部26の先端に伝送さ
れ観察部位25に照射され、観察部位25の像が挿入部
22の先端部内に設けられた図示しないCCDの撮像面
に結像しCCDで光電変換された画像信号が挿入部2
6、ユニバーサルケーブル28、コネクタ29、信号ケ
ーブル30及びコネクタ31を介してビデオプロセッサ
23に伝送されるようになっている。
【0016】ここで、操作部27の内部には、EEPR
OM等からなる記憶部32が内蔵され、記憶部32に
は、電子内視鏡21の種類、使用している固体撮像素子
の特性など電子内視鏡21特有の情報が製造時に記憶さ
れる。記憶部32は、ユニバーサルケーブル28、コネ
クタ29、信号ケーブル30及びコネクタ31を介して
ビデオプロセッサ23に接続される。
【0017】なお、この記憶部32は電子内視鏡21の
内部であれば操作部27以外の、例えばコネクタ29の
ような場所にあっても構わない。
【0018】内視鏡システム2aのビデオプロセッサ2
3はケーブル33を介し画像記録再生装置4aに接続さ
れ、画像記録再生装置4aはケーブル34を介しモニタ
24が接続される。そして、モニタ24には後述する作
用により電子内視鏡21で撮像された内視鏡画像が表示
される。
【0019】なお、内視鏡システム2b、2cは内視鏡
システム2aと同様の構成であるので説明は省略する。
【0020】図3に示すように、画像記録再生装置4a
は、ビデオプロセッサ23から出力される映像信号を入
力しA/D変換するA/D変換部41と、A/D変換部
41から出力されるデジタル映像信号を記憶する装置内
のバスライン42に接続されたフレームメモリ43と、
フレームメモリ43に接続されフレームメモリ43に記
録されたデジタル情報をD/A変換するD/A変換部4
4とを備え、さらにバスライン42に接続された、計算
等を行う中央処理装置(Central Proces
sing Unit、以下CPUと略す)45と、ファ
ームウェア等を記憶するROM46と、データの記憶・
読み出しを行うRAM47と、ビデオプロセッサ23と
患者情報等の情報の通信を行う通信インターフェース
(通信InterFace、以下通信I/Fと略す)4
8と、その他の外部機器と通信を行う通信I/F49
と、院内LAN3に接続されデータの送受信を行うネッ
トワークインターフェース(ネットワークInterF
ace、以下ネットワークI/Fと略す)50と、画像
の圧縮伸張処理を行う画像圧縮伸張部51とを備えてい
る。また、バスライン42にはディスプレイコントロー
ラ52、キーボードインターフェース(キーボードIn
terFace、以下キーボードI/Fと略す)53、
マウスインターフェース(マウスInterFace、
以下マウスI/Fと略す)54、ハードディスク55が
接続されている。
【0021】ここで、画像記録再生装置4b、4c及び
4dは画像記録再生装置4aと同様の構成であるので説
明は省略する。なお、画像記録再生装置4dでは、キー
ボードI/F53にキーボード7が、マウスI/F54
にマウス8が、ディスプレイコントロール52にモニタ
9がそれぞれ接続される。
【0022】また、画像記録再生装置4dの通信I/F
49及びD/A変換部44はケーブル12を介して画像
処理装置10に接続される(図1参照)。
【0023】図4に示すように、画像処理装置10は、
画像記録再生装置4dからの画像信号を入力する入力部
61と、入力部61に入力された画像信号をA/D変換
するA/D変換部62と、A/D変換部62によりA/
D変換された画像信号に対して画像処理を行う画像処理
部63と、画像処理部63で処理された処理画像信号を
D/A変換するD/A変換部64と、D/A変換部64
でD/A変換された処理画像信号をモニタ11に出力す
る出力部65とを備え、画像処理部63にはCPU6
6、使用者が処理方法などを設定するための操作部67
及び外部の機器から情報を入力するための通信部68が
接続されて構成されている。
【0024】(作用)次に、本実施の形態の内視鏡画像
ファイリングシステム1による内視鏡検査、及び画像の
記録、再生、画像処理の作用について説明する。
【0025】まず、内視鏡システム2aによる内視鏡検
査の作用について説明する。ビデオプロセッサ23の電
源が切れた状態で電子内視鏡21をビデオプロセッサ2
3に接続する。ビデオプロセッサ23の電源を入れる
と、ビデオプロセッサ23は電子内視鏡21の記憶部3
2から電子内視鏡固有の情報を読み取る。読み取られた
電子内視鏡固有の情報はケーブル33を介し画像記録再
生装置4aへ送出される。
【0026】操作者は、検査開始時にビデオプロセッサ
23に接続している図示しないキーボード等の情報入力
手段から患者情報をビデオプロセッサ23に入力する。
患者情報として、例えば患者名、患者IDナンバ、検査
日時、検査内容等の情報を必要に応じて設定しておく。
この患者情報もまた、ケーブル33を介して画像記録再
生装置4aへ送出される。
【0027】電子内視鏡21は、光源装置22が供給し
た光をコネクタ29、ユニバーサルケーブル28、操作
部27及び挿入部26を通し挿入部26の先端から観察
部位25に照射する。挿入部26の先端に設けた図示し
ないCCD等の固体撮像素子は照射された観察部位25
の映像を電気信号に変換し信号ケーブル30及びコネク
タ31を介しビデオプロセッサ23に送出する。ビデオ
プロセッサ23は、この電気信号を信号処理し、RGB
3原色の映像信号に変換してケーブル33を介し画像記
録再生装置4aへ送出する。画像記録再生装置4aは後
述する作用により入力された映像信号をケーブル34を
介しモニタ24へ送出する。モニタ24はこの画像をリ
アルタイムに表示する。
【0028】操作部27に設けたレリーズスイッチ27
aの操作によるレリーズコマンドはケーブル33を介し
画像記録再生装置4aへ送出される。画像記録再生装置
4aはレリーズコマンドを受信すると後述する作用によ
り内視鏡画像を記録する。画像記録を終了し、検査を終
了すると、操作者は図示しないキーボード等の入力手段
によりビデオプロセッサ23に検査終了を指示する。ビ
デオプロセッサ23は検査終了の指示を受けると検査終
了コマンドをケーブル33を介し画像記録再生装置4a
へ送出する。
【0029】次に、画像記録再生装置4aによる画像の
入出力、及び記録の作用について説明する。
【0030】まず、内視鏡画像を通常表示する作用につ
いて説明する。ビデオプロセッサ23から送出された映
像信号はケーブル33を介して画像記録再生装置4aに
入力され、A/D変換部41でデジタル映像信号に変換
される。A/D変換されたデジタル画像情報はフレーム
メモリ43に書き込まれ、次いでD/A変換部44でD
/A変換され、D/A変換されたアナログ映像信号はケ
ーブル34を介してモニタ24に出力される。この状態
で、電子内視鏡21で撮像された内視鏡画像はモニタ2
4にリアルタイムで表示される。
【0031】次に、画像記録再生装置4aによる内視鏡
画像の記録の作用について説明する。ビデオプロセッサ
23から送出された電子内視鏡固有の情報はRAM47
へ記録される。ビデオプロセッサ23から送出された患
者情報は画像記録再生装置4aの通信I/F48から入
力され、次いでネットワークI/F50から院内LAN
3を介してサーバ5に記録される。
【0032】検査が開始され、操作者がレリーズスイッ
チ27aを押すことによりレリーズコマンドが画像記録
再生装置4aに送出されると、画像記録再生装置4aは
A/D変換部41に入力された映像信号をA/D変換
し、A/D変換されたデジタル画像情報をフレームメモ
リ43に書き込む。次いでフレームメモリ43からデジ
タル画像情報を読み出して画像圧縮伸張部51へ転送
し、画像の圧縮処理をする。
【0033】圧縮処理された圧縮画像情報はネットワー
クI/F50から院内LAN3を介して、先に記録した
電子内視鏡固有の情報と関連付けてサーバ5に記録され
る。検査が終了し、操作者は図示しないキーボード等の
入力手段によりビデオプロセッサ23に検査の終了を指
示し、ビデオプロセッサ23は検査終了コマンドを画像
記録再生装置4aへ送出する。画像記録再生装置4aは
終了コマンドを受信すると、電子内視鏡固有の情報、患
者情報、複数の圧縮画像情報を一つの検査情報としてサ
ーバ5に格納し、その検査に関する処理を終了する。
【0034】なお、画像記録再生装置4b、4cにおけ
る記録の作用は、画像記録再生装置4aと同様であるの
で説明は省略する。
【0035】次に、画像記録再生装置4aに記録した画
像を再生する作用について説明する。
【0036】画像記録再生装置4dは、サーバ5に記録
された患者情報を院内LAN3を介して読み出し、モニ
タ24に表示する。使用者は、モニタ24の表示から再
生する検査を選択する。検査の選択は患者名、患者ID
ナンバ、検査日時、検査内容等の情報を基に行う。検査
日時を基に検索する場合、例えば、キーボード7、ある
いはマウス8から入力し、 (1)所望の検査が行われた年月日を入力した日の検査
を一覧表示する (2)その日から遡って1週間分の検査を一覧表示する (3)その日から遡って1ヶ月分の検査を一覧表示する 等の方法で希望する検査が含まれる検査群をモニタ24
に一覧表示し、その中から該当する検査をキーボード
7、あるいはマウス8により選択する。また、患者ID
ナンバを基に検索する場合、検索の対象とする患者のI
Dナンバを入力すると、そのIDナンバの患者の検査が
全てモニタ24に一覧表示される。その中から検査日
時、検査内容等の情報から該当する検査キーボード7、
あるいはマウス8により選択する。
【0037】なお、検査の特定の方法は、他にも患者情
報として記録されている患者名、患者IDナンバ、検査
日時、検査内容等の情報を任意に組み合わせて絞り込み
検索により行うものであってもよい。
【0038】使用者が所望の検査を特定すると、画像記
録再生装置4dはサーバ5から該当する検査における電
子内視鏡固有の情報を読み出し、ケーブル12を介して
画像処理装置10に出力する。
【0039】さらに、画像記録再生装置4dはサーバ5
から該当する検査の圧縮画像情報を読み出す。読み出し
た圧縮画像情報はネットワークI/F50から入力さ
れ、画像圧縮伸張部51へ転送される。ここで圧縮時と
は逆のアルゴリズムを用いて伸張処理され、伸張された
画像情報はフレームメモリ43に書き込まれる。ここか
らD/A変換部44に送られD/A変換され、D/A変
換された画像情報はケーブル12を介して画像処理装置
10へ送られる。
【0040】画像処理装置10は、画像記録再生装置4
dから出力された電子内視鏡固有の情報を通信部68か
ら入力し、画像情報を入力部61から入力する。入力部
61より入力された画像情報はA/D変換部62でA/
D変換され、次いで画像処理部63で処理を施される。
【0041】ここでの画像処理は、例えばIHb色調強
調や適応型構造強調等の処理を使用者が適宜選択、また
は組み合わせ、操作部67から指示を与える。この時、
画像処理部63は先に入力された電子内視鏡固有の情報
に基づいて、例えば撮像したCCDの画素数や、フィル
タの特性等の情報から処理における最適のパラメータを
算出し、画像処理を施す。処理を施された画像はD/A
変換部64でD/A変換され、出力部65からモニタ1
1に出力され表示される。
【0042】(効果)このように本実施の形態の内視鏡
画像ファイリングシステム1では、ファイルとして保存
した画像情報を再生し画像処理を施す際に、画像記録時
に記録した電子内視鏡固有の情報を参照するので、それ
ぞれの画像に最適な方法で画像処理を行うことができ
る。
【0043】第2の実施の形態:図5は本発明の第2の
実施の形態に係る内視鏡画像ファイリングシステムの構
成を示す構成図である。
【0044】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0045】(構成)図5に示すように、本実施の形態
の内視鏡画像ファイリングシステム1aでは、内視鏡シ
ステム2a、2b、2cは、それぞれ画像処理装置10
a、10b、10cを介して画像記録再生装置4a、4
b、4cに接続され構成される。ここで、画像処理装置
10a、10b、10cはそれぞれ、図4に示した画像
処理装置10と同様の構成から成る。
【0046】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0047】(作用)次に、本実施の形態における画像
記録の作用を、内視鏡システム2a、画像処理装置10
a、画像記録再生装置4aの動作に基づいて説明する。
なお、内視鏡システム2b、2c、画像処理装置10
b、10c、画像記録再生装置4b、4cの作用はそれ
ぞれ内視鏡システム2a、画像処理装置10a、画像記
録再生装置4aの作用と同様であるので説明は省略す
る。
【0048】ビデオプロセッサ23から出力された映像
信号は、画像処理装置10aの入力部61から入力さ
れ、第1の実施の形態と同様の作用により画像処理が施
される。処理された映像は出力部65から出力され、画
像記録再生装置4aのA/D変換部41に入力される。
入力された映像は、第1の実施の形態と同様の作用によ
り処理され、D/A変換部44からモニタ24に出力さ
れ、処理画像がモニタ24に表示される。この時の処理
方法は、操作者が画像処理装置10aの操作部67より
適宜設定を行う。
【0049】ビデオプロセッサ23から出力されるコマ
ンドは、第1の実施の形態と同様に画像記録再生装置4
aの通信I/F48に入力される。ここで、画像処理装
置10aの通信部68は画像記録再生装置4aの通信I
/F49に接続されている。
【0050】次に、画像記録再生装置4aにより画像記
録の作用を説明する。電子内視鏡固有の情報、患者情報
は第1の実施の形態と同様の作用により画像情報がサー
バ5に記録される。画像処理装置10aの操作部67に
より操作された処理方法に関する情報は通信部68から
出力され、画像記録再生装置4aに入力される。
【0051】また、操作者がレリーズスイッチ27aを
押すと、第1の実施の形態と同様の作用により画像情報
がサーバ5に記録される。この時、画像処理装置10a
の画像処理方法に関する情報も各画像情報に関連付けら
れてサーバ5に記録される。
【0052】次に画像を再生し、画像処理する作用につ
いて説明する。再生画像を選択し、サーバ5から読み出
して伸張処理するまでの作用は第1の実施の形態と同様
である。この時、画像に関連付けられて記録された画像
処理方法に関する情報もサーバ5から読み出す。画像記
録再生装置4dは伸張した画像情報をD/A変換部44
から画像処理装置10の入力部61へ出力する。同時に
電子内視鏡固有の情報、及び画像処理方法に関する情報
を通信I/F49から画像処理装置10の通信部68へ
出力する。
【0053】画像処理装置10は入力された情報を基に
画像処理を行う。この時、再生した画像が記録時に画像
処理されたものであれば、画像処理装置10は画像処理
方法に関する情報を基にして、画像を処理される前の状
態に戻し、モニタ11に表示することが可能である。使
用者は処理される前の状態の画像、或いは処理された画
像を確認し、第1の実施の形態と同様の作用により画像
処理を施す。
【0054】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0055】(効果)このように本実施の形態では、第
1の実施の形態の効果に加え、画像記録時に処理を施さ
れた画像であっても、処理前の状態に戻し、適切な画像
処理を施すことが可能である。画像再生時には診断時と
同様の画像を再生することが好ましいが、あえて診断時
と違う画像処理を施す場合に有効である。
【0056】第3の実施の形態:図6及び図7は本発明
の第3の実施の形態に係わり、図6は内視鏡画像ファイ
リングシステムの構成を示す構成図、図7は図6のモニ
タに表示される内視鏡画像の表示例を示す図である。
【0057】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0058】画像を電子的に保存する場合、画像データ
は情報量が多いためそのままでは膨大な保存容量が必要
とされ、さらにデータを伝送する際には多くの時間がか
かってしまう。そのため、データ圧縮をして情報量を減
らす方法が広く用いられている。内視鏡画像の場合、こ
の圧縮の方法は電子内視鏡やプロセッサの種類により最
適な方法で圧縮処理されることが望ましい。記録時の圧
縮方法を撮像した機種により変える方法として、特開平
3−121038号公報に示される方法が挙げられる。
【0059】しかし、圧縮処理する際には、その画像を
撮像したCCDの特性を考慮することが望ましいが、従
来の画像記録装置では、個々の電子内視鏡に対応した方
法で圧縮処理することはできないといった問題がある。
【0060】そこで、第3の実施の形態では、内視鏡画
像を圧縮処理して保存する際に電子内視鏡の特性に基づ
いた最適な圧縮処理を行うことを目的としている。
【0061】(構成)図6に示すように、本実施の形態
の内視鏡画像ファイリングシステム1bの画像再生ユニ
ット6aは、第1の実施の形態の画像再生ユニット6の
構成において、画像記録画像処理装置10及びとモニタ
11とを省略して構成される。
【0062】その他の構成は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0063】(作用)本実施の形態では、画像記録再生
装置4aによる内視鏡画像の記録の作用及び画像記録再
生装置4aに記録した画像を再生する作用が第1の実施
の形態と異なる。
【0064】そこで、まず、本実施の形態における画像
記録再生装置4aによる内視鏡画像の記録の作用につい
て説明する。
【0065】第1の実施の形態と同様に、ビデオプロセ
ッサ23から送出された電子内視鏡固有の情報はRAM
47へ記録される。ビデオプロセッサ23から送出され
た患者情報は画像記録再生装置4aの通信I/F48か
ら入力され、次いでネットワークI/F50から院内L
AN3を介してサーバ5に記録される。
【0066】検査が開始され、操作者がレリーズスイッ
チ27aを押すことによりレリーズコマンドが画像記録
再生装置4aに送出されると、画像記録再生装置4aは
A/D変換部41に入力された映像信号をA/D変換
し、A/D変換されたデジタル画像情報をフレームメモ
リ43に書き込む。次いでフレームメモリ43からデジ
タル画像情報を読み出して画像圧縮伸張部51へ転送
し、画像の圧縮処理をする。
【0067】本実施の形態における圧縮処理は、デジタ
ル画像情報をまず量子化し、この量子化されたデータを
符号化する。
【0068】ここでの圧縮処理は、全画面情報、インデ
ックス画像情報の2種類の圧縮画像の作成を行う。ここ
で、モニタ11に表示される内視鏡画像は、図7に示す
ように、全画面71の中に観察画像領域72と患者情報
領域73を含み、全画面情報は全画面71を取り込み圧
縮処理したものである。また、インデックス画像情報
は、観察画像領域72を含む領域74を取り込み、縮小
して圧縮処理したものであり、後述する再生作用の際に
内視鏡画像の選択のために一覧表示される。なお、観察
画像領域72は、使用する電子内視鏡21の種類により
異なる。
【0069】画像圧縮伸張部51は、まず全画面71を
圧縮処理し全画面情報を作成する。そして、画像圧縮伸
張部51は先に記録された電子内視鏡固有の情報を基に
領域74を切り取った領域の画像を縮小処理し、圧縮処
理し、インデックス画像情報を作成する。
【0070】さらに内視鏡画像の解像度は、電子内視鏡
21に使用されるCCDにより異なる。そこで、画像圧
縮伸張部51は先に記録された電子内視鏡固有の情報を
基に、CCDの解像度に適した方法により量子化、符号
化を行う。
【0071】例えば量子化を細かく行えば再生時にはよ
り原画に忠実な画像を再生できるが、圧縮率が悪く、デ
ータ量が多くなる。電子内視鏡21はその種類により解
像度が異なるが、解像度の粗い電子内視鏡21は量子化
をあまり細かくしなくても画像再生には影響がでない。
従って電子内視鏡21毎に量子化の方法を変えることに
より、再現性を損なわずに圧縮率を上げた記録が可能に
なる。
【0072】圧縮処理された全画面情報、インデックス
画像情報は、量子化、符号化に関する情報と共にネット
ワークI/F50から院内LAN3を介して、先に記録
した患者情報と関連付けてサーバ5に記録される。検査
が終了し、操作者は図示しないキーボード等の入力手段
によりビデオプロセッサ23に検査の終了を指示し、ビ
デオプロセッサ23は検査終了コマンドを画像記録再生
装置4aへ送出する。画像記録再生装置4aは終了コマ
ンドを受信すると、患者情報、複数の全画面情報、イン
デックス画像情報、量子化、符号化に関する情報を一つ
の検査情報として格納し、その検査に関する処理を終了
する。
【0073】なお、画像記録再生装置4b、4cにおけ
る記録の作用は、画像記録再生装置4aと同様であるの
で説明は省略する。
【0074】次に、画像記録再生装置4aに記録した画
像を再生する作用について説明する。
【0075】第1の実施の形態と同様に、画像記録再生
装置4dは、サーバ5に記録された患者情報を院内LA
N3を介して読み出し、モニタ24に表示する。使用者
は、モニタ24の表示から再生する検査を選択する。検
査の選択は患者名、患者IDナンバ、検査日時、検査内
容等の情報を基に行う。検査日時を基に検索する場合、
例えば、キーボード7、あるいはマウス8から入力し、 (1)所望の検査が行われた年月日を入力した日の検査
を一覧表示する (2)その日から遡って1週間分の検査を一覧表示する (3)その日から遡って1ヶ月分の検査を一覧表示する 等の方法で希望する検査が含まれる検査群をモニタ24
に一覧表示し、その中から該当する検査をキーボード
7、あるいはマウス8により選択する。また、患者ID
ナンバを基に検索する場合、検索の対象とする患者のI
Dナンバを入力すると、そのIDナンバの患者の検査が
全てモニタ24に一覧表示される。その中から検査日
時、検査内容等の情報から該当する検査キーボード7、
あるいはマウス8により選択する。
【0076】なお、検査の特定の方法は、他にも患者情
報として記録されている患者名、患者IDナンバ、検査
日時、検査内容等の情報を任意に組み合わせて絞り込み
検索により行うものであってもよい。
【0077】本実施の形態では、使用者が所望の検査を
特定すると、画像記録再生装置4dはサーバ5から該当
する検査のインデックス画像情報、及び量子化、符号化
に関する情報を読み出す。読み出されたインデックス画
像情報は画像圧縮伸張部で、量子化、符号化に関する情
報を読み出す。読み出されたインデックス画像情報は画
像圧縮伸張部で、量子化、符号化に関する情報を基に、
圧縮時と逆のアルゴリズムで伸張される。伸張されたイ
ンデックス画像情報はディスプレイコントローラ52か
らモニタ24へ出力され、一覧表示される。
【0078】使用者は一覧表示されたインデックス画像
を基に、キーボード7、あるいはマウス8により所望の
画像を選択する。選択された画像の全画面情報はサーバ
5から読み出され、インデックス画像の伸張と同様の作
用により伸張され、モニタ24へ表示される。
【0079】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0080】(効果)このように本実施の形態の内視鏡
画像ファイリングシステム1bでは、内視鏡画像を圧縮
する際、画像を撮像した電子内視鏡固有の情報を基に圧
縮方法を設定するため、電子内視鏡21毎に最適な状態
で圧縮、保存ができる。ここで、この設定は自動的に行
われるため、使用者は面倒な設定操作を必要としない。
これは特に、1つの画像入力装置に複数の種類の電子内
視鏡を適宜付け替えて検査をする場所に有効である。
【0081】なお、記憶部32に電子内視鏡21の種類
に関する情報のみを記憶し、画像記録再生装置4aない
し4dのハードディスク55に、電子内視鏡21毎に使
用している固体撮像素子の特性による圧縮方法の情報、
及び画面構成の情報を対応付ける表1に示すようなテー
ブル(以降、スコープ対応テーブルと略す)を記憶させ
てもよい。
【0082】
【表1】 この場合、画像の圧縮処理の方法が異なる。すなわち、
画像記録再生装置4aはRAM47に記録された電子内
視鏡21の種類に関する情報をハードディスク55に記
録されたスコープ対応テーブルと照合し、使用されてい
るスコープの画面構成を割り出す。画像圧縮伸張部51
はこの画面構成の情報を基にインデックス画像情報を作
成する。
【0083】さらに画像記録再生装置4aは、電子内視
鏡21の種類に関する情報をスコープ対応テーブルと照
合し、使用している電子内視鏡21の固体撮像素子の特
性に関する情報を割り出す。画像圧縮伸張部51はこの
固体撮像素子の特性に関する情報を基に量子化、符号化
を行う。
【0084】したがって、この場合には、電子内視鏡2
1内には電子内視鏡21の種類に関する情報のみを記録
するため、画像記録再生装置のスペックを変更し、固体
撮像素子の特性、画面構成以外の情報を必要とする場合
でも、画像記録再生装置内のスコープ対応テーブルの内
容をスペック変更に伴い変更すれば良い。すなわち、電
子内視鏡21内の情報は一度書き込みを行えば、その内
容を変更せずに周辺装置の機能変更に対応できる。
【0085】また、スコープ対応テーブルをサーバ5に
記録してもよく、この場合は、画像記録再生装置4a、
及び内視鏡システム2aの電源が入れられシステムが立
ち上がると、画像記録再生装置4aはサーバ5からスコ
ープ対応テーブルを読み込む。読み出したスコープ対応
テーブルはRAM47に記録される。
【0086】したがって、この場合、スコープ対応テー
ブルをサーバ5に持つため、電子内視鏡21に対する圧
縮・記録方法の対応付けをシステム全体において変更す
る場合はサーバに記録されたスコープ対応テーブルを変
更するだけで済む。
【0087】第4の実施の形態:図8ないし図11は本
発明の第4の実施の形態に係わり、図8は内視鏡画像フ
ァイリングシステムの内視鏡システムの構成を示す構成
図、図9は図8のパソコンの構成を示す構成図、図10
は図8の画像圧縮伸張ボードの構成を示す構成図、図1
1は図8の内視鏡システムに設置可能な画像再生ユニッ
トの構成を示す構成図である。
【0088】画像を電子保存する場合、電子化された画
像情報はそのままではデータ量が多いため、圧縮処理さ
れることが多い。光磁気ディスク装置に内視鏡画像を記
録する装置として、例えばパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと略記)に画像の取り込み、及び圧縮処理
機能を備えた画像取り込みボードを挿入した装置があ
る。この装置は、画像取り込みボードで内視鏡画像を取
り込み、この画像を圧縮処理してパソコンに送り、パソ
コンから光磁気ディスクへ記録する。
【0089】この画像取り込みボードの基本構成を示す
構成図を図14に示す。まず入力部201で内視鏡画像
を入力し、A/D変換する。次に、A/D変換されたデ
ジタル画像データを一度フレームメモリ202に記録し
た後、順次画像圧縮部203へ送り、圧縮処理を行う。
圧縮処理されたデータは画像はインターフェース部20
4からパソコンへ転送される。この時、フレームメモリ
202から画像圧縮部203へのデータの転送には画像
バス205を使用し、画像圧縮部203からインターフ
ェース部204へのデータの転送にはローカルバス20
6を使用すると、処理スピードを向上させることができ
る。
【0090】画像圧縮部203での圧縮処理が完了する
前に次の画像が取り込まれても、入力した画像データを
一度フレームメモリ202に記録するため、連続した画
像の取り込みに対しても対応が可能である。
【0091】フレームメモリを用いて画像の入出力を制
御する方法としては、他にも特開平5−83686号公
報に示されるような発明が挙げられる。
【0092】ところが実際の利用状況を考えると、従来
技術に挙げた基本構成の他にも、入力信号を選択可能に
する(コンポジット信号、コンポーネント信号等)、同
じボードで画像データの伸張、及び表示機能を持たせ
る、複数の信号による画像の出力を可能にする、画像表
示にオーバーレイ機能を持たせる、など、多機能化させ
ることが望ましい。
【0093】多機能化するには部品点数の増加が必然で
ある。しかし、パソコンに組み込むボードの大きさには
制限があり、実装できる部品点数が限られる。従って回
路の冗長性は、機能を損なわない範囲で、可能な限り少
なくしなければならない。しかし上述の従来例では、フ
レームメモリ202を持たせることにより連続の取り込
みに対応できるが、これは多機能を実現した上での、冗
長性と回路規模の縮小の兼ね合いを考えると、回路規模
が大きくなり好ましくない。さらに原価も高くなる。
【0094】そこで、第4の実施の形態では、多機能を
実現し、かつ回路規模の縮小を図ることと、さらに部品
点数を減らすことによる原価低減を目的とする。
【0095】(構成)図8に示すように、本実施の形態
の内視鏡画像ファイリングシステムの内視鏡システム1
20は、先端に図示しないCCD等の固体撮像素子を設
けた電子内視鏡121と、この電子内視鏡121に照明
光を供給する光源装置122と、電子内視鏡121によ
って得られた画像信号を信号処理して例えばRGB3原
色の信号等の映像信号を生成するビデオプロセッサ12
3と、内視鏡画像を表示するモニタ124とから構成さ
れる。さらに内視鏡システム120にはケーブル11
1、ケーブル112により画像記録装置113が接続さ
れる。ケーブル112は、図示はしないが、映像信号を
送信するための映像ケーブルと、レリーズ等のコマンド
を送受信する通信ケーブルから構成される。
【0096】画像記録装置113は、パソコン114
と、パソコン114内に組み込まれ、後述するPCIバ
スに接続される画像圧縮伸張ボード115から構成され
る。パソコン114にはケーブル116を介して光磁気
ディスクドライブ(Magneto Optical
Diskドライブ、以下MOドライブと略す)117が
接続される。
【0097】電子内視鏡121は、可撓性で細長に形成
され体腔内の観察部位125の近傍に挿入される挿入部
126と、挿入部126の後端部に連接されたレリーズ
動作を行うレリーズスイッチ127aが設けられた操作
部127と、操作部127の側部より延出したユニバー
サルケーブル128と、ユニバーサルケーブル128を
光源装置122に接続するコネクタ129と、コネクタ
129から延出した信号ケーブル130と、信号ケーブ
ル130をビデオプロセッサ123に接続するコネクタ
131とから構成される。
【0098】そして、光源装置122からの照明光がユ
ニバーサルケーブル128及び挿入部126内を挿通す
る図示しないライトガイドを介して挿入部126の先端
に伝送され観察部位125に照射され、観察部位125
の像が挿入部122の先端部内に設けられた図示しない
CCDの撮像面に結像しCCDで光電変換された画像信
号が挿入部126、ユニバーサルケーブル128、コネ
クタ129、信号ケーブル130及びコネクタ131を
介してビデオプロセッサ123に伝送されるようになっ
ている。
【0099】図9に示すように、パソコン114は、バ
スライン140に接続された、計算等を行うCPU14
1、ファームウェア等を記憶するROM142、データ
の記憶・読み出しを行うRAM143、SCSIコント
ローラ144、ディスプレイコントローラ145、キー
ボードI/F146、マウスI/F147、ハードディ
スク148、通信I/F149、及びPCI規格に適合
したボードを接続するPCIバス150との通信を行う
PCIバスインターフェース(PCIバスInterF
ace、以下PCIバスI/Fと略す)151から構成
される。
【0100】ここで、前記ケーブル112の通信ケーブ
ルは、通信I/F149に接続され、ビデオプロセッサ
123とパソコン114の間で患者情報やコマンド等の
送受信を行う。SCSIコントローラ144にはケーブ
ル116を介してMOドライブ117が接続され、パソ
コン114とMOドライブ117の間でデータの送受信
が行われる。
【0101】図10に示すように、画像圧縮伸張ボード
115は、パソコン114内のPCIバスI/F151
と通信を行うPCIバスI/F155、画像の圧縮及び
伸張を行う画像圧縮伸張部156、PCIバスI/F1
55に接続されるローカルバス157、ローカルバス1
57に接続されるYUV画像データを記憶するYUV用
RAM158、RGB画像データを記憶するRGB用R
AM159、YUV用RAM158とRGB用RAM1
59のアドレスを制御するアドレス制御部160、RG
B画像データとYUV画像データの変換を行うRGB−
YUV変換部161、圧縮伸張に用いるテーブルを記憶
するテーブルメモリ162、ローカルバス157から画
像圧縮伸張部156へデータの受け渡しを行うFIFO
163、画像圧縮伸張部156からローカルバス157
へデータの受け渡しを行うFIFO164を備えてい
る。
【0102】なお、ローカルバス157と画像圧縮伸張
部156の間にはバス上のデータの流れを制御するバス
バッファ165、166が接続される。
【0103】さらに、画像圧縮伸張ボード115は、画
像を入力する画像入力部167、入力された画像をA/
D変換するA/D変換部168、デジタルデータをD/
A変換するD/A変換部169、アナログデータを出力
する画像出力部170を備え、A/D変換部168、D
/A変換部169、及びローカルバス157の間にはバ
スバッファ171が接続されている。
【0104】なお、ケーブル112の映像ケーブルは、
画像入力部167に接続され、ビデオプロセッサ123
から画像圧縮伸張ボード115へ映像信号を送信する。
ケーブル111は出力部170に接続され、モニタ12
4に画像を出力する。
【0105】内視鏡システム120には、MOドライブ
117に記録した画像を再生する画像再生ユニットを設
けることができるようになっており、図11に示すよう
に、この画像再生ユニット174においては、パソコン
114と同様の構成から成るパソコン175と、パソコ
ン175のPCIバス150に接続される画像圧縮伸張
ボード115と同様の構成から成る画像圧縮伸張ボード
176とから、画像再生装置177が構成される。さら
にパソコン174のSCSIコントローラ144にはケ
ーブル178を介してMOドライブ179が、ディスプ
レイコントローラ145にはモニタ180が、キーボー
ドI/F146にはキーボード181が、マウスI/F
147にはマウス182が接続される。
【0106】(作用)次に本実施の形態の作用について
説明する。
【0107】まず、内視鏡システム120による内視鏡
検査の作用について説明する。操作者は検査開始時にビ
デオプロセッサ123に接続した図示しないキーボード
等の入力手段から患者情報をビデオプロセッサ123に
入力する。患者情報としては例えば患者名、患者IDナ
ンバ、検査日時、検査内容等の情報を必要に応じて設定
しておく。この患者情報はケーブル112を介し画像記
録装置113へ送出される。
【0108】電子内視鏡121は、光源装置124が供
給した光はコネクタ129、ユニバーサルケーブル12
8、操作部127、挿入部126を通し挿入部126の
先端から観察部位125に照射する。挿入部126の先
端に設けた図示しないCCD等の固体撮像素子は照射さ
れた観察部位125の映像を電気信号に変換し信号ケー
ブル130、コネクタ131を介しビデオプロセッサ1
23に送出する。ビデオプロセッサ123はこの電気信
号を信号処理し、RGB3原色の映像信号に変換してケ
ーブル112を介し画像記録装置113へ送出する。画
像記録装置113は後述する作用により、入力した映像
信号をケーブル111を介しモニタ124へ送出する。
モニタ124はこの画像をリアルタイムに表示する。
【0109】操作部127に設けたレリーズスイッチ1
27aの操作によるレリーズコマンドはケーブル112
を介し画像記録装置113へ送出される。検査を終了す
ると、操作者は図示しないキーボード等の入力手段によ
りビデオプロセッサ123に検査の終了を指示する。ビ
デオプロセッサ123は検査終了の指示を受けると検査
終了コマンドをケーブル112を介し画像記録装置11
3へ送出する。
【0110】次に、画像記録装置113による画像の入
出力、及び記録の作用について説明する。
【0111】まず、内視鏡画像を通常表示する作用につ
いて説明する。ビデオプロセッサ123から送出された
映像信号はケーブル112を介し画像入力部167から
入力され、A/D変換部168でデジタル映像信号に変
換される。次いでA/D変換されたデジタル映像信号は
D/A変換部169でD/A変換され、D/A変換され
たアナログ映像信号は出力部170からケーブル111
を介してモニタ124に出力される。この状態で、電子
内視鏡121で撮像された内視鏡画像はモニタ124に
リアルタイムで表示される。
【0112】次に、画像記録装置113で検査情報を記
録する作用について説明する。検査情報は患者情報と画
像情報から成り、互いに関連付けられて記録される。画
像情報はRGBデータを圧縮したRGB圧縮データ、ま
たはRGBデータをYUVデータに変換して圧縮したY
UV圧縮データが記録される。
【0113】RGB圧縮データは伸張・再生したときの
色再現が良く、画像処理にも向いている。YUVデータ
は輝度データと色差データに分けられる。人間の目は輝
度情報には敏感だが、色情報にはあまり敏感でないた
め、色差データを間引いても画像の再現性は低下しな
い。従って、色差データを間引いて圧縮処理することに
より、圧縮率を高めることが出来る。
【0114】検査が開始されビデオプロセッサ123か
ら患者情報が送出されると、画像記録装置113は受信
した患者情報をSCSIコントローラ144を介してM
Oドライブ117へ挿入された図示しないMOへ記録す
る。
【0115】次に、RGBデータを圧縮する作用につい
て説明する。ビデオプロセッサ123からレリーズコマ
ンドが送出されると、A/D変換部168でA/D変換
されたデジタルRGBデータはRGB用RAM159に
記録される。
【0116】次いで、このデジタルRGBデータは順次
画像圧縮伸張部156へ転送される。画像圧縮伸張部1
56はテーブルメモリ162に記憶されたテーブルデー
タを参照してデジタルRGBデータを圧縮処理し、FI
FO164へ転送する。PCIバスI/F155はバス
マスタの役割を果たし、FIFO164へ圧縮データが
溜まると、順次DMA(Direct Memory
Access)にて圧縮データをパソコン114のRA
M143に転送する。1つの画像について圧縮処理が終
了するとパソコン114はRAM143に転送された圧
縮データをSCSIコントローラ144を介してMOド
ライブ117へ挿入された図示しないMOへ、先に記録
した患者情報と関連付けて記録する。
【0117】次に、YUVデータを圧縮する作用につい
て説明する。ビデオプロセッサ123からレリーズコマ
ンドが送出されると、A/D変換されたデジタルRGB
データはRGB−YUV変換部161にてデジタルYU
Vデータに変換され、YUV用RAM用RAM158記
録される。その後の作用はデジタルRGBデータを圧縮
する作用で、デジタルRGBデータをRGB用RAM1
59に記録した後の作用と同様である。
【0118】次に、圧縮処理を行う前に次の画像の取り
込みが行われた場合の作用について説明する。デジタル
RGBデータ、或いはデジタルYUVデータがRGB用
RAM159、或いはYUV用RAM158に記録さ
れ、画像圧縮伸張部156へ転送される前にビデオプロ
セッサ123からレリーズコマンドが送出されると、P
CIバスI/F155はDMAにてRGB用RAM15
9、或いはYUV用RAM158に記録されたデータを
パソコン114のRAM143に転送する。
【0119】次に、画像入力部167から入力され、A
/D変換部168でA/D変換されたデジタルRGBデ
ータ、或いはRGB−YUV変換部161にてYUV変
換されデジタルYUVデータをRGB用RAM159、
或いはYUV用RAM158に記録する。その後の圧縮
作用はデジタルRGBデータ、或いはデジタルYUVデ
ータを圧縮する作用で、デジタルRGBデータをRGB
用RAM159に記録した、或いはデジタルYUVデー
タをYUV用RAM158に記録した後の作用と同様で
ある。
【0120】後から取り込まれた画像の圧縮処理が終了
すると、PCIバスI/F151はパソコン114のR
AM143にアクセスし、先に圧縮処理せずにパソコン
114に転送されたデータを読み出し、RGB用RAM
159、あるいはYUV用RAM158に転送する。そ
の後はデジタルRGBデータ、あるいはデジタルYUV
データを圧縮する作用で、デジタルRGBデータをRG
BデータをRGB用RAM159に記録した、あるいは
デジタルYUVデータをYUV用RAM158に記録し
た後の作用と同様の作用により圧縮処理を行い、MOへ
記録する。
【0121】ビデオプロセッサ123から終了コマンド
が送出されると、画像記録装置113は患者情報と複数
の画像情報を1つの検査情報として格納し、この一連の
記録作業を終了する。
【0122】次に、記録した検査情報を再生する作用に
ついて説明する。検査終了後、使用者はMOドライブ1
17から検査情報が記録された図示しないMOを抜き取
り、抜き取ったMOを画像再生ユニット174のMOド
ライブ179に挿入する。画像再生装置177は挿入さ
れたMOに記録された検査情報から患者情報を読み出
し、モニタ180に表示する。
【0123】使用者は、モニタ180の表示から再生す
る検査を選択する。検査の選択は患者名、患者IDナン
バー、検査日時、検査内容等の情報を基に行う。検査日
時を基に検索する場合、例えば (1)年月日を特定し、特定した日の検査を一覧表示す
る (2)その日から遡って1週間分の検査を一覧表示する (3)その日から遡って1ヶ月分の検査を一覧表示する 等の方法で希望する検査が含まれる検査群をモニタ18
0に一覧表示し、その中から該当する検査を特定する。
【0124】また、患者IDナンバを基に検索する場
合、検索の対象とする患者のIDナンバを入力すると、
そのIDナンバの患者の検査が全てモニタ180に一覧
表示される。その中から検査日時、検査内容等の情報か
ら該当する検査を特定する。
【0125】なお、検査の特定の方法は、他にも患者情
報として記録されている患者名、患者IDナンバ、検査
日時、検査内容等の情報を任意に組み合わせて絞り込み
検索により行うものであってもよい。
【0126】該当する検査を特定すると、画像再生装置
177はMOドライブ179からSCSIコントローラ
144を介して該当する検査の圧縮画像情報を読み出
し、PCIバスI/F151を介してFIFO163に
転送する。次にこのFIFO163に書き込んだ圧縮画
像情報を順次画像圧縮伸張部156に送る。画像圧縮伸
張部156はテーブルメモリ164に記録されたテーブ
ルを参照し、圧縮と逆のアルゴリズムを用いて圧縮画像
情報を伸張処理する。伸張された画像情報はFIFO1
64に一時蓄えられ、順次PCIバスI/F155から
DMAによりパソコン175のRAM143に転送さ
れ、記録される。次いでディスプレイコントローラ14
5からモニタ180へ表示される。
【0127】(効果)このように本実施の形態では、内
視鏡検査において画像を取り込んで圧縮処理して記録す
る際に、回路の規模を大きくせずに、連続した画像の取
り込みに対して全ての画像を同一の方法で圧縮処理でき
る。このことにより、機能を損なわずに装置の小型化と
コスト低減を図ることができる。
【0128】第5の実施の形態:図12及び図13は本
発明の第5の実施の形態に係わり、図12は内視鏡画像
ファイリングシステムの構成を示す構成図、図13は図
12のパソコンの構成を示す構成図である。
【0129】第5の実施の形態は、第4の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0130】(構成)本実施の形態の内視鏡画像ファイ
リングシステムは、図12に示すように、第4の実施の
形態の内視鏡システム120と同様の構成から成る内視
鏡システム120a、120b、120cにそれぞれ画
像入力装置185a、185b、185cが接続され、
画像入力装置185a、185b、185cはそれぞれ
院内LAN186に接続される。さらに院内LAN18
6にはサーバ187と画像再生ユニット188が接続さ
れる。
【0131】画像入力装置185a、185b、185
cは、第4の実施の形態のパソコン114と同様の構成
から成るパソコン189a、189b、189cと、パ
ソコン189a、189b、189cのPCIバス15
0に接続される第4の実施の形態の画像圧縮伸張ボード
115と同様の構成から成る画像圧縮伸張ボード190
a、190b、190cとから構成される。
【0132】画像再生ユニット188は、画像再生装置
191、モニタ192、キーボード193、マウス19
4とから構成され、画像再生装置191は第4の実施の
形態のパソコン114と同様の構成から成るパソコン1
89d、第4の実施の形態の画像圧縮伸張ボード115
と同様の構成から成る画像圧縮伸張ボード190dから
構成される。
【0133】なお、本実施の形態における内視鏡画像フ
ァイリングシステムは、適宜内視鏡システム120aと
同様の構成から成る内視鏡システム、及び画像入力装置
185aと同様の構成から成る画像入力装置を増設し、
システムを拡張することが可能である。また、画像再生
ユニット188と同様の画像再生ユニットと増設するこ
とも可能である。
【0134】図13に示すように、パソコン189a
は、バスライン140、CPU141、ROM142、
RAM143、ディスプレイコントローラ145、キー
ボードI/F146、マウスI/F147、ハードディ
スク148、PCIバス150、PCIバスI/F15
1、通信I/F149及び院内LAN186に接続しデ
ータの送受信を行うネットワークインターフェース(ネ
ットワークInterFace、以下ネットワークI/
Fと略す)195から構成される。ネットワークI/F
195は院内LAN186に接続され、データの送受信
を行う。
【0135】なお、パソコン189b、189cはパソ
コン189aと同様の構成であるので説明は省略する。
【0136】その他の構成は第4の実施の形態と同じで
ある。
【0137】(作用)次に、本実施の形態の作用につい
て説明する。なお、本実施の形態における内視鏡システ
ム120a、120b、120cにおける内視鏡検査の
作用は第4の実施の形態の内視鏡検査の作用と同様であ
る。また、画像入力装置185b、185cによる画像
の入出力、及び記録の作用は画像入力装置185aの作
用と同様の作用であるので説明は省略する。さらに、内
視鏡画像を通常表示する作用は第4の実施の形態と同様
である。
【0138】まず、画像入力装置185aで検査情報を
記録する作用について説明する。検査情報は患者情報と
画像情報から成り、互いに関連付けられて記録される。
画像情報はRGBデータを約1/2から1/3の圧縮率
で可逆圧縮した可逆圧縮データ、RGBデータをYUV
データに変換して約1/10の圧縮率で非可逆圧縮した
非可逆圧縮データ、及びRGBデータを縮小して約1/
10の圧縮率で非可逆圧縮したインデックスデータの3
種類のデータであって、それぞれが記録される。
【0139】検査が開始されビデオプロセッサ123か
ら患者情報が送出されると、画像入力装置185aは受
信した患者情報をネットワークI/F195から院内L
AN186を介してサーバ187に記録する。
【0140】ここで、RGBデータを圧縮する作用は第
4の実施の形態におけるRGBデータを圧縮する作用と
同様であり、ここでは可逆圧縮を用いる。ただし、パソ
コン189aはRAM143に転送された可逆圧縮デー
タをネットワークI/F195から院内LAN186を
介してサーバ187に、先に記録した患者情報と関連付
けて記録する。
【0141】次に、YUVデータを圧縮する作用につい
て説明する。ビデオプロセッサ123からレリーズコマ
ンドが送出されると、A/D変換されたデジタルRGB
データはRGB−YUV変換部161にてデジタルYU
Vデータに変換され、YUV用RAM158に記録され
る。その後の作用は本実施の形態においてデジタルYU
Vデータを圧縮する作用で、デジタルYUVデータをY
UV用RAM158に記録した後の作用と同様である。
ただし、デジタルYUVデータの圧縮には圧縮率が約1
/10の非可逆圧縮を用いる。
【0142】次に、RGBデータを縮小して約1/10
の非可逆圧縮したインデックスデータを作成する作用に
ついて説明する。RGBデータを圧縮する作用において
RGB用RAM159に記録されたデジタルRGBデー
タは、アドレス制御部160により間引きされて読み出
され、縮小画像として画像圧縮伸張部156へ転送され
る。以降の作用は、本実施の形態においてYUVデータ
を非可逆圧縮する作用における圧縮処理以降の作用と同
様である。
【0143】次に、圧縮処理を行う前に次の画像の取り
込みが行われた場合の作用について説明する。デジタル
RGBデータがRGB用RAM159に記録され、画像
圧縮伸張部156へ転送される前にビデオプロセッサ1
23からレリーズコマンドが送出れさると、PCIバス
I/F155はDMAにてRGB用RAM159に記録
されたデータをパソコン189aのRAM143に転送
する。次に画像入力部167から入力され、A/D変換
部168でA/D変換されたデジタルRGBデータ及び
RGB−YUV変換部161にてYUV変換されデジタ
ルYUVデータをRGB用RAM159、及びYUV用
RAM158に記録する。その後の圧縮作用は本実施の
形態における可逆圧縮データ、非可逆圧縮データ、及び
インデックスデータを作成する作用と同様である。
【0144】後から取り込まれた画像の圧縮処理が終了
すると、PCIバスI/F155はパソコン189aの
RAM143にアクセスし、先に圧縮処理せずにパソコ
ン189aに転送されたデータを読み出し、RGB用R
AM159に転送する。次にRGB用RAM159に記
録されたデジタルRGBデータをRGB−YUV変換部
161でデジタルYUVデータに変換し、変換されたデ
ジタルYUVデータをYUV用RAM158に記録す
る。その後の圧縮作用は本実施の形態における可逆圧縮
データ、非可逆圧縮データ、及びインデックスデータを
作成する作用と同様である。
【0145】次に、可逆圧縮データを作成し、非可逆圧
縮データ、及びインデックスデータを作成する前に次の
画像の取り込みが行われた場合の作用について説明す
る。可逆圧縮データの作成が終了し、YUV用RAM1
58に記録されたデジタルYUVデータを画像圧縮伸張
部156へ転送する前にビデオプロセッサ123からレ
リーズコマンドが送出されると、PCIバスI/F15
5はDMAにてRGB用RAM159に記録されたデー
タをパソコン189aのRAM143に転送する。次に
画像入力部141から入力され、A/D変換部142で
A/D変換されたデジタルRGBデータ及びRGB−Y
UV変換部161にてYUV変換されデジタルYUVデ
ータをRGB用RAM159、及びYUV用RAM15
8に記録する。その後の圧縮作用は本実施の形態におけ
る非可逆圧縮データ、及びインデックスデータを作成す
る作用と同様である。
【0146】後から取り込まれた画像の圧縮作用が終了
すると、PCIバスI/F155はパソコン189aの
RAM143にアクセスし、先に非可逆圧縮データ、及
びインデックスデータを作成する前にパソコン189a
に転送されたデータを読み出し、RGB用RAM159
に転送する。次にRGB用RAM159に記録されたデ
ジタルRGBデータをRGB−YUV変換部161でデ
ジタルYUVデータに変換し、変換されたデジタルYU
VデータをYUV用RAM158に記録する。その後の
圧縮作用は本実施の形態における非可逆圧縮データ、及
びインデックスデータを作成する作用と同様である。
【0147】次に、可逆圧縮データ、非可逆圧縮データ
を作成し、インデックスデータを作成する前に次の画像
の取り込みが行われた場合の作用について説明する。可
逆圧縮データ、非可逆圧縮データの作成が終了し、RG
B用RAM159に記録されたデジタルRGBデータの
画像圧縮伸張部156へ転送する前にビデオプロセッサ
123からレリーズコマンドが送出されると、PCIバ
スI/F155はDMAにてRGB用RAM159に記
録されたデータをパソコン189aのRAM143に転
送する。次に画像入力部167から入力され、A/D変
換部168でA/D変換されたデジタルRABデータ及
びRGB−YUV変換部161にてYUV変換されデジ
タルYUVデータをRGB用RAM159、及びYUV
用RAM158に記録する。その後の圧縮作用は本実施
の形態における可逆圧縮データ、非可逆圧縮データ、及
びインデックスデータを作成する作用と同様である。
【0148】後から取り込まれた画像の圧縮処理が終了
すると、PCIバスI/F155はパソコン189aの
RAM143にアクセスし、先にインデックスデータを
作成する前にパソコン189aに転送されたデータを読
み出し、RGB用RAM159に転送する。その後の圧
縮作用は本実施の形態におけるインデックスデータを作
成する作用と同様である。
【0149】検査が終了し、ビデオプロセッサ123か
ら検査終了コマンドが送出されると、画像入力装置18
5aは患者情報、及び複数の画像情報を1つの検査情報
としてサーバ187に格納し、その検査に関する一連の
処理を終了する。
【0150】次に、記録した検査情報を再生する作用に
ついて説明する。画像再生装置191は院内LAN18
6を介してサーバ187に記録された検査情報から患者
情報を読み出し、モニタ192に表示する。モニタ19
2の表示から再生する検査を選択する作用は第4の実施
の形態における検査の選択の作用と同様である。
【0151】該当する検査を特定すると、画像再生装置
191はサーバ187から該当する検査のインデックス
データを読み出して伸張処理し、モニタ192に表示す
る。ここでの伸張処理は、該当する圧縮画像データをサ
ーバ187から読み出し、以降の作用は第4の実施にお
ける圧縮画像データの伸張の作用と同様である。使用者
は、可逆圧縮画像の再生か、非可逆圧縮画像の再生かを
選択し、次いで表示されたインデックスデータの中から
所望の画像を選択する。画像が選択されると、画像再生
装置191は選択された画像の、選択された圧縮方法の
データをサーバ187読み出して伸張処理し、モニタ1
92に表示する。
【0152】その他の作用は第4の実施の形態と同じで
ある。
【0153】(効果)したがって、本実施の形態では、
1つの画像に対して複数の方法による圧縮処理を行う場
合でも、連続した画像の取り込みに対しても全ての画像
を複数の同一の方法で圧縮処理できる。また第4の実施
の形態と同様、機能を損なわずに装置の小型化とコスト
低減を図ることができる。
【0154】[付記] (付記項1) 体腔内に挿入する先端部内に撮像手段を
有する電子内視鏡と、前記電子内視鏡が撮像した信号を
信号処理し映像信号に変換する信号処理装置と、前記電
子内視鏡で撮像した内視鏡画像及び前記内視鏡画像に関
連する情報を記録する情報記録装置とを備えた内視鏡画
像ファイリングシステムにおいて、前記電子内視鏡は、
電子内視鏡固有の情報を記憶する記憶手段を有し、前記
信号処理装置は、前記記憶手段内の前記電子内視鏡固有
の情報を読み出し、前記情報記録装置は、前記電子内視
鏡が撮像した前記内視鏡画像と前記信号処理装置が前記
記憶手段から読み出した前記電子内視鏡固有の情報を関
連付けて記録することを特徴とする内視鏡画像ファイリ
ングシステム。
【0155】(付記項2) 前記情報記録装置に前記内
視鏡画像を画像処理する画像処理装置を接続し、前記信
号処理装置は、前記情報記録装置に記録した前記内視鏡
画像及び前記内視鏡画像に関連付けて記憶している前記
電子内視鏡固有の情報を読み出して前記画像処理装置に
送出し、前記画像処理装置は、前記電子内視鏡固有の情
報を基に前記内視鏡画像に施す処理の設定を変更するこ
とを特徴とする付記項1に記載の内視鏡画像ファイリン
グシステム。
【0156】(付記項3) 前記電子内視鏡固有の情報
は、少なくとも前記撮像手段の特性を含むことを特徴と
する付記項1または2に記載の内視鏡画像ファイリング
システム。
【0157】(付記項4) 前記情報記録装置及び前記
信号処理装置を複数ネットワーク接続し、前記ネットワ
ークに接続したサーバに前記内視鏡画像及び前記電子内
視鏡固有の情報を記録することを特徴とする付記項1ま
たは2に記載の内視鏡画像ファイリングシステム。
【0158】(付記項5) 体腔内に挿入する先端部内
に撮像手段を有する電子内視鏡と、前記電子内視鏡が撮
像した信号を信号処理し映像信号に変換する信号処理装
置と、前記電子内視鏡で撮像した内視鏡画像をデジタル
変換した後に圧縮処理し記録する情報記録装置を備えた
内視鏡画像ファイリングシステムにおいて、前記電子内
視鏡は前記電子内視鏡固有の情報を記憶する記憶手段を
有し、前記信号処理装置は前記記憶手段内の前記電子内
視鏡固有の情報を読み出し、前記情報記録装置は前記電
子内視鏡固有の情報に基づいて圧縮処理の方法を変更す
ることを特徴とする内視鏡画像ファイリングシステム。
【0159】(付記項6) 前記圧縮処理の変更は、量
子化、符号化のうち、少なくとも一方について行われる
ことを特徴とする付記項5に記載の内視鏡画像ファイリ
ングシステム。
【0160】(付記項7) 前記圧縮処理の変更は、イ
ンデックス画像の作成方法について行われることを特徴
とする付記項5に記載の内視鏡画像ファイリングシステ
ム。
【0161】(付記項8) 前記記憶手段は前記電子内
視鏡の特性に関する情報を記録することを特徴とする付
記項5に記載の内視鏡画像ファイリングシステム。
【0162】(付記項9) 前記記憶手段は前記電子内
視鏡の種類に関する情報を記憶し、前記情報記録装置は
前記電子内視鏡の種類に関する情報と前記電子内視鏡の
特性を対応付けるテーブルを保持することを特徴とする
付記項5に記載の内視鏡画像ファイリングシステム。
【0163】(付記項10) 前記情報記録装置及び前
記信号処理装置を複数ネットワーク接続し、前記ネット
ワークに接続したサーバに前記内視鏡画像を記録し、前
記電子内視鏡の種類に関する情報と前記電子内視鏡の特
性を対応付けるテーブルを前記サーバに保持することを
特徴とする付記項9に記載の内視鏡画像ファイリングシ
ステム。
【0164】(付記項11) 演算処理を行うCPU
と、前記CPUのプログラムを格納しているROMと、
前記CPUの演算結果を格納する第1のRAMと、着脱
可能なボードと通信を行う第1のインターフェース部と
を少なくとも備えた演算装置と、前記第1のインターフ
ェース部に着脱可能に接続され、前記演算装置と通信を
行う第2のインターフェース部と、外部から画像を取り
込む入力部と、前記画像を圧縮する画像圧縮部と、前記
画像圧縮部の処理結果を格納する第2のRAMとを少な
くとも備えた前記ボードと前記演算装置により演算処理
された前記画像を記憶する画像記録装置とを具備した画
像処理装置において、前記入力部から取り込んだ前記画
像を前記第2のRAMに記録し、前記第2のRAMに記
録した前記画像を前記画像圧縮部が読み取り画像の圧縮
処理を行い、前記第2のRAMに記録した前記画像の前
記画像圧縮部からの読み取りが開始される前に、前記入
力部から前記画像の取り込みが行われる場合、前記第2
のRAMに記録し前記た画像を前記第2のインターフェ
ース部及び前記第1のインターフェース部を介して前記
演算装置内の前記第1のRAMに転送することを特徴と
した画像処理装置。
【0165】(付記項12) 前記第2のRAMに記録
した前記画像を前記第1のRAMに転送し、前記画像の
前記第1のRAMへの転送後に前記入力部から入力され
た第2の画像を前記第2のRAMに記録し、前記第2の
RAMに記録した前記第2の画像を前記画像圧縮部が読
み取り画像の圧縮処理を行い、前記圧縮処理を施された
前記第2の画像を前記第1のRAMへ転送し、前記入力
部からの第3の画像の入力より前に前記第1のRAMに
転送された前記画像を読み出し、読み出した前記画像を
前記第1のインターフェース部及び前記第2のインター
フェース部を介して前記第2のRAMに転送し、前記第
2のRAMに転送された前記画像を前記画像圧縮部が読
み取り画像の圧縮処理を行うことを特徴とした付記項1
1に記載の画像処理装置。
【0166】(付記項13) 前記画像圧縮部と前記第
2のインターフェース部の間にFIFO(First−
In,First−out)メモリを備えたことを特徴
とした付記項11または12に記載の画像処理装置。
【0167】(付記項14) 前記第1のインターフェ
ース部及び前記第2のインターフェース部を介した画像
の転送に、DMA(Direct Memory Ac
cess)を用いることを特徴とした付記項12に記載
の画像記録装置。
【0168】(付記項15) 前記圧縮処理は前記第2
のRAMに記録した1つの画像に対して複数の圧縮方法
による圧縮を順次行い、前記複数の圧縮方法による圧縮
のうち少なくとも1つの圧縮方法による圧縮に関する前
記第2のRAMに記録した画像の前記画像圧縮部からの
読み取りが開始される前に前記入力部から画像の取り込
みが行われる場合、前記第2のRAMに記録した画像を
前記第1のRAMに転送することを特徴とした付記項1
1ないし14に記載の画像記録装置。
【0169】(付記項16) 前記第2のRAMに記録
した画像を前記第1のRAMに転送し、画像の前記第1
のRAMへの転送後に前記入力部から入力された画像を
前記第2のRAMに記録し、前記第2のRAMに記録し
た画像を前記画像圧縮部が読み取り順次複数の圧縮方法
による画像の圧縮処理を行い、前記圧縮処理を施された
画像を順次前記第1のRAMへ転送し、前記入力部から
の画像入力より前に前記第1のRAMに転送された画像
を前記第2のRAMに転送し、前記第2のRAMに転送
された画像を前記画像圧縮部が読み取り、前記第1のR
AMへの転送前に行われなかった圧縮方法による画像の
圧縮処理を順次行うことを特徴とした付記項15に記載
の画像記録装置。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内視鏡画像
ファイリングシステムによれば、電子内視鏡が電子内視
鏡固有の情報を記憶する記憶手段を有し、信号処理装置
が記憶手段内の電子内視鏡固有の情報を読み出し、情報
記録装置が電子内視鏡が撮像した内視鏡画像と信号処理
装置が記憶手段から読み出した電子内視鏡固有の情報を
関連付けて記録するので、電子保存した内視鏡画像を再
生して画像処理を行う際に、その内視鏡画像を撮像した
電子内視鏡のCCDの特性に基づいた最適な画像処理を
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡画像フ
ァイリングシステムの構成を示す構成図
【図2】図1の内視鏡システムの構成を示す構成図
【図3】図1の画像記録再生装置の構成を示す構成図
【図4】図1の画像処理装置の構成を示す構成図
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡画像フ
ァイリングシステムの構成を示す構成図
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡画像フ
ァイリングシステムの構成を示す構成図
【図7】図6のモニタに表示される内視鏡画像の表示例
を示す図
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡画像フ
ァイリングシステムの内視鏡システムの構成を示す構成
【図9】図8のパソコンの構成を示す構成図
【図10】図8の画像圧縮伸張ボードの構成を示す構成
【図11】図8の内視鏡システムに設置可能な画像再生
ユニットの構成を示す構成図
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る内視鏡画像
ファイリングシステムの構成を示す構成図
【図13】図12のパソコンの構成を示す構成図
【図14】従来の画像取り込みボードの基本構成を示す
構成図
【符号の説明】
1…内視鏡画像ファイリングシステム 2a、2b、2c…内視鏡システム 3…院内LAN 4a、4b、4c、4d…画像記録再生装置 5…サーバ 6…画像再生ユニット 7…キーボード 8…マウス 9、11…モニタ 10…画像処理装置 21…電子内視鏡 22…光源装置 23…ビデオプロセッサ 24…モニタ 26…挿入部 27…操作部 27a…レリーズスイッチ 32…記憶部 41…A/D変換部 42…バスライン 43…フレームメモリ 44…D/A変換部 45…CPU 46…ROM 47…RAM 48、49…通信I/F 50…ネットワークI/F 51…画像圧縮伸張部 52…ディスプレイコントローラ 53…キーボードI/F 54…マウスI/F 55…ハードディスク 61…入力部 62…A/D変換部 63…画像処理部 64…D/A変換部 65…出力部 66…CPU 67…操作部 68…通信部
フロントページの続き (72)発明者 桧山 慶一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大石 浩子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入する先端部内に撮像手段を
    有する電子内視鏡と、 前記電子内視鏡が撮像した信号を信号処理し映像信号に
    変換する信号処理装置と、 前記電子内視鏡で撮像した内視鏡画像及び前記内視鏡画
    像に関連する情報を記録する情報記録装置とを備えた内
    視鏡画像ファイリングシステムにおいて、 前記電子内視鏡は、電子内視鏡固有の情報を記憶する記
    憶手段を有し、 前記信号処理装置は、前記記憶手段内の前記電子内視鏡
    固有の情報を読み出し、 前記情報記録装置は、前記電子内視鏡が撮像した前記内
    視鏡画像と前記信号処理装置が前記記憶手段から読み出
    した前記電子内視鏡固有の情報を関連付けて記録するこ
    とを特徴とする内視鏡画像ファイリングシステム。
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