JPH0195371A - 画像診断システム - Google Patents

画像診断システム

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Publication number
JPH0195371A
JPH0195371A JP62252854A JP25285487A JPH0195371A JP H0195371 A JPH0195371 A JP H0195371A JP 62252854 A JP62252854 A JP 62252854A JP 25285487 A JP25285487 A JP 25285487A JP H0195371 A JPH0195371 A JP H0195371A
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JP
Japan
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image
picture
image data
data
diagnostic
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Application number
JP62252854A
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English (en)
Inventor
Kazuo Mori
一生 森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は例えば医用画像診断装置等と組合わせて構成さ
れ、医用画像診断装置等の収集画像データを受けてその
ハードコピーを得る画像診断システムに関するものであ
る。
(従来の技術) コンピュータ・トモグラフィ・スキャナ(Comput
ed ToIIlogurapy 5canner  
; CTスキャナ)や磁気共鳴イメージング装置(MH
I)或いはシンチレーションカメラ等の医用画像診断装
置が普及し、診断に威力を発揮している。ところで、こ
のような各種医用画像診断装置にて得られた画像データ
を例えば四ツ切すフィルムに第4図に示すように4コマ
、或いは6コマ、 12コマ・・・ と言った具合に所
定のコマ数分を所定のレイアウトで写し込むようにした
画像のハードコピーのための画像記録装置がある。この
画像記録装置はマルチフォーマットカメラと言われるも
ので、与えられた画像データを、内蔵するCR7表示器
に画像として写し、これを光学系でフィルムに露光させ
、上記所定のフォーマットで記録するものである。
CTスキャナやMHI等の医用画像診断装置には、本体
側にCRTモニタがあり、ここに診断画像を表示するが
、そのCRTモニタに入るビデオ信号をCRTイメージ
ヤであるマルチフォーマットカメラに入力することによ
り、該イメージヤ内部のCR7表示器に全く同じ画像の
反転画像を表示し、これを光学系でフィルム面上の予定
コマ位置に結像させ、1枚のフィルムに数コマの画像を
対称配置したハードコピー用画像を得る。そのため、本
体側で表示して・いる通りの画像しか得られない。
一方、近年においては、CI?T表示器に表示された画
像を写し込む代りにレーザビームを用いて、これを画像
データに応じ、光量を制御しつつ、フィルム上をスキャ
ンさせて描画し、画像記録するようにしたレーザイメー
ジヤと呼ばれるものも出現している。
レーザイメージヤの典型的なブロック構成図を第6図に
示す。図において、lは画像データ取込みインターフェ
ースであり、これは外部の画像信号源例えば、上述のC
Tスキャナ、やMRl等より画像情報を取込み、必要に
よりディジタル変換して画像メモリ2に格納するもので
ある。もちろん、画像データ取込みインターフェースl
としてはビデオ信号を取込んでディジタル化し、メモリ
に格納するものであっても、ディジタルデータを受は取
って画像メモリ2に入れるものでも良い。
画像メモリ2は大容量のメモリであり、ここには複数の
画像のデータが格納される。この画像メモリには画像デ
ータが隙間なく取り込まれることになる。3は記録する
画像データの順序を変えたり、削除したりするなどの編
集操作や撮影指令等を与える操作パネル、4は画像メモ
リ2等の制御を行うコントローラであり、上記操作パネ
ル3による編集操作により、コントローラ4は画像の各
コマ間の適切な隙間を設定したり、各コマの画像を再配
列する等の制御をするとともに撮影指令を与えることで
、コントローラ4は画像メモリ2よりデータを読み出す
。画像メモリ2に対する画像の編集は、例えば第4図の
フオームを考えた場合、第5図のようにする。尚、ここ
では簡単のため、画像4<7xlOピクセル、フィルム
サイズが18X24ピクセル、メモリ領域が20X2B
ビクセルと言う非常に粗いものを例示した。実際には゛
画像は512 X640ピクセル等、ずっと細かい。フ
ィルムへの記録フォーマットは対称に配列された画像′
が4コマと、各コマの縁部分を形成するバックグラウン
ド部を持つことから、図に示すように、画像メモリ2に
はメモリ領域MEにおいてフィルム外枠rrの形成部を
持たせた上で当該フィルム外枠rrの内側に相当するエ
リア内に画像PTのデータを所定フオームでレイアウト
し、その画像PTの外枠を形成する形でバックグラウン
ドBGに相当する部分のデータエリアが確保される。こ
のバックグラウンドBGI:相当するデータエリアには
コントローラ4によって黒或いは白のバックグラウンド
濃度に相当する値が書き込まれる。
その後、撮影指令によりコントローラ4は画像メモリ2
からの読み出し作業を行うが、これはメモリ領域MRを
先頭位置i−0,j−0から順にj方向(水平方向に)
に1ビクセルづつ読み出すべ(、アドレスを発生する。
コントローラ2からの出力アドレスに従い、画像メモリ
2からは画像データ(バックグラウンド部も含む)が読
み出されてこれをルックアップφテーブル(Look 
upTable ;以下、LtlTと称する)5に出す
。LtlT 5は画像データがいかなる値の時に、いか
なるフィルム濃度にするかを定めたテーブルである。特
に工夫の必要がない時は、LOT 5は無くても良い。
LUT 5にてデータ変換された画像データはディジタ
ル/アナログ変換するためのディジタル/アナログ変換
器(DAC) 8に送られ、ここで電圧信号素子であり
、レーザ光の強度変調を行うためのものであって、入力
電圧に応じて透過レーザ光の強度を変えることができる
DAC8の出力する画像データ対応の電圧信号はAOM
 8に変調制御用の入力信号として与えられ、レーザ光
源7からの出力レーザビームはこのAOM 8に入力さ
れるので、八〇H8を通ったレーザビ「ムは画像データ
の値に応じた光量となるような変調を受けることになる
。9はこの変調を受けたレーザビームを所定直線方向に
スキャンする偏向光学系であり、例えばガルバノメータ
で往復回動駆動される鏡或いは回転するポリゴンミラー
により構成されていて、コントローラ4の出力アドレス
に従ってレーザビームを一次元方向に首振り走査するも
のである。本例ではメモリの行方向(jの変化する方向
)がレーザビームの振れる方向であり、このレーザビー
、ムのスキャン領域に記録用の媒体であるフィルムlO
が送り込まれることで読み出された画像データの対応す
るj方向画素位置にレーザビームを照射できる。画像は
2次元であるから、レーザビームのスキャン方向に直交
する方向(第5図のI「方向)にフィルム10を送るフ
ィルム搬送系11を設けて、これをコントローラ4の出
力アドレスに従って露光中に搬送することによってi方
向の同期もとれ、フィルム10上には画像メモリ2から
読み出された画像データの値に対応する光量で画像メモ
リ2の格納画像が正しく描画されてゆく。このようにし
てレーザビームにより描画されたフィルム10は露光終
了後に現像することで、−枚のフィルムに複数の画像が
所定のフオームで収録されたフィルム写真が得られる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く、マルチフォーマットカメラは医用画像診断
装置より送られて来る医用画像を、内蔵のCR7表示器
に表示し、これを光学系でフィルムにコマ位置を変えて
結像して記録するものであり、また、レーザイメージヤ
は複数の画像のデータを画像メモリ上に得てこれを読み
出し、−枚のフィルムにコマ位置を変えて記録するもの
である。
そして、このような従来の画像記録装置では、いずれも
医用画像診断装置より送られて来る画像を基本的にはそ
のまま、ハードコピーするものである。もちろん、上述
のように、フォーマットに従って記録する関係で、レー
ザイメージヤではフォーマットに応じた拡大補間等の処
理は行うが、その他の処理は実施できない。
ところで、画像データのマルチフォーマットカメラ、或
いはレーザイメージヤへの供給源となる例えばCTスキ
ャナを考えてみると、CTスキャナは被検体の対象撮影
部位が頭部、腹部臓器、を椎、四肢、耳小管等のいづれ
であるか、そして、大人か子供か等により最適なX線管
管電流、X線管管電圧、スキャンスピード、使用する再
構成アルゴリズムなどが異なるので、オペレータの便宜
を考慮し、被検体とその撮影対象部位に応じて上述の最
適管電流、管電圧、スキャンスピード、使用する再構成
アルゴリズムなど、必要な条件設定を前もってそれぞれ
用意しておき、被検体とその撮影対象部位を指定すると
それに合う条件を自動設定することができるようにする
のが普通である。
この設定に用いるのがPAS (Program An
atomicalSelection)スイッチと呼ば
れるスイッチで、撮影対象部位別で且つ大人子供別にそ
れぞれ独立したスイッチとしてCTスキャナのコンソー
ル(操作卓)に設けである。また、CTスキャナは周知
のように被検体の撮影対象断層面における種々の方向か
らのX線透過データを収集して、これをもとに画像再構
成演算を行い、上記断層面の個々の位置におけるX線吸
収係数をCT値と1で得て、これをCT値に応じた濃度
で画像として温石ことで、断層像を得ることができるも
のであり、CT値としては2000段階にも及ぶ。その
ため、このような多階調の画像は各階調が識別可能なか
たちでは表示できないので、再構成結果の画像をCTス
キャナのコンソールにあるCRTデイスプレィ装置に表
示するに当っても、知りたい組成のCT値を中心に階調
表示させるCT値の相対的範囲を定め、これにより定ま
るCT値の範囲を例えば32階調程度に区分してその階
調内に入るCT値は該当階調に対応する濃淡値で表現し
、上記階調範囲から外れるCT値は白または黒で表現す
ることにより目的の組成が良くわかるような画像として
表示できるようにする。ここで、上記中心とする知りた
い組成のCT値をML (ウィンドウレベル)、このM
Lとして設定したCT値を中心に階調表示させるCT値
の相対的範囲をVW (ウィンドウ幅)と言い、これら
の設定よって同じ再構成画像データをもとにした画像で
あっても情報内容の異なる様々な断層像が観察できるこ
とになる。しかし、再構成画像をデイスプレィに表示す
るに当っても撮影部位により、最適なりり、 MVは大
体法まっているので、PASスイッチの設定する条件の
一つにこのML、 vwのパラメータもセットしておき
、自動的にこれも設定されるようにする場合もある。
このようにして得た画像のデータは、外部記憶装置に記
憶し、また、ビデオ信号化してCTスキャナのコンソー
ルにある画像用のデイスプレィに表示させて観察する。
また、画像の記録には一般には上記ビデオ信号をマルチ
フォーマットカメラやレーザイメージヤに与えて一枚の
フィルムに複数コマ並列的に記録して行く。その際、画
像データの供給元となるCTスキャナでは保存された画
像データの中から記録すべき所望の画像を選択すべく、
自身のデイスプレィに画像を一々表示し、所望のものが
見付かったらイメージヤ側に指令して取込ませる。
こうして画像データの供給元となる医用画像診断装置(
この例ではCTスキャナ;以下、ホストと称する)によ
り画像を自身のデイスプレィに表示させ、イメージヤ側
に与えるが、この画像はホスト側で最適なWw、νLに
設定してかつ、コントラスト等を最適に設定した画像と
なっているが、イメージヤ側では画像の再生記録系がホ
スト側でのそれと異なる。すなわち、デイスプレィは蛍
光材を利用しており、この蛍光材を塗布した表示画に画
像データに応じた強さの電子ビームを当てて発光させ、
画像を形成するので人力信号に対する輝度の特性である
いわゆるガンマ特性を持つ。また、イメージヤ側ではマ
ルチフォーマットカメラであれば、画像再生にCRTを
用いているので、CI?Tのガンマ特性が、そして、マ
ルチフォーマットカメラであれ、レーザイメーヤであれ
、記録媒体としてフィルムを用いるので、このフィルム
にも入射光に対する濃度の関係のガンマ特性がある。そ
して、これらは材料で定まる特性であり、非線形特性で
あることから画質上極めて重要なパラメータであるもの
の、簡単にはその制御はできないから、ホスト側とイメ
ージヤ側では、これらガンマ特性に合せて表示系、再生
系をそれぞれ独立に標準的なところを以て調整し、使用
していた。そのため、ホスト側での最適表示画像はイメ
ージヤ側で同様の最適記録画像となり得ず、しかも、被
検体の撮影対象部位に応じてそれぞれ異なるVW、 M
Lを設定するので、ホスト側とイメージヤ側での画質を
合せることは事実上、不可能である。
このように、ホスト側とイメージヤ側は画像の表示系、
記録系にガンマ特性があり、これは非線形で補正し切れ
ないので、ホスト側とイメージヤ側はそれぞれ独立に標
準的な線でガンマ補正を行うようにしており、画質を合
せることができない。そのため、ホスト側で選択し、必
要に応じて:J3整した画像をイメージヤに順に送って
ハードコピーしても、期待した画像のコピーとはならず
、時には全く異なる画質の画像となって、用を成さない
こともある。従って、所望の画質のハードコピーを得る
には試行錯誤でホスト側の画質調整を行い、イメージヤ
に与えねばならず、その手間と時間、そして、フィルム
の浪費など改善しなければならない問題が山積みである
そこで、この発明の目的とするところは、ホスト側で選
択した画像と同画質のハードコピーが容易に得られるよ
うにすべく、診断画像を目的の画質のハードコピーとし
て得ることができるようにした画像記録装置を提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は次のように構成する。
すなわち、被検体の観察対象部位における物理的状況に
関連したデータを収集して当該部位の診断画像データを
得るとともにこの画像デ−夕を加工して診断目的に合う
診断用濃淡画像を得る画像診断装置と、この画像診断装
置からの」二足診断用濃淡画(象データを受けて画像メ
モリに記憶させフィルム状の記録媒体に記録されるよう
に画像データを読み出して所定の描画操作を行い記録媒
体に記録させるようにした画像記録装置とよりなる画像
診断システムにおいて、画像データ値に心じた記録画像
の最適濃淡変換特性を設定する設定手段と、この設定さ
れた濃淡変換特性指定情報を送出する指令手段とを上記
画像診断装置に設けるとともに、上記画像記録装置には
異なる複数の濃度変換テーブルを有し上記指令された最
適濃淡変換特性に対応するテーブルを選択して上記画像
メモリからの読み出し画像データをそのデータ値対応の
濃淡信号に変換する変換手段を設けて構成する。
(作 用) このような構成において、ホスト側の医用画像診断装置
より撮影した画像中から記録したい画像を選択し、送り
出し、これを画像メモリに画像データとして格納する。
そして、記録媒体(フィルムなど)に対する画像記録を
指令すると、画像メモリより格納データを読み出し、こ
れを所定の描画操作にて記録媒体に記録させる。
一方、医用画像としては診断部位により最適な濃度変換
特性で濃度変換した目的部位の状況が良くわかる画像が
必要である。そこで、本システムでは設定手段、を用い
て最適濃淡変換特性を設定す、る。すると画像診断装置
はこの指定特性を選択すべく指令を画像記録装置に与え
る。すると、画像記録装置はこの指令を受けると変換手
段における複数の濃淡変換特性テーブルのうちから、当
該指定されたものに対応する変換テーブルを選択し、画
像メモリから読み出される画像データをこの変換テーブ
ルに従って、濃度変換する。その結果、゛この濃度変換
されたデータをもとに画像記録を行うと、目的の画質で
画像記録されたハードコピーが得られることになる。;
濃度変換特性は種々選択できるので、従来装置のように
ガンマ特性に制約されることのない、しかも、目的に適
合した質の良い画像が記録できるようになり、なんども
条件を変えて記録しなおしたりすると言った従来装置の
欠点を克服できる。
このように本発明によるシステムは、種々の濃度変換特
性の変換テーブルのうち目的合う変換テーブルを使用し
て、画像メモリに送り込まれた画像データに対し、この
選択した変換テーブルに基づき濃度変換し、この濃度変
換後のデータを用いた画像を記録してハードコピーを得
るようにしたものである。そのため、診断画像を目的の
画質のハードコピーとして得ることができるようにした
画像診断システムを提供できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図乃至第3図を参
照して説明する。
第1図は本発明による装置の構成を示すブロック図であ
り、図中1は画像データ取込みインターフェースであり
、これは外部の画像信号源より、画像情報を取込み、必
要によりディジタル変換して画像メモリ2に格納するも
のである。画像メモリ2は大容量のメモリであり、ここ
には複数コマ分の画像データが格納される。すなわち、
CTスキャナを例にとると、CTスキャナの画像データ
はX線吸収の度合いに応じた値であるCT値よりなるい
わゆる濃淡画像のデータとして格納されるが、この濃淡
画像は例えば512 X512ピクセルからなる画像の
データとして格納される。
3aは記録する画像データの読み込み指令、位置変更や
削除などの編集操作や画像データのフィルタ処理を行う
画像処理指令や撮影指令等を与える操作パネル、4aは
画像メモリ2やレーザ光の強さを調整するためのフィル
タ12等の制御或いはホストコンピュータ20のシリア
ルインターフェース23を介しての各種制御指令を受け
てその指令に応じた制御を行うコントローラであり、上
記操作パネル3aによる操作により、コントローラ4a
は画像データの読み込み、画像の位置変更や不要な画像
の削除等の編集を行うことができ、また、フィルタの選
択投入を行う指令を与えたり、また、4コマ、9コマな
どの記録フォーマット指定や撮影指令を与えることで、
記録フォーマットに合せての読み出しアドレスの生成を
行ったり、更にホストコンピュータ20からの指令(こ
こでは所望の濃度変換特性を得るための選択指令)によ
り後述するLUTのテーブルの選択やフィルタの選択を
行う。
撮影指令によるコントローラ4aの画像メモリ2からの
読み出し動作は、画像メモリ2の先頭位置力毫ら順に必
要枚数骨の画像について順次水平方向に1ピクセルづつ
読み出すような形でコントローラ4aよりアドレスを発
生して画像メモリ2に与え、・フィルムlOへの記録フ
オームに従った描画となるような形で読み出すものとす
る。
上記フィルタ12はレーザ光源7の出力レーザ光の透過
光量を調整するためのもので、透過光量コントローラ4
aからの出力アドレスに従い、画像メモリ2からは画像
データが読み出されるが、コントローラ4aは指定した
記録フォーマットに合せて必要なビクセル数になるよう
に画像データの補間処理を行い、また、バックグラウン
ドBGのデータ挿入制御等を行うことは勿論である。こ
のようにして読み出された画像データはルックアップ・
テーブル(LUT ) 5に与える。LOT 5は画像
データがいかなる値の時に、いかなるフィルム濃度にす
るかを定めたテーブルであり、異なる複数種の変換テー
ブルT1. T2.・・・Tn・・・が用意してあって
、撮影対象部位に、応じ、最適なものを選択して使用す
ることができる。このLOT 5にてデータ変換された
画像データはディジタル/アナログ変換するためのディ
ジタル/アナログ変換器(DAC) Oに送られ、ここ
で電圧信号に変換する。7はレーザ光を発生するレーザ
光源、8はAOM  (Aconst。
0ptic Modulator )m変調素子であり
、レーザ光の強度変調を行うものであって、入力電圧に
応じて透過レーザ光の強度を変えることができる。
DAC13の出力する画像データ対応の電圧信号はAO
M gに変調制御用の入力信号として与えられ、レーザ
光源7からの出力レーザビームはこのAOM Bに入力
されるので、AOM Bを通ったレーザビームは画像デ
ータの値に応じた光量となるような変調を受けることに
なる。
9はこの変調を受けたレーザビームを所定直線方向にス
キャンする偏向光学系であり、例えばガルバノメータで
往復回動駆動される鏡或いは回転するポリゴンミラーに
より構成されていて、コントローラ4aの出力アドレス
に従ってレーザビームを一次元方向に首振り走査するも
のである。本例ではメモリの行方向(水平方向)がレー
ザビームの振れる方向であり、このレーザビームのスキ
ャン領域に記録用の媒体であるフィルムlOが送り込ま
れることで読み出された画像データの対応する水平方向
(j方向)画素位置にレーザビームを照射できる。画像
は2次元であるから、レーザビームのスキャン方向に直
交する方向(第5図のtr力方向にフィルム10を送る
フィルム搬送系11を設けて、これをコントローラ4a
の出力アドレスに従って露光中に搬送することによって
行方向の同期もとれ、フィルム10上に画像メモリ2か
ら読み出された画像データの値に対応する光量で読み出
し画像を描画することができる。
20はCTスキャナなどのような医6用画像診断装置の
コンピユータ(以下、ホストコンピュータと称する)で
あり、制御の中枢を成すプロセッサ(CPU ) 2L
メモリ22、ホストコンピュータ20からの制御指令や
データを授受するR111i232cなどのシリアルイ
ンターフェース23、コンソール30側に設けたキャラ
クタデイスプレィ34に表示させるべきキャラクタ表示
データを与えたり、コンソール30側に設けたPASス
イッチ85の出力を受けたりするコンソールインターフ
ェース24、画像データ等ヲ格納する大容量外部記憶装
置25、コンソール30側に設けた画像表示用のCRT
デイスプレィ36に表示させるべき画像データを送り出
すデイスプレィコンソールインターフェース26等を有
している。上記PASスイッチ35には従来例で説明し
たものの他、wνやML、所望濃度変換特性を選択する
ための部位別最適濃度変換゛特性選択指定情報、記録時
の使用フィルタ選択情報もプリセットされている。
コンソール30側にはキャラクタディスプレイ36やP
ASスイッチ35、CRTデイスプレィ34の他、デイ
スプレィコンソールインターフェース26から出力画像
データを保持するリフレッシュメモリ311選択された
PASスイッチにプリセットされている値または手動設
定される値になるようVW、 MLの設定を行うウィン
ドウ条件設定器33、このウィンドウ条件設定器33に
よるww、 wLの設定値と上記リフレッシュメモリ3
1の画像データとを受け、この設定ウィンドウ条件に従
った階調の濃淡画像信号を発生するウィンドウ回路32
等を持ち、ウィンドウ回路32の出力する濃淡画像信号
を受けてCRTデイスプレィ34は画像を表示する。こ
の他、図示しないが、コンソール30側にはホスト側の
制御やデータ入力のための各種操作キーやキーボード、
トラックボールなどを有しており、これらの出力はコン
ソールインターフェース24を介しそホストコンピュー
タ20に伝達される。
次に上記構成の本装置の作用を説明する。
CTスキャナなどのような医用画像診断装置では、撮影
開始前に対象撮影部位に対応したPASスイッ千35を
選択操作し、各種条件を整えた状態で被検体の撮影対象
部位をスキャンさせてこれにより得られたデータをもと
に再構成した医用画像のデータを、上記PASスイッチ
の設定データ等とともにホストコンピュータ20の大容
量外部記憶装置25に格納し、また、この再構成画像を
デイスプレィコンソールインターフェース2B、リフレ
ッシュメモリ31.ウィンドウ回路32を介してCRT
デイスプレィ34に表示し、観察する。そして、画像の
記録を行う場合はコンソール30のキーボードを操作し
て、大容量外部記憶装置!25に格納しである画像のう
ち、必要な画像を読み出し、リフレッシュメモリ81.
ウィンドウ回路82を介してCRTデイスプレィ34に
表示する。この一連の作業はブ、ロセッサ21により実
行される。リフレッシュメモリ31よりウィンドウ回路
32に与えられた画像データはウィンドウ条件設定器3
3によって与えられるウィンドウ条件、例えば、検査対
象部位が脳であればウィンドウ幅80.ウィンドウレベ
ル40と言った具合に、検査対象部位「脳」に対するP
ASスイッチにプリセットデータとして設定しであるの
で、このウィンドウ条件に従ってデータを濃淡信号に変
換し、ウィンドウ条件に従った画像としてCRTデイス
プレィ34に表示させる。ウィンドウ回路32から出力
されたこの画像の信号はコンソール30から予約操作す
ることにより、画像記録装置にも転送できる。
従って、オペレータはコンソール30のキーボードを操
作して、画像の予約指令を与えると、これはコンソール
インターフェース24を介してホストコンピュータ20
に伝達され、これを受けたホストコンピュータ20はシ
リアルインターフェース23を介してイメージヤのコン
トローラ4aに取込み指令を与える。これにより画像記
録装置側ではこの画像信号を画像データ取り込みインタ
ーフェースlを介して取り込み、A/D変換して画像メ
モリ2に格納する。更にオペレータは上述同様の操作を
繰返し、必要とする画像を抽出して逐次、画像記録装置
に転送する。
このような選択の際、本システムでは最適濃度変換特性
選択情報(LOTのテーブル選択情報)及びフィルタ選
択情報がコンソール30のPASスイッチ35によりプ
リセットされるデータの一つとしてスキャン時に指定し
てあり、予約選択した画像に附随する指令情報として大
容量外部記憶装置25に記憶させであるから、ホストコ
ンピュータ20はこの記憶情報に基づく指令をシリアル
インターフェース23を介してイメージヤのコントロー
ラ4a1;与える。もちろん、これはオペレータの指示
により任意設定することもできる。
どのような濃度変換曲線が診断し易さの点で優れている
か、すなわち、黒づまり、白づまり、リニア等のうち、
どのような黒化度曲線が適するかは、臓器次第であるこ
とは、医療現場で良く知られている。例えば、撮影部位
が肺野の場合に最適な濃度変換曲線と、撮影部位が脳実
質の場合に最適な濃度変換曲線とは異なる。従って、こ
のような各種撮影部位に合うそれぞれの濃度変換曲線の
テーブルを選択する情報をPASスイッチ35によりプ
リセットさせて、画像データとともにホストコンピュー
タ20に格納し、当該画像が選択された時にこの濃度変
換曲線のテーブルをホストコンピュータ20より指定し
、また、1.UT 5は大容量のメモリで構成して、各
濃度変換曲線に合う変換テーブルT1. T2.・・・
、 Tn・・・をここに保持させて、前記指令により対
応の濃度変換曲線のテーブルを選択するようにする。画
像記録装置では転送されて来た画像データを画像メモリ
2に逐次、格納する。
コントローラ4aを介して与えられるテーブル選択情報
も同様に画像データと共に格納される。
このようにして画像記録装置には予約された複数の画像
のデータが格納されることになる。このようにして予約
することにより格納された画像データを記録する場合、
オペレータはホスト側の操作卓を操作してホスト側から
1画面9コマとか、4コマと言った記録フォーマット指
定とVW (ウィンドウ幅;階調表示するCT値の相対
的範囲)とM+。
(ウィンドウレベル;階調表示する中心となるCT値)
の指定を行う。すると、ホスト側からはI10インター
フェース24を介して記録装置にこれらの制御情報が送
られ、記録装置側ではI10インターフェース14を介
してこれらの制御情報を受取ってコントローラ4aに与
える。コントローラ4aはこの情報により記録フォーマ
ットとVW、 W+、を知り、画像メモリ2に記憶され
ている濃淡画像のデータ(検数コマ分の画像)をウィン
ドウ変換し、画像メモリ2の別の領域に指定フォーマッ
トの像として再配置する。また、再配置過程において補
間、拡大も行われる。コントローラ4aは指定した記録
フォーマットに合せて必要なピクセル数になるように画
像データの補間処理を行い、また、バックグラウンドB
Gのデータ挿入制御等も行う。
その後、ホスト側或いは画像記録装置の操作パネル3a
により、記録指令を与えると、コントローラ4aは上記
フォーマットに再配置された9コマ配置の一枚分の画像
を水平方向に順に読み出すようなアドレスを出力する。
この出力されるアドレスに従い、画像メモリ2からは9
コマ配置の一枚分の画像の画像データが読み出される。
このようにして読み出された画像データはルックアップ
・テーブル(1,UT ) 5に与える。LUT 5は
画像データがいかなる値の時に、いかなるフィルム濃度
にするかを定めたテーブルであり、LUT 5における
上記選択された濃度変換曲線のテーブルに従って濃度変
換する。これにより、検査対象部位の画像データは観察
に最適な黒化度変化となるような濃度データになる。こ
のデータ変換された濃度データはディジタル/アナログ
変換器(DAC) 13に送られ、ここで電圧信号に変
換される。一方、レーザ光源7からの発生レーザ光は、
コントローラ4aを介して与えられるホストコンピュー
タ20からのフィルタ選択指令により選択された最適フ
ィルタ12を通り、光量調整されてからAOM 8を介
して光学系に与えられる。AOM 8は、レーザ光の強
度変調を行うものであって、入力電圧に応じて透過レー
ザ光の強度を変えることができる。そして、AOM g
にはDACIllからの電圧信号が与えられており、こ
れは画像データの濃度に対応したものであるから、レー
ザ光の強度は画像データの濃度に対応したものとなる。
AOM8により変調を受けたレーザビームは偏向光学系
9に入力され、フィルムIO上を走査される。
すなわち、偏向光学系9は所定直線方向に入力光をスキ
ャンするものであり、コントローラ4aの出力アドレス
に従って入力光であるレーザビームを一次元方向に首振
り走査する。本例ではメモリの行方向(水平方向)がレ
ーザビームの振れる方向であり、このレーザビームのス
キャン領域に記録用の媒体であるフィルム10が送り込
まれることで読み出された画像データの対応する水平方
向(j方向)画素位置にレーザビームを照射てきる。
画像は2次元であるから、レーザビームのスキャン方向
に直交する方向(第5図のir力方向にフィルム10を
送るフィルム搬送系11を設けて、これをコントローラ
4aの出力アドレスに従って露光中に搬送することによ
って1方向の同期もとれ、フィルムIO上には画像メモ
リ2から読み出された画像データの値に対応する光量で
画像メモリ2の読み出し画像が描画されてゆく。このよ
うにしてレーザビームにより描画されたフィルム10は
露光終了後に現像することで、−枚のフィルムに複数の
両像が所定のフオームで収録され、しかも、最適画質の
状態で記録されたフィルム写真が得られる。
このようにしてオリジナルの画像は複数コマを一枚のフ
ィルム上に記録したものが得られるが、これらのオリジ
ナル画像は撮影部位に合った最適な黒化度特性のLIT
変換テーブルにより濃度変換されたデータであり、従っ
て、目的とする画質の画像を得ることができるようにな
る。
尚、上記実施例はレーザイメージヤを例に説明したが、
対象とするイメージヤはこれに限定するものではなく、
イメージヤ側が黒化度曲線の制御機能を持っており、且
つ、ホストからの指示に応じて制御可能なものであれば
、適用可能である。
例えば、CRTイメージヤ(マルチフォーマットカメラ
)でも、特性を電気的に制御可能なガンマ補正回路を持
っていれば本発明を適用できる。また、CRTイメージ
ヤでも一旦ディジタルデータとして取扱うようにすれば
、ガンマ補正回路でなく LtlTによる変換を実施す
ることが可能である。
ところで、イメージヤ側において、画像データはピクセ
ルの値(X)をLUT 5により、対応の濃度値h (
x)に変換し、DAC8によりその濃度値h (X)対
応の電圧値v (h)に変換する。そして、これをAO
M gに与え、AOM 8は音響光学的効果によりこの
受けた電圧値v (h)に対応する強度に通過光を変調
する。フィルタ12は一般写真材料として用いられる例
えばゼラチン膜からなるものであり、濃度Drであ、れ
ばその光透過率は1o−Orである。
そして、このフィルタ12透過後のレーザ光をAOM 
8に与え、AOM gはこのフィルタ12透過後のレー
ザ光を電圧値V (h)に対応する強度に変調して、フ
ィルム10に与えることになる。
従って、フィルタ12の透過光量がフィルム10の画質
に影響を与えるが、フィルタは複数用意してあり、これ
をイメージヤ側の操作パネル3aにより交換指示するこ
とによってフィルタI2の光透過率はイメージヤ側の操
作パネル3a側でも調整可能である。そして、この調整
可能なレベルが数種から数十種もあり、これは操作パネ
ル3aの図示しない濃度つまみによって選択できる。例
えば、濃度つまみを右−杯まで回すと上記Drは最も淡
いもの即ち、光透過率の高いものとなり、この場合、フ
ィルムに到達する光は強いものとなって、より黒い(黒
化度の高い)写真が得られる。また、操作パネル3aに
は図示しないが、コントラストつまみがあり、どのつま
み位置とするかがどの黒化度曲線形状とするかを定める
ことにもなり、これによってLUT 5のどの変換テー
ブルを用いるかが選択できる。
ところが、問題はLLIT 5の濃度特性曲線の調整は
濃度つまみの位置に対応してなされるものであり、濃度
つまみの設定を勝手に変えるとその時の選択されている
濃度特性曲線は記録すべき画像に対して、適正な特性を
持ったものとは言えなくなる。
発明者らの調査によれば、濃度特性曲線いかんにより画
質の良否は想像以上に変ることが確められており、診断
に供する画像を扱うものであるだけに、これは大きな問
題である。
すなわち、もう少し具体的に説明すると、濃度つまみに
より選択されたフィルタ濃度がDrであったとき、黒化
度曲線は D(x)=g(1−tO−Dl−f(v))   −(
1)であったとする。ここで、gはAOM出力光からフ
ィルム黒化度への伝達関数であり、主としてフィルム特
性及び偏向走査系の特性により決まる。
D (x)として例えば第3図に示すように所望の形状
になるようにLUTの変換テーブルによる黒化度曲線の
伝達関数h (x)が設計されている。他にも数種の黒
化度曲線があるが、診断上望ましいと思われるものを選
んで、マニュアル選択或いは上述のPASスイッチによ
る自動設定したものとする。
例えば、そのような時、X(エックス)の最小値から最
大値まで4段階あるとして、それに対応するフィルム黒
化度は第3図の0印の4点とする。この場合、最大黒化
度2.1、最小黒化度0.1で下づまり(白づまり)の
形状であり、これが適切として黒化度曲線の伝達関数h
 (x)が設計されているわけである。
このような状態において、例えば、読影者である担当医
師が変ったり、使用フィルムが変ったりする等、何等か
の事情でもっと黒い写真が望ましいと言うことになり、
濃度つまみを:A整し直してフィルタの透過度を大きく
したとする。するとD ” (x) −g (1−10
−D′・f (v))  ・・12)と言う黒化度曲線
となる。
第3図上で、X(すなわち、■)の最小値から最大値ま
でに対応する4段階をプロットすると、例えば、X印で
示した4点が対応する。つまり、横軸は対数軸としであ
るので、D「を変えると左右に平行移動することになる
のである。これを見ると、今度のX印で示した4点の区
間の特性曲線は最大黒化度3.2、最小黒化度0.8と
なり、最小黒化度は少し黒過ぎるがこれは八〇Hが完全
には光を遮断できないこと、および最大黒化度を上げN 過ぎたことから来るもので仕方がない。しかし、何より
も上づまり(黒づまり)の形状となり、もともと白づま
りの方が好ましいとしてこの黒化度曲線が設計されてい
るのに、フィルムのガンマ特性の故にDI’を変えると
、適正な黒化度曲線からずれてしまうことになる。この
場合、見たい部分が一部潰れたりして思うような画質の
写真とはならなくなり、また、目的に合致した画質の像
は理論的に望めないことがわかる。
そこで、このように好みや使用フィルムなどに合せて、
濃度つまみをマニュル3!整した場合でも適正な黒化度
曲線が得られるようにする必要がある。この場合、第2
図のようにすれば良い。
すなわち、LUT5(図では5bが対応)に対し、補正
用の新LUT 5aを設けるとともに、選択されたフィ
ルタ12に応じた補正用の新LOT変換テーブルを生成
するLUT生成回路13を設け、このLOT生成回路L
3に゛より生成された補正用の新LUT変換テーブルを
新LUT 5aに与えて格納する。そして、画像メモリ
2から読み出された画像データXを新LUT 5aにて
補正し、この補正されたデータI (X)をLUT 5
bにより濃度値のデータh (X)に変換してから電圧
化し、AOM Bに与えてレーザ光の変調に供するよう
にする。
フィルタ12に応じた補正用の新LUT変換テーブルを
生成するLUT生成回路18は、選択されたフィルタを
知って捕正用新LOT変換テーブルを生成するものであ
るが、特に高速の計算能力を必要とする訳ではないから
、広く利用されている280などのマイクロプロセッサ
を中心とするマイコンを使用して実現可能である。
、ここでどのような補正用LOTを算出すれば良いかを
説明しておく。
DrをDf−に変えたとき、所望の黒化度曲線は上記(
2)で表わされるものとは違う。
最も好ましいのは、最大黒化度としてD′の最大値D′
麿ax(−3,1)、最小黒化度としてDの最小値D 
sln  (−0、2) 、そして、全体の形状は例え
ば上記(1)式と相似と言うことになる。但し、最小黒
化度D■inはAOHの性能限界があるため、必ずしも
達成できるものではないから、これを考慮してD −w
inとする。結局、所望の黒化度曲線として最小黒化度
D ” sin 、最大黒化度D″laxであり、その
間は D’  (v)  −D−iln +  (D−IIl
ax  −D ”iln )・ (D(v)−Dmin
 )/  (Dmax  −Diin )・・・(3) となるようなものが妥当であろう。つまり、■からD 
−(v)への伝達関数をVからD“(V)への伝達関数
に変更すれば良いのである。しかし、VからD −(v
)乃至D”(V)への伝達関数は制御困難である。そこ
で、代りにX→Vへの伝達関数を変えることにする。
これは先ず画像データXをノ(X)に変換し、そのとき
の D −−g  (1・1G−”1f (v(h(、l’
(x)))))が上記(3)式のD”(V)と等しくな
れば良い。即ち D ″ min  +  (D  ”  IIIax 
 −D  ”  1n  )拳 (1/ Dmax  
−D′nin  )・(g  (1@ 10−D′−o
  f (v(h (ノ(x))))−DIin ) 
麿(g (I −10−”’−f (v(h (1(x
)))))          −(4)簡単のため、
D−a+1n−Kl。
(D max  −D  −mln  )/  (Dm
ax  −I)+1n  )=に2 、  Dmln−
に3とすると、(4)式はKl  +に2  (g  
(1−10−”  f (v(h (ノ(x))))−
に3 ) = (g (1−10−Dl−・f (v(
h (ノ(x)))))・・・(5) よって f (v(h (](x))))−g−”  (K1 
+に2ψg (■ ・1O−Dl ・ f(v(h(i
7(x))))/(!  ・10−”’)      
     ・・・(8)ノ(x)=h−1(v−’ (
[’−’  (g−1(Kl 十に2− g(I  ・
1G−”−f (v(h C1(x))))))/(I
  ・to−”)  l  ))        ・・
・(7)このように新LUTの内容J! (X)を定め
れば良い。
1! (x)は次のようなことから、求め得ることが立
証できる。
Xは既知であり、f (x) = f (v(h(x)
))はわかっている。これはあるフィルタDf’のとき
に定義または調整した内容そのままで良い。また、g(
I・1a−DI  ・f (x))もわかっている。こ
れはあるフィルタDrのときにh (x)を用いてどの
ような黒化度曲線が得られたかそのデータをLIT生成
回路13内に設定しておけば良い。また、Kl、に2゜
K3も事前に測定してLUT生成回路13内に設定して
おけば良い。
よって、関数形状、必要な定数は知り得るからノ(X)
を求めることができ、補正に供することができる。
このように黒化度曲線をなんらかの事情により、変更し
た場合でも、この実施例によれば最適な特性になるよう
に補正されるから、画質の良い像をフィルムに記録する
ことができる。
尚、新LOT 5LOTともROMまたはRAMいずれ
でも構成することができる。ROMで構成した場合は、
必要な変換テーブルを予め多数用意し、そのうちから必
要なものを選択して使用す゛る。また、RAM構成する
ときはLUT生成回路で演算して変換テーブルを求め、
これを新LUTに格納し、□更に新LUT格納データを
モデファイして変換テーブルを求め、LUTに格納して
使用する。また、LUTの代りにアナログ演算回路を用
い、これをDAC8とAOM 8の間に設置し、この演
算回路の特性をDr及びh (x)によって変える等し
ても実現可能である。
このように本装置は、被検体の観察対象部位における物
理的状況に関連したデータを収集して当該部位の診断画
像データを得るとともにこの画像データを加工して診断
目的に合う診断用濃淡画像を得る画像診断装置と、この
画像診断装置からの上記診断用濃淡画像データを受けて
画像メモリに複数画像針、記憶させフィルム状の記録媒
体に複数画像が並列多段に記録されるように画像データ
を順次読み出して所定の描画操作を行い記録媒体に記録
させるようにした画像記録装置とよりなる画像診断シス
テムにおいて、画像データ値に応じた記録画像の最適濃
淡変換特性を設定する設定手段と、この設定された濃淡
変換特性指定情報を送出する指令手段とを上記画像診断
装置に設けるとともに、上記画像記録装置には異なる複
数の濃度変換テーブルを有し上i己指令された最適濃淡
変換特性に対応するテーブルを選択して上記画像メモリ
からの読み出し画像データをそのデータ値対応の濃淡信
号に変換する変換手段を設けて構成したものであり、種
々の濃度変換特性の変換テーブルのうち目的合う変換テ
ーブルを使用して、画像メモリに送り込まれた画像デー
タに対し、この選択した変換テーブルに基づき濃度変換
し、この濃度変換後のデータを用いた画像を記録してハ
ードコピーを得るようにしたものである。従って、診断
画像を目的の画質のハードコピーとして得ることができ
るようになる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、診断画像を目的の画質の
ハードコピーとして得ることができる画像診断システム
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明の変形例を示すブロック図、第3図は従来装置に
おける濃度つまみ調整によっての黒化度曲線の使用領域
の変移を説明するための図、第4図は記録画像のフォー
マットの一例を示す図、第5図は画像メモリメ内での画
像データの様子を説明するための図、第6図は従来装置
の構成を示すブロック図である。 l・・・画像データ取込みインターフェース、2・・・
画像メモリ、3a・・・操作パネル、4a・・・コント
ローラ、5 、5b・・・ル・ソファ・ノブ拳テーブル
(LOT)、5a・・・新ルックアップ・テーブル、8
・・・D/A変換器、7・・・レーザ光源、8・・・A
OM  (光変調素子)、91・・偏向光学系、10・
・・フィルム、12・・・フィルタ、13・・・LUT
生成回路、20・・・医用画像診断装置のコンピュータ
、21・・・プロセッサ(CPU ) 、22・・・メ
モリ、23・・・シリアルインターフェース、24・・
・コンソールインターフェース、25・・・大容量外部
記憶装置、2B・・・デイスプレィコンソールインター
フェース、30・・・コンソール、31・・・リフレッ
シュメモリ、32・・・ウィンドウ囲路、33・・・ウ
ィンドウ条件設定器、34・・・キャラクタデイスプレ
ィ、35・・・PASスイッチ、3B・・・CRTデイ
スプレィ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図 第3図 第4図 j

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被検体の観察対象部位における物理的状況に関連したデ
    ータを収集して当該部位の診断画像データを得るととも
    にこの画像データを加工して診断目的に合う診断用濃淡
    画像を得る画像診断装置と、この画像診断装置からの上
    記診断用濃淡画像データを受けて画像メモリに記憶させ
    フィルム状の記録媒体に記録されるように画像データを
    読み出して所定の描画操作を行い記録媒体に記録させる
    ようにした画像記録装置とよりなる画像診断システムに
    おいて、画像データ値に応じた記録画像の最適濃淡変換
    特性を設定する設定手段と、この設定された濃淡変換特
    性指定情報を送出する指令手段とを上記画像診断装置に
    設けるとともに、上記画像記録装置には異なる複数の濃
    度変換テーブルを有し上記指令された最適濃淡変換特性
    に対応するテーブルを選択して上記画像メモリからの読
    み出し画像データをそのデータ値対応の濃淡信号に変換
    する変換手段を設けて構成し、この変換手段により与え
    られる濃淡値で画像の記録を行うようにしたことを特徴
    とする画像診断システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH034323A (ja) * 1989-05-31 1991-01-10 Sharp Corp 映像信号処理装置
JPH04187142A (ja) * 1990-11-21 1992-07-03 Konica Corp 放射線画像の階調変換装置
JPH11272851A (ja) * 1998-03-25 1999-10-08 Canon Inc 放射線デジタル画像処理システム
JP2008092603A (ja) * 2007-12-12 2008-04-17 Canon Inc 放射線デジタル画像処理システム
JP2008104891A (ja) * 2008-01-11 2008-05-08 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体

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