JPH034323A - 映像信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を処理するための装置に関し、たと
えばその映像信号を白紙状のテレフォンカードなどのよ
うなシート体に印画表示し、あるいはまた画面に目視表
示する際における画像の明るさやコントラストを変化す
ることができるようにした映像信号処理装置に間する。

従来の技術 白紙のテレフォンカードに、オリジナルな映像を印画す
るために、スキャナなどの入力装置によって読取った画
像信号をデジタル化してフレームメモリにストアしてお
き、そのフレームメモリにストアされている画像信号を
、−旦、ルックアップテーブルなどと呼ばれているラン
ダムアクセスメモリに転送し、このランダムアクセスメ
モリ内で、プログラムソフトの実行によって、映像信号
を演算して変更し、これによって明るさやコントラスト
を変え、こうして得られるランダムアクセスメモリのス
トア内容を、アナログ信号に変換して、映像信号として
出力し、モニタテレビなどの表示手段に目視表示し、ま
たこの映像を白紙のテレフォンカードに印画する。

発明が解決すべき課題 このような先行技術では、前記ランダムアクセスメモリ
内の映像信号を、プログラムソフトの実行によって演算
してＩＦ換えており、したがって演算が複雑であり時間
がかかり、そのため制御動作を行うマイクロコンピュー
タなどの処理装置の負担が重くなる。このようなプログ
ラムソフトは、予め準備したリードオンリメモリにスト
アして準備しておく必要があり、リードオンリメモリの
大きなメモリ容量を必要とする。

本発明の目的は、画像の明るさおよびコントラストなど
を簡単な動作で処理して変更することができるようにし
た映像信号処理装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、映像信号を発生する映像信号発生源と、 映像信号発生源からの映像信号に応答して、映像信号を
、それぞれ変化して導出するための複数のテーブルと、 各テーブルを切換えて、テーブルからの変化された映像
信号を導出する切換え手段と、切換え手段によって切換
えられたテーブルからの前記変化された映像信号出力を
表示する手段とを含むことを特徴とする映像信号処理装
置である。

作用 本発明に従えば、映像信号発生源からの映像信号を切換
え手段によって切換えて用いられる複数のテーブルのう
ちの１つに与えて、その映像信号発生源からの映像信号
をたとえば明るさおよびコントラストなどが変化するよ
うに演算し、こうして得られるテーブルからの変化され
た映像信号を導出してプリンタによって印画表示し、あ
るいはまたモニタテレビなどによって目視表示する。し
たがって映像信号発生源からの映像信号を前述の先行技
術に関連して述べたようにプログラムソフトの実行によ
って変化するものではないので、その処理時間が短く、
またそのテーブルを選択するための簡単な操作で映像信
号を変化させることができる。そのため演算処理を行う
マイクロコンピュータなどの負担を軽減することができ
、さらにまたプログラムソフトをストアするリードオン
リメモリの容量を少なくすることができる。

実施例 第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。入力
手段１からの静止画像または動いている画像の映像信号
は、フレームメモリ２にストアされる。入力手段１はた
とえばテレビジョン受信機などのいわゆるＮＴＳＣ方式
映像信号であってもよく、あるいはまた電荷蓄積素子（
略称ＣＣＤ）ラインセンサを被読取り物の表面に走査し
て得られる映像信号などであってもよい。フレームメモ
リ２からのカラー表示のための３つの色信号は切１兵え
手段ｆ！：構成する切換えスイッチ３４によってランダ
ムアクセスメモリ５に与えられて、その映像信号が変１
ヒされ、こうして変Ｃヒして得られる映像信号は、デジ
タル／アナログ変換回路６に与えられてアナログ信号と
され、ＮＴＳＣ方式のエンコーダ７に与えられ、プリン
タ８に与えられる。

プリンタ８は、白紙のテレフォンカードなどの表面に、
印画することができる。またモニタテレビなどの画面表
示手段９によって目視表示することができる。プリンタ
８では、昇華性染料を含むいわゆる昇華形感熱転写記録
方式であって、サーマルヘッドで選択的に画素毎に温度
を変、化し、これによってカラーの印画を行うことがで
きる構成を有する。

処理回路１０は、マイクロコンピュータなどによって実
現され、入力手段１がらの映は信号を、処理回路１０に
備えられているアドレス発生回路１１のアドレス指定に
従って、フレームメモリ２にストアさせ、またこのフレ
ームメモリ２のストア内容を、アドレス発生回路１１の
アドレスに従って、読出し、このような動作は、水平お
よび垂直同期信号にタイミングを取って行われる。処理
回路１０の動作は、リードオンリメモリ１２にストアさ
れたプログラムの実行によって行われる。

プリンタ８によって印画される映像は、前述のように処
理回路１０の動作によってモニタテレビなどの画面表示
手段９を用いて目視表示することができる。

フレームメモリ２がらの各色毎の映像信号は、ライン１
３Ｒ，１３Ｇ、１３Ｂを介して切換えスイッチ３の共通
接点に与えられる。ランダムアクセスメモリ５は各色毎
に、複数（たとえばこの実施例では４）のテーブル１４
Ｒ１〜１４Ｒ４，１４Ｇ１〜１４Ｇ４．１４Ｂ１〜１４
Ｂ４が設けられ、切換えスイッチ３の各共通接点から個
別接点を介して、映像信号が選択的に与えられる。たと
えばテーブル１４Ｒ１は映像信号を明るく変換するため
の演算を行い、テーブル１４Ｒ２は映像信号を暗くする
ための演算を行い、テーブル１４Ｒ３は映像信号のコン
トラストを弱くする演算を行い、テーブル１４Ｒ４は映
像信号のコントラストを強くするための演算を行う、こ
のようなテーブル１４Ｒ１〜１４Ｒ４は赤Ｒの映像信号
に対応しており、テーブル１４Ｇ１〜１４Ｇ４は緑Ｇの
映像信号に対応しており、テーブル１４Ｂ１〜１４Ｂ４
は青Ｂの映像信号に対応している。

第２図を参照して、テーブル１４Ｒ１〜１４Ｒ４の演算
動作について述べる。ライン１３Ｒから映像信号が入力
され、その入力されてくる映像信号をＸで表し、テーブ
ル１４Ｒ１〜１４Ｒ４のうちの１つが切換えスイッチ３
によって選択され、これによって出力される変化された
映像信号をｙとするとき、 ｙ　＝　ａ　ｘ　＋　ｂ　　　　　　　　　−（１）こ
こで勾配ａはコントラストの強弱を表し、ｙ接点は、明
暗の明るさを表す、各テーブル１４Ｒ１〜１４Ｒ４は、
このような数値ａ、ｂが予め定められ、入力される映像
信号Ｘを演算して、変化した映像信号ｙとして出力する
。このような構成は残余のテーブル１４Ｇ１〜１４Ｇ４
および１４Ｂ１〜１４Ｂ４に関しても同様である。

テーブル１４Ｒ１〜１４Ｒ４の変化された映像信号は、
切換えスイッチ４の個別接点に与えられ、その共通接点
からライン１５Ｒに導出され、デジタル／アナログ変換
回路６において、アナログ映像信号とされる。残余のラ
イン１５Ｇ、１５Ｂに関しても同様である。

明るさおよびコントラストを変更するためにキー１６が
備えられ、このキー１６の出力は処理回路１０およびア
ップ／ダウンカウンタ１７に、与えられる。アップ／ダ
ウンカウンタ１７はキー１６の操作するたび毎に、１だ
けインクリメントされて計数動作を行い、切換えスイッ
チ３．４を連動して切換え、たとえば映像信号を明るく
変化させるために、テーブル１４Ｒ１，１４Ｇ１．１４
Ｂ１が選択されるようにスイッチング状態を変化させる
。アップ／ダウンカウンタ１７はその計数値が４になっ
た後には、再び１に戻り、こうしてキー１６の操作のた
び毎に各色Ｒ，Ｇ、Ｂ毎の４つのテーブルを順次切換え
てｍｉする。アップ／ダウンカウンタ１７は、操作によ
って、計数値を１ずつデクリメントするようにしてもよ
い。

第３（２Ｉを９照して動作を説明する。ステップＳ１か
らステップＳ２に移り、キー１６が操作されたかどうか
が判断される。ステップＳ２においてキー１６が操作さ
れたことが検出されると、ステップｓ３に移り、第１回
目のキー操作が行われたかどうかが判断される。キー１
６の操１ｉ：が第１回目であれば、切換えスイッチ３．
４によって画像信号を明るく変化するためのテーブル１
４Ｒ１゜１４Ｇ１．１４Ｂ１が選択されて映像信号が変
化される。

ステップＳ４においてキー１６の操作が第２回目である
ことが判断されると、切換えスイ・ソチ３゜４によって
映像信号を暗く変化するためのテーブル１４Ｒ２，１４
Ｇ２．１４Ｂ２が選択されて、映像信号が変化される。

ステップＳ５においてキー１６が第３回目の操作であれ
ば、切換えスイッチ３．４は映像信号のコントラストを
弱く変化するテーブル１４Ｒ３゜１４Ｇ３．１４８３を
選択するように切換え、これによって映像信号のコント
ラストが弱くなるように変化される。

ステップＳ６において、キー１６が第４回目の操作であ
ることが判断されると、切損えスイッチ３．４は、映像
信号のコントラストを強くするためのテーブル１４Ｒ４
，１４Ｇ４．１４Ｂ４を選択するスイッチング状態に変
化し、こうして映像信号のコントラストが強くなるよう
に変化される。

このような変化された映像信号の映像は、画面表示手段
９において目視表示して確認することができ、その画面
と同一の状りで、プリンタ８によって印画を行うことが
できる。テーブルはさらに多数設けられて切換えるよう
にしてもよい。こうしてキー１６の操作によって瞬時に
、変化された画像を画面表示手段９によって見ることが
できる。

こうしてスキャナなどの入力手段１から入力された画像
が、暗すぎたり、それとは逆に明るすぎても、スキャナ
１によって再入力を行わずに、キー１６の操作によって
、手軽に映像信号を変化して補正を行い、操作性が向上
される。また人の好みによって、暗めの画像を好んだり
、コントラストの強い画像を好んだりするといった、感
性の違いも、キー１６の操作によって、応じることがで
きる。

電源１つは本件映像信号処理装置の各構成要素を電力付
勢する。

上述の実施例では、フレームメモリ２にストアされた静
止画像を表示するように構成されたけれども、テレビジ
ョン受信機などの動いている画像をそのまま切換えスイ
ッチ３．４を用いて複数のテーブルの１つに与えてその
映像信号を変化するようにしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、映像信号発生源からの映
像信号を切換え手段によって切換えられた複数のテーブ
ルのうちの１つに与えて、その映像信号を変化し、これ
によって画像の明るさやコントラストなどを変化するよ
うにしたので、演算処理が簡単になり、映像信号の変化
を高速度で行うことができ、また簡単な操作でテーブル
を切換えればよいので操作性が良好であり、また前述の
先行技術に関連して述べたプログラムソフトの準備が必
要でなく、そのプログラムソフトをストアするリードオ
ンリメモリの容量を低減することができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はラン
ダムアクセスメモリ５に備えられているテーブルの動作
を説明するためのグラフ、第３図は処理回路１０の動作
を説明するためのフローチャートである。 １・・・入力手段、２・・・フレームメモリ、３．４・
・・切換えスイッチ、５・・・ランダムアクセスメモリ
、６・・デジタル／アナログ変換回路、７・・ＮＴＳＣ
方式のエンコーダ、８・・・プリンタ、９・・画面表示
手段、１０・・・処理回路、１１・・・アドレス発生回
路、１２・・リードオンリメモリ、１４Ｒ１〜１４Ｒ４
゜１４　Ｇ　Ｌ〜４４Ｇ４．１４Ｂ１〜１４Ｂ４・・・
テーブル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号を発生する映像信号発生源と、 映像信号発生源からの映像信号に応答して、映像信号を
   、それぞれ変化して導出するための複数のテーブルと、 各テーブルを切換えて、テーブルからの変化された映像
   信号を導出する切換え手段と、 切換え手段によって切換えられたテーブルからの前記変
   化された映像信号出力を表示する手段とを含むことを特
   徴とする映像信号処理装置。