JP3229364B2 - ビデオプリンタおよび画像処理装置 - Google Patents

ビデオプリンタおよび画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力したビデオ信
号に応じて画像印刷を行うためのビデオプリンタおよび
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の昇華性染料熱転写方式のカラービ
デオプリンタの内部構成例を図に示す。図1において、
このプリンタに入力される動画のビデオ信号は、Y/C
分離回路101を通りY(輝度)信号とC(クロマ)信
号とに分離される。そして、S(静止画)ビデオ信号の
どちらを選択するかを、スイッチング回路102で切り
替えられる。Y色差生成回路103でYとCの信号は
Y,R−Y,B−Yの信号になり、その色差はスイッチ
ング回路104で信号R−Y,B−Yを交互に切り替え
た状態でA/Dコンバータ105によりA/D(アナロ
グ・デジタル)変換される。そして、ユーザ(使用者)
が、メモリボタン(不図示)を押すと、システムコント
ローラ114がメモリ取り込みの指示をメモリコントロ
ーラ108に行い、メモリコントローラ108は、A/
Dコンバータ105でA/D変換されたデータをメモリ
106,107に取り込む。
【0003】メモリ106,107に格納されたデータ
は再び読み出されてD/Aコンバータ109でアナログ
信号に変換され、スイッチング回路110で色差を交互
にR−Y,B−Y信号に分けて、Y/C合成回路111
を通って信号Y,Cになる。システムコントローラ11
4からの指示で、Y(信号)は、ビデオ合成回路112
でメッセージ等のメモリ画像と合成される。そして、信
号YとCはSビデオ出力になり、またY/C合成回路1
13を通ってビデオ出力になり、モニタ画面(不図示)
にその内容が表示される。
【0004】一方、D/Aコンバータ109,スイッチ
ング回路110の出力である信号Y,R−Y,B−Y
は、プリント部122に送られる。RGB生成回路11
5でY色差がRGB信号(レッド,グリーン,ブルーの
信号)に変換される。昇華性熱転写方式は、一般的にイ
エロー、マゼンタ、シアンの順で面順次で印画を行う。
よって、まずイエローの補色であるB(ブルー)信号が
システムコントローラ114の指示で選択され、A/D
コンバータ117でA/D変換される。そして、ライン
メモリコントローラ118を介して、印画1ライン分の
データがラインメモリ119に取り込まれる。そのデー
タは次にデータ変換テーブル120により、イエローデ
ータに変換され、さらに、ヘッド123を通電する時間
を決めるパルス幅データに変換される。
【0005】昇華性熱転写の場合、指定の濃度で印画し
たいときに、その時点でのヘッド123の温度は重要な
ファクタになる。すでに高濃度の印画を行っていてヘッ
ド123の温度が高くなっているときの状態と、低濃度
の印画を行っていてヘッド123の温度があまり高くな
っていないときの状態とでは、同じ通電時間ヘッド12
3を加熱しても異なった濃度で印画されることになる。
よって、このヘッド123に通電する時間を決めるとき
に、その時点でのヘッド温度データを取り込み、そのデ
ータ値により、データ変換テーブル123をアクセスし
て通電時間を決定する。
【0006】このパルス幅データは、ヘッドドライバ1
21に送られ、ヘッド123を駆動して紙面上に印画記
録が行われる。次にG(グリーン)信号がA/Dコンバ
ータ117でA/D変換され、マゼンタの印画記録が同
一紙面上に行われ、次に、R(レッド)信号がA/Dコ
ンバータ117でA/D変換され、シアンの印画記録が
同一紙面上に行われ、1枚のカラープリント(多色印
刷)が終了する。
【0007】従来、ビデオプリンタの機能として、印画
範囲を2通りもっているものがある。1つは、正規なビ
デオ信号の有効画面範囲いっぱいの部分のプリントを行
うものである(以降、これをアンダースキャン(Und
er scan)プリントと呼ぶ)。これは、医療用の
ビデオ機器の有効画面範囲が、正規のビデオ信号の有効
画面範囲近くまであるものが多いので、それに対応した
ものである。しかし、家庭用ビデオに対してこのモード
でプリントを行うと、家庭用のビデオ機器の有効画面範
囲は、正規のビデオ信号の有効画面範囲よりも狭いとこ
ろから、家庭用ビデオ機器の有効画面範囲外までプリン
トしてしまうことになる。この場合は、画像の周りに黒
枠がつくことになり、プリントの品位として見苦しいも
のになる。
【0008】そこで、もう一つのプリントモードは、家
庭用のビデオ機器に合わせて上記のアンダースキャンプ
リントよりも一周り小さい印画範囲でプリントを行うも
のである(以降、これをオーバースキャン(Over
scan)プリントと呼ぶ)。このモードにより、黒枠
のつかない画像部分だけのプリントを得ることができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、家庭用のビデ
オ機器といっても、その有効画面範囲(絵のある部分)
は実際には様々である。そのため、ビデオ機器を限定し
てその機器に対しては大丈夫なようにオーバースキャン
プリントの印画範囲を決めるか、他の機器に対しても十
分すぎるほどに印画範囲を狭くするしかない。このよう
に印画範囲を十分に狭くしてしまうと、印画サイズが小
さくなることの他に、画像の周辺部にユーザが見たいも
のがあって、それが欠けてしまう等の問題が発生する。
【0010】ただし、この印画範囲を変更可能にしてい
る装置もある。これは、図2に示すようにモニタ画面2
01にプリントしたい画像202を表示し、この表示さ
れた画像に印画する範囲を示す枠203を合わせて表示
する。このモニタ画面をユーザが見ながら矢印キー等を
押して、その枠203を動かすことにより印画範囲を指
定するものである。これは、ユーザが指定した時点で、
プリンタがその枠203の座標値を記憶し、以降もう一
度変更するまでこの印画範囲でプリントを行うことにな
る。
【0011】このとき、その枠自体の大きさは固定(つ
まり、オーバースキャンの印画サイズとしては固定で、
有効画面204のどの位置をプリントするかを指定する
ものである。)で、枠の位置を移動するというものが一
般的である。この場合、ユーザはその枠を矢印キーで動
かすだけなので、操作は簡単だが、その印画範囲を、比
較的大きくしてしまうと、印画枠をどう動かしても有効
画面内に収まらないという場合も生じる。よって、印画
枠は、ある程度余裕をもって小さくしなければならな
い。
【0012】次に、印画範囲の大きさも変更可能とする
ことも考えられる。しかし、この場合は、印画範囲の大
きさの設定、およびその位置を設定することになり、ユ
ーザの操作上の負担が非常に大きくなる。また、もしユ
ーザがそのビデオ機器の画像の有効画面を最大限プリン
トしたい場合には、印画範囲の大きさの設定、位置設定
を極めて注意深く行う必要があり、その負担はさらに大
きくなるという問題がある。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、装置が有効画像領域として自動的に検
出した領域が、好適なものとなっているかどうかを確認
することが出来るだけでなく、画像が暗いために、自動
で検出した有効領域が印画範囲として希望に合わないと
きも、別の画像で検出し直して、誤検出を防止すること
ができるビデオプリンタおよび画像処理装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のビデオプリンタの発明は、印画範囲の自
動検出開始を指示する開始指示手段と、入力されたビデ
オ画像データを記憶するメモリと、前記開始指示手段の
開始指示に応じて、前記メモリに記憶されるビデオ画像
データから有効画像領域を自動的に検出する検出手段
と、該検出手段が検出した有効画像領域をビデオ画像と
ともに表示する表示手段と、印画範囲の設定を指示する
設定指示手段と、該設定指示手段の設定指示に応じて前
記表示手段に表示中の有効画像領域を印画範囲として設
定記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶されている印
画範囲のデータに基づいて画像の印刷範囲の制御を行う
印刷制御手段とを有し、前記メモリに記憶するビデオ画
像データが暗く、所望の検出結果でない場合には、メモ
リに別の画像を記憶し直して、再度印画範囲の検出を行
うようにしたことを特徴とする。
【0015】ここで、前記検出手段は、前記所定のメモ
リに記憶されたメモリ画面の端の部分から内側へデータ
値を調べ、ある一定値以上のデータが一定個数あるとき
に、その位置を有効画面の端の部分であると判別するこ
とを特徴とすることができる。また、前記表示手段に表
示されている前記有効画像領域の大きさ,位置を手動で
調整可能な手動調整手段をさらに有することを特徴とす
ることができる。
【0016】上記目的を達成するため、請求項4の画像
処理装置の発明は、入力されたビデオ画像データを記憶
するメモリと、該メモリに記憶された前記ビデオ画像デ
ータから有効画像領域を自動的に検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した有効画像領域を示す信号を、前
記ビデオ画像とともにモニタに表示させる表示制御手段
と、前記有効画像領域を印画範囲とする制御手段とを有
し、前記メモリに記憶するビデオ画像データが暗く、所
望の検出結果でない場合には、メモリに別の画像を記憶
し直して、再度印画範囲の検出を行うようにしたことを
特徴とする。
【0017】ここで、さらに、前記画像処理装置は、前
記印画範囲を調節する調節手段を有することを特徴とす
ることができる。
【0018】
【作用】本発明では、入力画像から有効画像領域を自動
的に検出し、この検出された有効画像領域を示す信号
を、前記ビデオ画像とともにモニタに表示させるように
しているので、装置が有効画像領域として自動的に検出
した領域が、好適なものとなっているかどうかを確認す
ることが出来るだけでなく、画像が暗いために、自動で
検出した有効領域が印画範囲として希望に合わないとき
も、別の画像で検出し直して、誤検出を防止することが
できる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0021】図3は本発明の一実施例のビデオプリンタ
の操作パネル(400)上の印画範囲設定用の操作ボタ
ンの配置構成例を示す。ユーザは印画範囲の設定変更を
したい場合は、印画範囲開始ボタン401を押す。これ
により印画範囲設定モードに入る。プリンタは、記憶し
た画像の有効画面範囲を検出し、その結果を白枠でモニ
タ上に記憶画面と一緒に表示する。もし、印画範囲開始
ボタン401を押した時点で、メモリの内容が空(記憶
されていない)状態のときは自動的に画像の記憶を行
う。
【0022】その白枠表示をユーザは確認し、満足する
ものであれば、印画範囲設定ボタン402を押す。これ
によりプリンタは、その印画範囲を記憶し、この記憶さ
れた範囲が次回からのプリントの印画範囲となる。この
ように、本例の設定操作は従来の設定操作に比べて非常
に簡単に印画範囲の設定を行うことができる。
【0023】もし、先に述べた真っ暗な背景の画像を記
憶していて、印画範囲検出の結果(白枠位置)がユーザ
にとって思わしくなかった場合には、ユーザは印画範囲
設定モードに入ったままの状態で、再度別の画像を記憶
し直すと、プリンタは画像の有効動画範囲をもう一度自
動的に検出してその検出結果を白枠で表示する。
【0024】もし、ユーザがその検出結果よりも小さな
画面範囲にしたい場合は、ユーザは矢印キー404,4
05,406,407と、枠の大きさ/移動切り替えボ
タン403を操作して、白枠を所望の大きさ、位置に指
定する。枠の大きさ/移動切り替えボタン403を押す
たびに、枠の大きさを設定するモードと、枠の位置を移
動させるモードとが交互に切り替わる。枠の大きさを設
定するモードのときは矢印キーの中の上下キー404,
407で操作し、キー404を押すと枠が大きくなり、
キー407を押すと枠が小さくなる。枠の位置を移動す
るモードのときは、矢印キー404,405,406,
407を使って移動させる。以上の操作により、ユーザ
は満足する枠の表示状態になったら、印画範囲設定ボタ
ン402を押して枠を決定する。
【0025】図4は本発明の一実施例のビデオプリンタ
の回路構成を示す。本例と図1の従来例との構成上の相
違点は、システムコントローラ114にRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)324が設けられていることであ
る。Yメモリ306に記憶された画像の輝度(Y)デー
タは、メモリコントローラ308を介して、システムコ
ントローラ314のRAM324に転送され蓄えられ
る。
【0026】前述した印画範囲開始ボタン401のキー
入力に応じて、印画範囲設定モードに入り、システムコ
ントローラ314はまず印画範囲の上側を設定する。印
画範囲の上側の設定のときは、RAM324の上部から
1ライン毎にデータを読み込む。そして、データが8ビ
ットのときは、データ値8以上であるデータの個数をカ
ウントする。有効画面範囲外の場合、データ値は0付近
であるはずだが、ビデオ機器によっては若干のセットア
ップがついていたり、ノイズの影響もあるので、しきい
値を0よりも大きくしている。そして、データ値8以上
の個数が1ラインのデータ数の1/2以上の時、有効画
面範囲内と判断する。ここで1/2としたのは、もし1
/2よりもかなりしきい値を大きくしてしまうと画像と
してのデータ値として8以下のデータはあり得るので、
そのために画像領域なのに有効画面範囲外という結果を
出してしまうからである。また、1/2よりもしきい値
をあまり小さくしてしまうと、ノイズとしての値の8以
上のデータに結果を左右されてしまうという恐れがある
ためである。こうしてRAM324のデータを調べ、も
し、有効画面範囲外であるという結果であれば、次の1
ラインのメモリデータを読み込み上記と同様のことを繰
り返す。そして、上記のしきい値を満たす結果が出たと
ころで、有効画面の上端の位置を検出したことになる。
実際は、その検出値よりも1ライン(1H)内側に上側
を設定する。その理由は、ビデオ機器により、有効画面
の上端は1ライン(1H)の途中から画像が始まってい
る場合があるためである。
【0027】次に、システムコントローラ314は有効
画面の下側を設定する。その設定方法は上側の場合と同
様である。また、得られた検出値から1ライン(1H)
内側に下側の設定を行う。その理由も上側と同様であ
り、画像がその1ラインの途中で終わっている場合があ
るためである。
【0028】次に、システムコントローラ314は有効
画面の左側を設定する。このときは、メモリコントロー
ラ308を介してメモリ306の左端から、縦に(副走
査線方向に)1ラインのデータを順にRAM324に取
り込む。あとは、上述した上側、下側の設定の場合と同
様の方法で有効画面範囲を調べていく。このとき、得ら
れた検出値に対して0.5μsec程度(縦横比1対1
で記憶している場合の6画素程度)内側を、最終的な左
側の有効画面範囲とする。これは、ビデオ機器により、
画面の端の部分は色のつき具合が悪い場合があり、その
部分を印画しないようにするためである。
【0029】最後に、システムコントローラ314は有
効画面の右側を設定する。この設定方法は左側のときと
同様であり、やはり0.5μsec程度内側を最終的な
右側の有効画面範囲と設定する。以上の方法で、有効画
面範囲の検出および設定が終了する。
【0030】こうして有効画面範囲が決定すると、シス
テムコントローラ314はその結果を白枠でモニタ画面
(不図示)に表示し、ユーザに提示する。即ち、D/A
コンバータ309でD/A変換されたメモリ306,3
07の記憶画像は、Y/C合成回路311で信号YとC
になる。この信号Yに、ビデオ合成回路312で、白枠
が合成され、モニタに表示される。このときの、白枠の
位置、大きさは自動検出の結果から、または、操作ボタ
ン403〜407の指定を受けたシステムコントローラ
314からの指示(ミックスコントロール信号)で行わ
れる。
【0031】ユーザがそのモニタ画面の表示結果を確認
し、印画範囲設定ボタン402を押すと、システムコン
トローラ314はその白枠の設定値を内部メモリに記憶
させ、次にプリントを開始する。オーバースキャンプリ
ントのときは、システムコントローラ314から、ヘッ
ドドライバ321に、先に設定した印画範囲の指定に従
った指示を行う。プリンタの印画は図5に示すように、
副走査線方向にサーマルラインヘッド323が置かれ、
走査線方向に印画を行うのが一般的である。これは、副
走査線方向にヘッド323を置いた方が、走査線方向に
ヘッドを置くよりもヘッド幅が短くて済み、ヘッドのコ
ストとして有利なためである。
【0032】従って、この場合、プリントはメモリ30
6,307の記憶画像の左側からの印画になる。まず、
上記の白枠の指定値までの印画では、データ変換テーブ
ル320からくる印画データ(有効画面範囲まで至って
いないのでほとんど黒のデータ)を、システムコントロ
ーラ314からの指示でヘッドドライバ321のところ
でキャンセルしてしまう。ここでキャンセルするとは、
印画データを0に固定して印画することである。印画デ
ータが0のとき、ヘッド323に通電されるパルス幅
は、ヘッドを印画してしまう直前の温度に保つための時
間に設定される。これにより、印画されない状態で、印
画動作が行われる。この印画データを0のときに全く通
電しないようにしないのは、常にヘッド323を印画直
前の温度に保っておいて、印画するべきデータが来たと
きに安定した濃度で印画できるようにするためである。
このようにして、画像の左側の有効画面範囲外の部分は
印画されない。
【0033】次に、上記白枠で設定された有効画面範囲
内に入ってくると、データ変換テーブル320からくる
印画データは、画面の上部と下部(ヘッドデータからみ
ると両端)が有効画面範囲外なので黒データであり、そ
の間は、画像としてのデータになる。このデータの有効
画面範囲外であるヘッドデータの両端のデータを、シス
テムコントローラ314からの指示でヘッドドライバ3
21のところでキャンセルしてしまう。このようにして
白枠で設定した画像の有効画像の部分のみを印画するこ
とができる。
【0034】最後に画像の右端の部分の印画は、左端の
ときと同じ方法で印画を行わないようにする。以上のよ
うに、印画しない部分のデータを0にすることにより、
任意の大きさ、位置のプリントが可能である。これによ
り、機械的部分は従来通りの機構のままで使用できる。
【0035】なお、上記実施例では熱転写式のプリンタ
を例示したが本発明はこれに限定されず、他の記録方
式、例えばインクジェットプリンタ等にも勿論適用でき
る。また、カラープリンタに限らず、単色記録の場合に
も有効であるのは明らかである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力画像から有効画像領域を自動的に検出し、この検出
された有効画像領域を示す信号を、前記ビデオ画像とと
もにモニタに表示させるようにしているので、装置が有
効画像領域として自動的に検出した領域が、好適なもの
となっているかどうかを確認することが出来るだけでな
く、画像が暗いために、自動で検出した有効領域が印画
範囲として希望に合わないときも、別の画像で検出し直
して、誤検出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の回路構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】モニタ画面上の印画範囲を指定する枠の表示例
を示す概略平面図である。
【図3】本発明の一実施例の操作ボタンの配置構成を示
す概略平面図である。
【図4】本発明の一実施例のビデオプリンタの回路構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例のビデオプリンタの印画動作
状態を示す要部概略平面図である。
【符号の説明】
201 モニタ画面 203 印画範囲を指定する枠 306 Yメモリ 307 Cメモリ 308 メモリコントローラ 312 ビデオ合成回路 314 システムコントローラ 315 RGB生成回路 318 ラインメモリコントローラ 319 ラインメモリ 320 データ変換テーブル 321 ヘッドドライバ 323 ヘッド 324 RAM 400 操作パネル 401 印画範囲開始ボタン 402 印画範囲設定ボタン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−89785(JP,A) 特開 平3−70280(JP,A) 特開 平2−55138(JP,A) 特開 平1−263052(JP,A) 特開 平1−105992(JP,A) 特開 平3−164255(JP,A) 特開 昭63−281565(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/00 B41J 21/00 H04N 5/76

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印画範囲の自動検出開始を指示する開始
    指示手段と、入力されたビデオ画像データを記憶するメモリと、 前記 開始指示手段の開始指示に応じて、前記メモリに記
    憶されるビデオ画像データから有効画像領域を自動的に
    検出する検出手段と、 該検出手段が検出した有効画像領域をビデオ画像ととも
    に表示する表示手段と、 印画範囲の設定を指示する設定指示手段と、 該設定指示手段の設定指示に応じて前記表示手段に表示
    中の有効画像領域を印画範囲として設定記憶する記憶手
    段と、 該記憶手段に記憶されている印画範囲のデータに基づい
    て画像の印刷範囲の制御を行う印刷制御手段とを有し前記メモリに記憶するビデオ画像データが暗く、所望の
    検出結果でない場合には、メモリに別の画像を記憶し直
    して、再度印画範囲の検出を行うように したことを特徴
    とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記所定のメモリに記
    憶されたメモリ画面の端の部分から内側へデータ値を調
    べ、ある一定値以上のデータが一定個数あるときに、そ
    の位置を有効画面の端の部分であると判別することを特
    徴とする請求項1に記載のビデオプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に表示されている前記有効
    画像領域の大きさ,位置を手動で調整可能な手動調整手
    段をさらに有することを特徴とする請求項1または2
    記載のビデオプリンタ。
  4. 【請求項4】 入力されたビデオ画像データを記憶する
    メモリと、 該メモリに記憶された前記 ビデオ画像データから有効画
    像領域を自動的に検出する検出手段と、 前記検出手段が検出した有効画像領域を示す信号を、前
    記ビデオ画像とともにモニタに表示させる表示制御手段
    と、 前記有効画像領域を印画範囲とする制御手段とを有し、 前記メモリに記憶するビデオ画像データが暗く、所望の
    検出結果でない場合に は、メモリに別の画像を記憶し直
    して、再度印画範囲の検出を行うようにした ことを特徴
    とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記画像処理装置は、前記印画
    範囲を調節する調節手段を有することを特徴とする請求
    に記載の画像処理装置。
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