JPH11289622A - 吊金具及び吊金車 - Google Patents

吊金具及び吊金車

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JPH11289622A
JPH11289622A JP8872798A JP8872798A JPH11289622A JP H11289622 A JPH11289622 A JP H11289622A JP 8872798 A JP8872798 A JP 8872798A JP 8872798 A JP8872798 A JP 8872798A JP H11289622 A JPH11289622 A JP H11289622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力線張替工事等に用いられ、太さの異なる
種々のロープを把持できて、上、中、下線のいずれの延
線工事にも使用することができ、金車の捻回が防止され
る吊金具及び吊金車を提供することである。 【解決手段】 本発明の吊金具は、上部に設けられた金
車コード連結部12と、中部に設けられたパイロットロ
ープ把持部14と、下部に設けられた金車連結部16と
からなり、パイロットロープ把持部14は、直線的に移
動するスライド面(22)と、スライド面(22)と実
質的に平行な対面24と、スライド面(22)と対面2
4間の上方に張り出る張り出し部材26とを少なくとも
含んで構成される。また、本発明の吊金車は上記吊金具
を装着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は架空地線張替工事や
電力線張替工事等に用いられる吊金車用の吊金具及び吊
金車に関し、より詳しくは、太さの異なる種々のロープ
を把持できて、上、中、下線のいずれの延線工事にも使
用でき、金車の捻回が防止される吊金具及び吊金車に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、電力線張替工事
等における吊金車工法では、図12に説明されるよう
に、上線の吊金車102、中線の吊金車104、下線の
吊金車106が、金車コード108によって繋がれ、一
定の間隔に保たれるようにされている。また、電線の走
行に伴う吊金車の振れを防ぐ目的で、パイロットロープ
110を張り金車コード108と連結している。
【0003】しかしながら、吊金車の動きを止める目的
は十分に達成されず、次のような問題が残っている。す
なわち、パイロットロープ110と金車コード108と
の連結点112と吊金車106との間が柔軟な金車コー
ド108であるため吊金車106が捻回しやすく、走行
する電線のジョイント部や突出部が通過する時に、引っ
掛かったりするトラブルが多発する問題があった。ま
た、パイロットロープ110と金車コード108とを連
結するための金具が必要であり、その連結作業は非常に
面倒であった。
【0004】これに対し、例えば図13に示されるよう
な吊金車100が提案されている。すなわち、パイロッ
トロープ把持部114を金車116に一体的に固設し
て、金車116の捻回を防止しようとするものである。
しかしながら、本従来例によれば金車部116の捻回は
確かに防止されるが、パイロットロープを把持させる作
業性が悪く、また、用いられるパイロットロープの太さ
が限定されるため汎用性に欠けるという問題があった。
【0005】すなわち、パイロットロープ把持部114
が、図14に模式的に示されるように、2つの円弧面1
18、120で構成されているため、上下に動きやすい
パイロットロープ110を、その中心位置に合わせるの
が難しく時間の掛かる作業であった。また、円弧面11
8、120の曲率より細いパイロットロープ110を把
持しようとすれば、図15(a)又は同図(c)に説明
されるように、円弧面118、120の中心からずれた
位置で把持されたパイロットロープ110は、振動や衝
撃等を受ければ中心に向けて矢印の方向に移動しやす
く、円弧面118、120の押さえが弛み十分な把持力
を維持できないことになる。このため、使用できるパイ
ロットロープ110の太さが限定され、太さの異なる個
々のパイロットロープ110に対応して、幾種類もの吊
金車を用意しておく必要があり大変不便であった。
【0006】また、従来の吊金車は、上線用と中、下線
用との2種類が用意されなければならず、保管、運搬、
取り付け等々の作業や管理が煩雑であった。すなわち、
上線用の吊金車には金車コード連結部が不要であるが、
比較的太い主索ロープを把持する部材が必要である。一
方、中、下線用の吊金車には、金車コード連結部が必要
であり、上述の例のようにパイロットロープ把持部を一
体化するタイプでは、比較的細いパイロットロープを把
持する部材が必要とされる。
【0007】そこで本発明者等は、上述の従来技術の問
題点に鑑み、太さの異なる種々のロープを把持できて、
上、中、下線のいずれの延線工事にも使用でき、金車の
捻回が防止される吊金具及び吊金車について鋭意研究を
重ねた結果本発明に至ったのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吊金具の要
旨とするところは、上部に設けられた金車コード連結部
と、中部に設けられたパイロットロープ把持部と、下部
に設けられた金車連結部とからなる吊金車用の吊金具に
おいて、パイロットロープ把持部が、直線的に移動する
スライド面と、スライド面と実質的に平行な対面と、ス
ライド面と対面間の上方に張り出る張り出し部材とを、
少なくとも含んで構成されたことにある。
【0009】また、かかる吊金具において、張り出し部
材が、対面側に設けられたことにある。
【0010】また、本発明に係る吊金車の要旨とすると
ころは、上部に設けられた金車コード連結部と、中部に
設けられたパイロットロープ把持部と、下部に設けられ
た吊金車連結部とからなる吊金具が装着され、該パイロ
ットロープ把持部が、直線的に移動するスライド面と、
スライド面と実質的に平行な対面と、スライド面と対面
間の上方に張り出る張り出し部材とを少なくとも含んで
構成されたことにある。さらに、該張り出し部材が、対
面側に設けられたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る吊金具の実施
の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
【0012】図1は、本発明に係わる吊金具10の一例
を説明する斜視図、図2はその部品図、図3はその使用
状態を説明する側面図である。吊金具10は、上部の金
車コード連結部12、中部のパイロットロープ把持部1
4、下部の吊金車連結部16から構成されている。ま
た、パイロットロープ把持部14は、蝶ナット18によ
って直線的に移動するスライド部材20の内側のスライ
ド面22と、これと対峙して平行に位置する対面24
と、スライド面22と対面24間の上方に張り出る張り
出し部材26とを含んで構成されている。
【0013】図3に示されるように、パイロットロープ
28はスライド面22と対面24との間に把持される。
その結果、吊金車30は、上方から金車コード32で吊
るされ、横方向位置をパイロットロープ28で固定され
るので、前後又は左右に振れなくなる。また、パイロッ
トロープ把持部14と金車34とが一体的に連結されて
いるので、金車34が捻回することはなくなる。
【0014】本発明のパイロットロープ把持方法によれ
ば、スライド面22と対面24との間の、どの高さにお
いてもパイロットロープ28を強固に把持できる。すな
わち、図4に示されるように、スライド面22と対面2
4とは平行であるから、把持する位置の高さが異なって
も、両面間の距離は一定であり、パイロットロープ28
を挟んで把持する力は同一である。また、図5に示され
るように、パイロットロープ28の太さが変わっても把
持力は変化しないので、太さの異なる多種類のロープに
対応できる。
【0015】スライド面22と対面24との平行関係
は、図4、図5に示される例に限定されず種々の態様が
可能である。例えば、図6(a)に示されるように曲面
同志でもよく、同図(b)に示されるように傾斜した面
同志でもよい。また、スライドする方向も水平方向に限
定されず、同図(c)に示されるように、上下に傾いた
方向でもよい。
【0016】図1〜3に例示されるパイロットロープ把
持部のスライド方式は、蝶ナット18を回転することに
よってスライド部材20を引き寄せる方式であるが、本
発明はこれに限定されず、直線的に移動できる方法であ
れさえすればよい。例えば、図7(a)に示されるよう
に、蝶ナット18の回転によってスライド部材20を押
し込む方式であってもよい。また、同図(b)に示され
るように、スプリング35をスライド面22と対面24
との間に介在させ、スライド部材20の戻りを速やかに
行なわせる方式であってもよい。
【0017】スライド部材20は、適当な形状の案内部
材に沿って直線的に移動する。図1又は図8(a)に示
されるように、その両側に設けられた案内部材36に沿
ってスライドさせてもよいし、同図(b)に示されるよ
うに、畝状突起39に、スライド部材20に設けられた
溝37を沿わせてもよい。あるいは、同図(c)に示さ
れるように、案内棒38に沿ってスライドさせることも
できる。スライド操作を蝶ナットによって行えば、特別
の工具を必要とせずに比較的大きな締め付け力を得るこ
とができるので、鉄塔等の足場の悪い場所での作業に適
し、本発明の実施に当り特に有用な手段である。
【0018】張り出し部材26は、把持されたパイロッ
トロープ28の抜け出しを防止するものである。パイロ
ットロープ28は、スライド面22と対面24とによっ
て挟まれ強固にに把持されるので外れることはないが、
万一、予期せぬ大きな外力を受けた場合の対策として備
えられるものである。したがって、張り出し部材26
は、、把持されるロープの上方に位置し、ロープが抜け
出せる間隙を塞ぐように設けられる。通常、パイロット
ロープ28としては、直径9mm又は10mmのナイロ
ン製ロープが使用されるので、直径の半分以上、5mm
以上の張り出し長さが好ましい。さらに好ましくは、上
線用の吊金車にも用いることを想定し、直径が12〜1
6mmの主索ロープにも使用できるように、8mm以上
の張り出し長さとするのがよい。
【0019】張り出し部材26の形状は、上記目的を達
成できるものであればよく、種々の形状が可能である。
図9(a)は対面24の上端からほぼ垂直に張り出す例
であり、同図(b)は斜めに張り出す例、同図(c)は
曲面で張り出す例、同図(d)はスライド部材20側か
ら張り出す例、同図(e)はスライド部材20側及び対
面24側から張り出す例を示す。万一、ロープ41が外
れて張り出し部材26に引っ掛った時に、ボルト40に
吊金車の全荷重が掛かることを避けるため、張り出し部
材26は対面24側に設けられるのが好ましい。
【0020】本発明の吊金具を構成する金車コード連結
部12及び金車連結部16の形状や構造は特に限定され
ず、通常用いられる連結部材の形状や構造でよい。すな
わち、金車コード連結部12としては、図1に示される
ようなループ形状、図13に示されるようなフック形状
が利用できる。あるいは、ロープや紐を固定するのに適
したその他の種々の形状や構造が可能である。金車連結
部16としては、金車34と一体的に連結される機能を
有するもので、図3に示されるような、ボルトとナット
の組み合わせ、その他、種々の嵌合方法を利用できる。
【0021】パイロットロープ28が把持される位置の
下限を定めるため、パイロットロープ把持部14の下方
に、下方支持部材42を設けてもよい。図1〜3に示さ
れる吊金具の例では、図10(a)に説明されるよう
に、案内部材36がその役目を果たし、パイロットロー
プ28を2点で支えるようになっている。走行する電線
のジョイント部や突出部との衝突による衝撃を緩和する
ため、同図(b)に示されるように、パイロットロープ
28との接触部を滑らかな曲面としてもよい。また、ボ
ルト40に下方支持部材42としての役目を果たさせる
こともできるし、別個に下方支持部材42を設けてもよ
い。
【0022】次に、本発明に係る吊金車の実施の形態を
図面に基づいて詳しく説明する。
【0023】図11は、図1〜3に示される吊金具10
を装着した吊金車30の一例を示すものである。吊金具
10は、その金車連結部16のボルト46とナット44
によって金車34と連結されている。金車34には2個
の滑車48、50が備えられ、その下部には、金車コー
ド取り付け金具52が設けられている。
【0024】本例の吊金車30によれば、パイロットロ
ープ把持部14によって、種々の太さのパイロットロー
プを把持することができ、上部に金車コード連結部12
を、下部に金車コード取り付け金具52を備えているの
で、中線用又は下線用の吊金車として使用することがで
きる。また、パイロットロープ把持部14によって、比
較的太い主索ロープも把持できるので、上線用の吊金車
としても使用できる。
【0025】本発明の吊金車30に用いられる金車34
は特に限定されず、市販の金車でもよいし、新たに製作
されたものでもよい。また、一輪型でも二輪型でも三輪
型でもよい。
【0026】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、吊金具の構造や形状、金車コード連結部、パイ
ロットロープ把持部、金車連結部の構造や材質や形状、
スライド部材の移動機構、金車の種類や形状につき種々
なる改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るもので
ある。
【0027】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0028】実施例1 図1〜図3に示されるのと同様の鉄製の吊金具10を製
作した。金車コード連結部12及びパイロットロープ把
持部14の幅は38mm、両者を合わせた高さは108
mmであった。スライド部材20はM12のボルト40
を介し蝶ナット18の回転によって直線的に移動し、最
大の移動幅は30mmであった。また、案内部材36の
高さは22mm、金車コード連結部12に設けられたロ
ープ吊索用孔54の直径は25mmであり、金車連結部
16にはM10のボルト46が備えられている。
【0029】本例の吊金具10によれば、パイロットロ
ープ把持部14によって、直径20mm以下のどのサイ
ズのロープも強固に把持できた。また、蝶ナット18を
手指で回転することにより、特別の工具を必要とせず、
簡単にスライド部材20を移動させロープを締めつける
ことができるので、吊金具をロープに取り付ける作業性
が大幅に向上した。
【0030】実施例2 実施例1で製作した吊金具10を市販の金車(株式会社
安田製作所製、型式P392E)に装着し、図11に示
されるのと同様の吊金車30を得た。本吊金車30によ
れば、通常パイロットロープとして使用される直径9〜
10mmのナイロンロープ、又は、通常主索ロープとし
て使用される直径12〜18mmのケブラーロープを把
持でき、金車コード連結部12及び金車連結部16を備
えているので、上線、中線、下線のいずれにも使用する
ことができた。その結果、従来、上線用と中線・下線
用、あるいは、ロープ径別に用意されていた多種類の吊
金車を、一種類の吊金車だけに替えることができるよう
になり、保管、運搬、取り付け作業、等々の全般にわた
り、顕著な改善効果が確認された。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る吊金具によれば、平行する
両面によってロープが把持されるので、把持される位置
が多少異なっても安定に把持される。その結果、ロープ
把持の作業性が向上すると共に、太さの異なる種々のロ
ープを把持できることになり、吊金具の汎用性が大幅に
拡大する。
【0032】また、スライド部材の移動によるロープの
締め付け・固定を蝶ネジによって行い、特別の工具や治
具を必要としないので、足場の悪い作業場での作業効率
を向上する効果が得られる。
【0033】さらに、ロープの抜け出しを防止するため
の張り出し部材を、スライド部材の対面側に設ければ、
万一、ロープが抜け出た時の金車の荷重を十分に支える
ことができるので、安全性がさらに向上する。
【0034】また、本発明に係る吊金車によれば、通常
パイロットロープとして使用される直径9〜10mmの
ナイロンロープ、又は、通常主索ロープとして使用され
る直径12〜18mmのケブラーロープを把持でき、金
車コード連結部及び金車連結部を備えているので、上
線、中線、下線のいずれにも使用することができる。そ
の結果、従来、上線用と中線・下線用、あるいは、ロー
プ径別に用意されていた多種類の吊金車を、一種類の吊
金車だけに替えることができるようになり、保管、運
搬、取り付け等々の全般にわたり、管理業務が軽減し作
業能率が向上する効果が得られる。
【0035】また、本発明に係る吊金車においては、金
車コード連結部と金車とが一体的に連結されるので、金
車コードと金車間の遊びが無くなって金車の捻回等が防
止され、常に電線の延線方向と滑車部が平行に固定され
るようになり、ジョイント部や突出部が吊金車部を用意
に通過できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊金具の一例を示す全体斜視図で
ある。
【図2】本発明に係り、図1に示される吊金具の構成を
説明する部品図である。
【図3】本発明に係り、図1に示される吊金具の使用状
態を模式的に説明する側面図である。
【図4】本発明に係り、スライド面と対面とによってロ
ープが把持される位置の差異を模式的に説明する側面図
であり、同図(a)は上部に、同図(b)は中部に、同
図(c)は下部に把持された状態を示す。
【図5】本発明に係り、スライド面と対面とによって把
持されるロープの太さの差異を模式的に説明する側面図
であり、同図(a)は太いロープ、同図(b)は細いロ
ープの例である。
【図6】本発明に係り、スライド面と対面の平行関係を
模式的に説明する側面図であり、同図(a)は曲面同
志、同図(b)は傾斜した面同志、同図(c)はスライ
ド方向が傾斜した例である。
【図7】本発明に係り、スライド部材の移動方式の例を
模式的に説明する側面図であり、同図(a)はスライド
部材を先頭にして押し込む例、同図(b)はスプリング
を介在させて引き込む例である。
【図8】本発明に係り、スライド部材の案内方式の例を
模式的に説明する正面図であり、同図(a)はスライド
部材の側面を沿わす例、同図(b)はスライド部材の側
面に設けられた溝を沿わす例、同図(c)はスライド部
材を貫通する案内棒に沿わす例である。
【図9】本発明に係り、張り出し部材の例を模式的に説
明する側面図であり、同図(a)は対面側からほぼ直角
に張り出した例、同図(b)は対面側から斜めに張り出
した例、同図(c)は対面側から曲面で張り出した例、
同図(d)はスライド面側からほぼ直角に張り出した
例、同図(e)はスライド面側と対面側とからほぼ直角
に張り出した例である。
【図10】本発明に係り、下方支持部材の例を模式的に
説明する正面図であり、同図(a)は平行する2枚の平
板で構成する例、同図(b)はロープとの接触部を滑ら
かな曲面とした例である。
【図11】本発明に係る吊金車の一例を示すものであ
り、同図(a)は全体正面図、同図(b)は全体側面図
である。
【図12】従来技術に係り、電線張替工事における吊金
車延線工法を模式的に説明する、工事全体の概要を示す
正面図である。
【図13】従来技術に係る吊金車の一例を示す全体正面
図である。
【図14】従来技術に係り、パイロットロープ把持部の
一例を模式的に拡大して示す側面図である。
【図15】従来技術に係り、ロープが把持される位置の
差異を模式的に説明する側面図であり、同図(a)は上
部に、同図(b)は中部に、同図(c)は下部に把持さ
れた状態を示す。
【符号の説明】
10:吊金具 12、115:金車コード連結部 14、114:パイロットロープ把持部 16:金車連結部 18:蝶ナット 20:スライド部材 22:スライド面 24:対面 26:張り出し部材 28、110:パイロットロープ 30、100、102、104、106:吊金車 32、108:金車コード 34、116:金車 35:スプリング 36:案内部材 37:溝 38:案内棒 39:畝状突起 40、46:ボルト 41:ロープ 42:下方支持部材 44:ナット 48、50:滑車 52:取り付け金具 54:ロープ吊索用孔 112:連結点 118、120:円弧面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図5】
【図14】
【図1】
【図3】
【図4】
【図6】
【図7】
【図8】
【図13】
【図9】
【図10】
【図11】
【図15】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 龍治 滋賀県大津市下坂本二丁目16−13 飯室電 業株式会社内 (72)発明者 遠矢 秀雄 滋賀県大津市下坂本二丁目16−13 飯室電 業株式会社内 (72)発明者 久野 時英 滋賀県大津市下坂本二丁目16−13 飯室電 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に設けられた金車コード連結部と、
    中部に設けられたパイロットロープ把持部と、下部に設
    けられた金車連結部とからなる吊金車用の吊金具におい
    て、該パイロットロープ把持部が、直線的に移動するス
    ライド面と、該スライド面と実質的に平行な対面と、該
    スライド面と対面間の上方に張り出る張り出し部材と
    を、少なくとも含んで構成されたことを特徴とする吊金
    具。
  2. 【請求項2】 前記張り出し部材が、前記対面側に設け
    られたことを特徴とする前記請求項1に記載される吊金
    具。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2に記載される
    吊金具が装着されたことを特徴とする吊金車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006007628A1 (en) * 2004-07-23 2006-01-26 Banotek Pty Ltd Cable stand

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006007628A1 (en) * 2004-07-23 2006-01-26 Banotek Pty Ltd Cable stand

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