JP5348845B2 - 架線梯子 - Google Patents

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本発明は、架空電力線の点検保守作業などに使用され、架線梯子用補助アームが装着され有効長を延長可能な架線梯子に関する。
架空送電線路や一部の架空配電線路などの架空電力線路では、鉄塔の腕金先端に電力線あるいは配電線(以下、これらを総称して「電力線」という。)が碍子装置および引留クランプを介して支持されている。この電力線の保守点検作業や緊線作業などでは、作業者が電力線に宙乗りしなければならない場合がある。このような作業者の電力線へ の宙乗りの際には、腕金と電力線との往復に架線梯子が使用される。
図4は、架線梯子の鉄塔腕金への取り付け状況を示す斜視図である。この図において、鉄塔を挟んで両側に配置される各1条の電力線45(図に向かって鉄塔奥側の電力線は図示していない)は、該鉄塔から突設された腕金主材41および斜材411、411からなる腕金の先端に固定された碍子装置43およびクランプ装置44(図に向かって奥側の碍子装置およびクランプ装置は不図示)を介してそれぞれ支持され、両クランプ装置44には、それぞれの電力線45を電気的に接続するジャンパー線48の両端がそれぞれ連結され、架空電力線路を構成している。
架線梯子10は、図4に示すように、その基端側が連結金具105、106、これに螺合する長ボルト103、104および該長ボルトの一端をそれぞれ枢支可能に固定する軸支部101、102を介して腕金主材41に固定されている。長ボルト103、104は、架線梯子10の高さ調整に使用される。また、軸支部101、102は、架線梯子10の横桟に沿って摺動可能とされ、これにより架線梯子10の腕金主材41に対する取り付け角度が所定の範囲で調整される。架線梯子10の先端には、フック111を先端に備えた連結棒11が回動可能に取り付けられ、該フック111が電力線に係合される。通常、この架線梯子は、軽量化を測るために、アルミ合金などで構成される。
作業者は、架線梯子10を前記のように鉄塔腕金41に取付けた後、その上を電力線45に向かって移動し、さらに電力線45に身体を乗出してこれに宙乗りし、電力線の保守点検や緊線作業におけるカムアロングの着脱などを行う。
実開昭62−63399号公報 実開昭62−63400号公報
しかし、基端側を腕金に固定された架線梯子は、この上に作業者が乗っていない状態では、実質的には略水平または電力線に対して平行であるが、各種器材工具を携帯した作業者が乗った場合には、架線梯子に鉛直に下方に向けて荷重がかかるため、電力線が撓み、架線梯子先端のフックが電力線の周面を滑って下降し、架線梯子とつりフックとのなす角は拡大し鈍角となり、架線梯子の先端と電力線との間隔が開き、電力線への宙乗りが困難となる問題があった。
また、作業者が宙乗りした電力線の先に、電力線の機械的振動を減衰させるための電力線振動防止用ダンパー(以下、単に「ダンパー」という。)が取付けられている場合、電力線に宙乗りした状態で当該ダンパーを乗り越えて径間中央に向って進むのは、作業者にとっては非常に体勢が不安定な中での作業となるため、熟練が必要とされる。熟練した作業者がこのダンパーを乗り越えた場合でも、着用している作業服の一部がダンパーに引っかかり、立ち往生する事態も生じていた。
このような状況を改善するのに、より全長の長い架線梯子を用いる方法があるが、元来架線梯子は、通常の作業用梯子と異なり、作業者の体重などを曲げ荷重としてそのまま受けるため、このような荷重に耐える堅牢な構造とする必要があり、その結果架線梯子の重量は非常に大きくなり、作業者が1人で当該架線梯子を腕金に固着することができず、地上に待機する作業者と鉄塔上の作業者とが連携してこれを腕金に固着しなければならなくなる。
本発明の目的は、前記事情に鑑み、架線梯子用補助アームを備え、それによりその有効長を延長でき、電力線への乗り出しを容易にし、しかも作業者が単独で鉄塔腕金に取り付け可能な架線梯子を提供することを目的とする。
前記目的は、本発明によれば、2本の主枠およびこれらの間を連結する横桟からなり、当該主枠の基端側を電力線を支持する鉄塔の腕金に固定可能な梯子と、
一端に金具からなる係止部材を、他端に吊り部材を有し、前記梯子の有効長を延長して作業者がこの上を往復可能な懸架体からなる補助アームとを備えており、
当該補助アームは前記係止部材を介して当該懸架体前記梯子の先端領域における前記主枠に水平方向及び鉛直方向に回動可能となるように連結され、前記吊り部材は前記電力線に係合されるように構成されたことを特徴とする架線梯子によって達成される。
本発明の補助アームを備えた架線梯子は、架線梯子の重量を大きく増加させないので、作業者独りで腕金に取り付け可能である。また、補助アームによって架線梯子の有効長を延長することができるので、作業者の不安定な体勢での電力線への乗出し作業について作業性を改善し、当該作業を安定して安全に行なうことができる。また、電力線への乗り出し位置よりも径間中央側にダンパーなどの障害物がある場合でも、当該障害物を回避することができる。
まず、本発明の架線梯子が備える補助アームについて説明する。
本発明における補助アームは、前記の通り、懸架体と、その一端部に設けられ、架線梯子の先端領域に係止される係止部材と、前記懸架体の他端部に設けられ、電力線に係合される吊り部材とからなる。なお、本明細書において、懸架体の「端部」を、その端面、端縁および該端縁の近傍(端縁寄り)の領域を含む意味で使用する。また、本明細書において、用語「基端」とは架線梯子や懸架体の鉄塔腕金側をいい、用語「先端」とは、これらの径間中央側をいうものとする。
前記懸架体としては、長尺の棒状体、板状体、帯状体または管状体などが用いられる。棒状体および管状体の長軸方向に直角な断面は、円形、楕円形、半円形などのほか、正方形、長方形、台形などの四角形などの形状を備えることができる。また、この懸架体は、器材を携帯した作業者がこの上を往復するので、これらの重量に耐える強度を備え、たわみの少ないものとされ、さらに軽量であることが好ましい。このような特徴を備える材質としては、アルミニウム製、アルミニウム合金製などが挙げられるが、これらに限られず、硬質の樹脂材料なども使用できる。
この懸架体は、前記の棒状体などを少なくとも2種組み合わせて伸縮自在に形成してもよい。例えば、棒状体を管状体の長軸方向の貫通穴に入れ子状に挿通し、引き出せるようにすることもできる。棒状体を所定の長さ分引き出した場合、公知の止め金具などを用いて棒状体と管状体との位置関係を固定することが好ましい。
また、前記のような1本物または2種以上を組み合わせた懸架体を架線梯子に装着した場合に、少なくとも上面となる面には、作業者がこの上を往復する際に足を滑らせないように、作業者の着用する靴底面との摩擦を増大させる加工を施しておくことが好ましい。このような加工は、表面を粗面にする、ゴム質の塗料やシートなどを表面に塗布または貼付するなど公知の方法を用いて行うことができる。
前記係止部材は、これを介して懸架体を架線梯子の先端領域に係止可能なものであれば特に制限なく使用できるが、前記先端領域に着脱自在に係止可能なものを用いるのが好ましい。このような部材の具体例としては、カラビナ、フック、シャックルなどを挙げることができる。これらには種々の形態のものがあるが、いずれも使用できる。フックを用いる場合、外れ防止の機能を備えたものが好ましい。これらは単独で使用してもよく、2種以上を連結して使用してもよい。また、これらの係止部材の代わりに、ロープやワイヤーロープなどの索状体を用い、これを架線梯子の先端領域に縛り付けるようにしてもよい。本発明では、このような索状体も係止部材に含めるものとする。これら例示の係止部材を用いることで、懸架体、ひいては本発明の補助アーム自体を回動自在に連結できる。
これらの係止部材は、前記懸架体の一端部に公知の方法で連結することができる。例えば、懸架体の一方の端縁寄りの周面に当該懸架体を貫通する貫通穴を穿設しておき、該貫通穴に前記例示の係止部材を直接挿通してもよく、該貫通穴に挿通固定されたアイボルトなどの器具を介して、または該貫通穴に挿通し、締め付け具を用いて形成された環状のワイヤーロープなどを介して係止部材を連結してもよい。
本発明で使用される吊り部材は、電力線に一端が係合される係合部材と、該係合部材と前記懸架体を連結する連結部材とからなる。
係合部材としては、電力線に係合可能なものであれば特に制限されず、例えば、前記例示の係止部材、カラビナ、フック、シャックルなどを好適に使用できる。この係合部材もまた、電力線に対して着脱自在に係合されるものが好ましい。また、係合部材が金属製である場合、その内周面において電力線の周面に当接する部分には、少なくとも軟質材料などを塗布または貼付しておき、電力線が損傷を受けることを防止しておくことが好ましい。係合部材の形状に合わせてその周面の全面に軟質材料を被覆またはコーティングしておいてもよい。このような軟質材料としては、各種の合成樹脂からなるものなどが好適に使用できる。
この係合部材と前記懸架体を連結する連結部材としては、例えばロープやワイヤーロープなどの索状体などを使用できる。これらの索状体には、長さ調整金具などを設け、その長さを適宜調整できるようにしてもよい。
この連結部材と係合部材との連結は、公知の方法を用いて行うことができる。また、この連結部材と懸架体との連結も公知の方法を用いて行うことができる。後者については、前記例示の係合部材と懸架体との連結方法などを好適に用いることができる。
また、別の態様として、懸架体が管状体である場合には、これにロープまたはワイヤーロープなどの索状体を挿通し、当該索状体の一端に前記例示の係止部材を連結し、他端に前記係合部材を連結することもできる。この場合、前記索状体は、懸架体の全長よりも長く設定し、係合部材連結側の前記懸架体よりはみ出した部分を連結部材として用いることができる。
前記構成からなる本発明の補助アームは、架線梯子の先端領域において、両脇に対向して設けられた2本のうちのいずれかの主枠またはこれらの主枠を所定の間隔で段をなして連結される横桟に装着される。主枠および横桟のうちでは、本発明の補助アームを水平方向のみならず鉛直方向にも回動可能とするために、主枠に装着するのが好ましく、さらには主枠の外側側面に装着するのがより好ましい。
本発明の補助アームは、下線梯子の2本の主枠においてそれぞれの先端領域の外側側面に各1個装着し、または片側のみ装着することができるが、前者の場合、一方の補助アームは、電力線に接近しすぎた場合、この上を作業者が移動することが困難になることがあるので、後者の片側にのみ補助アームを装着するのが好ましい。
本発明の補助アームの架線梯子先端領域への装着は、公知の方法を用いて行うことができる。例えば、係止部材として索状体を用いる場合には、架線梯子の主枠などに直接縛りつけることができ、また係止部材としてカラビナなどの金具を用いる場合には、当該金具を直接主枠に連結し、または当該金具を連結可能な受け金具を主枠に固着しておくことができる。このような受け金具としては、Uボルトやアイプレートなどが挙げられ、これらは、公知のボルトやナットなどの取り付け具を用いて主枠に固定しておくことができる。
また、係止部材としてカラビナなどの金具を用いる場合、前記のような受け金具を固着した鞘管を用い、これを予め架線梯子の主枠に装着しておくこともできる。この鞘管を主枠に装着するために、鞘管自体を主枠の長さ方向に沿って少なくとも2つに分割することができ、また鞘管は、その断面が略C型を呈し、そのまま主枠に嵌合させることもできる。このような鞘管を用いることで、架線梯子の主枠に沿って当該鞘管が摺動可能となり、本発明の補助アームをその架線梯子への装着位置を変えることで、さらに有 効長の延長が可能となる。
架線梯子の主枠の先端領域に振れ止め用ロープを挿通する開口が設けられている場合には、当該開口に係止部材を係止して補助アームを架線梯子の先端領域に装着することもできる。
補助アームは、架線梯子の先端領域に係止された係止部材を支点として鉛直方向および水平方向に回動可能とされる。このように、架線梯子に対して補助アームを回動可能に装着することで、角度鉄塔などの場合のように、架線梯子の基端側における当該梯子の角度調整では対応できず、架線梯子先端から電力線までの距離が大きく、電力線への乗り出しが困難であるときでも、補助アームを架線梯子の先端領域に装着し、これを回動させることで、電力線までの距離を小さくし、電力線への乗り出しが容易となる。
また、電力線のクランプ装置に近い位置にダンパーが設けられている場合でも、本発明の補助アームを架線梯子の先端領域に装着することで、当該ダンパー設置位置よりも径間の中央よりにおいて作業者は電力線に乗り出すことが可能となる。
次に、添付図面を参照して本発明の架線梯子の実施形態についてより詳細に説明するが、本発明はこれらの添付図面に示された実施形態に限定されるものではない。なお、上、下、左、右は図面における上、下、向かって左、向かって右を意味する。
図1は、本発明の補助アームを装着した架線梯子の実施形態の一例を示しており、(a
)は平面図、(b)は側面図である。この図において、先端側に吊りフック11を備えたアルミ合金製の架線梯子10の2本の主枠には、その先端領域にそれぞれUボルト12,13が固着されている。
本発明における補助アーム1は、帯状をなすアルミ合金製の懸架体3と、その基端側の端部に設けられた係止部材としてのカラビナ4と、先端側の端部に設けられた吊り部材5とからなる。カラビナ4は、懸架体の基端側端部に穿設された上下に貫通する貫通穴にナット16〜18によって固定されたアイボルト15によって当該端部に連結されている。吊り部材5は、電力線に係合される係合部材としてのカラビナ30と、これと懸架体3とを連結するロープ(連結部材)27とからなる。この吊り部材5もまた、懸架体3の先端側の端部に固定されたアイボルト22にロープ27の一端が縛り付けられている。
本発明の補助アーム1は、架線梯子10の一方の主枠の先端領域側面に取り付けられたUボルト13に係止されたカラビナ4を介して架線梯子10に装着される。このように、補助アーム1をその一部であるカラビナ4を介して架線梯子10に装着することで、当該補助アーム1を架線梯子10に自在に着脱でき、カラビナ4を中心として水平方向および鉛直方向に回動させることができる。
図2は、本発明の補助アームを装着した架線梯子の実施形態の別の例を示しており、(a)は平面図、(b)は側面図である。この図において、補助アーム1は、懸架体としてのアルミ合金製の角パイプ6にロープ28を挿通させ、当該ロープ28の基端側が連結点29においてカラビナ14に連結され、その先端側が角パイプ6を抜けて係合部材としてのカラビナ30に連結されている。その他の構成については、図1に示す実施形態と本質的に変わるところはない。
図3は、図1に示す実施形態の補助アーム1を装着した架線梯子2の使用状態を示す平面図である。この図において、鉄塔40の腕金主材41に補助アームを装着した架線梯子2が平面視にて電力線の架線方向に向けて張り出して取り付けられている。架線梯子10の先端に回動可能に取り付けられている吊りフック11が、電力線45に係合され、架線梯子10の先端側が吊り下げられた状態とされている。
本発明の補助アーム1は、この架線梯子10において、クランプ装置44の先端側に接続された電力線45とは反対側の主枠の先端領域に係止部材4を介して装着されている。この補助アーム1の先端側における吊り部材5が備える係合部材30が電力線45に係合されている。このように、架線梯子10の電力線45側とは反対側の主枠に補助アーム1を装着することで、作業者は、ほぼ直立した姿勢で碍子装置43およびクランプ装置44につかまりながら、電力線45に近づいていくことができ、また電力線45への乗り降りが容易になる。
また、図3に示すように、電力線45において鉄塔40に近接した位置にダンパー46が設けられている場合でも、本発明の補助アーム1を用いることで、これを回避して径間中央寄りで電力線45への乗り降りが可能となる。
以上説明したように、本発明の架線梯子は、その先端領域に補助アームを備え有効長を延長できるので、作業者の不安定な体勢での電力線への乗出し作業について作業性を改善することができ、当該作業を安定して安全に行なうことができる。また、径間中央側にダンパーなどの障害物がある場合でも、当該障害物を回避することができる。
本発明の架線梯子の実施形態の一例を示す図である。 本発明の架線梯子の実施形態の別の例を示す図である。 図1に示す本発明の架線梯子用補助アームの使用状態を示す平面図である。 従来の架線梯子の取り付け状態を示す斜視図である。
1 架線梯子用補助アーム
2 補助アームを装着した架線梯子
3、6 懸架体
4 係止部材
5 吊り部材
10 架線梯子
11 連結棒
111 フック
12、13 Uボルト
14 カラビナ
15 アイボルト
16、17、18 ナット
22 アイボルト
23、24、25 ナット
26 ロープ連結部
27、28 ロープ
29 ロープ連結部
30 カラビナ
40 鉄塔
41 腕金
42 連結部材
43 碍子装置
44 クランプ装置
45 電力線
46 電力線振動防止ダンパー
101、102 軸支部
103、104 長ボルト
105、106 連結金具

Claims (7)

  1. 2本の主枠およびこれらの間を連結する横桟からなり、当該主枠の基端側を電力線を支持する鉄塔の腕金に固定可能な梯子と、
    一端に金具からなる係止部材を、他端に吊り部材を有し、前記梯子の有効長を延長して作業者がこの上を往復可能な懸架体からなる補助アームとを備えており、
    当該補助アームは前記係止部材を介して当該懸架体前記梯子の先端領域における前記主枠に水平方向及び鉛直方向に回動可能となるように連結され、前記吊り部材は前記電力線に係合されるように構成されたことを特徴とする架線梯子。
  2. 前記係止部材は、前記先端領域に着脱自在に係止される請求項1に記載の架線梯子。
  3. 前記係止部材は、カラビナ、フック若しくはシャックル、またはこれらの連結体である請求項1または2に記載の架線梯子。
  4. 前記吊り部材は、その先端に係合部材を備えてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の架線梯子。
  5. 前記吊り部材の先端に設けられた係合部材は、電力線に着脱自在に係合される請求項1〜4のいずれか1項に記載の架線梯子。
  6. 前記吊り部材は、カラビナを一端に連結したロープである請求項1〜5のいずれか1項に記載の架線梯子。
  7. 前記懸架体は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の棒状体、板状体、帯状体または管状体である請求項1〜6のいずれか1項に記載の架線梯子。
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