JP3210756U - 取付治具及び吊金車取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業工数を削減して簡単に吊金車等の他の部材を支持部材に着脱できる取付治具を提供する。【解決手段】取付治具4は、断面視略コの字状に形成されていて装柱腕金3の断面略四角形筒状の腕金部3bに係合させる係合部4aと、係合部4aの両側に設けられていて吊金車5等を係合させて吊り下げる一対のアーム部4bとを備える。吊金車の両側のフック部17,18を係合部4aを挟む両側のアーム部4bに係止することで、吊金車を吊り下げて支持する。吊金車の重量で取付治具4は腕金部3bに係合保持される。【選択図】図2

Description

本考案は、装柱腕金等の支持部材に吊金車等を取り付けるための取付治具及びこの取付治具を備えた吊金車取付構造に関する。
特許文献1及び2に記載されたケーブル延線用吊金車は、電柱間に通信ケーブルや電線等の各種ケーブルを敷設する際、電柱間に固定したメッセンジャーワイヤの中間位置でケーブル延線用吊金車を中間吊金車として吊り下げている。ケーブル延線用吊金車に設けたプーリーにケーブル等を挿通して延線している。
これらのケーブル延線用吊金車では、フック部がメッセンジャーワイヤから離脱しないようにストッパー板を設けてケーブル延線用吊金車の落下を防止している。また、ケーブル延線用吊金車に設けたフレームに補強板を設けて、メッセンジャーワイヤから離脱しないようにしている。
また、電柱に設けた装柱としての腕金にケーブル延線用吊金車を固定する際には、ケーブル延線用吊金車のフック部を番線やIV線(Indoor PVC)等のワイヤで捩じり上げて腕金に固定して、ケーブル延線用吊金車を吊り下げている。
実開平5−80114号公報 特開平8−205346号公報
しかしながら、上述した腕金へのケーブル延線用吊金車の取り付けに際して番線やIV線を捻じり上げて固定しているため作業に長時間を要していた。また腕金からケーブル延線用吊金車を取り外す作業においても捩じり上げた番線やIV線をほどくために作業に長時間を要するという問題があった。
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、作業工数を削減して簡単に吊金車等の他の部材を支持部材に着脱できるようにした取付治具及び吊金車取付構造を提供することを目的とする。
本考案による取付治具は、支持部材に係合させる係合部と、係合部の両側に設けられていて他の部材を係合させるアーム部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、腕金等の支持部材に取付治具の係合部を係合させ、その両側にアーム部を位置させ、取付治具のアーム部に吊金車等を吊り下げできるようした。これにより、吊金車等を係合部の両側のアーム部によってバランスよく吊り下げ支持でき、吊金車等の荷重で取付治具を係合部を通して支持部材で装着できるようにした。また、吊金車等を取り外す際にも、アーム部からフック部を取り外すことができ、簡単に吊金車等の着脱操作を行える。
また、係合部は断面略コの字状に形成されていて、係合部を略四角形筒状の支持部材に嵌合させるようにしてもよい。
取付治具の断面略コの字状の係合部を略四角形筒状の支持部材に嵌合させることで、簡単且つバランス良く取付治具を支持できる。
本発明による吊金車取付構造は、電柱に設けた支持部材と、支持部材に係合させる係合部を有すると共に該係合部の両側にアーム部を設けた取付治具と、取付治具における係合部の両側に設けたアーム部にそれぞれフック部を吊り下げる吊金車と、を備えたことを特徴とする。
本発明による吊金車取付構造によれば、電柱に設けた支持部材に取付治具の係合部を係合させ、その両側にアーム部を位置させ、取付治具の両側のアーム部に吊金車等を吊り下げて係止できる。これにより、吊金車を係合部の両側のアーム部によってバランスよく吊り下げ支持でき、吊金車の荷重で取付治具を係合部を通して支持部材で装着できる。
本考案による取付治具及び吊金車取付構造によれば、装柱腕金等の支持部材に取付治具の係合部を係合させた状態でその両側のアーム部に吊金車等のフック部を係合させ、また離脱させることで、簡単に吊金車を着脱することができる。
本考案の実施形態による取付治具を係合させた電柱に仮ロープを懸架した状態の説明図である。 装柱腕金に取付治具と吊金車を取り付けた状態の要部斜視図である。 装柱腕金の先端側から見た図2と同様な要部斜視図である。 取付治具と吊金車の分解図である。 装柱腕金に取付治具を装着した状態の要部斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施形態による電柱の装柱腕金に取り付け可能な吊金車の取付治具について図1〜図5により説明する。
図1は実施形態による通信ケーブルの架設方法で用いられる電柱1間に仮ロープ2を架設する工程の図である。図1及び図2において、電柱1として各電柱1a、1b、…に設けた装柱腕金3に吊金車5を吊り下げることができる。
図1において、例えば電柱1aに設けた吊金車5を1号吊金車とし、電柱1bに設けた吊金車5を2号吊金車というものとする。本実施形態による取付治具4は電柱1bに設けた装柱腕金3に取り付け可能であり、2号吊金車に装着できるものである。
図2及び図3に示すように、装柱腕金3は電柱1に金属製のリング環3aによって取り付け固定され、リング環3aに設けた略円弧板状の基板部3cには例えば略四角形筒状の腕金部3bが水平方向に突出して構成されている。
腕金部3bの先端部に設けた取付治具4は、腕金部3bの上面と左右両側面とに嵌合する略コの字状の係合部4aと、係合部4aの両側部から水平方向に突出する例えば棒状のアーム部4bとで構成されている。取付治具4はスチール等の適宜の金属で形成されている。係合部4aは例えば腕金部3bに当接し易いように三面の板状部材からなり、アーム部4bは吊金車5のフック部17,18が係止し易いように棒状に形成されているが、このような形状に限定されない。
取付治具4のアーム部4bに装着可能な吊金車5(2号吊金車)は図2乃至図4に示されている。吊金車5は左右略対称な形状を有していて下側に湾曲部をする第一フレーム10と第二フレーム11とが対向して配設されている。第一フレーム10及び第二フレーム11の上基部10a、11aは互いに当接して締め込みボルト12及びナット13で連結されている。
図4において、第一フレーム10及び第二フレーム11の下部10b、11bは互いに外側に膨らんで逆U字状に形成され、その下端部には糸巻き型で表面が凹曲面状をなすプーリー15が装着されている。プーリー15の中心軸16は第一フレーム10及び第二フレーム11の下端部を貫通してナット等で螺合固定されている。プーリー15は中心軸16回りに自由に回転可能とされている。プーリー15の中心軸16は取付治具4のアーム部4bと直交する方向に配列されている。
第一フレーム10及び第二フレーム11の上基部10a、11a間にはその両側からフック部17,18の下部17a,18aが嵌入されて挟持されている。フック部17、18はプーリー15の中心軸16に直交する方向に配列され、取付治具4のアーム部4bにそれぞれ係合可能とされている。フック部17,18は図2及び図3に示すように上端のフックに向けて外側に傾斜しており、取付治具4に係合させる際、フック部17,18の各フックが係合部4aを挟んでその両側に配置されるように形成されている。
本実施形態による取付治具4は上述した構成を備えており、次に取付治具4を用いた電柱1への2号金車をなす吊金車5の取付方法について説明する。
図2に示す直立した電柱1の上部に装柱腕金3が取り付けられた状態で、腕金部3bは水平方向に延びている。この腕金部3bに取付治具4の係合部4aの略コの字状凹部を嵌合させる。これによって、図5に示す構成となる。
次に、取付治具4の係合部4aの両側に設置されたアーム部4bに、吊金車5の一対のフック部17,18の各フックを係合部4aを挟んでそれぞれ引掛けて係止させる。吊金車5は相当の重量があるため、各アーム部4bを介して取付治具4を下方に垂下させる。そのため、取付治具4は吊金車5の重量によって両側のアーム部4bが中心に向けて斜め下方に引っ張られるため、取付治具4の係合部4aの両側部が腕金部3bの両側面に押圧されて面接触される。そのため、取付治具4を腕金部3bにボルト等で固定しなくても外れることがない。
この状態で、吊金車5のプーリー15に仮ロープ2やメッセンジャーワイヤ、或いは通信ケーブル等を挿通して他の電柱1の方向にスムーズに延線させることができる。また、吊金車5を取り外す場合でも、吊金車5のフック部17,18を持ち上げて取付治具4のアーム部4bから取り外せばよい。
しかも、腕金部3bに吊金車5のフック部17,18を番線やIV線等で捩じって巻いて固定したり解いたりする手間が必要なく、取付治具4と吊金車5の着脱操作が簡単にできる。
なお、本実施形態において、装柱腕金3の腕金部3bに取付治具4を嵌合させ、各アーム部4bに吊金車5のフック部17,18を係止させた構成を吊金車取付構造というものとする。
上述のように本実施形態による取付治具4及び吊金車取付構造によれば、吊金車5のフック部17,18を取付治具4の両側のアーム部4bに係止させれば、吊金車5の重量によって取付治具4を強固に腕金部3bに支持することができる。
また、吊金車5を取付治具4から外す際も、フック部17,18を持ち上げてアーム部4bから取り外せばよいので着脱操作が容易である。更に、取付治具4に吊金車5を吊り下げることで、腕金部3bに嵌合状態にある取付治具4を吊金車5の重量でアーム部4bを介して腕金部3bの両側部に強く密着させて支持できる。
なお、本考案による取付治具4は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で様々な置換や変形等が可能である。以下に本考案の変形例について説明するが、上述した実施形態と同一または同様な部分や部材には同一の符号を用いて説明する。
上述した実施形態では、取付治具4の係合部4aを腕金部3bに嵌合して支持させ、両側のアーム部4bに吊金車5のフック部17,18を引っ掛けて係止させ、吊金車5の重量で取付治具4と腕金部3bとの係合を確保した。しかしながら、本発明は上述した構成に限定されるものではなく、例えば取付治具4の断面略コの字状の係合部4aを角筒状の腕金部3bに嵌合させる構成としたが、更にボルトとナットで係合部4aと腕金部3bを連結固定してもよい。これによって、より強固に取付治具4を腕金部3bに連結できる。
また、上述の実施形態による取付治具4は断面略コの字形状で角筒状の腕金部3bに係合させたが、この構成に代えて係合部4aを四角形枠状に形成し、この係合部4aを腕金部3bの先端から挿入して嵌合させてもよい。
また、上述した実施形態では、腕金部3bを略四角形筒状とし、取付治具4の係合部を断面略コの字状に形成したが、腕金部3bは断面が他の多角形状でもよく、その場合に取付治具4の係合部4aは腕金部3bの形状に応じて互いに面接触で当接するように形成することができる。
なお、本発明による取付治具4は電柱1に固定する装柱腕金3に取り付けるものに限定されることなく、各種の支持部材に設置可能である。
1,1a、1b 電柱
3 装柱腕金
3b 腕金部
4 取付治具
4a 係合部
4b アーム部
5 吊金車
10 第一フレーム
11 第二フレーム
12 ボルト
13 ナット
15 プーリー
17,18 フック部

Claims (3)

  1. 支持部材に係合させる係合部と、
    前記係合部の両側に設けられていて他の部材を係合させるアーム部と、を
    を備えたことを特徴とする取付治具。
  2. 前記係合部は断面略コの字状に形成されていて、前記係合部を略四角形筒状の支持部材に嵌合させるようにした請求項1に記載された取付治具。
  3. 電柱に設けた支持部材と、
    前記支持部材に係合させる係合部を有すると共に該係合部の両側にアーム部を設けた取付治具と、
    前記取付治具における係合部の両側に設けたアーム部にそれぞれフック部を吊り下げる吊金車と、を備えたことを特徴とする吊金車取付構造。
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