JP2005184927A - 架線吊り上げ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者の負担を軽減しながら、スムーズに安定して吊り上げ作業を行うことができる架線吊り上げ装置を提供する。
【解決手段】 腕金2に固定される台座部70と、台座部70上に設けられ、上端が上下動可能なジャッキ51と、ジャッキ51により上下動可能に支持された水平アーム31と、水平アーム31と架空地線1とを連結する連結体40とを備えている。連結体40は、水平アーム31の両端に取り付けられ、その下端は、懸垂装置6を挟むように、架空地線1に連結される。ジャッキ51を操作してその上端を上昇させることで、架空地線1を真上に吊り上げることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、架線を支持する懸垂装置を点検および取り替える作業において、架線を吊り上げた状態で仮保持する、架線吊り上げ装置に関する。
架線を支持する懸垂装置は、定期的に点検および取替えが必要とされる。これらの作業においては、懸垂装置に支持されている架線を、一時的に懸垂装置から離脱させなければならない。
たとえば、送電線への落雷対策として、架空地線が設置されているが、この架空地線を支持する懸垂装置も、経年磨耗により強度が低下するため、定期的に点検作業や、磨耗した部品の取替え作業を行う必要がある。
従来、架空地線を保持する懸垂装置の点検および取替え作業においては、相取り工法と呼ばれる図7に示すような工法が用いられていた。この相取り工法においては、まず、鉄塔腕金2を挟んで両側に延びる架空地線1に、作業員が一人づつ宙乗りし、その作業員が架空地線1に電線把持工具101を取り付ける。次に、あらかじめ鉄塔腕金2に巻回して固定しておいたワイヤーロープ103にチェーンブロック102の一端を連結する。さらに、宙乗りした作業員が、チェーンブロック102の他端を上記電線把持工具101に固定する。
続いて、作業員が、一対のチェーンブロック102をそれぞれ操作して、電線把持工具101を鉄塔腕金2の方向に引き寄せることで、架空地線1の電線把持工具101に挟まれた部分を弛ませ、懸垂装置6から浮き上がらせる。この状態で、懸垂装置6の点検作業および取替え作業を行う。
この相取り工法によると、多くの作業員が必要となるうえ、作業工数が多く、作業に長時間を要するという問題がある。特に、電線把持工具101やチェーンブロック102の取り付けおよび取り外しに多くの工数と時間を要していた。
また、図7に示すような、架空地線1の延びる方向と略同じ方向に架空地線1を引き寄せるためには、架空地線1の張力に対応する大型のチェーンブロック102が必要となる。さらに、相取り工法では、2個のチェーンブロック102が必要となる。そのためチェーブロックなどの機材の総重量が大きく、機材の運搬や、機材の取り付けなどにおいて、作業員の負担が大きかった。
このような作業員の負担を軽減することを目的として、特許文献1において図8に示すような工具111が提案されている。この工具111は、鉄塔腕金2に固定される台座金具112と、その上端に取り付けられた傾動自在な天秤バー113とを有している。天秤バー113の一端には、垂下するロッド114の上端を連結し、天秤バー113の他端にはチェーンブロック115の上端を連結している。そして、ロッド114の下端およびチェーンブロック115の下端と、架空地線1とは、それぞれクランプ116を介して連結している。
架空地線1を吊り上げる場合には、チェーンブロック115を操作して、その長さを徐々に縮める。これにより、傾斜している天秤バー113が水平状態に近づき、懸垂装置6の両側において、架空地線1が徐々に吊り上げられる。
実用新案登録第3088363号公報
上記特許文献1に開示された工具111においては、チェーンブロック115が、天秤バー113の先端または先端と支点との中間部に取り付けられる。そのため、チェーンブロック115が鉄塔腕金2から離れて位置し、鉄塔腕金2の上に位置する作業者からは、チェーンブロック115の操作を行いにくいという問題点があった。
また、この工具111において、天秤バー113が台座金具112に対して回動自在に取り付けられており、チェーンブロック115の巻き上げに伴って、天秤バー113が傾斜状態から水平状態へと変化する。このとき、天秤バー113の先端に取り付けられたロッド114の下端が上昇するが、さらに、ロッド114の先端は、図8に示すDだけ外側に向かって水平方向にも移動する。そのため吊り上げ作業がスムーズに行えなかったり、吊り上げた後に、ロッド114の下端が急激に位置ずれして、吊り上げ状態が不安定になったりする恐れがある。
したがって、この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、作業者の負担を軽減しながら、スムーズに安定して吊り上げ作業を行うことができる架線吊り上げ装置を提供することを目的とする。
この発明に基づいた架線吊り上げ装置に従えば、腕金に固定された懸垂装置により支持された架線を一時的に吊り上げる架線吊り上げ装置であって、上記腕金に固定される台座部と、上記台座部上に設けられ、上端が上下動可能なジャッキと、上記ジャッキにより上下動可能に支持された水平アームと、上記水平アームと上記架線とを連結する連結体とを備えている。
上記架線吊り上げ装置によれば、台座部を介して腕金上にジャッキが固定され、このジャッキにより、水平アームおよび連結体を介して架線を吊り上げることができる。腕金上に位置する作業者は、腕金上のジャッキを容易に操作することができるので、架線の吊り上げ作業を容易に行うことができる。また、架線をその張力が作用する長手方向と直交する方向に吊り上げるので、ジャッキは比較的小型のもので構成でき、軽量化を図ることができる。
上記架線吊り上げ装置において好ましくは、一対の上記連結体を有している。上記水平アームは、上記ジャッキの上端から左右に延び、上記左右に延びる水平アームには、上記ジャッキの上端から等間隔の位置に上記連結体がそれぞれ連結されている。上記一対の連結体の下端は、上記懸垂装置を挟むように架線に連結される。
上記架線吊り上げ装置によれば、ジャッキの上端から等間隔の位置に、一対の連結体の上端を連結している。連結体の下端を、懸垂装置の両側に連結し、ジャッキを上昇させることで、懸垂装置の両側の架線をバランス良く真上に吊り上げることができる。したがって、架線を吊り上げる工程において、連結体の下端は水平方向に移動しないので、架線を安定して吊り上げることができる。
上記架線吊り上げ装置において好ましくは、上記水平アームは、上記ジャッキの上下動方向と直角をなす状態で、上記ジャッキの上端に固定されている。この架線吊り上げ装置においてさらに好ましくは、上記ジャッキは上下動方向に延びる昇降軸を有し、上記昇降軸の上端には上記昇降軸と直角をなすように上記水平アームが固定されている。
上記架線吊り上げ装置によれば、水平アームがジャッキの上下動方向に対して直角に固定されているので、水平アームが揺動することがなく、架線を安定して吊り上げることができる。また、水平アームの一方にのみ連結体を連結したような場合でも、水平アームが傾斜することがないので、懸垂装置の一方の架線のみを吊り上げる用途にも用いることができる。
上記架線吊り上げ装置において好ましくは、上記ジャッキは、レバーを回動または上下動させることにより上端が上昇するものであり、上記レバーは、上記レバーを水平方向にした状態において、上記腕金の長手方向と略平行に延びる。上記架線吊り上げ装置によれば、腕金と平行に延びるレバーを、作業者が位置する方向に取り付けることにより、作業者は、ジャッキの操作をさらに容易に行うことができる。
上記架線吊り上げ装置において好ましくは、上記連結体は、上記架線に直接係止される紐体と、上記紐体の上端が係脱自在に連結される係止具とを有し、上記係止具は上記水平アームに連結されている。上記架線吊り上げ装置によると、作業現場では、作業員が紐体の一端を架線の下側をくぐらせる等して、紐体を架線に直接係止し、その一端をさらに係止具に係止することで、連結体と架線との連結を容易に完了することができる。
上記架線吊り上げ装置において好ましくは、上記台座部は水平板を有し、上記水平板の下面には、互いに平行に垂下する一対の挟持板が設けられ、上記挟持板の間には腕金の垂直リブが挿入される。上記架線吊り上げ装置によると、台座部の下面に設けた挟持板により垂直リブを両側から保持するので、台座部と腕金とを強固に固定することができる。これにより、吊り上げ作業において、ジャッキが左右に揺動することを防止することができる。
本発明に従う架線吊り上げ装置によると、作業者の負担を軽減しながら、スムーズに安定して架線の吊り上げ作業を行うことができる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1における架線吊り上げ装置について、図1から図5を参照して説明する。なお、図1は本実施の形態における架線吊り上げ装置により架線を吊り上げる前の状態を示す正面図である。図2は架線を吊り上げた状態を示す正面図である。図3は本実施の形態における架線吊り上げ装置により架線を吊り上げる前の状態を示す、図1におけるIII−III矢視図である。図4は、架線に紐体を係止する工程を示す図である。図5は、実施の形態1の変形例を示す正面図である。
本実施の形態では、架線が架空地線1を構成する場合について説明する。架空地線1は、鉄塔から水平方向に突出する腕金2に固定された懸垂装置6により支持されている。腕金2は、通常水平フランジ2bの上面に垂直リブ2aが立設された、断面逆T字型の鋼材で構成される。懸垂装置6は、腕金2の水平フランジ2bの下面にボルト18により固定される。
図1および図3に示すように、懸垂装置6は、水平フランジ2bに固定される固定金具17と、固定金具17に係止される馬蹄形金具16と、馬蹄形金具16に連結される垂下金具14と、垂下金具14に連結される下部が外方向に広がった連結金具12と、連結金具12の下端に連結される受け金具8と、受け金具8上に支持される架線金具7とを有している。
固定金具17は、金属平板の下面にU字型の金具を溶接して構成されており、U字型の金具には、馬蹄形金具16が係止される。馬蹄形金具16の両下端および垂下金具14の上端には、ボルト15が貫通し、これらを連結している。垂下金具14の下端および連結金具12の上端には、ボルト13が貫通しており、これらを連結している。
連結金具12は下部が外方向に広がっており、その下端は受け金具8の内面にそれぞれ当接され、それぞれボルト9により連結されている。受け金具8上には、架線金具7が溶接されている。架線金具7は、図3に示すように、架空地線1を保持する上が開放した溝部を有している。架線金具7の溝部には、架空地線1が位置し、脱落防止板10が溝部の上面を覆うようにボルト11により固定されて架空地線1が溝部から脱落することを防止している。
懸垂装置6は上記のように構成されるが、たとえば固定金具17と馬蹄形金具16とは、風などによる架空地線1の揺動に伴って摺動し、徐々に磨耗する。また、各金具を連結するボルトも同様に磨耗する。本実施の形態の架線吊り上げ装置21は、このような懸垂装置6の点検作業や、部品の取替え作業において、懸垂装置6に支持されている架空地線1を一時的に吊り上げるものである。本実施の形態では、一例として、上記の懸垂装置6に支持される架空地線1を吊り上げる場合について説明しているが、本発明の架線吊り上げ装置は、架空地線を吊り上げる用途に限定されるものではない。
本実施の形態の架線吊り上げ装置21は、図1に示すように、腕金2に固定される台座部70と、台座部70上に設けられ、上端が上下動可能なジャッキ51と、ジャッキ51により上下動可能に支持された水平アーム31と、水平アーム31と架空地線1とを連結する連結体40とを備えている。
台座部70は、水平板71を有し、水平板71の下面には、互いに平行に垂下する一対の挟持板72,72が溶接されている。挟持板72,72の間には、腕金2の垂直リブ2aが挿入され、これらには横方向にボルト74が貫通されて固定される。このボルト74は、図3に示すように、腕金2の長手方向の二箇所に設けられる。
台座部70の水平板71上には、ジャッキ51が固定されている。ジャッキ51のジャッキ本体52は、円筒状に構成され、その内部には上下動方向に延びる昇降軸53が設けられている。ジャッキ本体52の下端には、ベース部62が設けられており、ベース部62と台座部70の水平板71とは溶接されている。また、ジャッキ本体52の外周には、放射状に、3つの補強板61a,61b,61cが設けられて、ジャッキ本体52の傾斜を防止している。
昇降軸53の上端には、上方が開放した溝型材54が溶接されており、溝型材54の溝部には、角型鋼管で構成される水平アーム31が挿入される。この溝型材54と水平アーム31とは、昇降軸53の軸方向、すなわち上下動方向と、水平アーム31の延びる方向とが直交方向となるように、ボルト55により固定される。これにより、水平アーム31の左右に不均等な荷重が加わった場合でも、昇降軸53と水平アーム31とは直角をなす状態を維持することができる。
ジャッキ本体52の側面には、挿入部65を介してレバー66が設けられている。このレバー66は、図3に示すように、レバー66を水平にした状態において、腕金2と略平行に延びている。また、レバー66の先端は、作業者が位置する鉄塔側に向けられている。このジャッキ51は、油圧ジャッキであり、レバー66を上下動させることにより、昇降軸53が上昇する。
水平アーム31の両端部には、ジャッキ51の上端から等間隔の位置に連結体40が連結されている。連結体40は、下端部に開口を有するアイボルト45と、アイボルト45に連結されるジョイント43と、ジョイント43に連結されるフック41と、フック41に係止される紐体42とで構成されている。
アイボルト45の上端部は、水平アーム31の両端部に設けられた上下方向の貫通孔に、下方から挿入されて貫通している。水平アーム31の上側において、アイボルト45の上端には蝶ねじ44が螺合している。この蝶ねじ44により、アイボルト45を水平アーム31に固定している。また、蝶ねじ44により、アイボルト45の垂下長さを調節することができる。
この蝶ねじ44に替えて、図5に示すような高ナット46を用いても良い。蝶ねじ44を用いた場合には手締めとなるが、高ナット46を用いた場合には、ラチェットなどの工具を使用した締め付けが可能となる。これにより、強い締め込みや調節が容易となる。この高ナット46としては、たとえば、材質SS400、長さ50mmのM16を用いることができる。
アイボルト45には、上端および下端にボルトが貫通するジョイント43を介して、係止具としてのフック41が連結されている。フック41は、図1に示すように、ばねにより付勢された抜け止め片41aが設けられており、フック41に係止される紐体42の脱落を防止している。
紐体42は、ナイロン製のロープやベルトなどで構成される。ここでは、図4に示すような両端にループ42aを設けた、ナイロン製のロープを用いている。その他にも、円環状に構成したロープを二つ折りにしたもの等も用いることができる。
図4に示すように、フック41に紐体42の一端のループ42aを係止し、紐体42の他端を架空地線1の下側をくぐらせた後、同様にフック41に係止する。
次に、本実施の形態の架線吊り上げ装置21を用いた、架空地線1を吊り上げる工程について説明する。まず、腕金2の垂直リブ2aを一対の挟持板72,72の間に挿入し、それらを貫通するようにボルト74を挿入して緊結し、架線吊り上げ装置21を腕金2に固定する。これにより、ジャッキ51の上下動方向は、垂直リブ2aの方向と一致し、垂直方向となる。また、ジャッキ51の上端に固定された水平アーム31は、水平方向に固定される。
続いて、水平アーム31の両端部に連結したフック41に、紐体42の一端を固定し、上述の手順により、紐体42を架空地線1に係止する。このとき、本実施の形態においては、係止具を抜け止め片41a付のフック41で形成しているので、紐体42の係止が容易である。また、紐体42の他端を架空地線1の下側をくぐらせた後、同様にフック41に係止するので、架空地線1に何らの器具を取り付けることなく、紐体42と架空地線1とを係止することができる。これにより図1に示す状態となる。
続いて、作業者の位置する方向に向かって延びるレバー66を上下動させることで、ジャッキ51の昇降軸53が上昇する。このとき、レバー66は、上述のように作業者の位置する方向に延びているので、ジャッキ51の操作を容易に行うことができる。ジャッキ51の昇降軸53が上昇すると、水平アーム31およびそれに連結される連結体40が上昇し、これに伴って、連結体40に係止された架空地線1が吊り上げられ、図2に示す状態となる。このとき、ジャッキ51の昇降軸53は垂直方向に上昇し、水平アーム31および連結体40も垂直方向に押し上げられるので、架空地線1は真上に吊り上げられる。このように、架空地線1を吊り上げる工程において、架空地線1は左右が均衡した状態で吊り上げられ、架空地線1には、水平方向の力は作用しないので、架空地線1をスムーズかつ安定して吊り上げることができる。
図2に示すように、架空地線1を吊り上げることで、懸垂装置6には、架空地線1の荷重が作用しなくなり、懸垂装置6の点検作業や、消耗した部品の交換作業を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について、図6を用いて説明する。以下の説明においては、上記実施の形態1と異なる構成のみを説明する。
本実施の形態においては、ジャッキ本体52の下端にはベース部63が固定され、ベース部63の下端には、さらに矩形の固定板64が溶接されている。固定板64と台座部70の水平板71とはボルト73により固定されている。また、ジャッキ51の昇降軸53の上端には、平板状の固定片56が設けられている。固定片56の上面には、水平アーム31が溶接により固定されている。この実施の形態においては、ジャッキ51と台座部70とが分離可能であるので、腕金2の形状に応じて台座部70を変更することで、架線吊り上げ装置21の汎用性が向上する。また、ジャッキ51と水平アーム31とは溶接により固定されているので、その固定が強固である。
また、本実施の形態においては、連結体80を、アイボルト83と、係止具としてのシャックル81と、紐体85とで構成している。シャックル81は、図6に示すようにU字型の金物であり、その溝部に紐体85の両端部が係止される。また、シャックル81の上端に貫通するボルト82により、アイボルト83と連結されている。このシャックル81を用いることにより、紐体85の係止をより強固に行うことができる。
上記二つの実施の形態においては、水平アーム31の両端部に連結体40または80を連結しているが、懸垂装置6の一方の側の架空地線1のみを吊り上げる場合には、連結体40または80を水平アーム31の一方にのみ設けて、架空地線1を吊り上げるようにしてもよい。この場合でも、ジャッキ51の上端と、水平アーム31とは直角を維持するように固定されており、また、ジャッキ51と腕金2とも強固に固定されているので、ジャッキ51に実用上問題となるような傾きが生ずることなく、安定して架空地線1を吊り上げることができる。
また、上記二つの実施の形態のように、水平アーム31の両端部に連結体40または80を連結して、懸垂装置6の両側を同時に吊り上げる場合には、必ずしも水平アーム31とジャッキ51の昇降軸53とは直交方向に固定されている必要は無く、ジャッキ51の上端を支点にして、水平アーム31が揺動可能に軸支してもよい。ただし、ジャッキ51の上端と水平アーム31とは、直角を維持するように固定した方が、吊り上げ作業をより安定して行うことができ、より好ましい。
さらに、上記二つの実施の形態では、ジャッキ51を、昇降軸53を有する油圧ジャッキで構成したが、たとえばパンタグラフ式のジャッキなど、異なる構造のジャッキを用いることも可能である。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
この発明に基づいた実施の形態1における架線吊り上げ装置により、架線を吊り上げる前の状態を示す正面図である。 この発明に基づいた実施の形態1における架線吊り上げ装置により、架線を吊り上げた状態を示す正面図である。 この発明に基づいた実施の形態1における架線吊り上げ装置の、図1におけるIII−III矢視図である。 この発明に基づいた実施の形態1における、架線に紐体を係止する工程を示す図である。 この発明に基づいた実施の形態1の変形例を示す正面図である。 この発明に基づいた実施の形態2における架線吊り上げ装置により、架線を吊り上げる前の状態を示す正面図である。 従来行われていた、相取り工法を示す図である。 特許文献1に開示された工具を示す正面図である。
符号の説明
1 架空地線、2 腕金、2a 垂直リブ、6 懸垂装置、21 架線吊り上げ装置、31 水平アーム、40,80 連結体、41 フック(係止具)、42,85 紐体、51 ジャッキ、53 昇降軸、66 レバー、70 台座部、71 水平板、72 挟持板、81 シャックル(係止具)。

Claims (7)

  1. 腕金に固定された懸垂装置により支持された架線を、一時的に吊り上げる架線吊り上げ装置であって、
    前記腕金に固定される台座部と、
    前記台座部上に設けられ、上端が上下動可能なジャッキと、
    前記ジャッキにより上下動可能に支持された水平アームと、
    前記水平アームと前記架線とを連結する連結体と、を備えた、架線吊り上げ装置。
  2. 一対の前記連結体を有し、
    前記水平アームは、前記ジャッキの上端から左右に延び、
    前記左右に延びる水平アームには、前記ジャッキの上端から等間隔の位置に前記連結体がそれぞれ連結され、
    前記一対の連結体の下端は、前記懸垂装置を挟むように架線に連結される、請求項1に記載の架線吊り上げ装置。
  3. 前記水平アームは、前記ジャッキの上下動方向と直角をなす状態で、前記ジャッキの上端に固定されている、請求項1または2に記載の架線吊り上げ装置。
  4. 前記ジャッキは上下動方向に延びる昇降軸を有し、前記昇降軸の上端には前記昇降軸と直角をなすように前記水平アームが固定されている、請求項3に記載の架線吊り上げ装置。
  5. 前記ジャッキは、レバーを回動または上下動させることにより上端が上昇するものであり、前記レバーは、前記レバーを水平方向にした状態において、前記腕金の長手方向と略平行に延びる、請求項1から4のいずれかに記載の架線吊り上げ装置。
  6. 前記連結体は、前記架線に直接係止される紐体と、前記紐体の上端が係脱自在に連結される係止具とを有し、前記係止具は前記水平アームに連結されている、請求項1から5のいずれかに記載の架線吊り上げ装置。
  7. 前記台座部は水平板を有し、前記水平板の下面には、互いに平行に垂下する一対の挟持板が設けられ、前記挟持板の間には腕金の垂直リブが挿入される、請求項1から6のいずれかに記載の架線吊り上げ装置。
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