JPH11289571A - 無線呼出受信機の制御方法、無線呼出装置、および、無線呼出受信機 - Google Patents

無線呼出受信機の制御方法、無線呼出装置、および、無線呼出受信機

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JPH11289571A
JPH11289571A JP10093175A JP9317598A JPH11289571A JP H11289571 A JPH11289571 A JP H11289571A JP 10093175 A JP10093175 A JP 10093175A JP 9317598 A JP9317598 A JP 9317598A JP H11289571 A JPH11289571 A JP H11289571A
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JP
Japan
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signal
control
receiver
address
message
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Application number
JP10093175A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ogawa
康広 小川
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線呼出の受信機80をデータ端末10から
遠隔で制御する。 【解決手段】 中央制御装置40は、データ端末10か
ら受信機80に対する制御を行う旨の信号を受信する
と、その制御内容を示す制御信号をメッセージ信号に変
換して、その受信機80へのアドレス信号とともに呼出
信号として送出する一方、受信機80は、呼出信号のう
ち、そのアドレス信号が自己機にかかるアドレス信号で
あるメッセージ信号を受信するとともに、受信したメッ
セージ信号を解読して、それが自己機に対する制御信号
であると判別すれば、その制御信号にしたがった制御内
容を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出受信機に
対する制御を、その無線呼出受信機を呼び出しで行う無
線呼出受信機の制御方法、無線呼出装置、および、無線
呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線呼出システムにおいては、
公衆回線網や、パケット網、インターネット網などの各
種ネットワークから、無線呼出受信機(ページャ)に固
有の呼出番号を、データ端末等により指定することで、
その無線呼出受信機を呼び出したり、メッセージ情報を
送信することができる。ここで、無線呼出受信機に対し
て各種制御を行う場合、例えば、当該無線呼出受信機に
おいて記録されているIDのすべてを消去させるような
制御や、複数のアドレスのうち一部のアドレスによる呼
び出しを停止・開始させるような制御などを行う場合、
制御対象となる無線呼出受信機と、パーソナルコンピュ
ータ等のデータ端末とをケーブルや赤外線などを介して
接続するとともに、データ端末を操作することによっ
て、その無線呼出受信機の制御を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、無線呼出受
信機に対して各種制御を行う場合には、ケーブル接続に
しろ、赤外線接続にしろ、データ端末との距離が一定距
離以内でなけれならない、という不都合があった。本発
明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、無線呼出受信機を、ケーブルや
赤外線などを介することなく、遠隔で制御可能な無線呼
出受信機の制御方法、無線呼出装置、および、無線呼出
受信機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明にあっては、アドレス信号とメ
ッセージ信号とからなる呼出信号によって呼び出される
無線呼出受信機の制御方法であって、前記無線呼出受信
機の制御内容を示す制御信号を、前記メッセージ信号に
変換して、前記アドレス信号とともに呼出信号として送
出する過程と、前記呼出信号のうち、そのアドレス信号
が自己機にかかるアドレス信号であるメッセージ信号を
受信する過程と、受信されたメッセージ信号を解読し
て、それが自己機に対する制御信号であるか否かを判別
する過程と、前記判別手段によって制御信号であると判
別されれば、その制御信号にしたがった制御内容を実行
する過程とを備えることを特徴としている。このような
方法によれば、無線呼出受信機に対する制御の内容を示
す制御信号がメッセージ信号に変換されて送信される一
方、無線呼出受信機では、そのメッセージ信号を解読し
て、それにしたがった制御が実行されるので、無線呼出
受信機に対する制御を遠隔にて実行することが可能とな
る。
【0005】さらに、請求項2記載の発明にあっては、
請求項1記載の発明において、前記制御信号は、前記無
線呼出受信機における記録内容の変更、消去もしくは新
規登録の指示を示すものであり、前記無線呼出受信機
は、前記制御信号に示されるとおりに前記記録内容の変
更、消去もしくは新規登録を実行することを特徴として
いる。このような方法によって、無線呼出受信機に対す
る記録内容を遠隔で変更、消去もしくは新規登録の実行
が可能となる。
【0006】くわえて、請求項3記載の発明にあって
は、請求項2記載の発明において、前記記録内容は、前
記無線呼出受信機において受信可能なアドレスに関する
情報を記録するものであることを特徴としている。この
ような方法によって、無線呼出受信機が受信可能なアド
レスを遠隔で変更、消去もしくは新規登録の実行が可能
となる。
【0007】また、請求項4記載の発明にあっては、ア
ドレス信号とメッセージ信号とからなる呼出信号によっ
て無線呼出受信機を呼び出す無線呼出装置であって、前
記無線呼出受信機への制御内容を受け付ける受付手段
と、前記受付手段によって受け付けられた制御内容を示
す制御信号をメッセージ信号に変換する変換手段と、前
記メッセージ信号を前記アドレス信号とともに呼出信号
として送出する送出手段とを具備することを特徴として
いる。この構成によれば、無線呼出受信機に対する制御
の内容を示す制御信号を、メッセージ信号に変換して送
信するので、無線呼出受信機において、そのメッセージ
信号したがった制御を実行することにより、無線呼出受
信機の制御を遠隔にて実行することが可能な無線呼出装
置が提供されることとなる。
【0008】一方、請求項5記載の発明にあっては、ア
ドレス信号とメッセージ信号とからなる呼出信号によっ
て呼び出される無線呼出受信機であって、前記呼出信号
のうち、そのアドレス信号が自己のアドレス信号である
メッセージ信号を受信する受信手段と、前記受信手段に
よって受信されたメッセージ信号を解読して、それが自
己機へに対する制御信号であるか否かを判別する判別手
段と、前記判別手段によって制御信号であると判別され
れば、その制御信号にしたがった制御内容を実行する制
御手段とを具備することを特徴としている。この構成に
よれば、制御の内容を示す制御信号を、メッセージ信号
として受信し解読して、それにしたがった制御を実行す
るので、制御を遠隔にて実行することが可能な無線呼出
受信機が提供されることとなる。
【0009】ここで、請求項6記載の発明にあっては、
請求項5記載の発明において、前記制御信号は、前記無
線呼出受信機における記録内容の変更、消去もしくは新
規登録の指示を示すものであり、前記制御手段は、前記
制御信号に示されるとおりに前記記録内容の変更、消去
もしくは新規登録を実行することを特徴としている。こ
のような構成によって、請求項2記載の発明と同様に、
無線呼出受信機に対する記録内容を遠隔で変更、消去も
しくは新規登録の実行が可能となる。
【0010】さらに、請求項7記載の発明にあっては、
請求項6記載の発明において、前記記録内容は、前記無
線呼出受信機において受信可能なアドレスに関する情報
を記録するものであることを特徴としている。このよう
な構成によって、無線呼出受信機が受信可能なアドレス
を遠隔で変更、消去もしくは新規登録の実行が可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】<第1実施形態>図1は、第1実施形態に
かかる無線呼出のシステム構成を示すブロック図であ
る。この図において、データ端末10は、無線呼出受信
機(以下、単に受信機という)80を呼び出したり、受
信機80を制御するためのパーソナルコンピュータ等で
あり、公衆回線網や、パケット網、インターネット網な
どの各種ネットワーク20に接続されている。
【0013】次に、無線呼出装置(中央局)30は、受
信機80の無線呼び出しを制御するものであり、中央制
御装置40や、記憶装置50、符号化装置60などから
構成される。
【0014】これらのうち、便宜上、記憶装置50から
説明すると、記憶装置50は、契約者情報などの無線呼
出に必要な各種情報、例えば、呼び出すべき受信機80
の呼出番号を無線区間での受信機識別信号であるアドレ
ス信号に変換するためのテーブルなどについて記憶する
ものである。中央制御装置40は、データ端末10から
受信機80を呼び出すべき旨の指示を受け付けると、記
憶装置50の記憶内容を参照して、受け付けた呼出番号
をアドレス信号に変換するとともに、そのアドレス信号
とメッセージ信号とを符号化装置60に送出するもので
ある。そして、符号化装置60は、中央制御装置40に
より送出されたアドレス信号およびメッセージ信号を、
所定のフォーマットにしたがった誤り訂正符号化を施
し、呼出信号として送信装置70に送出するものであ
る。送信装置70は、符号化装置60から送出された呼
出信号を無線信号に変換して送信するものである。
【0015】さて、送信装置70から送信される無線信
号のフォーマットの一例について図3に示す。この図に
示されるように、送信装置70から受信機80への無線
信号は、15のグループからなるフレームの繰返しであ
り、さらに、各グループは、同期信号、アドレス/メッ
セージ識別信号、複数の呼出信号、および、位相補償信
号より構成される。このうち、呼出信号は、さらにアド
レス信号とメッセージ信号とから構成される。
【0016】ここで、各受信機は、フレーム内のいずれ
か1つのグループに属し、自己の属するグループの同期
信号を受信することによって同期をとり、そのグループ
内の呼出信号を受信する構成となっている。なお、各グ
ループにおけるアドレス/メッセージ識別信号は、呼出
信号中のアドレス信号とメッセージ信号の配列を符号語
単位で示すものであり、これを利用することによって、
受信機は、アドレス信号だけを効率良く検索できるよう
になっている。また、位相補償信号は、送信装置70が
複数存在する場合に、各送信装置が互いに送信信号の位
相を一致させるために送信装置側で用いられる信号であ
る。
【0017】次に、受信機80の構成について図2を参
照して簡単に説明する。この図において、受信回路82
は、送信装置70からの無線信号を、アンテナ81を介
して受信するものである。処理回路83は、ROMやR
AMなどからなる記憶回路84の記憶内容を参照して、
各種処理を実行するものである。具体的には、処理回路
83は、受信回路82によって受信された呼出信号中の
アドレス信号が、自己機へのアドレス信号であれば、そ
のメッセージ信号を解読して、それにしたがった処理を
行う構成となっている。ここで、処理回路83は、解読
したメッセージ信号が自己機への呼出メッセージ信号で
あれば、表示回路85に対し呼出メッセージ信号を表示
させるとともに、アラーム86に対し鳴音処理や振動処
理などをさせる一方、制御信号であれば、その制御内容
にしたがった処理を実行する。
【0018】次に、本実施形態にかかる動作について説
明する。まず、データ端末10の操作によって、受信機
80を呼び出す場合の動作について説明する。この場
合、操作者は、データ端末10を用いて、呼び出すべき
受信機80の呼出番号とともに、その受信機に配信すべ
きメッセージを入力する。これにより、データ端末10
からは、その受信機の呼出信号とメッセージ内容を示す
呼出メッセージ信号とがそれぞれ無線呼出装置30の中
央制御装置40に送出される。
【0019】これらの信号を受信した中央制御装置40
は、記憶装置50に記憶された契約者情報を参照して、
その呼出信号をアドレス信号に変換するとともに、この
アドレス信号と受信した呼出メッセージ信号とをそれぞ
れ符号化装置60に送出する。そして、符号化装置60
は、これらのアドレス信号およびメッセージ信号を、所
定のフォーマットにしたがった誤り訂正符号化して、呼
出信号として送信装置70に送出し、さらに、送信装置
70が、この呼出信号を無線信号に変換して、例えば、
図3に示されるフォーマットにしたがって送信する。
【0020】さて、受信機80は、自己が属するグルー
プの同期信号を受信することによって同期をとり、その
グループの呼出信号におけるアドレス信号を監視してい
る。ここで、受信したアドレス信号が自己機へのアドレ
ス信号であれば、その受信機80の処理回路83は、さ
らに、そのメッセージ信号を解読してそれが呼出メッセ
ージ信号であるか、あるいは、変換された制御信号であ
るかを判別する。ここでは、前者であると判別される。
このため、処理回路83は、表示回路85に対して、そ
の呼出メッセージ信号で示される内容を表示させるとと
もに、アラーム86に対し鳴音処理や振動処理などを実
行させる。このようにして、データ端末10によって指
定された受信機80が、呼び出されることとなる。
【0021】次に、データ端末10の操作によって、受
信機80を制御する場合の動作について説明する。ここ
では、制御内容として、ある特定の受信機80における
記憶回路84のROMに記録されたIDのすべてを消去
する旨の制御を例にとって説明する。まず、操作者は、
データ端末10を用いて、制御対象となる受信機80の
呼出番号を入力するとともに、IDの全消去をする旨を
指示する。これにより、データ端末10からは、その受
信機の呼出信号と制御内容を示す信号とがそれぞれ無線
呼出装置30の中央制御装置40に送出される。
【0022】これらの信号を受信した中央制御装置40
は、記憶装置50に記憶された契約者情報を参照して、
その呼出信号をアドレス信号に変換する一方、その制御
信号をメッセージ信号に変換して、これらのアドレス信
号とメッセージ信号とをそれぞれ符号化装置60に送出
する。そして、以降、呼び出しと同様に、符号化装置6
0は、これらのアドレス信号およびメッセージ信号を誤
り訂正符号化して、呼出信号として送信装置70に送出
し、さらに、送信装置70が、この呼出信号を無線信号
に変換して送信する。
【0023】さて、受信機80は、先にも述べたよう
に、自己が属するグループの同期信号を受信することに
よって同期をとり、そのグループの呼出信号におけるア
ドレス信号を監視している。ここで、受信したアドレス
信号が自己機へのアドレス信号であれば、その受信機8
0の処理回路83は、さらに、そのメッセージ信号を解
読してそれが呼出メッセージ信号であるか、あるいは、
変換された制御信号であるかを判別する。ここでは、後
者であると判別される。このため、処理回路83は、そ
の制御信号で示される制御内容、すなわち、記憶回路8
4のROMに記録されたIDのすべてを消去する旨の制
御を実行する。これによって、IDがROMから全消去
されることとなる。
【0024】このように本実施形態にかかる無線呼出の
システムにあっては、データ端末10から受信機80の
呼び出しとともに、データ端末10による受信機80の
遠隔制御が可能となる。なお、受信機80に対する制御
の内容は、本実施形態に限られない。そこで、以下、こ
れらの制御内容のいくつかについて具体例を挙げて説明
する。
【0025】まず、ある特定の受信機80に対して、任
意の情報提供用アドレスについての使用開始あるいは停
止させる制御を行う場合の動作について説明する。ここ
で、受信機80は、複数ある情報提供用アドレスを用い
て情報(メッセージ)の受信が可能である。これらの情
報提供用アドレスは、記憶回路84において、例えば、
図4に示されるように、その使用状態を示す識別情報と
ともに登録されている。そして、この識別情報が「o
n」である情報提供用アドレスが使用可能である状態を
示している。なお、この情報提供用アドレス自体は、記
憶回路84において書換が不可能であるが、その識別情
報の書換は可能となっている。
【0026】まず、このような制御を行う場合、操作者
は、データ端末10を用いて、制御対象となる受信機8
0の呼出番号とともに、開始あるいは停止させる情報提
供アドレスを入力して、開始あるいは停止の指示を行
う。これにより、データ端末10からは、その受信機の
呼出信号とともに、そこで指示された制御内容を示す信
号がそれぞれ無線呼出装置30の中央制御装置40に送
出される。
【0027】これらの信号を受信した中央制御装置40
は、先に述べたように、記憶装置50に記憶された契約
者情報を参照して、その呼出信号をアドレス信号に変換
するとともに、その制御信号をメッセージ信号に変換し
て、このアドレス信号と呼出メッセージ信号とをそれぞ
れ符号化装置60に送出する。そして、先に述べたよう
に、符号化装置60は、これらのアドレス信号およびメ
ッセージ信号を誤り訂正符号化して、呼出信号として送
信装置70に送出し、さらに、送信装置70が、この呼
出信号を無線信号に変換して送信する。
【0028】さて、受信機80では、自己が属するグル
ープの同期信号を受信することによって同期をとり、そ
のグループの呼出信号におけるアドレス信号を監視して
いる。ここで、受信したアドレス信号が自己機へのアド
レス信号であれば、その受信機80の処理回路83は、
さらに、そのメッセージ信号を解読してそれが呼出メッ
セージ信号であるか、あるいは、変換された制御信号で
あるかを判別する。ここでは、後者であると判別され
る。このため、処理回路83は、その制御信号で示され
る制御内容、すなわち、データ端末10で指示された情
報提供用アドレスの使用を開始あるいは停止する制御を
実行する。例えば、その制御信号で規定される制御が情
報提供用アドレスbを用いた情報提供について停止する
旨の内容であれば、処理回路83は、図4に示されるよ
うに、記憶装置50で登録されたテーブルにおいて、情
報提供用アドレスbの識別情報を「on」から「of
f」に更新する。したがって、これ以降、情報提供用ア
ドレスbの使用が停止されて、そのアドレスを用いた情
報提供が不可能となる。
【0029】なお、制御信号で規定される制御が情報提
供用アドレスbの使用を開始する旨の内容であれば、処
理回路83は、記憶装置50において登録されたテーブ
ルにおいて、情報提供用アドレスaの識別情報を「of
f」から「on」に更新する。したがって、これ以降、
情報提供用アドレスbの使用が開始されて、そのアドレ
スを用いた情報提供が可能となる。
【0030】次に、ある特定の受信機80に対して、情
報提供用アドレスの登録あるいは消去させる制御を行う
場合の動作について説明する。ここで、受信機80は、
複数ある情報提供用アドレスを用いて情報の受信が可能
である。これらの情報提供用アドレスは、記憶回路84
において、例えば、図5に示されるように、その使用状
態を示す識別情報とともに登録されている。そして、こ
の識別情報が「on」である情報提供用アドレスが使用
可能である状態を示している。なお、この情報提供用ア
ドレスおよびその識別情報は、先に述べた例とは異な
り、記憶回路84において書換が可能となっている。
【0031】まず、このような制御を行う場合、操作者
は、データ端末10を用いて、制御対象となる受信機8
0の呼出番号とともに、登録あるいは消去させる情報提
供アドレスを入力して、登録あるいは消去の指示を行
う。これにより、データ端末10からは、その受信機の
呼出信号とともに、そこで指示された制御内容を示す信
号がそれぞれ無線呼出装置30の中央制御装置40に送
出される。
【0032】これらの信号を受信した中央制御装置40
は、先に述べたように、記憶装置50に記憶された契約
者情報を参照して、その呼出信号をアドレス信号に変換
するとともに、その制御信号をメッセージ信号に変換し
て、このアドレス信号と呼出メッセージ信号とをそれぞ
れ符号化装置60に送出する。そして、先に述べたよう
に、符号化装置60は、これらのアドレス信号およびメ
ッセージ信号を誤り訂正符号化して、呼出信号として送
信装置70に送出し、さらに、送信装置70が、この呼
出信号を無線信号に変換して送信する。
【0033】さて、受信機80では、自己が属するグル
ープの同期信号を受信することによって同期をとり、そ
のグループの呼出信号におけるアドレス信号を監視して
いる。ここで、受信したアドレス信号が自己機へのアド
レス信号であれば、その受信機80の処理回路83は、
さらに、そのメッセージ信号を解読してそれが呼出メッ
セージ信号であるか、あるいは、変換された制御信号で
あるかを判別する。ここでは、後者であると判別され
る。このため、処理回路83は、その制御信号で示され
る制御内容、すなわち、データ端末10で指示された情
報提供用アドレスを登録あるいは消去する制御を実行す
る。例えば、その制御信号で規定される制御が情報提供
用アドレスbを消去する旨の内容であれば、処理回路8
3は、図5に示されるように、記憶装置50で登録され
たテーブルにおいて、情報提供用アドレスb自体を消去
する。したがって、これ以降、情報提供用アドレスbの
使用が停止されることとなる。
【0034】なお、制御信号で規定される制御が情報提
供用アドレスbを登録する旨の内容であれば、処理回路
83は、記憶装置50で登録されたテーブルにおいて、
情報提供用アドレスbを新規に登録する。したがって、
この識別情報を「on」にさせれば、情報提供用アドレ
スbの使用が開始されることとなる。
【0035】また、このような受信機80に対して、任
意の情報提供用アドレスについての使用開始あるいは停
止させる制御を行う場合の動作について説明する。ま
ず、このような制御を行う場合、操作者は、データ端末
10を用いて、制御対象となる受信機80の呼出番号と
ともに、使用開始あるいは停止させる情報提供アドレス
を入力して、開始あるいは停止の指示を行う。これによ
り、データ端末10からは、その受信機の呼出信号とと
もに、そこで指示された制御内容を示す信号がそれぞれ
無線呼出装置30の中央制御装置40に送出される。
【0036】これらの信号を受信した中央制御装置40
は、先に述べたように、記憶装置50に記憶された契約
者情報を参照して、その呼出信号をアドレス信号に変換
するとともに、その制御信号をメッセージ信号に変換し
て、このアドレス信号と呼出メッセージ信号とをそれぞ
れ符号化装置60に送出する。そして、先に述べたよう
に、符号化装置60は、これらのアドレス信号およびメ
ッセージ信号を誤り訂正符号化して、呼出信号として送
信装置70に送出し、さらに、送信装置70が、この呼
出信号を無線信号に変換して送信する。
【0037】さて、受信機80では、自己が属するグル
ープの同期信号を受信することによって同期をとり、そ
のグループの呼出信号におけるアドレス信号を監視して
いる。ここで、受信したアドレス信号が自己機へのアド
レス信号であれば、制御対象である受信機80の処理回
路83は、さらに、そのメッセージ信号を解読してそれ
が呼出メッセージ信号であるか、あるいは、変換された
制御信号であるかを判別する。ここでは、後者であると
判別される。このため、処理回路83は、その制御信号
で示される制御内容、すなわち、データ端末10で指示
された情報提供用アドレスの使用開始あるいは停止する
制御を実行する。例えば、その制御信号で規定される制
御が情報提供用アドレスaの使用を開始する旨の内容で
あれば、処理回路83は、図6に示されるように、記憶
装置50において登録されたテーブルにおいて、情報提
供用アドレスaの識別情報を「off」から「on」に
更新する。したがって、これ以降、情報提供用アドレス
aの使用が開始されて、そのアドレスを用いた情報提供
が可能となる。
【0038】なお、制御信号で規定される制御が情報提
供用アドレスaの使用を停止する旨の内容であれば、処
理回路83は、記憶装置50において登録されたテーブ
ルにおいて、情報提供用アドレスaの識別情報を「o
n」から「off」に更新する。したがって、これ以
降、情報提供用アドレスaの使用が停止されて、そのア
ドレスを用いた情報提供が不可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
線呼出受信機に対する制御の内容を示す制御信号をメッ
セージ信号に変換して送信する一方、無線呼出受信機で
は、そのメッセージ信号を解読して、それにしたがった
制御を実行するので、無線呼出受信機に対する制御を遠
隔にて実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる無線呼出装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態にかかる受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施形態にかかる送信装置から送信される
無線信号のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】 受信機の記憶回路に記憶されるテーブルの一
例を示す図である。
【図5】 受信機の記憶回路に記憶されるテーブルの一
例を示す図である。
【図6】 受信機の記憶回路に記憶されるテーブルの一
例を示す図である。
【符号の説明】
10……データ端末、 20……ネットワーク、 30……無線呼出装置、 40……中央制御装置(受付手段、変換手段)、 50……記憶装置、 60……符号化装置(送出手段)、 70……送信装置、 80……受信機、 82……受信回路(受信手段)、 83……処理回路(判別手段、制御手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス信号とメッセージ信号とからな
    る呼出信号によって呼び出される無線呼出受信機の制御
    方法であって、 前記無線呼出受信機の制御内容を示す制御信号を、前記
    メッセージ信号に変換して、前記アドレス信号とともに
    呼出信号として送出する過程と、 前記呼出信号のうち、そのアドレス信号が自己機にかか
    るアドレス信号であるメッセージ信号を受信する過程
    と、 受信されたメッセージ信号を解読して、それが自己機に
    対する制御信号であるか否かを判別する過程と、 前記判別手段によって制御信号であると判別されれば、
    その制御信号にしたがった制御内容を実行する過程とを
    備えることを特徴とする無線呼出受信機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記制御信号は、前記無線呼出受信機に
    おける記録内容の変更、消去もしくは新規登録の指示を
    示すものであり、 前記無線呼出受信機は、前記制御信号に示されるとおり
    に前記記録内容の変更、消去もしくは新規登録を実行す
    ることを特徴とする請求項1記載の無線呼出受信機の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記記録内容は、前記無線呼出受信機に
    おいて受信可能なアドレスに関する情報を記録するもの
    であることを特徴とする請求項2記載の無線呼出受信機
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 アドレス信号とメッセージ信号とからな
    る呼出信号によって無線呼出受信機を呼び出す無線呼出
    装置であって、 前記無線呼出受信機への制御内容を受け付ける受付手段
    と、 前記受付手段によって受け付けられた制御内容を示す制
    御信号をメッセージ信号に変換する変換手段と、 前記メッセージ信号を前記アドレス信号とともに呼出信
    号として送出する送出手段とを具備することを特徴とす
    る無線呼出装置。
  5. 【請求項5】 アドレス信号とメッセージ信号とからな
    る呼出信号によって呼び出される無線呼出受信機であっ
    て、 前記呼出信号のうち、そのアドレス信号が自己のアドレ
    ス信号であるメッセージ信号を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたメッセージ信号を解読
    して、それが自己機へに対する制御信号であるか否かを
    判別する判別手段と、 前記判別手段によって制御信号であると判別されれば、
    その制御信号にしたがった制御内容を実行する制御手段
    とを具備することを特徴とする無線呼出受信機。
  6. 【請求項6】 前記制御信号は、前記無線呼出受信機に
    おける記録内容の変更、消去もしくは新規登録の指示を
    示すものであり、 前記制御手段は、前記制御信号に示されるとおりに前記
    記録内容の変更、消去もしくは新規登録を実行すること
    を特徴とする請求項5記載の無線呼出受信機。
  7. 【請求項7】 前記記録内容は、前記無線呼出受信機に
    おいて受信可能なアドレスに関する情報を記録するもの
    であることを特徴とする請求項6記載の無線呼出受信
    機。
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