JP2000324536A - 通信チャネル設定装置、通信チャネル設定方法及び通信チャネル設定プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信チャネル設定装置、通信チャネル設定方法及び通信チャネル設定プログラムを記録した記録媒体

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JP2000324536A
JP2000324536A JP11133316A JP13331699A JP2000324536A JP 2000324536 A JP2000324536 A JP 2000324536A JP 11133316 A JP11133316 A JP 11133316A JP 13331699 A JP13331699 A JP 13331699A JP 2000324536 A JP2000324536 A JP 2000324536A
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frequency
communication channel
radio device
channel setting
unit
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JP11133316A
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Kenichiro Hosobuchi
健一郎 細淵
Masayoshi Ariga
誠芳 有我
Tsumoru Nagira
積 梛良
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動無線装置が位置登録の要求を送信する周
波数を効率的に探すことができる通信チャネル設定装置
を提供する。 【解決手段】 無線通信を用いて基地無線装置と通信回
線を確立する移動無線装置の通信チャネルを選択する通
信チャネル設定装置であって、前記通信チャネル設定装
置は、前記移動無線装置の現在位置を特定して該移動無
線装置の位置データを出力する現在位置特定部と、前記
基地無線装置の設置位置と該基地無線装置が通信チャネ
ルで使用する周波数とが関係付けされた周波数選択テー
ブルと、前記位置データに基づき前記周波数選択テーブ
ルを参照して前記周波数を選択する周波数選択部と、前
記周波数選択部において、選択された周波数を表示する
表示部とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を使用して通
信を行う基地局無線装置と移動無線装置に係わり、特に
移動無線装置が通信を開始する場合の周波数設定を行う
通信チャネル設定装置、通信チャネル設定方法及び通信
チャネル設定プログラムを記録した記録媒体。
【0002】
【従来の技術】基地無線装置(以下、基地局と称する)
と移動無線装置(以下、移動局と称する)を有する無線
通信装置では、移動局が移動する(通信エリアを変更す
る)にあたり、基地局に対してこの移動局が通信エリア
に入ったことを知らせる必要がある。これを位置登録と
いい、移動局はある決められた周波数を用いて基地局に
対して位置登録要求を送信し、基地局から登録要求が認
められれば通信を開始することができる。移動局は、ど
こからでも通信が可能であるため、自動車等に乗って移
動しながらでも通信することができるという特徴を有し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、基地局が使
用する通信チャネルの周波数は、ある決められた周波数
を使用しているとは限らず、設置される地域毎に、使用
する周波数が異なるため、移動局は、どの周波数を使用
して登録要求を行えばよいかを知ることができない。こ
のため、位置登録を行うために時間を要するという問題
がある。また、移動局が使用することのできる周波数を
順次切り替える方法も多大な時間を要するという問題が
ある。さらに、移動局が送信可能な周波数であってもそ
の地域においては送信が許可されていない周波数である
可能性があり、順次切り替えて送受信を行うことは現実
的ではない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、位置登録の要求を送信する周波数を効率的に
探すことができる通信チャネル設定装置、通信チャネル
設定方法及び通信チャネル設定プログラムを記録した記
録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線通信を用いて基地無線装置と通信回線を確立す
る移動無線装置の通信チャネルを選択する通信チャネル
設定装置であって、前記通信チャネル設定装置は、前記
移動無線装置の現在位置を特定して該移動無線装置の位
置データを出力する現在位置特定部と、前記基地無線装
置の設置位置と該基地無線装置が通信チャネルで使用す
る周波数とが関係付けされた周波数選択テーブルと、前
記位置データに基づき前記周波数選択テーブルを参照し
て前記周波数を選択する周波数選択部とを備えたことを
特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記通信チャネ
ル設定装置は、前記周波数選択部において、選択された
周波数を表示する表示部をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記通信チャネ
ル設定装置は、該通信チャネル設定装置に前記移動無線
装置が接続されている場合に、前記周波数を該移動無線
装置に対して出力する周波数出力部をさらに備えたこと
を特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記通信チャネ
ル設定装置は、前記基地無線装置が使用する周波数を管
理するサーバとデータの送受信を行うデータ送受信部
と、前記データ送受信部を介して、前記管理サーバに登
録されている周波数を取得して、前記周波数選択テーブ
ルを更新するテーブル更新部とをさらに備えたことを特
徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記現在位置特
定部は、GPS受信機が出力する緯度・経度データを受
信して保持する位置データ受信部を備えたことを特徴と
する。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記現在位置特
定部は、現在位置を表す位置情報を外部から入力する位
置情報入力部をさらに備えたことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、無線通信を用い
て基地無線装置と通信回線を確立する移動無線装置の通
信チャネルを選択する通信チャネル設定方法であって、
前記通信チャネル設定方法は、前記移動無線装置の現在
位置を特定して該移動無線装置の位置データを出力する
現在位置特定処理と、前記基地無線装置の設置位置と該
基地無線装置が通信チャネルで使用する周波数とが関係
付けされた周波数選択テーブルを参照して、前記移動無
線装置の現在位置において使用可能な前記周波数を選択
する周波数選択処理と、選択された前記周波数を出力す
る周波数出力処理と、出力された前記周波数に前記移動
無線機の使用周波数を設定する周波数設定処理とを有す
ることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記通信チャネ
ル設定方法は、前記基地無線装置が使用する周波数を管
理するサーバとデータの送受信を行うデータ送受信処理
と、前記データ送受信処理によって、前記管理サーバに
登録されている周波数を取得して、前記周波数選択テー
ブルを更新するテーブル更新処理とをさらに有すること
を特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、無線通信を用い
て基地無線装置と通信回線を確立する移動無線装置の通
信チャネルを選択する通信チャネル設定プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記通信チャネル設定プログラムは、前記移動無線装置
の現在位置を特定して該移動無線装置の位置データを出
力する現在位置特定処理と、前記基地無線装置の設置位
置と該基地無線装置が通信チャネルで使用する周波数と
が関係付けされた周波数選択テーブルを参照して、前記
移動無線装置の現在位置において使用可能な前記周波数
を選択する周波数選択処理と、選択された前記周波数を
出力する周波数出力処理と、出力された前記周波数に前
記移動無線機の使用周波数を設定する周波数設定処理と
をコンピュータに行わせること特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記通信チャ
ネル設定プログラムは、前記基地無線装置が使用する周
波数を管理するサーバとデータの送受信を行うデータ送
受信処理と、前記データ送受信処理によって、前記管理
サーバに登録されている周波数を取得して、前記周波数
選択テーブルを更新するテーブル更新処理とをさらにコ
ンピュータに行わせることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
通信チャネル設定装置を図面を参照して説明する。ま
ず、図4を参照して、基地無線装置及び移動無線装置を
説明する。図4は同実施形態の全体の構成を示すブロッ
ク図である。この図において、符号Aは、コンピュータ
で構成され、インターネットに接続されたサーバであ
り、複数の基地無線装置(以下、基地局と称する)B−
0〜B−3が有線によって接続されている。ここでは4
台の基地局B−0〜B−3のみを図示する。符号Cは、
基地局B−0と無線によって通信を行う移動無線装置
(以下、移動局と称する)である。符号f0は、基地局
B−0が送信時に用いる周波数を表している。また、符
号F0は、移動局Cが送信時に用いる周波数を表してい
る。さらに、符号f1〜f3も同様に、基地局B−1〜
B−3が送信時に用いる周波数を表している。
【0016】以下の説明において、基地局B−0〜B−
3が送信に用いる周波数(図1に示す符号f0)を下り
周波数と称し、移動局Cが送信に用いる周波数(図1に
示す符号F0)を上り周波数と称する。
【0017】次に、図4を参照して、サーバA、基地局
B−0〜3及び移動局Cの通信動作について説明する。
ここでは、基地局B−0を例にして説明する。まず、サ
ーバAは、このサーバAが管理している基地局B−0〜
3のそれぞれに対して、これらの基地局B−0〜3が使
用する周波数を通知する。このとき、サーバAは、すべ
ての基地局B−0〜3に対して同一の情報を通知する。
これによって基地局B−0〜3は、他の基地局において
使用される周波数を知ることができる。
【0018】基地局B−0は、サーバAから通知された
周波数の情報を受信し、この情報をメモリへ格納する。
このとき、各基地局B−nは受信した情報を、周辺基地
局下り周波数、自局上り周波数及び自局下り周波数に分
けて格納する。
【0019】次に、基地局B−0は、サーバAより受け
取った上り及び下りの周波数の情報を送信データに変換
する。これと同時に基地局B−0は、メモリに記憶され
ている周辺基地局下り周波数についても送信データに変
換する。続いて、基地局B−0は、ここで変換によって
得られた送信データを変調する。この変調された送信デ
ータは、基地局B−0から無線によって送信される。
【0020】移動局Cは、予め基地局B−0の下り周波
数(f0)を知っていれば、この周波数f0を使用して、
基地局B−0と通信を確立して、移動局Cは、インター
ネットに接続することができる。また、移動局Cは、電
源を入れたまま移動をすれば、順次基地局B−nの下り
周波数を得ることができるため、その得られた周波数を
用いて通信チャネルを確保することができる。
【0021】一方、移動局Cの電源を切った状態で、離
れた場所へ移動した場合は、移動局Cは、 その場所に
設置されている基地局B−nの下り周波数f0を知るた
めには、順次周波数を切り換えて、該当する下り周波数
f0を探し出す必要がある。本発明における通信チャネ
ル設定装置は、基地局B−nが使用する下り周波数f0
(以下の説明では、この周波数を使用周波数と称する)
を効率良く探し出し、移動局Cの設定を行うものであ
る。
【0022】図1は、通信チャネル設定装置の構成を示
すブロック図である。図1において、符号1は、通信チ
ャネル設定装置である。符号11は、GPS (Global
Positioning System)受信機であり、現在位置を緯度及
び経度で表し出力する。符号12は、各基地局B−nの
使用周波数を管理する管理サーバである。符号Cは、移
動局であり、ここでは、入出力部13、周波数設定部1
4、送受信部15のみを図示してある。符号16は、サ
ーバA及び管理サーバが接続されるインターネットであ
る。
【0023】符号2は、GPS受信機11が出力した位
置データである緯度・経度データを受信する位置データ
受信部である。符号3は、位置データに基づいて、使用
周波数を選択する周波数選択部である。符号4は、位置
データと使用周波数を関係付けた周波数選択テーブルで
ある。符号5は、選択された使用周波数を表示する表示
部である。符号6は、選択された使用周波数を外部へ出
力する周波数出力部である。符号7は、移動局Cとデー
タの入出力を行う入出力部である。符号8は、GPSに
よる位置データではなく、通信チャネル設定装置1の使
用者が位置情報を入力するための位置情報入力部であ
る。符号9は、管理サーバ12に対してデータの送受信
を行うデータ送受信部である。符号10は、管理サーバ
12より取得した周波数データに基づいて、周波数選択
テーブル4を更新するテーブル更新部である。なお、位
置データ受信部2と位置情報入力部8を現在位置特定部
17と称する。
【0024】次に、図2を参照して、図1に示す通信チ
ャネル設定装置1の動作を説明する。図2は、通信チャ
ネル設定装置1の動作を示すフローチャートである。ま
ず、GPS受信機11は、常に現在位置を緯度・経度デ
ータとして出力している。位置データ受信部2は、この
緯度・経度データを受信して、その内容を保持する(ス
テップS1)。
【0025】次に、周波数選択部3は、位置データ受信
部2に保持されている緯度・経度データを読み込む。こ
こでは、この緯度・経度データを位置データと称する。
続いて、周波数選択部3は、この位置データに基づい
て、周波数選択テーブル4を参照して、該当する基地局
B−nを選択する(ステップS2)。
【0026】ここで、周波数選択テーブル4について説
明する。図3は、図1に示す周波数選択テーブル4のテ
ーブル構造を示す説明図である。周波数選択テーブル4
は、「基地局設置位置」フィールド、「通信エリア半
径」フィールド、「使用周波数」フィールドの3つのフ
ィールドからなる。
【0027】「基地局設置位置」フィールドは、さらに
「緯度」及び「経度」のフィールドに分かれており、移
動局Cが通信可能な各基地局B−n毎の設置位置を緯度
及び経度で表し、記憶されている。「通信エリア半径」
フィールドは、各基地局B−nが移動局Cと通信可能な
エリアの半径が記憶されている。「使用周波数」フィー
ルドは、各基地局B−nが移動局Cと通信を行う場合に
使用する周波数が記憶されている。この使用周波数は、
1つの基地局B−nが複数の周波数を使用可能な場合
は、その使用可能な周波数全てが記憶されている。
【0028】次に、基地局B−nの選択動作を説明す
る。まず、周波数選択部3は、位置データ受信部2から
読み出された現在位置を表す緯度・経度データの値と、
周波数選択テーブル4の基地局設置位置フィールド(図
3(a))の値から、この基地局設置位置と現在位置と
の直線距離を求める。続いて、求めた直線距離と通信エ
リア半径を比較する。その結果、求めた直線距離の方が
短い場合は、この基地局の通信エリア内であると判断
し、この基地局が使用する周波数を周波数選択テーブル
4より読み出す。この処理によって、1つでも通信エリ
ア内となる基地局が見つかった時点で、基地局B−nの
選択動作を終了する。
【0029】一方、直線距離の方が長い場合は、この基
地局に通信エリア外であると判断し、次の基地局設置位
置フィールド(図3(b))の値と現在位置から直線距
離を求め、前述した通信エリア半径との比較を行う。こ
の処理を繰り返し、周波数選択テーブル4に記憶されて
いるデータの最後まで処理を繰り返しても、現在位置が
通信エリア内となる基地局が見つからなかった場合、全
ての基地局の通信エリア外であると判断する。
【0030】次に、周波数選択部3は、前述した周波数
選択テーブル4を参照して、該当する基地局B−nが見
つかったか否かを判断する(ステップS3)。
【0031】ステップS3における判断の結果、該当す
る基地局B−nが見つからなかった場合、周波数選択部
3は、表示部5に、現在位置は通信エリアの外であるこ
とを示すメッセージを表示する(ステップS5)。これ
によって、通信チャネル設定装置1の使用者は、現在位
置が通信エリア外であることを知ることができる。
【0032】一方、ステップS3における判断の結果、
該当する基地局B−nが見つかった場合、周波数選択部
3は、周波数選択テーブル4を参照することによって得
られた使用周波数を表示部5へ表示する(ステップS
4)。これによって、通信チャネル設定装置1の使用者
は、現在位置において使用可能な周波数を知ることがで
きるため、この周波数を周波数設定部14によって設定
すれば移動局Cが使用可能となる。
【0033】次に、周波数選択部3は、周波数出力部6
に対して、入出力部7に移動局Cが接続されているか否
かを問い合わせる。これを受けて、周波数出力部6は、
入出力部7の状況から、入出力部7に移動局Cが接続さ
れているかを判断する(ステップS6)。
【0034】この判断の結果、移動局Cが接続されてい
ない場合は、その旨を周波数選択部3へ通知し、これを
受けて、周波数選択部3は、処理を終了する。
【0035】一方、入出力部7に移動局Cが接続されて
いた場合、周波数選択部3は、得られた使用周波数を周
波数出力部6へ通知する。これを受けて、周波数出力部
6は、通知された使用周波数を入出力部7を介して、外
部へ出力する(ステップS7)。
【0036】通信チャネル設定装置1から出力された使
用周波数のデータは、移動局Cの入出力部13によっ
て、入力される。この入力された使用周波数のデータ
は、周波数設定部14に読み込まれ、送受信部15の通
信チャネルの設定が行われる。
【0037】このように、GPS受信機11によって得
られた現在位置をカバーする通信エリアを有する基地局
B−nを選択することができる。
【0038】なお、前述の説明において、現在位置を特
定するために、GPS受信機11の緯度・経度データを
利用する動作を説明したが、使用者が、位置情報を位置
情報入力部8から入力して、この位置情報に基づいて、
周波数選択テーブル4を参照することによって、使用周
波数を選択するようにしてもよい。位置情報入力部8か
ら入力される位置情報は、緯度・経度データの他に、現
在位置を示す住所や電話番号等であってもよい。このと
き、周波数選択テーブル4は、現在位置を特定する情報
(住所や電話番号)と、これに対応する使用周波数とを
関係付けたテーブル構造とすればよい。
【0039】次に、周波数選択テーブル4を更新する動
作を説明する。まず、テーブル更新部10は、データ送
受信部9に対して、管理サーバ12へ接続するように指
示を出す。これを受けて、データ送受信部9は管理サー
バ12へ接続する。このとき、データ送受信部9と管理
サーバ12との間は、有線によって接続される。
【0040】次に、管理サーバ12への接続が終了する
と、データ送受信部9は、接続が終了したことをテーブ
ル更新部10へ通知する。続いて、テーブル更新部は、
データ送受信部9を介して、管理サーバ12に登録され
ている使用周波数の情報が更新された最新日付を取得す
る。この使用周波数が更新された最新の日付と、テーブ
ル更新部10に記憶されている周波数選択テーブル4を
更新した日付を比較して、管理サーバ12に登録されて
いる使用周波数の情報の方が新しい日付であった場合、
テーブル更新部10は、データ送受信部9を介して、使
用周波数の情報を管理サーバ12より取得する。そし
て、テーブル更新部10は、この取得された使用周波数
に情報に基づいて、周波数選択テーブル4を更新する。
【0041】一方、テーブル更新部10内に記憶されて
いる周波数選択テーブル4を更新した日付の方が新しい
日付であった場合、テーブル更新部10は、周波数選択
テーブル4の更新を行わない。
【0042】これによって、新たに基地局B−nが設置
された場合や使用する周波数が変更になった場合でも、
管理サーバ12に登録されている情報に基づいて、周波
数選択テーブル4を更新することができる。
【0043】なお、周波数選択テーブル4の更新は、通
信チャネル設定装置1を起動する度に、データ送受信部
9を管理サーバ12へ接続し、その度に管理サーバ12
より最新の使用周波数の情報を受信して、周波数選択テ
ーブル4を更新するようにしてもよい。
【0044】また、図2に示す各ステップを実現するた
めのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコ
ンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより
通信チャネル設定処理を行ってもよい。なお、ここでい
う「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等の
ハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ
システム」は、WWWシステムを利用している場合であ
れば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含
むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。
【0045】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバ
やクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発
性メモリのように、一定時間プログラムを保持している
ものも含むものとする。また上記プログラムは、前述し
た機能の一部を実現するためのものであっても良く、さ
らに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録
されているプログラムとの組み合わせで実現できるも
の、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であって
も良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2に記
載の発明によれば、移動局が存在する現在位置を現在位
置特定部によって特定し、特定された現在位置に基づ
き、周波数選択テーブルに記憶された使用周波数を選択
するようにしたため、移動局が周波数を順次切替ながら
周波数を設定することなく通信チャネルを確保すること
ができるという効果が得られる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、現
在位置に基づき選択された使用周波数を移動局に対して
出力する周波数出力部を備えたため、移動局の使用者
は、周波数設定の作業をする必要がないという効果も得
られる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、周
波数選択テーブルを更新するテーブル更新部と更新デー
タを受信するためのデータ送受信部を備えたため、基地
局の新設や使用周波数の変更等に伴って、テーブルの更
新を行うことができるという効果が得られる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、G
PS受信機の出力データを用いて、現在位置の特定を行
うようにしたため、現在位置を知る手段が無くても移動
局の現在位置を特定できるという効果が得られる。
【0050】また、請求項6に記載の発明によれば、住
所や電話番号等の位置情報を入力する位置情報入力部を
設けたため、建造物内のようにGPS受信機のデータが
得られない場合においても、現在位置を特定することが
できるという効果が得られる。
【0051】また、請求項7、9に記載の発明によれ
ば、移動局が存在する現在位置を特定し、特定された現
在位置に基づき、周波数選択テーブルに記憶された使用
周波数を選択するようにしたため、移動局が周波数を順
次切替ながら周波数を設定することなく通信チャネルを
確保することができるという効果が得られる。
【0052】また、請求項8、10に記載の発明によれ
ば、基地局の新設や使用周波数の変更等に伴って、テー
ブルの更新を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示す通信チャネル設定装置1の動作を示
すフローチャートである。
【図3】図1に示す周波数選択テーブル4のテーブル構
造を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
A・・・サーバ、 B−0〜3基地局、 C・・・移動局、 1・・・通信チャネル設定装置、 2・・・位置データ受信部、 3・・・周波数選択部、 4・・・周波数選択テーブル、 5・・・表示部、 6・・・周波数出力部、 7・・・入出力部、 8・・・位置情報入力部、 9・・・データ送受信部、 10・・・テーブル更新部、 11・・・GPS受信機、 12・・・管理サーバ、 13・・・入出力部、 14・・・周波数設定部、 15・・・送受信部、 16・・・インターネット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梛良 積 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5K067 AA14 BB02 DD20 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF03 FF17 FF23 HH23 JJ13 JJ52 JJ56 JJ71 JJ78 KK15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を用いて基地無線装置と通信回
    線を確立する移動無線装置の通信チャネルを選択する通
    信チャネル設定装置であって、 前記通信チャネル設定装置は、 前記移動無線装置の現在位置を特定して該移動無線装置
    の位置データを出力する現在位置特定部と、 前記基地無線装置の設置位置と該基地無線装置が通信チ
    ャネルで使用する周波数とが関係付けされた周波数選択
    テーブルと、 前記位置データに基づき前記周波数選択テーブルを参照
    して前記周波数を選択する周波数選択部と、 を備えたことを特徴とする通信チャネル設定装置。
  2. 【請求項2】 前記通信チャネル設定装置は、 前記周波数選択部において、選択された周波数を表示す
    る表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の通信チャネル設定装置。
  3. 【請求項3】 前記通信チャネル設定装置は、 該通信チャネル設定装置に前記移動無線装置が接続され
    ている場合に、前記周波数を該移動無線装置に対して出
    力する周波数出力部をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の通信チャネル設定装置。
  4. 【請求項4】 前記通信チャネル設定装置は、 前記基地無線装置が使用する周波数を管理するサーバと
    データの送受信を行うデータ送受信部と、 前記データ送受信部を介して、前記管理サーバに登録さ
    れている周波数を取得して、前記周波数選択テーブルを
    更新するテーブル更新部と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の通信チャネル設定装置。
  5. 【請求項5】 前記現在位置特定部は、 GPS受信機が出力する緯度・経度データを受信して保
    持する位置データ受信部を備えたことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の通信チャネル設定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記現在位置特定部は、 現在位置を表す位置情報を外部から入力する位置情報入
    力部をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の
    通信チャネル設定装置。
  7. 【請求項7】 無線通信を用いて基地無線装置と通信回
    線を確立する移動無線装置の通信チャネルを選択する通
    信チャネル設定方法であって、 前記通信チャネル設定方法は、 前記移動無線装置の現在位置を特定して該移動無線装置
    の位置データを出力する現在位置特定処理と、 前記基地無線装置の設置位置と該基地無線装置が通信チ
    ャネルで使用する周波数とが関係付けされた周波数選択
    テーブルを参照して、前記移動無線装置の現在位置にお
    いて使用可能な前記周波数を選択する周波数選択処理
    と、 選択された前記周波数を出力する周波数出力処理と、 出力された前記周波数に前記移動無線機の使用周波数を
    設定する周波数設定処理と、 を有することを特徴とする通信チャネル設定方法。
  8. 【請求項8】 前記通信チャネル設定方法は、 前記基地無線装置が使用する周波数を管理するサーバと
    データの送受信を行うデータ送受信処理と、 前記データ送受信処理によって、前記管理サーバに登録
    されている周波数を取得して、前記周波数選択テーブル
    を更新するテーブル更新処理と、 をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の通信
    チャネル設定方法。
  9. 【請求項9】 無線通信を用いて基地無線装置と通信回
    線を確立する移動無線装置の通信チャネルを選択する通
    信チャネル設定プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体であって、 前記通信チャネル設定プログラムは、 前記移動無線装置の現在位置を特定して該移動無線装置
    の位置データを出力する現在位置特定処理と、 前記基地無線装置の設置位置と該基地無線装置が通信チ
    ャネルで使用する周波数とが関係付けされた周波数選択
    テーブルを参照して、前記移動無線装置の現在位置にお
    いて使用可能な前記周波数を選択する周波数選択処理
    と、 選択された前記周波数を出力する周波数出力処理と、 出力された前記周波数に前記移動無線機の使用周波数を
    設定する周波数設定処理と、 をコンピュータに行わせること特徴とする通信チャネル
    設定プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記通信チャネル設定プログラムは、 前記基地無線装置が使用する周波数を管理するサーバと
    データの送受信を行うデータ送受信処理と、 前記データ送受信処理によって、前記管理サーバに登録
    されている周波数を取得して、前記周波数選択テーブル
    を更新するテーブル更新処理と、 をさらにコンピュータに行わせることを特徴とする請求
    項9に記載の通信チャネル設定プログラムを記録した記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251368A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線通信システム、このシステムでの隣接局情報の管理方法、及びその管理装置
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