JP3362597B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特に、複数の符号化/復号化方式のうちから所
望の符号化/復号化方式を選択して通信を行うことがで
きるファクシミリ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ファクシミリ通信においてはM
H,MR,MMR等の逐次符号化方式が広く用いられて
いる。さらに、近年、新しい符号化方式として階層化符
号化方式が知られるようになっている。これら逐次符号
化方式と階層化符号化方式とでは互換性がないため、両
方式に対応するためには、それぞれ別個の符号化/復号
化装置をもたなければならない。通常は、いずれか一方
の符号化/復号化装置しかもたない。現在の逐次符号化
方式の普及度からして逐次符号化方式を保持したまま、
さらに、階層化符号化方式に対応できる符号化/復号化
装置を有する装置の実現が望まれる。 【0003】特開平6−70177号公報には、逐次符
号化手段および階層化符号化手段の双方を設けて、逐次
符号化方式および階層化符号化方式のいずれにも対応で
きるようにしたファクシミリ装置が開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
ファクシミリ装置では、2つの符号化/復号化装置が常
設されているので、いずれか一方のみしか必要がない場
合にはむだになるため、結果的には、ユーザの要求に合
わせて2種類以上のファクシミリ装置を準備する必要が
ある。また、前記ファクシミリ装置では、前記2つの符
号化方式以外の他の符号化方式を採用することが容易で
はなく、拡張性に欠けるという問題点がある。 【0005】本発明は、上記問題点を解消し、ユーザの
必要に応じて必要な符号化方式をむだなく提供すること
ができ、拡張性にも富むファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決し、
目的を達成するための本発明は、符号化方式情報を記憶
した符号化/復号化モジュールを接続可能な複数のスロ
ットと、前記スロットに接続された符号化/復号化モジ
ュールに記憶された符号化情報を該スロットに対応させ
て記憶する管理テーブルと、通信相手局の符号化能力お
よび前記管理テーブルに記憶された符号化方式情報に基
づき、該通信相手局との通信に使用する符号化/復号化
モジュールを決定する手段とを具備した点に特徴があ
る。 【0007】 【0008】 上記特徴によれば、スロットに接続され
た各モジュールの符号化方式は符号化方式情報として
理テーブルでスロット毎に管理され、この管理テーブル
の内容と相手局の符号化能力に応じて、通信に使用する
符号化方式を有するモジュールが選択される。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係るファ
クシミリ装置の要部構成を示すブロック図である。同図
において、CPUからなるシステム制御部1は予定のシ
ステムデータや入力された指示に従って該ファクシミリ
装置100の各部の動作を制御する。該システム制御部
1での処理に必要なプログラムはROM2に格納されて
いて、前記システムデータはRAM3に格納されてい
る。前記ROM2にはシステム制御用のプログラム、プ
ロトコル制御用のプログラム、および後述する符号化/
復号化モジュール用のプログラムが格納されている。ま
た、前記RAM3には前記システムデータのほか、送信
用の画情報または受信画情報を格納する領域と符号化/
復号化モジュールの管理テーブルを格納する領域が設定
される。 【0010】表示・操作部4はオペレータの指示を受け
付けるためキーボードや前記システム制御部1で処理さ
れた結果を表示する画面が設けられる。該画面は液晶表
示画面が好ましい。入力部5は送信する画情報の読取り
手段であり、記録部6は、受信した画情報等を印刷出力
するプリンタ装置である。公衆回線制御部7はプロトコ
ル情報や画情報を回線に送出したり回線から取り込んだ
りするために設けられる。 【0011】さらに、本実施形態のファクシミリ装置は
スロットAおよびスロットBを有する。該スロットA,
Bには、それぞれ異なる符号化方式に対応した符号化/
復号化モジュール(以下、単に「モジュール」という)
9,10をファクシミリ装置のデータバス8に対して脱
着可自在に接続することができる。ここでは、スロット
Aには階層化符号化方式(以下、「JBIG方式」とい
う)に対応したモジュール9を接続し、スロットBには
逐次符号化方式に対応したモジュール10を接続した場
合を想定するが、これらスロットは増設することができ
る。 【0012】前記モジュール9,10の構成を図3に示
す。図3において、該モジュール9,10が前記スロッ
トAまたはBに接続されたときに前記データバス8に接
続されるバッファ11を有する。該バッファ11の構成
は図4に関して詳述する。該モジュール9,10は画情
報メモリ12、符号化/復号化装置(CODEC)1
3、およびCPUからなる制御部14、ならびに符号化
/復号化装置13制御用および該モジュール9,10制
御用のプログラムを格納したROM15を有する。各構
成部分はデータバス16に接続されている。 【0013】なお、前記符号化/復号化装置13および
該符号化/復号化装置13制御用のプログラムは、モジ
ュール9ではJBIG方式に、モジュール10では逐次
符号化方式にそれぞれ対応している。 【0014】続いて、前記バッファ11の構造の一例を
説明する。図4において、バッファ11の符号化方式情
報エリア(以下、「第1エリア」という)11aにはモ
ジュール9,10から供給された符号化方式情報が格納
される。例えば、MH,MR,MMR等の逐次符号化方
式を示す情報は「01」、JBIG方式を示す情報は
「02」とする。これらの情報がモジュール9,10側
で該第1エリア11aに書き込まれ、ファクシミリ装置
100では、これらの情報を読み込んで、対応できる符
号化方式を知ることができる。 【0015】バッファ11の指令情報エリア(以下、
「第2エリア」という)11bには、ファクシミリ装置
100から、符号指令や復号指令等の指令情報が入力さ
れて格納される。例えば、符号指令は「01」で、復号
指令は「02」で表される。 【0016】バッファ11の符号データエリア(以下、
「第3エリア」という)11cには、ファクシミリ装置
100から、符号データが入力されて格納される。この
符号化データはモジュール9,10の符号化/復号化装
置13に読み込まれて復号化される。復号化されたデー
タは、復号化データエリア(以下、「第6エリア」とい
う)11fに格納される。 【0017】また、バッファ11の符号化前データエリ
ア(以下、「第4エリア」という)11dには符号化前
の画像データが入力されて格納される。この画像データ
はモジュール9,10の符号化/復号化装置13に読み
込まれて符号化される。符号化された画像データは、符
号化データエリア(以下、「第5エリア」という)11
eに格納される。第5エリア11eおよび第6エリア1
1fに格納された符号化データおよび復号化データはフ
ァクシミリ装置100に読み込まれる。 【0018】なお、処理状況ビット(以下、「第7エリ
ア」という)11gにはモジュール9,10側における
処理状況が格納される。例えば、該ビットが「00」な
らば符号化/復号化装置13でデータ処理中であり、該
ビットが「01」ならば符号化/復号化装置13でのデ
ータ処理が終了したことを示すようにできる。 【0019】図5は、前記RAM3に登録されるモジュ
ールの管理テーブルの一例である。同図において、スロ
ットAはバッファアドレス10000hに、スロットB
はバッファアドレス20000hにそれぞれ対応付けて
あり、この対応関係は固定的なものとする。また、スロ
ットAに接続されたモジュール9の符号化方式はMH,
MR,MMR等の逐次符号化方式であり、スロットBに
接続されたモジュール10の符号化方式がJBIG方式
であることが、符号化方式情報として該管理テーブルに
示されている。該符号化方式情報はスロットA,Bに接
続されたモジュールに応じて前記バッファ11の第1エ
リア11aに格納された情報に基づいて変更し得る。 【0020】続いて、上記構成によるファクシミリ装置
100の送受信動作を説明する。まず、図6を参照して
送信時のファクシミリ装置100の動作を説明する。図
6において、ファクシミリ装置100に電源が投入され
ると、ステップS1ではモジュール9,10のそれぞれ
のバッファ11(以下、モジュール9のバッファは符号
11Aで示し、モジュール10のバッファは符号11B
で示す)に対するリードを予定時間だけ行う。 【0021】ステップS2では、バッファ11A,11
Bの第1エリア11aに符号化方式情報があるか否かを
判断する。符号化方式情報が書き込まれていなければ異
常処理をする(ステップS3)。符号化方式情報が第1
エリア11aに書き込まれていればステップS4に進
み、該符号化方式情報を各スロットA,B毎に前記管理
テーブル(図5)に格納する。 【0022】ステップS5では、前記入力部5から画情
報が入力されたか否かを判断する。画情報の入力があれ
ばステップS6に進み、該画情報を前記RAM3の画情
報格納領域(画情報メモリ)へ記憶する。ステップS7
では、例えば、前記表示・操作部4から入力された相手
局の電話番号に基づき、公衆回線制御部7から発呼す
る。 【0023】ステップS8では、相手局から受信したN
SF信号に含まれる受信側符号則つまり相手局で処理可
能な符号化方式を前記管理テーブルに記憶されたモジュ
ール9,10の符号化方式情報と比較する。ステップS
9では前記比較結果に基づき、前記受信側符号則と前記
符号化方式情報とが一致するか否かによって、相手局に
対応可能な符号化方式があるか否かを判断する。一致し
なければステップS10に進み、通信規約所定の手順に
従って回線を切断する。 【0024】一致する符号化方式があれば、ステップS
11に進み、複数の符号化方式が一致したか否かを判断
する。複数の符号化方式が一致していれば、ステップS
12に進み、予め定められている優先順位に従って符号
化方式を決定する。この優先順位として、例えば、圧縮
率の高いJBIGを高い優先順位にする。優先順位に従
って符号化方式を決定したならばステップS13に進
む。なお、一致する符号化方式が単一ならば前記ステッ
プS12はスキップしてステップS13に進む。ステッ
プS13では、決定した符号化方式に対応する符号化/
復号化装置を有するモジュールを選択し、符号化方式を
相手局つまり受信側に通知する。この通知は、NSS信
号により行う。 【0025】図7に移り、ステップS14では、選択さ
れたモジュールのバッファの第2エリア11bに符号指
令情報「01」を書き込む。ステップS15では、RA
M3から画情報つまり符号化前データをバッファの第4
エリア11dに入力する。ここでは、ファクシミリ装置
本体側で予め決定した量ずつ符号化前データを入力す
る。これに対してモジュール9または10は自己の符号
化/復号化装置16の処理能力に応じて決定される量ず
つ該符号化前データを読み出して処理をする。 【0026】ステップS16では、バッファの第5エリ
ア11eに符号化データがあるか否かを判断する。モジ
ュール9または10で符号化されたデータが格納されて
いれば、ステップS17に進み、公衆回線制御部7によ
り該符号化データを回線に送出する。 【0027】ステップS18では、送信する予定の画情
報がまだ前記RAM3に残っているか否かを判断する。
画情報があればステップS14に進む。画情報がなけれ
ば、通信規約所定の手順に従って回線を切断して通信を
終了する。 【0028】続いて、図8を参照して受信時のファクシ
ミリ装置100の動作を説明する。図8において、ファ
クシミリ装置100に電源が投入されると、ステップS
21ではモジュール9,10のバッファ11Aおよびバ
ッファ11Bに対するリードを予定時間だけ行う。ステ
ップS22では、バッファ11A,11Bの第1エリア
11aに符号化方式情報があるか否かを判断する。符号
化方式情報が書き込まれていなければ異常処理をする
(ステップS23)。符号化方式情報が第1エリア11
aに書き込まれていればステップS24に進み、該符号
化方式情報を各スロット毎に前記管理テーブル(図5)
に格納する。 【0029】ステップS25では、着信の有無を判断
し、着信が検出されたならばステップS26に進む。該
ステップS26では、前記管理テーブルの符号化方式情
報を参照して受信可能な符号則を検出し、該符号則をN
SF信号によって宣言する。つまり、相手局に自局の能
力情報として受信可能な符号則を通知する。 【0030】ステップS27では、相手局からNSS信
号を受信する。ステップS28では、受信したNSS信
号に含まれる符号則を認識する。ステップS29では、
前記NSS信号に含まれていた符号則に対応する符号化
方式の符号化/復号化装置13を有するモジュールを選
択する。ステップS30では相手局から送られてきた画
情報つまり符号化データをRAM3の画情報記憶領域に
記憶する。画情報の受信が終了したならばステップS3
1に進み、通信終了手順を実行する。 【0031】ステップS32では、選択されたモジュー
ルのバッファの第2エリア11bに復号指令情報「0
2」を書き込む。ステップS33では、RAM3から画
情報つまり符号化データをバッファの第3エリア11c
に入力する。ここでは、ファクシミリ装置本体側で予め
決定した量ずつ符号化データを入力する。これに対して
モジュール9または10は自己の符号化/復号化装置1
6の処理能力に応じて決定される量ずつ該符号化データ
を読み出して処理をする。 【0032】ステップS34では、バッファの第6エリ
ア11fに復号化されたデータがあるか否かを判断す
る。モジュール9または10で復号化されたデータが第
6エリア11fに格納されていれば、ステップS35に
進み、前記第6エリア11fから復号化されたデータを
読み出して記録部6に入力する。 【0033】ステップS36では、すべての受信画情報
つまり符号化データを処理し終えたか否かを判断する。
受信画情報があればステップS32に進む。また、受信
画情報がなければステップS37に進み、記録部6で印
字を実行する。 【0034】上記ファクシミリ装置100の動作に対応
するモジュール側の動作を図9を参照して説明する。電
源が投入されると、ステップS100において、各モジ
ュール9,10は、それぞれが所有する符号化方式に対
応する符号化方式情報をバッファ11A,11Bに書き
込む。ステップS110ではバッファの第2エリア11
bに指令情報あるか否かを判断する。指令情報があれば
ステップS120に進み、その指令情報が符号指令情報
か復号指令情報かを判断する。符号指令情報が第2エリ
ア11bに設定されていればステップS130に進み、
バッファの第4エリア11dから符号化/復号化装置1
3に送信画情報つまり符号化前データを読み込む。ステ
ップS140では、符号化/復号化装置13でデータを
符号化し、その符号化データをバッファの第5エリア1
1eへ入力する。 【0035】一方、ステップS110における判断の結
果、復号指令情報が第2エリア11bに設定されている
となればステップS150に進む。ステップS150で
は、バッファの第4エリア11dから符号化/復号化装
置13に受信画情報つまり符号化データを読み込む。ス
テップS160では、符号化/復号化装置13でデータ
を復号し、その復号化されたデータをバッファの第5エ
リア11eへ入力する。こうして、モジュール9,10
はバッファ11A,11Bを監視して、入力された画情
報を符号指令または復号指令に従って符号化または復号
して該バッファ11A,11Bに入力する動作を繰り返
している。 【0036】なお、モジュール9,10の符号化/復号
化装置13では上述のように予定量ずつ符号化および復
号処理を行う。そして、供給されたデータの符号化およ
び復号処理が終了すると、前記第7エリア11gの処理
状況ビットを「01」に設定して処理終了を表す。ファ
クシミリ装置本体側ではこの処理状況ビットを監視して
いて、処理終了を確認すると、次のデータを第3または
第4エリア11c,11dに入力する。 【0037】次に、上記動作を行わせるためのモジュー
ルおよびファクシミリ装置100の機能を説明する。図
1はモジュールおよびファクシミリ装置100の要部機
能を示すブロック図である。バッファ11A,11B
は、それぞれCODEC13a,13bの符号化方式を
示す符号化方式情報を表示するエリアを有するととも
に、符号化/復号化の処理前および処理後のデータを記
憶するエリアを有する。前記符号化方式情報はモジュー
ル9,10が前記スロットA,Bに接続されたときに読
み取られて管理テーブル12に記憶される。該符号化方
式情報は図5のように、各スロットA,Bに対応して記
憶される。相手局能力判別部13は通信プロトコルの結
果で得られた相手局能力を判別する。該相手局能力には
相手局が有する符号化方式の情報が含まれる。モジュー
ル決定部14は、前記相手局能力に含まれる符号化方式
情報および管理テーブル12に記憶されている符号化方
式情報に基づき、通信に使用する符号化方式を備えたモ
ジュールを決定する。 【0038】画情報メモリ15には送信される画情報お
よび受信した画情報が蓄積されている。スロット切換部
16は前記モジュール決定部14で決定されたモジュー
ルを選択する。前記画情報メモリ15に蓄積されている
画情報は前記スロット切換部16で選択されたスロット
に接続されているモジュールとの間で送受されて符号化
/復号化処理が行われる。符号化された画情報は図示し
ない通信制御部を介して相手局に送信されるし、復号化
された画情報は前記記録部6に供給されて印字出力され
る。 【0039】上述のように、本実施形態では、スロット
AおよびBを介して接続されたモジュール9,10は、
自己が保有する符号化/復号化装置の符号化方式を符号
化方式情報としてバッファ11に書き込むことができ
る。そうして、ファクシミリ装置100は前記バッファ
11を参照して、通信の相手局に自己の符号化能力を通
知することができる。 【0040】一般に符号化/復号化装置は集積回路で構
成され、該集積回路は複数の製造者によって提供されて
おり、各製造者毎に必ずしも接続仕様が一定していな
い。したがって、接続仕様が異なる符号化/復号化装置
をスロットを介してファクシミリ装置に接続しただけで
は、ファクシミリ装置ではモジュールとの間でデータの
送受を行う場合、各接続仕様に対応した複雑な処理を行
う必要がある。 【0041】しかし、本実施形態では、バッファ11を
介して符号化/復号化装置13をファクシミリ装置10
0と接続するようにしたので、仮に製造者の異なる符号
化/復号化装置を使用してモジュールを構成した場合で
も、ファクシミリ装置100は該符号化/復号化装置の
差異を全く意識せずにモジュール9,10に対するデー
タの送受を行うことができる。 【0042】 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、請求
項1の発明によれば、符号化/復号化手段を有する複数
のモジュールをスロットに接続することができる。した
がって、例えば、MH,MR,MMRとJBIG方式
等、複数種類の符号化方式を必要に応じてファクシミ装
置に容易に付加または削除することができる。 【0043】そして、接続された各モジュールの符号化
方式は符号化方式情報としてモジュール側に表示され、
管理テーブルでスロット毎に管理される。したがって、
この管理テーブルの内容と相手局の符号化能力に応じ
て、通信に使用する適切な符号化方式を有するモジュー
ルが選択される。 【0044】ファクシミリ装置は、モジュールの符号化
/復号化手段を意識せず、選択されたスロットを介して
処理前データ記憶手段にデータを書き込み、処理後デー
タ記憶手段からデータを読み込むことでデータの符号化
/復号化処理ができる。したがって、符号化方式毎の専
用のインタフェースを必要としなくなり、ファクシミリ
装置の構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施形態に係るファクシミリ装置お
よびモジュールの要部機能を示すブロック図である。 【図2】 本発明の実施形態に係るファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。 【図3】 本発明の実施形態に係るモジュールのハード
構成を示すブロック図である。 【図4】 モジュールに設けられるバッファの構成を示
す模式図である。 【図5】 管理テーブルの一例を示す図である。 【図6】 ファクシミリ装置の送信動作を示すフローチ
ャート(その1)である。 【図7】 ファクシミリ装置の送信動作を示すフローチ
ャート(その2)である。 【図8】 ファクシミリ装置の受信動作を示すフローチ
ャートである。 【図9】 モジュールの動作を示すフローチャートであ
る。 【符号の説明】 9,10…符号化/復号化モジュール、 11,11
A,11B…バッファ、12…管理テーブル、 13,
13a,13b…符号化/復号化装置、 14…モジュ
ール決定部、 15…画情報メモリ、 16…スロット
切換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 明男 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−326654(JP,A) 特開 平6−261217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04N 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 符号化方式情報を記憶した符号化/復号
    化モジュールを接続可能な複数のスロットと、 前記スロットに接続された符号化/復号化モジュールに
    記憶された符号化方式情報を読み取り、該スロットに対
    応させて記憶する管理テーブルと、 通信相手局の符号化能力および前記管理テーブルに記憶
    された符号化方式情報に基づき、該通信相手局との通信
    に使用する符号化/復号化モジュールを決定する手段と
    を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
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