JPH09307684A - データ出力制御システム - Google Patents

データ出力制御システム

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Publication number
JPH09307684A
JPH09307684A JP8117497A JP11749796A JPH09307684A JP H09307684 A JPH09307684 A JP H09307684A JP 8117497 A JP8117497 A JP 8117497A JP 11749796 A JP11749796 A JP 11749796A JP H09307684 A JPH09307684 A JP H09307684A
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Japan
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JP8117497A
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Inventor
Hiroyuki Funahashi
浩之 舟橋
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力されるデータのフォーマット変換の回数
を少なくして、データの出力処理を高速に行うことがで
きるデータ出力制御システムを提供すること。 【解決手段】 ログマネージャープログラムは、まず、
印刷の指示されたファイルのフォーマットがモニタプロ
グラムの入力フォーマットであるか否かを調べる(S
1)。入力フォーマットであれば(S1:Yes)、プ
リンタドライバを介さずに、そのファイルが格納される
ハードディスクのアドレスと印刷の指示とをモニタプロ
グラムへ知らせる(S3)。ログマネージャープログラ
ムから印刷の指示を受けたモニタプログラムは、データ
をファクシミリ装置に対して送信可能な出力フォーマッ
トに変換し、そのデータを印刷の指示とともにファクシ
ミリ装置へ送信する。データ及び印刷の指示を受信した
ファクシミリ装置は、そのデータの印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ホスト装置に接
続された出力装置を使用してデータの出力を行うデータ
出力制御システムに関し、特に、データの出力処理を高
速に行うことができるデータ出力制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、ファクシミリ装置をパーソナル
コンピュータ等のホスト装置に接続して、パーソナルコ
ンピュータから他のファクシミリ装置へデータの送受信
を可能としたり、また、パーソナルコンピュータに接続
されたファクシミリ装置をパーソナルコンピュータのプ
リンタやスキャナとして使用するシステムが開発されて
いる。このシステムはパーソナルコンピュータにファク
シミリ装置を接続するだけで、ファクシミリ機能のみな
らず、スキャナ機能やプリンタ機能をも利用できるとい
う利点がある。このシステムでは、パーソナルコンピュ
ータに供給された制御プログラムによって、パーソナル
コンピュータに接続されたファクシミリ装置が制御され
るようにされている。
【0003】図3に、かかるシステムの機能構成図を示
す。パーソナルコンピュータ1は、RS−232C規格
の入出力ポート2を備えており、この入出力ポート2を
介して、ファクシミリ装置7と接続されている。このパ
ーソナルコンピュータ1は、主として、アプリケーショ
ンプログラム6と、ドライバプログラム5と、ハードデ
ィスク4と、モニタプログラム3と、前記した入出力ポ
ート2とから構成されている。アプリケーションプログ
ラム6は、ユーザーが直接操作を行うプログラムであ
り、データ内容を画面上に表示するビュワープログラム
6aや、パーソナルコンピュータ1に接続されたファク
シミリ装置7との通信履歴を管理記憶するログマネージ
ャープログラム6bなどが設けられている。
【0004】ドライバプログラム5は、アプリケーショ
ンプログラム6とファクシミリ装置7との間に介在し
て、両者間のデータの送受信を手助けするためのプログ
ラムである。パーソナルコンピュータ1に接続されたフ
ァクシミリ装置7に対するアクセス方式は、そのファク
シミリ装置7やパーソナルコンピュータ1のハード構成
などにより異なっている。しかし、その異なる環境毎に
アプリケーションプログラム6のアクセス方式を変更す
ることは困難なので、アプリケーションプログラム6と
ファクシミリ装置7との間にドライバプログラム5を介
在させて、アプリケーションプログラム6からのアクセ
ス方式は統一させつつ、その一方で、環境毎に異なるア
クセス方式はドライバプログラム5により対応させるよ
うにしているのである。
【0005】ファクシミリ装置7との間に介在するドラ
イバプログラム5には、スキャナドライバ5a、FAX
ドライバ5b、プリンタドライバ5cの3つがある。ス
キャナドライバ5aは、ファクシミリ装置7をスキャナ
装置として使用する場合のドライバプログラムである。
FAXドライバ5bは、パーソナルコンピュータ1に記
憶されたデータをファクシミリ装置7から電話回線を通
じて他のファクシミリ装置へ送信する場合や、電話回線
を通じて他のファクシミリ装置から受信されたデータを
パーソナルコンピュータ1で受信する場合に使用される
ドライバプログラムである。プリンタドライバ5cは、
ファクシミリ装置7をプリンタとして使用する場合のド
ライバプログラムである。
【0006】モニタプログラム3は、ファクシミリ装置
7の接続された入出力ポート2の管理や、ファクシミリ
装置7に対して送受信されるデータのフォーマット変換
などを行うプログラムであり、入出力ポート2とドライ
バプログラム5との間に介在される。
【0007】ここで、図4から図6を参照して、ハード
ディスク4に記憶されたデータをファクシミリ装置7で
印刷する場合の動作について説明する。なお、この印刷
は、アプリケーションプログラム6のログマネージャー
プログラム6bにより指示されたものとし、また、図4
中、点線の矢印は指示(メッセージ)の流れを表し、実
線の矢印はデータの流れを表すものとする。更に、図5
のフローチャートは、ログマネージャープログラム6b
とプリンタドライバ5cとの処理を合わせて記載したも
のであり、図5中、点線で囲まれた処理(S55)がプ
リンタドライバ5cの処理である。
【0008】ユーザーにより、ログマネージャープログ
ラム6b上で、ファイルが指定され、印刷の指示がなさ
れると、ログマネージャープログラム6bは、図5の処
理を開始する。ログマネージャープログラム6bは、ま
ず、ハードディスク4に指示を与え(N1)、印刷の指
示されたファイルをハードディスク4から読み出す(N
2、S51)。ログマネージャープログラム6bは、読
み出されたファイルのデータをビットデータに変換し
て、そのビットデータをプリンタドライバ5cに描画す
る(N3、S53)。
【0009】プリンタドライバ5cは、描画されたビッ
トデータをモニタプログラム3の入力フォーマットに変
換し、その変換されたデータをハードディスク4へ格納
する(N4、S56)。このシステムにおけるモニタプ
ログラム3の入力フォーマットとは、MMR方式の圧縮
データである。圧縮データの方式には、MH(Modified
Huffman)方式、MR(Modified READ(Relative Eleme
nt Address Designate))方式、及び、MMR(Modifie
d MR)方式の3つの方式があるが、このシステムではM
MR方式が使用されるものとする。全データがモニタプ
ログラム3の入力フォーマットであるMMR方式の圧縮
データに変換され、ハードディスク4に格納されると、
ドライバプログラム5cは、そのフォーマット変換され
ハードディスク4に格納されたファイルのアドレス、及
び、印刷の指示をモニタプログラム3へ知らせる(N
5、S57)。
【0010】ドライバプログラム5cから印刷の指示を
受けたモニタプログラム3は、図6に示すフローチャー
トの処理を開始する。モニタプログラム3は、まず、印
刷の指示されたファイルをハードディスク4から読み出
し(N6、S61)、読み出されたファイルのデータを
ファクシミリ装置7に対して送信可能な出力フォーマッ
トであるATコマンドの付加されたMMR方式の圧縮デ
ータに変換する(S63)。その後、モニタプログラム
3は、その出力フォーマットに変換されたデータを印刷
の指示とともに、ファクシミリ装置7に対して送信する
(N7、S65)。パーソナルコンピュータ1から(モ
ニタプログラム3から入出力ポート2を介して)送信さ
れたデータを受信したファクシミリ装置7は、そのデー
タとともに受信された印刷の指示に基づいて、その受信
したデータを印刷する。
【0011】なお、パーソナルコンピュータ1からデー
タを送信してファクシミリ装置7で出力する動作として
は、この印刷動作の他に、ファクシミリ装置7へ送信さ
れたデータを更に他のファクシミリ装置へ送信する送信
動作がある。この送信動作は、プリンタドライバ5cに
代わって、FAXドライバ5bが使用されることのほか
は、前記した印刷動作の場合とほぼ同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した印刷処理では、ハードディスク4から読み出された
データは、ファクシミリ装置7へ送信されるまでに、そ
のフォーマットを3回も変換しなければならない。即
ち、1回目のフォーマット変換は、S53の処理(図
5)においてビットデータに変換されるものであり、ロ
グマネージャープログラム6bにより行われる。2回目
のフォーマット変換は、S56の処理(図5)において
プリンタドライバ5cにより行われる変換であり、ログ
マネージャープログラム6bにより変換されたビットデ
ータをモニタプログラム3の入力フォーマットであるM
MR方式の圧縮データに変換するものである。3回目の
フォーマット変換は、S63の処理(図6)においてモ
ニタプログラム3により行われる変換であり、プリンタ
ドライバ5cにより変換されたMMR方式の圧縮データ
を、ファクシミリ装置7へ送信可能なATコマンドの付
加されたMMR方式の圧縮データに変換するものであ
る。ハードディスク4には区々なフォーマットのデータ
が記憶されるので、どのフォーマットのデータも、一
旦、ビットデータに変換することによりフォーマットを
共通化して、その後、モニタプログラム3の入力フォー
マットであるMMR方式の圧縮データに変換し、モニタ
プログラム3に入力させるためである。しかし、このよ
うに3回ものフォーマット変換が行われるために、印刷
処理には長時間を要してしまうという問題点があった。
【0013】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、出力されるデータのフォーマット
変換の回数を少なくして、データの出力処理を高速(短
時間)に行うことができるデータ出力制御システムを提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、請求項1記載のデータ出力制御システムは、ホス
ト装置に設けられ、そのホスト装置に接続された出力装
置へデータの出力を行うものであり、複数種類のフォー
マットのデータを記憶可能な記憶手段と、その記憶手段
に記憶されたデータのフォーマットを第1フォーマット
に変換する変換手段と、第1フォーマットのデータを前
記出力装置が受信可能な第2フォーマットのデータへ変
換し、その変換されたデータを前記出力装置へ送信する
送信手段と、前記記憶手段に記憶されたデータのフォー
マットが第1フォーマットである場合には、前記変換手
段によるフォーマット変換を行うことなく、そのデータ
を前記送信手段へ出力する出力手段とを備えている。
【0015】この請求項1記載のデータ出力制御システ
ムによれば、記憶手段に記憶されたデータを出力装置で
出力する場合、そのデータが第1フォーマット以外のデ
ータであれば、そのデータは、変換手段により第1フォ
ーマットに変換された後に、送信手段により、更に、第
2フォーマットに変換されて、出力装置へ送信される。
一方、記憶手段に記憶されたデータが第1フォーマット
のデータであれば、そのデータは、変換手段によるフォ
ーマット変換を行うことなく、出力手段により送信手段
へ出力され、送信手段にて、第2フォーマットに変換さ
れて、出力装置へ送信される。なお、いずれの場合に
も、出力装置へ送信された第2フォーマットのデータ
は、出力装置にて出力される。
【0016】請求項2記載のデータ出力制御システム
は、請求項1記載のデータ出力制御システムにおいて、
前記出力手段による前記送信手段へのデータの出力は、
そのデータが記憶されるアドレスを前記送信手段へ知ら
せることにより行われる。
【0017】請求項3記載のデータ出力制御システム
は、ホスト装置に設けられ、そのホスト装置に接続され
たファクシミリ装置によりデータの出力を行うものであ
り、複数種類のフォーマットのデータを記憶可能な記憶
手段と、前記記憶手段に記憶されたデータをビットデー
タを経て前記ファクシミリ装置が受信可能な所定フォー
マットのデータへ変換する第1変換手段と、前記記憶手
段に記憶されたデータをビットデータを経ずに前記ファ
クシミリ装置が受信可能な所定フォーマットのデータへ
変換する第2変換手段と、前記第1変換手段または第2
変換手段により変換されたデータを前記ファクシミリ装
置へ送信する送信手段と、前記記憶手段に記憶されたデ
ータが前記ファクシミリ装置から受信されたデータであ
る場合には、そのデータの変換を前記第2変換手段に行
わせる変換選択手段とを備えている。
【0018】請求項3記載のデータ出力制御システムに
よれば、記憶手段に記憶されたデータがファクシミリ装
置から受信されたデータであれば、そのデータは、変換
選択手段により選択された第2変換手段によって、ビッ
トデータを経ずにファクシミリ装置が受信可能な所定フ
ォーマットに変換される。一方、記憶手段に記憶された
データがファクシミリ装置から受信されたデータでなけ
れば、そのデータは、第1変換手段により、ビットデー
タを経てファクシミリ装置が受信可能な所定フォーマッ
トに変換される。いずれの場合にも、所定フォーマット
に変換されたデータは、送信手段によりファクシミリ装
置へ送信され、ファクシミリ装置にて出力される。即
ち、ファクシミリ装置にて印刷または他のファクシミリ
装置へ送信等される。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。本実施例のデ
ータ出力制御システムは、ホスト装置としてのパーソナ
ルコンピュータ1に、ファクシミリ装置7が接続された
ものであり、その制御プログラム、即ち、アプリケーシ
ョンプログラム6、ドライバプログラム5、及び、モニ
タプログラム3は、パーソナルコンピュータ1に供給さ
れる。このシステムの構成は、図3を基に、先に従来技
術で説明したものと同一であるので、同一の部分には同
一の番号を付し、その説明は省略する。なお、本実施例
では、ログマネージャープログラム6bの内容が改良さ
れている。
【0020】まず、図3を参照して、ファクシミリ装置
7からパーソナルコンピュータ1へ送信されるデータの
受信動作について説明する。ファクシミリ装置7からパ
ーソナルコンピュータ1へデータが送信される場合に
は、2つの場合がある。1つは、他のファクシミリ装置
から送信され、ファクシミリ装置7で受信されたデータ
をパーソナルコンピュータ1へ送信する場合であり、も
う1つは、ファクシミリ装置7をスキャナとして使用
し、そのファクシミリ装置7で読み取られたデータをパ
ーソナルコンピュータ1へ送信する場合である。
【0021】いずれの場合にも、ファクシミリ装置7か
らは、パーソナルコンピュータ1へ、ATコマンドの付
加された圧縮データが送信される。この圧縮データの方
式には、MH(Modified Huffman)方式、MR(Modifi
ed READ(Relative Element Address Designate))方
式、及び、MMR(Modified MR)方式の3つの方式が
あるが、このシステムではMMR方式が使用されるもの
とする。なお、MMR方式に代えて、MH方式またはM
R方式を使用することも可能である。
【0022】このATコマンドの付加されたMMR方式
の圧縮データは、パーソナルコンピュータ1の入出力ポ
ート2を介して、モニタプログラム3で受信される。そ
して、モニタプログラム3により、ATコマンドの外さ
れたMMR方式の圧縮データに変換されて、ハードディ
スク4に記憶される。その後、モニタプログラム3か
ら、スキャナドライバ5aまたはFAXドライバ5bを
介して、ログマネージャープログラム6bへファクシミ
リ装置7からデータ受信されたことが知らされ、ログマ
ネージャープログラム6bに、そのことが記録される。
【0023】従来技術において説明したように、パーソ
ナルコンピュータ1から送信され、ファクシミリ装置7
で印刷されるデータは、ビットデータ、MMR方式の圧
縮データ、ATコマンドの付加されたMMR方式の圧縮
データの順に、フォーマット変換が3回も行われて、フ
ァクシミリ装置7へ送信される。このように3回ものフ
ォーマット変換が行われるために、印刷処理には長時間
を要してしまっている。
【0024】一方、前記したように、ファクシミリ装置
7から送信され、パーソナルコンピュータ1で受信され
たデータは、既に、MMR方式の圧縮データでハードデ
ィスク4に記憶されている。よって、かかるデータをフ
ァクシミリ装置7へ送信する場合には、ビットデータへ
の変換とMMR方式の圧縮データへの変換とを省略すれ
ば(行わなければ)、印刷処理の高速化を図ることがで
きる。
【0025】そこで、本実施例のログマネージャープロ
グラム6bの処理では、ファクシミリ装置7へ送信され
るデータのフォーマットに応じて、そのデータのフォー
マット変換処理を異ならせるようにしている。
【0026】以下、図1、図2及び図6を参照して、本
実施例において、ハードディスク4に記憶されたデータ
をファクシミリ装置7で印刷する場合の動作について説
明する。なお、この印刷は、アプリケーションプログラ
ム6のログマネージャープログラム6bにより指示され
たものとし、また、図1中、点線の矢印は指示(メッセ
ージ)の流れを表し、実線の矢印はデータの流れを表す
ものとする。更に、図2のフローチャートは、ログマネ
ージャープログラム6bとプリンタドライバ5cとの処
理を合わせて記載したものであり、図2中、点線で囲ま
れた処理(S55)がプリンタドライバ5cの処理であ
る。
【0027】ユーザーにより、ログマネージャープログ
ラム6b上で、ファイルが指定され、印刷の指示がなさ
れると、ログマネージャープログラム6bは、図2の処
理を開始する。ログマネージャープログラム6bは、ま
ず、印刷の指示されたファイルのフォーマットが、モニ
タプログラム3の入力フォーマットであるMMR方式の
圧縮データであるか否かを調べる(S1)。印刷の指示
されたファイルのフォーマットがMMR方式の圧縮デー
タであれば(S1:Yes)、ログマネージャープログ
ラム6bは、プリンタドライバ5cを介さずに、印刷の
指示されたファイルが格納されるハードディスク4のア
ドレスと印刷の指示とをモニタプログラム3へ知らせる
(M1、S3)。
【0028】ログマネージャープログラム6bから印刷
の指示を受けたモニタプログラム3は、図6に示すフロ
ーチャートの処理を開始する。モニタプログラム3は、
まず、印刷の指示されたファイルをハードディスク4か
ら読み出す(M2、S61)。読み出されたファイルの
フォーマットは、モニタプログラム3の入力フォーマッ
トであるMMR方式の圧縮データである。モニタプログ
ラム3は、その読み出されたファイルのデータをファク
シミリ装置7に対して送信可能な出力フォーマットであ
るATコマンドの付加されたMMR方式の圧縮データに
変換し(S63)、その出力フォーマットに変換された
データを印刷の指示とともに、ファクシミリ装置7に対
して送信する(M3、S65)。パーソナルコンピュー
タ1から(モニタプログラム3から入出力ポート2を介
して)送信されたデータを受信したファクシミリ装置7
は、そのデータとともに受信された印刷の指示に基づい
て、その受信したデータを印刷する。
【0029】一方、図2のS1の処理において、印刷の
指示されたファイルのフォーマットがMMR方式の圧縮
データでないと判断された場合には(S1:No)、ロ
グマネージャープログラム6b及びプリンタドライバ5
cにより、S51からS57の処理が実行される。この
図2のS51からS57の処理は、図5のS51からS
57の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0030】以上説明したように、本実施例のデータ出
力制御システムによれば、印刷指示のなされたデータの
フォーマットが、モニタプログラム3の入力フォーマッ
トであるMMR方式の圧縮データである場合には、ビッ
トデータへの変換処理を行わずに、そのままモニタプロ
グラムの出力フォーマットであるATコマンドの付加さ
れたMMR方式の圧縮データに変換されるので、データ
のフォーマット変換処理を1回に減少することができ、
印刷処理を高速化することができる。また、ログマネー
ジャープログラム6bはモニタプログラム3へ印刷の指
示されたファイル自体を出力するのではなく、そのファ
イルの記憶されるアドレスを知らせるようにしているの
で、ログマネージャープログラム6bからモニタプログ
ラム3へのデータの受け渡しを高速に行うことができ
る。
【0031】本実施例における請求項1及び2記載のホ
スト装置としてはパーソナルコンピュータ1が相当し、
出力装置としてはファクシミリ装置7が相当する。記憶
手段としてはハードディスク4が相当し、変換手段とし
てはS53及びS56の処理(図2)が相当し、送信手
段としてはモニタプログラム3(図6)が相当し、出力
手段としてはS3の処理(図2)が相当する。また、第
1フォーマットとしては、モニタプログラム3の入力フ
ォーマットであるMMR方式の圧縮データが相当し、第
2フォーマットとしては、モニタプログラム3の出力フ
ォーマットであるATコマンドの付加されたMMR方式
の圧縮データが相当する。
【0032】請求項3記載のホスト装置としてはパーソ
ナルコンピュータ1が相当し、記憶手段としてはハード
ディスク4が相当する。第1変換手段としては、S5
3、S56(図2)及びS63(図6)の処理が相当
し、第2変換手段としては、S63(図6)の処理が相
当し、送信手段としてはS65の処理(図6)が相当
し、変換選択手段としてはS1及びS3(図2)が相当
する。また、所定フォーマットとしては、モニタプログ
ラム3の出力フォーマットであるATコマンドの付加さ
れたMMR方式の圧縮データが相当する。
【0033】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0034】例えば、本実施例では、ビットデータを経
てフォーマット変換を行うか否かの決定は、S1の処理
(図2)において、印刷の指示されたファイルのフォー
マットがモニタプログラム3の入力フォーマットである
MMR方式の圧縮データであるか否かを判断することに
より行った。しかし、この決定を、印刷の指示されたフ
ァイルがファクシミリ装置7から受信されたファイルで
あるか否かを判断することにより行うようにしても良
い。
【0035】また、本実施例では、ファクシミリ装置7
を使用して印刷する場合について本発明を適用したが、
ファクシミリ装置7へ送信されたデータを他のファクシ
ミリ装置へ送信する場合に本発明を適用することも可能
である。更に、アプリケーションプログラム6について
も、ログマネージャープログラム6bに本発明を適用し
たが、ビュワープログラム6aやその他のアプリケーシ
ョンプログラムなどに本発明を適用することも可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】 請求項1記載のデータ出力制御システ
ムによれば、記憶手段に記憶されたデータのフォーマッ
トが第1フォーマットであれば、変換手段によるフォー
マット変換を行うことなく、出力装置へ送信され出力さ
れる。よって、フォーマット変換の回数が少なくされ、
そのデータの出力処理を高速化することができるという
効果がある。
【0037】請求項2記載のデータ出力制御システムに
よれば、請求項1記載のデータ出力制御システムの奏す
る効果に加え、更に、出力手段による送信手段へのデー
タの出力は、そのデータが記憶されるアドレスを送信手
段へ知らせることにより行われるので、データ自体を出
力する場合に比べて、送信手段への出力を高速に行うこ
とができるという効果がある。
【0038】請求項3記載のデータ出力制御システムに
よれば、記憶手段に記憶されたデータがファクシミリ装
置から受信されたデータであれば、そのデータはビット
データを経ずにファクシミリ装置が受信可能な所定フォ
ーマットに変換されるので、そのデータの変換処理を高
速化することができる。よって、そのデータの出力処理
自体を高速化することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるデータ出力制御シス
テムにおける印刷時のデータ及び指示の流れを説明した
図である。
【図2】 ログマネージャープログラム、及び、プリン
タドライバの印刷時における処理を示したフローチャー
トである。
【図3】 従来技術におけるデータ出力制御システムの
機能構成図である。
【図4】 従来技術のデータ出力制御システムにおける
印刷時のデータ及び指示の流れを説明した図である。
【図5】 従来技術におけるログマネージャープログラ
ム、及び、プリンタドライバの印刷時における処理を示
したフローチャートである。
【図6】 モニタプログラムの印刷時における処理を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(ホス
ト装置) 2 入出力ポート 3 モニタプログラム(送信手段) 4 ハードディスク(記憶手段) 5c プリンタドライバ 6b ログマネージャープログラム 7 ファクシミリ装置(出力装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置に設けられ、そのホスト装置
    に接続された出力装置へデータの出力を行うデータ出力
    制御システムにおいて、 複数種類のフォーマットのデータを記憶可能な記憶手段
    と、 その記憶手段に記憶されたデータのフォーマットを第1
    フォーマットに変換する変換手段と、 第1フォーマットのデータを前記出力装置が受信可能な
    第2フォーマットのデータへ変換し、その変換されたデ
    ータを前記出力装置へ送信する送信手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータのフォーマットが第1
    フォーマットである場合には、前記変換手段によるフォ
    ーマット変換を行うことなく、そのデータを前記送信手
    段へ出力する出力手段とを備えたことを特徴とするデー
    タ出力制御システム。
  2. 【請求項2】 前記出力手段による前記送信手段へのデ
    ータの出力は、そのデータが記憶されるアドレスを前記
    送信手段へ知らせることにより行われることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ出力制御システム。
  3. 【請求項3】 ホスト装置に設けられ、そのホスト装置
    に接続されたファクシミリ装置によりデータの出力を行
    うデータ出力制御システムにおいて、 複数種類のフォーマットのデータを記憶可能な記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されたデータをビットデータを経て
    前記ファクシミリ装置が受信可能な所定フォーマットの
    データへ変換する第1変換手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータをビットデータを経ず
    に前記ファクシミリ装置が受信可能な所定フォーマット
    のデータへ変換する第2変換手段と、 前記第1変換手段または第2変換手段により変換された
    データを前記ファクシミリ装置へ送信する送信手段と、 前記記憶手段に記憶されたデータが前記ファクシミリ装
    置から受信されたデータである場合には、そのデータの
    変換を前記第2変換手段に行わせる変換選択手段とを備
    えたことを特徴とするデータ出力制御システム。
JP8117497A 1996-05-13 1996-05-13 データ出力制御システム Pending JPH09307684A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8117497A JPH09307684A (ja) 1996-05-13 1996-05-13 データ出力制御システム

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