JPH1013572A - コンピュータ網音声情報サービス提供方法およびシステム - Google Patents

コンピュータ網音声情報サービス提供方法およびシステム

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Publication number
JPH1013572A
JPH1013572A JP8163983A JP16398396A JPH1013572A JP H1013572 A JPH1013572 A JP H1013572A JP 8163983 A JP8163983 A JP 8163983A JP 16398396 A JP16398396 A JP 16398396A JP H1013572 A JPH1013572 A JP H1013572A
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JP
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voice
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voice data
computer network
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Application number
JP8163983A
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English (en)
Inventor
Katsuya Arai
克也 新井
Kyoko Iizuka
京子 飯塚
Yuzo Nakamura
雄三 中村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話網音声蓄積提供装置に蓄積された音声デ
ータをコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入して端末
装置に提供することができるコンピュータ網音声情報サ
ービス提供方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 電話端末装置11からの音声データは電
話網9を介して電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部
71に蓄積され、端末装置1が音声データに対する情報
提供要求を入力すると、該情報提供要求はネットワーク
3を介してコンピュータ網情報蓄積提供装置5のサーバ
部51に送信され、サーバ部51は音声データ導入処理
部57を介して電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部
71に蓄積されている音声データを導入して記憶部55
に記憶し、記憶部55からネットワーク3を介して端末
装置1に該音声データを提示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話網音声蓄積提
供サービスによって電話端末装置から蓄積された音声デ
ータをコンピュータ網情報蓄積提供サービスに導入し、
この音声データをコンピュータネットワークに接続され
た端末装置に提供するコンピュータ網音声情報サービス
提供方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ網情報提供システム
として、World Wide Web(WWW)シス
テムがある。WWWシステムでは、まず、提供可能な情
報のインデックス情報を提示する。利用者は提示された
インデックス情報の1つを選択し、それに対応する情報
提供を要求する。提供される情報タイプとしては、テキ
ストデータによる文字情報、ビットマップデータによる
画像情報、ディジタル音声データによる音声情報があ
る。これらの情報は、利用者の端末装置において、情報
タイプ毎に適切な形に変換され、それぞれ文字、画像、
音声として利用者に提示される。
【0003】従来のコンピュータ網情報蓄積提供システ
ムは、図9に示すように、記憶装置90を備えたコンピ
ュータ網情報蓄積提供装置91を有し、該コンピュータ
網情報蓄積提供装置91はネットワーク92を介して端
末装置93に接続されている。端末装置93は、そのデ
ィスプレイ93aに表示されるインデックス情報から所
望の情報を選択し、この選択した情報に関する情報提供
要求をネットワーク92を介してコンピュータ網情報蓄
積提供装置91に送信する。コンピュータ網情報蓄積提
供装置91は、情報提供要求を受信すると、該情報提供
要求に基づいて記憶装置90を検索して、情報提供要求
に対応する情報を取り出し、該情報をネットワーク92
を介して端末装置に送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンピ
ュータ網情報蓄積提供システムでは、記憶装置に記憶さ
れた情報のみを提供し得るものであり、システム外に設
置された電話網音声蓄積提供装置に蓄積された音声デー
タを提供することができないという問題がある。
【0005】また、システム外に設置された電話網音声
蓄積提供装置に蓄積された音声データを予めコンピュー
タ網情報蓄積提供システムの記憶装置に導入したとして
も、これらの予め導入された音声データのみを提供し得
るものであり、その後新たに電話網音声蓄積提供装置に
蓄積された音声データを提供することはできないという
問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、電話網音声蓄積提供装置に蓄
積された音声データを自動的にコンピュータ網情報蓄積
提供装置に導入して端末装置に提供し得るとともに、ま
た電話網上の電話端末装置を用いて音声情報を録音する
ことにより、コンピュータ網情報蓄積提供システムを利
用した情報提供を行うことができるコンピュータ網音声
情報サービス提供方法およびシステムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、端末装置からネットワー
クを介してアクセスし得るコンピュータ網情報蓄積提供
装置および電話端末装置から電話網を介してアクセス
し、電話端末装置から音声データを蓄積し得る電話網音
声蓄積提供装置を有し、端末装置から入力された情報提
供要求に基づいてコンピュータ網情報蓄積提供装置から
端末装置に情報を提供する情報サービス提供方法であっ
て、前記端末装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置
に対して入力された情報提供要求が電話端末装置から前
記電話網音声蓄積提供装置に蓄積された音声データであ
り、該音声データが前記コンピュータ網情報蓄積提供装
置に導入されていない場合には、前記電話網音声蓄積提
供装置に蓄積されている音声データを前記コンピュータ
網情報蓄積提供装置に導入し、該コンピュータ網情報蓄
積提供装置からネットワークを介して前記端末装置に提
供することを要旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、端末装
置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に入力された情
報提供要求が電話端末装置から電話網音声蓄積提供装置
に蓄積された音声データであり、該音声データがコンピ
ュータ網情報蓄積提供装置に導入されていない場合に
は、電話網音声蓄積提供装置に蓄積されている音声デー
タをコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入し、端末装
置に提供する。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記音声データが前記情報提供要
求に対応しているか否かに関わらず、コンピュータ網情
報蓄積提供装置に導入されていない音声データを電話網
音声蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置
に導入することを要旨とする。
【0010】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記端末装置からの情報提供要求
の入力の有無に関わらず、コンピュータ網情報蓄積提供
装置に導入されていない音声データを所定の時刻に電話
網音声蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装
置に導入することを要旨とする。
【0011】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記端末装置からの情報提供要求の入力
の有無に関わらず、前記電話網音声蓄積提供装置に音声
データが蓄積されたことを契機として、音声データを電
話網音声蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供
装置に導入することを要旨とする。
【0012】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明において、前記音声デ
ータが他の音声データとの関係情報、音声データが録音
された時刻、音声データの録音時間、音声データの再生
に必要な認証鍵、音声データの消去に必要な認証鍵を含
む付随情報とともにコンピュータ網情報蓄積提供装置に
導入されることを要旨とする。
【0013】更に、請求項6記載の本発明は、電話網を
介して電話端末装置に接続され、電話端末装置からの音
声データを蓄積する電話網音声蓄積提供装置と、ネット
ワークを介して端末装置に接続され、該端末装置から入
力される情報提供要求に基づいて情報を端末装置に提供
するコンピュータ網情報蓄積提供装置であって、前記端
末装置からの情報提供要求が電話網音声蓄積提供装置に
蓄積された音声データである場合、電話網音声蓄積提供
装置に蓄積された前記音声データを電話網音声蓄積提供
装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入し、こ
の導入した音声データをコンピュータ網情報蓄積提供装
置からネットワークを介して前記端末装置に提供するコ
ンピュータ網情報蓄積提供装置とを有することを要旨と
する。
【0014】請求項6記載の本発明にあっては、端末装
置からの情報提供要求が電話網音声蓄積提供装置に蓄積
された音声データである場合、該音声データを電話網音
声蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に
導入し、この音声データをコンピュータ網情報蓄積提供
装置からネットワークを介して端末装置に提供する。
【0015】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
発明において、前記端末装置が、情報提供要求を受け付
け、該情報提供要求をコンピュータ網情報蓄積提供装置
に送信する送信手段と、コンピュータ網情報蓄積提供装
置から提供される前記音声データを含む情報を提示する
提示手段とを有し、前記コンピュータ網情報蓄積提供装
置が、前記音声データを含む情報を蓄積する情報蓄積手
段と、前記端末装置から送信される前記情報提供要求を
受信する要求受信手段と、該要求受信手段で受信した前
記情報提供要求に該当する情報を前記情報蓄積手段から
読み出し、前記端末装置に送信する情報提供手段と、電
話網音声蓄積提供装置に蓄積されている音声データを導
入し、該音声データを前記情報蓄積手段に蓄積する音声
情報導入手段とを有することを要旨とする。
【0016】請求項7記載の本発明にあっては、電話網
音声蓄積提供装置に蓄積されている音声データを音声情
報導入手段により導入して、情報蓄積手段に蓄積すると
ともに、端末装置が受け付けた情報提供要求を送信手段
によりコンピュータ網情報蓄積提供装置に送信すると、
コンピュータ網情報蓄積提供装置は要求受信手段で受信
し、該情報提供要求に該当する情報を情報蓄積手段から
読み出して、端末装置に送信し、端末装置で提示する。
【0017】また、請求項8記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記音声データが前記情報提供要
求に対応しているか否かに関わらず、前記情報蓄積手段
に蓄積されていない音声データを電話網音声蓄積提供装
置から導入し、前記情報蓄積手段に蓄積する手段を前記
音声情報導入手段が有することを要旨とする。
【0018】更に、請求項9記載の本発明は、請求項7
記載の発明において、前記端末装置からの情報提供要求
の入力の有無に関わらず、前記情報蓄積手段に蓄積され
ていない音声データを所定の時刻に電話網音声蓄積提供
装置から導入し、前記情報蓄積手段に蓄積する手段を前
記音声情報導入手段が有することを要旨とする。
【0019】請求項10記載の本発明は、請求項7記載
の発明において、前記端末装置からの情報提供要求の入
力の有無に関わらず、前記電話網音声蓄積提供装置に音
声データが蓄積されたことを契機として、音声データを
電話網音声蓄積提供装置から前記情報蓄積手段に導入す
る手段を前記音声情報導入手段が有することを要旨とす
る。
【0020】また、請求項11記載の本発明は、請求項
1ないし10記載の発明において、前記音声情報導入手
段が前記音声データを他の音声データとの関係情報、音
声データが録音された時刻、音声データの録音時間、音
声データの再生に必要な認証鍵、音声データの消去に必
要な認証鍵を含む付随情報とともに前記情報蓄積手段に
導入する手段を有することを要旨とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係るコンピ
ュータ網音声情報サービス提供方法を実施するシステム
の機能的構成を示すブロック図である。同図に示すコン
ピュータ網音声情報サービス提供システムは、端末装置
1と、該端末装置1が接続されたネットワーク3と、該
ネットワーク3に接続され、端末装置1からの情報提供
要求に対して該当する情報を端末装置1に提供するコン
ピュータ網情報蓄積提供装置5と、電話端末装置11
と、該電話端末装置が接続された電話網9と、該電話網
9に接続され、電話端末装置11から入力される音声デ
ータを蓄積している電話網音声蓄積提供装置7とを有す
る。
【0023】端末装置1は、該端末装置の利用者から入
力される情報提供要求を受け付け、該情報提供要求をネ
ットワーク3を介してコンピュータ網情報蓄積提供装置
5に送信する情報提供要求送信手段1aと、コンピュー
タ網情報蓄積提供装置5からネットワーク3を介して送
信されてくる情報を受信し、該情報を利用者に提示する
情報提示手段1bとを有する。
【0024】コンピュータ網情報蓄積提供装置5は、端
末装置1の前記情報提供要求送信手段1aから送信され
る情報提供要求を受信する要求受付手段5aと、音声デ
ータを含む各種情報を記憶している提供情報蓄積手段5
cと、前記要求受付手段5aで受信した端末装置1から
の情報提供要求に該当する情報を前記提供情報蓄積手段
5cから読み出して電話端末装置11に送信する情報提
供手段5bと、前記電話網音声蓄積提供装置7に接続さ
れ、電話網音声蓄積提供装置7に蓄積されている音声デ
ータを導入し、前記提供情報蓄積手段5cに蓄積する音
声情報導入手段5dとを有する。
【0025】図2は、図1に示すコンピュータ網音声情
報サービス提供システムのうちのコンピュータ網情報蓄
積提供装置5の構成を機能的構成よりも実際的な構成と
して示すとともに、また電話網音声蓄積提供装置7の構
成も具体的に示したブロック図である。
【0026】図2に示すように、コンピュータ網情報蓄
積提供装置5は、前記要求受付手段5aおよび情報提供
手段5bを有するとともに全体の動作を制御するサーバ
部51と、時間を計時するタイマ53と、前記提供情報
蓄積手段5cを構成する記憶部55と、前記音声情報導
入手段5dを構成する音声データ導入処理部57とを有
する。
【0027】サーバ部51は、前記端末装置1からネッ
トワーク3を介して入力された情報提供要求を受け付
け、該情報提供要求の内容に対応する情報を記憶部55
から読み出し、ネットワーク3を介して端末装置1に送
信する。また、音声データ導入処理部57は、サーバ部
51の指示に基づき電話網音声蓄積提供装置7に蓄積さ
れている音声データを導入し、記憶部55に蓄積する。
具体的には、サーバ部51で受け付けた端末装置1から
の情報提供要求の内容が記憶部55に記憶されていない
音声データの場合には、音声データ導入処理部57はサ
ーバ部51からの指示により該音声データを電話網音声
蓄積提供装置7から導入して記憶部55に蓄積し、サー
バ部51はこの記憶部55に新たに蓄積された音声デー
タを端末装置1に提供するようになっている。なお、当
該情報提供要求に対応する情報を提供不可能な場合に
は、その旨をネットワーク3を介して要求元の端末装置
1に通知する。
【0028】音声データ導入処理部57は、上述したよ
うに、端末装置1からの情報提供要求に対応する音声デ
ータがコンピュータ網情報蓄積提供装置5に導入されて
なく、従って記憶部55に記憶されていない場合に、電
話網音声蓄積提供装置7から導入して記憶部55に記憶
する以外に、端末装置1からの情報提供要求に対応する
か否かに関わらず、コンピュータ網情報蓄積提供装置5
に導入されてなく、電話網音声蓄積提供装置7の音声記
憶部71に記憶されているすべての音声データを電話網
音声蓄積提供装置7から導入して記憶部55に記憶した
り、または端末装置1からの情報提供要求の入力の有無
に関わらず、コンピュータ網情報蓄積提供装置5に導入
されていない音声データを前記タイマ53によって指示
される所定の時刻になると電話網音声蓄積提供装置7か
ら音声データを導入して記憶部55に記憶したり、また
は端末装置1からの情報提供要求の入力の有無に関わら
ず、電話端末装置11から電話網音声蓄積提供装置7に
音声データが蓄積されたことを契機として、電話網音声
蓄積提供装置7から音声データを導入して記憶部55に
記憶するようになっている。
【0029】また、音声データ導入処理部57は、電話
網音声蓄積提供装置7からの音声データの導入に当って
は、電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71から導
入した音声データをコンピュータ網情報蓄積提供サービ
スに適した符号化形式に変換し、この変換された音声デ
ータを記憶部55に転送して記憶する。
【0030】前記タイマ53は、時刻を計時し、所定の
時刻になると、サーバ部51またはサーバ部51を介し
て音声データ導入処理部57に音声データ導入処理を開
始するためのタイミングを通知し、これによりサーバ部
51は音声データ導入処理部57に音声データの検索お
よび導入を指示するようになっている。また、タイマ5
3は、所定時刻の通知以外に、所定の時間の経過も計時
し得るようになっていて、サーバ部51から指示された
時点から所定の時間が経過すると、時間の経過をサーバ
部51に通知し、これによりサーバ部51は音声データ
導入処理部57に音声データの検索および導入を指示し
得るようにもなっている。
【0031】また、電話網音声蓄積提供装置7は、図2
に示すように、複数の音声記憶部セグメントA,B,C
に分割された音声記憶部71を有し、電話端末装置11
から入力された音声データを音声記憶部71の指定され
た音声記憶部セグメントに記憶するとともに、新しい音
声データが蓄積されたことをコンピュータ網情報蓄積提
供装置5に通知するようになっている。
【0032】電話網音声蓄積提供装置7は、電話端末装
置11から電話網9を介して入力される音声データの再
生要求の内容に対応する音声データを音声記憶部71か
ら取得し、この取得した音声データを要求元の電話端末
装置11に提供する。なお、当該要求に対応する情報を
提供不可能な場合には、その旨を電話網9を介して要求
元の電話端末装置11に通知する。
【0033】電話端末装置11は、音声データを送信す
るが、この場合該音声データを蓄積すべき音声記憶部名
とともに送信する。そして、この音声データおよびその
音声記憶部名は電話網9を介して電話網音声蓄積提供装
置7に伝達され、電話網音声蓄積提供装置7において音
声記憶部名で指定される音声記憶部71の音声記憶部セ
グメントに該音声データは蓄積される。また、電話端末
装置11は、指定した音声データの再生要求を電話網9
を介して電話網音声蓄積提供装置7に送信する。電話網
音声蓄積提供装置7は、該再生要求を受信すると、該要
求に対応した音声データを音声記憶部71から読み出
し、電話網9を介して電話端末装置11に返送する。
【0034】更に、音声データ導入処理部57は、サー
バ部51から指定された音声データを電話網音声蓄積提
供装置7の音声記憶部71から導入する場合に、当該音
声データに付随する情報、すなわち他の音声データとの
関係情報、音声データが録音された時刻、音声データの
録音時間、音声データの再生に必要な認証鍵、音声デー
タの消去に必要な認証鍵を含む付随情報も一緒に電話網
音声蓄積提供装置7の音声記憶部71から導入し、これ
らの付随情報も当該音声データに対応して記憶部55の
それぞれの記憶場所に記憶するようになっている。ま
た、これらの付随情報は、音声データをコンピュータ網
情報蓄積提供装置5からネットワーク3を介して端末装
置1に送信する場合に、必要により該音声データととも
に端末装置1に送信され得るようになっている。
【0035】また、音声データ導入処理部57は、サー
バ部51から未導入音声データの検出とその導入を指示
されると、電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71
から未導入音声データを検索し、未導入音声データを検
出すると、これを電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶
部71から読み出して記憶部55に転送し記憶するとと
もに、当該音声データの付随情報も同時に読み出して記
憶部55に転送し記憶する。そして、すべての未導入音
声データの検索および転送記憶を終了するまで、上記処
理を繰り返し行う。
【0036】更に、音声データ導入処理部57は、電話
網音声蓄積提供装置7から新しい音声データを音声記憶
部71に蓄積したことを通知されると、この新しい音声
データを電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71か
ら取得し、これをコンピュータ網情報蓄積提供サービス
に適した符号化形式に変換し、記憶部55に転送し記憶
するとともに、またその付随情報も取得し、記憶部55
に転送し記憶する。
【0037】次に、以上のように構成されるコンピュー
タ網音声情報サービス提供システムの作用を図3以降に
示すシーケンスチャートを参照して説明する。
【0038】まず、図3に示すシーケンスチャートを参
照して、本コンピュータ網音声情報サービス提供システ
ムの情報提供動作について説明する。
【0039】(1)端末装置1がネットワーク3を介し
て情報提供要求をコンピュータ網情報蓄積提供装置5に
発行する。
【0040】(2)コンピュータ網情報蓄積提供装置5
のサーバ部51は、当該情報提供要求を受信すると、当
該情報提供要求の内容に対応する情報が電話網音声蓄積
提供装置7に蓄積されている未導入の音声データである
場合には、当該要求の内容に対応する音声データの導入
を音声データ導入処理部57に指示し、音声データ導入
処理部57の処理の終了を待つ。
【0041】音声データ導入処理部57は、情報提供要
求の内容に対応する音声データを電話網音声蓄積提供装
置7の音声記憶部71から取得し、これをコンピュータ
網情報蓄積提供サービスに適した符号化形式に変換し、
記憶部55に転送し記憶する。
【0042】(3)サーバ部51は、記憶部55から前
記情報提供要求に対応する音声データを取得し、該音声
データを要求元の端末装置1に提供する。
【0043】なお、上記第2ステップにおいて、サーバ
部51が音声データ導入処理部57に音声データの導入
処理を指示し、音声データ導入処理部57の処理の終了
を待つ代わりに、サーバ部51は、前記情報提供要求の
内容に対応する音声データであるか否かに関わらず、未
導入の音声データの導入を音声データ導入処理部57に
指示し、音声データ導入処理部57の処理の終了を待つ
ように処理してもよい。
【0044】次に、図4に示すシーケンスチャートを参
照して、所定の時刻に音声データの導入を実施する情報
提供動作について説明する。
【0045】(11)コンピュータ網情報蓄積提供装置
5のタイマ53は所定の時刻の到来を監視し、所定の時
刻が到来すると、サーバ部51にその旨を通知する。
【0046】(12)コンピュータ網情報蓄積提供装置
5のサーバ部51は、タイマ53から所定の時刻が到来
した通知を受け取ると、電話網音声蓄積提供装置7に蓄
積されている未導入の音声データの導入を音声データ導
入処理部57に指示し、音声データ導入処理部57の処
理の終了を待つ。
【0047】以降のステップは、図3に示す第3ステッ
プ以降の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0048】次に、図5に示すシーケンスチャートを参
照して、新規音声データが録音された時点を契機として
音声データの導入を実施する情報提供動作について説明
する。
【0049】(21)音声データ導入処理部57におい
て電話網音声蓄積提供装置7から新しい音声データが蓄
積されたことが通知されるのを監視し、当該通知が到着
すると、音声データの導入を開始する。
【0050】(22)コンピュータ網情報蓄積提供装置
5の音声データ導入処理部57は、電話網音声蓄積提供
装置7の音声記憶部71から、新規に録音された音声デ
ータを導入する。
【0051】以降のステップは、図3に示す第3ステッ
プ以降の処理と同様であるので、その説明は省略する。
【0052】次に、図6に示すシーケンスチャートを参
照して、端末装置1から指定した音声記憶部セグメント
に蓄積された音声データの情報提供要求が発行され、当
該音声記憶部セグメントに蓄積された音声データの索引
情報が端末装置1に提示され、端末装置1において、当
該索引情報のうちの1つの音声情報の情報提供要求が発
行され、当該音声データが端末装置1に提供される場合
について説明する。なお、電話網音声蓄積提供装置7の
音声記憶部71には、次に示す表1の内容の音声情報が
蓄積されているものとする。
【0053】
【表1】 (31)端末装置1は、コンピュータ網情報蓄積提供装
置5のサーバ部51に対して情報提供要求として、“音
声記憶部セグメントA”の索引情報を要求する旨の情報
提供要求をネットワーク3を介して発行する。なお、こ
の時点で、コンピュータ網情報蓄積提供装置5のサーバ
部51は、電話網音声蓄積提供装置7に“音声記憶部セ
グメントA”が存在することを既に確認しているものと
する。
【0054】(32)サーバ部51は、端末装置1から
の情報提供要求を受信すると、当該情報提供要求を解析
し、“音声記憶部セグメントA”の索引情報が電話網音
声蓄積提供装置7の音声データに関わる情報であること
を判断する。
【0055】(33)サーバ部51は、音声データ導入
処理部57へ“音声記憶部セグメントA”に属する音声
データの導入を指示する。
【0056】(34)音声データ導入処理部57は、電
話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71の“音声記憶
部セグメントA”に属する“音声データ1”および“音
声データ2”をそれぞれコンピュータ網情報蓄積提供サ
ービスに適した符号化形式に変換し、これらを記憶部5
5の所定の位置に転送するとともに、該音声データそれ
ぞれに付随する。それぞれの録音時刻、録音時間、再生
鍵の情報をそれぞれ記憶部55の所定の位置に転送す
る。
【0057】(35)音声データ導入処理部57は、サ
ーバ部51に対して、指示された音声データの導入が完
了したことを通知する。
【0058】(36)音声データの導入が完了した通知
を受信したサーバ部51は、ステップ34で転送された
“音声データ1”および“音声データ2”の位置情報を
記憶部55から検索し、それぞれの音声データ名、位置
情報、録音時刻、録音時間を列挙した“音声記憶部セグ
メントA”の索引情報を生成する。
【0059】(37)サーバ部51は、ステップ36で
生成した“音声記憶部セグメントA”の索引情報を端末
装置1に送信する。
【0060】(38)端末装置1は、“音声記憶部セグ
メントA”の索引情報を受信し、これを表示し、利用者
に当該索引情報のうちの1つの音声データの選択と、そ
の再生鍵を指定することを促す。
【0061】(39)端末装置1は、コンピュータ網情
報蓄積提供装置5のサーバ部51に対して情報提供要求
として、利用者が選択した“音声データ1”の提供を要
求する旨の情報提供要求を利用者が指定した“再生鍵
U”とともにネットワーク3を介して発行する。
【0062】(40)サーバ部51は、端末装置1から
の情報提供要求を受信すると、当該情報提供要求の内容
に対応する“音声データ1”を選択し、当該音声データ
に対応する付随情報から“再生鍵α”を取得する。サー
バ部51は、端末装置1から取得した“再生鍵U”と、
当該音声データの付随情報から取得した“再生鍵α”の
照合を行い、これらが合致するか否かを判断する。
【0063】(41)サーバ部51は、ステップ40の
照合の結果、それらが合致した場合には、記憶部55に
対して、“音声データ1”に対応する情報の転送を指示
し、それらが合致しなかった場合には、当該要求に対応
する情報を提供不可能である旨をネットワーク3を介し
て当該要求発行元の端末装置1に通知する。
【0064】(42)記憶部55は、サーバ部51から
の指示を受信し、当該指示の内容に対応する“音声デー
タ1”の内容をサーバ部51へ転送する。
【0065】(43)サーバ部51は、記憶部55から
転送された“音声データ1”の内容を当該情報の情報提
供要求発行元の端末装置1に提供する。
【0066】次に、図7に示すシーケンスチャートを参
照して、端末装置1から指定した音声記憶部セグメント
に蓄積された音声データのうち、最も最近録音された音
声データの情報提供要求が発行され、当該音声データが
端末装置1に提供される場合について説明する。なお、
電話網音声蓄積提供装置の音声記憶部には、表1に示す
内容の音声情報が蓄積されているものとする。
【0067】(51)端末装置1は、コンピュータ網情
報蓄積提供装置5のサーバ部51に対して情報提供要求
として、“音声記憶部セグメントA”に録音された最新
音声データを要求する旨の情報提供要求を利用者が指定
した“再生鍵U”とともにネットワーク3を介して発行
する。なお、この時点でコンピュータ網情報蓄積提供装
置5のサーバ部51は、電話網音声蓄積提供装置7に
“音声記憶部セグメントA”が存在することを既に確認
しているものとする。
【0068】(52)サーバ部51は、端末装置1から
の情報提供要求を受信すると、当該情報提供要求を解析
し、“音声記憶部セグメントA”の最新の音声データが
電話網音声蓄積提供装置7の音声データに関わる情報で
あることを判断する。
【0069】(53)サーバ部51は、音声データ導入
処理部57へ“音声記憶部セグメントA”に属する音声
データの導入を指示する。
【0070】(54)音声データ導入処理部57は、電
話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71の“音声記憶
部セグメントA”に属する“音声データ1”および“音
声データ2”をそれぞれコンピュータ網情報蓄積提供サ
ービスに適した符号化形式に変換し、これらを記憶部5
5の所定の位置に転送するとともに、該音声データそれ
ぞれに付随するそれぞれの録音時刻、録音時間、再生鍵
の情報をそれぞれ記憶部55の所定の位置に転送する。
【0071】(55)音声データ導入処理部57は、サ
ーバ部51に対して、指示された音声データの導入が完
了したことを通知する。
【0072】(56)サーバ部51は、音声データの導
入が完了した通知を受信し、ステップ54で転送された
“音声データ1”および“音声データ2”それぞれの付
随情報から、録音時刻の情報“96.06.04 1
0:00”と“96.06.04 11:00”を取得
し、当該録音時刻を比較することにより、最新の音声デ
ータが“音声データ2”であることを判断する。
【0073】(57)サーバ部51は、ステップ56の
判断結果から、最新の音声データに対応する“音声デー
タ2”を選択し、当該音声データに対応する付随情報か
ら“再生鍵α”を取得する。サーバ部51は、端末装置
1から取得した“再生鍵U”と、当該音声データの付随
情報から取得した“再生鍵α”の照合を行い、これらが
合致するか否かを判断する。
【0074】(58)サーバ部51は、ステップ57の
照合の結果、それらが合致した場合には、記憶部55に
対して、“音声データ2”に対応する情報の転送を指示
し、それらが合致しなかった場合には、当該要求に対応
する情報を提供不可能である旨をネットワーク3を介し
て当該要求発行元の端末装置1に通知する。
【0075】(59)記憶部55は、サーバ部51から
の指示を受信し、当該指示の内容に対応する“音声デー
タ2”の内容をサーバ部51へ転送する。
【0076】(60)サーバ部51は、記憶部55から
転送された“音声データ2”の内容を当該情報の情報提
供要求発行元の端末装置1に提供する。
【0077】次に、図8に示すシーケンスチャートを参
照して、端末装置1から指定した2つ以上の音声記憶部
セグメントに蓄積された音声データの情報提供要求が発
行され、当該音声記憶部セグメントのいずれかに蓄積さ
れた音声データのすべての索引情報が端末装置1に提示
され、端末装置1において、当該索引情報のうちの1つ
の音声情報の情報提供要求が発行され、当該音声データ
が端末装置に提供される場合について説明する。なお、
電話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71には、表1
に示す内容の音声情報が蓄積されているものとする。
【0078】(71)端末装置1は、コンピュータ網情
報蓄積提供装置5のサーバ部51に対して情報提供要求
として、“音声記憶部セグメントA”、“音声記憶部セ
グメントB”、“音声記憶部セグメントC”の索引情報
を要求する旨の情報提供要求を前記3つのセグメントに
対する特権アクセス鍵“アクセス鍵P”とともに、ネッ
トワーク3を介して発行する。なお、この時点でコンピ
ュータ網情報蓄積提供装置5のサーバ部51は、電話網
音声蓄積提供装置7に“音声記憶部セグメントA”、
“音声記憶部セグメントB”、“音声記憶部セグメント
C”が存在することを既に確認しているものとする。
【0079】(72)サーバ部51は、端末装置1から
の情報提供要求を受信すると、当該情報提供要求を解析
し、“音声記憶部セグメントA”、“音声記憶部セグメ
ントB”、“音声記憶部セグメントC”の索引情報が電
話網音声蓄積提供装置7の音声データに関わる情報であ
ることを判断する。
【0080】(73)サーバ部51は、端末装置1から
送信された特権アクセス鍵“アクセス鍵P”と、予めコ
ンピュータ網情報蓄積提供装置5に記憶されている特権
アクセス鍵“アクセス鍵δ”の照合を行い、これらが合
致するか否かを判断する。
【0081】(74)サーバ部51は、ステップ73の
照合の結果、それらが合致した場合には、音声データ導
入処理部57へ“音声記憶部セグメントA”、“音声記
憶部セグメントB”、“音声記憶部セグメントC”に属
する音声データの導入を指示し、それらが合致しなかっ
た場合には、当該要求に対応する情報を提供不可能であ
る旨をネットワーク3を介して当該要求発行元の端末装
置1に通知する。
【0082】(75)音声データ導入処理部57は、電
話網音声蓄積提供装置7の音声記憶部71の“音声記憶
部セグメントA”に属する“音声データ1”および“音
声データ2”、ならびに“音声記憶部セグメントB”に
属する“音声データ3”および“音声データ4”、なら
びに“音声記憶部セグメントC”に属する“音声データ
5”をそれぞれコンピュータ網情報蓄積提供サービスに
適した符号化形式に変換し、これらを記憶部55の所定
の位置に転送するとともに、該音声データそれぞれに付
随するそれぞれの録音時刻、録音時間、再生鍵の情報を
それぞれ記憶部55の所定の位置に転送する。
【0083】(76)音声データ導入処理部57は、サ
ーバ部51に対して、指示された音声データの導入が完
了したことを通知する。
【0084】(77)サーバ部51は、音声データの導
入が完了した通知を受信し、ステップ75で転送された
“音声データ1”、“音声データ2”、“音声データ
3”、“音声データ4”、“音声データ5”のそれぞれ
の位置情報を記憶部55から検索し、それぞれの音声デ
ータ名、位置情報、録音時刻、録音時間を列挙した“音
声記憶部セグメントA”、“音声記憶部セグメント
B”、“音声記憶部セグメントC”をすべての録音時刻
順に整列された索引情報を生成する。
【0085】(78)サーバ部51は、ステップ77で
生成した索引情報を端末装置1に送信する。
【0086】(79)端末装置1は、索引情報を受信
し、これを表示し、利用者に当該索引情報のうちの1つ
の音声データの選択と、その再生鍵を指定することを促
す。
【0087】(80)端末装置1は、コンピュータ網情
報蓄積提供装置5のサーバ部51に対して情報提供要求
として、利用者が選択した“音声データ5”の提供を要
求する旨の情報提供要求をネットワーク3を介して発行
する。
【0088】(81)サーバ部51は、端末装置1から
の情報提供要求を受信すると、記憶部55に対して、当
該情報提供要求の内容に対応する“音声データ5”の情
報の転送を指示する。
【0089】(82)記憶部55は、サーバ部51から
の指示を受信し、当該指示の内容に対応する“音声デー
タ5”の内容をサーバ部51へ転送する。
【0090】(83)サーバ部51は、記憶部55から
転送された“音声データ5”の内容を当該情報の情報提
供要求発行元の端末装置1に提供する。
【0091】なお、上記実施形態では、複数の音声記憶
部セグメントに散在した音声データを収集し、それらを
録音時刻順という方策で一元的に整理して、特権アクセ
ス鍵を持つ特権利用者のアクセスの利便性を図るものと
しているが、収集した音声データの整理方策としては、
これ以外に、録音時刻逆順、録音時間順等の方策を用い
る場合であっても、上記の処理を同様に適用することが
できる。
【0092】また、例えば、予め電話網音声蓄積提供装
置7の音声記憶部71にある音声記憶部セグメントそれ
ぞれに対して、当該セグメントに録音する権利をそれぞ
れ別個の作業者1人ずつに与えておけば、上記の例を適
用することにより、音声データが記憶されている音声記
憶部セグメントによって、音声データの録音者が一意に
決定できる。従って、上記の例において、複数の音声記
憶部セグメントに散在した音声データを収集し、それら
をセグメントごとに、上記で示した、録音時刻順、録音
時刻逆順、録音時間順等の方策によって一元的に整理す
る場合であっても、上記の処理を同様に適用できる。
【0093】更に、上記の各実施形態において、再生
鍵、特権アクセス鍵がネットワーク3を介して通信され
るが、その情報がネットワークに接続された他者に傍受
され、再利用されることを防ぐために、端末装置1から
コンピュータ網情報蓄積提供装置5へ前記再生鍵、特権
アクセス鍵を送信する際に、暗号通信等を用いることも
可能である。
【0094】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れることなく、種々変更・応用が可能である。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に入力さ
れた情報提供要求が電話端末装置から電話網音声蓄積提
供装置に蓄積された音声データであり、該音声データが
コンピュータ網情報蓄積提供装置に導入されていない場
合には、電話網音声蓄積提供装置に蓄積されている音声
データをコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入し、端
末装置に提供するので、電話網音声蓄積提供装置に蓄積
された音声データをコンピュータ網情報蓄積提供装置の
端末装置に提供できるだけでなく、コンピュータ網情報
蓄積提供装置に蓄積されていない音声データもコンピュ
ータ網情報蓄積提供装置に導入して、端末装置に提供す
ることができる。
【0096】また、本発明によれば、音声データが情報
提供要求に対応しているか否かに関わらず、または端末
装置からの情報提供要求の入力の有無に関わらず所定の
時刻に、または端末装置からの情報提供要求の入力の有
無に関わらず電話網音声蓄積提供装置に音声データが蓄
積されたことを契機として、音声データを電話網音声蓄
積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入
することができるため、音声データが必要となったと
き、該音声データを直ちにコンピュータ網情報蓄積提供
装置の端末装置に提供することができる。
【0097】更に、本発明によれば、電話網音声蓄積提
供装置に蓄積された音声データを他の音声データとの関
係情報、音声データが録音された時刻、音声データの録
音時間、音声データの再生に必要な認証鍵、音声データ
の消去に必要な認証鍵を含む付随情報とともにコンピュ
ータ網情報蓄積提供装置の端末装置に導入することがで
きるので、提供可能な音声データのインデックス情報を
該付随情報とともに利用者に提示することができ、利用
者が必要とする情報を選択することを支援することがで
きる。
【0098】本発明によれば、電話端末装置から蓄積さ
れた音声データはコンピュータ網情報蓄積提供装置の端
末装置の利用者に直ちに提供され、また該音声データは
コンピュータ網情報蓄積提供装置への接続手段を持たな
い音声データの提供者でも電話網に接続された電話端末
装置を使用して提供することができるようになる。ま
た、音声データを提供する場所や時間に関係なく電話端
末装置からいつでも音声データを提供することができ
る。
【0099】また、本発明によれば、音声データの入力
は該音声データを提供する情報提供者自身により電話端
末装置から行われ、また提供情報の更新はシステムによ
り自動的に行われるため、音声データのサービスに関わ
る情報入力および更新のため人的コストを最小限に抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータ網音声
情報サービス提供方法を実施するシステムの機能的構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示すコンピュータ網音声情報サービス提
供システムのうちのコンピュータ網情報蓄積提供装置の
構成を機能的構成よりも実際的な構成として示すととも
に、また電話網音声蓄積提供装置の構成も具体的に示し
たブロック図である。
【図3】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムの情報提供動作を示すシーケンスチャ
ートである。
【図4】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムにおいて所定の時刻に音声データの導
入を実施する情報提供動作を示すシーケンスチャートで
ある。
【図5】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムにおいて新規音声データの到着を契機
として音声データの導入を実施する情報提供動作を示す
シーケンスチャートである。
【図6】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムの具体的な動作を示すシーケンスチャ
ートである。
【図7】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムの他の具体的な動作を示すシーケンス
チャートである。
【図8】図1、図2に示すコンピュータ網音声情報サー
ビス提供システムの別の具体的な動作を示すシーケンス
チャートである。
【図9】従来のコンピュータ網情報蓄積提供システムの
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置 3 ネットワーク 5 コンピュータ網情報蓄積提供装置 7 電話網音声蓄積提供装置 9 電話網 11 電話端末装置 51 サーバ部 53 タイマ 55 記憶部 57 音声データ導入処理部 71 音声記憶部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置からネットワークを介してアク
    セスし得るコンピュータ網情報蓄積提供装置および電話
    端末装置から電話網を介してアクセスし、電話端末装置
    から音声データを蓄積し得る電話網音声蓄積提供装置を
    有し、端末装置から入力された情報提供要求に基づいて
    コンピュータ網情報蓄積提供装置から端末装置に情報を
    提供する情報サービス提供方法であって、 前記端末装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に対
    して入力された情報提供要求が電話端末装置から前記電
    話網音声蓄積提供装置に蓄積された音声データであり、
    該音声データが前記コンピュータ網情報蓄積提供装置に
    導入されていない場合には、前記電話網音声蓄積提供装
    置に蓄積されている音声データを前記コンピュータ網情
    報蓄積提供装置に導入し、該コンピュータ網情報蓄積提
    供装置からネットワークを介して前記端末装置に提供す
    ることを特徴とするコンピュータ網音声情報サービス提
    供方法。
  2. 【請求項2】 前記音声データが前記情報提供要求に対
    応しているか否かに関わらず、コンピュータ網情報蓄積
    提供装置に導入されていない音声データを電話網音声蓄
    積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入
    することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ網音
    声情報サービス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記端末装置からの情報提供要求の入力
    の有無に関わらず、コンピュータ網情報蓄積提供装置に
    導入されていない音声データを所定の時刻に電話網音声
    蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に導
    入することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ網
    音声情報サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 前記端末装置からの情報提供要求の入力
    の有無に関わらず、前記電話網音声蓄積提供装置に音声
    データが蓄積されたことを契機として、音声データを電
    話網音声蓄積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供
    装置に導入することを特徴とする請求項1記載のコンピ
    ュータ網音声情報サービス提供方法。
  5. 【請求項5】 前記音声データは、他の音声データとの
    関係情報、音声データが録音された時刻、音声データの
    録音時間、音声データの再生に必要な認証鍵、音声デー
    タの消去に必要な認証鍵を含む付随情報とともにコンピ
    ュータ網情報蓄積提供装置に導入されることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のコンピュータ網
    音声情報サービス提供方法。
  6. 【請求項6】 電話網を介して電話端末装置に接続さ
    れ、電話端末装置からの音声データを蓄積する電話網音
    声蓄積提供装置と、 ネットワークを介して端末装置に接続され、該端末装置
    から入力される情報提供要求に基づいて情報を端末装置
    に提供するコンピュータ網情報蓄積提供装置であって、
    前記端末装置からの情報提供要求が電話網音声蓄積提供
    装置に蓄積された音声データである場合、電話網音声蓄
    積提供装置に蓄積された前記音声データを電話網音声蓄
    積提供装置からコンピュータ網情報蓄積提供装置に導入
    し、この導入した音声データをコンピュータ網情報蓄積
    提供装置からネットワークを介して前記端末装置に提供
    するコンピュータ網情報蓄積提供装置とを有することを
    特徴とするコンピュータ網音声情報サービス提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記端末装置は、情報提供要求を受け付
    け、該情報提供要求をコンピュータ網情報蓄積提供装置
    に送信する送信手段と、コンピュータ網情報蓄積提供装
    置から提供される前記音声データを含む情報を提示する
    提示手段とを有し、 前記コンピュータ網情報蓄積提供装置は、前記音声デー
    タを含む情報を蓄積する情報蓄積手段と、前記端末装置
    から送信される前記情報提供要求を受信する要求受信手
    段と、該要求受信手段で受信した前記情報提供要求に該
    当する情報を前記情報蓄積手段から読み出し、前記端末
    装置に送信する情報提供手段と、電話網音声蓄積提供装
    置に蓄積されている音声データを導入し、該音声データ
    を前記情報蓄積手段に蓄積する音声情報導入手段とを有
    することを特徴とする請求項6記載のコンピュータ網音
    声情報サービス提供システム。
  8. 【請求項8】 前記音声情報導入手段は、前記音声デー
    タが前記情報提供要求に対応しているか否かに関わら
    ず、前記情報蓄積手段に蓄積されていない音声データを
    電話網音声蓄積提供装置から導入し、前記情報蓄積手段
    に蓄積する手段を有することを特徴とする請求項7記載
    のコンピュータ網音声情報サービス提供システム。
  9. 【請求項9】 前記音声情報導入手段は、前記端末装置
    からの情報提供要求の入力の有無に関わらず、前記情報
    蓄積手段に蓄積されていない音声データを所定の時刻に
    電話網音声蓄積提供装置から導入し、前記情報蓄積手段
    に蓄積する手段を有することを特徴とする請求項7記載
    のコンピュータ網音声情報サービス提供システム。
  10. 【請求項10】 前記音声情報導入手段は、前記端末装
    置からの情報提供要求の入力の有無に関わらず、前記電
    話網音声蓄積提供装置に音声データが蓄積されたことを
    契機として、音声データを電話網音声蓄積提供装置から
    前記情報蓄積手段に導入する手段を有することを特徴と
    する請求項7記載のコンピュータ網音声情報サービス提
    供システム。
  11. 【請求項11】 前記音声情報導入手段は、前記音声デ
    ータを他の音声データとの関係情報、音声データが録音
    された時刻、音声データの録音時間、音声データの再生
    に必要な認証鍵、音声データの消去に必要な認証鍵を含
    む付随情報とともに前記情報蓄積手段に導入する手段を
    有することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか
    に記載のコンピュータ網音声情報サービス提供システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7194071B2 (en) 2000-12-28 2007-03-20 Intel Corporation Enhanced media gateway control protocol
US7751554B2 (en) 2004-03-17 2010-07-06 Ntt Docomo, Inc. Sound information providing system

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