JPH11289551A - 表示装置およびその制御方法 - Google Patents

表示装置およびその制御方法

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JPH11289551A
JPH11289551A JP10091279A JP9127998A JPH11289551A JP H11289551 A JPH11289551 A JP H11289551A JP 10091279 A JP10091279 A JP 10091279A JP 9127998 A JP9127998 A JP 9127998A JP H11289551 A JPH11289551 A JP H11289551A
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synchronization
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研治 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力化を図りながら、高画質化に対応した
表示も行える表示装置およびその制御方法の提供。 【解決手段】 表示装置10は、処理選択部12で選択し
て、処理選択部12が動的表示の側を選択した際に、同期
ムービ処理部14で供給される色データと出力される色デ
ータとを整数倍の関係にして、入出力時の色データのタ
イミングを同期させ、空隙画素の補間により複数のライ
ンを生成することでRGB の3色の同時に出力させ、垂直
タイミングにも同期させてディスプレイ18に表示するこ
とにより、この生成されたラインだけで的確に画面表示
させて従来の同期ムービのようにたとえば、2画面分の
フィールドメモリのように色データすべてを格納して処
理するのではなく、必要とするラインだけを用いて表示
させている。また、静的表示の側の選択では、静止画処
理部16で高解像度表示用の色データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯可能でありな
がら、連続して供給されるデータを実時間での画面表示
を可能にする表示装置およびその制御方法に関し、特に
上述したようなデータを実時間表示する、いわゆるムー
ビモード機能を有するディジタルスチルカメラ等に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】供給されるデータは画面に、一群の画像
点、すなわちドットで表示される、画素である。また、
画面を構成する際に、この画素を大量に用いて表示する
ことにより、画質を高め、ドットピッチが狭ければ画質
の解像度も高めることができることが知られている。こ
のようにして一枚の(静止)画像が生成される。これに
対して、動画表示する場合、複数の画像は予め定めた時
間内での表示規格に基づいて表示が行われる。このと
き、この規格を満足する表示は、実時間で表示処理を行
っているという。
【0003】このような実時間処理を行うために複雑な
制御処理を行う際に、高速で動作可能なメモリ等の各種
のデバイスを用いている。しかしながら、この制御処理
には、上述したこれらのデバイスが入手し難い事情やメ
モリ内のデータ管理のアクセスおよびデータ入出力を行
うためのアクセス、すなわち、たとえばメモリへの二重
アクセスによって表示が制限されてしまう等の問題があ
る。
【0004】そこで、特開平6-124073号公報では、低速
なメモリで高品位な動画の連続再生を可能にすることが
提案されている。また、特開平6-215120号公報では、二
重アクセスの問題解決および低コストで提供する表示能
力の高いシステムが提案されている。これらの提案は、
いずれも実時間表示を満足しない、非同期ムービ方式で
ある。この方式では、搭載する2面のメモリの一方にデ
ータをフィールド/フレーム毎に記録し、予め入力され
ているデータを他方から読み出す処理が行われる。ただ
し、この一連の処理は、一旦記録を行ったりすることに
より、表示には遅延が生じている。
【0005】また、上述した方式と異なる方式に同期方
式がある。この方式はメモリに記録することなく、入力
データをそのまま画像表示で要求される垂直レートに同
期させて出力させている。たとえばVGA (Video Graphi
cs Array)規格の画像表示においてこの方式が用いられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近ディジ
タルスチルカメラのように小さな携帯機器には、機器の
携帯性から一般的に電源供給形態の一つに電池が用いら
れている。ディジタルスチルカメラ等のような撮影装置
の場合、記録媒体へのデータ記録および/または記録媒
体からのデータ再生が静止画撮影モードでは常時行われ
ているわけではないので、電池寿命にそれほど影響しな
い。一般的に、上述した表示装置の使い勝手を考慮して
被写界のモニタのため、たとえばCCD (Charge Coupled
Device:以下、CCD という)撮像装置からの信号読出し
と、モニタへの被写界表示に電池の電力が消費されてい
ることが多い。
【0007】省電力化を検討すると、前述した非同期方
式では、それぞれ1フレーム以上のメモリ容量を有する
メモリを2個使用していることから、消費電力が大きく
携帯機器にはあまり適さないことが判る。
【0008】そこで、消費電力を抑えることが可能な同
期方式を検討してみると、たとえば使用する色フィルタ
にベイヤ配列を用いる場合、CCD 撮像装置では順次的に
信号読出しを行うと第1フィールドと第2フィールドか
らそれぞれ画素RG, BGの2つずつの信号しか得られな
い。しかしながら、同期方式を用いて画像表示させる場
合、RGB の3色が同時化できて初めて再生が可能になる
ので、単に同期方式は採用することができない。同期方
式でムービを実現させるには、メモリが必要になる。こ
れは、省電力化の方針に反することになる。
【0009】また、現在、このように機器が小型化する
傾向にありながら、省電力化と相反するように画質の要
求から画素数は、増加する傾向にある。この画素数の増
加は、今後の表示規格の時間内に撮影した画素からの信
号読出しができなくなることも意味している。
【0010】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、省電力化を図りながら、高画質化に対応した表示も
行える表示装置およびその制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、携帯可能であり、かつ三原色RGB の色フ
ィルタに対応して各画素が配される撮像手段から供給さ
れる色データを用いて予め設定された規格が満たされる
ように表示が行われる表示装置であって、撮像手段の各
画素から供給される色データを用いて、高品質な一画像
を表示する静的な表示制御と動的に複数の画像を表示す
る動的な表示制御とに場合分けする表示切換手段と、こ
の表示切換手段が動的な表示制御の側を選択した際に供
給される色データと出力される色データとを整数倍で同
期させる関係にタイミング調整するとともに、供給され
る色データを用いてこの色データの画素間に位置する空
隙画素の補間をして複数のラインを生成する第1同期補
間手段と、静的な表示制御の側が選択された際に供給さ
れる色データを一旦格納する一画面以上の容量のメモリ
手段と、このメモリ手段から出力される色データを用い
てこの色データの補間を行う色データ補間手段とを含
み、第1同期補間手段あるいは色データ補間手段からの
出力を同期させる関係と異なる垂直タイミングにも同期
させて画像を表示する表示手段に供給することを特徴と
する。
【0012】ここで、同期補間手段は、供給される色デ
ータの取込みタイミングを示す第1の同期信号に応じて
まとめて1ラインをサンプリングするサンプリング手段
と、このサンプリング手段の出力の供給先を選択する出
力選択手段と、この出力選択手段からの色データを記憶
させるとともに、タイミング調整して記憶している色デ
ータを出力させる入出力調整手段と、この入出力調整手
段からの出力に基づいて画素の空隙位置の色データを補
間するとともに、この補間された色データの読出しタイ
ミングを示す第2の同期信号に応じて出力させる第2同
期補間手段とを含み、第2同期補間手段からの色データ
は第3の同期信号に同期させて表示されることが望まし
い。
【0013】入力タイミング生成手段は、色フィルタの
配置パターンがベイヤの場合、駆動タイミングを連続し
て2ライン読み出す駆動とすることが好ましい。
【0014】第1の同期信号および第2の同期信号は、
予め規定された方式におけるそれぞれ入力水平同期信号
と出力水平同期信号で両信号の周波数が整数倍の関係に
あり、第3の同期信号は、方式の垂直同期信号であると
有利である。
【0015】この表示装置と、第1同期補間手段あるい
は色データ補間手段程からの出力を記録媒体に記録する
記録手段と、記録媒体から記録データを読み出す再生手
段とを含むディジタルスチルカメラにおいて、第1同期
補間手段、色データ補間手段あるいは再生手段からの出
力を同期させる水平タイミング関係だけでなく、この関
係とは異なる垂直タイミングに同期させて表示すること
が好ましい。
【0016】本発明の表示装置は、表示切換手段で動的
表示と静的表示とを選択して、この表示切換手段が動的
表示の側を選択した際に、第1同期補間手段で供給され
る色データと出力される色データとを整数倍の関係にし
て、入出力における色データのタイミングを同期させ、
空隙画素の補間により複数のラインを生成することでRG
B の3色の同時に出力することを可能にし、垂直タイミ
ングにも同期させて表示することにより、この生成され
たラインだけで的確に画面表示させることができる。こ
のとき従来の同期ムービのようにたとえば、2画面分の
フィールドメモリのように色データすべてを格納して処
理するのではなく、必要とするラインだけを用いて表示
させている。また、静的な表示の側が選択された際に、
供給される色データを一旦格納し、色データ補間手段で
この色データを用いて補間を行って高画質な静止画が生
成され、第1同期補間手段あるいは色データ補間手段か
らの出力を垂直タイミングに同期させて表示することに
より、表示手段の解像度が有する能力を最大限に発揮し
て高解像度な画像を表示させることができる。
【0017】また、本発明は、携帯可能であり、かつ三
原色RGB の色フィルタに対応して各画素が配される撮像
手段から供給される色データを用いて予め設定された規
格が満たされるように表示が行われる表示装置の制御方
法であって、撮像手段の各画素から供給される色データ
を用いて、高品質な一画像を表示する静的な表示と動的
に複数の画像を表示する動的表示とに場合分けする表示
切換工程と、この表示切換工程で動的表示の側を選択し
た際に供給される色データと出力される色データとを整
数倍で同期させる関係にタイミング調整するとともに、
供給される色データを用いてこの色データの画素間に位
置する空隙画素の補間を行って複数のラインを生成する
同期補間工程と、表示切換工程で静的な表示の側を選択
した際に供給される色データを一画面以上の容量で一旦
格納する画面格納工程と、この画面格納工程で格納した
色データを用いてこの色データの補間を行う画面補間工
程とを含み、同期補間工程あるいは前記画面補間工程か
らの出力を同期させる関係と異なる垂直タイミングにも
同期させて画像を表示することを特徴とする。
【0018】ここで、同期補間工程は、供給される色デ
ータの取込み信号を示す第1の同期信号に応じてまとめ
て1ラインをサンプリングするサンプリング工程と、こ
のサンプリング工程で得られた出力の供給先を選択する
出力選択工程と、この出力選択工程で選択した先に色デ
ータを供給してこの色データを記憶させるとともに、タ
イミング調整して記憶している色データを出力させる入
出力調整工程と、この入出力調整工程で調整からの出力
に基づいて画素の空隙位置の色データを補間するととも
に、この補間された色データの読出しタイミングを示す
第2の同期信号に応じて出力させる補間工程とを含み、
補間工程からの色データを第3の同期信号に同期させて
表示する表示工程とを含むことが好ましい。
【0019】第1の同期信号および前記第2の同期信号
は、予め規定された方式におけるそれぞれ入力水平同期
信号と出力水平同期信号で両信号の周波数が整数倍の関
係にあり、第3の同期信号は、方式の垂直同期信号であ
ることが望ましい。
【0020】また、表示装置が適用されたディジタルス
チルカメラは、同期補間工程あるいは画面補間工程から
得られる出力を記録媒体に記録する記録工程と、この記
録媒体から記録データを読み出す再生工程とを含むその
制御方法において、表示装置の制御方法に加えて、同期
補間工程、画面補間工程あるいは再生工程で得られる出
力を同期させる水平タイミング関係だけでなく、この関
係とは異なる垂直タイミングに同期させて表示する表示
工程とを含むことが望ましい。
【0021】本発明の表示装置の制御方法は、表示切換
工程での場合分けして、同期補間工程で供給される色デ
ータと出力される色データとを整数倍の関係にして、入
出力における色データのタイミングを同期させ、空隙画
素の補間により複数のラインを生成することでRGB の3
色の同時に出力することを可能にし、垂直タイミングに
も同期させて表示することにより、この生成されたライ
ンだけで的確に画面表示させることができる。このとき
従来の同期ムービのようにたとえば、2画面分のフィー
ルドメモリのように色データすべてを格納して処理する
のではなく、必要とするラインだけを用いて間引きされ
た画像を同期ムービで表示させている。また、静的表示
では画面格納工程、画面補間工程により得られた画像を
表示能力を最大限活かすように表示できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる表示装置およびその制御方法の実施例を詳細に説明
する。
【0023】本発明は、従来の同期ムービを行う場合の
メモリ構成と異なるメモリ構成を用いてメモリへのデー
タの入力とこのメモリから出力されるデータをタイミン
グ調整して画面表示することにより表示が同期ムービと
なることに特徴がある。ここで、表示装置10は、同期ム
ービが従来の同期ムービに比べて装置の消費電力が抑え
られるので、携帯機器に適用した場合、従来よりも長時
間使用が可能になることも示す。表示装置10は、携帯機
器に適用する場合を想定して、電荷結合素子(Charge C
oupled Device:以下、CCDという)により撮像された信号
を表示させるまで装置の各部およびその制御について図
1〜図8を参照しながら説明する。
【0024】表示装置10には、図1に示すように、撮像
系1 としてCCD 1a, 相関二重サンプリング(Correlated
Double Sampling: 以下、CDS という)処理部1bおよび
A/D変換部1cが備えられている。撮像系1 は、CCD 1aか
らの撮像信号(信号電荷)をたとえば線順次的に読み出
して転送することによってCDS 処理部1bに供給し、この
供給された信号の熱雑音等によって生じる雑音等を除去
し、ここで得られた信号をA/D 変換部1cでディジタル信
号にして表示装置10に供給している。ディジタル信号
は、1画素を 8ビットパラレルのデータで表している。
【0025】表示装置10には、供給された信号に各種の
処理を施して最終的にディスプレイ18に表示させてい
る。この表示を行う上で表示装置10は、処理選択部12、
同期ムービ処理部14、静止画処理部16およびディスプレ
イ18が備えられている。また、図示しないが、これらの
各部は制御部によって制御を受けている。
【0026】処理選択部12は、表示装置10がどのモード
で表示するかを選択する。この選択は、たとえば筺体上
に配設された選択スイッチ(図示せず)のユーザの操作
によって行われる。この操作によって決められた選択信
号SEL が処理選択部12に供給される。また、この選択信
号SEL は、後述するディスプレイ18の信号選択にも用い
られる。
【0027】同期ムービ処理部14には、入出力調整部14
a および色データ補間部14b が備えられている。ここ
で、入出力調整部14a は、処理選択部12から供給される
色データの入力と出力とのタイミングを同期させて行
い、この処理が行われる間に色データ補間を可能にする
色データが得られるように信号処理を行う。このような
処理を行うため入出力調整部14a には、タイミング生成
部140a、タイミング調整部140bおよび同期信号生成部14
0cが含まれている。
【0028】タイミング生成部140aは、制御部(図示せ
ず)からの制御信号CONTに応じてCCD 1aの駆動信号やタ
イミング調整部140bの後述する各種制御信号を生成して
いる。同期信号生成部140cも制御部(図示せず)からの
制御信号に応じて動作させている。同期信号生成部140c
は、ディスプレイ18が用いる、たとえば現行放送方式の
水平同期信号および垂直同期信号を生成している。すな
わち、NTSC(NationalTelevision System Committee)
方式の場合、水平同期信号fh=15.734266kHz および垂直
同期信号fv=60Hz である。ここで、CCD 1aには、後述す
るようにたとえば640 ×240 画素の表示において水平同
期信号fhの2倍の周波数で読み出せるように駆動信号が
供給されている。また、同期信号生成部140cは、生成し
た同期信号を静止画処理部16にも供給している。
【0029】タイミング調整部140bには、図2の配置図
に示すように図3および図4の構成が備えられている。
タイミング調整部140bは、入力される色データに処理を
施している。図1のタイミング調整部140bには、サンプ
リング処理部14A 、 多重化部(MUX )14B 、ラインメモ
リ部14C およびデータラッチ部14D が備えられている。
ベイヤ配列でRGB の3色同時化を行うため供給される連
続2ライン分の色データを1ラインとして扱う必要が生
じる。このため、サンプリング処理部14A は、たとえば
前処理を受けた後で供給される1画素あたり 8ビットの
色データを1ライン分格納する。この格納には1ライン
の画素から得られる色データをシフトレジスタ部140Aが
用いられる。シフトレジスタ部140Aには、水平同期信号
fhに同期したイネーブル信号HEが供給される。シフトレ
ジスタ部140Aは、この供給される信号が、たとえば、レ
ベル"L" の期間だけCCD 1aの水平駆動信号HDに同期して
1ライン分の色データを取り込みを開始する。そして、
シフトレジスタ部140Aは、1つ前に取り込んだラインを
イネーブル信号HEのたとえば、レベル"H" 期間に出力す
る。シフトレジスト部140Aは、サンプリングクロックSC
K に応じて供給される色データを取り込み、遅延処理を
施してこの色データを出力する。この結果、シフトレジ
スタ部140Aの出力するラインと現在撮像系1 から供給さ
れるラインを合わせて計16ビットの色データが多重化部
14B に供給される。
【0030】ただし、撮像系1 のCCD 1aがたとえば2ラ
イン同時の全画素読出しを行っている場合、このサンプ
リング処理部14A は不要となる。このように、撮像系1
からVGA (Video Graphics Array)規格の色データをCC
D 1aから読み出した2ラインで1ラインを表すことか
ら、VGA 規格の色データが縦方向に半分の640 ×240 ド
ット対応の色データが供給されたことと同等になる。こ
のとき、画素の配列を図示すると、図5(a) に示すよう
な配置となる。
【0031】多重化部14B は、16ビットの色データ、2
ライン分(GRGRGR・・・/BGBGBG・・・ )を16ビット単位その
ままにラインメモリ部14C の各ラインメモリ140C〜146C
に供給する。多重化部14B は、MUX 制御信号MXC に応じ
て動作している。単に16ビットの色データのままライン
メモリ部14C に出力すると、後述する色分離部141bでは
複雑なデータ処理が必要になる。
【0032】ところで、多重化部14B は、1つのライン
メモリに画素GRあるいは画素BGのラインを2ライン分ず
つ書き込めるように多重化させてもよい。この場合、多
重化部14B は、図示しないが画素GR, BGをそれぞれ格納
するシフトレジスタが備えられている。これにより、最
初に供給された2ライン分(GRGRGR・・・/BGBGBG・・・ )が
格納され、さらに供給される2ラインの計4ライン分を
用いて多重化することにより画素GR, BGのラインが2ラ
インずつ形成される。この結果、ラインメモリ140Cに
は、2ライン分の"GRGRGR・・・/GRGRGR・・・" 、ラインメモ
リ142Cには、2ライン分の"BGBGBG・・・/BGBGBG・・・" 16ビ
ットで格納される。
【0033】また、後述する図6のタイミングチャート
のように、ラインメモリを2つずつ動作させる場合、多
重化部14B とラインメモリ部14C の各ラインメモリ140C
〜146Cとは16ビットのデータバスで接続されている。し
かしながら、各ラインメモリ140C〜146Cは、それぞれ64
0 ワード×8 ビット×2 で構成されている。ラインメモ
リには、多重化部14B で分けた色データのライン毎に供
給される。すなわち、後述するように同じ画素の集まり
の上位8 ビットと下位8 ビットとして供給される。この
ように供給される色データは、読み出される際に、同時
に読み出される。
【0034】このため、ラインメモリ140C〜146Cは、画
素GRあるいは画素BGのラインに分類された2種類のライ
ンメモリができることになる。ラインメモリ140C〜146C
には、それぞれに書込み/読出し制御信号WRC0〜WRC6と
アドレス信号ADR0〜ADR6が供給されている。動作タイミ
ングについては後段で述べる。したがって、ラインメモ
リ140C〜146Cは、上位および下位のメモリを合わせると
640 ワード×16ビットである。
【0035】データラッチ部14D は、ラインメモリ140C
〜146Cからそれぞれ供給される色データをラッチ回路14
0D〜146Dにて供給されるラッチ用クロックLCK のタイミ
ングで一時的にラッチした後、色データ補間部14b に出
力する。このデータはそれぞれGBおよびRGからなる2種
類の色ラインデータである。
【0036】次に図4に示す色データ補間部14b を説明
する。色データ補間部14b には、色分離(DEMUX )部14
1b、ラッチ回路143b, 147b、加算器145bおよび切換スイ
ッチSW1, SW2が備えられている。色分離(DEMUX )部14
1bは、供給される16ビットのGR色ラインデータと16ビッ
トのBG色ラインデータに対してRGB の各色に分離するよ
うに分離制御信号DMXCに応じて動作させる。
【0037】この処理によりラッチ回路140Dから供給さ
れる16ビットのGR色ラインデータを8ビットずつ"_R_R_R
・・・" からなる色データを分離する。ここで、記号"_"
は、分離処理により抜けた画素G に対応する位置を示し
ている。この際、色データの一方の半分は、そのまま32
0 画素分の色データとして切換スイッチSW1 の端子aに
出力され、他方の 8ビットの色データは、ラッチ回路14
3bに供給する。ラッチ回路143bは、1画素分の遅延素子
として機能するように考慮された補償用クロックCCK が
供給されている。ラッチ回路143bはこの遅延処理を施し
て切換スイッチSW1 の端子b に出力する。切換スイッチ
SW1 は端子a, bを1画素毎に選択することによりそのま
ま出力された320 画素分の色データと遅延処理された32
0 画素分とが合成される。切換スイッチSW1 の切換え
は、各画素を取り込む際に用いたサンプリングクロック
SCK の倍周期、すなわち1/2 の周波数となる。この信号
を1/2SCKと表す。この処理により、前述した画素G に対
応する位置にラッチ回路143bの出力が収まることによ
り、640 画素分の色データR が生成される。
【0038】同様に、ラッチ回路142Dから供給される16
ビットのBG色ラインデータを画素Bの色データに対して
も 8ビットずつ"B_B_B_・・・" に分離しラッチ回路147b、
切換スイッチSW2 を用いて画素G の対応位置"_" にはめ
込むことにより、640 画素分の色データを補間生成して
いる。また、画素G について色分離(DEMUX )部141b
は、ラッチ回路140Dから供給される下位8 ビットのGR色
ラインデータとラッチ回路142Dから供給される上位8 ビ
ットのBG色ラインデータの中からそれぞれ 8ビットずつ
G の色データ"G_G_G_・・・/_G_G_G・・・" だけを取り出して
加算器145bに供給する。このようにベイヤ配置のため画
素G の位置がずれているので、単に加算だけで済ませて
もよい。また、加算器145bの代わりに切換スイッチを用
いると、各画素G のデータと位置の関係を正確に反映で
きるので、有利である。
【0039】ここで、ライン数を考慮すると、画素R, B
の色データは、4ラインで1ラインが完全に補間される
ことになり、120 ラインしか表示できない。もう1ライ
ンは、同じデータを表示することにより補間する。この
出力を得るために、後述するように補間生成された色デ
ータを1ライン分のシフトレジスタに供給して遅延さ
せ、他方、何も遅延処理をしないスルー出力させるとよ
いことが判る。これにより計240 ラインに表示ライン数
を合わせている。この場合、この処理は水平解像度を重
視し、垂直解像度を実際には1/4 にしている。ただし、
取り出す色データは空間的な配置関係を考慮して選ぶ
と、相関性のよいデータが得られる。
【0040】このようにして色データ補間部14b は、得
られた色データRGB (図5(b) を参照)をディスプレイ
18に送る。ただし、図5(b) のドットを含んで表される
画素は、補間処理により得られる空隙画素を示してい
る。ディスプレイ18には、静止画処理部16からも色デー
タが供給されている。しかしながら、回路構成の複雑さ
を避けるため、色データ補間部14b と静止画処理部16と
からそれぞれ供給される色データの色データ切換部の構
成は省略し、色データ補間部14b からの色データの処理
についてだけ説明する。
【0041】ディスプレイ18は、色データ補間部14b か
らのRGB データに信号処理を施して表示部(図示せず)
に映像信号を出力する。映像信号を出力する構成として
ディスプレイ18には、YC変換部18a 、エンコーダ18b お
よびD/A 変換部18c が備えられている。YC変換部18a
は、供給された色データRGB を輝度信号Y と色信号C に
変換する。特に色信号C は色差信号Cr=(R-Y), Cb=(B-Y)
に変換する。この変換は、前述したNTSC方式の場合、計
算式に色データRGB を代入して容易に算出することがで
きる。これらの処理によって生成される色データは図5
(c) に示すように得られる。
【0042】エンコーダ18b は、たとえばNTSC方式の規
格のコンポーネント信号である輝度信号Y,色信号C をコ
ンポジット信号にする。
【0043】D/A 変換部18c は、エンコーダ18b からの
出力をアナログ信号に変換して映像信号を表示部(図示
せず)に出力している。
【0044】また、前述した同期ムービによる動画表示
と異なる静止画表示は、静止画処理部16で処理が行われ
ている。静止画処理部16は、処理選択部12からの色デー
タを少なくとも一画面分記憶可能なフレームメモリ16a
と、ベイヤ配置により生じるRGB の空隙画素を補償する
色データ補間部16b とを含んでいる。色データ補間部16
b は、各色に着目して色データの存在する画素の間に位
置する空隙画素の色データ算出の際にたとえば、存在す
る色データの案分比例を行ったり色データに重み係数等
を乗算することによって空隙画素の値を求めている。静
止画処理部16は、このようにメモリを用いて同時にRGB
を求めて生成した色データをディスプレイ18に供給して
いる。従来の同期ムービは、この静止画処理の延長上に
ある技術であることが判る。静止画処理部16は、複数の
フレームメモリを用いて演算処理を行うことから、電力
消費が大きい。比較として同期ムービ処理部14は、大き
なメモリを用いず、ラインメモリの使用およびその制御
によりRGB の3色を同時に生成して同期ムービを行って
いるので、消費電力を抑えることができる。これによ
り、表示装置10は、電池寿命を従来よりも長くさせるこ
とができる。
【0045】次に表示装置10の動作について図6のタイ
ミングチャートを参照しながら説明する。CCD 1aから信
号を読み出す開始のタイミングを示す入力水平同期信号
HI,通常の現行放送方式の水平同期信号に等しい出力水
平同期信号HDに同期させながら色データに対して各種の
処理を施す(たとえば、図6(a), (b)を参照)。撮像系
1 のCCD 1aには、入力水平同期信号HIに同期させるよう
にタイミング生成部140aから駆動タイミングの一つとし
て供給される撮像データ有効信号MYENが供給される。こ
こで、図示しないが入力水平同期信号HIは、出力水平同
期信号HDの倍の周波数である。CCD 1aは、この撮像デー
タ有効信号MYENがレベル"L" の期間中CCD 1aからのデー
タ読出しがイネーブル状態になる。撮像データは、図6
(d) に示すように、たとえば10ビットのデータ(9:0 )
である。
【0046】この読み出した撮像データに前処理を施す
ことにより、図6(c) の撮像データ有効信号MYENは、時
刻t1で図6(e) に示す前処理後撮像データ有効信号MPYE
N となる。撮像データは、前処理が施されることによっ
てビット数が 8ビットのデータMPDT(7:0) になる(図6
(f) を参照)。このとき、 8ビットのデータMPDT(7:0)
がサンプリング処理部14A によって16ビットの色データ
になり、さらに多重化部14B を介してラインメモリ140
C, 142Cに 8ビットずつ供給される。また、16ビットの
色データとするため、次の入力水平同期信号HIに同期さ
せて撮像データを時刻t2で 8ビットのデータMPDT(7:0)
がサンプリング処理部14A 、多重化部14Bを介してライ
ンメモリ140C, 142Cに供給される。したがって、この時
刻t1〜t2の期間中ラインメモリ140C, 142Cは、図5(g),
(h) の書込み/読出し制御信号WRC0, WRC2がレベル"H"
、すなわち書込みイネーブル状態になっている。
【0047】次に出力水平同期信号HDの入力に同期して
ラインメモリ140C, 142Cには、書込み/読出し制御信号
WRC0, WRC2がレベル"L" で供給され、かつアドレスADR
0, ADR2(図6(k), (l)を参照)が供給され、読出しイ
ネーブル状態になっている。この読み出された色データ
は直ちにデータラッチ部14D のラッチ回路140D, 142D、
色データ補間部14b に供給される。図6のタイミングチ
ャートに図示していないが、色データ補間部14b の色分
離(DEMUX )部141bで、この場合画素GR, BGに対応する
各画素の色データを各色毎に高速処理によって分離す
る。このとき、色分離(DEMUX )部141bは、図4に示し
たように、各色について上位 8ビットと下位8ビットに
分離して出力している。これは、空隙画素の色データを
補間するため、一方の色データを1画素分だけ遅延させ
て他方の色データと合成させることによって補間処理の
施された 8ビットの640 画素分の色データを生成してい
る。色データ補間部14b は、時刻t3に同時に3色RGB を
出力する(図6(o) 〜(q) を参照)。
【0048】ここで、図4の色データ補間部14b には、
図示していないが、3色RGB の色データをそのまま出力
するとともに、たとえば、図3に示したサンプリング処
理部14A のシフトレジスタ部140Aと同じ構成のライン補
間部(図示せず)を設ける。この構成を用いることによ
り、色データ補間部14b が1ライン分出力した後に、同
じ色データではあるが1ライン分が出力される。なぜな
ら、表示装置10は、4ラインから1ラインの色データを
生成しているので、このままではVGA 規格を用いた方式
では、供給された信号が640 ×120 画素で表示されるこ
とになる。垂直解像度は低下するが、これを回避するた
めに上述した構成を用いる。この結果、色データ補間部
14b は、図5(b) の640 ×240 画素に対応した出力を行
うことができる。
【0049】また、半分のラインメモリ144C, 146Cにも
この期間中それぞれ書込み/読出し制御信号WRC4, WRC6
が供給される。前述と逆の制御が行われている。このた
め、ラインメモリ140C, 142Cが書込み処理の間、ライン
メモリ144C, 146Cは読出し処理を行うことにより間欠す
ることなく色データを出力させるとともに、表示装置10
は、垂直同期信号を1/60(s) で出力表示させる。これ
は、表示装置10がタイミング生成部140a, 同期信号生成
部140cにより入力と出力を完全に同期させているから可
能となる。たとえば高精細度表示の場合、1280×1024画
素が1/15(s) で読み出すとき、表示装置10に1/60(s) の
垂直同期信号で表示させるには、256 本を用いれば同期
ムービとなることが判る。
【0050】次に表示装置10をSXGA(Super eXtended G
raphics Array:以下、単にSXGAという)規格に適用した
場合について説明する。この場合も構成は同じであるた
め省略し、その動作について図7を参照しながら説明す
る。SXGA規格とは、VGA 規格の2倍の画素を有してい
る。入力側として1280×120 画素を出力側では640 ×24
0 画素に1/60(s) の垂直同期信号で同期させる場合の例
を示す。
【0051】ここで、表示装置10は、入力の転送速度と
出力の転送速度を同一周波数とするとき、水平転送に要
する時間はVGA 規格のときの2倍となることは明らかで
ある。この場合、入力水平同期信号HIの供給を受けた
後、図3のサンプリング処理部14A 、多重化部14B を介
して 8ビットずつ分類してラインメモリ140C, 142Cに格
納し、最終的に16ビットの画素GR,BG をそれぞれ格納す
る。図3の多重化部14Bとラインメモリ部14C との接続
関係は、機能的に表示している。すなわち、ラインメモ
リ部14C には、多重化部14B からラインの種類に応じた
色データが 8ビットずつ供給してメモリに格納される。
【0052】ラインメモリ140Cには、画素G, Rの内、時
刻t4で格納した色データが読み出されるように出力水平
同期信号HDに同期して読出しアクセスが開始される(時
刻t6での図5(k) を参照)。このとき、ラインメモリ14
2Cに対しても読出しアクセスが開始される。これによ
り、画素B, Gの色データが読み出される。これらの読み
出された色データは、色分離部141bで各色G, Rに分離さ
れる。この場合、画素Rは画素数が640 個あることか
ら、読み出した色データを基に補間する必要がなくな
る。色データ補間部14b は、そのままに、たとえば上位
8ビットの画素R を出力するとともに、前述した場合と
同様に図示しないシフトレジスタを介して次の出力水平
同期信号HDに同期した色データR を時刻t7に出力する。
画素B についても、ラインメモリ142Cを、ラインメモリ
140Cと同様に動作させ色分離処理を行うことによって2
ライン分の色データB が出力される。
【0053】ただし、画素G については、ラインメモリ
140C, 142Cからそれぞれ640 個ずつ得られるので、色分
離部141bは、たとえば時刻t6に出力する色データG をラ
インメモリ140Cからの色データGrとし、時刻t7に出力す
る色データG をラインメモリ142Cからの色データGbとす
る。
【0054】時刻t5で入力出力同期信号HIが供給された
ときもラインメモリ140C, 142Cにそれぞれ色データが格
納される。前述と同様に下位 8ビットの色データがそれ
ぞれ出力される。このように1Hを1280画素とするCCD 1a
から2水平同期分の色データを基に時刻t6〜t8までの
間、すなわち出力水平同期信号HOが4ライン出力される
間に3色のRGB が同時に出力される。これにより、表示
装置10は、この場合も同期ムービが可能になることが判
る。
【0055】また、規格の違う表示を同じ周波数、たと
えば1/60(s) の垂直同期信号で同期させるため、垂直方
向の間引きを考慮する必要がある。通常、1/15(s) で表
示しているXVGA規格で1280×960 画素において、水平の
1280画素をそのままに1/60(s) で出力させるには、前述
したように水平に2倍の時間を要し、かつ垂直方向に4
倍速く動作させるのと同等の間引き(すなわち、1/8 )
が要求される。このため、垂直方向の画素数は120 であ
る。
【0056】したがって、1280×120 画素の表示をVGA
規格の640 画素で表す場合、上述した考慮を行うと、1/
60(s) の垂直同期信号で同期させるため水平方向に1/2
間引き、垂直方向に1/4 間引く必要のあることが判る。
すなわち、同期ムービの表示は、640 ×240 画素表示と
なる。
【0057】このようにラインメモリを用いて3色RGB
を同時に出力することができるようになるので、ベイヤ
配置パターンであっても同期ムービを行うことができる
ようになる。この同期ムービを可能にする表示装置10
は、従来のベイヤ配置パターンで同期ムービを行う際、
フレームメモリを用いた構成で実現させていた場合に比
べて、複数のラインメモリおよび制御回路等だけで済ま
すことができるので、同期ムービを行うための消費電力
を大幅に低減させることができる。
【0058】なお、前述した実施例は、ベイヤ配置パタ
ーンの場合について説明したが、本発明はこの配置パタ
ーンに限定されるものでなく、たとえば色フィルタの配
置パターンがG ストライプRB完全市松パターンでもRGB
補間方式を用いて空隙画素を補間し、入力水平同期信号
と出力水平同期信号を整数倍の関係にし、垂直同期信号
に同期させて表示させることにより同期ムービを行うこ
とができる。この場合、1ラインにRGB の各画素がある
ので、ベイヤ配置パターンのように2ラインから構成し
なくても済ませることができる。
【0059】次に本発明の表示装置10をディジタルスチ
ルカメラ20に適用した場合について図8の概略的な構成
を参照しながら説明する。ディジタルスチルカメラ20に
は、前述した表示装置10の構成の他に、記録再生部22お
よび操作入力部24が備えられている。表示装置10の構成
は前述の構成と同じ構成を用いているので説明を省略す
る。
【0060】記録再生部22には、供給されるデータに圧
縮処理を施す圧縮部22a と、圧縮部22a からの出力を記
録し、要求に応じて記録されているデータを読み出す外
部記憶装置22b と、外部記憶装置22b から読み出したデ
ータに伸張処理を施す伸張部22c とが備えられている。
記録再生部22は、図示しない制御部からタイミングやア
ドレス等の情報制御信号として供給される記録再生制御
信号220 によって制御されている。
【0061】圧縮部22a には、同期ムービ処理部14から
同時化する3色RGB の出力と静止画処理部16からの出力
がそれぞれ供給されている。圧縮部22a は、記録再生制
御信号220 の制御によりいずれか一方の供給される色デ
ータに圧縮処理を施す。このため、圧縮部22a は、動画
と静止画に対応した圧縮処理を施す。そのような圧縮処
理としては、たとえば、圧縮の度合いを変えて時間に応
じて最適な処理をする方法等がある。
【0062】外部記憶装置22b は、内部を図示しないが
半導体メモリ222 を含み、大量のディジタルデータを記
録する場合、たとえば光磁気記録装置等で構成されてい
る。光磁気記録装置等は、ディジタルスチルカメラ20か
ら自在に着脱できる構成にされている。ディジタルスチ
ルカメラ20は、携帯性を重視した場合、大きな装置を外
し、たとえば半導体メモリ222 だけに記録すると容易に
可搬できる。
【0063】伸張部22c は、外部記憶装置22b から読み
出した色データに圧縮部22a で施した処理と逆の処理を
施してディスプレイ18に出力する。
【0064】操作入力部24は、動画表示と静止画表示を
選択する選択信号SEL を処理選択部12とディスプレイ18
に供給するだけでなく、ディスプレイ18に表示するデー
タを撮像系1 と記録再生系22とのいずれかからのデータ
を表示させるかの選択も入力スイッチ等により行う。こ
の後者の選択によって得られた選択信号は制御部(図示
せず)に送られる。制御部は、これらの信号に応じた制
御を行うため制御信号224 もディスプレイ18に供給して
いる。
【0065】ディジタルスチルカメラ20は、表示におい
て撮像系1 と記録再生部22のいずれかの表示を行い、デ
ィスプレイ18には動画表示と静止画表示で行うかが選択
できる。画像は、前述したように常にモニタ(図示して
いない表示部)に表示させ、撮影チャンスを逃さないよ
うにオンにして待機させていることが多い。この状態を
維持するには、電池の要する電力供給量を向上させたり
消費電流を抑えることにより、電池の寿命を延ばすこと
が必要になる。このような待機状態に対応するとき、待
機モードとして静止画をたとえば数秒ないし十数秒間隔
で表示させるようにしてもよい。待機モードは、操作入
力部24でのモード選択で行う。操作入力部24は、この選
択に応じた制御を各部に行わせるため制御部(図示せ
ず)にも供給している。
【0066】実際に撮影から記録までの動作も含めた撮
影モードは、どの瞬間を記録するか場面を連続表示する
必要が生じる。このような実時間で動画表示させる場
合、操作入力部24は、撮影モードを選択する。たとえば
この表示装置10を適用しているので、複数のラインメモ
リで同期ムービを行うことができる。同期ムービは、入
力と出力とに同期して表示する方式ある。ベイヤ配置の
パターンを用いた場合、たとえばVGA 規格の場合640 ×
240 画素の画像が連続して表示される。この表示におい
て、従来のように2面分のフィールドメモリを用いるこ
となく、前述の実施例では4つのラインメモリだけを済
ませることができるので、従来に比べて有意に消費電流
を抑え、結果として電池の寿命を延ばすことができる。
これにより、ディジタルスチルカメラ20は、撮影モード
時のように連続表示が要求される処理を行って画像表示
しても表示可能時間等、カメラの稼働時間を大幅に延ば
すことができる。ディジタルスチルカメラ20を携行に適
した装置にできる。
【0067】なお、本発明の表示装置を適用した具体的
な例としてディジタルスチルカメラを挙げたが、これだ
けに適用が限定されるものでなく、他の携行機器にも適
用できることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】このように本発明の表示装置によれば、
表示切換手段で動的表示と静的表示とを選択して、動的
表示の側を選択した際に、第1同期補間手段で供給され
る色データと出力される色データとを整数倍の関係にし
て、入出力における色データのタイミングを同期させ、
空隙画素の補間により複数のラインを生成することでRG
B の3色の同時に出力することを可能にし、垂直タイミ
ングにも同期させて表示することにより、この生成され
たラインだけで的確に画面表示させることができる。こ
のとき従来の同期ムービのようにたとえば、2画面分の
フィールドメモリのように色データすべてを格納して処
理するのではなく、必要とするラインだけを用いて表示
させることができる。また、静的な表示の側が選択され
た際に、供給される色データを一旦格納し、色データ補
間手段でこの色データを用いて補間を行って高画質な静
止画が生成され、第1同期補間手段あるいは色データ補
間手段からの出力を垂直タイミングに同期させて表示す
ることにより、表示手段の解像度が有する能力を最大限
に発揮して高解像度な画像を表示させることができる。
このため、同期ムービに要する電力を無駄なく使用する
ことが可能になり、携帯時の動作時間を従来よりも延ば
すことができ、携帯機器の機能を大幅に向上させること
ができる。
【0069】また、本発明の表示装置の制御方法によれ
ば、表示切換工程での場合分けして、同期補間工程で供
給される色データと出力される色データとを整数倍の関
係にして、入出力における色データのタイミングを同期
させ、空隙画素の補間により複数のラインを生成するこ
とでRGB の3色の同時に出力することを可能にし、垂直
タイミングにも同期させて表示することにより、この生
成されたラインだけで的確に画面表示させることができ
る。このとき、従来の同期ムービのようにたとえば、2
画面分のフィールドメモリのように色データすべてを格
納して処理するのではなく、必要とするラインだけを用
い垂直同期させて間引きされた画像を同期ムービとして
表示させている。また、静的表示では画面格納工程、画
面補間工程により得られた画像を表示能力を最大限活か
すように表示できる。このように制御することにより、
装置の消費電力を抑えることが可能になり電池の寿命も
長くできる。携帯性を損なうことなく、機能を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置における一実施例の概略的な
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したタイミング調整部およびディスプ
レイの概略的な構成を分割して表す配置図である。
【図3】図2の配置図の左に位置するタイミング調整部
の概略的な構成を示すブロック図である。
【図4】図2の配置図の右に位置するタイミング調整部
の概略的な構成およびディスプレイの要部を示すブロッ
ク図である。
【図5】図1の構成に基づいて供給される色データと補
間処理による各空隙画素やYC処理の位置関係を説明する
模式図である。
【図6】図1のタイミング調整部により供給される640
×240 画素を3色RGB の同時出力させる際にこのタイミ
ング調整部の動作説明するタイミングチャートである。
【図7】図1のタイミング調整部により供給される1280
×120 画素を3色RGB の同時出力させる際にこのタイミ
ング調整部の動作説明するタイミングチャートである。
【図8】本発明の表示装置を適用したディジタルスチル
カメラの概略的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 表示装置 12 処理選択部 14 同期ムービ処理部 16 静止画処理部 18 ディスプレイ 14a 入出力調整部 14b, 16b 色データ補間部 16a フレームメモリ 140a タイミング生成部 140b タイミング調整部 140c 同期信号生成部 140C〜146C ラインメモリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能であり、かつ三原色RGB の色フ
    ィルタに対応して各画素が配される撮像手段から供給さ
    れる色データを用いて予め設定された規格が満たされる
    ように表示制御が行われる表示装置であって、該装置
    は、 前記撮像手段の各画素から供給される色データを用い
    て、高品質な一画像を表示する静的な表示制御と動的に
    複数の画像を表示する動的な表示制御とに場合分けする
    表示切換手段と、 該表示切換手段が前記動的な表示制御の側を選択した際
    に供給される色データと出力される色データとを整数倍
    で同期させる関係にタイミング調整するとともに、前記
    供給される色データを用いて該色データの画素間に位置
    する空隙画素の補間をして複数のラインを生成する第1
    同期補間手段と、 前記静的な表示制御の側が選択された際に供給される色
    データを一旦格納する一画面以上の容量のメモリ手段
    と、 該メモリ手段から出力される色データを用いて該色デー
    タの補間を行う色データ補間手段とを含み、 前記第1同期補間手段あるいは前記色データ補間手段か
    らの出力を前記同期させる関係と異なる垂直タイミング
    にも同期させて画像を表示する表示手段に供給すること
    を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記第
    1同期補間手段は、供給される色データの取込みタイミ
    ングを示す第1の同期信号に応じてまとめて1ラインを
    サンプリングするサンプリング手段と、 該サンプリング手段の出力の供給先を選択する出力選択
    手段と、 該出力選択手段からの色データを記憶させるとともに、
    タイミング調整して記憶している色データを出力させる
    入出力調整手段と、 該入出力調整手段からの出力に基づいて画素の空隙位置
    の色データを補間するとともに、該補間された色データ
    の読出しタイミングを示す第2の同期信号に応じて出力
    させる第2同期補間手段とを含み、 前記第2同期補間手段からの色データは第3の同期信号
    に同期させて表示されることを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記入
    出力調整手段は、前記撮像手段の駆動タイミングを生成
    する入力タイミング生成手段と、 前記撮像手段の駆動に応じて得られる信号に対してさら
    にタイミング調整を施すタイミング調整手段と、 前記第2同期補間手段の出力タイミングを供給する同期
    信号生成手段とを含むことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、前記入
    力タイミング生成手段は、前記色フィルタの配置パター
    ンがベイヤの場合、前記駆動タイミングを連続して2ラ
    イン読み出す駆動とすることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の装置において、前記第
    1の同期信号および前記第2の同期信号は、予め規定さ
    れた方式におけるそれぞれ入力水平同期信号と出力水平
    同期信号で両信号の周波数が整数倍の関係にあり、 前記第3の同期信号は、前記方式の垂直同期信号である
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一項に記載
    の表示装置と、前記第1同期補間手段あるいは前記色デ
    ータ補間手段からの出力を記録媒体に記録する記録手段
    と、前記記録媒体から記録データを読み出す再生手段と
    を含むディジタルスチルカメラにおいて、該カメラは、 前記第1同期補間手段、前記色データ補間手段あるいは
    前記再生手段からの出力を前記同期させる水平タイミン
    グだけでなく、この関係とは異なる垂直タイミングに同
    期させて表示することを特徴とするディジタルスチルカ
    メラ。
  7. 【請求項7】 携帯可能であり、かつ三原色RGB の色フ
    ィルタに対応して各画素が配される撮像手段から供給さ
    れる色データを用いて予め設定された規格が満たされる
    ように表示が行われる表示装置の制御方法であって、該
    方法は、 前記撮像手段の各画素から供給される色データを用い
    て、高品質な一画像を表示する静的な表示制御と動的に
    複数の画像を表示する動的な表示制御とに場合分けする
    表示切換工程と、 該表示切換工程で前記動的な表示制御の側を選択した際
    に供給される色データと出力される色データとを整数倍
    で同期させる関係にタイミング調整するとともに、前記
    供給される色データを用いて該色データの画素間に位置
    する空隙画素の補間を行って複数のラインを生成する同
    期補間工程と、 前記表示切換工程で前記静的な表示制御の側を選択した
    際に供給される色データを一画面以上の容量で一旦格納
    する画面格納工程と、 該画面格納工程で格納した色データを用いて該色データ
    の補間を行う画面補間工程とを含み、 前記同期補間工程あるいは前記画面補間工程からの出力
    を前記同期させる関係と異なる垂直タイミングにも同期
    させて画像を表示することを特徴とする表示装置の制御
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、前記同
    期補間工程は、供給される色データの取込みタイミング
    を示す第1の同期信号に応じてまとめて1ラインをサン
    プリングするサンプリング工程と、 該サンプリング工程で得られた出力の供給先を選択する
    出力選択工程と、 該出力選択工程で選択した先に前記色データを供給して
    該色データを記憶させるとともに、タイミング記憶して
    いる色データを出力させる入出力調整工程と、 該入出力調整工程で調整からの出力に基づいて画素の空
    隙位置の色データを補間するとともに、該補間された色
    データの読出しタイミングを示す第2の同期信号に応じ
    て出力させる補間工程とを含み、 前記補間工程からの色データを第3の同期信号に同期さ
    せて表示する表示工程とを含むことを特徴とする表示装
    置の制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、前記第
    1の同期信号および前記第2の同期信号は、予め規定さ
    れた方式におけるそれぞれ入力水平同期信号と出力水平
    同期信号で両信号の周波数が整数倍の関係にあり、 前記第3の同期信号は、前記方式の垂直同期信号である
    ことを特徴とする表示装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれか一項に記
    載の表示装置が適用され、前記同期補間工程あるいは前
    記画面補間工程から得られる出力を記録媒体に記録する
    記録工程と、該記録媒体から記録データを読み出す再生
    工程とを含むディジタルスチルカメラの制御方法におい
    て、該方法は、 前記同期補間工程、前記画面補間工程あるいは前記再生
    工程から得られる出力を前記同期させる水平タイミング
    関係だけでなく、この関係とは異なる垂直タイミングに
    同期させて表示する表示工程とを含むことを特徴とする
    ディジタルスチルカメラの制御方法。
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