JPH10210452A - 監視カメラシステムの画像合成方法 - Google Patents

監視カメラシステムの画像合成方法

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JPH10210452A
JPH10210452A JP9013501A JP1350197A JPH10210452A JP H10210452 A JPH10210452 A JP H10210452A JP 9013501 A JP9013501 A JP 9013501A JP 1350197 A JP1350197 A JP 1350197A JP H10210452 A JPH10210452 A JP H10210452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視システムにおいて、映像信号を合成して
各監視カメラ11〜14の映像を同時に一画面に表示するに
際し、画質の低下を防止する。 【解決手段】 RGB信号に基づいて輝度信号と色差信
号とを形成し、各監視カメラ11〜14からの信号を一水平
走査線毎に切り換えて1フレーム分の輝度信号のデータ
をメモリ72,76に記録し、色差信号のデータは1フレー
ム毎に1フィールド分の信号データを記録し、輝度信号
用メモリと色差信号用メモリとを組み合わせたデータ記
憶手段の複数を用い、各データ記憶手段71,75に接続す
るカメラの台数とデータ記憶手段71,75の数とを一致さ
せ、色差信号用メモリ73,77からは2回読み出しつつ各
データ記憶手段71,75から信号データを読み出し、デー
タの読み出し速度を書き込み速度よりも早くして、全て
のデータ記憶手段71,75における各1フィールド分の全
てのデータを1フィールドタイムで読み出してアナログ
ビデオ信号を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子(以
下単にCCDという)などを用いた小型監視カメラによ
る監視システムに関するものであって、尚詳しくは、複
数台の監視カメラで撮影した映像の合成を行う画像合成
回路を備えたシステムに関するものです。
【0002】
【従来の技術】今日、防犯用などに小型CCDカメラを
監視用カメラに用いた監視システムが多用されている。
この監視システムにおいても、近年、1台のモニタテレ
ビをもって複数台の監視カメラ、即ち複数箇所の監視を
行うようにするシステムが増加している。
【0003】この1台のモニタテレビで複数台の監視カ
メラの映像を表示する監視カメラシステムは、スイッチ
ャーにより監視カメラとモニタテレビとの接続を切り換
えて順次異なる監視カメラの映像をモニタテレビに表示
するシステムのみでなく、例えば4台の監視カメラの映
像を合成し、モニタテレビの画面を4分割して同時に各
監視カメラの映像を表示することができるようにしたシ
ステムが増加している。
【0004】このように、映像を合成して表示する監視
カメラシステムには、例えば図5に示すように、4台の
監視カメラ11〜14に対応した4個のフレームメモリ31〜
34と1つの制御部25とを主とする画像合成回路20を備え
るものがある。この画像合成回路20では、第1監視カメ
ラ11乃至第4監視カメラ14とした各監視カメラからのビ
デオ信号をアナログデジタル変換回路21によりデジタル
信号として各々第1フレームメモリ31乃至第4フレーム
メモリ34に記録するものです。
【0005】尚、図5に示したように、映像信号処理回
路15を各監視カメラ11〜14の本体と分離し、第1監視カ
メラ11乃至第4監視カメラ14からはCCD出力信号を出
力させるようにしてカメラヘッド部を小型化し、この小
型化したカメラヘッド部を各監視カメラ11〜14とするも
のや、カメラヘッド部の内部に映像信号処理回路15を組
み込み、第1監視カメラ11乃至第4監視カメラ14とした
カメラヘッド部から直接にビデオ信号を出力するように
したものもある。
【0006】そして、第1フレームメモリ31乃至第4フ
レームメモリ34は、制御部25からの書き込み制御信号L
Aにより、デジタル化されたビデオ信号の書き込みタイ
ミングが制御され、各監視カメラからのビデオ信号の
内、映像信号成分のデジタル信号が映像データとして第
1フレームメモリ31乃至第4フレームメモリ34に記録さ
れる。
【0007】尚、第1監視カメラ11乃至第4監視カメラ
14及び制御部25は、基準同期信号発生部19からの基準同
期信号を用い、垂直同期及び水平同期のタイミングを一
致させることが多い。又、制御部25からは、第1フレー
ムメモリ31乃至第4フレームメモリ34に対して読み出し
制御信号RA1,RA2も出力される。
【0008】この読み出し制御信号RA1,RA2は、書き
込み制御信号LAのタイミングと合わせ、各フレームメ
モリ31〜34に記録されてる1フレーム前の映像データを
読み出し可能とするものです。そして、ノンイタレース
のシステムでは、図6に示したように、第1フレームメ
モリ31及び第2フレームメモリ32に対して出力する第1
読み出し制御信号RA1と、第3フレームメモリ33及び第
4フレームメモリ34に対して出力する第2読み出し制御
信号RA2とのタイミングを2分の1フレームタイム(1
/2T)だけずらせて2分の1フレームタイムの時間だ
け出力し、第1読み出し制御信号RA1と第2読み出し制
御信号RA2とを2分の1フレームタイム毎に交互に出力
するものです。
【0009】又、この第1フレームメモリ31乃至第4フ
レームメモリ34は、書き込みアドレスの番地は1づつ増
加させて1番地毎に1画素分の映像データを記憶するも
のです。そして、読み出しアドレスは、2づつ増加させ
ることにより2分の1フレームタイムで1フレーム分の
映像データを出力し、1画素毎に1画素分の映像データ
を間引いて出力するものとしている。
【0010】そして、この各フレームメモリ31〜34から
出力される映像データは、各々スリーステートバスバッ
ファなどのスイッチ素子36〜39を介して同期合成回路27
に入力するものであり、このスイッチ素子は、制御部25
からの出力タイミング信号OA1,OA2,OA3,OA4によ
り、映像データの導通遮断を制御している。この出力タ
イミング信号OA1〜OA4の内、第1フレームメモリ31の
出力である映像データが入力される第1スイッチ素子3
6、及び、第2フレームメモリ32の出力である映像デー
タが入力される第2スイッチ素子37への出力タイミング
信号である第1出力タイミング信号OA1及び第2出力タ
イミング信号OA2は、最初の2分の1フレームタイムに
だけ出力される。又、第3フレームメモリ33の出力であ
る映像データが入力される第3スイッチ素子38、及び、
第4フレームメモリ34の出力である映像データが入力さ
れる第4スイッチ素子39への出力タイミング信号である
第3出力タイミング信号OA3及び第4出力タイミング信
号OA4は、後半の2分の1フレームタイムにだけ出力さ
れる。
【0011】更に、第1スイッチ素子36への第1出力タ
イミング信号OA1は、一水平走査時間内の前半だけ第1
スイッチ素子36を導通させ、第2スイッチ素子37への第
2出力タイミング信号OA2は、一水平走査時間内の後半
だけ第2スイッチ素子37を導通させるものとしている。
そして、第1フレームメモリ31に記録された映像データ
が1画素分毎に間引かれて出力されているため、第1監
視カメラ11の一水平走査線におけるデータ量が2分の1
とされて各画素の映像データが2分の1水平走査時間内
に出力される。従って、第1スイッチ素子36は、例えば
第1監視カメラ11における奇数番目走査線の各一水平走
査線分の映像データであって、データ量が2分の1に間
引かれた映像データを同期合成回路27に送ることにな
る。そして、第1スイッチ素子36が第1監視カメラ11に
おける奇数番目走査線の映像データを同期合成回路27に
送るとき、第2フレームメモリ32も第2監視カメラ12に
おける奇数番目走査線の映像データを出力し、この映像
データは第2スイッチ素子37で遮断される。
【0012】又、第1フレームメモリ31及び第2フレー
ムメモリ32が奇数番目走査線の映像データを2分の1水
平走査時間内に出力し、後半の2分の1水平走査時間内
で偶数番目走査線の映像データを1画素分づつ間引いて
出力するとき、第1スイッチ素子36が第1出力タイミン
グ信号OA1により遮断状態とされ、第2スイッチ素子37
が第2出力タイミング信号OA2により導通状態とされ
る。従って、第2スイッチ素子37は、第2監視カメラ12
における偶数番目走査線の各一水平走査線分の映像デー
タであってデータ量が2分の1に間引かれた映像データ
を同期合成回路27に送る。
【0013】このように、第1フレームメモリ31及び第
2フレームメモリ32に記憶した映像データにつき、1画
素毎に間引いた映像データを第1フレームメモリ31及び
第2フレームメモリ32から出力することにより、一水平
走査時間内に第1フレームメモリ31が出力する奇数番目
走査線の映像データの後に第2フレームメモリ32が出力
する偶数番目走査線の映像データを連続させて同期合成
回路27に入力することができる。
【0014】又、この第1フレームメモリ31及び第2フ
レームメモリ32は、読み出しアドレスを2づつ増加させ
て映像データを間引くことにより、2分の1フレームタ
イムで1フレーム分の映像データの出力を完了すること
ができる。そして、続く2分の1フレームタイムでは、
第2読み出し制御信号RA2により第3フレームメモリ33
及び第4フレームメモリ34から映像データを出力させ、
この映像データの出力に際し、第1フレームメモリ31や
第2フレームメモリ32と同様に、2画素分の映像データ
の内の1画素分の映像データを間引くようにして第3フ
レームメモリ33及び第4フレームメモリ34から映像デー
タを出力させる。従って、第3フレームメモリ33及び第
4フレームメモリ34も、1画素づつ間引いた映像データ
を出力することにより、2分の1水平走査時間に一水平
走査線分の映像データを出力し、且つ、2分の1フレー
ムタイムで1フレーム分の映像データを出力することが
できる。
【0015】更にこのとき、第3スイッチ素子38及び第
4スイッチ素子39は、第3出力タイミング信号OA3及び
第4出力タイミング信号OA4により2分の1水平走査時
間毎に交互に導通状態とされるものです。従って、後半
の2分の1フレームタイム(1/2T)では、一水平走
査時間内に第3フレームメモリ33が出力する奇数番目走
査線の映像データの後に第4フレームメモリ34が出力す
る偶数番目走査線の映像データを連続させて同期合成回
路27に入力し、2分の1フレームタイムで第3フレーム
メモリ33及び第4フレームメモリ34に記録した1フレー
ム分の映像データを、データ量を2分の1に間引いて同
期合成回路27に入力することができる。
【0016】そして、同期合成回路27は、第1フレーム
メモリ31及び第2フレームメモリ32又は第3フレームメ
モリ33及び第4フレームメモリ34から入力された映像デ
ータに、制御部25からの同期形成制御信号DAに基づい
て水平走査時間毎に水平同期信号を合成し、且つ、1フ
レームタイム毎に垂直同期信号を合成してデジタルビデ
オ信号とするものです。
【0017】従って、この同期信号を合成したデジタル
ビデオ信号をデジタルアナログ変換回路29でアナログビ
デオ信号とすれば、モニタテレビ17の画面には、左上の
4分の1画面に第1監視カメラ11で撮影した映像が表示
され、右上にの4分の1画面に第2監視カメラ12で撮影
した映像が表示され、左下にの4分の1画面に第3監視
カメラ13で撮影した映像が表示され、右下にの4分の1
画面に第4監視カメラ14で撮影した映像を表示するビデ
オ信号として、アナログビデオ信号を画像合成回路20か
ら出力することができる。
【0018】尚、図6を用いて説明した上記従来技術
は、ノンインタレース形式の監視カメラ及びモニタテレ
ビ17を用いたシステムであるも、NTSC規格などのイ
ンタレース形式の監視カメラを使用している場合は、第
1フレームメモリ31及び第2フレームメモリ32や第3フ
レームメモリ33及び第4フレームメモリ34から映像デー
タを出力させる際に、2分の1フィールドタイム毎に第
1フレームメモリ31及び第2フレームメモリ32からの出
力と第3フレームメモリ33及び第4フレームメモリ34か
らの出力とを切り換えるものです。
【0019】又、各監視カメラ11〜14がインタレース形
式のビデオ信号を出力するものであっても、順次走査変
換回路を用い、飛び越し走査のビデオ信号をノンインタ
レース形式の順次走査型ビデオ信号とするものとし、画
像合成回路20の前に又は画像合成回路20後に、この順次
走査変換回路を挿入してノンインタレース形式のモニタ
テレビ17と接続することもある。
【0020】尤も、監視カメラシステムとしては、最も
多用されているNTSC規格に合わせたビデオ信号を出
力するカメラヘッド部を第1監視カメラ11乃至第4監視
カメラ14として使用し、又、モニタテレビ17もNTSC
規格に適合した映像表示を行うものが一般的に使用され
ている。そして、監視カメラの同期を合わせない非同期
式カメラを第1監視カメラ11乃至第4監視カメラ14とし
て用いた監視カメラシステムであっても、フレームメモ
リ31〜34に2フレーム分の映像データが書き込み可能な
フレームメモリを用い、各監視カメラ11〜14からのビデ
オ信号に含まれる同期信号に基づいて各フレームメモリ
31〜34への書き込みを行い、書き換えを行っていないフ
レームの映像データを読み出すようにして合成処理を行
うことにより、4台の監視カメラ11〜14の映像信号を合
成したビデオ信号を形成することができる。
【0021】又、4台の監視カメラ11〜14の映像信号を
合成するに際し、図7に示すように、セレクタなどの切
換手段を用いる画像合成回路20もある。この画像合成回
路20では、同期の合わされた4台の監視カメラからのビ
デオ信号に基づいて映像データをフレームメモリに記録
するに際し、セレクタなどの切換手段を用いて画像合成
回路20に入力されるビデオ信号の切り換えを行い、2台
の監視カメラの映像データを1つのフレームメモリに記
録するものです。
【0022】即ち、一水平走査時間毎に切換手段とした
第1セレクタ41を切り換えることにより、第1監視カメ
ラ11の奇数番目走査線の映像信号と第2監視カメラ12の
偶数番目走査線の映像信号とを順次切り換えて第1フレ
ームメモリ31に送るようにし、同様に、一水平走査時間
毎に切換手段とした第2セレクタ42を切り換えることに
より、第3監視カメラ13の奇数番目走査線の映像信号と
第4監視カメラ14の偶数番目走査線の映像信号とを順次
切り換えて第2フレームメモリ32に送るものです。
【0023】又、第1フレームメモリ31及び第2フレー
ムメモリ32への書き込みに際しては、アドレスの1番地
毎に1画素分の映像データを記憶し、この第1フレーム
メモリ31及び第2フレームメモリ32からの読み出しに際
しては、アドレス番地を2づつ増加させ、2画素毎に1
画素分の映像データを間引くようにして出力するもので
す。
【0024】従って、第1フレームメモリ31には、一水
平走査期間毎に第1監視カメラ11からの映像データと第
2監視カメラ12からの映像データとが交互に記録され、
第2フレームメモリ32には、一水平走査期間毎に第3監
視カメラ13からの映像データと第4監視カメラ14からの
映像データとが交互に記録される。そして、2分の1フ
レームタイム又は2分の1フィールドタイムで第1フレ
ームメモリ31から1フレーム又は1フィールド分の映像
データを出力させた後、続けて第2フレームメモリ32か
ら2分の1フレームタイム又は2分の1フィールドタイ
ムで1フレーム又は1フィールド分の映像データを出力
させ、同期合成回路27によりこのノンイタレース又はイ
ンタレース形式の映像データに同期信号の合成を施し、
デジタルアナログ変換回路29でアナログ変換を施すもの
です。
【0025】尚、各監視カメラ11〜14から、又は、映像
信号処理回路15からデジタルビデオ信号が出力されるシ
ステムでは、図5や図7に示した画像合成回路20のアナ
ログデジタル変換回路21は省略されるものです。更に、
切換手段とするセレクタに3台の監視カメラを接続し、
各監視カメラからのビデオ信号を一水平走査線分ずつ順
次選択し、セレクタ及びフレームメモリを各々3個用い
ることにより9台の監視カメラを1台のモニタテレビ17
に接続するシステムとするものもある。
【0026】この場合は、セレクタによりフレームメモ
リに映像データを記録するに際して監視カメラが出力す
るビデオ信号の水平走査線の数を3分の1に間引いてフ
レームメモリに記録するものです。更に、各フレームメ
モリから映像データを読み出すに際してアドレス番地を
3づつ増加させて3画素毎の映像データを読み出すこと
により、各フレームメモリに記憶したデータ量を更に3
分の1に間引くものです。従って、1画面に9台の監視
カメラで撮影した映像を表示するビデオ信号に合成し、
横に3台の監視カメラの映像を列べた映像を3段として
表示することができるものです。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、各監視
カメラの水平走査線毎に間引きを行うと共に、各水平走
査線の映像データにおいて画素毎にも間引きを行う画像
合成回路を用いると、監視カメラの台数分の1とするデ
ータ量に1画面(1フィールド又は1フレーム分)の映
像データを容易に減少させることができるものです。従
って、複数台の監視カメラによる映像を1台のモニタテ
レビに表示するビデオ信号に合成することが容易にでき
ることになるものです。
【0028】しかし、今日、モニタテレビの画像解像度
が高くなり、監視システムにおいても、高画質の画像表
示が可能となってきた。このため、監視カメラから出力
する映像信号のデータを4分の1や9分の1程度しか利
用しない画像合成回路では、モニタテレビに表示する画
像の画質の低下が目立つことがあり、モニタテレビの解
像度を十分に発揮させることができない欠点が生じてき
た。
【0029】本発明は、このような欠点を排除し、メモ
リ容量の増加を少なくしつつ、画質を低下を目立たせな
い合成ビデオ信号を形成することができる画像合成方法
を提供するものです。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、インタレース
方式で映像信号を出力するカメラヘッドを監視カメラと
して使用し、監視カメラで形成するR信号、G信号、B
信号などの色信号に基づいて輝度信号と色差信号とを形
成し、複数台の監視カメラからの映像信号を一水平走査
線毎に切り換えて1フレーム分の輝度信号の信号データ
を輝度信号用フレームメモリに記録し、色差信号の信号
データは、1フレーム毎に1フィールド分の信号データ
を色差信号用フレームメモリに記録し、この複数台の監
視カメラの信号データを記録する輝度信号用フレームメ
モリと色差信号用フレームメモリとを組み合わせて1組
とするフレームデータ記憶手段の複数組を用いることと
し、各フレームデータ記憶手段に切換手段を介して接続
する監視カメラの台数とフレームデータ記憶手段の組数
とを一致させ、1フィールド分の信号データを1つのフ
レームデータ記憶手段から読み出し、この読み出しを終
了したときに次のフレームデータ記憶手段から1フィー
ルド分の信号データを読み出すように各フレームデータ
記憶手段から信号データを順次読み出し、且つ、輝度信
号用フレームメモリからの読み出しは、奇数フィールド
の信号データの読み出しと偶数フィールドの信号データ
の読み出しとを交互に行い、色差信号用フレームメモリ
からの読み出しは、記録した1フィールド分の信号デー
タを繰り返して2回読み出し、各フレームデータ記憶手
段からの信号データの読み出し速度を各フレームデータ
記憶手段への信号データの書き込み速度よりも早くし
て、各フレームデータ記憶手段における各1フィールド
分の全ての信号データを合わせて1フィールドタイムで
読み出し、この信号データに基づいてアナログビデオ信
号を形成する監視カメラシステムの画像合成方法とす
る。
【0031】このように、監視カメラで形成するR信
号、G信号、B信号などの色信号に基づいた輝度信号と
色差信号とを形成して輝度信号と色差信号とを個別に合
成処理するものであるから、輝度信号や色差信号の分解
能(ダイナミックレンジ)を低下させることなく画像合
成を行うことができる。又、フレームデータ記憶手段の
組数と各フレームデータ記憶手段に接続する監視カメラ
の台数とを一致させ、フレームデータ記憶手段からの信
号データの読み出し速度を早くして各フレームデータ記
憶手段の各1フィールド分の全ての信号データを1フィ
ールドタイムで読み出すから、各フレームデータ記憶手
段からの信号データを読み出すに際し、フレームデータ
記憶手段に記憶された信号データの内、監視カメラの台
数に相当する水平走査線数の信号データを一水平走査時
間で読み出すことができる。
【0032】そして、各フレームデータ記憶手段には、
各信号データの書き込みに際し、一水平走査時間毎に順
次監視カメラを切り換えて輝度信号の信号データや色差
信号の信号データを書き込んでいるから、この各フレー
ムデータ記憶手段から読み出した各信号データは、フレ
ームデータ記憶手段に接続された各監視カメラの各一水
平走査線の信号データが順次一水平走査線内に出力され
ることになる。
【0033】そして、読み出し速度を早くして各フレー
ムデータ記憶手段の各1フィールド分の全ての信号デー
タを1フィールドタイムで読み出すこととしているか
ら、フレームメモリに記録した1フィールド分の全ての
信号データを1フィールドタイムの数分の1の時間で出
力させることができる。従って、複数のフレームデータ
記憶手段に記録された各信号データを順次読み出すに際
して、複数のレームデータ記憶手段に記録された全ての
画素に関する信号データを1フィールドタイムで順次読
み出し、この信号データをアナログデジタル変換手段に
入力してアナログ映像信号を形成することができる。
【0034】尚、輝度信号用フレームメモリからの読み
出しは、奇数フィールドの信号データの読み出しと偶数
フィールドの信号データの読み出しを行うも、色差信号
用フレームメモリは、1フレーム毎に1フィールド分の
信号データを記録し、この信号データを2回読み出すこ
ととしているから、この信号データにより形成する映像
信号は、輝度信号を奇数フィールドと偶数フィールドと
の各画素に関して信号データに基づいて形成するも、色
成分は奇数フィールドと偶数フィールドとで同一の信号
データに基づいて色差信号を形成することになる。
【0035】そして、1つのフレームデータ記憶手段か
ら信号データの読み出しを終了すると次のフレームデー
タ記憶手段からの信号データを読み出すようにして全て
のフレームデータ記憶手段から順次信号データを1フレ
ームタイムで読み出すから、各フレームデータ記憶手段
に記憶した信号データに基づく映像をモニタ画面の縦に
並べる映像を表示するビデオ信号とすることができる。
【0036】このように、フレームデータ記憶手段に記
録した信号データの全てを読み出し、各一水平走査線を
構成する画素の信号データを間引くことなく全てのデー
タに基づいてアナログ映像信号を形成すれば、監視カメ
ラで形成した映像信号の時間軸のみを圧縮した正確な輝
度信号の波形を再現し、一水平走査時間内に複数走査線
の信号データに基づいた映像信号を形成し、水平走査線
の方向に複数の監視カメラの映像を列べる映像信号とす
ることができる。
【0037】尚、本発明としては、監視カメラを4台と
し、フレームデータ記憶手段を2組使用し、1組のフレ
ームデータ記憶手段に各々切換手段を介して2台の監視
カメラを接続することとし、フレームデータ記憶手段の
読み出しクロックを書き込みクロックの2倍とすること
が好ましい。このように、監視カメラを4台とし、切換
手段やフレームデータ記憶手段を2つとすれば、回路構
成を単純として1台のモニタテレビに4個の画面を構成
する映像信号を形成することができる。
【0038】従って、各監視カメラで撮影した映像をモ
ニタが面上で極力小さくすることなく、一つのモニタ画
面に複数の映像を同時に表示することができ、各映像の
解像度が低下することを少なくして表示することができ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像合成回路の実施
の形態は、図1に示すように、フレームメモリを組み合
わせたフレームデータ記憶手段71,75や、各監視カメラ1
1〜14の接続を切り換える切換手段としてのセレクタ8
1,82を有し、又、フレームデータ記憶手段71,75の書き
込みや読み出しタイミングを制御する制御部55と、周波
数の異なるクロック信号を出力するクロック発生手段61
とを備えるものです。
【0040】この実施の形態では、4台の監視カメラの
映像を1画面に合成するものとし、第1監視カメラ11及
び第2監視カメラ12の信号線を各々デジタルシグナルプ
ロセッサ53を介して第1セレクタ81の各ビデオ信号入力
端子に接続し、第3監視カメラ13及び第4監視カメラ14
の信号線を各々デジタルシグナルプロセッサ53を介して
第2セレクタ82の各ビデオ信号入力端子に接続してい
る。
【0041】尚、このシステムにおける4台の監視カメ
ラは外部同期式とし、図示していない基準同期信号発生
部からの基準同期信号により、垂直及び水平同期のタイ
ミングを一致させたNTSC規格などのインタレース形
式のビデオ信号又は映像信号を、デジタルシグナルプロ
セッサ53を介してセレクタ又はマルチプレクサなどの切
換手段に入力するものとしている。
【0042】そして、この監視カメラシステムでは、各
監視カメラ11〜14が出力するR信号,G信号,B信号な
どの色信号をデジタルシグナルプロセッサ53などを用い
て例えば8ビットの輝度信号(Y信号)と8ビットの色
差信号(C信号)とに形成し、選択手段とするスリース
テートバスバッファなどのスイッチ素子を用いたセレク
タ81,82に送るものです。
【0043】又、第1フレームデータ記憶手段71及び第
2フレームデータ記憶手段75は、各々2個のフレームメ
モリを使用し、第1フレームデータ記憶手段71は一方を
第1輝度信号用フレームメモリ72とし、他方を第1色差
信号用フレームメモリ73とするものであり、第2フレー
ムデータ記憶手段75も同様に、各々2個のフレームメモ
リを使用し、一方を第2輝度信号用フレームメモリ76と
し、他方を第2色差信号用フレームメモリ77とするもの
です。
【0044】尚、色差信号用フレームメモリ73,77は、
輝度信号用フレームメモリ72,76の2分の1の容量のメ
モリを使用している。そして、制御部55は、各監視カメ
ラ11〜14の内の一台の監視カメラからのビデオ信号から
同期信号を抜き出してこの同期信号に基づき、又は各監
視カメラ11〜14を同期させる基準同期信号に基づいて、
一水平走査時間毎に各選択手段とした第1セレクタ81及
び第2セレクタ82のビデオ信号入力端子を切り換えるセ
レクト信号Sを各セレクタ81,82に出力するものとし、
第1セレクタ81及び第2セレクタ82の出力端子は、各々
第1フレームデータ記憶手段71及び第2フレームデータ
記憶手段75に接続するものです。
【0045】このため、選択手段としての第1セレクタ
81は一水平走査線時間毎に入力信号を切り換え、第1フ
レームデータ記憶手段71の第1輝度信号用フレームメモ
リ72には、第1監視カメラ11及び第2監視カメラ12から
の輝度信号を一水平走査線毎に間引いて一水平走査線毎
に交互に記録し、第1色差信号用フレームメモリ73に
は、第1監視カメラ11及び第2監視カメラ12からの色差
信号を一水平走査線毎に間引いて一水平走査線毎に交互
に記録するものです。
【0046】従って、一水平走査線時間毎に、第1監視
カメラ11からの輝度信号及び色差信号と第2監視カメラ
12からの輝度信号及び色差信号とが交互に第1フレーム
データ記憶手段71に送られることになる。同様に、第2
フレームデータ記憶手段75も輝度信号用フレームメモリ
と色差信号用フレームメモリとの2個のフレームメモリ
で構成しており、選択手段としての第2セレクタ82によ
り一水平走査線時間毎に入力信号を切り換えるため、第
2輝度信号用フレームメモリ76には、第3監視カメラ13
及び第4監視カメラ14からの輝度信号を一水平走査線毎
に間引いて一水平走査線毎に交互に記録し、第2色差信
号用フレームメモリ77には第3監視カメラ13及び第4監
視カメラ14からの色差信号を一水平走査線毎に間引いて
一水平走査線毎に交互に記録するものです。
【0047】又、この第1フレームデータ記憶手段71及
び第2フレームデータ記憶手段76には、書き込みを可能
とする輝度信号書き込み制御信号LYや色差信号書き込
み制御信号LCと共に、データを書き込む際のタイミン
グスピードを定める書き込みクロック信号を入力してデ
ータを記憶させることとしている。そして、データの読
み出しを可能とする読み出し制御信号R1,R2と共にデ
ータを読み出す際のタイミングスピードを定める読み出
しクロック信号を入力している。即ち、書き込み速度と
異なる速度で読み出しを可能とする2クロック入力型の
フレームメモリにして、書き込み時や読み出し時にはア
ドレスを順番に繰り上げて最終番地から先頭番地に戻る
FIFO(ファーストインファーストアウト)型のメモ
リをフレームデータ記憶手段としての輝度信号用フレー
ムメモリや色差信号用フレームメモリに使用している。
【0048】そして、第1フレームデータ記憶手段71及
び第2フレームデータ記憶手段75の輝度信号用フレーム
メモリに入力する輝度信号書き込み制御信号LY、及び
第1フレームデータ記憶手段71及び第2フレームデータ
記憶手段75の色差信号用フレームメモリに入力する色差
信号書き込み制御信号LCや各フレームメモリの読み出
し制御信号R1,R2は、制御部55で形成して制御部55か
ら各フレームデータ記憶手段71,75に入力するもので
す。
【0049】この輝度信号書き込み制御信号LYは、図
2及び図3に示すように、垂直同期信号V0やV1を含む
垂直帰線期間、及び水平同期信号H0,H1の期間を外
し、有効な映像信号のタイミングに合わせて第1フレー
ムデータ記憶手段71及び第2フレームデータ記憶手段75
に出力し、第1フレームデータ記憶手段71及び第2フレ
ームデータ記憶手段75における輝度信号用フレームメモ
リ72,76に輝度信号の信号データを記憶させるもので
す。
【0050】尚、NTSC規格のビデオ信号を出力する
監視カメラ及びNTSC規格のモニタテレビ17を使用す
るシステムでは、1フィールド中の有効走査線数とし
て、例えば240本の水平走査線の信号データを交互に
記憶させるようにして奇数フィールドにおける信号デー
タと偶数フィールドにおける信号データとを記憶させる
ようにする。
【0051】このように、第1セレクタ81により第1フ
レームデータ記憶手段71に接続する監視カメラを切り換
えているため、第1フレームデータ記憶手段71における
第1輝度信号用フレームメモリ72には、第1監視カメラ
11の例えば第1番目水平走査線の映像信号の輝度信号に
関する信号データに続き、第2監視カメラ12の例えば第
2番目水平走査線の映像信号の輝度信号に関する信号デ
ータが記憶される。次に第1監視カメラ11の第3番目水
平走査線の映像信号の輝度信号に関する信号データに続
き、第2監視カメラ12の第4番目水平走査線の映像信号
の輝度信号に関する信号データが記憶される。更に、第
1監視カメラ11の第5番目水平走査線の映像信号の輝度
信号に関する信号データに続き、第2監視カメラ12の第
6番目水平走査線の映像信号の輝度信号に関する信号デ
ータが記憶されるようにして、順次第1監視カメラ11の
奇数番目水平走査線の輝度信号の信号データと第2監視
カメラ12の偶数番目水平走査線の輝度信号の信号データ
とが交互に記録される。
【0052】尤も、有効走査線数を240本程度とする
場合、垂直同期信号の直前や直後の10本余りの水平走
査線に関する輝度信号の信号データは、第1輝度信号用
フレームメモリ72に記憶させないように輝度信号書き込
み制御信号LYを出力するものです。又、この監視カメ
ラシステムでは、インターレース形式の信号を取り扱っ
ているため、且つ、垂直帰線期間を除くため、第1監視
カメラ11の例えば第11番目水平走査線の信号データを
最初として第11番目水平走査線の信号データの次には
第15番目の水平走査線の信号データが、その次には第
19番目の水平走査線の信号データが送られるように、
第1フィールドを形成する有効走査線の1本おきの信号
データと、第2監視カメラ12からの第13番目水平走査
線の次に第17番目水平走査線の信号データ、その次に
第17番目宗平走査線のように第1フィールドを形成す
る走査線の1本おきの信号データが交互に記憶され、第
2フィールドでは、第1監視カメラ11からの第12番目
水平走査線の次に第16番目水平走査線の信号データ、
その次に第20番目宗平走査線のように第2フィールド
を形成する走査線の1本おきの信号データと第2監視カ
メラ12からの第14番目水平走査線の次に第18番目水
平走査線の信号データ、その次に第22番目宗平走査線
のように第2フィールドを形成する走査線の1本おきの
信号データが交互に記憶されるものです。
【0053】このようにして、第1輝度信号用フレーム
メモリ72には、第1監視カメラ11及び第2監視カメラ12
からの輝度信号に基づく信号データが各フィールド毎に
一水平走査線分づつ間引かれて交互に記録され、第1監
視カメラ11の輝度信号に基づく1フレーム分の信号デー
タと第2監視カメラ12の映像信号に基づく1フレーム分
の信号データとを合成した1フレーム分の信号データを
記憶することができることになる。
【0054】そして、制御部55から出力される色差信号
書き込み制御信号LCは、図2に示すように、第1フィ
ールドとされる奇数フィールドのタイミングにおいて
は、輝度信号書き込み制御信号LYと同様に、第1色差
信号用フレームメモリ73に入力されるも、第2フィール
ドである偶数フィールドのタイミングでは、図3に示す
ように、信号レベルがLレベルとされ、第1色差信号用
フレームメモリ73に信号データの書き込みを行わせない
ものとしている。
【0055】従って、各画素の色差信号の信号データ
は、1フレームタイム中の第1フィールドのみの信号デ
ータを第1色差信号用フレームメモリ73に記憶させるこ
とができ、輝度信号の信号データと同様に、第1監視カ
メラ11からの色差信号の信号データと第2監視カメラ12
からの色差信号の信号データとが一水平走査線毎に交互
に第1色差信号用フレームメモリ73に記憶される。
【0056】又、第2フレームデータ記憶手段75に対し
ても、同様に、第2セレクタ82により一水平走査時間毎
に入力される輝度信号や色差信号を切り換えることによ
り、第3監視カメラ13及び第4監視カメラ14からの輝度
信号に基づく信号データを一水平走査線毎に間引いて第
2輝度信号用フレームメモリ76に交互に記録し、第3監
視カメラ13の輝度信号に基づく1フレーム分の信号デー
タと第4監視カメラ14の輝度信号に基づく1フレーム分
の信号データとを合成した1フレーム分の信号データを
第2輝度信号用フレームメモリ76に記憶することができ
る。
【0057】又、第3監視カメラ13及び第4監視カメラ
14からの色差信号も、第1色差信号用フレームメモリ73
と同様に、1フレーム中の1フィールド分の色差信号の
信号データのみを、第2色差信号用フレームメモリ77に
記憶させることとしている。そして、この画像合成回路
50には、例えば20メガヘルツの信号を出力する発振回
路62と、この信号を2分の1分周する分周回路63とによ
り構成したクロック発生手段61を設けるものであり、分
周回路63の出力信号を第1フレームデータ記憶手段71及
び第2フレームデータ記憶手段75の書き込みクロック端
子に入力するものです。従って、10メガヘルツの信号
を書き込みクロックとして第1フレームデータ記憶手段
71の第1輝度信号用フレームメモリ72及び第1色差信号
用フレームメモリ73に、又、第2フレームデータ記憶手
段75の第2輝度信号用フレームメモリ76及び第2色差信
号用フレームメモリ77に入力することができる。又、発
振回路62の出力信号を第1フレームデータ記憶手段71及
び第2フレームデータ記憶手段75の読み出しクロック端
子から入力して20メガヘルツの信号を読み出しクロッ
クとして第1フレームデータ記憶手段71の第1輝度信号
用フレームメモリ72及び第1色差信号用フレームメモリ
73に、又、第2フレームデータ記憶手段75の第2輝度信
号用フレームメモリ76及び第2色差信号用フレームメモ
リ77に入力する。
【0058】更に、この第1フレームデータ記憶手段71
及び第2フレームデータ記憶手段75の読み出し制御端子
を制御部55に接続し、第1フレームデータ記憶手段71に
は第1読み出し制御信号R1を、第2フレームデータ記
憶手段75には第2読み出し制御信号R2を入力する。こ
の第1読み出し制御信号R1は、図2及び図3に示した
ように、書き込み制御信号LYに合わせ、垂直同期信号
V0,V1及び垂直帰線期間や水平同期信号H0,H1の期
間を外して第1輝度信号用フレームメモリ72及び第1色
差信号用フレームメモリ73から信号データの読み出しを
可能とするように第1フレームデータ記憶手段71に出力
されるものです。そして、1フィールドタイムの前半に
相当する2分の1フィールドタイム(1/2FT)の期
間中において、有効水平走査線の数に合わせて出力する
ようにしている。
【0059】又、第2読み出し制御信号R2は、第1読
み出し制御信号R1と同様に、書き込み制御信号LYに合
わせ、垂直同期信号V0,V1や水平同期信号H0,H1の
期間を外して第2輝度信号用フレームメモリ76及び第2
色差信号用フレームメモリ77から信号データの読み出し
を可能とするものです。そして、この第2読み出し制御
信号R2は、1フィールドタイムの後半に相当する2分
の1フィールドタイム(1/2FT)の期間中におい
て、有効水平走査線の数に合わせて第2フレームデータ
記憶手段75に出力するようにしている。
【0060】そして、第1フレームデータ記憶手段71や
第2フレームデータ記憶手段75の各メモリに、ファース
トインファーストアウトのメモリを用いているから、第
1輝度信号用フレームメモリ72や第2輝度信号用フレー
ムメモリ76は、記憶した有効水平走査線の信号データを
記憶した順番に従って出力することになる。又、第1輝
度信号用フレームメモリ72や第2輝度信号用フレームメ
モリ76の読み出しクロックを20メガヘルツとして書き
込みクロックの2倍の周波数としているから、一水平走
査時間内に2本の水平走査線分の信号データを出力する
ことができる。更に、第1輝度信号用フレームメモリ72
は、2分の1フィールドタイムで1フィールド分の全て
の信号データを出力し、続けて第2輝度信号用フレーム
メモリ76が2分の1フィールドタイムで1フィールド分
の全ての信号データを出力することになる。
【0061】又、このとき、第1色差信号用フレームメ
モリ73や第2色差信号用フレームメモリ77も、第1輝度
信号用フレームメモリ72や第2輝度信号用フレームメモ
リ76と同様に、2分の1フィールドタイムで1フィール
ド分の全ての信号データを出力する。そして、第1色差
信号用フレームメモリ73は、第1輝度信号用フレームメ
モリ72が第1フィールドにおける輝度信号の信号データ
を出力するとき、輝度信号の信号データの出力に合わせ
て色差信号の信号データを2分の1フィールドタイムで
出力し、続けて第2色差信号用フレームメモリ77が第2
輝度信号用フレームメモリ76の第1フィールドにおける
輝度信号の信号データの出力に合わせて色差信号の信号
データを出力する。
【0062】更に、同一フレームの偶数フィールドの信
号データを第1輝度信号用フレームメモリ72が出力する
とき、第1色差信号用フレームメモリ73は、1フィール
ド分の信号データのみが書き込まれている故、再度、奇
数フィールドの信号データをもう一度繰り返して出力す
ることになる。同様に、第2色差信号用フレームメモリ
77も第2輝度信号用フレームメモリ76が偶数フィールド
の信号データを出力するとき、再度、奇数フィールドの
信号データをもう一度繰り返して出力することになる。
【0063】そして、第1フレームデータ記憶手段71か
ら出力される輝度信号の信号データ及び色差信号の信号
データや、第2フレームデータ記憶手段75から出力され
る輝度信号の信号データ及び色差信号の信号データをデ
ジタルアナログ変換手段としてのデジタルエンコーダ56
に入力し、輝度信号(Y信号)に色差信号(C信号)を
重畳したアナログ映像信号を形成する。
【0064】このため、各画素のデジタルデータにより
形成されるアナログ映像信号は、図4に示すように、監
視カメラが出力する映像信号(図4A)に対し、時間軸
を2分の1に圧縮しつつ変化を正確に再現した映像信号
(図4C)とすることができ、従来の1画素づつの信号
データを間引きしたデータから形成するアナログ映像信
号(図4B)に比較し、各水平走査線内の映像の変化を
正しく再現したアナログ映像信号として形成することが
できる。
【0065】従って、このアナログ映像信号を適宜増幅
回路58で増幅し、同期形成制御信号Dに基づいて同期合
成回路57により垂直同期信号及び水平同期信号を加え、
インタレース形式のビデオ信号としてモニタテレビ17に
入力すれば、モニタテレビ17の解像度に合わせた高精細
な画像であって、画面を4分割して第1監視カメラ11乃
至第4監視カメラ14で撮影した映像を同時にモニタ画面
に表示することができる。
【0066】尚、偶数フィールドの画面を構成する映像
信号を形成するに際し、奇数フィールドの色差信号に基
づいた映像信号を形成することとなるため、偶数フィー
ルドの映像信号は、各監視カメラ11〜14で形成した映像
信号に対して色が多少異なる現象が生じることもある。
しかし、偶数フィールドと奇数フィールドとの時間差
は、60分の1秒であって、極めて近接した画素位置の
画素に関する色差信号の信号データである奇数フィール
ドの色差信号の信号データを偶数フィールドの色差信号
の信号データとして用いるものであるから、各監視カメ
ラ11〜14で形成した映像信号の色との差異は極めて小さ
くすることができる。
【0067】又、図1に示した監視カメラシステムは、
4台の監視カメラの映像を1台のモニタテレビ17に表示
するものであるも、9台の監視カメラの映像を1台のモ
ニタテレビ17に表示する場合、選択手段としてのセレク
タ及びフレームデータ記憶手段を各々3個用いた画像合
成回路とし、各セレクタに3台の監視カメラを接続して
各監視カメラの輝度信号と色差信号とを各々セレクタに
入力するものです。
【0068】そして、制御部からのセレクト信号により
一水平走査時間毎に監視カメラを切り換えて3台の監視
カメラからの輝度信号を合成し、各監視カメラからの1
フレームの水平走査線数を3分の1とした信号データに
より、3台の監視カメラの信号データ全体で1フレーム
分の信号データとして各輝度信号用フレームメモリに記
録する。又、各監視カメラからの色差信号は、一水平走
査時間毎に監視カメラを切り換えて3台の監視カメラか
らの色差信号を合成し、各監視カメラからの色差信号の
信号データを1フレーム毎に1フィールド分づつ記録し
て全体で1フレーム分の信号データとして各色差信号用
フレームメモリに記憶させる。更に、クロック発生手段
61から各フレームメモリに入力する読み出しクロックの
周波数を書き込みクロックの周波数の3倍である30メ
ガヘルツとすることにより、モニタ画面の横方向に3台
の監視カメラによる映像を列べた画像を縦方向に3段に
配置して9台の監視カメラによる映像を1つのモニタ画
面に表示する映像信号を形成するものです。
【0069】尚、クロック発生手段61の発振回路62で形
成する信号は、20メガヘルツや30メガヘルツに限る
ものでなく、監視カメラに用いているCCDの画素数や
デジタルシグナルプロセッサ53又はアナログデジタル変
換回路などで形成する1フレームの信号データの数に合
わせるものであって、上記実施の形態は、一般的に使用
されている輝度信号,色信号として各々約10万画素の
データを形成する場合において、書き込みクロックを1
0メガヘルツとし、読み出しクロックの周波数を1つの
選択手段を介して接続する監視カメラの台数に等しい2
倍又は3倍としたクロック信号を出力するように設定し
たものです。
【0070】又、R信号,G信号,B信号などの色信号
に基づいて輝度信号や色差信号を形成するに際しては、
第1監視カメラ11乃至第4監視カメラ14としたカメラヘ
ッド部で形成するR信号,G信号,B信号から直接に輝
度信号及び色差信号を形成する場合のみでなく、カメラ
ヘッド部で形成したアナログビデオ信号から輝度信号と
色差信号とを分離し、このアナログ信号である輝度信号
及び色差信号をデジタル化して輝度信号用フレームメモ
リ及び色差信号用フレームメモリに記憶させることもあ
る。
【0071】尚、各監視カメラ11〜14から各切換手段に
入力されるR信号,G信号,B信号などの色信号又は映
像信号の同期が正しく一致する場合、第1セレクタ81に
より第1監視カメラ11からのR信号,G信号,B信号な
どの色信号又は映像信号と第2監視カメラ12からのR信
号,G信号,B信号などの色信号又は映像信号とを一水
平走査線毎に合成した後、この色信号や映像信号に基づ
いてデジタル化した輝度信号と色差信号とを形成し、第
2セレクタ82により第3監視カメラ13からのR信号,G
信号,B信号などの色信号又は映像信号と第4監視カメ
ラ14からのR信号,G信号,B信号などの色信号又は映
像信号とを一水平走査線毎に合成した後、この色信号又
は映像信号に基づいてデジタル化した輝度信号と色差信
号とを形成することもある。
【0072】このように、R信号,G信号,B信号など
の色信号に基づいて輝度信号や色差信号を形成し、又は
アナログビデオ信号から分離することにより色信号に基
づいた輝度信号や色差信号を形成し、これらの輝度信号
及び色差信号を各々デジタル化してフレームデータ記憶
手段71,75としたフレームメモリに記憶させるようにす
れば、輝度信号や色差信号のデジタル化に際し、輝度信
号や色差信号の変化量を細分化するようにデジタル化す
ることができ、輝度信号や色差信号のダイナミックレン
ジを大きくして正確な信号データとすることができる。
そして、読み出しクロックの周波数を高くして読み出し
速度を早くしていることと合わせ、輝度及び色を高精度
に再現した合成アナログ映像信号を形成することができ
る。
【0073】更に、偶数フィールドの色は各監視カメラ
11〜14で形成した映像信号の色に対して僅かに色ズレが
生じることがあるも、モニタ画面に写し出された色が原
色と相違しても目立つことがなく、色差信号の信号デー
タ量を1フィールド分だけ記憶すれば足りるため、色差
信号用フレームデータとして必要なメモリの容量を小さ
くすることができる。
【0074】又、第1フレームデータ記憶手段71及び第
2フレームデータ記憶手段75から出力された信号データ
によりアナログ映像信号を形成するに際し、輝度信号に
色差信号を重畳したアナログビデオ信号を形成する場合
のみでなく、輝度信号の信号データに基づいてアナログ
輝度信号を形成し、色差信号の信号データに基づいてア
ナログ色差信号を形成し、モニタテレビ17にこのアナロ
グ輝度信号とアナログ色差信号とを入力することもあ
る。
【0075】
【発明の効果】請求項1に記載した本願発明は、R信
号,G信号,B信号などの色信号に基づいて輝度信号や
色差信号を形成し、この輝度信号及び色差信号を各々デ
ジタル化した信号データを輝度信号用フレームメモリと
色差信号用フレームメモリとに記録する方法であるか
ら、輝度信号及び色差信号の変化を正確にデジタル化し
て各フレームメモリに記録することができる。
【0076】そして、複数の輝度信号用フレームメモリ
及び複数の色差信号用フレームメモリから信号データを
読み出す際の読み出し速度を早くして全ての信号データ
を1フレームタイムで読み出し、この全ての信号データ
に基づいてアナログ映像信号を再生するから、各監視カ
メラで撮影した映像を正しく再現する映像信号を形成す
ることができ、モニタテレビの解像度に応じて高精細な
映像を表示することができる。
【0077】更に、色差信号用のフレームメモリには1
フレーム毎に1フィールド分の信号データを記憶させ、
この信号データを2回連続して読み出す故、色差信号用
フレームメモリとして、メモリの容量が輝度信号用に比
較して2分の1の小さな容量のメモリを使用して1フレ
ームの映像信号の形成に必要な信号データの記憶をさせ
ておくことができる。
【0078】従って、各水平走査線の全ての信号データ
により、複数台の監視カメラで撮影した映像を合成する
アナログ映像信号を形成することが可能となり、各監視
カメラで撮影した映像を正しく再現する映像信号として
画像合成回路から出力することができる。このため、モ
ニタテレビの解像度に応じて高精細な映像を表示するこ
とができることになる。
【0079】又、請求項2に記載した本願発明は、フレ
ームデータ記憶手段を2個設け、各フレームデータ記憶
手段に切換え手段を介して各々2台の監視カメラを接続
する画像合成方法とするから、4台の監視カメラの映像
を合成することができ、解像度の低下を少なくして複数
台の監視カメラの映像を同時に表示する映像信号を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像合成方法を実施する監視カメ
ラシステムの実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明に係る画像合成方法を実施する監視カメ
ラシステムにおける奇数フィールドの主要信号を示すタ
イムチャート図。
【図3】本発明に係る画像合成方法を実施する監視カメ
ラシステムにおける偶数フィールドの主要信号を示すタ
イムチャート図。
【図4】本発明に係る画像合成方法による映像信号の一
例を示す図。
【図5】従来の画像合成回路を備えた監視システムの一
例を示すブロック図。
【図6】従来の画像合成回路における主要信号を示すタ
イムチャート図。
【図7】従来の他の画像合成回路を備えた監視システム
の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
11 第1監視カメラ 12 第2監視カメ
ラ 13 第3監視カメラ 14 第4監視カメ
ラ 15 映像信号処理回路 17 モニタテレビ 19 基準同期信号発生部 20 画像合成回路 21 アナログデジタル変換回路 25 制御部 27 同期合成回路 28 増幅回路 29 デジタルアナログ変換回路 31,32,33,34 フレームメモリ 36,37,38,39 スイッチ素子 41,42 セレクタ 50 画像合成回路 53 デジタルシグナルプロセッサ 55 制御部 56 デジタルエン
コーダ 57 同期合成回路 58 増幅回路 61 クロック発生手段 62 発振回路 63 分周回路 71 第1フレームデータ記憶手段 72 第1輝度信号用フレームメモリ 73 第1色差信号用フレームメモリ 75 第2フレームデータ記憶手段 76 第2輝度信号用フレームメモリ 77 第2色差信号用フレームメモリ 81 第1セレクタ 82 第2セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視カメラで形成するR信号、G信号、
    B信号などの色信号に基づいて輝度信号と色差信号とを
    形成し、複数台の監視カメラからの映像信号を一水平走
    査線毎に切り換えて1フレーム分の輝度信号の信号デー
    タを輝度信号用フレームメモリに記録し、色差信号の信
    号データは、1フレーム毎に1フィールド分の信号デー
    タを色差信号用フレームメモリに記録し、この複数台の
    監視カメラの信号データを記録する輝度信号用フレーム
    メモリと色差信号用フレームメモリとを組み合わせて1
    組とするフレームデータ記憶手段の複数組を用いること
    とし、各フレームデータ記憶手段に切換手段を介して接
    続する監視カメラの台数とフレームデータ記憶手段の組
    数とを一致させ、1フィールド分の信号データを1つの
    フレームデータ記憶手段から読み出し、この読み出しを
    終了したときに次のフレームデータ記憶手段から1フィ
    ールド分の信号データを読み出すように各フレームデー
    タ記憶手段から信号データを順次読み出し、且つ、フレ
    ームデータ記憶手段における輝度信号用フレームメモリ
    からの読み出しは、奇数フィールドの信号データの読み
    出しと偶数フィールドの信号データの読み出しとを交互
    に行い、色差信号用フレームメモリからの読み出しは記
    録した1フィールド分の信号データを繰り返して2回読
    み出し、各フレームデータ記憶手段からの信号データの
    読み出し速度を各フレームデータ記憶手段への信号デー
    タの書き込み速度よりも早くして、全てのフレームデー
    タ記憶手段における各1フィールド分の全ての信号デー
    タを1フィールドタイムで読み出し、この信号データに
    基づいてアナログビデオ信号を形成することを特徴とす
    る監視カメラシステムの画像合成方法。
  2. 【請求項2】 4台の監視カメラを設け、フレームデー
    タ記憶手段を2組とし、切換手段を介して各々2台の監
    視カメラをフレームデータ記憶手段に接続し、フレーム
    データ記憶手段における読み出しクロックの周波数を書
    き込みクロックの周波数の2倍とすることを特徴とする
    請求項1に記載した監視カメラシステムの画像合成方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007171454A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像表示装置
JP2012015856A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Aiphone Co Ltd 住宅インターホンシステム

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