JP2000092349A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2000092349A
JP2000092349A JP10331612A JP33161298A JP2000092349A JP 2000092349 A JP2000092349 A JP 2000092349A JP 10331612 A JP10331612 A JP 10331612A JP 33161298 A JP33161298 A JP 33161298A JP 2000092349 A JP2000092349 A JP 2000092349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
circuit
processing
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10331612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4264602B2 (ja
Inventor
Masayuki Takezawa
正行 竹澤
Yoichi Mizutani
陽一 水谷
Hideki Matsumoto
秀樹 松元
Takeshi Nakajima
健 中島
Toshihisa Yamamoto
敏久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33161298A priority Critical patent/JP4264602B2/ja
Publication of JP2000092349A publication Critical patent/JP2000092349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4264602B2 publication Critical patent/JP4264602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの解像度が高くなっても回路規模
を縮小しかつ生産コストを抑制することができる。 【解決手段】 メモリコントローラは、イメージメモリ
に記憶されている1画面分の画像データを、各ライン毎
にNピクセルずつ垂直方向に読み出して解像度変換回路
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画撮像装置に
用いて好適な画像処理装置に関し、特に回路規模を削減
した画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・スチル・カメラは、CCD
イメージセンサで得られた画像データをメモリや記録媒
体に取り込み、その後画像データをいわゆるパーソナル
・コンピュータ等に転送している。このようなディジタ
ル・スチル・カメラは、今までは、VGA(Video Graph
ics Array)システム対応型のものがほとんどであった。
【0003】例えば図16に示すように、かかるディジ
タル・スチル・カメラ200は、画像信号を生成するC
CDイメージセンサ201と、入力処理/画像処理回路
202と、画像データの読み出し又は書き込みの処理を
行うメモリコントローラ203と、所定の方式の出力画
像に変換する出力処理回路204と、撮影時の被写体の
状況を表示するファインダ205と、CPUバス206
を介して、圧縮された画像データを記録する記録部20
7と、画像データの圧縮又は伸張処理を行う圧縮/伸張
回路208と、画像データを記憶すべく例えばDRAM
等からなるメモリ209と、装置全体を制御するCPU
210とを備える。
【0004】被写体の撮影開始前においては、ユーザ
は、ファインダ205に表示される被写体像を確認する
必要がある(ファインダモード)。このとき、CCDイ
メージセンサ201は、被写体からの撮像光によって光
電変換して得られた画像信号を入力処理/画像処理回路
202に供給する。入力処理/画像処理回路202は、
例えば上記画像信号に相関二重サンプリング処理を行っ
てディジタル化し、さらにガンマ補正,ニー処理,カメ
ラ処理等の所定の信号処理を行って、メモリコントロー
ラ203に供給する。メモリコントローラ203は、C
PU210の制御に応じて、入力処理/画像処理回路2
02からの画像データを出力処理回路204に供給す
る。出力処理回路204は、画像データを例えばNTS
C(NationalTelevision System Committee)方式にエン
コードし、さらにアナログ化してファインダ205に供
給する。これにより、ファインダ205には、撮影の対
象たる被写体が表示される。
【0005】一方、ユーザが図示しないシャッタボタン
を押して記録モードに移行すると、メモリコントローラ
203は、入力処理/画像処理回路202から供給され
る画像データをメモリ209に書き込む。CPU210
は、メモリ209から画像データを読み出し、当該画像
データを圧縮/伸張回路208において例えばJPEG
(Joint Photographic Experts Group)圧縮処理を行っ
て、記録部207に記録する。
【0006】また、ユーザの所定の操作によって再生モ
ードに移行すると、CPU210は、記録部207から
画像データを読み出し、当該画像データを圧縮/伸張回
路208においてJPEG伸張処理を行った後、メモリ
コントローラ203,出力処理回路204を介してファ
インダ205に供給する。かくして、ファインダ205
には、撮影された画像が表示されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】入力処理/画像処理回
路202は、水平方向及び垂直方向における画像処理機
能を有し、CCDイメージセンサ201から供給される
画像データの信号をY,Cb,Crの信号に変換する。
入力処理/画像処理回路202は、水平方向バッファ
と、水平方向画像処理回路と、垂直方向バッファと、垂
直方向画像処理回路とを備える。
【0008】水平方向バッファは、画像データをバッフ
ァリングして、例えば1画素,2画素,3画素分遅延し
た画像データをそれぞれ上記水平方向画像処理回路に供
給する。水平方向画像処理回路は、上記各画像データに
所定の係数を乗じて合成することによって水平方向の画
像処理を行う。垂直方向バッファは、1ライン,2ライ
ン,3ライン分遅延した画像データを、それぞれ上記垂
直方向画像処理回路に供給する。垂直方向画像処理回路
は、垂直方向バッファからの各画像データに所定の係数
を乗じて合成することによって垂直方向の画像処理を行
う。
【0009】ここで、例えば図17に示すように、上記
垂直方向バッファ202aは、垂直タップ数に対応した
数のラインバッファを備え、これらのラインバッファを
直列に接続して構成される。これらのラインバッファに
は、入力される画像データの水平サイズに対応した分の
画像データが記憶される。
【0010】入力処理/画像処理回路202に供給され
る画像データが例えば図18に示す画像Aのサイズの場
合、図17に示すように、画像Aの画像データはライン
バッファの約1/2を占有する。同様に、画像Bの画像
データはラインバッファの約2/3を占有し、画像Cの
画像データはラインバッファの全部を占有する。
【0011】このように、ラインバッファは、少なくと
も画像データの1ライン分を記憶することができる容量
を備えていなければならない。したがって、画像データ
のサイズが大きくなればなるほど垂直方向バッファの回
路規模が大きくなって、生産コストが高くなるという問
題が生じる。本発明は、このような実情を鑑みて提案さ
れたものであり、画像データのサイズ大きくなっても回
路規模を縮小しかつ生産コストを抑制することができる
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る画像処理装置は、少なくとも1枚の
画像データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段から、
水平方向又は垂直方向にN画素分の画像データを1行毎
又は1列毎に繰り返し読み出すことによって水平方向又
は垂直方向におけるN画素分の画像データを垂直方向又
は水平方向に全て読み出すことを、上記1枚分の画像デ
ータ全体に対して行う読出し手段と、N画素分の画像デ
ータを記憶するバッファメモリが直列に接続され、上記
読出し手段によって読み出された画像データが上記直列
に接続されたバッファメモリの一方に入力されて、各バ
ッファメモリから遅延した画像データを出力する遅延手
段と、上記遅延手段の各バッファメモリが出力する画像
データに重み付けを行って合成することによって水平方
向又は垂直方向の画像データの画像処理を行う信号処理
手段とを備える。
【0013】上記画像処理装置では、遅延手段を構成す
る各バッファメモリの記憶容量を少なくし、記憶手段か
ら、水平方向又は垂直方向にN画素分の画像データを1
行毎又は1列毎に繰り返し読み出すことによって水平方
向又は垂直方向におけるN画素分の画像データを垂直方
向又は水平方向に全て読み出すことを1枚分の画像デー
タ全体に対して行って上記遅延手段に供給することによ
って、上記画像処理手段において上記各バッファメモリ
からの画像データに基づいて画像処理を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】本発明は、例えば図1に示す構成のディジ
タル・スチル・カメラ1に適用される。ディジタル・ス
チル・カメラ1は、画像信号を生成する画像生成部10
と、画像データに所定の信号処理を行う信号処理部20
と、SDRAMからなるイメージメモリ32と、信号処
理部20の制御を行う制御部40とを備える。
【0016】画像生成部10は、画像信号を生成する個
体撮像素子、例えばCCDイメージセンサ11と、上記
画像信号にサンプルホールド処理及びディジタル化処理
を行って画像データを出力するサンプル/ホールド−ア
ナログ/ディジタル回路(以下、「S/H−A/D回
路」という。)12と、タイミング信号を発生するタイ
ミングジェネレータ13とを備える。このタイミングジ
ェネレータ13は、信号処理部20から供給される同期
信号に基づいて、画像生成部10の各回路を制御する水
平同期信号及び垂直同期信号を発生するものである。
【0017】CCDイメージセンサ11は、例えば80
万画素からなるXGA(eXtendedGraphics Array:10
24×768)相当の画像データを生成する。CCDイ
メージセンサ11は、タイミングジェネレータ13から
の同期信号に基づいて駆動され、毎秒30フレームの画
像信号を出力する。なお、CCDイメージセンサ11
は、画像信号の間引き機能を有し、制御部40の制御に
従って、画像信号の垂直方向成分を1/2,1/3,1
/4・・・に間引いて出力することができる。
【0018】S/H−A/D回路12も、上記タイミン
グジェネレータ13からの同期信号に基づき、所定のサ
ンプリング間隔でサンプルホールド及びA/D変換処理
を行い、この画像データを信号処理部20に供給する。
【0019】信号処理回路20は、1個のLSI(Large
Scale Integrated circuit)によって構成される。信号
処理部20は、画像生成部10からの画像データに入力
処理とカメラ処理を行う入力処理回路21と、イメージ
メモリ32に対する画像データの読み出し/書き込みを
制御するメモリコントローラ22と、NTSC/PAL
(Phase Alternation by Line) エンコーダ23と、画像
データをアナログ化して外部に出力するD/Aコンバー
タ24と、同期信号を発生してタイミングジェネレータ
13に供給するシンク・ジェネレータ26とを備える。
【0020】また、信号処理部20は、イメージメモリ
32のインターフェースであるメモリインターフェース
27と、画像データの解像度変換処理を行う解像度変換
回路28と、画像データの圧縮/伸張処理を行うJPE
G(Joint Photographic Experts Group)エンコーダ/デ
コーダ29と、JPEGエンコーダ/デコーダ29のイ
ンターフェースであるJPEGインターフェース30
と、制御部40の後述するCPUとデータの送受信を行
うためのインターフェースであるホスト・インターフェ
ース31とを備える。
【0021】入力処理回路21は、S/H−A/D回路
12からの画像データにディジタルクランプ,シェーデ
ィング補正,アパーチャ補正、ガンマ補正,色処理等を
行って、メモリコントローラ22に供給する。入力処理
回路21は、入力データを信号処理してY,Cb,Cr
に変換する機能を持つ。入力処理回路21は、画像デー
タの解像度が例えばVGA(Video Graphics Array)フォ
ーマットよりも大きいときは、その解像度を低くする処
理も行うことができる。また、入力処理回路21は、オ
ート・フォーカス,オート・アイリスの検波処理を行っ
て、そのデータを制御部40に送り、フォーカス機構,
アイリス機構の自動調整を行う。さらに、入力処理回路
21は、画像データを構成する3原色信号の信号レベル
を検出してオートホワイトバランス調整も行う。メモリ
コントローラ22は、入力処理回路21や他の回路から
供給される画像データをメモリインターフェース27を
介してイメージメモリ32に書き込み、また、イメージ
メモリ32の画像データをメモリインターフェース27
を介して読み出す制御を行う。このとき、メモリコント
ローラ22は、イメージメモリ32に記憶された画像デ
ータに基づいて、CCDイメージセンサ11に欠陥画素
があるかを検出することも行う。
【0022】メモリコントローラ22は、イメージメモ
リ32から読み出した画像データを例えばNTSC/P
ALエンコーダ23に供給する。NTSC/PALエン
コーダ23は、メモリコントローラ22から画像データ
供給されると、この画像データにNTSC方式又はPA
L方式のエンコードを行ってD/Aコンバータ24に供
給する。D/Aコンバータ24は、かかる画像データを
アナログ化して外部端子25を介して出力する。
【0023】メモリコントローラ22は、メモリコント
ローラ22から読み出した画像データを解像度変換回路
28に供給して解像度変換処理を行わせ、また、解像度
変換回路28が出力する解像度変換済みの画像データを
イメージメモリ32に書き込む。
【0024】メモリコントローラ22は、JPEGイン
ターフェース30を介して画像データをJPEGエンコ
ーダ/デコーダ29に供給して静止画の圧縮処理を行わ
せ、さらに、JPEGエンコーダ/デコーダ29で伸張
処理された画像データをイメージメモリ32に書き込む
ことも行う。
【0025】イメージメモリ32は、上述のように画像
データを記憶するだけでなく、いわゆるキャラクタジェ
ネレータのデータであるOSD(On Screen Display) デ
ータも記憶する。ここにいうOSDデータは、ビットマ
ップデータからなる。メモリコントローラ22は、上記
OSDデータの読み出し/書き込みも制御している。な
お、画像データとOSDデータとの合成は、NTSC/
PALエンコーダ23において行われる。
【0026】上記制御部40は、信号処理部20の各回
路を制御するCPU(Central Processing Unit) 41
と、画像データやその他の制御データを一時格納するD
RAM(Dynamic Random Access Memory)42と、CPU
41の制御プログラムが記憶されているROM(Read On
ly Memory)43と、例えばフラッシュメモリからなる記
録装置51と画像データをやりとりするためのインター
フェースであるフラッシュメモリ・インターフェース4
4と、例えばIrLED からなる通信回路52のインターフ
ェースであるIrDAインターフェース45とを備える。
【0027】例えば、CPU41は、JPEGエンコー
ダ/デコーダ29で圧縮された画像データを、フラッシ
ュメモリ・インターフェース44を介してフラッシュメ
モリからなる記録装置51に書き込み、また、この記録
装置51から画像データを読み出してJPEGエンコー
ダ/デコーダ29に供給する。また、CPU41は、J
PEGエンコーダ/デコーダ29からの画像データや記
録装置51から読み出した画像データを、IrDAインター
フェース45,通信回路52を介して赤外光として外部
に出力する。
【0028】ここで、上記ディジタル・スチル・カメラ
1の簡略的な構成を図2に示す。
【0029】入力処理回路21は、CCDイメージセン
サ11からの画像データを画像データバス33を介して
イメージメモリ32に供給する。NTSC/PALエン
コーダ23は、イメージメモリ32からの画像データを
所定のエンコード処理を行ってファインダ36に供給す
る。これにより、ファインダ36には、被写体の映像が
表示される。なお、上記ファインダ36は、VGAフォ
ーマットまでの画像データに対応して画像を表示するも
のである。
【0030】また、メモリコントローラ22は、イメー
ジメモリ32と画像データバス33につながる各信号処
理回路の間のデータ転送を行う。解像度変換回路28
は、イメージメモリ32からの画像データの解像度変換
処理を行い、結果をイメージメモリ32に供給する。J
PEGエンコーダ/デコーダ29は、イメージメモリ3
2からの画像データをJPEG方式で圧縮し、CPUバ
ス34を介してCPU41に供給する。CPU41は、
かかる圧縮処理済みの画像データをCPUバス34を介
して記録装置51に書き込む。また、CPU41は、圧
縮処理済みの画像データを、CPUバス34,通信回路
52を介して、外部に出力することもできる。
【0031】このように、図2によると、信号処理部2
0では、各回路は画像データバス33を介して接続され
ている。上記画像データバス33は、仮想的なバスであ
り、上記各回路でやりとりする画像データの転送帯域に
限界があることを示すものである。
【0032】信号処理部20において、NTSC/PA
Lエンコーダ23や解像度変換回路28等その他各回路
は、画像データを処理を開始する前に、画像データを要
求することを示すリクエスト信号(request)をメモリコ
ントローラ22に送信する。また、これらの各回路は、
画像データの処理が終了した後、上記画像データを出力
するときもリクエスト信号をメモリコントローラ22に
送信する。
【0033】一方、メモリコントローラ22は、各回路
からのリクエスト信号を受信すると、各回路の中から優
先順位の高いものを選択し、選択した回路に対してアク
ノリッジ(acknowledge) 信号を送信する。ここで、アク
ノリッジ信号とは、当該信号を受信する回路に対して画
像データを供給すること又は当該信号を受信した回路が
出力する画像データを受け取る準備ができたことを示す
信号をいう。そして、メモリコントローラ22は、イメ
ージメモリ32から画像データを読み出し、上記アクノ
リッジ信号の送信先の回路に対して画像データバス33
を介して供給する。また、メモリコントローラ22は、
上記アクノリッジ信号の送信先の回路が出力した画像デ
ータを受け取って、この画像データをイメージメモリ3
2に書き込む処理を行う。
【0034】なお、メモリコントローラ22は、各回路
から同時にリクエスト信号を受信したときは、リアルタ
イムで処理することが必要な回路を優先的に選択するこ
とができる。例えば、メモリコントローラ22は、ファ
インダ36に被写体の映像を表示させるときは、入力処
理回路21,NTSC/PALエンコーダ23を優先し
て選択する。また、メモリコントローラ22は、画像デ
ータバス33における画像データのバス占有使用率を判
断して、当該占有率に応じて各回路の優先順位を決定し
てもよい。
【0035】なお、メモリコントローラ22は、画像デ
ータバス33の転送帯域制限内で各回路に画像データを
供給することができるのであれば、時分割で各回路にア
クノリッジ信号を送信して、各回路がそれぞれ所定の処
理を行うように制御してもよい。これにより、メモリコ
ントローラ22は、事実上、各回路に対してリアルタイ
ムでデータアクセスして、各回路からの画像データをイ
メージメモリ32に書き込んだり、イメージメモリ32
の画像データを読み出して各回路に供給することができ
る。
【0036】さらに、メモリコントローラ22は、画像
データバス33を介して図示しない外部回路とアクセス
する場合であっても、当該外部回路が上述したリクエス
ト信号を送信したりアクノリッジ信号を受信することが
できるものであれば、画像データバス33の転送帯域制
限範囲内で、信号処理部20内の各回路と同様に時分割
で同時にアクセスすることができる。すなわち、メモリ
コントローラ22は、画像データバス33の帯域の範囲
内であれば、信号処理部20内の回路や外部回路の数を
問わず、これらの各回路に対して時分割で同時にアクセ
スすることができる。
【0037】以上のように、メモリコントローラ22
は、画像データバス33の調停やイメージメモリ32と
各回路間における画像データの書き込み/読み出しの制
御、さらに、CPUバス34に対してデータ転送を行っ
ている。
【0038】次に、上記信号処理部20における画像デ
ータの具体的な流れについて、図3を用いて説明する。
【0039】入力処理回路21は、画像生成部10から
の画像データに所定の信号処理を行うCCDインターフ
ェース21aと、CCDインターフェース21aの処理
を行うために検波処理を行う検波回路21bと、画像デ
ータの変換処理を行うカメラ・ディジタル・シグナル・
プロセッサ(以下、「カメラDSP」という。)21c
とを備える。
【0040】CCDインターフェース21aは、図1に
示すS/H−A/D回路12からの赤信号,緑信号,青
信号(R,G,B)で構成される画像データに対してデ
ィジタルクランプ,ホワイトバランス調整,ガンマ補正
等の処理を行ったり、必要に応じて画像データの水平方
向成分の間引き処理も行う。CCDインターフェース2
1aは、かかる処理を行った後、画像データをカメラD
SP21cに供給したり、画像データバス33を介して
メモリコントローラ22に供給する。
【0041】検波回路21bは、CCDインターフェー
ス21aの画像データからオートフォーカス,オートア
イリス,ホワイトバランス調整のための検波処理を行
う。
【0042】カメラDSP21cは、CCDインターフ
ェース21aからのRGBからなる画像データを、輝度
信号Y及びクロマ信号(色差信号)Cb,Crからなる
画像データに変換する。また、カメラDSP21cは、
かかる処理を行うとともに、画像データの解像度を簡易
的に変換する簡易解像度変換回路21dを有する。
【0043】簡易解像度変換回路21dは、CCDイメ
ージセンサ11が生成する画像データの解像度が例えば
VGAフォーマットより大きい場合に、画像データの解
像度を低く変換するものである。
【0044】簡易解像度変換回路21dは、具体的には
図4に示すように、色差信号の分離を行うB−Y/R−
Y分離回路61と、水平方向の補間処理を行う水平方向
線形補間回路62と、色差信号の合成を行うB−Y/R
−Y合成回路63と、各信号に1水平走査期間(1H期
間)の遅延を与える1H遅延回路64と、垂直方向線形
補間回路65とを備える。
【0045】B−Y/R−Y分離回路61は、カメラD
SP21cからの画像データからクロマ信号Cb,Cr
である色差信号B−Y,R−Yをそれぞれ分離して水平
方向線形補間回路62に供給する。水平方向線形補間回
路62は、輝度信号Y,色差信号B−Y,R−Yにそれ
ぞれ水平方向の補間処理を行って水平方向の解像度を低
くして、補間処理済みの輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−YをB−Y/R−Y合成回路63に供給する。
【0046】B−Y/R−Y合成回路63は、色差信号
B−Y,R−Yを合成し、水平方向線形補間回路62か
らの輝度信号Y及び合成された色差信号B−Y,R−Y
を1H遅延回路64及び垂直方向線形補間回路65に供
給する。1H遅延回路64は、輝度信号Y及び色差信号
B−Y,R−Yにそれぞれ1H期間の遅延を与えて垂直
方向線形補間回路65に供給する。垂直方向線形補間回
路65は、B−Y/R−Y合成回路63及び1H遅延回
路64からの輝度信号Y及び色差信号B−Y,R−Yに
基づいて垂直方向の線形補間処理を行い、この結果、水
平方向及び垂直方向の解像度が低くなった輝度信号Y’
及び色差信号(B−Y)’,(R−Y)’からなる画像
データを出力する。
【0047】また、解像度変換回路28は、例えば[p
×q]の画像データを[m×n]の画像データに変換す
る解像度変換処理を行うものである。解像度変換回路2
8は、主に、CCDイメージセンサ11で生成された画
像データが高解像度のときに所定の解像度に抑えるため
に行う処理であるが、低解像度の画像データを高解像度
になるように処理してもよい。
【0048】解像度変換回路28は、具体的には図5に
示すように、画像データバス33から入力される画像デ
ータを記憶する入力バッファ71と、入力バッファ71
からの画像データを水平方向にバッファリングする水平
方向バッファ72と、水平方向バッファ72からの画像
データに水平方向の解像度変換処理を行う水平方向変換
処理回路73と、水平方向変換処理回路73からの画像
データを垂直方向にバッファリングする垂直方向バッフ
ァ74と、垂直方向の解像度変換処理を行う垂直方向変
換処理回路75と、出力の際にバッファリングをする出
力バッファ76とを備える。
【0049】なお、解像度変換回路28は、画像データ
の解像度変換を行う準備ができたときは、イメージメモ
リ32から画像データを読み出すようにメモリコントロ
ーラ22に要求する(リード)リクエスト信号を出力
し、さらに、画像データの変換処理後に当該画像データ
をイメージメモリ32に書き込むようにメモリコントロ
ーラ22に要求する(ライト)リクエスト信号を出力す
る。また、解像度変換回路28は、メモリコントローラ
22が上記リクエスト信号に応答したことを示すアクノ
リッジ信号を受信する。
【0050】一方、上記水平方向バッファ72は、図6
に示すように、1画素分の遅延を与える第1の遅延回路
81,第2の遅延回路82,第3の遅延回路83を直列
に接続して構成される。したがって、第1の遅延回路8
1は1画素分遅延した画像データを出力し、第2の遅延
回路82は2画素分遅延した画像データを出力し、第3
の遅延回路83は3画素分遅延した画像データを出力す
る。
【0051】水平方向変換処理回路73は、図6に示す
ように、第1から第4の乗算器84,85,86,87
と、第1から第3の加算器88,89,90とを備え
る。場合によっては、加算器90の後にデータを正規化
するための回路が付加される。
【0052】第1の乗算器84は、入力バッファ71か
ら供給される画像データに所定の係数を乗じて加算器8
8に供給する。第2の乗算器85は、第1の遅延回路8
1から供給される画像データに所定の係数を乗じて加算
器88に供給する。第3の乗算器86は、第2の遅延回
路82から供給される画像データに所定の係数を乗じて
加算器89に供給する。第4の乗算器87は、第3の遅
延回路83から供給される画像データに所定の係数を乗
じて加算器90に供給する。第1の加算器88は、各画
像データを合成して第2の加算器89に供給する。第2
の加算器89は、各画像データを合成して第3の加算器
90に供給する。第3の加算器90は、各画像データを
合成し、これを水平方向の解像度変換処理済みの画像デ
ータとして垂直方向バッファ74に供給する。
【0053】以上のように水平方向変換処理回路73
は、1画素分ずつ遅延のある画像データにそれぞれ所定
の重み付けを行って合成することによって、水平方向の
画素間を補ったり又は間引く処理を行ったりして、水平
方向の解像度を変換する。
【0054】垂直方向バッファ74は、例えば図6に示
すように、1ライン分の遅延を与える第1から第3のバ
ッファメモリ91,92,93を直列に接続して構成さ
れる。したがって、第1のバッファメモリ91は1ライ
ン分遅延した画像データを出力し、第2のバッファメモ
リ92は2ライン分遅延した画像データを出力し、第3
のバッファメモリ93は3ライン分遅延した画像データ
を出力する。
【0055】垂直方向変換処理回路75は、図6に示す
ように、第5から第8の乗算器94,95,96,97
と、第4から第6の加算器98,99,100とを備え
る。場合によっては、加算器90の後にデータを正規化
するための回路が付加される。
【0056】第5の乗算器94は、水平方向変換回路7
3から供給される画像データに所定の係数を乗じて第4
の加算器98に供給する。第6の乗算器95は、第1の
ラインメモリ91から供給される画像データに所定の係
数を乗じて第4の加算器98に供給する。第7の乗算器
96は、第2のラインメモリ92から供給される画像デ
ータに所定の係数を乗じて第5の加算器99に供給す
る。第8の乗算器97は、第3のラインメモリ93から
供給される画像データに所定の係数を乗じて第6の加算
器100に供給する。第4の加算器98は、各画像デー
タを合成して第5の加算器99に供給する。第5の加算
器99は、各画像データを合成して第6の加算器100
に供給する。第6の加算器100は、各画像データを合
成し、これを垂直方向の解像度変換処理済みの画像デー
タとして出力する。
【0057】以上のように垂直方向変換処理回路75
は、1ライン分ずつ遅延のある画像データにそれぞれ所
定の重み付けを行って合成することによって、垂直方向
の画素間を補う処理を行ったり又は間引く処理を行った
りして、垂直方向の解像度を変換する。
【0058】なお、解像度変換回路28は、図6におい
て、水平方向の解像度変換処理を行ってから垂直方向の
解像度変換処理を行っているが、図7に示すように、垂
直方向の解像度変換処理を行ってから水平方向の解像度
変換処理を行ってもよい。すなわち、解像度変換回路2
8は、入力バッファ71からの画像データを垂直方向バ
ッファ74に供給し、垂直方向バッファ74,垂直方向
変換処理回路75,水平方向バッファ72,水平方向変
換処理回路73の順に各処理を行うような構成にしても
よい。
【0059】また、垂直方向バッファ74における第1
から第3のバッファメモリ91,92,93は、1ライ
ン(1H)分の画像データを記憶することができるとし
たが、図8に示すように、1ラインより少ない例えばN
ピクセル(ピクセル長N)の画像データを記憶すること
ができるものであってもよい。このとき、メモリコント
ローラ22は、図9に示すように、イメージメモリ32
に記憶されている画像データをNピクセル毎に読み出す
必要がある。
【0060】具体的には、メモリコントローラ22は、
イメージメモリ32に記憶されている1画面分の画像デ
ータを、各ライン毎にNピクセルずつ垂直方向に読み出
す。ここで、図10に示すように、1画面はp×q[ピ
クセル]からなり、左上のピクセルの座標を(1,
1)、右上のピクセルの座標を(p,1)、左下のピク
セルの座標を(1,q)、右下のピクセルの座標を
(p,q)とする。
【0061】メモリコントローラ22は、図11に示す
ように、最初に、水平方向にNピクセル分の画像データ
を、1行目,2行目,・・・q行目の順にライン毎に読
み出す。これにより、メモリコントローラ22は、左端
からNピクセル分の画像データ、すなわち(1,1)
(1,q)(N,q)(N,1)で囲まれる範囲(N×
qピクセル分)の画像データ(以下、「画像データ群
(1)」という。)を読み出す。
【0062】メモリコントローラ22は、次に、(N−
1,1)(N−1,q)(N−2,q)(N−2,1)
で囲まれる範囲の画像データ(以下、「画像データ群
(2)」という。以下同様。)を読み出す。ここで、メ
モリコントローラ22は、列(1)及び画像データ群
(2)を読み出すと、(N−1)列目及びN列目の画像
データを2度読み出すことになる。
【0063】この理由は、垂直方向変換処理回路75
は、周辺のピクセルから補間処理を行うため、第1から
第3のバッファメモリ91,92,93の最初と最後に
記憶されているピクセルについては処理結果の対象とし
ないからである。例えば、(N,1)のピクセルは、画
像データ群(1)が読み出されたときは、垂直方向の補
間処理結果の対象とならない。しかし、この(N,1)
のピクセルは、画像データ群(2)が読み出されるとき
にも読み出され、このときに補間処理結果の対象とな
る。
【0064】同様にして、メモリコントローラ22は、
直前の画像データ群のうち最後の2列目分の画像データ
を含むようにして水平方向にNピクセル分の画像データ
を各ライン毎に読み出し、これにより、画像データ群を
解像度変換回路28に供給する。
【0065】解像度変換回路28の垂直方向バッファ7
4には、第1から第3のバッファメモリ91,92,9
3の容量に合致した画像データが各ライン毎に供給され
る。したがって、第1から第3のバッファメモリ91,
92,93には、それぞれ1ラインずつずれた画像デー
タが記憶されることになる。垂直方向変換処理回路75
は、垂直方向バッファ74の第1から第3のバッファメ
モリ91,92,93からの各画像データに基づいて、
垂直方向の解像度変換処理を行うことができる。
【0066】以上のように、メモリコントローラ22
は、垂直方向画像度変換に必要なバッファメモリの容量
が1ライン分に満たなくても、バッファメモリの容量に
合わせて読み出しを行うことによって、解像度変換回路
28に垂直方向の解像度変換を行わせることができる。
【0067】なお、ここでは、画像データ群の間の読み
出し重複は2列となっているが重複が2列より大きい場
合や、重複がない場合も考えられる。また、解像度変換
に限らず、カメラ信号処理等の画像信号処理にも適用さ
れる。
【0068】また、ここでは、バッファメモリが垂直方
向の補間処理に用いられている場合を例に挙げて説明し
たが、バッファメモリが水平方向の補間処理に用いられ
ている場合であっても同様である。
【0069】すなわち、例えば図12に示すように、解
像度変換回路28がNピクセル分の容量のバッファメモ
リからなる水平方向バッファ72aを用いて水平方向の
解像度変換を行う場合であってもよい。メモリコントロ
ーラ22は、図13に示すように、垂直方向にNピクセ
ル分の画像データを、1列目,2列目,・・・p行目の
順に各列毎に読み出せばよい。なお、メモリコントロー
ラ22は、上述した垂直補間処理の場合と同様に、バッ
ファメモリの最初と最後に記憶される画像データに対し
ては、水平補間処理の対象になるように2度読み出す必
要がある。
【0070】このように、メモリコントローラ22は、
Nピクセル分のデータ容量からなる第1から第3のバッ
ファメモリ91,92,93に対しても、水平方向及び
垂直方向の解像度変換処理が行われるように、イメージ
メモリ32から画像データを読み出すことができる。こ
れにより、水平方向バッファ72及び垂直方向バッファ
74の回路規模を小さくして生産コストを削減すること
ができる。
【0071】NTSC/PALエンコーダ23は、上述
したエンコードを行うだけでなく、エンコード処理を行
う前に必要に応じて画像データの解像度を高くする簡易
解像度変換回路23aを有する。
【0072】簡易解像度変換回路23aは、イメージメ
モリ32上の画像データが表示に必要な解像度より低い
場合に、ファインダ36の表示規格に合うような解像度
変換を行う。
【0073】簡易解像度変換回路23aは、具体的には
図14に示すように、画像データバス33からの画像デ
ータを記憶するラインメモリ101と、垂直方向に画像
データの補間処理を行う垂直方向線形補間回路(以下、
「V方向線形補間回路」という。)102と、水平方向
補間回路103とを備える。
【0074】ラインメモリ81は、入力端子inからの画
像データを1ライン分記憶し、かかる画像データを記憶
した順に垂直方向線形補間回路82に供給する。垂直方
向線形補間回路82は、上記入力端子inからの画像デー
タと垂直方向線形補間回路82からの画像データに所定
の重み付けをすることにより垂直方向の線形補間をす
る。次に水平方向の補間として、Yは7次のフィルタ、
Cb,Crは3次のフィルタによる補間を行っており、
これは解像度を2倍に上げる補間のみである。そして、
画像データを出力端子outを介して出力する。
【0075】例えば、上記入力端子inから入力される画
像データをa、ラインメモリ101から読み出される画
像データをb、重み付けを行うための係数をg(0≦g
≦1)、V方向線形補間回路102が出力する画像デー
タをcとすると、V方向線形補間回路102は以下の演
算を行う。
【0076】c=g*a+(1−g)*b なお、出力端子out から出力された画像データは、上述
したように、エンコード処理される。
【0077】以上のように、ディジタル・スチル・カメ
ラ1は、信号処理系においては信号処理部20とCPU
41とのいわゆる2チップで構成されている。したがっ
て、各信号処理回路がそれぞれチップ構成となっている
複数チップの場合に比べて、基板面積を縮小することが
でき、さらに消費電力を削減することができる。
【0078】また、信号処理部20は、CPUを含めた
チップ構成となっていないので、CPU41に関わるア
プリケーションの変更が生じた場合でもそれに対応して
信号処理を行うことができる。すなわち、CPUを含め
たチップ構成の場合、当該CPUのアプリケーションの
変更が生じたときにはそれに対応してチップの再構成を
することは不可能である。しかし、上記信号処理部20
は、アプリケーション毎に最適な構成のCPUを用い
て、所定の信号処理を行うことができる。
【0079】かかる構成のディジタル・スチル・カメラ
1は、撮影前に被写体の状態や位置等を確認するための
ファインダモード、確認した被写体の映像を撮影する記
録モード、撮影された被写体像の写りを確認するための
再生モードを有し、各モードに応じて処理を行う。
【0080】ファインダモードでは、ユーザは、図示し
ないシャッタボタンを押圧して被写体を撮影する前に、
ファインダ36に表示される被写体の様子を観察する必
要がある。このファインダモードでは、CPU41は、
メモリコントローラ22やその他各回路を以下のように
制御する。なお、各モードの説明については主に図3を
用い、適宜図15を参照するものとする。
【0081】上記ファインダモードにおいて、CCDイ
メージセンサ11は、垂直方向成分を1/3に間引いた
画像信号を生成し、S/H−A/D回路12を介してデ
ィジタル化された画像データをCCDインターフェース
21aに供給する。
【0082】CCDインターフェース21aは、図15
(A)に示すクロックに同期して、信号処理を行う。具
体的には、CCDインターフェース21aは、図15
(B)に示すように、画像生成部10から供給される画
像データの水平方向成分を1/3に間引く処理をし、さ
らに、ガンマ補正等を行ってカメラDSP21cに供給
する。CCDインターフェース21aは、1/3間引き
の結果、340×256に変換した画像データをカメラ
DSP21cに供給する。
【0083】カメラDSP21cは、図15(C)に示
すように、間引き処理後の画像データにデータ変換処理
を行って、YCrCbの画像データに変換する。カメラ
DSP21cは、さらに簡易解像度変換回路21dにお
いて画像データの解像度を低くすべく解像度変換をして
(340×256→320×240)、かかる変換処理
後の画像データを画像データバス33を介してメモリコ
ントローラ22に供給する。
【0084】ここで、簡易解像度変換回路21dは、後
の処理に必要な程度に簡易的に解像度を低くしている。
これにより、CCDイメージセンサ11で生成される画
像データが高解像度であっても、画像データバス33に
おいて上記画像データが占める転送帯域を小さくするこ
とにより画像データバス33の渋滞を回避し、ファイン
ダモードのリアルタイム性を維持することができる。
【0085】メモリコントローラ22は、上記画像デー
タをイメージメモリ32に書き込み、さらに、図15
(D)に示すように、イメージメモリ32から画像デー
タを読み出し、画像データバス33を介してNTSC/
PALエンコーダ23に供給する。メモリコントローラ
22は、同時に、図15(E)に示すように、イメージ
メモリ32に記憶されているOSDデータも読み出し、
画像データバス33を介してNTSC/PALエンコー
ダ23に供給する。図15(F)は上記のリアルタイム
処理を可能とする画像データバス33上の転送の様子を
示す。
【0086】NTSC/PALエンコーダ23は、画像
データバス33から供給される画像データにNTSC方
式の場合は320×240→640×240、PAL方
式の場合は320×240→640×288の解像度変
換処理を行って、変換処理後の画像データをNTSC/
PALエンコーダ23に供給する。NTSC/PALエ
ンコーダ23は、さらに、画像データをNTSC方式あ
るいはPAL方式に変換してOSDデータを合成し、こ
れを図2に示すファインダ36に供給する。これによ
り、ファインダ36には、被写体の画像及び字幕情報等
がリアルタイムで表示される。
【0087】なお、NTSC/PALエンコーダ23
は、解像度が小さいものに対してはそれが大きくなるよ
うに解像度変換を行い、例えば320×200の画像デ
ータが供給された場合にも、NTSC方式の場合640
×240、PAL方式の場合640×288の画像デー
タに変換して出力する。
【0088】以上のように、ディジタル・スチル・カメ
ラ1は、ファインダモードにおいては、図15(F)に
示すタイミングで、CCDイメージセンサ11で生成さ
れた画像データの解像度を簡易的に低くしてデータ量を
減らし、画像データが画像データバス33の帯域制限内
に収まるようにして、さらに表示に必要なだけ出力段階
で解像度を高くしてファインダ36に表示している。
【0089】これにより、ディジタル・スチル・カメラ
1は、画像データが高解像度であっても、比較的処理時
間を要する大がかりな間引き処理を行うことなく画像デ
ータバス33の帯域制限内に抑えることによって、リア
ルタイムで被写体の画像をファインダ36に表示させる
ことができる。
【0090】なお、CPU41は、予め優先して処理を
行う回路(CCDインターフェース21a,カメラDS
P21c,NTSC/PALエンコーダ23)を設定し
ておき、時分割で、これらの回路の他に他の回路でも信
号処理をしている場合には、画像データのデータ量に応
じて優先度の高い上記各回路の処理を優先して行うよう
にしてもよい。
【0091】また、簡易解像度変換部21dは、CPU
41の制御に基づいて、画像データのデータ量が大きい
ときは、リアルタイムで処理することを優先すべく、画
質を多少落として高速にデータ処理を行うようにするこ
ともできる。これにより、ファインダモードでは、画像
生成部10で生成される画像データのデータ量が多くて
も、よりリアルタイムで処理を行うことができる。
【0092】また、電子ズーム機能を備えるディジタル
・スチル・カメラ1の場合には、CPU41は、以下の
ようにして各回路を制御してもよい。
【0093】メモリコントローラ22は、CCDインタ
ーフェース21a,カメラDSP21cを介して供給さ
れる画像データをイメージメモリ32に書き込み、そし
て、イメージメモリ32から当該画像データを読み出し
て解像度変換回路28に供給する。解像度変換回路28
は、電子ズーム機能によって入力した画像の一部分を拡
大した画像データを作成し、イメージメモリ32へ出力
する。この画像データをイメージメモリ32から読み出
し、NTSC/PALエンコーダ23を介してファイン
ダ36に出力する。これにより、電子的にズーム処理さ
れた画像データを生成することができる。
【0094】上述したように、ファインダモードでは、
CPU41は、リアルタイム性を最優先するため、比較
的時間のかかる処理を各回路に行わせていない。しかし
ながら、CPU41は、画像データバス33の転送帯域
の許す範囲内であれば、メモリコントローラ22やその
他の回路に様々な処理を行わせてもよい。
【0095】例えば、メモリコントローラ22は、CC
Dインターフェース21a等から供給された画像データ
を記憶するイメージメモリ32から、当該画像データを
読み出し、画像データバス33を介してNTSC/PA
Lエンコーダ23に供給するとともにJPEGエンコー
ダ/デコーダ29にも供給してもよい。このとき、ファ
インダ36はリアルタイムで被写体の映像を表示する一
方、JPEGエンコーダ/デコーダ29は画像データの
JPEG圧縮処理を行う。
【0096】JPEGエンコーダ/デコーダ29は、静
止画像の圧縮/伸張処理を行うものであり、高画素の画
像をリアルタイムで処理をすることはできない。そこ
で、JPEGエンコーダ/デコーダ29は、画像データ
バス33から供給される画像データのコマ数(フレーム
数又はフィールド数)を所定数ずつ間引いて圧縮処理を
行ったり、また、画像の一部を切り取って解像度を低く
して圧縮処理を行ってもよい。これにより、コマ落とし
の静止画像を連続して撮影したり、解像度の低い静止画
像を連続して撮影することができる。
【0097】ユーザは、上述したファインダモードにお
いてファインダ36に表示される被写体の様子を観察
し、被写体を撮影すると決定すると、次に図示しないシ
ャッタボタンを押圧する。
【0098】ディジタル・スチル・カメラ1は、上記シ
ャッタボタンが押圧されると、記録モードに移行する。
記録モードになると、CPU41は、ファインダモード
の制御を行いながら、撮影された被写体の画像を記録装
置51に記録すべく、メモリコントローラ22やその他
各回路を以下のように制御する。
【0099】CCDイメージセンサ11は、シャッタボ
タンの押圧に同期して間引き処理を停止して、XGAフ
ォーマットの画像信号を生成し、S/H−A/D回路1
2を介してディジタル化された画像データをCCDイン
ターフェース21aに供給する。
【0100】CCDインターフェース21aは、S/H
−A/D回路12から供給される画像データを、カメラ
DSP21cでなく、画像データバス33を介してメモ
リコントローラ22に供給する。メモリコントローラ2
2は、画像データをイメージメモリ32に書き込んだ
後、当該画像データを読み出し、画像データバス33を
介してカメラDSP21cに供給する。カメラDSP2
1cは、RGBからなる画像データをY,Cb,Crか
らなる画像データに変換する。
【0101】ここで、カメラDSP21cには、イメー
ジメモリ32に一度書き込まれた画像データが供給され
る。すなわち、カメラDSP21cは、CCDインター
フェース21aから直接供給される画像データではな
く、イメージメモリ32からの画像データに対してデー
タ変換処理を行う。したがって、カメラDSP21c
は、高速にデータ変換処理を行う必要はなく、画像デー
タバス33が空いているときにかかる処理を実行しても
よい。換言すると、記録モードでは、カメラDSP21
cは、リアルタイムで処理する必要がないので、画像デ
ータに対して処理速度より画質の向上を優先してデータ
変換処理を行い、かかる変換処理済みの画像データを画
像データバス33を介してメモリコントローラ22に供
給する。メモリコントローラ22は、この画像データを
イメージメモリ32に書き込む。
【0102】メモリコントローラ22は、イメージメモ
リ32から上記画像データを読み出してJPEGエンコ
ーダ/デコーダ29に供給する。JPEGエンコーダ/
デコーダ29は、画像データをJPEG圧縮して、CP
Uバス34を介して、図2に示す記録装置51に書き込
む。
【0103】以上のように、CPU41は、記録モード
の時のように、リアルタイムで処理を行う必要のない場
合には、一度画像データをイメージメモリ32に書き込
んでから所定の処理を行うことによって、回路規模の増
大を防ぎつつ画像データバス33の転送帯域を有効に利
用して高画素の画像を処理することができる。
【0104】なお、CPU41は、上記記録モードにお
いて、XGAフォーマットの画像データをそのまま記録
装置51に記録していたが、解像度変換回路28で画像
データの解像度変換を行ってから記録装置51に記録し
てもよい。具体的には、CPU41は、メモリコントロ
ーラ22を介してイメージメモリ32から読み出した画
像データを、解像度変換回路28にVGAに対応するよ
うに解像度変換を行わせて(1024×768→640
×480)、かかる画像データをJPEGエンコーダ/
デコーダ29に圧縮させてから記録装置51に記録して
もよい。
【0105】ユーザは、被写体の撮影後、撮影した画像
を確認したいときには、撮影した画像を再生すべく、図
示しない再生ボタンを押圧する。
【0106】ディジタル・スチル・カメラ1は、上記再
生ボタンが押圧されると、再生モードに移行する。そし
て、再生モードになると、CPU41は、撮影された被
写体の画像データを記録装置51から読み出すべく、各
回路を以下のように制御する。
【0107】CPU41は、上記再生ボタンの押圧を検
出すると、記録装置51から画像データを読み出して一
時DRAM42に格納した後、CPUバス34を介して
JPEGエンコーダ/デコーダ29に供給する。JPE
Gエンコーダ/デコーダ29は、記録装置51から読み
出された画像データにJPEG伸張処理を行ってXGA
フォーマットの画像データを得て、画像データバス33
を介してメモリコントローラ22に供給する。
【0108】メモリコントローラ22は、上記画像デー
タをイメージメモリ32に書き込み、さらに、当該画像
データをイメージメモリ32から読み出して、画像デー
タバス33を介して解像度変換回路28に供給する。
【0109】解像度変換回路28は、画像データがVG
Aフォーマットに対応するように解像度変換を行い(N
TSC方式では1024×768→640×480、P
AL方式では1024×768→640×576)、画
像データバス33を介してメモリコントローラ22に供
給する。メモリコントローラ22は、解像度変換処理済
みの画像データをイメージメモリ32に書き込み、そし
て、当該画像データをイメージメモリ32から読み出し
て、NTSC/PALエンコーダ23を介してファイン
ダ36に供給する。これにより、ファインダ36には、
記録装置51に記録されていた画像データに基づく画像
が表示される。
【0110】すなわち、CPU41は、記録装置51に
記録されいる画像データの解像度が高いので、この解像
度を低くしてから画像データをファインダ36に供給し
ている。
【0111】また、CPU41は、ファインダモード,
記録モード,再生モードの各モードについてそれぞれ優
先して処理する回路の優先順位を決定しておき、いずれ
かのモードに移行した場合に上記優先順位に従って各回
路に処理を実行させてもよい。これにより、各モードの
処理内容に応じて画像データの信号処理を効率的に行う
ことができる。
【0112】上述した実施の形態では、XGA相当の画
像データを処理する場合を例に挙げて説明したが、本発
明は、これに限定されず、例えば100万画素以上から
なる画像データを処理する場合についても適用すること
ができるのは勿論である。
【0113】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る画像処理装置によれば、遅延手段を構成する各バッフ
ァメモリの記憶容量を少なくし、記憶手段から、水平方
向又は垂直方向にN画素分の画像データを1行毎又は1
列毎に繰り返し読み出すことによって水平方向又は垂直
方向におけるN画素分の画像データを垂直方向又は水平
方向に全て読み出すことを1枚分の画像データ全体に対
して行って上記遅延手段に供給することによって、上記
画像処理手段において上記各バッファメモリからの画像
データに基づいて画像処理を行うことができる。すなわ
ち、バッファメモリの記憶容量を少なくしても任意のサ
イズの画像データの信号処理を行うことができるので、
上記遅延手段の回路規模を縮小してコストを削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディジタル・スチル・カメラ
の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディジタル・スチル・カメラの概略構成を
示すブロック図である。
【図3】上記ディジタル・スチル・カメラの信号処理部
における画像データの流れを説明するためのブロック図
である。
【図4】上記信号処理部の入力処理回路における簡易解
像度変換回路の構成を示すブロック図である。
【図5】上記信号処理部の解像度変換回路の構成を示す
ブロック図である。
【図6】上記解像度変換回路の水平方向バッファ,水平
方向変換処理回路,垂直方向バッファ,垂直方向変換処
理回路の具体的な構成を示すブロック図である。
【図7】上記解像度変換回路の他の構成を示すブロック
図である。
【図8】上記解像度変換回路の垂直方向バッファの構成
を示すブロック図である。
【図9】メモリコントローラがイメージメモリから画像
データ読み出すときの手法について説明する図である。
【図10】1画面を構成するピクセルの座標位置を説明
する図である。
【図11】メモリコントローラがイメージメモリから画
像データ読み出すときの手法について説明する図であ
る。
【図12】上記解像度変換回路の水平方向バッファがラ
インバッファから構成されているときの構成を示すブロ
ック図である。
【図13】メモリコントローラがイメージメモリから画
像データ読み出すときの手法について説明する図であ
る。
【図14】上記信号処理部のNTSC/PALエンコー
ダにおける簡易解像度変換回路の構成を示すブロック図
である。
【図15】ファインダモードにおける各回路の信号処理
の内容を説明するタイミングチャートである。
【図16】従来のディジタル・スチル・カメラの構成に
ついて説明するブロック図である。
【図17】上記ディジタル・スチル・カメラの解像度変
換回路における垂直方向バッファの構成を示すブロック
図である。
【図18】画像データの大きさを示す図である。
【符号の説明】
1 ディジタル・スチル・カメラ、20 信号処理部、
21 入力処理回路、22 メモリコントローラ、23
NTSC/PALエンコーダ、28 解像度変換回
路、32 イメージメモリ、33 画像データバス、3
4 CPUバス、40 制御部、41 CPU
フロントページの続き (72)発明者 松元 秀樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 中島 健 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山本 敏久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の画像データを記憶する
    記憶手段と、 上記記憶手段から、水平方向又は垂直方向にN画素分の
    画像データを1行毎又は1列毎に繰り返し読み出すこと
    によって水平方向又は垂直方向におけるN画素分の画像
    データを垂直方向又は水平方向に全て読み出すことを、
    上記1枚分の画像データ全体に対して行う読出し手段
    と、 N画素分の画像データを記憶するバッファメモリが直列
    に接続され、上記読出し手段によって読み出された画像
    データが上記直列に接続されたバッファメモリの一方に
    入力されて、各バッファメモリから遅延した画像データ
    を出力する遅延手段と、 上記遅延手段の各バッファメモリが出力する画像データ
    に重み付けを行って合成することによって水平方向又は
    垂直方向の画像データの信号処理を行う手段とを備える
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記遅延手段の各バッファメモリは、上
    記記憶手段に記憶される1枚の画像データの水平ライン
    のデータ量よりも少ない記憶容量からなることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記読出し手段は、上記水平方向又は垂
    直方向におけるN画素分の画像データを垂直方向又は水
    平方向に全て読み出すことを、少なくとも水平方向2画
    素分又は少なくとも垂直方向2画素分の画像データを重
    複して読み出しながら上記1枚分の画像データ全体に対
    して行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
JP33161298A 1998-07-17 1998-11-20 画像処理装置 Expired - Fee Related JP4264602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33161298A JP4264602B2 (ja) 1998-07-17 1998-11-20 画像処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20409098 1998-07-17
JP10-204090 1998-07-17
JP33161298A JP4264602B2 (ja) 1998-07-17 1998-11-20 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000092349A true JP2000092349A (ja) 2000-03-31
JP4264602B2 JP4264602B2 (ja) 2009-05-20

Family

ID=26514280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33161298A Expired - Fee Related JP4264602B2 (ja) 1998-07-17 1998-11-20 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4264602B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7349012B2 (en) 1998-07-17 2008-03-25 Sony Corporation Imaging apparatus with higher and lower resolution converters and a compression unit to compress decreased resolution image data
US7358992B2 (en) 1998-07-17 2008-04-15 Sony Corporation Imaging apparatus with delay and processor to weight lines of delayed image data
US7474838B2 (en) 1998-07-17 2009-01-06 Sony Corporation Signal processing apparatus, control method for signal processing apparatus, imaging apparatus and recording/reproducing apparatus
US7940990B2 (en) 2006-08-02 2011-05-10 Sony Corporation Image signal processing apparatus and image signal processing method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7432838B2 (ja) 2019-04-26 2024-02-19 理化工業株式会社 制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7349012B2 (en) 1998-07-17 2008-03-25 Sony Corporation Imaging apparatus with higher and lower resolution converters and a compression unit to compress decreased resolution image data
US7358992B2 (en) 1998-07-17 2008-04-15 Sony Corporation Imaging apparatus with delay and processor to weight lines of delayed image data
US7474838B2 (en) 1998-07-17 2009-01-06 Sony Corporation Signal processing apparatus, control method for signal processing apparatus, imaging apparatus and recording/reproducing apparatus
US7839447B2 (en) 1998-07-17 2010-11-23 Sony Corporation Imaging apparatus
US9210340B2 (en) 1998-07-17 2015-12-08 Sony Corporation Imaging apparatus
US9628710B2 (en) 1998-07-17 2017-04-18 Sony Corporation Imaging apparatus
US7940990B2 (en) 2006-08-02 2011-05-10 Sony Corporation Image signal processing apparatus and image signal processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4264602B2 (ja) 2009-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4131052B2 (ja) 撮像装置
JP4253881B2 (ja) 撮像装置
US6784941B1 (en) Digital camera with video input
JP4187425B2 (ja) 画像制御装置およびディジタルカメラ
US6697106B1 (en) Apparatus for processing image signals representative of a still picture and moving pictures picked up
JP2000092375A (ja) 信号処理装置及びその制御方法
JP4158245B2 (ja) 信号処理装置
JP4264602B2 (ja) 画像処理装置
JP4048615B2 (ja) 画素数変換装置およびディジタルカメラ装置
KR100687454B1 (ko) 이미징 장치 및 기록/재생 장치
JP2003087640A (ja) 撮像装置、信号処理装置及び制御方法
CN100583955C (zh) 成像设备及图像数据处理方法
JP2009015332A (ja) 画像処理制御方法
JP2002237953A (ja) 画像データ処理装置およびその方法、ならびにカメラ・システム
JP3745605B2 (ja) 電子スチルカメラ
JPH08221562A (ja) 画像信号処理装置
JPH07322289A (ja) 画像信号処理装置
JP2007306593A (ja) 撮像装置および撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees