JPH11289380A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JPH11289380A JPH11289380A JP8962798A JP8962798A JPH11289380A JP H11289380 A JPH11289380 A JP H11289380A JP 8962798 A JP8962798 A JP 8962798A JP 8962798 A JP8962798 A JP 8962798A JP H11289380 A JPH11289380 A JP H11289380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caller
- voice message
- incoming call
- data
- caller number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】途中放棄した発呼者番号とメッセージを外出先
からも確認できるようにして利便性を向上させる。 【解決手段】留守番電話機能が選択されているときに着
信した発呼者番号と音声メッセージデータをメモリ8の
発呼者音声メッセージ対応テーブル83に記憶する。外
出先から確認するために通信装置に電話をかけ、パスワ
ードを入力して本人であることを確認すると、制御回路
7はメモリ8の着信記録テーブル81の発呼者番号を読
み出し、読み出した発呼者番号により発呼者音声メッセ
ージ対応テーブル83を検索し、発呼者番号に対応する
発呼者の音声メッセージデータを読み出してデータモデ
ム6に送る。データモデム6は送られた発呼者の音声メ
ッセージデータを音声メッセージに再生して回線に送り
出す。
からも確認できるようにして利便性を向上させる。 【解決手段】留守番電話機能が選択されているときに着
信した発呼者番号と音声メッセージデータをメモリ8の
発呼者音声メッセージ対応テーブル83に記憶する。外
出先から確認するために通信装置に電話をかけ、パスワ
ードを入力して本人であることを確認すると、制御回路
7はメモリ8の着信記録テーブル81の発呼者番号を読
み出し、読み出した発呼者番号により発呼者音声メッセ
ージ対応テーブル83を検索し、発呼者番号に対応する
発呼者の音声メッセージデータを読み出してデータモデ
ム6に送る。データモデム6は送られた発呼者の音声メ
ッセージデータを音声メッセージに再生して回線に送り
出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発呼者番号通知
情報を受信可能な通信装置、特に使い勝手と利便性の向
上に関するものである。
情報を受信可能な通信装置、特に使い勝手と利便性の向
上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機の操作性や利便性を向上させるた
めに、例えば特開平5−308410号公報に示されているよ
うに、局線からの着信に対して不応答の場合、途中放棄
した発呼者番号を発呼者番号記憶手段に記憶し、操作手
段が操作されたときに、発呼者番号記憶手段に記憶した
途中放棄した発呼者番号を順次読み出して表示部に表示
することにより、途中放棄した発呼者番号の相手先に発
呼できるようにしている。
めに、例えば特開平5−308410号公報に示されているよ
うに、局線からの着信に対して不応答の場合、途中放棄
した発呼者番号を発呼者番号記憶手段に記憶し、操作手
段が操作されたときに、発呼者番号記憶手段に記憶した
途中放棄した発呼者番号を順次読み出して表示部に表示
することにより、途中放棄した発呼者番号の相手先に発
呼できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように途中放棄
した発呼者番号を確認するために、発呼者番号記憶手段
に記憶した途中放棄した発呼者番号を表示部に表示して
いると、途中放棄した発呼者番号の確認は、途中放棄し
た発呼者番号を記憶した電話機だけでしかできなく、留
守中に着信した相手先を外出先から確認することはでき
なかった。
した発呼者番号を確認するために、発呼者番号記憶手段
に記憶した途中放棄した発呼者番号を表示部に表示して
いると、途中放棄した発呼者番号の確認は、途中放棄し
た発呼者番号を記憶した電話機だけでしかできなく、留
守中に着信した相手先を外出先から確認することはでき
なかった。
【0004】この発明はかかる短所を改善して、途中放
棄した発呼者番号を外出先からも確認できるとともに発
呼者番号通知情報を受信して着信応答したときに、相手
側に課金される通話料金を明確にして、操作性と利便性
をより向上させることができる通信装置を得ることを目
的とするものである。
棄した発呼者番号を外出先からも確認できるとともに発
呼者番号通知情報を受信して着信応答したときに、相手
側に課金される通話料金を明確にして、操作性と利便性
をより向上させることができる通信装置を得ることを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信装置
は、発呼者番号通知情報を受信したときに、発呼者の情
報を音声メッセージデータで記録し、外出先から留守中
の着信を確認したときに、記録した音声メッセージデー
タに基づく音声メッセージを送信することを特徴とす
る。
は、発呼者番号通知情報を受信したときに、発呼者の情
報を音声メッセージデータで記録し、外出先から留守中
の着信を確認したときに、記録した音声メッセージデー
タに基づく音声メッセージを送信することを特徴とす
る。
【0006】上記通信装置において、発呼者番号通知情
報を受信したときに、発呼者番号通知情報に応じて応答
メッセージを変更することが望ましい。また、発呼者番
号通知情報を受信したときに、着信応答した通信の料金
をリアルタイムに表示すると良い。
報を受信したときに、発呼者番号通知情報に応じて応答
メッセージを変更することが望ましい。また、発呼者番
号通知情報を受信したときに、着信応答した通信の料金
をリアルタイムに表示すると良い。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の通信装置は、回線イン
タフェースに接続されたスイッチングマトリックスと、
電話機と、スイッチングマトリックスと電話機を接続す
る端末インタフェースと、PB信号制御回路とデータモ
デムと通信装置全体の動作を制御する制御回路及びメモ
リを有する。メモリには着信記録テーブルと音声メッセ
ージ登録テーブル及び発呼者音声メッセージ対応テーブ
ルを有する。
タフェースに接続されたスイッチングマトリックスと、
電話機と、スイッチングマトリックスと電話機を接続す
る端末インタフェースと、PB信号制御回路とデータモ
デムと通信装置全体の動作を制御する制御回路及びメモ
リを有する。メモリには着信記録テーブルと音声メッセ
ージ登録テーブル及び発呼者音声メッセージ対応テーブ
ルを有する。
【0008】着信記録テーブルには着信があったときの
日時と発呼した相手先の発呼者番号を記憶する。音声メ
ッセージ登録テーブルには応答したい発呼者番号に対す
る親密度を表すレベルと応答する発呼者番号及び着信が
あったとき親密度を表すレベルに対応した複数の音声メ
ッセージを格納する領域を有し、留守番機能を利用する
ときに、応答する発呼者番号と親密度を表すレベルをあ
らかじめ登録し、音声メッセージの格納領域には、親密
度に応じた音声メッセージデータをあらかじめ登録して
おく。発呼者音声メッセージ対応テーブルには、発呼者
番号通知機能を利用した着信があったときの発呼者番号
と発呼者の音声メッセージデータを格納する。
日時と発呼した相手先の発呼者番号を記憶する。音声メ
ッセージ登録テーブルには応答したい発呼者番号に対す
る親密度を表すレベルと応答する発呼者番号及び着信が
あったとき親密度を表すレベルに対応した複数の音声メ
ッセージを格納する領域を有し、留守番機能を利用する
ときに、応答する発呼者番号と親密度を表すレベルをあ
らかじめ登録し、音声メッセージの格納領域には、親密
度に応じた音声メッセージデータをあらかじめ登録して
おく。発呼者音声メッセージ対応テーブルには、発呼者
番号通知機能を利用した着信があったときの発呼者番号
と発呼者の音声メッセージデータを格納する。
【0009】そして、留守番電話機能が選択されている
ときに着信があり、発呼者番号をデータモデムで受信す
ると、受信した発呼者番号を制御回路に送る。制御回路
は送られた発呼者番号と着信日と着信時間をメモリの着
信記録テーブルに記録する。その後、制御回路は着信記
録テーブルに記録した発呼者番号と音声メッセージ登録
テーブルにあらかじめ登録してある発呼者番号を比較
し、着信した発呼者番号が音声メッセージ登録テーブル
に登録されているとき、登録された発呼者番号の親密度
を表すレベルに応じた音声メッセージデータを選択して
データモデムに送る。データモデムは音声メッセージデ
ータを再生して音声メッセージを発呼者に送る。この音
声メッセージに対して発呼者が応答した音声メッセージ
を受信すると、データモデムは受信した発呼者の音声メ
ッセージを音声メッセージデータに変換して制御回路に
送る。制御回路は送られた発呼者の音声メッセージデー
タをメモリに送り、着信記録テーブルに記録した発呼者
番号とともに発呼者音声メッセージ対応テーブルに記憶
する。
ときに着信があり、発呼者番号をデータモデムで受信す
ると、受信した発呼者番号を制御回路に送る。制御回路
は送られた発呼者番号と着信日と着信時間をメモリの着
信記録テーブルに記録する。その後、制御回路は着信記
録テーブルに記録した発呼者番号と音声メッセージ登録
テーブルにあらかじめ登録してある発呼者番号を比較
し、着信した発呼者番号が音声メッセージ登録テーブル
に登録されているとき、登録された発呼者番号の親密度
を表すレベルに応じた音声メッセージデータを選択して
データモデムに送る。データモデムは音声メッセージデ
ータを再生して音声メッセージを発呼者に送る。この音
声メッセージに対して発呼者が応答した音声メッセージ
を受信すると、データモデムは受信した発呼者の音声メ
ッセージを音声メッセージデータに変換して制御回路に
送る。制御回路は送られた発呼者の音声メッセージデー
タをメモリに送り、着信記録テーブルに記録した発呼者
番号とともに発呼者音声メッセージ対応テーブルに記憶
する。
【0010】この発呼者音声メッセージ対応テーブルに
記憶した発呼者の音声メッセージを外出先から確認する
ために通信装置に電話をかけ、パスワードを入力して本
人であることを確認すると、制御回路はメモリの着信記
録テーブルの発呼者番号を読み出し、読み出した発呼者
番号により発呼者音声メッセージ対応テーブルを検索
し、読み出した発呼者番号に対応する発呼者の音声メッ
セージデータを読み出してデータモデムに送る。データ
モデムは送られた発呼者の音声メッセージデータを音声
メッセージに再生して回線に送り出す。
記憶した発呼者の音声メッセージを外出先から確認する
ために通信装置に電話をかけ、パスワードを入力して本
人であることを確認すると、制御回路はメモリの着信記
録テーブルの発呼者番号を読み出し、読み出した発呼者
番号により発呼者音声メッセージ対応テーブルを検索
し、読み出した発呼者番号に対応する発呼者の音声メッ
セージデータを読み出してデータモデムに送る。データ
モデムは送られた発呼者の音声メッセージデータを音声
メッセージに再生して回線に送り出す。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、通信装置は、複数の回
線インタフェース1a〜1nに接続されたスイッチング
マトリックス2と、複数の電話機3a〜3iと、スイッ
チングマトリックス2と電話機3a〜3iを接続する端
末インタフェース4a〜4iと、PB信号制御回路5と
データモデム6と通信装置全体の動作を制御する制御回
路7及びメモリ8を有する。データモデム6は回線イン
タフェース1とスイッチングマトリックス2を介して受
信した発呼者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送
られた発呼者番号をメモリ8に格納する。メモリ8には
着信記録テーブル81と音声メッセージ登録テーブル8
2と発呼者音声メッセージ対応テーブル83及び通話料
金テーブル84を有する。
ック図である。図に示すように、通信装置は、複数の回
線インタフェース1a〜1nに接続されたスイッチング
マトリックス2と、複数の電話機3a〜3iと、スイッ
チングマトリックス2と電話機3a〜3iを接続する端
末インタフェース4a〜4iと、PB信号制御回路5と
データモデム6と通信装置全体の動作を制御する制御回
路7及びメモリ8を有する。データモデム6は回線イン
タフェース1とスイッチングマトリックス2を介して受
信した発呼者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送
られた発呼者番号をメモリ8に格納する。メモリ8には
着信記録テーブル81と音声メッセージ登録テーブル8
2と発呼者音声メッセージ対応テーブル83及び通話料
金テーブル84を有する。
【0012】着信記録テーブル81は、図2に示すよう
に、着信日と着信時間及び発呼者番号を格納する領域が
あり、着信があったときの日時と発呼した相手先の発呼
者番号を記憶する。音声メッセージ登録テーブル82
は、図3に示すように、応答したい発呼者番号に対する
親密度を表すレベルと、応答する発呼者番号と、着信が
あったとき判定レベルに対応した複数の音声メッセージ
を格納する領域を有する。この音声メッセージ登録テー
ブル82の親密度を表すレベルと応答する発呼者番を格
納する領域には、留守番機能を利用するときに、応答す
る発呼者番号と親密度を表すレベルをあらかじめ登録し
ておき、音声メッセージの格納領域には、親密度に応じ
た音声メッセージデータをあらかじめ登録しておく。例
えば、判定レベルとして応答する必要のない発呼者番号
はレベル「0」と設定し、音声メッセージの格納領域に
は不応答を登録する。また、通常の応答をする発呼者番
号はレベル「1」と設定し、音声メッセージの格納領域
には、例えば「はい、佐藤です。ただいま外出しており
ます。」のような音声メッセージデータAを登録し、親
戚等ごく親しい人の発呼者番号は、その親密度に応じて
レベル「2」,「3」と設定し、レベル「2」には、例
えば「はい、佐藤雄三です。ただいま良夫叔父さんのと
ころに出かけています。」のような音声メッセージデー
タBを登録し、レベル「3」には、例えば「はい、佐藤
雄三です。ただいま良夫叔父さんのところに出かけてい
ます。携帯電話番号030−4567−1239にかけ
なおして下さい。」のような音声メッセージデータCを
登録しておく。発呼者音声メッセージ対応テーブル83
は、図4に示すように、発呼者番号と発呼者音声メッセ
ージの格納領域を有し、発呼者番号通知機能を利用した
着信があったときの発呼者番号と発呼者の音声メッセー
ジデータを格納する。通話料金テーブル84は、図5に
示すように、通信距離と通話時間帯に応じた10円当た
りの通話時間と、市外局番を示すX座標とY座標をあら
かじめ登録しておく。
に、着信日と着信時間及び発呼者番号を格納する領域が
あり、着信があったときの日時と発呼した相手先の発呼
者番号を記憶する。音声メッセージ登録テーブル82
は、図3に示すように、応答したい発呼者番号に対する
親密度を表すレベルと、応答する発呼者番号と、着信が
あったとき判定レベルに対応した複数の音声メッセージ
を格納する領域を有する。この音声メッセージ登録テー
ブル82の親密度を表すレベルと応答する発呼者番を格
納する領域には、留守番機能を利用するときに、応答す
る発呼者番号と親密度を表すレベルをあらかじめ登録し
ておき、音声メッセージの格納領域には、親密度に応じ
た音声メッセージデータをあらかじめ登録しておく。例
えば、判定レベルとして応答する必要のない発呼者番号
はレベル「0」と設定し、音声メッセージの格納領域に
は不応答を登録する。また、通常の応答をする発呼者番
号はレベル「1」と設定し、音声メッセージの格納領域
には、例えば「はい、佐藤です。ただいま外出しており
ます。」のような音声メッセージデータAを登録し、親
戚等ごく親しい人の発呼者番号は、その親密度に応じて
レベル「2」,「3」と設定し、レベル「2」には、例
えば「はい、佐藤雄三です。ただいま良夫叔父さんのと
ころに出かけています。」のような音声メッセージデー
タBを登録し、レベル「3」には、例えば「はい、佐藤
雄三です。ただいま良夫叔父さんのところに出かけてい
ます。携帯電話番号030−4567−1239にかけ
なおして下さい。」のような音声メッセージデータCを
登録しておく。発呼者音声メッセージ対応テーブル83
は、図4に示すように、発呼者番号と発呼者音声メッセ
ージの格納領域を有し、発呼者番号通知機能を利用した
着信があったときの発呼者番号と発呼者の音声メッセー
ジデータを格納する。通話料金テーブル84は、図5に
示すように、通信距離と通話時間帯に応じた10円当た
りの通話時間と、市外局番を示すX座標とY座標をあら
かじめ登録しておく。
【0013】上記のように構成された通信装置で留守番
電話機能が選択されているときに、応答する場合の処理
を図6のフローチャートを参照して説明する。着信を回
線側インタフェース1aで検出すると(ステップS
1)、回線側インタフェース1aで回線の直流ループを
閉結し、局交換機から送られてくる発呼者番号をデータ
モデム6で受信すると(ステップS2)、受信した発呼
者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送られた発呼
者番号と着信日と着信時間をメモリ8に送り、着信日と
着信時間及び発呼者番号を着信記録テーブル81に記録
する(ステップS3)。その後、制御回路7は着信記録
テーブル81に記録した発呼者番号と音声メッセージ登
録テーブル82にあらかじめ登録してある発呼者番号を
比較し、着信した発呼者番号が音声メッセージ登録テー
ブル82に登録されているか否を検索する(ステップS
4)。そして着信した発呼者番号が音声メッセージ登録
テーブル82に登録されているとき、制御回路7は登録
された発呼者番号の親密度を表すレベルに応じた音声メ
ッセージデータを選択してデータモデム6に送る。デー
タモデム6は音声メッセージデータを再生して音声メッ
セージを発呼者に送る(ステップS5)。例えば着信し
た発呼者番号の親密度を表すレベルが「1」の場合には
「はい、佐藤です。ただいま外出しております。」のよ
うな音声メッセージを送る。この音声メッセージに対し
て発呼者が応答した音声メッセージを受信すると、デー
タモデム6は受信した発呼者の音声メッセージを音声メ
ッセージデータに変換して制御回路7に送る。制御回路
7は送られた発呼者の音声メッセージデータをメモリ8
に送り、着信記録テーブル81に記録した発呼者番号と
ともに発呼者音声メッセージ対応テーブル83に記憶し
(ステップS6)、その後、回線を切断する(ステップ
S7)。また、着信した発呼者番号が音声メッセージ登
録テーブル82に登録されていないとき、制御回路7は
発呼者番号の親密度を表すレベルが「0」と判定して不
応答として回線を切断する(ステップS8,S7)。こ
のようにして発呼者の親密度に応じて発呼者に応答用の
音声メッセージを送ることができるとともに、不用な迷
惑電話の音声メッセージが記録されることを防ぐことが
できる。
電話機能が選択されているときに、応答する場合の処理
を図6のフローチャートを参照して説明する。着信を回
線側インタフェース1aで検出すると(ステップS
1)、回線側インタフェース1aで回線の直流ループを
閉結し、局交換機から送られてくる発呼者番号をデータ
モデム6で受信すると(ステップS2)、受信した発呼
者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送られた発呼
者番号と着信日と着信時間をメモリ8に送り、着信日と
着信時間及び発呼者番号を着信記録テーブル81に記録
する(ステップS3)。その後、制御回路7は着信記録
テーブル81に記録した発呼者番号と音声メッセージ登
録テーブル82にあらかじめ登録してある発呼者番号を
比較し、着信した発呼者番号が音声メッセージ登録テー
ブル82に登録されているか否を検索する(ステップS
4)。そして着信した発呼者番号が音声メッセージ登録
テーブル82に登録されているとき、制御回路7は登録
された発呼者番号の親密度を表すレベルに応じた音声メ
ッセージデータを選択してデータモデム6に送る。デー
タモデム6は音声メッセージデータを再生して音声メッ
セージを発呼者に送る(ステップS5)。例えば着信し
た発呼者番号の親密度を表すレベルが「1」の場合には
「はい、佐藤です。ただいま外出しております。」のよ
うな音声メッセージを送る。この音声メッセージに対し
て発呼者が応答した音声メッセージを受信すると、デー
タモデム6は受信した発呼者の音声メッセージを音声メ
ッセージデータに変換して制御回路7に送る。制御回路
7は送られた発呼者の音声メッセージデータをメモリ8
に送り、着信記録テーブル81に記録した発呼者番号と
ともに発呼者音声メッセージ対応テーブル83に記憶し
(ステップS6)、その後、回線を切断する(ステップ
S7)。また、着信した発呼者番号が音声メッセージ登
録テーブル82に登録されていないとき、制御回路7は
発呼者番号の親密度を表すレベルが「0」と判定して不
応答として回線を切断する(ステップS8,S7)。こ
のようにして発呼者の親密度に応じて発呼者に応答用の
音声メッセージを送ることができるとともに、不用な迷
惑電話の音声メッセージが記録されることを防ぐことが
できる。
【0014】上記のようにして発呼者音声メッセージ対
応テーブル83に記憶した発呼者の音声メッセージを外
出先から確認するときの処理を図7のフローチャートを
参照して説明する。着信記録を知るために外出先から通
信装置に電話をかけ、回線側インタフェース1aで着信
を検出すると(ステップS11)、自動応答して、本人
であることを確認するためにパスワードの入力を促す。
パスワードを入力して本人であることを確認すると(ス
テップS12)。制御回路7はメモリ8の着信記録テー
ブル81の発呼者番号を読み出し(ステップS13)、
読み出した発呼者番号により発呼者音声メッセージ対応
テーブル83を検索する(ステップS14)。そして読
み出した発呼者番号と一致する発呼者番号が発呼者音声
メッセージ対応テーブル83にあったとき、その発呼者
番号に対応する発呼者の音声メッセージデータを読み出
してデータモデム6に送る。データモデム6は送られた
発呼者の音声メッセージデータを音声メッセージに再生
して回線に送り出す(ステップS15,S16)。ま
た、読み出した発呼者番号と一致する発呼者番号が発呼
者音声メッセージ対応テーブル83にないとき、制御回
路7はその旨を示す音声メッセージデータを選択してデ
ータモデム6を介して回線に送り出す(ステッオピS1
5,S17)。この処理を着信記録テーブル81に記憶
した全ての発呼者番号に対して繰り返してから回線を遮
断する(ステップS18,S19)。このようにして留
守中に着信があったときの発呼者の音声メッセージを外
出先から確認することができ、使用者の利便性を向上す
ることができる。
応テーブル83に記憶した発呼者の音声メッセージを外
出先から確認するときの処理を図7のフローチャートを
参照して説明する。着信記録を知るために外出先から通
信装置に電話をかけ、回線側インタフェース1aで着信
を検出すると(ステップS11)、自動応答して、本人
であることを確認するためにパスワードの入力を促す。
パスワードを入力して本人であることを確認すると(ス
テップS12)。制御回路7はメモリ8の着信記録テー
ブル81の発呼者番号を読み出し(ステップS13)、
読み出した発呼者番号により発呼者音声メッセージ対応
テーブル83を検索する(ステップS14)。そして読
み出した発呼者番号と一致する発呼者番号が発呼者音声
メッセージ対応テーブル83にあったとき、その発呼者
番号に対応する発呼者の音声メッセージデータを読み出
してデータモデム6に送る。データモデム6は送られた
発呼者の音声メッセージデータを音声メッセージに再生
して回線に送り出す(ステップS15,S16)。ま
た、読み出した発呼者番号と一致する発呼者番号が発呼
者音声メッセージ対応テーブル83にないとき、制御回
路7はその旨を示す音声メッセージデータを選択してデ
ータモデム6を介して回線に送り出す(ステッオピS1
5,S17)。この処理を着信記録テーブル81に記憶
した全ての発呼者番号に対して繰り返してから回線を遮
断する(ステップS18,S19)。このようにして留
守中に着信があったときの発呼者の音声メッセージを外
出先から確認することができ、使用者の利便性を向上す
ることができる。
【0015】次に留守番機能が選択されていないときの
処理を図8のフローチャートを参照して説明する。着信
を回線側インタフェース1aで検出すると(ステップS
21)。回線側インタフェース1aで回線の直流ループ
を閉結し、局交換機から送られてくる発呼者番号をデー
タモデム6で受信すると(ステップS22)、受信した
発呼者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送られた
発呼者番号と着信日と着信時間をメモリ8に送り、着信
日と着信時間及び発呼者番号を着信記録テーブル81に
記録する(ステップS23)。その後、制御回路7は着
信記録テーブル81に記録した発呼者番号の市外局番を
取り出し、通話料金テーブル84にあらかじめ登録して
ある市外局番のX座標とY座標のテーブルから発呼者の
座標値を求め(ステップS24)、求めた発呼者の座標
値と自分の座標値を使って通信距離を算出し(ステップ
S25)、通信距離と10円当たりの通話時間のテーブ
ルから算出した通信距離に対応する10円当たりの通話
時間を求める(ステップS26)。この状態で通話が開
始すると制御回路7は求めた10円当たりの通話時間に
基づいて通話中の通信費をカウントアップしながら電話
機3aの表示部に表示する(ステップS27,S2
8)。また、発呼者番号を受信しないときは、通信費の
表示をしないで通話を行う(ステップS22,S2
9)。このように発呼者番号を受信したときに、相手先
に課金される通信費を表示するから、長時間中の通話を
自粛することができる。
処理を図8のフローチャートを参照して説明する。着信
を回線側インタフェース1aで検出すると(ステップS
21)。回線側インタフェース1aで回線の直流ループ
を閉結し、局交換機から送られてくる発呼者番号をデー
タモデム6で受信すると(ステップS22)、受信した
発呼者番号を制御回路7に送る。制御回路7は送られた
発呼者番号と着信日と着信時間をメモリ8に送り、着信
日と着信時間及び発呼者番号を着信記録テーブル81に
記録する(ステップS23)。その後、制御回路7は着
信記録テーブル81に記録した発呼者番号の市外局番を
取り出し、通話料金テーブル84にあらかじめ登録して
ある市外局番のX座標とY座標のテーブルから発呼者の
座標値を求め(ステップS24)、求めた発呼者の座標
値と自分の座標値を使って通信距離を算出し(ステップ
S25)、通信距離と10円当たりの通話時間のテーブ
ルから算出した通信距離に対応する10円当たりの通話
時間を求める(ステップS26)。この状態で通話が開
始すると制御回路7は求めた10円当たりの通話時間に
基づいて通話中の通信費をカウントアップしながら電話
機3aの表示部に表示する(ステップS27,S2
8)。また、発呼者番号を受信しないときは、通信費の
表示をしないで通話を行う(ステップS22,S2
9)。このように発呼者番号を受信したときに、相手先
に課金される通信費を表示するから、長時間中の通話を
自粛することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、発呼者
番号通知情報を受信したときに、発呼者の情報を音声メ
ッセージデータで記録し、外出先から留守中の着信を確
認したときに、記録した音声メッセージデータに基づく
音声メッセージを送信するようにしたから、外出先から
でも留守中に誰からの通話があったかを確認することが
でき、使い勝手を向上することができる。
番号通知情報を受信したときに、発呼者の情報を音声メ
ッセージデータで記録し、外出先から留守中の着信を確
認したときに、記録した音声メッセージデータに基づく
音声メッセージを送信するようにしたから、外出先から
でも留守中に誰からの通話があったかを確認することが
でき、使い勝手を向上することができる。
【0017】また、発呼者番号通知情報を受信したとき
に、発呼者番号通知情報に応じて応答メッセージを変更
することにより、親密度に応じた応答メッセージを相手
に送ることげでき、利便性を向上することができる。
に、発呼者番号通知情報に応じて応答メッセージを変更
することにより、親密度に応じた応答メッセージを相手
に送ることげでき、利便性を向上することができる。
【0018】さらに、発呼者番号通知情報を受信したと
きに、相手に課金される通話中の通信料金をリアルタイ
ムで表示するから、長時間の通話を自粛することがで
き、利便性を向上することができる。
きに、相手に課金される通話中の通信料金をリアルタイ
ムで表示するから、長時間の通話を自粛することがで
き、利便性を向上することができる。
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】着信記録テーブルの構成図である。
【図3】音声メッセージ登録テーブルの構成図である。
【図4】発呼者音声メッセージ対応テーブルの構成図で
ある。
ある。
【図5】通話料金テーブルの構成図である。
【図6】留守番電話機能を選択しているときの応答処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】発呼者の音声メッセージの確認処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】留守番機能が選択されていないときの処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 回線インタフェース 2 スイッチングマトリックス 3 電話機 4 端末インタフェース 5 PB信号制御回路 6 データモデム 7 制御回路 8 メモリ 81 着信記録テーブル 82 音声メッセージ登録テーブル 83 発呼者音声メッセージ対応テーブル 84 通話料金テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 発呼者番号通知情報を受信したときに、
発呼者の情報を音声メッセージデータで記録し、外出先
から留守中の着信を確認したときに、記録した音声メッ
セージデータに基づく音声メッセージを送信することを
特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 発呼者番号通知情報を受信したときに、
発呼者番号通知情報に応じて応答メッセージを変更する
ことを特徴とする通信装置。 - 【請求項3】 発呼者番号通知情報を受信したときに、
着信応答した通信の料金をリアルタイムで表示すること
を特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8962798A JPH11289380A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8962798A JPH11289380A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289380A true JPH11289380A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=13976004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8962798A Pending JPH11289380A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11289380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020059131A (ko) * | 2001-01-02 | 2002-07-12 | 전기영 | 발신자 아이디 정보 제공 장치 및 발신자 아이디 정보의원격 확인 방법 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP8962798A patent/JPH11289380A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020059131A (ko) * | 2001-01-02 | 2002-07-12 | 전기영 | 발신자 아이디 정보 제공 장치 및 발신자 아이디 정보의원격 확인 방법 |
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