JPH1128897A - 写し絵転写材およびこれを用いたトナー像転写方法 - Google Patents

写し絵転写材およびこれを用いたトナー像転写方法

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JPH1128897A
JPH1128897A JP10110707A JP11070798A JPH1128897A JP H1128897 A JPH1128897 A JP H1128897A JP 10110707 A JP10110707 A JP 10110707A JP 11070798 A JP11070798 A JP 11070798A JP H1128897 A JPH1128897 A JP H1128897A
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基博 小倉
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B25/00Packaging other articles presenting special problems
    • B65B25/14Packaging paper or like sheets, envelopes, or newspapers, in flat, folded, or rolled form
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • G03G15/167Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
    • G03G15/1685Structure, details of the transfer member, e.g. chemical composition

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、重送が起きず、種々の環境下で紙
のカール量を抑え、パッケージ内から紙を出してもカー
ルが発生しない写し絵転写材を提供する。 【解決手段】 本発明は、基材の一面に転写層を有する
写し絵転写材において、含有する水分量が4〜6%であ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形成したトナー像
を再転写媒体に再転写するに用いる写し絵転写材に関
し、特に、電子写真装置、静電記録装置等により形成し
たトナー像を再転写するに用いる写し絵再転写材および
これを用いたトナー像再転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、写し絵という技術を用いて立体的
に画像を転写することは広く知られており、例えば紙等
の基材上にデキストリンに代表される水溶性の糊を塗工
し、この塗膜上にアクリルインクを用いて必要とされる
画像をスクリーン印刷等で形成し、この画像を有する紙
を水につけてデキストリンを溶かし、水に浮いたアクリ
ルインク画像を陶器等の立体物に水圧によって写し取る
水圧転写法が広く知られている。この方法に用いられる
転写紙を電子写真に直接応用した例として、ライスペー
パー上にデキストリンを成膜したものを転写材として作
成し、これを、電子写真装置によりデキストリン表面に
トナー像を形成した後、トナー中の樹脂を軟化させるこ
とが可能な有機溶剤にこの転写材を通過させ、トナー像
に再転写の対象となる転写媒体(以下、再転写媒体とい
う)への接着力を付与した後に、この転写材をトナー像
が再転写媒体に正対するように密着させた後、紙の裏面
より水を付与してデキストリン膜を溶解してトナー像の
みの転写を行うものである。
【0003】また、特開平4−361086号公報にお
いて、デキストリンに替わり、酢酸ビニルの鹸化物であ
るポリビニルアルコールを用いた転写材の提案がある。
ここで提案されている転写材は紙上にシリコーン樹脂を
塗工したものの上にアクリル樹脂膜を形成し、更にこの
上に日華化学製カセゾール0−5にシリコーン消泡剤を
混ぜたものを塗工したものであって、再転写自体は、電
子写真装置によりこの塗膜上にトナー像を形成した後
に、このカセゾール膜を基材から剥ぎ取り、再転写媒体
にトナー像が正対するように重ね合わせる。
【0004】加熱及び加圧を施すことで前述トナー像中
の樹脂を軟化させて再転写媒体への接着力を得、冷却し
た後にカセゾール膜の裏面よりエチルアルコールの80
%水溶液を付与してカセゾール膜とトナー像の接着力を
低下させ再転写を終了するものである。
【0005】また、電子写真装置等により形成した画像
を再転写媒体に再転写する、写し絵の別の技術が、例え
ば特開昭52−82509号公報等に記載されている。
この写し絵に使用する転写材は、例えば、シリコーン系
樹脂またはフッ素系樹脂等からなる高離型性を有する剥
離層を形成した紙またはプラスチックフィルム上に、メ
タアクリル酸メチル−n−ブチル共重合体、ポリ酢酸ビ
ニル均質重合体エマルジョン、塩化ビニル均質重合体ラ
テックス、塩化ビニルアクリレートラテックスの単体ま
たはその組合せ等からなる下塗り層を形成して得られ
る。
【0006】この転写材上に電子写真装置等にてトナー
像を形成し、少なくともこのトナーの脱落がない程度に
定着操作を加え、定着後の転写材を再転写媒体(布等)
にトナー像が正対するように合わせた状態でトナー及び
転写材の下塗り層が軟化する温度まで加熱及び加圧し、
この後冷却し、トナー像と下塗り層を転写材側に残した
まま剥離層を持つ紙等を剥し、再転写を終了する。
【0007】しかし、これらの場合においても、紙の裏
面側が紙の面を露出しているため、転写材が放置される
環境により紙の著しいカールを生じる場合がある。
【0008】そこで、裏打ち層を樹脂で形成することに
よりカールを防止を技術も提案されている。
【0009】ところが、高架橋の樹脂を用いて単に目処
め層を形成した場合、転写面と非転写面で樹脂の吸水速
度が異なり、紙がパッキングされた状態から開封した場
合、著しいカールを起こし電子写真装置内の搬送が不能
になってしまう。
【0010】特に、転写面がビニル系樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等の高分子で湿
度の影響を受け難いもので形成され、また裏面が樹脂を
含浸したもの(紙の繊維が表面上に出ているもの)や、
湿度の影響を受け易いもので形成されている場合に、カ
ールが顕著に現れる。
【0011】また、表面と裏面に同じ樹脂を用いると樹
脂同士の相性がよいため、重ね置きした場合重送が起こ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、重送が起きず、種々の環境下で紙のカール量を抑
え、パッケージ内から紙を出してもカールが発生しない
写し絵転写材を提供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、カールを生じ
ない写し絵転写材を用いて良好なトナー像を形成し、そ
のトナー像を再転写媒体に再転写する方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、パッケージに
収納された、基材の表面に樹脂層を有する写し絵転写材
において、パッケージ内水分量が4〜6%に調整されて
いることを特徴とする写し絵転写材である。
【0015】また、本発明は、パッケージ内水分量が4
〜6%に調整されている写し絵転写材の転写層表面に電
子写真方式によりトナー像を形成する工程、写し絵転写
材に形成されたトナー像と再転写媒体を接触させる工程
および加熱加圧により、転写層およびトナー像を再転写
媒体に転写する工程を有することを特徴とするトナー像
再転写方法である。
【0016】写し絵転写材の水分量(%)は、写し絵転
写材の全体の重量(W1 )に対する、含まれている水分
の重量(W2 )の%、即ちW2 /W1 ×100(%)で
ある。本発明では、パッケージに収納されている状態で
の写し絵転写材の水分量を4〜6%に調整することによ
って、パッケージから取り出し、トナー像を形成する過
程で、問題となるようなカールの発生を防止できたもの
である。特に、写し絵転写材がカールを生じないか、実
質的に生じないことから、電子写真プロセスで、感光体
に形成されたトナー像を写し絵転写材に、忠実に転写で
き、さらに、均一なトナー像の定着処理ができるもので
ある。写し絵転写材の基材としては、樹脂フィルムも使
用できるが、特に紙が好適である。また、樹脂層とし
て、基材表面に剥離層および剥離層上に転写層を有する
写し絵転写材が好適である。また、写し絵転写材の23
℃/60%RH環境でのカール量は5mm以下、特に、
30℃/80%RH環境でのカール量が5mm以下であ
ることが好適である。また、写し絵転写材の裏面の表面
固有抵抗が1×10E10〜2×10E12であること
が好適である。パッケージ内の写し絵転写材が、所定の
水分量を維持するために、パッケージの透湿度(JIS
Z0208の規定による透湿度)が15g/m2 /2
4hr以下が好適である。このようなパッケージとして
は、樹脂の包装材、アルミ蒸着紙、などが用いられる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて説明
する。
【0018】図1は本発明の写真用写し絵転写材1の層
構成を示す概略図である。11は転写材1の基材であっ
て、中質あるいは上質の普通紙である。坪量は30〜2
00g/m2 が好ましく、45〜150g/m2 がより
好ましい。
【0019】12は剥離層であり、再転写時に転写層1
3を再転写媒体側に残す必要があり、転写層より表面エ
ネルギーの大きい材料が使用される。例えば、シリコー
ン系樹脂、フッ素系樹脂が用いられる。
【0020】13は転写層であり、用いられる樹脂は、
好ましくは高架橋のものであり、湿度の影響を受け難
く、種々の環境において画像転写性の不具合を生じない
ものが用いられる。例えば、ビニル系樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等が用いられ
る。
【0021】また、基材の裏面に目処め層14を設けて
もよい。この場合、目処め層の形成方法としてはパター
ン状の目処め層の形成が容易にできる点でシルクスクリ
ーン印刷が好適に用いられる。即ち、紙を目処め層で完
全に覆ってしまうと、写し絵転写材の電子写真装置内で
の搬送性が低下する。なお、シルクスクリーン印刷につ
いては後で説明する。
【0022】そのために、紙に多少の水分が入るように
紙を完全に覆わないのが好適である。目処め樹脂を紙に
含浸させることで、塗工時の紙の搬送性をよくする。た
だし、写し絵転写材の表面と裏面とでは、種類の異なる
樹脂を用いるとよい。同種の樹脂を用いると重ね置きし
た場合重送を発生する場合がある。
【0023】そのため、目処め樹脂として用いるものは
紙への浸透性がよく、低粘度で湿度の影響を受け難いも
のがよい。例えば、アクリル系、ビニル系等の熱可塑性
樹脂やフェノール、尿素、メラミン、アルキッド、エポ
キシ、ウレタン等の硬化性樹脂などが適している、な
お、定着器のかみ込み不良を起こさないためにシリカ、
クレー等の粗面形成材を添加してもよい。
【0024】次に、図4は本発明に用いられるカラー複
写機の内部構成を示す側面図である。給紙用トレイ20
1、202、203の上部にある給紙用ローラー20
4、205、206で一枚ずつ抜き出された転写材が点
線の矢印方向に搬出され、次いで吸着ブラシ208に電
流を流すことによって転写ドラム207に静電吸着させ
る。また同様にして、手差し給紙用トレイ209の給紙
用ローラー210から搬出された転写材も転写ドラムに
静電吸着させる。
【0025】また、感光ドラム211が図のような位置
にあり、その傍らにイエロー現像器212、マゼンタ現
像器213、シアン現像器214、ブラック現像器21
5がある。上記で静電吸着された転写材は、4色の現像
器で形成された画像が転写ドラム207側に転写ブラシ
216によって転写されるまで矢印方向に回転してい
る。
【0026】4色転写が終了すると、転写ドラム207
上の転写材は分離帯電器217によって、転写ドラム2
07から分離され、点線の矢印方向に搬送され、定着器
218で熱と圧力により定着され、一連のフルカラープ
リントシーケンスが終了し、所要のフルカラープリント
が形成される。
【0027】紙の水分量に関してはJIS P 812
7に定められる方法で紙をパッケージした状態から紙を
一枚取り出して測定する。
【0028】パッケージ内水分量が4%未満の場合、高
湿環境(例えば75%RH)下に置かれると、すぐにカ
ールを初め転写剥がれを起こし易い。
【0029】カール量として5mmを超えると搬送不能
が生じ易い。尚、本発明でカール量は、紙の四角の高さ
を測定し、最大高さをカール量とした。
【0030】パッケージ内水分量が6%を超えると裏面
の抵抗が下がり過ぎるために、転写ドラムに対する静電
吸着が困難になる傾向がある。
【0031】裏面の表面固有抵抗(JIS K 691
1)は1×1010〜2×1012Ω/□であることが好ま
しい。
【0032】1×1010Ω/□未満であると静電吸着が
困難になる傾向があり、2×1012Ω/□を超えると高
湿環境でカールが起き易くなる。
【0033】図2はスクリーン機の概略斜視図であり、
図3はスクリーン印刷の工程を示す横断面図である。ス
クリーン印刷はスクリーン〔網目状の織物(素材として
は主にナイロン、テトロン、ステンレス等)〕42の4
方の周を版枠41に緊張固定し、その上に手工的や化学
的方法で版膜を作成する。浅い箱船状になった版枠41
内にスクリーン印刷用インキ43を入れ、スキージ44
と称する厚みのあるヘラ状のゴムで、版上面を加圧しな
がらこすれば、インキは版膜の部分よりスクリーン42
面を通して、版下面に置かれた被印刷体11の表面上に
押し出され、印刷が行われる。
【0034】この印刷の大きな特徴として版枠41を交
換することでそのスクリーン42のメッシュを変更でき
るし、また、塗工膜の厚さ及び表面性に関してもスクリ
ーン42の材質やスキージ44の硬度と角度、また版枠
41と被印刷表面との距離52で管理できる。
【0035】まず図3(a)のように、版枠41の中に
印刷インキ43を入れ、スキージ44の硬度と角度と加
圧力を調整し、(b)のように、版枠41が下がるとス
キージ44が動き、(c)のように、インク43がスク
リーン42を通して被印刷表面に塗工される。(d)で
再び版枠41が上に上がり印刷が完成する。そのとき残
ったインク43はインキ返し(スクレーバ)51と呼ば
れる所に溜められ、次の印刷の際、同じ工程を繰り返
す。
【0036】多層塗りに関しても、一枚ずつ同じ行程の
印刷を行い、乾燥してからまた同様な行程で次の層の塗
工を行う。
【0037】ただし、紙に片面塗工を行った際に、目処
め処理により基材裏面が封止されてしまうと、基材表面
の塗工が困難になる。
【0038】写し絵転写材の保存について説明する。
【0039】一般のポリエチレンコートの包装紙は、透
湿度が30g/m2 /24hrと大きく、1〜2カ月間
の日本の夏の期間では、収納されている写し絵転写材の
水分量は保存中に2〜3%増加する。その結果、使用す
る際、パッケージから取り出すと急にカールを生ずるこ
とがある。そこで、パッケージの透湿度は、15g/m
2 /24hr、特には10g/m2 /24hr以下が好
適である。
【0040】(実施例1)坪量80g/m2 の上質紙上
に、シリコーン系樹脂(商品名:SR2411、東レ・
ダウコーニング製)からなる剥離層を10μm厚に形成
し、更にこの上にホットメルトウレタン系樹脂(商品
名:AG−946SB、大日本インキ化学工業製)から
なる転写層を14μm厚に形成して転写材を作成した。
【0041】この転写材を23℃、40%RHの環境に
一晩(約12時間)放置して乾燥し、パッケージ内の水
分量を5%に調整した。この状態で蒸着アルミ袋(透湿
度3g/m2 /24hr)のものに保存した所、転写層
側の表面固有抵抗は1×1012Ω/□で、反対面の表面
固有抵抗は1×1011Ω/□であり、この状態が数ケ月
にわたり十分保持された。
【0042】その結果、高湿環境(75%RH)下に3
分間放置してもカールは発生しなかった。また、シルク
スクリーン塗工において不具合は起きず、電子写真装置
内での搬送においても吸着剥れが起きなかった。
【0043】(実施例2)上質紙の裏面にアクリル水溶
性エマルジョン(商品名:アクリルカバーコートレンジ
LO−316、反応化学製)により目処め層(アクリ
ル水溶性エマルジョンが紙に含浸した層)を形成した他
は実施例1と同様にして転写材を作成した。
【0044】次に、放置時間を4/5(約10時間)に
短縮した他は実施例1と同様にして、パッケージ内の水
分量を6%に調整し、実施例1と同じ蒸着アルミ袋に入
れ保存した。転写層側の表面固有抵抗は8×1011Ω/
□で、反対面の表面固有抵抗は1×1010Ω/□であっ
た。
【0045】結果を表1に示す。
【0046】(実施例3)転写層をPVA(商品名:ク
ラレポバール PVA110、クラレ製)からなるもの
に代えた他は実施例2と同様にして転写材を作成した。
【0047】次に、23℃、50%RHの環境に一晩放
置して、パッケージ内の水分量を6%に調整した。又、
この紙は、ポリエチレン厚み100μmのものを2重に
貼り合わせ、透湿度を14g/m2 /24hrとした袋
に入れ保存した。
【0048】結果を表1に示す。
【0049】(比較例1)実施例1と同様にして転写材
を作成した。
【0050】次に、乾燥工程を2回繰り返し、放置せず
にパッケージ内の水分量を3%に調整した。実施例1と
同じ袋に保存した。
【0051】結果を表1に示す。
【0052】(比較例2)実施例1と同様にして転写材
を作成した。
【0053】次に、30℃、70%RHの環境に一晩放
置して、パッケージ内の水分量を8%に調整した。、実
施例1と同じ袋に保存した。
【0054】結果を表1に示す。
【0055】(比較例3)実施例2と同様にして転写材
を作成した。
【0056】次に、乾燥工程を2回繰り返し、放置せず
にパッケージ内の水分量を3%に調整した。アルミ袋に
入れる。
【0057】結果を表1に示す。
【0058】(比較例4)実施例2と同様にして転写材
を作成した。
【0059】次に、30℃、70%RHの環境に一晩放
置して、パッケージ内の水分量を8%に調整した。アル
ミ袋に入れる。
【0060】結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、パ
ッケージから出しても紙にカールが発生せず、通紙搬送
の不良が起きない写し絵転写材を提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】写し絵転写材の模式断面図である。
【図2】スクリーン印刷機の概略斜視図である。
【図3】スクリーン印刷の工程を示す図である。
【図4】本発明で用いられる電子写真装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 写し絵転写部材 11 基材 12 剥離層 13 転写層 14 含浸部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージに収納された、基材の表面に
    樹脂層を有する写し絵転写材において、パッケージ内の
    写し絵転写材の水分量が4〜6%に調整されていること
    を特徴とする写し絵転写材。
  2. 【請求項2】 基材が紙である請求項1記載の写し絵転
    写材。
  3. 【請求項3】 樹脂層として、基材表面に剥離層および
    剥離層上に転写層を有する請求項1記載の写し絵転写
    材。
  4. 【請求項4】 剥離層が、シリコーン系樹脂およびフッ
    素系樹脂からなる群から選ばれる樹脂で形成され、転写
    層が、ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂
    およびポリアミド樹脂からなる群から選ばれる樹脂から
    形成されている請求項3記載の写し絵転写材。
  5. 【請求項5】 23℃/60%RH環境でのカール量が
    5mm以下である請求項1記載の写し絵転写材。
  6. 【請求項6】 30℃/80%RH環境でのカール量が
    5mm以下である請求項1記載の写し絵転写材。
  7. 【請求項7】 裏面の表面固有抵抗が1×10E10〜
    2×10E12であることを特徴とする請求項1記載の
    写し絵転写材。
  8. 【請求項8】 パッケージの透湿度が15g/m2 /2
    4hr以下である請求項1記載の写し絵転写材。
  9. 【請求項9】 パッケージ内水分量が4〜6%に調整さ
    れている写し絵転写材の転写層表面に電子写真方式によ
    りトナー像を形成する工程、写し絵転写材に形成された
    トナー像と再転写媒体を接触させる工程および加熱加圧
    により、転写層およびトナー像を再転写媒体に転写する
    工程を有することを特徴とするトナー像再転写方法。
  10. 【請求項10】 写し絵転写材の23℃/60%RH環
    境でのカール量が5mm以下である請求項9記載のトナ
    ー像再転写方法。
  11. 【請求項11】 トナー像がフルカラー像である請求項
    9記載のトナー像再転写方法。
JP10110707A 1997-05-12 1998-04-21 写し絵転写材およびこれを用いたトナー像転写方法 Pending JPH1128897A (ja)

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