JPH11288712A - 非水二次電池およびその製造方法 - Google Patents
非水二次電池およびその製造方法Info
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Abstract
サイクル寿命を高める。 【解決手段】正極活物質を含む正極、負極材料を含む負
極、非水電解質からなる非水二次電池において、該負極
に負極材料としてSn(II)を中心とした複合酸化物
と、導電剤として炭素材料を重量比で10:90〜8
0:20で含有し、かつ該負極の電池缶挿入時の合剤層
密度が1.8以上、2.8未満であることを特徴とする
非水二次電池とその製造方法。
Description
に高容量でサイクル寿命の長いリチウム二次電池に関す
る。
ウムを含有する正極活物質を用いるリチウム二次電池で
は、まず、正極活物質に含まれるリチウムを負極材料に
挿入して負極材料の活性を上げる。これが充電反応であ
り、その逆の負極材料からリチウムイオンを正極活物質
へ挿入させる反応が放電反応である。このタイプのリチ
ウム電池の負極材料に、Sn(II)を主体とする複合酸
化物を用いると容量は大きいが、サイクル寿命が不十分
であった。
ウム二次電池のエネルギー量を高め、かつサイクル寿命
を高めることにある。
活物質を含む正極、負極材料を含む負極、非水電解質か
らなる非水二次電池において、該負極に負極材料として
Sn(II)を中心とした複合酸化物と、導電剤として炭
素材料を重量比で10:90〜80:20で含有し、か
つ該負極の電池缶挿入時の合剤層密度が1.8以上、
2.8未満であることを特徴とする非水二次電池により
達成された。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 (1)正極活物質を含む正極、負極材料を含む負極、非
水電解質からなる非水二次電池において、該負極に負極
材料としてSn(II)を中心とした複合酸化物と、導電
剤として炭素材料を重量比で10:90〜80:20で
含有し、かつ該負極の電池缶挿入時の合剤層密度が1.
8以上、2.8未満であることを特徴とする非水二次電
池。 (2)該負極材料と該炭素材料の重量比率が30:70
〜70:30であることを特徴とする項1記載の非水二
次電池。 (3)該Sn(II)を中心とした複合酸化物は、酸素原
子を含めて少なくとも3種以上の元素を含む非晶質酸化
物であることを特徴とする項1または2に記載の非水二
次電池。 (4)該炭素材料が、真密度が1.4以上2.3以下、
002面の面間隔が3.37μm以下、結晶子の大きさ
Lc が40nm以上であることを特徴とする項1〜3の
いずれかに記載の非水二次電池。 (5)該正極活物質はLix MO2 (MはCo、Ni、Fe、
Mnの少なくとも1種、0<x ≦1.2)、またはLiy
Mn2 O4 (0<y≦2)で表されるスピネル構造を有
する化合物の少なくとも1種を用いることを特徴とする
項1〜4のいずれかに記載の非水二次電池。 (6)電解液を注入し電池缶を封口して項1〜5のいず
れかに記載の非水二次電池を製造した後、該電池を30
℃〜70℃の温度でかつ開路電圧が2.5V以上3.8
V以下の条件で1日以上20日以下の期間保存し、次い
で4.0V以上に充電することを特徴とする非水二次電
池の製造方法。 (7)電解液を注入し電池缶を封口して項1〜5のいず
れかに記載の非水二次電池を製造した後、該電池を30
℃〜70℃の温度でかつ開路電圧が2.5V以上3.8
V以下の条件で1日以上20日以下の期間保存し、次い
で4.0V以上に充電し、さらに30℃以上70℃以下
の温度でかつ開路電圧が3.9V以上4.3V以下の条
件で0.2日以上20日以下の期間保存する工程を有す
ることをを特徴とする非水二次電池の製造方法。
述する。はじめにSn(II)を中心とした複合酸化物に
ついて説明する。本発明に用いられる2価のSn(以
下、Sn(II)と記載する)を中心とした複合酸化物
は、酸素原子を含めて少なくとも3種以上の元素を含む
主として非晶質酸化物である。ここで言う主として非晶
質とはCuKα線を用いたX線回折法で2θ値で20°
から40°に頂点を有するブロードな散乱帯を有する物
であり、結晶性の回折線を有してもよい。好ましくは2
θ値で40°以上70°以下に見られる結晶性の回折線
の内最も強い強度が、2θ値で20°以上40°以下に
見られるブロードな散乱帯の頂点の回折線強度の500
倍以下であることが好ましく、さらに好ましくは100
倍以下であり、特に好ましくは5倍以下であり、最も好
ましくは結晶性の回折線を有さないことである。
に、周期表1、2、12、13、14、15族原子から
選ばれる1種以上の原子を含む。これらの原子はB、A
l、Ga、In、Tl、Si、Ge、Sn、Pb、P、
As、Sb、Bi、Znが好ましく、2種以上を用いる
と更に好ましい。
物は、次の一般式(1)で表される化合物である。 一般式(1) Sn M1 c M2 d Ot 式中、M1 はAl、B、P、Ge、Si、Znの少なく
とも1種を、M2 は周期律表第1族元素、第2族元素の
少なくとも1種を表し、cは0.2以上、2以下の数、
dは0.01以上、1以下の数で、0.2<c+d<
2、tは1以上6以下の数を表す。
ル−ゲル方や共沈法等の溶液法のいずれの方法も採用す
ることができる。以下では焼成法による合成について説
明する。焼成法では、一般式(1)に記載された元素の
酸化物あるいは化合物をよく混合した後、焼成して非晶
質複合酸化物を得るのが好ましい。
度毎分5℃以上200℃以下であることが好ましく、か
つ焼成温度としては500℃以上1500℃以下である
ことが好ましく、かつ焼成時間としては1時間以上10
0時間以下であることが好ましい。且つ、下降温速度と
しては毎分1℃以上107 ℃以下であることが好まし
い。本発明における昇温速度とは「焼成温度(℃表示)
の50%」から「焼成温度(℃表示)の80%」に達す
るまでの温度上昇の平均速度であり、本発明における降
温速度とは「焼成温度(℃表示)の80%」から「焼成
温度(℃表示)の50%」に達するまでの温度降下の平
均速度である。降温は焼成炉中で冷却してもよくまた焼
成炉外に取り出して、例えば水中に投入して冷却しても
よい。またセラミックスプロセッシング(技報堂出版1
987)217頁記載のgun法・Hammer−An
vil法・slap法・ガスアトマイズ法・プラズマス
プレー法・遠心急冷法・melt drag法などの超
急冷法を用いることもできる。またニューガラスハンド
ブック(丸善1991)172頁記載の単ローラー法、
双ローラ法を用いて冷却してもよい。焼成中に溶融する
材料の場合には、焼成中に原料を供給しつつ焼成物を連
続的に取り出してもよい。焼成中に溶融する材料の場合
には融液を攪拌することが好ましい。
5体積%以下の雰囲気であり、さらに好ましくは不活性
ガスを主体とし、酸素分圧調整用のガスを併用した雰囲
気である。不活性ガスとしては例えば窒素、アルゴン、
ヘリウム、クリプトン、キセノン等が挙げられる。最も
好ましい不活性ガスは純アルゴンと窒素ガスである。酸
素分圧を調節する目的で、不活性ガスに併用されるガス
は、炭酸ガスと一酸化炭素の混合ガスあるいは水素と水
の混合ガスが好ましい。
発明はこれらに限定されるものではない。SnAl0.4
B0.5 P0.5 K0.1 O3.65、SnAl0.4 B0.5 P0.5
Na0.2O3.7 、SnAl0.4 B0.3 P0.5 Rb0.2 O
3.4 、SnAl0.4 B0.5 P0.5Cs0.1 O3.65、Sn
Al0.4 B0.5 P0.5 K0.1 Ge0.05O3.85、SnAl
0. 4 B0.5 P0.5 K0.1 Mg0.1 Ge0.02O3.83、Sn
Al0.4 B0.4 P0.4 O3. 2 、SnAl0.3 B0.5 P
0.2 O2.7 、SnAl0.3 B0.5 P0.2 O2.7 、SnA
l0.4 B0.5 P0.3 Ba0.08Mg0.08O3.26、SnAl
0.4 B0.4 P0.4 Ba 0.08O3.28、SnAl0.4 B0.5
P0.5 O3.6 、SnAl0.4 B0.5 P0.5 Mg 0.1 O
3. 7
O3.65、SnB0.5 P0.5 Li0.1 Mg0.1 F0.2 O
3.05、SnB0.5 P0.5 K0.1 Mg0.1 F0.2 O3.05、
SnB0. 5 P0.5 K0.05Mg0.05F0.1 O3.03、SnB
0.5 P0.5 K0.05Mg0.1 F0.2O3.03、SnAl0.4
B0.5 P0.5 Cs0.1 Mg0.1 F0.2 O3.65、SnB
0.5P0.5 Cs0.05Mg0.05F0.1 O3.03、SnB0.5
P0.5 Mg0.1 F0.1 O3.05、SnB0.5 P0.5 Mg
0.1 F0.2 O3 、SnB0.5 P0.5 Mg0.1 F0.06O3.
07、SnB0.5 P0.5 Mg0.1 F0.14O3.03、SnPB
a0.08O3.58、SnPK 0.1 O3.55、SnPK0.05Mg
0.05O3.58、SnPCs0.1 O3.55、SnPBa 0.08F
0.08O3.54、SnPK0.1 Mg0.1 F0.2 O3.55、Sn
PK0.05Mg0.05F0.1 O3.53、SnPCs0.1 Mg
0.1 F0.2 O3.55、SnPCs0.05Mg0.05F0.1 O
3.53、
0.08O3.54、Sn1.1 Al0.4 B0.2P0.6 Li0.1 K
0.1 Ba0.1 F0.1 O3.65、Sn1.1 Al0.4 B0.4 P
0.4 Ba0.08O3.34、Sn1.1 Al0.4 PCs0.05O
4.23、Sn1.1 Al0.4 PK0.05O4.23、Sn1.2 Al
0.5 B0.3 P0.4 Cs0.2 O3.5 、Sn1.2 Al0.4 B
0. 2 P0.6 Ba0.08O3.68、Sn1.2 Al0.4 B0.2 P
0.6 Ba0.08F0.08O3.64、Sn1.2 Al0.4 B0.2 P
0.6 Mg0.04Ba0.04O3.68、Sn1.2 Al0.4 B 0.3
P0.5 Ba0.08O3.58、Sn1.3 Al0.3 B0.3 P0.4
Na0.2 O3.3 、Sn1.3 Al0.2 B0.4 P0.4 Ca
0.2 O3.4 、Sn1.3 Al0.4 B0.4 P0.4 Ba0.2 O
3.6 、Sn1.4 Al0.4 PK0.2 O4.6 、Sn1.4 Al
0.2 Ba0.1 PK0.2 O4.45、Sn1.4 Al0.2 Ba
0.2 PK0.2 O4.6 、Sn1.4 Al0.4 Ba0.2 PK
0.2 Ba0.1 F0.2 O4.9 、Sn1.4 Al0.4 PK0.3
O4.65、Sn 1.5 Al0.2 PK0.2 O4.4 、Sn1.5 A
l0.4 PK0.1 O4.65、Sn1.5 Al 0.4 PCs0.05O
4.63、Sn1.5 Al0.4 PCs0.05Mg0.1 F0.2 O
4.63
0.4 O3.1 、SnSi0.4 Al0.2 B0. 4 O2.7 、Sn
Si0.5 Al0.2 B0.1 P0.1 Mg0.1 O2.8 、SnS
i0.6 Al0.2 B0.2 O2.8 、SnSi0.5 Al0.3 B
0.4 P0.2 O3.55、SnSi0.5Al0.3 B0.4 P0.5
O4.30、SnSi0.6 Al0.1 B0.1 P0.3 O3.25、S
nSi0.6 Al0.1 B0.1 P0.1 Ba0.2 O2.95。Sn
Si0.6 Al0.1 B0.1 P 0.1 Ca0.2 O2.95、SnS
i0.6 Al0.4 B0.2 Mg0.1 O3.2 、SnSi0. 6 A
l0.1 B0.3 P0.1 O3.05、SnSi0.6 Al0.2 Mg
0.2 O2.7 、SnSi0.6 Al0.2 Ca0.2 O2.7 、S
nSi0.6 Al0.2 P0.2 O3 、SnSi0. 6 B0.2 P
0.2 O3 、SnSi0.8 Al0.2 O2.9 、SnSi0.8
Al0.3 B0. 2 P0.2 O3.85、SnSi0.8 B0.2 O
2.9 、SnSi0.8 Ba0.2 O2.8 、SnSi0.8 Mg
0.2 O2.8 、SnSi0.8 Ca0.2 O2.8 、SnSi
0.8 P0.2O3.1
b0.1 O2.95、Sn0.9 Fe0.3 B0. 4 P0.4 Ca0.1
Rb0.1 O2.95、Sn0.8 Pb0.2 Ca0.1 P0.9 O
3.35、Sn0.3 Ge0.7 Ba0.1 P0.9 O3.35、Sn
0.9 Mn0.1 Mg0.1 P0.9 O3.35、Sn0.2 Mn0.8
Mg0.1 P0.9 O3.35、Sn0.7 Pb0.3 Ca0.1 P
0.9 O 3.35、Sn0.2 Ge0.8 Ba0.1 P0.9 O3.35。
は、測定方法として誘導結合プラズマ(ICP)発光分
光分析法、蛍光X線分析法、簡便法として、焼成前後の
粉体の重量差から算出できる。
鉛系炭素材料を挙げることができる。具体的には、特開
昭62−122066号、特開平2−66856号、同
3−245473号等の各公報に記載される面間隔や密
度、結晶子の大きさの炭素材料、特開平5−29084
4号公報に記載の天然黒鉛と人造黒鉛の混合物、特開昭
63−24555号、同63−13282号、同63−
58763号、特開平6−212617号公報に記載の
気相成長炭素材料、特開平5−182664号公報に記
載の難黒鉛化炭素を2400℃を超える温度で加熱焼成
された材料であり、かつ複数の002面に相当するX線
回折のピークを持つ材料、特開平5−307957号、
同5−307958号、同7−85862号、同8−3
15820号公報に記載のピッチ焼成により合成された
メソフェース炭素材料、特開平6−84516号公報に
記載の被覆層を有する黒鉛、さらには、各種の粒状体、
微小球体、平板状体、微小繊維、ウィスカーの形状の炭
素材料、フェノール樹脂、アクリロニトリル樹脂、フル
フリルアルコール樹脂の焼成体、水素原子を含むポリア
セン材料などの炭素材料等を挙げることができる。
載の炭素材料や各種の粒状体、微小球体、平板状体、繊
維、ウィスカーの形状の炭素材料、また、メソフェーズ
ピッチ、フェノール樹脂、アクリロニトリル樹脂の焼成
体、さらに、水素原子を含むポリアセン材料が好まし
い。
材料の混合重量比率は、それぞれ10:90〜80:2
0(複合酸化物:炭素材料)が好ましい。特に20:8
0〜75:25が好ましい。さらに好ましくは、30:
70〜70:30の範囲であり、さらに、40:60〜
70:30の範囲が特に好ましい。また、さらに、5
0:50〜70:30の範囲が好ましい。
た複合酸化物や炭素材料の他に、リチウム金属、リチウ
ム合金、Si(II)を含む酸化物、珪素金属、錫金属を
用いることができる。添加する量は10モル%以下が好
ましい。
m〜50μmが好ましいが、特に0.1〜20μmが好
ましい。特に、炭素材料が0.1〜20μmの範囲が好
ましい。さらに、0.1〜15μmが好ましい。
サイクルのクーロン効率を高める方法として、リチウム
金属やリチウム合金と接触させる方法、電気化学的にリ
チウムを挿入する方法、アンモニア液体中のリチウムと
反応させる方法やNaBH4等の活性水素による還元法
を用いることができる。
有遷移金属酸化物である。好ましくはTi、V、Cr、
Mn、Fe、Co、Ni、Mo、Wから選ばれる少なく
とも1種の遷移金属元素とリチウムとを主として含有す
る酸化物であって、リチウムと遷移金属のモル比が0.
3乃至2.2の化合物である。より好ましくは、V、C
r、Mn、Fe、Co、Niから選ばれる少なくとも1
種の遷移金属元素とリチウムとを主として含有する酸化
物であって、リチウムと遷移金属のモル比が0.3乃至
2.2の化合物である。なお主として存在する遷移金属
に対し30モルパーセント未満の範囲でAl、Ga、I
n、Ge、Sn、Pb、Sb、Bi、Si、P、Bなど
を含有していても良い。上記の正極活物質の中で、一般
式Lix MO2 (M=Co、Ni、Fe、Mnx=0〜
1.2)、またはLiy Mn2 O4 (y=0〜2)で表
されるスピネル構造を有する材料の少なくとも1種を用
いることがこのましい。具体的には、Lix CoO2 、
Lix NiO2 、Lix MnO2 、Lix Coa Ni
1-a O2、Lix Coa Ni1-a-d Ald O2 、Lix
Cob V1-b Oz 、Lix CobFe1-b O2 、Lix
Mn2 O4 、Lix Mnc Co2-c O4 、Lix Mnc
Ni2-c O4 、Lix Mnc V2-c O4 、Lix Mnc
Fe2-c O4 (ここでx=0.02〜1.2、a=0.
1〜0.9、b=0.8〜0.98、c=1.6〜1.
96、d=0.01〜0.9、z=2.01〜2.3)
である。最も好ましいリチウム含有遷移金属酸化物とし
ては、Lix CoO2 、LixNiO2 、Lix MnO2
、Lix Coa Ni1-a O2 、Lix Coa Ni1-a-
d Ald O2 、Lix Mn2 O4 、Lix Cob V1-b
Oz (x=0.02〜1.2、a=0.1〜0.9、b
=0.9〜0.98、d=0.01〜0.9、z=2.
01〜2.3)があげられる。なおxの値は充放電開始
前の値であり、充放電により増減する。
方法について説明する。本発明の非水電解液二次電池
は、正負の電極シートをセパレーターと共に巻回したも
の(巻回群)を電池缶に挿入し、缶と電極を電気的に接
続し、電解液を注入した後封口して作成する。また、必
要に応じて各種の部材(封口板、リード板、ガスケッ
ト、外装材等)が用いられる。
を集電体の上に塗布、乾燥、圧縮する事により作成する
事ができる。合剤の調製は正極(あるいは負極)材料お
よび導電剤を混合し、結着剤(樹脂粉体のサスペンジョ
ンまたはエマルジョン状のもの)、および分散媒を加え
て混練混合し、引続いて、ミキサー、ホモジナイザー、
ディゾルバー、プラネタリミキサー、ペイントシェイカ
ー、サンドミル等の攪拌混合機、分散機で分散して行う
ことが出来る。このほか、適宜分散剤、充填剤、イオン
導電剤、圧力増強剤等の添加剤を添加しても良い。
られる。分散媒として水を用いる場合は、導電剤等の疎
水性の材料を予め分散したものを用いるのが好ましい。
分散媒に有機溶媒を用いる場合は、有機溶媒としてはN
−メチル2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミ
ドの他、アセトンやメチルエチルケトンなどのケトン
類、トルエン、キシレンなどの炭化水素類、酢酸エチル
などのエステル類、ジメチルカーボネート等のエーテル
類や電解液に用いる溶媒を用いることができる。その他
は、上記の水系塗布処方と同じである。
例えば、リバースロール法、ダイレクトロール法、ブレ
ード法、ナイフ法、エクストルージョン法、カーテン
法、グラビア法、バー法、ディップ法及びスクイーズ法
を挙げることが出来る。ブレード法、ナイフ法及びエク
ストルージョン法が好ましい。塗布は、0.1〜100
m/分の速度で実施されることが好ましい。この際、合
剤ペーストの液物性、乾燥性に合わせて、上記塗布方法
を選定することにより、良好な塗布層の表面状態を得る
ことが出来る。その塗布層の厚み、長さや巾は、電池の
大きさにより決められる。典型的な塗布層の厚みは乾燥
後圧縮された状態で10〜1000μmである。
線、遠赤外線、電子線及び低湿風の作用により乾燥、脱
水される。これらの方法は単独あるいは組み合わせて用
いることが出来る。乾燥温度は80〜350℃の範囲が
好ましく、特に100〜250℃の範囲が好ましい。分
散媒に有機溶媒を用いた場合は、例えば、N−メチル2
−ピロリドンでは約200℃以上、N,N−ジメチルホ
ルムアミドは約150℃以上、アセトンは約60℃以上
で乾燥することが好ましい。乾燥後の含水量は2000
ppm以下が好ましく、500ppm以下がより好まし
い。電極シートの圧縮は、一般に採用されているプレス
方法を用いることが出来るが、特に金型プレス法やカレ
ンダープレス法が好ましい。プレス圧は、特に限定され
ないが、10kg/cm2 〜3t/cm2 が好ましい。
カレンダープレス法のプレス速度は、0.1〜50m/
分が好ましい。プレス温度は、室温〜200℃が好まし
い。電池缶挿入時の負極の合剤層密度は、1.5〜2.
7が好ましい。特に好ましくは、1.7〜2.5であ
り、更に好ましくは1.9〜2.4である。
水・脱溶媒処理するのが好ましい。脱水・脱溶媒処理は
高温風あるいは真空高温下で行われる。温度は150℃
から270℃が好ましい。
された電池において化学変化を起こさない電子伝導性材
料であれば何でもよい。具体例としては、鱗状黒鉛、鱗
片状黒鉛、土状黒鉛等の天然黒鉛、石油コークス、石炭
コークス、セルロース類、糖類、メソフェーズピッチ等
の高温焼成体、気相成長黒鉛等の人工黒鉛等のグラファ
イト類、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケ
ッチェンブラック、チャンネルブラック、ランプブラッ
ク、サーマルブラック等のカーボンブラック類、アスフ
ァルトピッチ、コールタール、活性炭、メソフューズピ
ッチ、ポリアセン等の炭素材料、金属繊維等の導電性繊
維類、銅、ニッケル、アルミニウム、銀等の金属粉類、
酸化亜鉛、チタン酸カリウム等の導電性ウィスカー類、
酸化チタン等の導電性金属酸化物等を挙げる事ができ
る。これらの中では、グラファイトやカーボンブラック
が好ましい。これらは単独で用いても良いし、混合物と
して用いても良い。導電剤の正極合剤層への添加量は、
正極材料に対し0.5〜20重量%であることが好まし
く、特に2〜15重量%であることが好ましい。カーボ
ンブラックやグラファイトでは、2〜15重量%である
ことが特に好ましい。
発明の炭素材料以外のもので前項に記載のものを併用し
てもよい。本発明の炭素材料以外の導電剤の添加量は、
全合剤層に対して重量比で0.01〜0.20が好まし
い。特に好ましいのは0.02〜0.15である。
剤を用いる。結着剤の例としては、多糖類、熱可塑性樹
脂及びゴム弾性を有するポリマー等が挙げられる。好ま
しい結着剤としては、でんぷん、カルボキシメチルセル
ロース、セルロース、ジアセチルセルロース、メチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、アルギン酸Na、ポリアクリル酸、
ポリアクリル酸Na、ポリビニルフェノール、ポリビニ
ルメチルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシ(メ
タ)アクリレート、スチレン−マレイン酸共重合体等の
水溶性ポリマー、ポリビニルクロリド、ポリテトラフル
ロロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、テトラフロロエ
チレン−ヘキサフロロプロピレン共重合体、ビニリデン
フロライド−テトラフロロエチレン−ヘキサフロロプロ
ピレン共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン−ジエンターポリマー(EPDM)、
スルホン化EPDM、ポリビニルアセタール樹脂、メチ
ルメタアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート
等の(メタ)アクリル酸エステルを含有する(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリル酸エステ
ル−アクリロニトリル共重合体、ビニルアセテート等の
ビニルエステルを含有するポリビニルエステル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル
−ブタジエン共重合体、ポリブタジエン、ネオプレンゴ
ム、フッ素ゴム、ポリエチレンオキシド、ポリエステル
ポリウレタン樹脂、ポリエーテルポリウレタン樹脂、ポ
リカーボネートポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂等のエマルジョン(ラテ
ックス)あるいはサスペンジョンを挙げることが出来
る。特にポリアクリル酸エステル系のラテックス、カル
ボキシメチルセルロース、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリフッ化ビニリデンが挙げられる。これらの結着
剤は単独または混合して用いることが出来る。結着剤の
添加量が少ないと電極合剤の保持力・凝集力が弱い。多
すぎると電極体積が増加し電極単位体積あるいは単位重
量あたりの容量が減少する。このような理由で結着剤の
添加量は1〜30重量%が好ましく、特に2〜10重量
%が好ましい。
変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いること
ができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの
オレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用い
られる。フィラーの添加量は特に限定されないが、0〜
30重量%が好ましい。イオン導電剤は、無機及び有機
の固体電解質として知られている物を用いることがで
き、詳細は電解液の項に記載されている。圧力増強剤
は、後述の内圧を上げる化合物であり、炭酸塩が代表例
である。
ニウム、ステンレス鋼、ニッケル、チタン、またはこれ
らの合金であり、負極は銅、ステンレス鋼、ニッケル、
チタン、またはこれらの合金である。集電体の形態は
箔、エキスパンドメタル、パンチングメタル、もしくは
金網である。特に、正極にはアルミニウム箔、負極には
銅箔が好ましい。
透過度が大きく、所定の機械的強度を持ち、絶縁性の薄
膜であれば良く、材質として、オレフィン系ポリマー、
フッ素系ポリマー、セルロース系ポリマー、ポリイミ
ド、ナイロン、ガラス繊維、アルミナ繊維が用いられ、
形態として、不織布、織布、微孔性フィルムが用いられ
る。特に、材質として、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンとポリエチレンの混合体、ポリプロ
ピレンとテフロンの混合体、ポリエチレンとテフロンの
混合体が好ましく、形態として微孔性フィルムであるも
のが好ましい。特に、孔径が0.01〜1μm、厚みが
5〜50μmの微孔性フィルムが好ましい。
る。リチウム二次電池における支持塩はリチウム塩が主
として用いられる。本発明で使用出来るリチウム塩とし
ては、例えば、LiClO4 、LiBF4、LiP
F6 、LiCF3 CO2 、LiAsF6 、LiSb
F6 、LiB10Cl 10、LiOSO2 Cn F1n+1で表さ
れるフルオロスルホン酸(nは6以下の正の整数)、L
iN(SO2 Cn F2n+1)(SO2 Cm F2m+1)で表さ
れるイミド塩(m、nはそれぞれ6以下の正の整数)、
LiC(SO2 Cp F2p+1)(SO2Cq F2q+1)(S
O2 Cr F2r+1)で表されるメチド塩(p、q、rはそ
れぞれ6以下の正の整数)、低級脂肪族カルボン酸リチ
ウム、LiAlCl4 、LiCl、LiBr、LiI、
クロロボランリチウム、四フェニルホウ酸リチウムなど
のLi塩を上げることが出来、これらの一種または二種
以上を混合して使用することができる。なかでもLiB
F4 及び/あるいはLiPF6 を溶解したものが好まし
い。支持塩の濃度は、特に限定されないが、電解液1リ
ットル当たり0.2〜3モルが好ましい。
レンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカ
ーボネート、クロロエチレンカーボネート、炭酸トリフ
ルオロメチルエチレン、炭酸ジフルオロメチルエチレ
ン、炭酸モノフルオロメチルエチレン、六フッ化メチル
アセテート、三フッ化メチルアセテート、ジメチルカー
ボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボ
ネート、γ−ブチロラクトン、ギ酸メチル、酢酸メチ
ル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
2−メチルテトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシ
ド、1,3−ジオキソラン、2、2−ビス(トリフルオ
ロメチル)−1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、ジ
メチルホルムアミド、ジオキソラン、ジオキサン、アセ
トニトリル、ニトロメタン、エチルモノグライム、リン
酸トリエステル、ホウ酸トリエステル、トリメトキシメ
タン、ジオキソラン誘導体、スルホラン、3−メチル−
2−オキサゾリジノン、3−アルキルシドノン(アルキ
ル基はプロピル、イソプロピル、ブチル基等)、プロピ
レンカーボネート誘導体、テトラヒドロフラン誘導体、
エチルエーテル、1,3−プロパンサルトンなどの非プ
ロトン性有機溶媒を挙げることができ、これらの一種ま
たは二種以上を混合して使用する。これらのなかでは、
カーボネート系の溶媒が好ましく、環状カーボネートと
非環状カーボネートを混合して用いるのが特に好まし
い。環状カーボネートとしてはエチレンカーボネート、
プロピレンカーボネートが好ましい。また、非環状カー
ボネートとしては、ジエチルカーボネート、ジメチルカ
ーボネート、メチルエチルカーボネートをが好ましい。
本発明で使用できる電解液としては、エチレンカーボネ
ート、プロピレンカーボネート、1,2−ジメトキシエ
タン、ジメチルカーボネートあるいはジエチルカーボネ
ートを適宜混合した電解液にLiCF3 SO3 、LiC
lO4 、LiBF4 および/またはLiPF6 を含む電
解液が好ましい。特にプロピレンカーボネートもしくは
エチレンカーボネートの少なくとも一方とジメチルカー
ボネートもしくはジエチルカーボネートの少なくとも一
方の混合溶媒に、LiCF3 SO 3 、LiClO4 、も
しくはLiBF4 の中から選ばれた少なくとも一種の塩
とLiPF6 を含む電解液が好ましい。これら電解液を
電池内に添加する量は特に限定されず、正極材料や負極
材料の量や電池のサイズに応じて用いることができる。
併用することができる。固体電解質としては、無機固体
電解質と有機固体電解質に分けられる。無機固体電解質
には、Liの窒化物、ハロゲン化物、酸素酸塩などがよ
く知られている。なかでも、Li3 N、LiI、Li5
NI2 、Li3 N−LiI−LiOH、Li4 SiO
4 、Li4 SiO4 −LiI−LiOH、x Li3 PO
4- (1-x) Li4 SiO4 、Li2 SiS3 、硫化リン
化合物などが有効である。有機固体電解質では、ポリエ
チレンオキサイド誘導体か該誘導体を含むポリマー、ポ
リプロピレンオキサイド誘導体あるいは該誘導体を含む
ポリマー、イオン解離基を含むポリマー、イオン解離基
を含むポリマーと上記非プロトン性電解液の混合物、リ
ン酸エステルポリマー、非プロトン性極性溶媒を含有さ
せた高分子マトリックス材料が有効である。さらに、ポ
リアクリロニトリルを電解液に添加する方法もある。ま
た、無機と有機固体電解質を併用する方法も知られてい
る。
で、他の化合物を電解質に添加しても良い。例えば、ピ
リジン、トリエチルフォスファイト、トリエタノールア
ミン、環状エーテル、エチレンジアミン、n−グライ
ム、ヘキサリン酸トリアミド、ニトロベンゼン誘導体、
硫黄、キノンイミン染料、N−置換オキサゾリジノンと
N, N’−置換イミダリジノン、エチレングリコールジ
アルキルエーテル、第四級アンモニウム塩、ポリエチレ
ングリコール、ピロール、2−メトキシエタノール、A
lCl3 、導電性ポリマー電極活物質のモノマー、トリ
エチレンホスホルアミド、トリアルキルホスフィン、モ
ルホリン、カルボニル基を持つアリール化合物、12−
クラウン−4のようなクラウンエーテル類、ヘキサメチ
ルホスホリックトリアミドと4−アルキルモルホリン、
二環性の三級アミン、オイル、四級ホスホニウム塩、三
級スルホニウム塩、トリフェニルアミン、フェニルカル
バゾールなどを挙げることができる。
ゲン溶媒、例えば、四塩化炭素、三弗化塩化エチレンを
電解液に含ませることができる。また、高温保存に適性
をもたせるために電解液に炭酸ガスを含ませることがで
きる。
が、2回以上に分けて注入することが好ましい。2回以
上に分けて注入する場合、それぞれの液は同じ組成で
も、違う組成(例えば、非水溶媒あるいは非水溶媒にリ
チウム塩を溶解した溶液を注入した後、前記溶媒より粘
度の高い非水溶媒あるいは非水溶媒にリチウム塩を溶解
した溶液を注入)でも良い。また、電解液の注入時間の
短縮等のために、電池缶を減圧したり、電池缶に遠心力
や超音波をかけることを行ってもよい。
材質としてニッケルメッキを施した鉄鋼板、ステンレス
鋼板(SUS304、SUS304L,SUS304
N、SUS316、SUS316L、SUS430、S
US444等)、ニッケルメッキを施したステンレス鋼
板(同上)、アルミニウムまたはその合金、ニッケル、
チタン、銅であり、形状として、真円形筒状、楕円形筒
状、正方形筒状、長方形筒状である。特に、外装缶が負
極端子を兼ねる場合は、ステンレス鋼板、ニッケルメッ
キを施した鉄鋼板が好ましく、外装缶が正極端子を兼ね
る場合は、ステンレス鋼板、アルミニウムまたはその合
金が好ましい。電池缶の形状はボタン、コイン、シー
ト、シリンダー、角などのいずれでも良い。
反応を防止するために、弁体と電流遮断素子を組み込む
ことが好ましい。特に、封口部に内圧上昇により弁が破
壊されて内圧を開放する弁体と、弁体の変位に対応して
作動する電流遮断スイッチを組み合わせて封口部に組み
込むとより好ましい。これらの圧力感応弁体と電流遮断
スイッチは、特開平2−112151号公開公報、同2
−288063号公開公報、同6−215760号公開
公報、同9−92334号公開公報等に記載されている
ものを用いることができる。この他、従来から知られて
いる種々の安全素子(例えば、ヒューズ、バイメタル、
PTC素子等)を備えつけても良い。
性をもつ金属(例えば、鉄、ニッケル、チタン、クロ
ム、モリブデン、銅、アルミニウム等)やそれらの合金
を用いることが出来る。電池蓋、電池缶、電極シート、
リード板の溶接法は、公知の方法(例、直流又は交流の
電気溶接、レーザー溶接、超音波溶接)を用いることが
出来る。封口用シール剤は、アスファルト等の従来から
知られている化合物や混合物を用いることが出来る。
して、オレフィン系ポリマー、フッ素系ポリマー、セル
ロース系ポリマー、ポリイミド、ポリアミドであり、耐
有機溶媒性及び低水分透過性から、オレフィン系ポリマ
ーが好ましく、特にプロピレン主体のポリマーが好まし
い。さらに、プロピレンとエチレンのブロック共重合ポ
リマーであることが好ましい。
エージング処理を施すのが好ましい。エージング処理に
は、前処理、活性化処理及び後処理などがあり、これに
より高い充放電容量とサイクル性に優れた電池を製造す
ることができる。前処理は、電極内のリチウムの分布を
均一化するための処理で、例えば、リチウムの溶解制
御、リチウムの分布を均一にするための温度制御、揺動
及び/または回転処理、充放電の任意の組み合わせが行
われる。活性化処理は電池本体の負極に対してリチウム
を挿入させるための処理で、電池の実使用充電時のリチ
ウム挿入量の50〜120%を挿入するのが好ましい。
後処理は活性化処理を十分にさせるための処理であり、
電池反応を均一にするための保存処理と、判定のための
充放電処理当があり、任意に組み合わせることができ
る。
件(前処理条件)は次の通りである。温度は30℃以上
70℃以下が好ましく、30℃以上60℃以下がより好
ましく、40℃以上60℃以下がさらに好ましい。ま
た、開路電圧は2.5V以上3.8V以下が好ましく、
2.5V以上3.5V以下がより好ましく、2.8V以
上3.3V以下がさらに好ましい。エージング期間は1
日以上20日以下が好ましく、1日以上15日以下が特
に好ましい。活性化の充電電圧は4.0V以上が好まし
く、4.05V以上4.3V以下がより好ましく、4.
1V以上4.2V以下が更に好ましい。活性化後のエー
ジング条件としては、開路電圧が3.9V以上4.3V
以下が好ましく、4.0V以上4.2V以下が特に好ま
しく、温度は30℃以上70℃以下が好ましく、40℃
以上60℃以下が特に好ましい。エージング期間は0.
2日以上20日以下が好ましく、0.5日以上5日以下
が特に好ましい。
される。外装材としては、熱収縮チューブ、粘着テー
プ、金属フィルム、紙、布、塗料、プラスチックケース
等がある。また、外装の少なくとも一部に熱で変色する
部分を設け、使用中の熱履歴がわかるようにしても良
い。
及び/または並列に組み電池パックに収納される。電池
パックには正温度係数抵抗体、温度ヒューズ、ヒューズ
及び/または電流遮断素子等の安全素子の他、安全回路
(各電池及び/または組電池全体の電圧、温度、電流等
をモニターし、必要なら電流を遮断する機能を有す回
路)を設けても良い。また電池パックには、組電池全体
の正極及び負極端子以外に、各電池の正極及び負極端
子、組電池全体及び各電池の温度検出端子、組電池全体
の電流検出端子等を外部端子として設けることもでき
る。また電池パックには、電圧変換回路(DC−DCコ
ンバータ等)を内蔵しても良い。また各電池の接続は、
リード板を溶接することで固定しても良いし、ソケット
等で容易に着脱できるように固定しても良い。さらに
は、電池パックに電池残存容量、充電の有無、使用回数
等の表示機能を設けても良い。
特に、ビデオムービー、モニター内蔵携帯型ビデオデッ
キ、モニター内蔵ムービーカメラ、コンパクトカメラ、
一眼レフカメラ、レンズ付きフィルム、ノート型パソコ
ン、ノート型ワープロ、電子手帳、携帯電話、コードレ
ス電話、ヒゲソリ、電動工具、電動ミキサー、自動車等
に使用されることが好ましい。
説明するが、発明の主旨を越えない限り、本発明は実施
例に限定されるものではない。
3.75 (S−1、平均粒径10μm )、導電剤とし
てC−1(天然黒鉛、日本黒鉛製CK−W、同18μm
)、C−2(麟片状人造黒鉛、ロンザ製KS−6、同
3μm )、C−3(日本カーボン製P15B−G、メソ
フェーズマイクロビーズ、同16μm )、C−4(電気
化学製デンカブラック、同0.02μm )を表1の比率
となるように混合した粉体を190g、結着剤としてポ
リ沸化ビニリデン10gをN−メチル−2−ピロリドン
500mlに分散して負極ペーストを作成した。
ブラック10gとホモジナイザーで混合し、続いて結着
剤としてポリ沸化ビニリデン5gを混合し、N−メチル
−2−ピロリドン500mlを加え混練混合し、正極合剤
ペーストを作成した。
ドコーターで厚さ20μm のアルミニウム箔集電体の両
面に塗布、150℃乾燥後ローラープレス機で圧縮成型
し所定の大きさに裁断し、帯状の正極シートを作成し
た。さらにドライボックス(露点;−50℃以下の乾燥
空気)中で遠赤外線ヒーターにて充分脱水乾燥し、正極
シートを作成した。同様に、負極合剤ペーストを10μ
m の銅箔集電体に塗布し、上記正極シート作成と同様の
方法で負極シートを作成した。負極や正極のシートの長
さを一定にし、塗布量を変えて、直径18mm、最大高6
5mmの円筒形電池を作成し、4.3Vの過充電状態で2
5℃にて30日保存し、放電容量が10%以上低下しな
い(微小短絡が起きない)最大塗布量にて各電極シート
を作成した。このとき、負極シートに負極材料の50%
容量相当分のリチウム金属を接触させた。正極活物質と
負極材料の相対重量比はそれぞれの第1サイクルの充電
量がほぼ同等になるように決めた。
ルゴン雰囲気で、200ccの細口のポリプロピレン容器
に65.3gの炭酸ジエチルをいれ、これに液温が30
℃を越えないように注意しながら、22.2gの炭酸エ
チレンを少量ずつ溶解した。次に、0.4gのLiBF4 、
12.1gのLiPF6 を液温が30℃を越えないように注
意しながら、それぞれ順番に、上記ポリプロピレン容器
に少量ずつ溶解した。得られた電解液は比重1.135
で無色透明の液体であった。水分は18ppm (京都電子
製 商品名MKC−210型カールフィシャー水分測定
装置で測定)、遊離酸分は24ppm (ブロムチモールブ
ルーを指示薬とし、0.1規定NaOH水溶液を用いて中和
滴定して測定)であった。
た。図1に従い電池の作り方を説明する。上記で作成し
た正極シート、微孔性ポリエチレンフィルム製セパレー
ター、負極シートさらにセパレーターを順に積層し、こ
れを渦巻き状に巻回した。この巻回した電極群(2) を負
極端子を兼ねるニッケルメッキを施した鉄製の有底円筒
型電池缶(1) に収納し、上記絶縁板(3) を更に挿入し
た。この電池缶内に電解液E−1を注入した後、正極端
子(6) 、絶縁リング、PTC素子(63)、電流遮断体(6
2)、圧力感応弁体(61)を積層したものをガスケット(5)
を介してかしめて円筒型電池を作成した。
1Vにまで充電し、40℃の温度で7日間保存した。そ
の後4.2Vまで定電流で充電し、充電開始から2.5
時間が経過するまで4.2Vで一定に保つように充電電
流を制御した。放電は1.2Aで2.6Vまで定電流で
実施した。そのときの第1サイクルの放電容量、平均放
電電圧、エネルギー量(放電容量×平均放電電圧)ま
た、充放電を繰り返した200サイクル目の容量維持率
を下表2に示した。放電電流を1.8Aにした時と、
0.36Aの時の容量(Ah) の比率を取り、これを高電
流適性として表示した。
〜12に対し容量が高く、高電流適性が良好で好ましい。
また比較例D−13に対しては容量が高く、D−14に対し
てはサイクル寿命が良好で好ましい。
変更した以外は実施例1を繰り返し、同様の結果を得
た。
1、2を繰り返し同様な効果が得られた。
3.6(S−3、平均粒径5μm )と非晶質SnSiO3(S
−2)、導電剤として炭素材料として実施例1記載の導
電剤C−1〜4を重量比30/70、70/30の割合で混合し
た粉体を200gをホモジナイザーで混合し、さらに結
着剤として濃度2重量%のカルボキシメチルセルロース
水溶液50g、ポリ沸化ビニリデン10gとを加えて混
合したものと水を30g加えさらに混練混合し、負極合
剤ペーストを作成した。
0gとアセチレンブラック10gとをホモジナイザーで
混合し、続いて結着剤として2−エチルヘキシルアクリ
レートとアクリル酸とアクリロニトリルの共重合体の水
分散物(固形分濃度50重量%)を8g、濃度2重量%
のカルボキシメチルセルロース水溶液60gを加え混練
混合し、さらに水50gを加えて、ホモジナイザーで攪
拌混合し、正極合剤ペーストを作成した。
1と同様にして円筒型の電池を作成し、実施例1と同様
な結果を得た。
4.2Vまで充電した後、下記の保存処理をした後、実
施例1と同様の方法で放電容量、サイクル寿命、高電流
適性を評価した。
5、50、55℃で保存すると、サイクル寿命が良化し
た。25℃保存では良化しなかった。また比較例の電池
D−13は50℃保存でもサイクル寿命は変化しなかっ
た。
なる非水二次電池において、該負極材料としてSn(II)
を中心とした複合酸化物を用い、導電剤として炭素材料
を用い、負極材料と炭素材料の重量比が10/90〜80/20
であると、放電容量が高く、サイクル寿命の向上した非
水二次電池を得ることができた。
したものである。
Claims (7)
- 【請求項1】 正極活物質を含む正極、負極材料を含む
負極、非水電解質からなる非水二次電池において、該負
極に負極材料としてSn(II)を中心とした複合酸化物
と、導電剤として炭素材料を重量比で10:90〜8
0:20で含有し、かつ該負極の電池缶挿入時の合剤層
密度が1.8以上、2.8未満であることを特徴とする
非水二次電池。 - 【請求項2】 該負極材料と該炭素材料の重量比率が3
0:70〜70:30であることを特徴とする請求項1
記載の非水二次電池。 - 【請求項3】 該Sn(II)を中心とした複合酸化物
は、酸素原子を含めて少なくとも3種以上の元素を含む
非晶質酸化物であることを特徴とする請求項1または2
に記載の非水二次電池。 - 【請求項4】 該炭素材料が、真密度が1.4以上2.
3以下、002面の面間隔が3.37μm以下、結晶子
の大きさLc が40nm以上であることを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の非水二次電池。 - 【請求項5】 該正極活物質はLix MO2 (MはCo、
Ni、Fe、Mnの少なくとも1種、0<x ≦1.2)、また
はLiy Mn2 O4 (0<y≦2)で表されるスピネル
構造を有する化合物の少なくとも1種を用いることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水二次電
池。 - 【請求項6】 電解液を注入し電池缶を封口して請求項
1〜5のいずれかに記載の非水二次電池を製造した後、
該電池を30℃〜70℃の温度でかつ開路電圧が2.5
V以上3.8V以下の条件で1日以上20日以下の期間
保存し、次いで4.0V以上に充電することを特徴とす
る非水二次電池の製造方法。 - 【請求項7】 電解液を注入し電池缶を封口して請求項
1〜5のいずれかに記載の非水二次電池を製造した後、
該電池を30℃〜70℃の温度でかつ開路電圧が2.5
V以上3.8V以下の条件で1日以上20日以下の期間
保存し、次いで4.0V以上に充電し、さらに30℃以
上70℃以下の温度でかつ開路電圧が3.9V以上4.
3V以下の条件で0.2日以上20日以下の期間保存す
る工程を有することをを特徴とする非水二次電池の製造
方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP08753498A JP4103168B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 非水二次電池およびその製造方法 |
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JPH11288712A true JPH11288712A (ja) | 1999-10-19 |
JP4103168B2 JP4103168B2 (ja) | 2008-06-18 |
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