JPH11288501A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH11288501A
JPH11288501A JP10105868A JP10586898A JPH11288501A JP H11288501 A JPH11288501 A JP H11288501A JP 10105868 A JP10105868 A JP 10105868A JP 10586898 A JP10586898 A JP 10586898A JP H11288501 A JPH11288501 A JP H11288501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
magnetic head
fpc
bobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10105868A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
芳明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、独立した部品ではないコイルボビ
ンを形成することにより、部品点数及び固着工程を削減
した磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 磁気ディスクとの摺動面が形成されたコ
ア(12)と、このコアの前記摺動面に連なる溝を形成
するスライダ(18)と、前記コアの脚部が挿通される
コイル(16)と、このコイルの端部に接続される配線
を有したフレキシブル配線基板(30)とを備える磁気
ヘッドである。本発明では、前記コイルが巻回されるコ
イルボビン(32)を前記配線基板の一部に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク用の
磁気ヘッドに関し、特にコイル巻回構造を簡略化した磁
気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク、例えばフロッピィディス
ク(FD)を駆動するためのドライブ(FDD)では、
ディスク上の情報を記録/再生したり、消去するための
駆動コイルを備えた磁気ヘッドを使用する。図4は、従
来の磁気ヘッドの一例を示す組立斜視図である。
【0003】この図において、10はヘッドピースであ
る。このヘッドピース10は、磁性材料で形成されたノ
イズ遮蔽用のシールドリング11の内部に、コア12、
コイルボビン13A,13Bを収容し、コア12の開放
端部にバックバー14を取り付けて、バックバークリッ
プ15で固定して一体化するものである。
【0004】コイルボビン13A,13Bはそれぞれ、
記録/再生用のコイル16Aと消去用のコイル16Bを
巻回するためのものである。コイル16A,16Bの端
部は端子部17A,17Bに接続される。コア12は、
ボビン13A,13Bを装着する一対の脚部12A,1
2Bを有する。このコア12の底面側は、磁気ディスク
との摺動面であり、その両側にはディスク摺動面と連な
る溝18Cを形成するスライダ(図示せず)が固定され
ている。
【0005】上記のように一体化されたヘッドピース1
0は、ジンバル20で弾性的に保持される。そして、コ
イルの端子部17A,17Bをジンバル20の孔21を
通過させて、フレキシブル配線基板(FPC)30の接
続孔31に半田付けする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した構造の磁
気ヘッドでは、コイルボビン13A,13Bが独立した
部品である。このため、部品点数が多く、部品コストが
高くなる欠点がある。また、独立した部品としてのボビ
ン13A,13Bを使用する場合は、ヘッドピース10
とFPC30を接続するために、端子部17に対し予め
コイル16A,13Bの端部を半田付けしておく仮固着
工程と、この端子部17をFPC30に接続する本固着
工程との2段階の固着工程が必要であり、生産効率が悪
い。この点が本発明で解決しようとする課題である。
【0007】本発明は、独立した部品ではないコイルボ
ビンを形成することにより、部品点数及び固着工程を削
減した磁気ヘッドを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、磁
気ディスクとの摺動面が形成されたコアと、このコアの
前記摺動面に連なる溝を形成するスライダと、前記コア
の脚部が挿通されるコイルと、このコイルの端部に接続
される配線を有したフレキシブル配線基板と、この配線
基板の一部に形成されてなり、前記コイルが巻回される
コイルボビンとを備える磁気ヘッドで達成できる。
【0009】本発明の実施形態では、前記コイルボビン
は、記録/再生用のコイルと消去用のコイルを独立して
巻回するように、2個設けられている。また、前記コア
の一部、前記スライダの一部、前記コイルおよび前記コ
イルボビンを内部に収容して一体化されるシールドリン
グを更に備えている。より具体的には、前記シールドリ
ングを弾性的に保持するジンバルを更に備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る磁気ヘッドの一実施形態を示す側断面図である。この
図において、10はヘッドピース、20はジンバル、3
0はFPC(フレキシブル配線基板)である。ヘッドピ
ース10は、磁気ディスクとの摺動面が形成されたコア
12と、このコア12の前記摺動面に連なる溝を形成す
るスライダ18A,18Bと、コア12の脚部12A,
12Bが挿通されるコイル16とを備える。
【0011】コイル16は、図4に示したように、記録
/再生用16Aと消去用16Bとがある。また、コア1
2の一部、スライダ18の一部、コイル16およびコイ
ルボビン32を内部に収容して一体化されるシールドリ
ング11で外部のノイズを遮蔽する。このシールドリン
グ11はジンバル20で弾性的に保持される。
【0012】本発明の磁気ヘッドでは、コイル16が巻
回されるコイルボビン32を、独立した部品としてでは
なくFPC30に一体的に形成する。FPC30は、一
般にポリイミド樹脂フィルムを母材として使用し、この
フィルム上に銅箔による配線パターンを形成し、更にこ
のパターン表面を一般にポリイミド樹脂フィルムの絶縁
層で覆ったものである。従って、コイルボビン32をF
PC30の樹脂フィルムを加工して一体的に形成するこ
とができる。
【0013】図2(A)は、本発明に係るFPC30を
詳細に示す斜視図である。本例では、FPC30の一面
から2つのコイルボビン32A,32Bが立設されてい
る。また、FPC30のボビン32A付近には、3つの
コイル端部接続部33Aが形成され、更にボビン32B
付近には、2つのコイル端部接続部33Bが形成されて
いる。
【0014】図2(B)は、1つのコイルボビン32の
断面図である。この図から明らかなように、ボビン32
は、上側フランジ34Aと、コイルを巻回する胴部34
Bと、コア12の脚部を貫通させる縦穴34Cとを備え
ている。このボビン32の下側フランジは、FPC30
そのものである。
【0015】図2(C)の斜視図は、コイルボビン32
A,32Bにそれぞれのコイル16A,16Bを巻回
し、またFPC30の一方の接続部33Aに一方のコイ
ル16Aの端部を接続し、また他方の接続部33Bに他
方のコイル16Bの端部を接続、例えば半田付けした状
態を示している。
【0016】本発明によれば、コイルボビン32は独立
した部品ではないので、部品点数が削減されている。特
に、このボビン32をFPC30の一部に形成してある
ため、FPC30の接続部33にコイル16の端部を固
着するだけで全ての固着工程を完了できる。即ち、従来
必要であった仮固着工程と本固着工程の2工程を1つに
削減することができる。
【0017】図3は、本発明に係る磁気ヘッドの組立斜
視図である。この図に示す本発明のFPC30は、図2
(C)に示したように、コイルボビン32(32A,3
2B)を有し、そこにはコイル16(16A,16B)
が巻回され、さらにコイル端部がFPC30の接続部3
3(32A,32B)に固着されて一体化されたアッセ
ンブリである。このFPC30は、ジンバル20の孔2
1を通過して、ヘッドピース10に組み付けられる。即
ち、図2(B)に示したボビン32の縦穴34Cにコア
12の脚部12Aまたは12Bを挿入するように組み付
ける。最後に、バックバー14を組み付け、バックバー
クリップ15で押さえて完成する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、独立
した部品ではないコイルボビンを形成することにより、
部品点数及び固着工程を削減した磁気ヘッドを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッドの一実施形態を示す側
断面図である。
【図2】図1のコイルボビンを詳細に示す構造図であ
る。
【図3】図1の磁気ヘッドの組立斜視図である。
【図4】従来の磁気ヘッドの一例を示す組立斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ヘッドピース 11 シールドケース 12 コア 14 バックバー 15 バックバークリップ 16 コイル 18 スライダ 20 ジンバル 21 孔 30 フレキシブル配線基板(FPC) 32 コイルボビン 33 接続部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクとの摺動面が形成されたコ
    アと、 このコアの前記摺動面に連なる溝を形成するスライダ
    と、 前記コアの脚部が挿通されるコイルと、 このコイルの端部に接続される配線を有したフレキシブ
    ル配線基板と、 この配線基板の一部に形成されてなり、前記コイルが巻
    回されるコイルボビンとを備えることを特徴とする磁気
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記コイルボビンは、記録/再生用のコ
    イルと消去用のコイルを独立して巻回するように、2個
    設けられていることを特徴とする請求項1の磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 前記コアの一部、前記スライダの一部、
    前記コイルおよび前記コイルボビンを内部に収容して一
    体化されるシールドリングを更に備えることを特徴とす
    る請求項1または2の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記シールドリングを弾性的に保持する
    ジンバルを更に備えることを特徴とする請求項3の磁気
    ヘッド。
JP10105868A 1998-04-01 1998-04-01 磁気ヘッド Pending JPH11288501A (ja)

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JP10105868A JPH11288501A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 磁気ヘッド

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JP10105868A JPH11288501A (ja) 1998-04-01 1998-04-01 磁気ヘッド

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JPH11288501A true JPH11288501A (ja) 1999-10-19

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