JPS61243903A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ディジタル磁気記録を行なうフロッピーデ
ィスク装置等に用いられる磁気ヘッドに関する。

従来の技術 この種の磁気ヘッドは、第３図に示す様に、記録／再生
用コア１とそれに隣接した１枚、または２枚の消去コア
２を、それらを両側から挾むように設けられたスライダ
ーで固定したものを、ジンバルと呼ばれる板バネ３の所
定の位置に取りつけ、記録／再生用コア１には記録媒体
との間で電磁変換を行なう為の記録／再生用コイル４が
挿入され、消去用コア２には、同じく消去用コイル６が
挿入されて構成されている。この記録／再生用コイル４
及び消去用コイル５の末端は、フレキシブルパターンケ
ーブル７（又はプリント基板）の一方のランドに半田付
し、フレキシブルパターンケーブル７のもう一方のラン
ドが記録再生装置に結線されて、電気的接続が完了し電
磁変換の機能をはたすようになっている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、記録／再生用コイル４、及び消去用コイル６を
フレキシブルパターンケーブル７又はプリント基板に半
田付する作業は、非常に熟練を要するとともに多くの工
数がかかる。

というのは、記録／再生用コイル４、消去用コイル５の
コイル線は、ショート防止の為、通常、ポリウレタンの
被膜で覆われており、半田付をして導通をとる為には、
そのポリウレタン被膜を数百度に熱したハンダごてでと
り除かねばならない。

その際、コイル線の末端が固定されていない為、通常、
記録／再生用コイル４本、消去用コイル２本の計６本の
コイル線を１本ずつ、ノ１ンダごででポリウレタン被膜
をはがさなければならない。

また、ジンバル４の機能上の制約から、フレキシブルパ
ターンケーブル７やプリント基板をそれほど大きく設計
できず、コイル末端を半田付をするフレキシブルパター
ンケーブル７やプリント基板のランドの大きさは、通常
φ１．０前後と小さい為、顕微鏡下で半田付をしなけれ
ばならない。しかも前述したように、コイル線末端が固
定されていない為、一方の手でコイル線末端を固定し、
もう一方の手でハンダごてを使ってコイル線末端をフレ
キシブルパターンケーブル７やプリント基板に半田付し
なければならない。

このように従来の技術では、コイル線末端の半田付に非
常な熟練を要すとともに、作業工数が多くかかってしま
う欠点があった。

そこで、本発明はコイル線末端の半田付作業を簡易にす
るとともに、作業工数を大巾に低減するものである− 問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するだめの手段は、コイル線末
端と、プリント基板またはフレキシブルパターンケーブ
ルとの間に、コイル線末端を固定可能とする突起を備え
た電気的接続部品を設けるものである。

作用 本発明は、上記した構成によりコイル線末端を電気的接
続部品の突起に固定した後、半田槽に複数個の突起を浸
漬させることによりコイル線のポ　　　゛リウレタン被
膜をとり除（と同時に、半田でコイル線末端を突起に固
定し、プリント基板、またはフレキシブルパターンケー
ブルを電気的接続部品に挿入することによりコイル線と
プリント基板、またはフレキシブルパターンケーブルと
の導通をとるもので、この為、半田付作業に熟練を必要
とせず、作業工数も大巾に低減できる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図において、記録／再生用コア１には配板再生用コ
イル４が挿入され、同様に消去用コア２には消去用コイ
ル６が挿入され、おのおののコイル線末端は電気的接続
部品９に設けられた突起８に固定、半田付されている。

フレキシブルパターンケーブル７が電気的接続部品９に
挿入されて、各コイル４．６とフレキシブルパターンケ
ーブル７の導通がとれている。また、この際、フレキシ
ブルパターンケーブル７を電気的接続部分９に挿入しや
すい様、フレキシブルパターンケーブル７の挿入部分の
裏側にポリエステル板がはられている。

コイル線末端を突起８に半田付する手順は以下の通りで
ある。まず、コイル線末端をポリウレタンのコイル末端
を所定の突起８にからめ終った後、突起８を数百度に熱
した半田槽に浸漬させ、ポリウレタン被膜をはぐと同時
に半田でコイル線末端を突起８に固定してしまうのであ
る。第３図は他の実施例を示すもので、フレキシブルノ
くターンケｌ　　−ブルアの代りにプリント基板６を使
用したものであり、同様の作用効果がある。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、コイル線末端を容易に
かつ、少ない作業工数でプリント基板やフレキシブルパ
ターンケーブルに結線することができ、磁気ヘッドの組
立作業性を著しく向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気ヘッドの斜視図
、第２図は本発明の他の実施例における磁気ヘッドの斜
視図、第３図は従来の磁気へ・ノドを示す斜視図である
。 １・・・・・・記録／再生用コア、２・・・・・・消去
用コア、４・・・・・・記録／再生用コイル、５・・・
・・・消去用コイル、７・・・・・・フレキシブルパタ
ーンケーブル、８・・・・・・突起、９・・・・・・電
気的接続部品。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録／再生用コアと、上記コアに磁束を発生させ、また
   磁束の変化によって誘起電圧を発生させる為の記録／再
   生用コイルを有し、上記コイルの末端部を固定可能とす
   る突起部分を有し、一端が記録再生装置側に電気的に接
   続されるプリント基板等の電気接続体の他端を挿入する
   ことにより上記電気接続体と上記コイル末端部との電気
   的接続を行なうための電気的接続部品を備えたことを特
   徴とする磁気ヘッド。