JPH11287172A - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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JPH11287172A
JPH11287172A JP10397498A JP10397498A JPH11287172A JP H11287172 A JPH11287172 A JP H11287172A JP 10397498 A JP10397498 A JP 10397498A JP 10397498 A JP10397498 A JP 10397498A JP H11287172 A JPH11287172 A JP H11287172A
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JP
Japan
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clutch
starter
gear
way clutch
ratchet
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Withdrawn
Application number
JP10397498A
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English (en)
Inventor
Keizo Shimizu
敬三 清水
Taro Kihara
太郎 木原
Shigeaki Kuwahara
茂明 久和原
Mitsuru Nakamura
満 中村
Kazuhiro Sato
和宏 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Starting Industrial Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Starting Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長期使用によっても性能の劣化がなく、安価
で簡易に製造でき、かつコンパクト電動セルモータとリ
コイルスタータを両方組合せた始動装置を提供する。 【解決手段】 セルモータ16の回動をクランクシャフ
トに伝達するギアの一部に第1のワンウェイクラッチ1
8を有し、リコイルスタータの回転をクランクシャフト
に伝える伝達機構に第2のワンウェイクラッチを設け
る。1のクラッチは内周面に段部を有するギア21と、
回転時のみ噛合うたラチェット19−3を有するクラッ
チ板19とからなる。又同クラッチは減速ギア17と動
作結合する大径のギア19−1の内側に設ける。第2の
クラッチはリコイルスタータのリール3の裏側で軸方向
に突出した突起3−2及び外周に溝部を有する円筒部
と、突起と嵌合する長穴を有するリリースプレート9及
び始動回転時のみ噛合うラチェット11を有するクラッ
チ板6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型エンジンの始
動装置として用いられる電動スタータモータ(セルモー
タ)とリコイルスタータを両方組合せた始動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のセルモータとリコイルスタ
ータとは各々独立して使用されており、エンジンが搭載
される作業機やエンジンの容量や経済性などにより始動
装置をリコイルスタータにするか、またはセルスタータ
にするかを決め、そのどちらかを装着する方法をとって
いた。しかしながら、農業用器具などにおいて、最近リ
コイルスタータに代わってセルモータを用いるものが多
くなってきたが、農業器具では使用期限が決まっており
(すなわちシーズン制)、したがって一定期間放置後に
バッテリがあがって始動しないという問題があった。
【0003】そこで本出願人は特開平3−258969
号公報で電動スタータモータとリコイルスタータを両方
組合せた始動装置を提案した。この提案によれば、始動
用モータの減速ギアの一部に第1のワンウェイクラッチ
を有し、プーリに設けた遠心ラチェットにて回転を伝達
する小型エンジンの始動装置において、前記減速ギアに
おけるファイナルギアの支軸上には遠心ラチェットと噛
合するクラッチ板を設け、該クラッチ板の外方にリリー
スカムを設け、一方ファイナルギアの片側面に設けたダ
ンパとリリースカムの収納部の各々をストッパで仕切
り、前記クラッチ板には片面に突起が前記ファイナルギ
アの収納部に突出し、他方はプーリに取付けられて遠心
ラチェットとの噛合部を持つ凸部を有し、さらに先端に
リリースカムのガイド穴と嵌合する凸起が一体に設けら
れている。そして前記リリースカムの内径部には第2の
ワンウェイクラッチが圧入され、また鍔部には複数個の
傾斜部が設けられ、正転方向回転ではクラッチ板と遠心
ラチェットは正常噛合のまま起動し、エンジンが運転
中、過負荷などにより逆転した場合はワンウェイクラッ
チにより正転方向にのみしか回らないようにしたリリー
スカムによりクラッチ板と遠心ラチェットの噛合を強制
的に外すようにした小型エンジンの始動装置が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この提案の始動装置は
需要者間では一応の満足を得ているが、しかしながら2
つのワンウェイクラッチには公知の針状コロ型ワンウェ
イクラッチを用いているため極めて厳格な寸法精度を要
求され、また長期使用により針状コロに偏摩耗が生じ作
動不良になったり、またこのような針状コロ型ワンウェ
イクラッチは高価であり、その改善が求められていた。
本発明は従来の技術の特徴をそのまま保有するととも
に、厳格な寸法精度を要求されず長期使用によっても性
能の劣化がなく、部品点数を減少して安価かつ簡易に製
造でき、またクラッチ部分を薄く、かつコンパクトにで
きる電動スタータモータ(セルモータ)とリコイルスタ
ータを両方組合せたエンジンの始動装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の第1の実施態様は、セルモータの回動をクラン
クシャフトに伝達する一連のギアの一部に第1のワンウ
ェイクラッチを有し、リコイルスタータの回転を前記ク
ランクシャフトに伝える伝達機構に第2のワンウェイク
ラッチを設けてなるエンジンの始動装置において、前記
第1のワンウェイクラッチは内周面に段部を有するギア
と、該段部に始動方向への回転時のみ噛合うよう付勢さ
れたラチェットを有する第1のクラッチ板とからなるエ
ンジンの始動装置を特徴とするものである。
【0006】さらに本発明の第2の実施態様は、セルモ
ータの回動をクランクシャフトに伝達する一連のギアの
一部に第1のワンウェイクラッチを有し、リコイルスタ
ータの回転を前記クランクシャフトに伝える伝達機構に
第2のワンウェイクラッチを設けてなるエンジンの始動
装置において、前記第1のワンウェイクラッチは減速ギ
アと動作結合する大径のギアの径方向の内側に設けられ
ているエンジンの始動装置を特徴とするものである。
【0007】また本発明の第3の実施態様は、セルモー
タの回動をクランクシャフトに伝達する一連のギアの一
部に第1のワンウェイクラッチを有し、リコイルスター
タの回転を前記クランクシャフトに伝える伝達機構に第
2のワンウェイクラッチを設けてなるエンジンの始動装
置において、前記第2のワンウェイクラッチは前記リコ
イルスタータのリールの裏面側において軸方向に突出し
た突起および外周に溝部を有する円筒部と、前記突起と
嵌合する長穴を有するリリースプレートおよび前記溝部
に始動方向への回転時のみ噛合うよう付勢されたラチェ
ットを有する第2のクラッチ板とからなるエンジンの始
動装置を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を、図1乃至図3を
参照して説明する。図1は本発明のエンジンの始動装置
の一実施例を示す縦断面説明図、図2は図1のA−A線
上の断面図で(a)はセルモータ始動時の状態を示す
図、(b)はリコイルスタータ始動時の状態を示す図、
図3は図1のB−B線上の断面図で(a)はリコイルス
タータ始動時の状態を示す図、(b)はリコイルスター
タ始動後のロープの戻り状態を示す図である。図面にお
いてスタータケース1に一体に設けられた軸部1−1に
はリール3が緩挿され、リール3のロープ巻溝に巻回さ
れているロープ4の一端はケース1のロープ通穴から外
部に引出され、その先端にはロープ4が引出し易いよう
ノブ(図示せず)が取付けられている。
【0009】またリール3の裏面側には軸方向に突出す
る円筒部3−1が設けられている。なおケース1とリー
ル3の間にはケース1の凹部にゼンマイ2が収納され、
リール3をロープの巻取方向に付勢している。軸部1−
1には円筒体5とクラッチ板6が挿通され、カム7を介
して締付けねじ8で取付けられ、該円筒体5の外周には
リリースプレート9が挿通してある。なおクラッチ板6
の裏面側の収納部には衝撃緩衝用のダンパー10が設け
られている。またクラッチ板6には表面側にラチェット
11がリターンスプリング12によってその自由端が内
側に向くよう付勢されて枢着されている。またリリース
プレート9は、円筒体5の外周に設けられたフリクショ
ンスプリング13によって摩擦力を受けている。さらに
クラッチ板6の外周部にはギア14が設けられている。
【0010】一方セルモータ16はスタータケース1に
取付けられ、モータカバー15により保護され、減速ギ
ア17がスタータケース1とケースカバー1′との間で
軸支され、該ギア17とクラッチ板6の外周ギア14と
の間には下記する第1のワンウェイクラッチ18が介在
されている。すなわち該第1のワンウェイクラッチ18
は、外周に前記ギア17と噛合うギア19−1を有し、
かつスタータケース1とケースカバー1′との間に設け
られた軸20に回転自在に設けられた大径のクラッチ板
19の径方向の内側に設けられ、図2に示されるように
前記軸20に回転自在に設けられたギア21の裏面側に
設けた円筒部21−1の内周面には一方が緩斜面、他方
が起立面からなる段部21−1′が複数個設けられ、ま
たクラッチ板19の中心附近に設けた円筒壁19′には
リターンスプリング19−2によりその自由端が外方に
付勢された複数のラチェット19−3が設けられてい
る。なおギア21の表面側に一体に突設した筒部21−
2の外周部にはクラッチ板6の外周ギア14と噛合うギ
ア21−3が設けられている。
【0011】そしてリール3の回転をクラッチ板6へ伝
達または解除する第2のワンウェイクラッチは次のよう
な構成となっている。すなわちリール3の背面側には、
フリクションスプリング13によって摩擦力を受けてい
るリリースプレート9に設けた長穴9−1に嵌合する突
起3−2が設けられ、またリリースプレート9の外周面
には複数個の切欠溝9−2が配設され、一方リールの円
筒部3−1の外周面には緩斜面と起立面からなる溝部3
−1′が前記切欠溝9−2に対応して設けられている。
また前記した通りクラッチ板6のラチェット11はリタ
ーンスプリング12によってその自由端が内側に向くよ
う付勢されて枢着されており、リール3の円筒部3−1
の溝部3−1′に係合可能に構成されている。
【0012】さらにクランクシャフトに固着されたプー
リ22とカム7との接続関係は、前記した特開平3−2
58969号公報に詳述してあるが、ここに概要を説明
するとエンジンが始動する前にはプーリ22に設けられ
たスプリング23によりその自由端が内方へ付勢された
ラチェット24がカム7に係合しており、カム7が回転
してエンジンが始動するとプーリ22が高速回転するた
めにラチェット24に遠心力が働いてスプリング23に
抗して拡開し、カム7との係合を離脱する方式となって
いる。
【0013】上記のように構成された本願発明の動作を
以下説明すると、セルモータ16が回動を始めると、減
速ギア17を介してクラッチ板19が回転する。この際
クラッチ板19の回転によりラチェット19−3がリタ
ーンスプリング19−2に抗して拡開し、その先端がギ
ア21の段部21−1′の起立面に当接してクラッチい
た19とともにギア21が回転し、この回転はギア21
−3と噛合う外周ギア14を介してクラッチ板6へ伝達
される。この際クラッチ板6の回転は、図3(a)の矢
印方向となるためリール3は回転せず、セルモータ16
の回動はクラッチ6を経て相互に係合しているカム7と
ラチェット24を介してプーリ22に伝達されエンジン
が始動される。
【0014】一方リコイルスタータで始動する場合、ロ
ープ4を引くとリール3が回転し、突起3−2がフリク
ションスプリング13により保持されているリリースプ
レート9の長穴9−1内を移動し、ついで突起3−2が
長穴9−1の端部と係合してリリースプレート9の外周
の切欠溝9−2と、円筒部3−1に設けた溝部3−1′
との位置が合致すると、該溝部3−1′にラチェット1
1の先端が嵌入してその起立面に当接し、これによりリ
ール3とともにクラッチ板6が回転し、相互に係合して
いるカム7とラチェット24を介してプーリ22を経て
エンジンが始動する。エンジンが始動してカム7とラチ
ェット24との係合が外れ、ゼンマイ2によりリール3
が逆転すると突起3−1は、前記と逆方向に長穴9−1
内を移動し、その結果リリースプレート9の切欠溝9−
2と円筒部3−1の溝部3−1′とが位置ズレし、これ
によりラチェット11は円筒部3−1とリリースプレー
ト9の外周面を摺動することになる。この際クラッチ板
6の回転はギア21に伝達されるが、ギア21の回転は
図2(a)の矢印方向に回転するためクラッチ板19に
は伝達されない。
【0015】セルモータ16による始動でも、またリコ
イルスタータによる始動でも一旦エンジンが掛かるとプ
ーリ22が高速で回転するためラチェット24が外方に
拡開したカム7との係合が外れ、これによりセルモータ
やリコイルスタータはエンジンの回転による影響を何ら
受けない。
【0016】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によると、厳格な
寸法精度を要求されず長期使用によっても性能の劣化が
なく、部品点数を減少して安価かつ簡易に製造でき、ま
たクラッチ部分を薄く、かつコンパクトにできる電動ス
タータモータ(セルモータ)とリコイルスタータを両方
組合せたエンジンの始動装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンの始動装置の一実施例を示す
縦断面説明図である。
【図2】図1のA−A線上の断面図で(a)はセルモー
タ始動時の状態を示す図、(b)はリコイルスタータ始
動時の状態を示す図である。
【図3】図1のB−B線上の断面図で(a)はリコイル
スタータ始動時の状態を示す図、(b)はリコイルスタ
ータ始動後のロープの戻り状態を示す図である。
【符号の説明】
1 スタータケース 1′ ケースカバー 1−1 軸部 2 ゼンマイ 3 リール 3−1 円筒部 3−1′ 溝部 3−2 突起 4 ロープ 5 円筒体 6 クラッチ板 7 カム 8 締付けねじ 9 リリースプレート 9−1 長穴 9−2 切欠溝 10 ダンパー 11 ラチェット 12 リターンスプリング 13 フリクションスプリング 14 外周ギア 15 モータカバー 16 セルモータ 17 減速ギア 18 ワンウェイクラッチ 19 クラッチ板 19′ 円筒壁 19−1 ギア 19−2 リターンスプリング 19−3 複数のラチェット 20 軸 21 ギア 21−1 円筒部 21−1′ 段部 21−2 筒部 21−3 ギア 22 プーリ 23 リターンスプリング 24 ラチェット
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記のように構成された本願発明の動作を
以下説明すると、セルモータ16が回動を始めると、減
速ギア17を介してクラッチ板19が回転する。この際
クラッチ板19の回転によりラチェット19−3がリタ
ーンスプリング19−2に抗して拡開し、その先端がギ
ア21の段部21−1′の起立面に当接してクラッチ
19とともにギア21が回転し、この回転はギア21−
3と噛合う外周ギア14を介してクラッチ板6へ伝達さ
れる。この際クラッチ板6の回転は、図3(a)の矢印
方向となるためリール3は回転せず、セルモータ16の
回動はクラッチ6を経て相互に係合しているカム7とラ
チェット24を介してプーリ22に伝達されエンジンが
始動される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】一方リコイルスタータで始動する場合、ロ
ープ4を引くとリール3が回転し、突起3−2がフリク
ションスプリング13により保持されているリリースプ
レート9の長穴9−1内を移動し、ついで突起3−2が
長穴9−1の端部と係合してリリースプレート9の外周
の切欠溝9−2と、円筒部3−1に設けた溝部3−1′
との位置が合致すると、該溝部3−1′にラチェット1
1の先端が嵌入してその起立面に当接し、これによりリ
ール3とともにクラッチ板6が回転し、相互に係合して
いるカム7とラチェット24を介してプーリ22を経て
エンジンが始動する。エンジンが始動してカム7とラチ
ェット24との係合が外れ、ゼンマイ2によりリール3
が逆転すると突起3−は、前記と逆方向に長穴9−1
内を移動し、その結果リリースプレート9の切欠溝9−
2と円筒部3−1の溝部3−1′とが位置ズレ、これに
よりラチェット11は円筒部3−1とリリースプレート
9の外周面を摺動することになる。この際クラッチ板6
の回転はギア21に伝達されるが、ギア21の回転は図
2(a)の矢印方向に回転するためクラッチ板19には
伝達されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久和原 茂明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中村 満 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 佐藤 和宏 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルモータの回動をクランクシャフトに
    伝達する一連のギアの一部に第1のワンウェイクラッチ
    を有し、リコイルスタータの回転を前記クランクシャフ
    トに伝える伝達機構に第2のワンウェイクラッチを設け
    てなるエンジンの始動装置において、前記第1のワンウ
    ェイクラッチは内周面に段部を有するギアと、該段部に
    始動方向への回転時のみ噛合うよう付勢されたラチェッ
    トを有する第1のクラッチ板とからなることを特徴とす
    るエンジンの始動装置。
  2. 【請求項2】 セルモータの回動をクランクシャフトに
    伝達する一連のギアの一部に第1のワンウェイクラッチ
    を有し、リコイルスタータの回転を前記クランクシャフ
    トに伝える伝達機構に第2のワンウェイクラッチを設け
    てなるエンジンの始動装置において、前記第1のワンウ
    ェイクラッチは減速ギアと動作結合する大径のギアの径
    方向の内側に設けられていることを特徴とするエンジン
    の始動装置。
  3. 【請求項3】 セルモータの回動をクランクシャフトに
    伝達する一連のギアの一部に第1のワンウェイクラッチ
    を有し、リコイルスタータの回転を前記クランクシャフ
    トに伝える伝達機構に第2のワンウェイクラッチを設け
    てなるエンジンの始動装置において、前記第2のワンウ
    ェイクラッチは前記リコイルスタータのリールの裏面側
    において軸方向に突出した突起および外周に溝部を有す
    る円筒部と、前記突起と嵌合する長穴を有するリリース
    プレートおよび前記溝部に始動方向への回転時のみ噛合
    うよう付勢されたラチェットを有する第2のクラッチ板
    とからなることを特徴とするエンジンの始動装置。
JP10397498A 1998-03-31 1998-03-31 エンジンの始動装置 Withdrawn JPH11287172A (ja)

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JP10397498A JPH11287172A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 エンジンの始動装置
US09/281,087 US6199529B1 (en) 1998-03-31 1999-03-30 Engine starting apparatus
CN99104623.4A CN1108448C (zh) 1998-03-31 1999-03-31 发动机起动装置
CNA021320241A CN1492139A (zh) 1998-03-31 1999-03-31 发动机起动装置
US09/566,116 US6240889B1 (en) 1998-03-31 2000-05-05 Engine starting apparatus

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