JPH11286321A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH11286321A
JPH11286321A JP10551198A JP10551198A JPH11286321A JP H11286321 A JPH11286321 A JP H11286321A JP 10551198 A JP10551198 A JP 10551198A JP 10551198 A JP10551198 A JP 10551198A JP H11286321 A JPH11286321 A JP H11286321A
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JP
Japan
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scooping
plate
transfer rail
bar
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP10551198A
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English (en)
Inventor
Ikuo Deguchi
郁夫 出口
Masaki Kajimura
昌喜 梶村
Mitsuaki Higuchi
光昭 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP10551198A priority Critical patent/JPH11286321A/ja
Publication of JPH11286321A publication Critical patent/JPH11286321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掬い板上の不整列部品を良好に排除することの
できる部品供給装置を提供する。 【解決手段】本発明は、機台に多数の頭付き棒状部品を
貯留可能なバスケット3を取り付け、このバスケット3
内に位置させて揺動駆動源の作動を受けて揺動可能な掬
い板4を配置するとともに、この掬い板4の前方に頭付
き棒状部品を所定の姿勢に支持して搬送可能な移送レー
ル14を連接して構成されている。前記掬い板4には頭
付き棒状部品が嵌合可能な嵌合溝4bが形成された掬い
面が設定されており、この掬い面4aの移動路上にはゴ
ムシートなどの弾性部材5が複数配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスケット内に多
数貯留された頭付き棒状部材を掬い板によって掬い上げ
整列移送する部品供給装置に関し、詳しくは掬い板上で
整列していない頭付き棒状部材を排除するための排除手
段を備えた部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の部品供給装置としては、実開昭5
5−46470号に示す頭付棒材整列供給装置がある。
この供給装置は頭付き棒状部品を多数貯留できる上部開
口のホッパを有し、このホッパ内に上下揺動するブレー
ドを備えるとともに、このブレードが上死点に達した時
に連設するシュートを具備している。これらブレード、
シュートは、頭付き棒状部品を首吊り状に支持できるよ
うになっている。また、シュートの上方にはブレード側
の端部に近接してゲート板が設けられており、このゲー
ト板には前記溝に正しく支持された状態にある頭付き棒
状部品の頭部のみが通過可能な形状のゲートが形成さ
れ、シュート上で正しい姿勢にない部品は、このゲート
板に妨げられて排除されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の供
給装置においては、ブレード上に頭付き棒状部品が横倒
しになっているような場合など、部品の姿勢によっては
排除板に接触してもバスケット内に落下しないものがあ
り、そのまま掬い板上に留まって掬い板の揺動とともに
転動を続け、正しく支持された部品の滑落を妨げて掬い
板上で部品を詰まらせてしまうばかりか、このような不
整列部品が掬い板と移送レールの連設部分に噛み込ん
で、掬い板の運動を阻害してしまい、部品供給ができな
くなるとともに装置自体の破損を招いてしまう等の問題
が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みて創成されたものであり、掬い板上の不整列部品を良
好に排除することを目的としている。係る目的を達成す
るため、本発明は、機台に多数の頭付き棒状部品を貯留
可能なバスケットを取り付け、このバスケット内に位置
させて揺動駆動源の作動を受けて往復揺動可能な掬い板
を配置するとともに、この掬い板の前方に連設して頭付
き棒状部品を所定の姿勢に支持して移送可能な移送レー
ルを配置し、前記掬い板には頭付き棒状部品が嵌合可能
な嵌合溝を形成した部品の掬い面を設ける一方、前記掬
い板の掬い面の移動路上に位置させてゴムシートなどの
弾性部材を複数配置したことを特徴とするものである。
なお、移送レールの上方には、この移送レール上に正し
く並んだ頭付き棒状部品のみが通過可能な切欠を形成し
た排除板を配置してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3において1は部品
供給装置であり、機台2の後部に取り付けた上部開口の
バスケット3を有している。このバスケット3は、開口
側の直立壁面3aと、これに連続してバスケット3内に
進入している掬い板4に向かって傾斜する傾斜底面3b
とを有し、直立壁面3a下部には、前記掬い板4の移動
路上に突出して複数の弾性部材5・・・が並設してあ
る。これら弾性部材5・・・は、軟質なゴムシートで構
成されるものであるが、外にも、例えば、ばね鋼で成る
板ばねのような薄手の金属板、あるいは樹脂材などで構
成してもよい。
【0006】掬い板4は、概略扇形状を成す数枚の板材
で構成されているものであり、バスケット3の傾斜底面
3bの基底部に形成した切欠穴3cを挿通して該バスケ
ット3内に突出している。この掬い板4は、揺動駆動源
6に連結されて揺動自在に構成されているものであり、
その上面は頭付き棒状部品(以下、単に部品という)が
嵌合可能な幅、すなわち部品Pの脚部P1が進入可能
で、頭部P2は進入不可能な幅の嵌合溝4bが形成され
た掬い面4aになっている。この掬い面4aの嵌合溝4
bは、頭付き棒状部品P(以下、単に部品Pという)の
脚部P1の長さより深く形成されており、嵌合した部品
Pを首吊り状に保持するようになっている。なお、本発
明の実施の形態において部品Pはねじである。
【0007】揺動駆動源6は、出力軸7aの軸線が水平
になるように前記機台2の側面に駆動モータ7を取り付
け、この駆動モータ7の出力軸7aに主動プーリ8を一
体に連結し、この主動プーリ8の上方には従動プーリ9
を回転自在に配置して、これらプーリ8,9に無端ベル
ト10を巻回して回転伝達可能に構成するとともに、前
記従動プーリ9と一体に回転する回転部材11を設け、
この回転部材11を機台2の側面に揺動自在に連結した
揺動アーム12に連結して構成してある。前記掬い板4
は、この揺動アーム12の先端に一体的に連結してあ
る。なお、回転部材11と揺動アーム12は、前記駆動
モータ7の出力軸7aの軸線と平行な軸線を有するロー
ラ部材11aを回転部材11に取り付け、このローラ部
材11aを揺動アーム12に形成した長穴12aに係合
させてることで連結されている。
【0008】一方、前記掬い板4の前方には、前記機台
2上に設けた振動付与手段13に連結して移送レール1
4が連設されている。この移送レール14は、水平に延
びる2枚の板材によって構成されており、その始端面
は、前記バスケット3内に突出し、前記掬い板4の揺動
軌跡に沿う円弧状に形成してある。また、移送レール1
4を形成する2枚の板材は、その間隔を調整可能に構成
されるもので、通常は前記嵌合溝4bと同じく、部品P
を首吊り状に支持できる間隔に設定されている。
【0009】また、移送レール14の始端部分上方に
は、前記機台2の上部に固定した案内部材2aに案内さ
れて移送レール14上面と平行に往復移動自在なスライ
ド軸17が配置されており、このスライド軸先端には、
前記移送レール14に正規の姿勢で支持された所定の部
品Pの頭部P2のみが通過可能な切欠18aを形成した
排除板18が連接してある。また、スライド軸にはその
軸線に直交する方向に突出してピン17aが植設してあ
り、このピン17aを前記従動プーリ9と一体に回転す
るカム板15の周面に一端を当接させた回動アーム16
に回動自在に係合させてある。
【0010】上記部品供給装置1では、揺動駆動源6の
駆動モータ7が駆動すると、回転部材が回転し、揺動ア
ーム12を揺動させる。この揺動アーム12の揺動にと
もなって掬い板4はバスケット3内を上下に揺動し、バ
スケット3内に無秩序に投入、貯留された部品Pを図5
(a)に示すように、掬い面4aの嵌合溝4bに首吊り
状に嵌合させて掬い上げる。この時部品Pは、掬い板4
の嵌合溝4bに必ずしも正しく嵌合しているとは限らな
い。すなわち、部品Pの中には、図5(b)および図5
(c)に示すように嵌合溝4bに斜めに嵌合しているも
の、あるいは図5(d)のように横倒しているものなど
があるが、このような不整列な部品Pは、掬い板4が上
昇揺動して弾性部材5を通過することによって良好に排
除される。すなわち、軟質なゴムシートで構成された弾
性部材5が掬い板4の掬い面4aを撫でるので、嵌合溝
4bに正しく嵌合している部品Pはそのままに、不整列
な部品Pのみ図4(a)、図4(b)、図4(c)に示
すように掬い板4上から排除できるのである。
【0011】そして、掬い板4が上死点に達すると、そ
の上面端部が移送レール14の始端上面に連接し、これ
によって掬い板4から移送レール14上へ部品Pが滑落
移載される。前述したとおり、この時掬い板4の不整列
部品は排除されているため、部品Pを詰まらせることな
く移送レール14へ良好に滑落移載することができる。
また、移送レール14は予め振動付与手段13の作動を
受けて振動しており、掬い板4から移載されてきた部品
Pはこの振動を受けて移送レール14終端に向かって整
列移送される。なお、排除板18は、駆動モータ7の駆
動によってカム板15が回転し、これによって回動アー
ム16が回動するのを受けて前後に往復移動しており、
これによって、移載された部品の中に万一不整列部品あ
るいは異種部品が混在していても、これを排除すること
ができるとともに、移送レール14と掬い板4の連設部
分に不整列部品が噛み込むのを防止できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の部品供給装
置によれば、掬い板の移動路上に弾性部材を配置してい
るため、掬い板の嵌合溝に正しく嵌合していない頭付き
棒状部品を掬い板の揺動にともなって排除して部品供給
の阻害要因をなくすことができるとともに、掬い板と移
送レールの連設部分に不整列部品が噛み込んで、動作が
阻害されるといった不具合も解消することができる。ま
た、弾性部材と排除板とを設けているため、これらによ
り二段階に不整列部品の排除が可能であり、極めて良好
な頭付き棒状部品の供給が可能になる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品供給装置のバスケット近傍の
要部拡大平面図である。
【図2】本発明に係る部品供給装置の一部を切り欠いて
断面とした正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】掬い板が弾性部材を通過することによって掬い
板上の不整列部品が排除される様子を順次示す要部拡大
断面図である。
【図5】掬い板上の部品の状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 部品供給装置 3 バスケット 4 掬い板 4a 掬い面 4b 嵌合溝 5 弾性部材 6 揺動駆動源 7 駆動モータ 11 回転部材 11a ローラ部材 12 揺動アーム 13 振動付与手段 14 移送レール 18 排除板 18a 切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台に多数の頭付き棒状部品を貯留可能な
    バスケットを取り付け、このバスケット内に位置させて
    揺動駆動源の作動を受けて往復揺動可能な掬い板を配置
    するとともに、この掬い板の前方に連設して頭付き棒状
    部品を所定の姿勢に支持して移送可能な移送レールを配
    置し、前記掬い板には頭付き棒状部品が嵌合可能な嵌合
    溝を形成した部品の掬い面を設ける一方、前記掬い板の
    掬い面の移動路上に位置させて複数の弾性部材を配置し
    たことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】移送レールの上方には、この移送レール上
    に正しく並んだ頭付き棒状部品のみが通過可能な切欠を
    形成した排除板を配置したことを特徴とする請求項1に
    記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】揺動駆動源の駆動を受けて回動可能な回動
    アームを設け、この回動アーム先端には案内部材によっ
    て移送レール上方で移送レールと平行に往復移動可能に
    案内される摺動軸を回転支持し、この摺動軸先端に排除
    板を連結したことを特徴とする請求項2に記載の部品供
    給装置。
JP10551198A 1998-03-31 1998-03-31 部品供給装置 Pending JPH11286321A (ja)

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