JPH11286111A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JPH11286111A
JPH11286111A JP9154298A JP9154298A JPH11286111A JP H11286111 A JPH11286111 A JP H11286111A JP 9154298 A JP9154298 A JP 9154298A JP 9154298 A JP9154298 A JP 9154298A JP H11286111 A JPH11286111 A JP H11286111A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータ基板とノズルプレート及び中
間プレートとの間の左右両端部付近における接着力及び
密着力が向上したインクジェットヘッドを提供する。 【解決手段】 中間プレート3が接着されるアクチュエ
ータ基板2の上面2aにおいて、複数のインク溝11が
なす列の両端のインク溝11の外側に隣接する横ダミー
溝12Aよりもさらに外側に横空溝14Aを形成する。
また、ノズルプレート5が接着されるアクチュエータ基
板2の先端面2bには、横空溝14Aに連通する縦空溝
14Bを形成する。これら空溝14A,14Bは、アク
チュエータ基板2とプレート3,5とを接着剤にて接合
する際、気泡や接着剤の逃げ部として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク通路内のイ
ンクに圧力を作用させることによりインクをノズルから
噴射させるインクジェットヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置にお
いて用いられるインクジェットヘッドとして、複数のイ
ンク通路と複数の横ダミー通路とが交互に位置するよう
に形成され前記インク通路内のインクに圧力を加えてイ
ンクを噴射させるアクチュエータ部材と、インクが噴射
される複数のノズルが列状に形成され、前記アクチュエ
ータ部材の端面に接着剤によって接合されるノズルプレ
ートとを備えるものが知られている。
【0003】ところで、かかるインクジェットヘッド
は、一般に、ノズルプレート(例えばポリイミド等の合
成樹脂プレートやニッケル等の金属プレートからなる平
板)にノズルを形成した後に、ノズルプレート側の接合
面全体あるいはアクチュエータ部材側の接合面全体に接
着剤(例えば熱硬化性エポキシ系接着剤や二液性エポキ
シ系接着剤)を塗布し、その後に、両者を位置決めして
加圧・加熱処理を施すことによりノズルプレートとアク
チュエータ部材とを接着することにより製造されるもの
である。
【0004】具体的には、例えば図4に示すように、イ
ンクジェットヘッドのヘッドサイズに切り出したアクチ
ュエータ基板101の上面にインク通路となるインク溝
102等を多数形成し、上記インク溝102内の表面に
導電層からなる電極を形成した後、アクチュエータ基板
101の上面に接着剤を塗布してカバープレート103
を接着し、アクチュエータ部材104とする。この後、
アクチュエータ部材104(アクチュエータ基板101
及びカバープレート103)の一端面側あるいはノズル
プレート105側に接着剤を塗布してそれらを接着し
て、また、アクチュエータ部材104の他端面にマニホ
ールド部材106等を接着して、インクジェットヘッド
とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクジェットヘッドでは、アクチュエータ部材1
04とノズルプレート105との接着の際に、それらの
間に気泡107(エア)が混入することで、接着される
部分の面積が減少せしめられ、その結果、接着力や密着
力が不十分となるという課題がある。
【0006】このような気泡が発生する原因としては、
(1)接着剤中に混入している目に見えない微細気泡が
加熱硬化時に熱膨張により気泡へと成長し、そのまま硬
化してしまうこと、(2)アクチュエータ部材104と
ノズルプレート105との接合面の端面切断や研磨の際
に使用される切削液や研磨液等の水分が十分に除去され
ずに接着面に残り、この水分が加熱硬化時に水蒸気とな
って気泡が生じること、(3)二液性エポキシ系接着剤
を使用する場合には、主剤と硬化剤を撹拌・混合する際
に微細気泡が混入し、ノズルプレート105を加圧固定
するときに気泡を取り除くことができない等の原因が考
えられる。
【0007】特に、アクチュエータ部材104とノズル
プレート105との間に存在する前記気泡107は、ア
クチュエータ部材104の中央部付近においては、ノズ
ルプレート105を押圧することにより、インク溝10
2等が気泡の逃し部として機能して、気泡107をほぼ
完全に外部に排出することができるが、左右両端部付近
においては、インク溝102等のように気泡の逃し部と
なるものが形成されておらず面状に形成されているた
め、気泡107が閉じこめられやすい。
【0008】また、同様な課題が、アクチュエータ部材
104とカバープレート103との間の接着にも存在す
る。
【0009】本発明は、アクチュエータ部材とノズルプ
レートとの間の左右両端部付近における接着力及び密着
力が向上したインクジェットヘッドを提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数のインク通路と複数の横ダ
ミー通路とが交互に位置するように形成され前記インク
通路内のインクに圧力を加えてインクを噴射させるアク
チュエータ部材と、該アクチュエータ部材の一端面に接
着剤にて接合されたノズルプレートとを備え、前記アク
チュエータ部材とノズルプレートとの間に、前記各横ダ
ミー通路に一端部が連通し他端部が外部に開口する縦ダ
ミー通路が形成されているインクジェットヘッドであっ
て、前記アクチュエータ部材とノズルプレートとの間で
あって前記複数のインク通路がなす列の両側に位置する
前記縦ダミー通路よりさらに外側に、一端部が外部に開
口する縦空通路が形成されているものである。ここで、
一端部が外部に開口するとは、一端部が直接に外部に開
口する場合だけでなく、例えば外部に開口する端部を有
する通路に連通することで間接的に外部に開口する場合
も含む意味である。
【0011】請求項1の発明によれば、アクチュエータ
部材とノズルプレートとの間においては、各横ダミー通
路に一端部が連通し他端部が外部に開口する縦ダミー通
路が形成され、複数のインク通路がなす列の両側に位置
する前記縦ダミー通路よりさらに外側に、一端部が外部
に開口する縦空通路が形成されていることから、アクチ
ュエータ部材の一端面にノズルプレートが接着剤にて接
合される際に、前記縦ダミー通路及び縦空通路を通じ
て、アクチュエータ部材の一端面とノズルプレートとの
間に挟み込まれた気泡が逃され、接着不良になることが
回避される。また、前記縦ダミー通路及び縦空通路が前
記接着剤の逃げ部としても機能するので、インク溝への
接着剤のはみ出しが防止される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のインク
ジェットヘッドであって、前記縦空通路が、前記縦ダミ
ー通路と略平行に形成されたものである。
【0013】請求項2の発明によれば、前記縦空通路
が、前記縦ダミー通路と略平行に形成されたものであ
り、インク溝に隣接する縦ダミー通路を加工する際に、
一緒に加工することが可能とされ、それの加工のための
特別な工程を必要としない。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2のイン
クジェットヘッドにおいて、前記縦空通路が、一端部が
外部に開口する縦空溝を形成したアクチュエータ部材又
はノズルプレートの面に、ノズルプレート又はアクチュ
エータ部材を接着剤にて接合することで形成されるもの
である。
【0015】請求項3の発明によれば、アクチュエータ
部材又はノズルプレートの1つの面に一端部が外部に開
口する縦空溝を形成し、それから、その面に対しノズル
プレート又はアクチュエータ部材を接着剤にて接合する
ことで、縦空通路が形成される。
【0016】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かのインクジェットヘッドにおいて、前記アクチュエー
タ部材が、アクチュエータ基板とカバープレートとを、
それらの間にインク通路及び横ダミー通路が形成される
ように接着剤にて接合してなるものであり、前記アクチ
ュエータ基板とカバープレートとの間であって前記複数
のインク通路がなす列の両側に位置する前記横ダミー通
路よりさらに外側に、一端部が外部に開口する横空通路
が形成されているものである。
【0017】請求項4の発明によれば、アクチュエータ
基板とカバープレートとの間においては、複数のインク
通路がなす列の両側に位置する前記横ダミー通路よりさ
らに外側に、一端部が外部に開口する横空通路が形成さ
れていることから、アクチュエータ基板の一端面にノズ
ルプレートが接着剤にて接合される際に、前記横ダミー
通路及び横空通路を通じてアクチュエータ基板の一端面
とカバープレートとの間に挟み込まれた気泡が逃され、
接着不良になることが回避される。また、前記横ダミー
通路及び横空通路が前記接着剤の逃げ部として機能し、
インク溝への接着剤のはみ出しが防止される。
【0018】請求項5の発明は、請求項4のインクジェ
ットヘッドにおいて、前記横空通路が、前記横ダミー通
路と略平行に形成されたものである。
【0019】請求項5の発明によれば、前記横空通路
が、前記横ダミー通路と略平行に形成されたものであ
り、インク溝に隣接する横ダミー通路を加工する際に一
緒に加工することが可能とされる。
【0020】請求項6の発明は、請求項4又は5のイン
クジェットヘッドにおいて、前記横空通路が、一端部が
外部に開口する横空溝が形成されたアクチュエータ基板
又はカバープレートの面に、カバープレート又はアクチ
ュエータ基板を接着剤にて接合することで形成されるも
のである。
【0021】請求項6の発明によれば、アクチュエータ
基板又はカバープレートの1つの面に一端部が外部に開
口する横空溝を形成し、それから、その面に対しカバー
プレート又はアクチュエータ基板を接着剤にて接合する
ことで、横空通路が形成される。
【0022】請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれ
かのインクジェットヘッドにおいて、前記カバープレー
トとノズルプレートとの接合部分であって、それらの間
に一端部が外部に開口する空通路が形成されているもの
である。ここで、空通路は、一端部が、前述したところ
の意味において外部に開口していればよく、ノズル列に
沿って延びるように設けてもよいし、縦ダミー通路や縦
空通路に連通するように設けてもよい。
【0023】請求項7の発明によれば、カバープレート
とノズルプレートとの接合部分であって、それらの間に
前記複数の空通路を通じてカバープレートの一端面とノ
ズルプレートとの間に挟み込まれた気泡が逃され、接着
不良になることが回避される。また、前記空通路が接着
剤の逃げ部としても機能し、インク溝への接着剤のはみ
出しが防止される。
【0024】請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれ
かのインクジェットヘッドにおいて、前記アクチュエー
タが、電圧を印加することによりインク噴射のための圧
力を発生させる圧電材料からなり、前記各インク通路及
び各横ダミー通路の両側面に電極が設けられ、前記横ダ
ミー通路の電極が、前記縦ダミー通路を経て外部に導き
出されている。
【0025】請求項8の発明によれば、アクチュエータ
(圧電材料)を駆動するために給電する横ダミー通路の
電極が、縦ダミー通路を経て外部に導き出され、電力供
給源に接続される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】図1は本発明に係るインクジェットヘッド
の要部の分解斜視図である。図1に示すように、インク
ジェットヘッド1は、一対のアクチュエータ基板2,2
が、それらの間に、中間プレート3(カバープレート)
を挟持した状態で、接着剤にて接合されることで形成さ
れるアクチュエータ部材4と、該アクチュエータ部材4
の一端面に接着剤にて接合されたノズルプレート5とを
備える。そして、アクチュエータ部材4の他端面には、
インクを供給するためのマニホールド部材6が接合され
る。
【0028】前記各アクチュエータ基板2は、図2に示
すように、チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)のセラミ
ックス材料からなる圧電材料層2A,2Bを接着剤層2
Cを介して積層して構成されており、各層2A,2Bの
圧電材料は相互に反対方向(それぞれアクチュエータ基
板2の厚さ方向)に分極処理されている。尚、圧電材料
層2A,2Bは、本実施の形態においては、2層である
が、3層、4層あるいはそれ以上の層であってもよく、
また、上記圧電材料としては、チタン酸ジルコン酸鉛系
(PZT)のセラミックス材料のほか、チタン酸鉛系
(PT)のセラミックス材料を用いることもできる。
【0029】また、前記中間プレート3と対向する側の
アクチュエータ基板2の上面2aには、例えばダイヤモ
ンドブレードにより、各層にわたって切削加工された複
数のインク溝11,・・及び横ダミー溝12A,・・が
交互に並列に形成されている。そして前記インク溝1
1,・・及び横ダミー溝12A,・・間に位置する各側
壁13,・・は、溝の深さ方向と平行にかつ相互に反対
方向に分極された複数層の圧電材料により形成されてい
ることになる。
【0030】上記インク溝11は、アクチュエータ基板
2の先端面2b付近においてはノズルプレート5に向け
徐々に深さが浅くなるように形成されているものの、そ
れよりも後から後端面2cにかけて、所定の深さを有す
るように形成されている。一方、横ダミー溝12Aは、
アクチュエータ基板2の先端面2b側から後端面2c側
の近傍まで所定の深さを有するように形成され、横ダミ
ー溝12Aの後端部(後端面2c側の近傍)は、図3に
示すように、アクチュエータ基板2の上面2aと面一と
なるように立ち上げられてその横ダミー溝12Aを閉鎖
している。
【0031】そして、中間プレート3の上下に接着剤3
6,36を介してアクチュエータ基板2,2が接合され
ることで、前記アクチュエータ基板2のインク溝11,
・・及び横ダミー溝12A,・・は、中間プレート3に
て長手方向開口部が閉塞され、それによって、図2に示
すように、インク通路21,・・及び横ダミー通路22
A,・・となる。すなわち、各アクチュエータ基板2と
中間プレート3との間において、複数のインク通路2
1,・・と複数の横ダミー通路22A,・・とが交互に
位置し、これらによって前記インク通路21,・・内の
インクに圧力を加えてインクを噴射させるアクチュエー
タ部材4が形成される。
【0032】また、アクチュエータ基板2の先端面2b
側には、横ダミー溝12Aに対応した位置に、一端部が
横ダミー溝12Aに連通し他端部が下面12側に開口す
る縦ダミー溝12Bが形成されている。前記アクチュエ
ータ基板2の縦ダミー溝12Bは、アクチュエータ部材
4にノズルプレート5が接着剤37(図2(b)参照)
を介して接合され、ノズルプレート5にて長手方向開口
部が閉塞されることで、縦ダミー通路22B,・・とな
る。
【0033】さらに、複数のインク溝11がなす列の両
端のインク溝11の外側に位置する横ダミー溝12A及
び縦ダミー溝12Bよりもさらに外側のアクチュエータ
基板2の端部側には、それらと平行に等ピッチ間隔で、
前記横ダミー溝12A及び縦ダミー溝12Bと同一形状
である横空溝14A,・・と縦空溝14B,・・が形成
されている。よって、縦空溝14Bは、一端部が横空溝
14Aに連通し他端部がアクチュエータ基板2の下面2
dに開口している。そして、前記アクチュエータ基板2
の横空溝14A,・・及び縦空溝14B,・・は、中間
プレート3及びノズルプレート5にて長手方向開口部が
閉塞されることで、横ダミー溝12Aや縦ダミー溝12
Bと同様に、横空通路24A,・・及び縦空通路24
B,・・となる。
【0034】また、前記中間プレート3の、ノズルプレ
ート5が接合される面にも、ノズル列に沿って延び両端
が外部に開口する複数の横方向の空溝15,・・が形成
されている。そして、前記中間プレート3の空溝15,
・・は、ノズルプレート5にて長手方向開口部が閉塞さ
れることで、ノズル列に沿って延びる空通路25・・と
なる。
【0035】よって、アクチュエータ基板2に中間プレ
ート3が接合されることで、一端部が大気に開口する横
ダミー通路22A,・・及び横空通路24A,・・が形
成され、アクチュエータ部材4にノズルプレート5が接
合されることで、一端部が大気に開口する縦ダミー通路
22B,・・及び縦空通路24B,・・、ノズル列に沿
って延びる空通路25,・・が形成されることになる。
そして、これらの各通路(溝)が、アクチュエータ基板
2に対し中間プレート3を接合する際やアクチュエータ
部材4に対しノズルプレート5を接合する際に、それら
の間の挟み込まれた気泡やそれらの接合のために用いら
れる接着剤のための逃げ部として機能するようになって
いる。
【0036】尚、図1においては、両端のインク溝11
の外側に隣接する横ダミー溝12Aと縦ダミー溝12B
よりもさらに外側に、横空溝24Aと縦空溝24Bとを
3組又は4組ずつ設けているが、その数は特に限定され
ず、それ以上の組であってもよいし、1組だけであって
もよい。すなわち、両端のインク溝11の外側に隣接す
る横ダミー溝12Aと縦ダミー溝12Bよりもさらに外
側の部分の大きさに応じて、必要な組数だけ設けること
ができる。横空溝24Aと縦空溝24Bを、横ダミー溝
12A及び縦ダミー溝12Bと同一形状にすることで、
それらを一緒に加工することができる。なお、それら
は、同一形状でなくても、一端部が外部(大気)に開口
するものであれば前述したところの逃げ部として機能す
る。
【0037】また、上記アクチュエータ基板2における
インク溝11,・・、横ダミー溝12A,・・、及び後
端面2c(横ダミー溝12A,・・が閉塞されている
側)には、Ni等の導電性材料からなる導電層が蒸着や
メッキにより形成されている。
【0038】そして、アクチュエータ基板2の先端面2
b(ノズルプレート5が接着される面)及び上面2a
は、導電層が除去され、インク溝11,・・と横ダミー
溝12A,・・の各溝面の導電層をそれぞれ独立させ、
図3(a)(b)に示すように、インク溝11,・・の
溝面に電極31を形成している。横ダミー溝12Aの底
面には、レーザ加工によって、導電層を線状に除去した
第1分割溝32aが先端側から後端側にかけて形成され
ており、横ダミー溝12Aの内面の導電層を独立した2
個の電極33,33としている。横ダミー溝12Aに連
通する縦ダミー溝12Bには、第1分割溝32aに接続
された第2分割溝32bが形成されている。よって、前
記各横ダミー溝12Aの両側面に設けられた電極33,
33が、前記縦ダミー溝12Bを経て外部(アクチュエ
ータ基板2の下面2d側)に導き出されている。
【0039】さらに、アクチュエータ基板2の下面2d
には、第2分割溝32bに接続された第3分割溝32c
が先端から後端近傍まで横ダミー溝12Aの溝方向に沿
って形成されており、第3分割溝32cの後端側には、
複数の第3分割溝32cに直交するように第4分割溝3
2dが形成されている。
【0040】第3及び第4分割溝32c,32dによっ
て、アクチュエータ基板2の下面2dに導電層からなる
複数の駆動電極34が平行に形成されている。各駆動電
極34は、横ダミー溝12Aの一方の壁面の電極33
と、インク溝11を挟んで隣接する横ダミー溝12Aの
他方の壁面の電極33とに縦ダミー溝12Bを経て電気
的に接続された状態にされている。また、第4分割溝3
2dと第3分割溝32cとに囲まれた駆動電極34列の
外周には、共通接地電極35が形成されており、共通接
地電極35は、アクチュエータ基板2の後端面2cの導
電層を介してすべてのインク溝11内の電極31に接続
されている。そして、インク溝11を挟んだ一対の側壁
13,13と、その両側面に形成された一対の電極3
1,33を一組として、一対の側壁13,13の外側の
電極33,33に駆動電圧を印加する一方、一対の側壁
13,13間のインク溝11の内側の電極31,31を
接地することにより、その側壁内部に圧電材料の分極方
向に対して直角方向の電界を生成し、分極処理された側
壁13,13を、インク溝11の容積が変化する方向に
変形させるようになっている。
【0041】また、駆動電極34が形成されたアクチュ
エータ基板2の下面2dには、配線部材すなわちフレキ
シブルプリント基板41が接続されるようになってい
る。フレキシブルプリント基板41には、駆動電極34
及び共通接地電極35に対応して基板側駆動電極42及
び基板側接地電極43が形成されている。基板側駆動電
極42は、図示しない駆動制御部に接続されており、印
字データに基づいて駆動制御部から出力された駆動電圧
を駆動電極34を介して各電極33に印加するようにな
っている。尚、予めはんだ層が形成された電極42,4
3を有したフレキシブルプリント基板41を用意し、フ
レキシブルプリント基板41の電極43,44とアクチ
ュエータ基板2の電極34,35とが一致するように、
アクチュエータ基板2にフレキシブルプリント基板41
を当接した後、はんだ付けすることによりインクジェッ
トヘッドとして組み立てる。
【0042】上記のように、アクチュエータ基板2を中
間プレート3に押し付けて接着する際、あるいはアクチ
ュエータ部材4にノズルプレート5を押し付けて接着す
る際に、前記両プレート3,5が押圧されることで、そ
れらの間に挟み込まれた気泡が押し出されて、中央に相
当する位置ではダミー通路22A,22Bを通じて、左
右両端に相当する(インク溝11が存在しない)位置で
は空通路24A,24Bを通じてそれぞれ逃され、外部
に排出される。また、中間プレート3とノズルプレート
5が対応する位置では、空通路25を通じて気泡が逃さ
れる。よって、接着に要する必要面積が確保され、それ
らの密着力や接着力が高められるので、接着不良になる
のが回避される。また、これらの位置では、接着面積が
大きく、したがって接着剤の量も多くなるが、接着剤3
6,37も、空通路24A,24B,25に流れ込み、
インク溝11に流れ込むのが回避される。
【0043】これにより、アクチュエータ基板2と各プ
レート3,5とは、接着剤36,37中に気泡が殆ど存
在することがないため、設計仕様通りの接着力(接着面
積)で接着されることになり、かつ、気泡に押されてイ
ンク通路21へ逃げる接着剤36,37も少なくなり、
インク溝11(インク通路21)は、接着剤36,37
の進入による容積の変化量が僅かであるため、設計仕様
通りの噴射特性を発揮することになる。
【0044】以上の説明において、本発明の一実施の形
態について説明したが、本発明はそれに限定されるもの
ではなく、以下に述べるように種々の変更が可能であ
る。
【0045】(1)前記実施の形態においては、縦空溝
を形成したアクチュエータ基板に対しノズルプレートを
接合することで縦空通路を形成するようにしているが、
逆に、ノズルプレートに縦空溝を形成し、そのノズルプ
レートに対しアクチュエータ基板を接合することで縦空
通路を形成するようにすることもできる。この場合、ノ
ズルプレートは通常合成樹脂材料(例えばポリイミド樹
脂、ポリエーテルサルフォン樹脂)により形成されてい
ることから、レーザ手段(TEA−CO2、Excim
a等)による加工が可能であり、加工部周辺の盛り上が
りを小さくして、接着力、密着力の向上を図る観点か
ら、パルス幅の短いレーザ(具体的には、パルス幅が1
ms以下)を出力するレーザ手段にて加工することが望
ましい。
【0046】また、アクチュエータ基板及びノズルプレ
ートの両方に、相互に対向する縦空溝を形成し、アクチ
ュエータ基板とノズルプレートとが接合されることでそ
れらが合わされて縦空通路が形成されるようにすること
も可能であり、この場合、アクチュエータ基板とノズル
プレートとに設ける縦溝の形状を変え、例えばノズルプ
レート側の縦空溝を細く、アクチュエータ基板側の縦空
溝を太くすることも可能である。
【0047】さらに、これらと同様のことを、アクチュ
エータ部材と中間プレート(カバープレート)との間、
中間プレートとノズルプレートとの間にも適用すること
ができるのは勿論である。
【0048】(2)前記実施の形態は、1個の中間プレー
ト3(カバープレート)の上下両側に2個のアクチュエ
ータ基板2,2を接合したインクジェットヘッドに適用
したものについて説明しているが、アクチュエータ部材
の端面に接着剤によって接合されるノズルプレートを有
するインクジェットヘッドであれば、すべてに適用する
ことができる。すなわち、1個のカバープレートに1個
のアクチュエータ基板を接合したインクジェットヘッド
や、カバープレートとアクチュエータ基板とを交互に接
合して3個以上のアクチュエータ基板1を有する構造と
したインクジェットヘッドに対しても適用することがで
き、また、前述したところの電圧を印加すると機械的変
形(伸び縮み)をする性質を有する圧電素子を利用し
て、インク溝内に溜めてあるインクを押し出し射出する
圧電素子型のみならず、例えばインクに発熱抵抗体(硼
化ジルコニウム等)の発する熱を瞬間的に与え、膜沸騰
させ、その沸騰気泡の体積膨張を利用してインクを射出
させるいわゆるバブルジェット型のインクジェットヘッ
ドにも適用することができる。
【0049】(3)前記実施の形態においては、前記空通
路24A,24Bを、直線状の側面を有する形状として
いるが、それに限定されるものではなく、空通路の形状
としては各種の形状を用いることができる。例えば湾曲
形状の側面や、波形形状の側面を有する空通路とするこ
ともできる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に述べるような効果を奏する。
【0051】請求項1の発明は、アクチュエータ部材と
ノズルプレートとの間において、各横ダミー通路に一端
部が連通し他端部が外部に開口する縦ダミー通路を形成
し、複数のインク通路がなす列の両側に位置する前記縦
ダミー通路よりさらに外側に、一端部が外部に開口する
縦空通路を形成しているので、アクチュエータ部材の一
端面にノズルプレートを接着剤にて接合する際に、前記
縦ダミー通路及び縦空通路を通じてアクチュエータ部材
の一端面とノズルプレートとの間に挟み込まれた気泡を
逃することができ、接着力や密着力が低下するのを回避
することが可能となる。また、前記縦ダミー通路及び縦
空通路は、前記接着剤の逃げ部としても機能するので、
インク溝への接着剤のはみ出しを防止する上でも有利で
ある。
【0052】請求項2の発明は、縦空通路を、縦ダミー
通路と略平行に形成するようにしているので、インク溝
に隣接する縦ダミー通路を加工する際に一緒に加工する
ことができ、それの加工のための特別な工程を必要とし
ない。
【0053】請求項3の発明は、アクチュエータ部材又
はノズルプレートの1つの面に一端部が外部に開口する
縦空溝を形成し、それから、その面に対しノズルプレー
ト又はアクチュエータ部材を接着剤にて接合すること
で、縦空通路を形成するようにしているので、縦空通路
を簡単に形成することができる。
【0054】請求項4の発明は、アクチュエータ基板と
カバープレートとの接合において、前記横ダミー通路及
び横空通路を通じてアクチュエータ基板の一端面とカバ
ープレートとの間に挟み込まれた気泡を逃すようにして
いるので、請求項1の発明と同様に、接着力や密着力が
低下するのを回避することができ、また、前記横ダミー
通路及び横空通路を前記接着剤の逃げ部としても機能さ
せて、インク溝への接着剤のはみ出しを防止することも
できる。
【0055】請求項5の発明は、前記横空通路を、前記
横ダミー通路と略平行に形成されたものとしているの
で、インク溝に隣接する横ダミー通路を加工する際に一
緒に加工することが可能である。
【0056】請求項6の発明は、アクチュエータ基板又
はカバープレートの1つの面に一端部が外部に開口する
横空溝を形成し、それから、その面に対しカバープレー
ト又はアクチュエータ基板を接着剤にて接合すること
で、横空通路を形成しているので、簡単に横空通路を形
成することができる。
【0057】請求項7の発明は、カバープレートとノズ
ルプレートとの接合部分であって、それらの間に位置す
る前記複数の空通路を通じてカバープレートの一端面と
ノズルプレートとの間に挟み込まれた気泡を逃すように
しているので、カバープレートとノズルプレートとの接
合における接着力や密着力が低下するのを防止する上で
より有利となる。
【0058】請求項8の発明は、アクチュエータ(圧電
材料)を駆動するために設けた横ダミー通路の電極を、
縦ダミー通路を経て外部に導き出すようにしているの
で、縦ダミー通路を有効に利用して、横ダミー通路の電
極の接続を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットヘッドの要部分解
斜視図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれアクチュエータ部材の
横断面図及び縦断面図である。
【図3】(a)は上側に位置するアクチュエータ基板と
プリント基板との関係を示す図、(b)は上記(a)の
アクチュエータ基板を後方から見た図である。
【図4】従来例を示すものであり、アクチュエータ基板
に対しカバープレート、ノズルプレート及びマニホール
ド部材を接着する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 アクチュエータ基板 2A 圧電材料層 2B 圧電材料層 3 中間プレート(カバープレート) 4 アクチュエータ部材 5 ノズルプレート 5a ノズル孔 6 マニホールド部材 11 インク溝 12A 横ダミー溝 12B 縦ダミー溝 13 側壁 14A 横空溝 14B 縦空溝 15 空溝 21 インク通路 22A 横ダミー通路 22B 縦ダミー通路 24A 横空通路 24B 縦空通路 25 空通路 31 電極 33 電極 34 駆動電極 36 接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインク通路と複数の横ダミー通路
    とが交互に位置するように形成され前記インク通路内の
    インクに圧力を加えてインクを噴射させるアクチュエー
    タ部材と、該アクチュエータ部材の一端面に接着剤にて
    接合されたノズルプレートとを備え、前記アクチュエー
    タ部材とノズルプレートとの間に、前記各横ダミー通路
    に一端部が連通し他端部が外部に開口する縦ダミー通路
    が形成されているインクジェットヘッドであって、 前記アクチュエータ部材とノズルプレートとの間であっ
    て前記複数のインク通路がなす列の両側に位置する前記
    縦ダミー通路よりさらに外側に、一端部が外部に開口す
    る縦空通路が形成されていることを特徴とするインクジ
    ェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記縦空通路は、前記縦ダミー通路と略
    平行に形成されたものであるところの請求項1記載のイ
    ンクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記縦空通路は、一端部が外部に開口す
    る縦空溝を形成したアクチュエータ部材又はノズルプレ
    ートの面に、ノズルプレート又はアクチュエータ部材を
    接着剤にて接合することで形成されるものであるところ
    の請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ部材は、アクチュエ
    ータ基板とカバープレートとを、それらの間にインク通
    路及び横ダミー通路が形成されるように接着剤にて接合
    してなるものであり、前記アクチュエータ基板とカバー
    プレートとの間であって前記複数のインク通路がなす列
    の両側に位置する前記横ダミー通路よりさらに外側に、
    一端部が外部に開口する横空通路が形成されているとこ
    ろの請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェットヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記横空通路は、前記横ダミー通路と略
    平行に形成されたものであるところの請求項4記載のイ
    ンクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 前記横空通路は、一端部が外部に開口す
    る横空溝が形成されたアクチュエータ基板又はカバープ
    レートの面に、カバープレート又はアクチュエータ基板
    を接着剤にて接合することで形成されるものであるとこ
    ろの請求項4又は5記載のインクジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 前記カバープレートとノズルプレートと
    の接合部分であって、それらの間に一端部が外部に開口
    する空通路が形成されているところの請求項4〜6のい
    ずれかに記載のインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータは、電圧を印加する
    ことによりインク噴射のための圧力を発生させる圧電材
    料からなり、 前記各インク通路及び各横ダミー通路は、両側面に電極
    が設けられ、 前記横ダミー通路の電極は、前記縦ダミー通路を経て外
    部に導き出されているところの請求項1〜7のいずれか
    に記載のインクジェットヘッド。
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