JPH11285745A - 打抜き成形方法 - Google Patents

打抜き成形方法

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JPH11285745A
JPH11285745A JP10107030A JP10703098A JPH11285745A JP H11285745 A JPH11285745 A JP H11285745A JP 10107030 A JP10107030 A JP 10107030A JP 10703098 A JP10703098 A JP 10703098A JP H11285745 A JPH11285745 A JP H11285745A
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JP
Japan
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punching
open end
punch
base material
work
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Application number
JP10107030A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshizumi Tokunaga
利澄 徳永
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】母材をその開放端側に余分な材料を有する長さ
に設定し、まず打抜き工程で余分な材料部分を残して母
材の所定部分を板厚方向に打抜き、次に切断除去工程で
余分な材料部分を切断除去して、開放端部を有する打抜
き部と成すことで、打抜き時において余分な材料部分に
より開放端側のワーク(母材)を拘束して、ワークの逃
げを阻止し、打抜きによるせん断面(脆性的にせん断さ
れた平滑な面)を多くし、破断面(延性的に破断した不
規則な面)を少なくして、充分なトルク伝達性能を確保
するとができる打抜き成形方法の提供を目的とする。 【解決手段】母材13の所定部分を板厚方向に打抜いて
開放端部を有する櫛歯状打抜き部を形成する打抜き成形
方法であって、上記母材13をその開放端側に余分な材
料23を有する長さに設定し、上記所定部分を板厚方向
に打抜く打抜き工程と、上記打抜き工程後に上記余分な
材料部分23を切断除去して開放端部を有する打抜き部
と成す切断除去工程とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動変速
機のクラッチドラムやブレーキドラム等の形成に適用さ
れ、母材の所定部分を板厚方向に打抜いて開閉端部を有
する櫛歯状打抜き部を形成するような打抜き成形方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動変速機のクラッチドラ
ムやブレーキドラムのトルクの伝達機構としては一般的
にスプライン歯部が用いられている。しかし、このスプ
ライン歯部はその成形加工に要する工数が多く、加工コ
ストが大となるので、このスプライン歯部に代えて櫛歯
を用いるものが既に発明されている(特開平8−100
845号公報)。
【0003】そこで、ドラム母材91(図13参照)の
摩擦板が配設されるような先端部分92を板厚方向に打
抜いて開放端部93を有する櫛歯状の打抜き部94を形
成する場合に、パンチとダイスを用いて開放端部93を
有する櫛歯状の打抜き部94を一度に形成すると、図1
3に示すように、打抜きによるせん断面a(せん断ひず
みを受けた面で工具側面でバニシ加工されて光沢のある
部分)が狭小となり、逆に破断面b(結晶粒面が現われ
微少凹凸を有する部分)が大となって、充分なトルクの
伝達性能を確保することができない問題点があった。
【0004】すなわち、上述の開放端部93を有する櫛
歯状の打抜き部94を一度に形成するに際して、せん断
加圧力を母材(ワーク)91に加えた時、開放端側のワ
ークを拘束するものがなく、ワークの逃げが許容される
ので、櫛歯先端部で加圧応力が開放され、このため充分
かつ均一なせん断応力が確保できず、櫛歯先端でのせん
断面aが小さくなるものと推考される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、母材をその開放端側に余分な材料を有する
長さに設定し、まず打抜き工程で余分な材料部分を残し
て母材の所定部分を板厚方向に打抜き、次に切断除去工
程で余分な材料部分を切断除去して、開放端部を有する
打抜き部と成すことで、打抜き時において余分な材料部
分により開放端側のワーク(母材)を拘束して、ワーク
の逃げを阻止し、打抜きによるせん断面(脆性的にせん
断された平滑な面)を多くし、破断面(延性的に破断し
た不規則な面)を少なくして、充分なトルク伝達性能を
確保するとができる打抜き成形方法の提供を目的とす
る。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の切断除去工程
ではパンチとダイスを用いて余分な材料部分を複数に分
けて切断除去(せん断加工)することで、切削による除
去方法と比較して、余分な材料部分を打抜きにより除去
できて、加工の容易化と加工時間の短縮との両立を図る
ことができる打抜き成形方法の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の打抜き工程で
はシェービング歯を備えた打抜きパンチを用いること
で、パンチ用とシェービング用との別々の工具が不要で
単一工具にて効率よく打抜くことができると共に、せん
断面をさらに広く確保することができる打抜き成形方法
の提供を目的とする。
【0008】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2または3記載の発明の目的と併せて、開放端
部を有する櫛歯状打抜き部が形成された母材を、自動変
速機のクラッチドラムまたはブレーキドラムに設定する
ことで、せん断面が多くできる分、充分なトルク伝達が
確保でき、ドラムの小型化および長寿命化、耐久性の向
上を図ることができる打抜き成形方法の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、母材の所定部分を板厚方向に打抜いて開放端
部を有する櫛歯状打抜き部を形成する打抜き成形方法で
あって、上記母材をその開放端側に余分な材料を有する
長さに設定し、上記所定部分を板厚方向に打抜く打抜き
工程と、上記打抜き工程後に上記余分な材料部分を切断
除去して開放端部を有する打抜き部と成す切断除去工程
とを備えた打抜き成形方法であることを特徴とする。
【0010】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記切断除去工程は
パンチとダイスを用いて余分な材料部分を複数に分けて
切断除去する打抜き成形方法であることを特徴とする。
【0011】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記打抜き工程はシ
ェービング歯を備えた打抜きパンチを用いる打抜き成形
方法であることを特徴とする。
【0012】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1,2または3記載の発明の構成と併せて、開放端
部を有する櫛歯状打抜き部が形成された母材は自動変速
機のクラッチドラムまたはブレーキドラムに設定された
打抜き成形方法であることを特徴とする。
【0013】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、母材の所定部分を板厚方向に打抜いて開放端
部を有する櫛歯状打抜き部を形成するに際して、まず打
抜き工程で余分な材料部分を残して母材の所定部分を板
厚方向に打抜き、次に上述の切断除去工程で余分な材料
部分を切断除去して、開放端部を有する打抜き部と成
す。このため、上述の打抜き工程での打抜き時において
は開放端側の余分な材料部分によりこの開放端側の母材
(ワーク)を拘束して、ワークの逃げを阻止することが
できるので、打抜きによる均一なせん断面を多くし、破
断面を少なくすることができ、この結果、充分なトルク
伝達性能を確保することができる効果がある。
【0014】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の切断除
去工程で、パンチとダイスを用いて余分な材料部分を複
数に分けて切断除去するので、この結果、加工の容易化
と加工時間の短縮との両立を図ることができる効果があ
る。
【0015】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の打抜き
工程で、シェービング歯(シェービングとは打抜き、穴
あけしたワークの切り口を平滑に仕上げる縁仕上げのこ
と)を備えた打抜きパンチを用いるので、パンチ用とシ
ェービング用との別々の工具が不要で単一工具(シェー
ビング歯付き打抜きパンチ)にて効率よく打抜くことが
できると共に、均一なせん断面をさらに広く確保するこ
とができる効果がある。
【0016】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1,2または3記載の発明の効果と併せて、
開放端部を有する櫛歯状打抜き部が形成された母材を、
自動変速機(いわゆるAT)のクラッチドラムまたはブ
レーキドラムに設定したので、せん断面が多くできる
分、充分なトルク伝達の確保ができ、ドラムの小型化お
よび長寿命化、耐久性の向上を図ることができる効果が
ある。
【0017】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は打抜き成形方法を示すが、この発明の打
抜き成形方法の説明に先立って、まず図1を参照して車
両の自動変速機に組込まれるブレーキドラム(打抜き成
形対象ワーク)の構成と、この発明の打抜き成形方法に
用いる打抜き成形装置(図2参照)の構成について説明
する。
【0018】図1は、この発明の打抜き成形方法にて成
形された鋼製のドラム部材としてのブレーキドラム1を
自動変速機内部に組付けた状態で示す断面図で、このブ
レーキドラム1は、リング状本体2の一端部分に、外方
へ所定量だけ膨出する拡径部3が形成され、拡径部3に
摩擦板としてのドリブンプレート4を取付けるための所
定幅の櫛歯部5が所定ピッチで設けられている。この櫛
歯部5は、ブレーキドラム1の拡径部3を外周側から内
周側にかけて(つまり、板厚方向に)貫通するように打
抜いて形成されている。
【0019】上述のリング状本体2には、ブレーキドラ
ム1の内周側と外周側を連通させるオイル孔6が円周方
向に沿って複数設けられている。上述のドリブンプレー
ト4は、相手側ドラム部材7の内周側に固定された摩擦
板としてのドライブプレート8と組合わされるもので、
相手側ドラム部材7内部のピストン9が図示右方へ油圧
駆動されてドライブプレート8を押圧することにより、
このドライブプレート8がブレーキドラム1側のドリブ
ンプレート4に圧着されて摩擦軽合し、この摩擦力によ
ってドラム部材7,1間のトルク伝達を行なうものであ
る。
【0020】図2はこの発明の打抜き成形方法に用いる
打抜き成形装置を示し、基台10の上部に架構11を取
付け、この架構11のトップデッキ12には、ワーク1
3をつかむワークチャック装置14と、ワーク13を所
定角度に割出し回転するインデックス装置15とを一体
的に昇降させる昇降シリンダ16が配置される一方、図
2に仮想線αで示すワークセット位置に対応して、パン
チ保持具17と、ダイスを取付けるボルスタ18とを設
けている。
【0021】上述のパンチ保持具17にはパンチ19を
取付け、このパンチ19をパンチ用加圧シリンダ20で
上述のパンチ保持具17を介して加圧駆動すべく構成し
ている。また上述のボルスタ18にはパンチ19と対向
するようにダイス24(図3参照)を取付けて、これら
一対のパンチ19およびダイス24にてワーク13を打
抜き成形して、図1に示すブレーキドラム1に加工する
ものである。
【0022】次に図3乃至図9を参照して、打抜き成形
方法について詳述する。この打抜き成形方法は、ワーク
13(母材)の所定部分(図1の拡径部3に相当する一
端側)を板厚方向に打抜いて開放端部21(図9参照)
を有する櫛歯状打抜き部22(同図参照)を形成するも
ので、ワーク13をその開放端側に余分な材料部分23
(図3、図5参照)を有する長さに設定する。
【0023】つまり、図3、図5に示すように本来必要
とする長さL1に対して開放端側に余分な材料部分23
を有する長さL2に予め設定する。次に第1パンチ19
と対応する第1ダイス24を予めボルスタ18に取付
け、ワークチャック装置14でチャックしたワーク13
を昇降シリンダ16でワークセット位置αに下降セット
し、パンチ用加圧シリンダ20を駆動して第1パンチ1
9および第1ダイス24にてワーク13の所定部分をそ
の外周から内周方向へ板厚方向に打抜いて図3の状態か
ら図4に示す状態と成す。
【0024】この場合、上述の打抜きにより図1の拡径
部3に相当する部位には図4、図5に示すように角穴2
5が打抜き形成されると共に、余分な材料部分23はそ
のまま残存させて、この材料部分23によりワークせん
断加工部分の逃げを抑止する。
【0025】次にインデックス装置15でワーク13を
所定角度割出し回転し、次の加工位置で位置決め停止さ
せて、上述同様に第1パンチ19と第1ダイス24とで
角穴25を打抜き形成し、このような操作を繰返して円
周上等間隔にて複数の角穴25…を順次打抜き形成する
(打抜き工程)。
【0026】次に上述の打抜き工程終了後に余分な材料
部分23を切断除去するが、この場合図2に示す打抜き
成形装置の打抜ポジションと異なる角度位置に第2パン
チ26と第2ダイス27(図6参照)とを設けるか、或
はこら一対のパンチ26およびダイス27を備えた別の
切断除去装置(図示せず)を用いる。
【0027】而して、第2パンチ用加圧シリンダ(図示
せず)を駆動して第2パンチ26および第2ダイス27
にワーク13の余分な材料部分23を切断諸鋸して、図
6の状態から図7、図8に示す状態と成す。この場合、
一つの角穴25に対する余分な材料部分23が切断除去
されて、図8に示すように開放端部21を有する打抜き
部22(図9参照)が形成されるので、次に、上述のワ
ーク13を所定角度割出し回転し、次の加工位置出ワー
ク13を位置決め停止させて、上述と同様にして第2パ
ンチ26と第2ダイス27とで次の角穴25に対応する
余分な材料部分23を切断除去し、以下このような操作
を角穴25相当数繰返すと、図9に示すように開放端部
21と櫛歯部5とを交互に有する櫛歯状打抜き部22を
備えたブレーキドラム1を成形することができる(切断
除去工程)。なお、上述の角穴25の形成と、上述の余
分な材料部分23のせん断除去は例えばワーク13の円
周上180度の開角をもって2箇所同時に行なうことが
可能である。
【0028】このように上記実施例の打抜き成形方法に
よれば、母材(ワーク13参照)の所定部分を(図1に
示す拡径部3の先端側参照)を板厚方向に打抜いて開放
端部21を有する櫛歯状打抜き部22を形成するに際し
て、まず打抜きで(図3〜図5参照)で余分な材料部分
23を残して母材の所定部分を板厚方向に打抜き、次に
上述の切断除去工程(図6〜図9参照)で余分な材料部
分23を切断除去して、開放端部21を有する打抜き部
22と成す。
【0029】このため、上述の打抜き工程での打抜き時
においては開放端側の余分な材料部分23によりこの開
放端側の母材(ワーク13参照)を拘束して、ワーク1
3の逃げを阻止することができるので、図10に示すよ
うに、打抜きによる均一なせん断面aを多くし、破断面
bを少なくすることができ、この結果、充分なトルク伝
達性能を確保することができる効果がある。
【0030】また、上述の切断除去工程で、パンチ(第
2パンチ26参照)とダイス(第2ダイス27参照)を
用いて余分な材料部分23を複数に分けて切断除去する
ので,切削による除去方法と比較して、余分な材料部分
23を打抜きにて除去することができ、この結果、加工
の容易化と加工時間の短縮との両立を図ることができる
効果がある。
【0031】さらに、開放端部21を有する櫛歯状打抜
き部22が形成された母材(ワーク13参照)を、図1
に示す如く自動変速機(いわゆるAT)のブレーキドラ
ム1に設定したので、せん断面aが多くできる分、相手
材としてのドリブンプレート4に対する支持強度を高め
ることができて、充分なトルク伝達の確保ができ、ドラ
ム1の小型化および長寿命化、耐久性の向上を図ること
ができる効果がある。
【0032】図11は前述の打抜き工程で用いる第1パ
ンチの他の実施例を示し、先端側にせん断加工部(打抜
きパンチ部)19Aを有し、このせん断加工部19Aに
テーパれ部19Bを介して一体形成されたシェービング
歯19Cを備えてなる第1パンチ19を上述の打抜き工
程で用いて、打抜き加工と同時にシェービングを行なう
ものである。なお、せん断加工部19Aの側面とシェー
ビング歯19Cの側面との間隔gは30ミクロン程度に
設定されている。
【0033】このように、上述の打抜き工程で、シェー
ビング歯19C(シェービングとは打抜き、穴あけした
ワークの切り口を平滑に仕上げる縁仕上げのこと)を備
えた打抜きパンチ(第1パンチ19参照)を用いると、
パンチ用とシェービング用との別々の工具が不要で単一
工具(シェービング歯付き打抜きパンチ19)にて効率
よくワーク13の所定部を打抜くことができると共に、
図12に示すように均一な均一なせん断面aをさらに広
く確保することができる効果がある。なお、その他の点
については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏する
ので、図11、図12において前図と同一の部分には同
一符号を付けして、その詳しい説明を省略する。
【0034】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の母材は、実施例のワーク13に対
応し、以下同様に、切断除去工程で用いるパンチは、第
2パンチ26に対応し、切断除去工程で用いるダイス
は、第2ダイス27に対応し、シェービング歯を備えた
打抜きパンチは、シェービング歯19Cを有する第1パ
ンチ19に対応するも、この発明は、上述の実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0035】例えば上記実施例にあっては自動変速機の
ブレーキドラム1(具体的には2−4ブレーキドラム)
を成形する方法について例示したが、これは自動変速機
のクラッチドラムや他の櫛歯状打抜き部を形成するワー
クに適用してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の打抜き成形方法で形成された自動変
速機のブレーキドラムの組付状態を示す断面図。
【図2】 本発明の打抜き成形方法に用いる装置の概略
図。
【図3】 打抜き工程を示す断面図。
【図4】 打抜きにより角穴が形成された状態を示す断
面図。
【図5】 図4の左側面図。
【図6】 切断除去工程を示す断面図。
【図7】 余分な材料部分が除去された状態を示す断面
図。
【図8】 図7の左側面図。
【図9】 切断除去工程完了時の側面図。
【図10】 櫛歯部におけるせん断面と破断面との形成
状況を模式的に示す説明図。
【図11】 シェービング歯を備えた打抜きパンチの斜
視図。
【図12】 櫛歯部におけるせん断面と破断面との形成
状況を模式的に示す説明図。
【図13】 従来方法によるせん断面の形成状況を示す
説明図。
【符号の説明】
1…ブレーキドラム 5…櫛歯部 13…ワーク(母材) 19…第1パンチ(打抜きパンチ) 19C…シェービング歯 21…開放端部 22…櫛歯状打抜き部 23…余分な材料部分 26…第2パンチ(パンチ) 27…第2ダイス(ダイス)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】母材の所定部分を板厚方向に打抜いて開放
    端部を有する櫛歯状打抜き部を形成する打抜き成形方法
    であって、上記母材をその開放端側に余分な材料を有す
    る長さに設定し、上記所定部分を板厚方向に打抜く打抜
    き工程と、上記打抜き工程後に上記余分な材料部分を切
    断除去して開放端部を有する打抜き部と成す切断除去工
    程とを備えた打抜き成形方法。
  2. 【請求項2】上記切断除去工程はパンチとダイスを用い
    て余分な材料部分を複数に分けて切断除去する請求項1
    記載の打抜き成形方法。
  3. 【請求項3】上記打抜き工程はシェービング歯を備えた
    打抜きパンチを用いる請求項1記載の打抜き成形方法。
  4. 【請求項4】開放端部を有する櫛歯状打抜き部が形成さ
    れた母材は自動変速機のクラッチドラムまたはブレーキ
    ドラムに設定された請求項1,2または3記載の打抜き
    成形方法。
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