JPH11285210A - アウターローターモータ及びその製造方法 - Google Patents

アウターローターモータ及びその製造方法

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Publication number
JPH11285210A
JPH11285210A JP8077098A JP8077098A JPH11285210A JP H11285210 A JPH11285210 A JP H11285210A JP 8077098 A JP8077098 A JP 8077098A JP 8077098 A JP8077098 A JP 8077098A JP H11285210 A JPH11285210 A JP H11285210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
cover
motor
outer rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8077098A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Deguchi
学 出口
Yukinori Takekoshi
幸典 竹腰
Kouki Kieda
鋼希 木枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8077098A priority Critical patent/JPH11285210A/ja
Publication of JPH11285210A publication Critical patent/JPH11285210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定子と回転子との間に設けた隙間への異物
の進入を低減させるとともに、外側の回転子の耐湿性を
向上させたアウターローターモータを提供すること。 【解決手段】 回転磁界を発生する固定子10と、固定
子10の外側に配置され該回転磁界で回転する回転子1
1とを有し、固定子10を熱硬化性樹脂3でモールドし
てなるアウターローターモータにおいて、回転子11の
外周の少なくとも一部を覆うカバーを設けるとともに、
該カバー11が固定子10をモールドする樹脂3で一体
成形されてなるアウターローターモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電動機の固定子を
樹脂にてモールドしたアウターローターモータ及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アウターローターモータは、固定子10
の外側に回転子11が配置されたモータである。図4
は、例えば、実開平2−65062号に示された従来の
アウターローターモータを示す。固定子10は、固定子
鉄芯1、固定鉄芯1に巻かれた巻線2、固定子鉄芯1及
び巻線2を同時にモールドしたモールド樹脂3を有し、
モールド樹脂3の一部を介して図示していないモーター
取付板等に固定されている。また、回転子11は、回転
子鉄芯4、回転子鉄芯4を保持する保持部5、及び回転
軸6を有し、回転軸6は軸受7で保持されている。そし
て、固定子10と回転子11との間には、回転子11が
回転できるように一定の隙間12が設けられている。こ
こで、回転子11は固定子10の外側へむき出しで配置
されているだけである。
【0003】上記のアウターローターモータは、固定子
鉄芯1に巻かれた巻線2へ電源を投入して回転磁界を発
生させ、回転子11及び回転軸6を回転させるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のア
ウターローターモータでは、固定子10と回転子11と
の間に設けられた隙間12が外部と直線的につながって
おり、周辺においてホコリ等の異物が発生した場合に
は、それらが隙間12に進入して詰まり、モータがロッ
クしてしまうという問題があった。さらに、回転子11
が外部へ露出しているため、回転子鉄芯4が錆る等の耐
湿性の問題もあった。
【0005】この発明は、上記の課題を解消するために
なされたもので、固定子と回転子との間に設けた隙間へ
の異物の進入を低減させるとともに、外側の回転子の耐
湿性を向上させたアウターローターモータを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、回転磁界を発生する固定子と、該固定子の外側に配
置され前記回転磁界で回転する回転子とを有し、前記固
定子を熱硬化性樹脂でモールドしてなるアウターロータ
ーモータにおいて、前記回転子の外周の少なくとも一部
を覆うカバーを設けるとともに、該カバーが前記固定子
をモールドする樹脂で一体成形されてなるアウターロー
ターモータを提案する。
【0007】また、前記カバーが回転子を構成する鉄芯
の周囲を覆ってなるものである。
【0008】また、前記カバーが前記回転子の回転軸を
除く全体を覆ってなるものである。
【0009】さらに、回転磁界を発生する固定子と、前
記回転磁界で回転する回転子とを有し、前記固定子を熱
硬化性樹脂でモールドしてなるアウターローターモータ
の製造方法において、前記回転子の外周を覆うカバー
を、前記固定子をモールドする樹脂で一体成形により形
成するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
アウターローターモータの側断面図である。図1におい
て、固定子10は、固定子鉄心1、固定子鉄芯1に巻か
れる巻線2、固定子鉄芯1と巻線2を同時にモールドす
る樹脂3等から成る。一方、回転子11は、回転子鉄芯
4、回転子鉄芯4を保持するダイカスト等からなる保持
部5、回転軸6等から成る。そして、回転軸6が軸受7
によって保持されている。また、固定子10と回転子1
1との間には、回転子11が回転できるように隙間12
が設けられている。さらに、回転子11の外周を覆う回
転子カバーA13が、固定子10のモールド樹脂3との
一体成形により、回転子11のエンドリング部16まで
延ばされている。
【0011】このようにモールド樹脂3を利用した回転
子カバーA13で回転子11を覆ったことにより、固定
子10と回転子11との隙間12への異物の進入を低減
することができ、したがって、モータのロック等の問題
を解決することができる。
【0012】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示すアウターローターモータの側断面図であ
る。この形態は、先の回転子カバーA13に代えて、回
転子11の回転子鉄芯4部分までカバーする回転子カバ
ーB14を設けたもので、その他の点では実施の形態1
と同じものである。したがって、回転子カバーB14も
固定子10のモールド樹脂3との一体成形により形成さ
れている。なお、回転子カバーB14の先端部を回転子
11側に折り曲げて、異物が軸方向から直線的に内部に
進入できないようにするとさらに効果的である。このよ
うにすることで、隙間12への異物の進入を低減すると
同時に、外部に露出する回転子鉄芯4の耐湿性も向上さ
せることができる。
【0013】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を示すアウターローターモータの側断面図であ
る。ここでは、回転子カバーC15によって、回転子1
1の回転軸6を除く回転子外周の全体を覆う構成とした
もので、その他の点では、実施の形態1、2と同じであ
る。ここでも、回転子カバーC15は、固定子10のモ
ールド樹脂3との一体成形により形成され、特にその一
部は図3に示すように折り曲げ等により構成されてい
る。これによれば、固定子と回転子との間の隙間に異物
が進入するのを低減すること、および、外部に露出する
回転子鉄芯の耐湿性が、共に特に効果的に達成できる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明のアウターローターモー
タによれば、回転子の外周の少なくとも一部を覆うよう
に固定子をモールドする樹脂で一体成形されたカバー
が、固定子と回転子との間の隙間に異物が進入するのを
低減するため、異物に起因するモータのロック等を防止
する効果が得られる。
【0015】また、請求項2の発明のアウターローター
モータによれば、回転子の回転子鉄芯の周囲をカバーで
覆うことにより、固定子と回転子との間の隙間に異物が
進入するのを低減するとともに、外部に露出する回転子
鉄芯の錆等を防止する耐湿性も向上させることができ
る。
【0016】また、請求項3の発明のアウターローター
モータによれば、回転子の回転軸を除く回転子全体をカ
バーで覆うことにより、固定子と回転子との間の隙間に
異物が進入するのを低減すること、および、外部に露出
する回転子鉄芯の耐湿性が、特に効果的に達成できる。
【0017】さらに、請求項4の発明の方法によれば、
回転子の外周を覆うカバーを固定子をモールドする樹脂
で一体成形により形成することで、部品の追加によるコ
スト増しや組立の手間を増大させることなく、アウター
ローターモータの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すアウターロー
ターモータの側断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示すアウターロー
ターモータの側断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示すアウターロー
ターモータの側断面図である。
【図4】 従来のアウターローターモータを示す側断面
図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心、2 巻線、3 モールド樹脂、4 回
転子鉄芯、5 回転子保持部、6 回転軸、7 軸受、
10 固定子、11 回転子、12 回転子と固定子の
間の隙間、13 回転子カバーA、14 回転子カバー
B、15 回転子カバーC、16 エンドリング部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生する固定子と、該固定子
    の外側に配置され前記回転磁界で回転する回転子とを有
    し、前記固定子を熱硬化性樹脂でモールドしてなるアウ
    ターローターモータにおいて、 前記回転子の外周の少なくとも一部を覆うカバーを設け
    るとともに、該カバーが前記固定子をモールドする樹脂
    で一体成形されてなることを特徴とするアウターロータ
    ーモータ。
  2. 【請求項2】 前記カバーが、回転子を構成する鉄芯の
    周囲を覆ってなることを特徴とする請求項1記載のアウ
    ターローターモータ。
  3. 【請求項3】 前記カバーが、前記回転子の回転軸を除
    く全体を覆ってなることを特徴とする請求項1記載のア
    ウターローターモータ。
  4. 【請求項4】 回転磁界を発生する固定子と、該固定子
    の外側に配置され前記回転磁界で回転する回転子とを有
    し、前記固定子を熱硬化性樹脂でモールドしてなるアウ
    ターローターモータの製造方法において、 前記回転子の外周を覆うカバーを、前記固定子をモール
    ドする樹脂で一体成形により形成することを特徴とする
    アウターローターモータの製造方法。
JP8077098A 1998-03-27 1998-03-27 アウターローターモータ及びその製造方法 Pending JPH11285210A (ja)

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JP8077098A JPH11285210A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 アウターローターモータ及びその製造方法

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JP8077098A JPH11285210A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 アウターローターモータ及びその製造方法

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JPH11285210A true JPH11285210A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13727664

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8077098A Pending JPH11285210A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 アウターローターモータ及びその製造方法

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JP (1) JPH11285210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100376070C (zh) * 2003-10-30 2008-03-19 乐金电子(天津)电器有限公司 平面电机的外侧定子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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