JPH1128512A - 金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法 - Google Patents

金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法

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JPH1128512A
JPH1128512A JP17961997A JP17961997A JPH1128512A JP H1128512 A JPH1128512 A JP H1128512A JP 17961997 A JP17961997 A JP 17961997A JP 17961997 A JP17961997 A JP 17961997A JP H1128512 A JPH1128512 A JP H1128512A
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meandering
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JP17961997A
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Hirokazu Kobayashi
裕和 小林
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の金属帯尾部の蛇行を防止する方法とし
ては、特開昭60−3918号公報に示されているよう
に、金属帯の板幅方向に一対のエンドレスベルトをパス
ライン上下に配置し、圧下装置によって上下から押圧
し、蛇行を防止していた。 【解決手段】 本発明による金属帯尾部の蛇行を防止す
る方法は、パスライン上下にパット(7,7a)を設けてペイ
オフリール(1,1a)から離れる前に金属帯(3,3a)を挟持し
て張力を確保し、蛇行して片寄る板幅方向の一方側の圧
下力を他方側よりも大として金属帯(3,3a)のセンタリン
グ動作を行うことによって蛇行を防止する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯尾部の蛇行
を防止しセンタリングを行う方法に関し、特に、ステン
レス鋼帯やその他の金属帯の処理ライン等の入側におい
て、パットで押圧すると共に、板幅方向の各側における
圧下力を異ならせることにより金属帯の尾部の蛇行防止
およびセンタリング動作を確実に行うための新規な改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続冷間圧延設備や連続焼鈍酸
洗装置など金属帯を連続加工もしくは処理するラインに
おいては金属帯を連続通板するため、図5に示すように
ライン入側に複数のペイオフリール1、1aと金属帯接
続装置(例えば溶接機)2を設け、通板中の金属帯3の
尾端が終わりに近付いたとき後続の金属帯3aの頭端と
前記尾端を金属帯接続装置2により接続することが行わ
れている。
【0003】このような処理ラインにおいて、通板中の
金属帯3の尾端がペイオフリール1より巻き出されると
処理ラインの種類や仕様によっても異なるが、尾端から
例えば30m程度の長さを有する金属帯3の尾部は、張
力がなくなるため、ライン通板張力のために処理ライン
内に引張り込まれて蛇行し、図6の点線に示すように処
理ライン内で金属帯3のセンターが処理ラインのセンタ
ーからずれてしまう。従来このセンタリングの問題を解
決する方法としては図5、図6に示すようにルーパー4
の手前のデフレクターロール5の上に押さえロール6を
設けて、通板中の金属帯3の尾端がペイオフリール1よ
り離れる直前にこの押さえロール6を圧下して通板張力
を保持する方法がある。しかしこの方法の場合、押さえ
ロール6が面ではなく線状態で金属帯3を押さえるた
め、板厚が薄いものや板表面の摩擦係数の小さいものは
十分押さえられないことから通板張力を保持できず尾部
が蛇行していた。また金属帯に形状変化や板幅方向の板
厚バラツキがある場合にも尾部が蛇行してしまうという
欠点があった。また、この時の蛇行量は50〜100m
mにもなり、薄物の金属帯3についてはライン内のガイ
ドを使用しセンタリングを行うと、金属帯エッジ部を折
り曲げたりするためガイドロールは使用できなかった。
この尾部の蛇行はストリップを連続通板する加工もしく
は処理ラインにおいて致命傷となる。すなわち、尾部が
蛇行すると金属帯エッジ部がライン内サイドガイド等に
よって折り曲げられたりするとともに、この傷ついたス
トリップがライン内のロールを傷つけ、さらに傷ついた
ロールにより品質上の問題を起こしたりする。また、連
続冷間圧延の場合では、前述の傷ついた金属帯が圧延ロ
ール部で絞り込まれたり、あるいは傷ついていない金属
帯でも蛇行程度がひどいもしくは急激に蛇行するとやは
り圧延ロール部で絞り込まれるために、圧延ロール異常
及び、通板中の金属帯の破断や品質異常が発生する。ま
た、尾部が蛇行すると、金属帯接続装置で尾部と後続金
属帯3aの頭部とを溶接する場合、溶接部がくの字に曲
がっていた。そのため溶接部を圧延すると、溶接部が破
断してしまうため、溶接部は未圧にしておくるために歩
留および生産能率の向上への阻害となっていた。
【0004】前述の各問題点を解決する方法として、金
属帯接続装置の通板方向出側で、パスライン上下にパッ
トを配置して、通板中に金属帯の尾部がペイオフリール
から離れる前に、上記パットをパットの両端部を圧下す
ることのできる圧下装置で、上下からまたはどちらか一
方から押し付けることにより、金属帯尾部をパットにて
挟持し、金属帯の張力を保持することで金属帯の蛇行を
防止する方法が用いられてきた。しかしながら、蛇行防
止の能力は低く横方向に約30〜50mmは蛇行してし
まっていた。そこで、蛇行防止能力を向上する方法とし
てさらに、特開昭60−3918号公報に開示されてい
るように、金属帯接続装置の通板方向出側で金属帯の板
幅方向に一対のエンドレスベルトをパスライン上下に配
置して、通板中金属帯の尾端がペイオフリールを離れる
直前に上記エンドレスベルトを圧下装置により上下から
押圧して、金属帯をエンドレスベルトにて上下から挟持
する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属帯尾部の蛇
行防止方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、金属帯のエッジ
部でベルトが傷つきやすく、傷がつき始めるとセンタリ
ング性能が低下する。またベルトが傷ついた際の交換
は、2時間以上かかるため、ライン停止時でなければで
きず、ベルトを修理するまでの期間については、全く使
用が不能となっていた。さらに機械の構造上通板方向に
対し1〜2mの幅が必要であり、エンドレスベルトを既
設のラインに取り付けることは困難であった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、金属帯の処理ライン等の入
側において、パットで押圧すると共に板幅方向の各側に
おける圧下力を異ならせることにより金属帯の尾部の蛇
行防止およびセンタリング動作を確実に行うようにした
金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による金属帯尾部
の蛇行を防止しセンタリングを行う方法は、ライン入り
側に設けられたペイオフリールと、前記ペイオフリール
から巻き出された通板中の金属帯の尾端と後続の金属帯
の頭部とを接続する金属帯接続装置とが設けられた金属
帯の連続処理ラインにおいて、前記金属帯接続装置の通
板方向出側で、前記金属帯のパスライン上下にパットを
配置して、通板中に前記金属帯の尾部が前記ペイオフリ
ールから離れる前に、圧下装置により、上下または上下
何れか一方から前記パットを前記金属帯に押し付けるこ
とにより、前記金属帯の尾部を前記パットにて挟持して
前記金属帯の張力を保持すると共に、蛇行して片寄る前
記金属帯の板幅方向の一方側の圧下力を他方側の圧下力
よりも大として、前記蛇行時の前記金属帯のセンターを
前記パスラインのセンターに合わせるセンタリング動作
を行う方法である。さらに、パットの通板方向出側で金
属帯の蛇行を蛇行検出装置で検出し、金属帯が蛇行して
片寄って進行する際の前記蛇行検出装置の出力に応答し
て、制御手段により前記センタリング動作を行う方法で
ある。さらに、前記パットとパット取付け部を接続する
ストッパをはずすことにより、レールに沿って前記パッ
トを除去し、新しいパットと交換する方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による金
属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法の好適
な実施の形態について説明する。なお、従来例と同一又
は同等部分については同一符号を用いて説明する。図1
において符号1、1aで示されるものは金属帯3,3a
が巻出された1対のペイオフリールであり、この金属帯
3,3aは互いに直列状に繰り出されると共に、金属帯
接続装置2、パット体20及び蛇行検出装置9を経てデ
フレクタロール5からルーパー4へ送られるように構成
されている。
【0009】前記パット体20は、図2〜図4に示され
るように、金属帯3,3aの板幅方向に沿って長手形状
に形成された第1、第2パット7,7aからなり、この
第1パット7は基台12上のパット取付部13にレール
15,15aを介して移動可能に設けられた第1保持体
22に設けられ、このパット取付部13とこの第1パッ
ト7とは、ストッパ14を介して固定されている。第2
パット7aはケース20Aに上下動自在に設けられた上
下動体21の下部にストッパ14aを介して固定され、
この第2パット7aを保持する保持体22aは前記上下
動体21にレール15,15aを介して移動できるよう
に構成されている。さらに、このパット7,7aには金
属帯3,3aを傷つけることのないように柔らかい材料
よりなるカバー30が設けられている。従って、各スト
ッパ14,14aを除去した場合は、各パット7,7a
はこのレール15,15aに沿って移動でき、新しいパ
ットと交換できるように構成されている。また、このケ
ース20Aには板幅方向の両端にアクチュエータからな
る第1、第2圧下装置8,8aが設けられている。各圧
下装置8,8aは、図1で示されるように、金属帯3の
蛇行状態を検出する蛇行検出装置9に演算装置10を介
して接続された制御装置11により個別に駆動され、蛇
行して片寄る金属帯3,3aの板幅方向の一方側におけ
る圧下装置8又は8aに対する圧下力を他方側の圧下装
置8又は8aの圧下力よりも大として、蛇行時の金属帯
3,3aのセンターをパスラインのセンターに合わせる
センタリング動作を行うことができるように構成されて
いる。
【0010】次に、動作について説明する。図1のよう
にパスライン上下にパット7,7aを配置して、通板中
に金属帯3,3aの尾部がペイオフリール1,1aから
離れる前に、前記パット7aを圧下装置8,8aを用い
て、上下からまたはどちらか一方からパット7aをパッ
ト7側へ押し付ける。図2は、パット7,7aによって
金属帯3,3aを挟持した状態を示す正面図である。金
属帯3,3a尾部をパット7,7aにて挟持し、金属帯
3,3aに垂直応力Nを与えることにより、金属帯3,
3aとパット7,7aとの間に摩擦力Fを発生させ、金
属帯3,3aを幅方向に拘束することができる。これに
よって、金属帯3,3aの蛇行を制御する。さらにパッ
ト7,7aの両端部を圧下することのできる圧下装置
8,8aの圧下力を各々異なるように変化させ、金属帯
接続装置2の通板方向出側で金属帯3,3aの蛇行を検
出したとき、圧下装置8,8aの圧下力を、金属帯3,
3aが蛇行して片寄って進行する一方側の圧下力を大き
くし、金属帯3,3aが蛇行して遠ざかった他方側の圧
下力を小さくする。図3は、パット7,7aの圧下装置
8a側の圧下力を圧下装置8側に比べて大きくし、金属
帯3,3aを挟持した状態を示す正面図である。これに
よって金属帯3,3aには力F2が作用し、そのうち前
記一方の圧下装置8a側から前記他方の圧下装置8側へ
板幅方向に分力N2が作用することにより、金属帯3,
3aが前記他方側に移動させられる。これによって金属
帯3,3a尾部のセンタリングを行うことができる。
【0011】また、金属帯接続装置2の通板方向出側で
金属帯3,3aの蛇行を蛇行検出装置(例えば光電管)
9により検出したとき、蛇行検出装置9で得られた検出
出力9aを演算装置10に入力し、前記演算装置10内
において予め設定された設定値と蛇行量を比較演算し、
この蛇行量に応じた制御信号10aに変換した後、制御
装置11に出力される。最終的にこの制御装置11によ
り制御された信号量11aが、前記パット7aの両端部
を圧下することのできる圧下装置8,8aに伝えられ両
端部の圧下力の各々変化させることにより、金属帯3,
3aの板幅方向に圧下力の大きい方から、小さい方に分
力N2が作用することにより、金属帯3,3aが圧下力
の小さい側に移動する。これによって金属帯3,3a尾
部に対する前述のセンタリングを自動ですることができ
る。
【0012】実施例 図1は、本発明の一実施例の構成を示す。例えば、通板
中に金属帯3,3aの尾部がペイオフリール1,1aか
ら離れる前に、パスライン上下に配置されたパット7,
7aのうちパット7aの両端部を圧下装置8,8aを用
いて、上下からまたはどちらか一方からパット7aを押
し付けることにより、金属帯3,3a尾部をパット7,
7aにて挟持し、金属帯3,3aとパット7,7aの間
に板幅方向の摩擦力を付与し、金属帯3,3aの蛇行を
抑制する。
【0013】また、金属帯接続装置2の通板方向出側で
金属帯3,3aの蛇行を蛇行検出装置(例えば光電管)
9により検出したとき、蛇行検出装置9で得られた検出
出力9aを演算装置10に入力し、この演算装置10内
において蛇行量を設定値と比較演算し、ついでこの蛇行
量に応じた制御信号10aに変換された後、制御装置1
1に出力される。最終的にこの制御装置11により制御
された信号量11aが、前記パット7aの両端部を圧下
することのできる圧下装置8,8aに伝えられ、両端部
の圧下力を、金属帯3,3aが蛇行して片寄って進行す
る一方側の圧下力を大きくし、金属帯3,3aが蛇行し
て遠ざかった他方側の圧下力を小さくする。これによっ
て金属帯3,3aには、前記一方側から前記他方側への
板幅方向に分力が作用し、金属帯が前記他方側に移動さ
れる。これによって金属帯3,3a尾部のセンタリング
を自動制御することができる。
【0014】また、図4に示すように、パット7,7a
の表面に金属帯3,3aを傷つけないために取り付けた
材料からなるカバー30が破れたり、汚れたり、金属帯
3,3a表面に傷をつけるようになった場合は、パット
7,7aを交換する必要がある。その際、パット7,7
aとパット取付け部13をつなぐストッパ14,14a
をはずすと、パット7,7aとパット取付け部13につ
いているレール15,15aに沿ってパット7,7aを
取り外し、予備の新しいパットとを容易に交換すること
ができる。所用時間はわずかであり操業上の保守性は良
好である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、金属帯尾
部をパットにて挟持し、金属帯に垂直応力Nを与えるこ
とにより、金属帯とパットとの間に摩擦力Fを発生さ
せ、金属帯を幅方向に拘束することができ、金属帯の蛇
行を30〜50mm以内に抑制する。さらに、パットの
両端部を圧下することのできる圧下装置の圧下力を各々
異なるように変化することができるようにし、金属帯接
続装置の通板方向出側で金属帯の蛇行を検出したとき、
圧下装置の圧下力を、金属帯が蛇行して片寄って進行す
る一方側の圧下力を大きくし、金属帯が蛇行して遠ざか
った他方側の圧下力を小さくする。これによって金属帯
には、前記一方側から前記他方側への板幅方向に分力が
作用し、金属帯が前記他方側に移動する。これによって
金属帯尾部のセンタリングをすることができ、蛇行量を
10mm以内に抑えることができる。このことにより、
金属帯尾部が蛇行せず金属帯エッジ部がライン内サイド
ガイド等に接触することがなくなり、金属帯エッジ部が
傷つくことがなくなる。よって、傷ついた金属帯エッジ
部がライン内のロールを傷つけ、さらに傷ついたロール
により起こっていた品質上の問題はなくなる。また、連
続冷間圧延の場合に発生していた、傷ついた金属帯が圧
延ロール部で絞り込まれたり、あるいは傷ついていない
金属帯でも蛇行程度がひどい場合もしくは急激に蛇行す
ると圧延ロール部で金属帯が絞り込まれるために起こる
圧延ロール異常、通板中の金属帯の破断や品質異常はな
くなる。また、尾部が蛇行すると、金属帯接続装置で尾
部と後続金属帯の頭部とを溶接する場合、溶接部がくの
字に曲がってしまう。そのため溶接部を圧延すると、溶
接部が破断してしまうため、溶接部は未圧にするために
歩留および生産能率の阻害となってるが、解消される。
また本発明によれば、金属帯接続装置の通板方向出側で
金属帯の蛇行を蛇行検出装置(例えば光電管)により検
出したとき、蛇行検出装置で得られた信号を演算装置に
入力し、該演算装置内において蛇行量を比較演算しつい
でこの蛇行量に応じた制御信号に変換された後に制御装
置に出力される。最終的にこの制御装置により制御され
た信号量が、前記パットの両端部を圧下することのでき
る圧下装置に伝えられ両端部の圧下力を各々変化させる
ことにより金属帯尾部のセンタリングを自動で行うこと
ができる。さらに本発明によれば、パットの表面に金属
帯を傷つけないために取り付けた材料が破れたり、汚れ
たり、金属帯表面に傷をつけるようになった場合は、予
備のパットと容易に交換することができるようにストッ
パとレールを用いることにより、交換に要する所用時間
はわずかであり操業上の保守性は良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属帯尾部の蛇行防止およびセンタリ
ング方法の一実施例を示すもので要部を断面で示したラ
イン入り側の側面図である。
【図2】パット7によって金属帯3を挟持した状態を示
す正面図である。
【図3】パット7の8a側の圧下力を8側に比べて大き
くし、金属帯3を挟持した状態を示す正面図である。
【図4】パット並びにパット取付け部の要部拡大図であ
る。
【図5】従来の金属帯の連続加工もしくは処理ライン入
り側における金属帯尾部の蛇行防止およびセンタリング
方法を示すライン入り側側面図である。
【図6】金属帯尾部センタリング不良による蛇行状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1,1a ペイオフリール 2 金属帯接続装置 3,3a 金属帯 7,7a パット 8,8a 圧下装置 9 蛇行検出装置 9a 検出出力 11 制御装置 13 パット取付部 14,14a ストッパ 15,15a レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21C 47/34 B21C 47/34 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン入り側に設けられたペイオフリー
    ルと(1,1a)、前記ペイオフリール(1,1a)から巻き出され
    た通板中の金属帯(3,3a)の尾端と後続の金属帯(3,3a)の
    頭部とを接続する金属帯接続装置(2)とが設けられた金
    属帯(3,3a)の連続処理ラインにおいて、前記金属帯接続
    装置(2)の通板方向出側で、前記金属帯(3,3a)のパスラ
    イン上下にパット(7,7a)を配置して、通板中に前記金属
    帯(3,3a)の尾部が前記ペイオフリール(1,1a)から離れる
    前に、圧下装置(8,8a)により、上下または上下何れか一
    方から前記パット(7,7a)を前記金属帯(3,3a)に押し付け
    ることにより、前記金属帯(3,3a)の尾部を前記パット
    (7,7a)にて挟持して前記金属帯(3,3a)の張力を保持する
    と共に、蛇行して片寄る前記金属帯(3,3a)の板幅方向の
    一方側の圧下力を他方側の圧下力よりも大として、前記
    蛇行時の前記金属帯(3,3a)のセンターを前記パスライン
    のセンターに合わせるセンタリング動作を行うことを特
    徴とする金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う
    方法。
  2. 【請求項2】 前記パット(7,7a)の通板方向出側で金属
    帯(3,3a)の蛇行を蛇行検出装置(9)で検出し、金属帯(3,
    3a)が蛇行して片寄って進行する際の前記蛇行検出装置
    (9)の検出出力(9a)に応答して、制御装置(11)により前
    記センタリング動作を行うことを特徴とする請求項1記
    載の金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方
    法。
  3. 【請求項3】 前記パット(7,7a)とパット取付け部(13)
    を接続するストッパ(14,14a)をはずすことにより、レー
    ル(15,15a)に沿って前記パット(7,7a)を除去し、新しい
    パットと交換することを特徴とする請求項1又は2記載
    の金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法。
JP17961997A 1997-07-04 1997-07-04 金属帯尾部の蛇行を防止しセンタリングを行う方法 Withdrawn JPH1128512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257493A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Jfe Steel Kk 連続ラインにおける金属帯の蛇行制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257493A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Jfe Steel Kk 連続ラインにおける金属帯の蛇行制御方法

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