JPH11284489A - 積分フィルタ回路 - Google Patents

積分フィルタ回路

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JPH11284489A
JPH11284489A JP11001784A JP178499A JPH11284489A JP H11284489 A JPH11284489 A JP H11284489A JP 11001784 A JP11001784 A JP 11001784A JP 178499 A JP178499 A JP 178499A JP H11284489 A JPH11284489 A JP H11284489A
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signal
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filter
frequency
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JP11001784A
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Axel Kattner
カットナー アクセル
Holger Gehrt
ゲールト ホルガー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小数の回路構成要素でフィルタ周波数を変
化させられる積分フィルタ回路を提供する。 【解決手段】 積分信号フィルタの積分素子と同じ技術
で製作した2個以上の積分素子を有し、テスト信号に同
調すると、この信号の位相を規定された値だけシフトす
る基準積分フィルタを具え、前記基準積分フィルタの後
段に配置され前記テスト信号を受ける位相比較器の出力
信号から得た訂正信号に応じて、前記基準積分フィルタ
および積分信号フィルタの積分素子に供給される制御電
流を発生し、この制御電流によって基準積分フィルタが
前記テスト信号の周波数に同調すると、前記積分信号フ
ィルタが前記訂正信号に応じて定格周波数に同調し、前
記積分信号フィルタを前記定格周波数から予定可能な離
調値だけ逸脱するフィルタ周波数に同調させるために、
前記基準周波数から前記予定可能な離調値だけ逸脱する
テスト信号を前記基準積分フィルタに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積分素子を具え、
フィルタ周波数を前記積分素子に供給される制御電流に
よって調節できる、少なくとも2つの積分信号フィルタ
によって、プッシュプル信号をフィルタ処理する積分フ
ィルタ回路に関係する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フィリップスIC TDA 9
715から既知のこのようなフィルタ回路において、し
ばしば、前記積分信号フィルタのフィルタ周波数を変化
させることが望ましい。例えば、フィルタ処理すべきプ
ッシュプル信号が、複数の音声キャリヤにおいて変調さ
れた複数の音声信号を具えるビデオ信号の場合、これら
の音声信号は、放送標準に応じて異なった周波数を有す
るかもしれない。このような積分フィルタ回路の積分信
号フィルタが、異なった音声キャリヤ周波数に対して実
装されている場合、これらの信号フィルタのフィルタ周
波数を、前記音声キャリヤの周波数に応じて変化させな
ければならない。このとき、前記音声キャリヤ周波数間
の相互距離は、大部分において一定のままであるが、例
えば、すべてのフィルタ周波数を、1MHz上または下
にシフトしなければならない。技術的水準の装置におい
ては、これを、前記積分信号フィルタの積分素子に供給
される制御電流を適宜に調節することによって行なって
いる。前記積分素子用の制御電流を、個別的に変化させ
る。これは、かなり多くの回路構成要素を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、序章
に記載した積分フィルタ回路を、前記フィルタ周波数の
変化を最小数の回路構成要素で行なえるように改善する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施形態に
よれば、この目的は、該積分フィルタ回路が他の積分素
子と同じ技術において製作された少なくとも2個の積分
素子を有する基準積分フィルタを具え、この基準積分フ
ィルタが、供給されたテスト信号に同調する場合に、前
記テスト信号の位相を規定された値だけシフトし、前記
基準積分フィルタの後段に前記テスト信号を受ける位相
比較器を配置し、前記位相比較器の出力信号から訂正信
号を得て、この訂正信号に応じて、前記基準積分フィル
タおよび積分信号フィルタの積分素子に供給される制御
電流を発生し、前記制御電流によって、前記基準積分フ
ィルタを、供給される前記テスト信号の周波数に同調さ
せ、前記基準積分フィルタが供給される基準周波数テス
ト信号に同調した場合、前記積分信号フィルタを前記訂
正信号に応じて定格周波数に同調させ、前記積分信号フ
ィルタを、前記定格周波数から予定可能な離調値だけ逸
脱するフィルタ周波数に同調させるために、前記基準周
波数から前記予定可能な離調値だけ逸脱するテスト信号
を、前記テスト信号に同調する前記基準積分フィルタに
供給することにおいて解決される。
【0005】本積分フィルタ回路は、基準積分フィルタ
を含む。前記積分信号フィルタと同様に、この基準積分
フィルタは、積分素子を具える。これらの積分素子を、
同じ技術において、すなわち、同じ構成要素で、同じ回
路網において製作することは必須である。しかしなが
ら、前記基準積分フィルタは、前記積分信号フィルタと
同じフィルタ次数を有する必要はなく、すなわち、同じ
数の積分素子を具える必要はない。前記基準積分フィル
タ内の積分素子の回路網は、前記積分信号フィルタ内の
積分素子の回路網から逸脱してもよい。しかしながら、
これらのような積分素子を、同じ技術において製作すべ
きである。
【0006】前記基準積分フィルタを、供給される所定
の既知の周波数を有するテスト信号の位相を、前記基準
積分フィルタがこのテスト信号の周波数に同調する場
合、規定された値だけシフトするように製作する。前記
基準積分フィルタも、このフィルタの積分素子に供給さ
れる制御電流によって同調する。
【0007】さらに、その位相位置に関して変化させな
いフィルタ処理すべき信号と、前記テスト信号の周波数
に同調した場合その位相を90°シフトさせる前記基準
積分フィルタの出力信号とを受ける位相比較器を設け
る。
【0008】これら2つの信号の位相関係に応じて、前
記位相比較器は、この位相関係を示す出力信号を供給す
る。訂正信号を前記出力信号から得て、この訂正信号に
応じて、前記基準積分フィルタの積分素子と、前記積分
信号フィルタの積分素子との双方に供給される前記制御
電流を発生する。
【0009】それによって、前記基準積分フィルタに供
給される制御電流が、前記訂正信号に応じて、したがっ
て、前記位相比較器の出力信号に応じて、前記基準積分
フィルタが前記テスト信号の周波数に同調するまで制御
されることが達成される。この同調が達成されると、前
記位相比較器の2つの入力信号の90°になり、前記位
相比較器は、対応する出力信号を供給し、この出力信号
から前記訂正信号を得る。前記基準積分フィルタの積分
素子をこの周波数に正確に同調するように調節する前記
制御電流を、この訂正信号から得る。
【0010】しかしながら、前記積分信号フィルタの積
分素子に供給される前記制御電流も、この訂正信号から
得る。前記基準積分フィルタを、前記テスト信号と、こ
の同調に応じて発生される訂正信号との周波数に同調さ
せることは、前記積分信号フィルタの積分素子の制御電
流において、したがってこれらの同調周波数またはフィ
ルタ周波数において対応する影響を有する。
【0011】本回路を、前記基準積分フィルタが前記テ
スト信号の周波数に同調した場合に、前記積分信号フィ
ルタを定格周波数に同調させるように実装してもよい。
前記基準積分フィルタが、供給される前記テスト信号の
周波数に正確に同調した場合に前記積分信号フィルタを
同調させる周波数は、既知であるか、本回路の対応する
実装によって選択可能である。
【0012】一方では、それによって、前記基準積分フ
ィルタが前記テスト信号に同調した場合に、すべての積
分信号フィルタが正確に同調することが達成される。
【0013】他方では、この装置は、前記積分信号フィ
ルタのフィルタ周波数を、所定の予め決められた離調値
だけ共同してシフトアップまたはダウンするさせること
も可能にする。このように、例えば、前記積分信号フィ
ルタのすべてのフィルタ周波数を、1MHz上方にシフ
トしてもよい。この目的のために、前記基準積分フィル
タに供給されるテスト信号の周波数を、正確にこの離調
値だけ変化させる。例えば、前記積分信号フィルタのフ
ィルタ周波数を、定格周波数に対して1MHz上方へシ
フトする場合、前記基準積分フィルタに供給される前記
テスト信号の周波数も、正確にこの値だけシフトさせ
る。この変化によって、前記基準積分フィルタを再び同
調させなければならず、結果として、適宜に変化した訂
正信号を生じる。この変化した訂正信号によって、前記
制御電流も適宜に変化し、その結果、前記基準積分フィ
ルタは、前記テスト信号の変化した周波数に同調する。
【0014】しかしながら、前記積分信号フィルタの積
分素子の制御電流も前記訂正信号から得ていることか
ら、これらの制御電流も適宜に変化し、その結果、前記
積分信号フィルタのフィルタ周波数は、同じ離調値だけ
シフトする。
【0015】前記訂正信号と、この訂正信号から得られ
る積分信号フィルタ制御電流とを発生することによっ
て、新たな周波数への同調、または、前記離調値による
離調が、すべての積分信号フィルタに対して共同で実現
されることが達成される。先行技術の解決法と比較し
て、回路技術的構成要素の数は、前記基準積分フィルタ
が、結合される前記積分信号フィルタよりも少ない積分
素子を具える場合、すでに減少する。
【0016】上述した目的は、該積分フィルタ回路が他
の積分素子と同じ技術において製作された少なくとも2
個の積分素子を有する基準積分フィルタを具え、この基
準積分フィルタが、供給されたテスト信号に同調する場
合に、前記テスト信号の位相を規定された値だけシフト
し、前記基準積分フィルタの後段に前記テスト信号を受
ける位相比較器を配置し、前記位相比較器の出力信号か
ら訂正信号を得て、この訂正信号に応じて、前記基準積
分フィルタおよび積分信号フィルタの積分素子に供給さ
れる制御電流を発生し、前記制御電流によって、前記基
準積分フィルタを、供給された前記テスト信号の周波数
に同調させ、前記基準積分フィルタが、2つの制御電流
によって排他的に、供給された基準周波数テスト信号に
同調する場合、前記積分信号フィルタを前記訂正信号に
応じて定格周波数に同調させ、前記積分信号フィルタ
を、前記定格周波数から予定可能な離調値だけ逸脱する
フィルタ周波数に同調させるために、少なくとも1つの
切り替え制御電流を、前記基準積分フィルタに供給され
る前記制御電流に重畳可能とし、この切り替え制御電流
を、前記基準積分フィルタが前記テスト信号に前記訂正
信号によって同調する場合、このテスト信号が前記積分
信号フィルタをこれらの定格周波数から前記離調値だけ
逸脱する周波数に同調させるような値にしたことを特徴
とする、本発明の第2実施形態によっても解決される。
【0017】本発明の第2実施形態は、基本的に第1実
施形態と同じである。しかしながら、前記積分信号フィ
ルタを前記定格周波数から予定可能な離調値だけ逸脱す
る周波数に同調させることを、異なった方法において行
なっている。
【0018】前記積分信号フィルタのフィルタ周波数の
この離調値を調節するために、前記テスト信号の周波数
を、この場合には変化させない。このようにして、どの
ような場合においても、前記テスト信号は、離調動作を
行なうべき場合でも、固定された基準周波数を有する。
【0019】しかしながら、上述した、前記訂正信号に
応じた前記積分信号フィルタのフィルタ周波数の共同離
調を達成するために、第2実施形態においては、前記基
準積分フィルタの積分素子に供給される制御電流を切り
替え制御電流に重畳する。これらの切り替え制御電流
を、これらの切り替え制御電流の前記制御電流への重畳
によって、前記基準積分フィルタを以前のように前記基
準周波数に同調させるために、前記基準積分フィルタが
前記基準周波数に同調する場合に、前記制御電流の対応
する変化が必要になるように与える。前記基準積分フィ
ルタに供給される前記制御電流の、前記切り替え制御電
流への重畳は、結果として、前記フィルタを以前のよう
に前記基準周波数に同調させなければならない場合、前
記制御電流の変化を生じる。このとき、前記訂正電流の
値も対応して変化する。前記積分信号フィルタの積分素
子に供給される制御電流をこの訂正信号から得ているこ
とから、これらの周波数は、前記訂正信号のこの変化に
応じて変化する。このように、これらの切り替え制御電
流を、本発明の第2実施形態に関して、これらの電流に
よって生じる前記訂正信号の変化が、前記積分信号フィ
ルタのフィルタ周波数の所望の離調を招くように与える
べきである。
【0020】第2実施形態においても、前記訂正信号に
生じる変化は、前記積分信号フィルタのフィルタ周波数
の対応する離調を招き、この離調は、すべての積分信号
フィルタに対して共同して生じる。
【0021】第1実施形態の上述した利点は、所望の離
調における前記訂正信号の変化のみが異なった方法にお
いて生じる第2実施形態に対しても、無条件に適合す
る。
【0022】本発明の双方の実施形態の利点を使用でき
る、請求項3に規定した実施形態は、前記訂正信号を簡
単に発生することができる回路素子を提供する。
【0023】請求項4は、本発明の双方の実施形態に関
する前記基準積分フィルタの有利な実装を規定し、この
フィルタの出力信号の位相シフトを比較的簡単に測定す
ることができる。
【0024】本発明の他の実施形態は、双方の実施形態
に関係し、本発明による積分フィルタ回路の有利な範囲
の用途を提供する。これらの範囲の用途において、前記
離調値だけ共同して変化すべき複数の積分信号フィルタ
を与えるべきである。すべてのこれらの場合において、
本発明による積分フィルタ回路は、使用すべき前記積分
信号フィルタが一般的により高次のものであるためか、
少なくとも2次の複数の直列に配置された積分信号フィ
ルタを設けるため、構成要素の数のかなりの減少をもた
らす。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に示す積分素子1を、本発明
による積分フィルタ回路の基準積分フィルタおよび積分
信号フィルタの双方において、同じ技術的構成において
設けるべきである。積分フィルタは、一般的に、異なっ
た方法において接続された複数の積分素子1を具える。
例えば、前記積分信号フィルタおよび基準積分フィルタ
を、異なった方法において接続してもよい。しかしなが
ら、双方のフィルタ形式における積分素子1を、同じ方
法において、すなわち同じ技術において製作することは
必須である。このような積分素子1の構成を、図1にお
いてより詳細に示す。
【0026】入力部がプッシュプル信号を受ける積分素
子1は、双方の信号素子用の入力部において抵抗2およ
び3を具える。抵抗2および3の出力信号を、ギルバー
ト乗算器とも呼ばれる電流乗算器4の入力部5および6
に供給する。電流乗算器4は、制御電流I1 およびI2
を受ける制御入力部7および8を有する。出力部16お
よび17において利用可能な電流乗算器4の出力信号
を、プッシュプル増幅器9の入力部10および11に供
給する。プッシュプル増幅器9は、無反転入力部10お
よび反転入力部11を有する。プッシュプル増幅器9
は、反転出力部12および無反転出力部13を有する。
反転出力部12からの出力信号を、キャパシタンス14
を経て、前記反転入力部に再び入力する。対応するよう
に、無反転出力部13からの出力信号を、キャパシタン
ス15を経て、反転入力部11に結合する。出力部12
および13は、積分素子1のプッシュプル出力信号も供
給する。
【0027】積分素子1の積分時定数の変化は、制御電
流I1 およびI2 の変化によって可能である。これらの
電流を変化させることによって、前記プッシュプル増幅
器の入力部におけるインピーダンスは変化し、その結
果、抵抗2および3とキャパシタンス14および15に
依存する前記積分時定数は、抵抗2および3の変化する
影響によって変化する。
【0028】図1は、本発明による積分フィルタ回路の
積分信号フィルタ内に有利に設けてもよい、制御電流I
1 およびI2 を発生する回路21も示す。この回路にお
いて、電圧をトランジスタ22のベースに印加し、トラ
ンジスタ22のエミッタを、抵抗23を経て接地し、ト
ランジスタ22のコレクタは、トランジスタ22のベー
ス電圧に応じて変化する制御電流I1 を供給する。対応
するように、第2制御電流I2 を、トランジスタ24お
よび抵抗25によって発生する。
【0029】図2は、本発明による積分フィルタ回路の
ブロック図である。この実施形態において、本積分フィ
ルタ回路は、直列に配置され、少なくとも2次のもので
あり、したがって図1に示すような積分素子1を少なく
とも2個具える、3個の積分信号フィルタ31、32お
よび33を具える。前記積分素子の相互接続は、異なっ
てもよい。
【0030】例えば、音声信号が変調された異なった周
波数の2つの音声キャリヤを具えるビデオ信号を、第1
積分信号フィルタ31の入力部に供給する。積分信号フ
ィルタ31、32および33を使用し、これらの音声キ
ャリヤ周波数をできる限り十分に抑制する。前記積分信
号フィルタのフィルタ周波数を、これらの周波数に調節
可能にすべきである。前記音声キャリヤ周波数は、放送
標準に応じて変化するかもしれないことから、積分信号
フィルタ31ないし33のフィルタ周波数も、適宜に調
節可能にすべきである。
【0031】この目的のため、この図に示す回路34、
35および36を使用し、これらの回路は図1に示す回
路21を具え、これらの回路を、積分信号フィルタ3
1、32および33の積分素子用の制御電流を発生する
ために使用する。
【0032】図2の積分フィルタ回路は、入力部がプッ
シュプルテスト信号ST を受ける基準積分フィルタ38
も具える。基準積分フィルタ38は、図1に示す積分素
子1も具える。積分素子1を、信号フィルタ回路31、
32および33の積分素子と同じ方法において製作する
ことは必須であり、すなわち、前記積分フィルタを、同
じ方法において製作しなければならないが、フィルタ効
果を達成するために、互いに異なって接続してもよい。
【0033】基準積分フィルタ38を、供給されたテス
ト信号ST の周波数に同調した場合、この信号を減衰さ
せ、90°シフトさせた位相においてその出力部に供給
する、2次ローパスフィルタとして有利に実装してもよ
い。
【0034】さらに、基準積分フィルタ38からの出力
信号と、テスト信号ST とを受ける位相比較器39を設
ける。これら2つの信号の位相シフトに応じて、前記位
相比較器は、信号発生回路40に組み込まれた2個の調
節可能電流源41および42を制御する。前記位相比較
器に供給される2つの信号の位相偏移の符号に応じて、
電流源41または電流源42のいずれかを活性化する。
活性化の周期は、前記位相シフトの程度に依存する。キ
ャパシタンス43を、2個の電流源41および42の結
合点に接続し、このキャパシタンスの他方の端子を基準
電位に結合する。
【0035】電流源41および42によって、キャパシ
タンス43の電荷は、位相比較器39に供給される2つ
の信号の相対的な位相シフトに応じて、適宜に変化す
る。
【0036】キャパシタンス43の両端間に生じる電圧
降下を、比較器45によって、電圧源44によって発生
される基準電圧と比較する。比較器45の出力部は、前
記制御電流を発生する積分信号フィルタ31、32およ
び33の回路34、35および36に供給される訂正信
号を供給する。前記訂正信号を、前記基準積分フィルタ
の回路37にさらに供給し、この回路37も、基準積分
フィルタ38の積分素子用の制御電流を発生するために
設けてある。
【0037】図2に示す回路は、本発明の第1実施形態
による積分フィルタ回路と、わずかに変化する本発明の
第2実施形態によるこのような回路との双方に使用可能
である。これら2つの実施形態を、以下に、別々に説明
する。
【0038】第1実施形態によれば、前記信号フィルタ
の周波数を、前記テスト信号の周波数に応じて同調させ
る。
【0039】基準積分フィルタ38に供給されるテスト
信号ST が、既知の周波数を表わす基準周波数を有する
場合、この信号の位相を、基準積分フィルタ38によっ
てある値だけシフトさせる。この値の高さは、前記基準
積分フィルタがテスト信号S T の周波数に同調するかど
うかに依存する。同調する場合、基準積分フィルタ38
の出力信号の位相を、テスト信号ST の位相に対して9
0°シフトさせる。
【0040】前記位相比較器は、電流源41および42
を、これら2つの信号の相互位相関係に応じて制御す
る。キャパシタンス43のこのように変化する電荷に応
じて、比較器45は、訂正信号を供給する。この訂正信
号に応じて、基準積分フィルタ38の同調は、回路37
による前記制御電流の対応する変化によって変化する。
この回路を、テスト信号ST の位相シフトと、基準積分
フィルタ38の出力信号とに依存する前記訂正信号の変
化によって、基準積分フィルタ38が、前記テスト信号
の周波数に同調するように実装する。このとき、基準積
分フィルタ38の出力信号は、テスト信号ST に対して
90°の位相シフトを有する。この状態において、比較
器35によって供給される前記訂正信号は、信号積分フ
ィルタ31、32および33の回路34、35および3
6内に前記制御電流を対応して発生させ、これらのフィ
ルタは、これらの定格周波数に正確に同調する。例え
ば、このようにして、信号フィルタ31を4.5MHz
の周波数に同調させることができ、信号フィルタ32お
よび33を4.75MHzの周波数に同調させることが
できる。
【0041】テスト信号ST が一定値の基準周波数を有
する限り、積分フィルタ38の同調の再調整が、前記基
準積分フィルタをこの入力信号の周波数に同調させるよ
うに、常に働く。前記比較器によって得られる前記訂正
信号は、積分信号フィルタ31、32および33のフィ
ルタ周波数を、これらの定格周波数に保持する。
【0042】しかしながら、信号フィルタ31、32お
よび33のフィルタ周波数を、異なった音声キャリヤ周
波数に同調するために変化させなければならない場合、
例えば、4.5および4.75MHzの代わりに5.5
および5.75MHzへの同調を行なわなければならな
い場合、テスト信号ST の周波数を、対応するように変
化させる。この例において、前記信号フィルタを、これ
らの定格周波数より+1.0MHzの離調値だけ上の周
波数に同調させなければならない。この目的のために、
基準積分フィルタ38に供給されるテスト信号ST の周
波数も、+1.0MHzのこの離調値だけ変化させる。
テスト信号ST が以前に、例えば4MHzの周波数を有
する場合、ここでは4.5MHzにする。基準積分フィ
ルタ38をこの新たな周波数に同調させなければならな
いことから、そのために異なった制御電流が必要にな
り、位相比較器39と、電流源41および42と、キャ
パシタンス43と、比較器45とを具える回路は、前記
訂正信号を対応して変化させ、結果として、回路37に
よって基準積分フィルタ38用に発生される制御電流が
適宜に変化する。基準積分フィルタ38がこの変化した
周波数のテスト信号S T に同調すると、前記訂正信号の
値も、この定常状態に変化する。それによって、回路3
4、35および36は、積分信号フィルタ31、32お
よび33用の、異なった、変化した制御電流を発生し、
したがって、これらの積分信号フィルタは、異なった周
波数に同調する。この回路装置を、前記基準周波数の+
1.0MHzだけの離調に従って、積分信号フィルタ3
1、32および33の信号フィルタ周波数も、この値だ
け離調するように実装する。
【0043】これによって、積分信号フィルタ31、3
2および33のフィルタ周波数の対応する変化が、どの
ような回路構成要素も追加することなく達成される。
【0044】図2に示す回路装置を本発明の第2実施形
態に使用することもできるが、この第2実施形態におい
ては、積分信号フィルタ31、32および33のフィル
タ周波数を変化させるために、切り替え信号SSWを使用
する。
【0045】この第2実施形態において、テスト信号S
T の周波数は、一定のままであり、すなわち、常に前記
基準周波数である。
【0046】基準積分フィルタ38用の制御電流を発生
させるための切り替え信号SSWを回路装置37に供給し
ない限り、第1実施形態に関して上述した詳細が適合す
る。基準積分フィルタ37をテスト信号ST の基準周波
数に同調させ、積分信号フィルタ31、32および33
をこれらの定格周波数に同調させる。
【0047】積分信号フィルタ31、32および33の
フィルタ周波数を変化させるために、本発明の第2実施
形態において、切り替え信号SSWを使用する。回路37
内で基準積分フィルタ38の積分素子用の制御電流に重
畳する切り替え制御電流を、切り替え信号SSWから得
る。前記制御電流へのこの重畳によって、基準積分フィ
ルタ38の同調周波数は変化する。この結果、テスト信
号ST に対する基準積分フィルタ38の出力信号の位相
シフトも変化し、位相比較器39が、電流源41および
42を対応して変化して制御するようになる。結果とし
て、比較器45によって供給される訂正信号も変化し、
回路37内で前記基準積分フィルタのために発生される
前記制御電流も変化するようになる。これを、再調整に
よって、前記制御電流に重畳された前記切り替え電流に
係わらず、基準積分フィルタ38がテスト信号ST の基
準周波数に再び最終的に同調するように行なう。前記基
準フィルタの積分素子に供給される制御電流は、再び同
じになる。しかしながら、この結果、比較器45によっ
て供給される訂正信号の値は変化し、積分信号フィルタ
31、32および33における積分素子のための制御電
流を発生する回路34、35および36において発生さ
れる制御電流も、対応して変化する。積分信号フィルタ
31、32および33は、適宜に変化した周波数に同調
する。
【0048】このように、切り替え信号SSWに応じて、
積分信号フィルタ31、32および33の同調周波数を
簡単に変化させることができる。代わりに、異なった離
調値を達成することができる複数の切り替え信号を与え
てもよい。
【0049】図3は、図2の基準積分フィルタ38用の
制御電流を発生するために使用される回路37の有利な
実施形態を示す。
【0050】図3は、NPNトランジスタ51を示し、
このトランジスタ51のベースは、図2の比較器45に
よって供給されるようなプッシュプル訂正信号の第1信
号U komp1 を受ける。
【0051】トランジスタ51のエミッタを基準電位に
結合する。トランジスタ51のコレクタは、第1制御信
号I1 を供給する。
【0052】図3に示す回路は、他のNPNトランジス
タ53も具え、このトランジスタ53のベースは、前記
プッシュプル訂正信号の第2信号Ukomp2 を受ける。ト
ランジスタ53のコレクタは、第2制御信号I2 を供給
する。
【0053】制御信号I1 およびI2 を、図2の基準積
分フィルタ38内の積分素子に供給する。
【0054】前記プッシュプル訂正信号の成分Ukomp1
およびUkomp2 に応じて、図2の基準積分フィルタ38
の周波数を同調させる制御電流I1 およびI2 を発生す
る。
【0055】しかしながら、図2の参照と共に説明した
本発明の第2実施形態において、図2の信号積分フィル
タ31、32および33のフィルタ周波数の対応する離
調をもたらす、追加の切り替え信号SSW1 を与える。
【0056】図3に示す回路内で、切り替え信号SSW
ら得てもよく、この信号を直接表わしてもよい切り替え
信号SSW1 を、NPNトランジスタ52のベースに供給
し、トランジスタ52のエミッタを基準電位に結合し、
トランジスタ52のコレクタをトランジスタ51のコレ
クタに結合する。切り替え信号SSWが活性化すると、ト
ランジスタ52のコレクタ電流が、制御信号I1 に、こ
の場合において等しい符号で重畳される。
【0057】図3に示す回路装置は、PNPトランジス
タ54も具え、このトランジスタ54のベースは切り替
え信号SSW2 を受け、この切り替え信号SSW2 は、切り
替え信号SSWから得てもよく、この信号を直接表わして
もよい。トランジスタ54のエミッタを電源電位UV
結合し、トランジスタ54のコレクタをトランジスタ5
3のコレクタに結合する。切り替え信号SSWが活性化す
ると、トランジスタ54のコレクタ電流が、制御信号I
2 に、この場合において逆の符号で重畳される。
【0058】図3の回路装置内で、このように、切り替
え信号SSWが活性化すると、トランジスタ52および5
4のコレクタ電流は、互いに逆の符号で、制御電流I1
およびI2 に重畳される。したがって、図2の回路装置
内で基準積分フィルタ58の同調を再調整する上述した
効果は、本発明の第2実施形態において達成される。
【0059】各々が前記信号フィルタ周波数の異なった
離調を招く、複数の異なった切り替え制御電流を与えて
もよい。この場合において、図3に示す回路装置におい
て、トランジスタ52および54に対応する他のトラン
ジスタを設けるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基準積分フィルタおよび基準信号フィルタの
双方に設けられる積分素子と、基準積分フィルタ内に制
御電流を発生する回路装置とを示す回路図である。
【図2】 本発明による積分フィルタ回路全体のブロッ
ク図である。
【図3】 本発明の第2実施形態による基準積分フィル
タの積分素子用の制御電流を発生する回路装置を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 積分素子 2、3、23、25 抵抗 4 電流乗算器 5、6 入力部 7、8 制御入力部 9 プッシュプル増幅器 10、13 無反転入力部 11、12 反転入力部 14、15、43 キャパシタンス 16、17 出力部 21、34、35、36、37 回路 22、24 トランジスタ 31、32、33 積分信号フィルタ 38 基準積分フィルタ 39 位相比較器 40 信号発生回路 41、42 電流源 44 電圧源 45 比較器 51、52、53 NPNトランジスタ 54 PNPトランジスタ
フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 ホルガー ゲールト ドイツ連邦共和国 21224 ローゼンガー テン タネンヴェーク 20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積分素子(1)を具え、フィルタ周波数
    を前記積分素子(1)に供給される制御電流(In,1
    n,2 )によって調節できる、少なくとも2つの積分信
    号フィルタ(31,32,33)によって、プッシュプ
    ル信号をフィルタ処理する積分フィルタ回路において、
    該積分フィルタ回路が他の積分素子(1)と同じ技術に
    おいて製作された少なくとも2個の積分素子(1)を有
    する基準積分フィルタ(38)を具え、この基準積分フ
    ィルタ(38)が、供給されたテスト信号に同調する場
    合に、前記テスト信号の位相を規定された値だけシフト
    し、前記基準積分フィルタの後段に前記テスト信号を受
    ける位相比較器(39)を配置し、前記位相比較器(3
    9)の出力信号から訂正信号を得て、この訂正信号に応
    じて、前記基準積分フィルタ(38)および積分信号フ
    ィルタ(31,32,33)の積分素子(1)に供給さ
    れる制御電流(In,1 ,In,2 )を発生し、前記制御電
    流によって、前記基準積分フィルタ(38)を、供給さ
    れる前記テスト信号の周波数に同調させ、前記基準積分
    フィルタ(38)が供給される基準周波数テスト信号に
    同調した場合、前記積分信号フィルタ(31,32,3
    3)を前記訂正信号に応じて定格周波数に同調させ、前
    記積分信号フィルタ(31,32,33)を、前記定格
    周波数から予定可能な離調値だけ逸脱するフィルタ周波
    数に同調させるために、前記基準周波数から前記予定可
    能な離調値だけ逸脱するテスト信号を、前記テスト信号
    に同調する前記基準積分フィルタ(38)に供給するこ
    とを特徴とする積分フィルタ回路。
  2. 【請求項2】 積分素子(1)を具え、フィルタ周波数
    を前記積分素子(1)に供給される制御電流(In,1
    n,2 )によって調節できる、少なくとも2つの積分信
    号フィルタ(31,32,33)によって、プッシュプ
    ル信号をフィルタ処理する積分フィルタ回路において、
    該積分フィルタ回路が他の積分素子(1)と同じ技術に
    おいて製作された少なくとも2個の積分素子(1)を有
    する基準積分フィルタ(38)を具え、この基準積分フ
    ィルタ(38)が、供給されたテスト信号に同調する場
    合に、前記テスト信号の位相を規定された値だけシフト
    し、前記基準積分フィルタの後段に前記テスト信号を受
    ける位相比較器(39)を配置し、前記位相比較器(3
    9)の出力信号から訂正信号を得て、この訂正信号に応
    じて、前記基準積分フィルタ(38)および積分信号フ
    ィルタ(31,32,33)の積分素子(1)に供給さ
    れる制御電流(In,1 ,In,2 )を発生し、前記制御電
    流によって、前記基準積分フィルタ(38)を、供給さ
    れた前記テスト信号の周波数に同調させ、前記基準積分
    フィルタ(38)が、2つの制御電流によって排他的
    に、供給された基準周波数テスト信号に同調する場合、
    前記積分信号フィルタ(31,32,33)を前記訂正
    信号に応じて定格周波数に同調させ、前記積分信号フィ
    ルタを、前記定格周波数から予定可能な離調値だけ逸脱
    するフィルタ周波数に同調させるために、少なくとも1
    つの切り替え制御電流を、前記基準積分フィルタに供給
    される前記制御電流に重畳可能とし、この切り替え制御
    電流を、前記基準積分フィルタ(38)が前記テスト信
    号に前記訂正信号によって同調する場合、このテスト信
    号が前記積分信号フィルタ(31,32,33)をこれ
    らの定格周波数から前記離調値だけ逸脱する周波数に同
    調させるような値にしたことを特徴とする積分フィルタ
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の積分フィルタ
    回路において、前記位相比較器(39)の出力信号に応
    じて、キャパシタンス(43)を異なった符号の電流で
    充電または放電する2個の電流源(41,42)を制御
    し、比較器(45)を設け、前記比較器(45)の第1
    入力部が前記キャパシタンスの両端間で降下する電圧を
    受け、前記比較器(45)の第2入力部が基準電圧(U
    komp)を受け、前記比較器(45)の出力部が前記訂正
    信号を供給することを特徴とする積分フィルタ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の積分フィルタ
    回路において、前記基準積分フィルタ(38)が2個の
    積分素子(1)を具え、前記基準フィルタ(38)を、
    前記テスト信号の周波数に同調した場合、その位相を9
    0°だけシフトさせる2次ローパスフィルタとして実装
    したことを特徴とする積分フィルタ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の積分フィルタ
    回路において、フィルタ処理すべき前記プッシュプル信
    号を、1つ以上の音声キャリヤにおいて変調された音声
    信号(CVBS)を具えるビデオ信号とし、前記積分信
    号フィルタ(31,32,33)を、前記音声キャリヤ
    をフィルタ処理するように実装したことを特徴とする積
    分フィルタ回路。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の積分フィルタ回路にお
    いて、前記積分信号フィルタが、第1の3次信号フィル
    タ(31)と、第2の2次信号フィルタ(32)と、第
    3の2次信号フィルタ(33)とを具えることを特徴と
    する積分フィルタ回路。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の積分フィルタ回路にお
    いて、前記第1および第2積分信号フィルタ(31,3
    2)を、第1音声キャリヤをフィルタ処理するように実
    装し、前記第3積分信号フィルタ(33)を、前記第1
    音声キャリヤより小さい振幅を有する第2音声キャリヤ
    をフィルタ処理するように実装したことを特徴とする積
    分フィルタ回路。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の積分フィルタ
    回路において、フィルタ処理すべき前記プッシュプル信
    号を、クロミナンスサブキャリヤにおいて変調されたク
    ロミナンス信号を具えるビデオ信号とし、前記積分信号
    フィルタ(31,32,33)を、前記クロミナンスサ
    ブキャリヤをフィルタ処理するように実装したことを特
    徴とする積分フィルタ回路。
JP11001784A 1998-01-07 1999-01-07 積分フィルタ回路 Pending JPH11284489A (ja)

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