JPH11283427A - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JPH11283427A
JPH11283427A JP8634798A JP8634798A JPH11283427A JP H11283427 A JPH11283427 A JP H11283427A JP 8634798 A JP8634798 A JP 8634798A JP 8634798 A JP8634798 A JP 8634798A JP H11283427 A JPH11283427 A JP H11283427A
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JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
heating element
lamp
sheet
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP8634798A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Yajima
純 矢嶋
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JPH11283427A publication Critical patent/JPH11283427A/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】蛍光ランプ17を光源として用いたバックライ
ト装置において、低温雰囲気での蛍光ランプ17の始動
特性および点灯特性を改善する。 【解決手段】蛍光ランプ17からの光を反射するランプ
反射シート18等の非導電性の樹脂シートに、蛍光ラン
プ17に対応した部分にステンレス鋼の薄板材等からな
る面状の発熱体20を貼付け、この発熱体20に通電し
て発熱させ、蛍光ランプ17を加熱して所定の温度に維
持し、その特性を安定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプを光源
として用いたバックライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、液晶デイスプレイ、非常灯、
誘導灯、各種の表示灯等のバックライト装置として、蛍
光ランプを光源として使用したものがある。図10およ
び図11には、この従来のバックライト装置の例を示
す。
【0003】図中の1はフレームであって、このフレー
ム1には導光面2が設けられている。この導光面2は、
図11に示すように、透明なアクリル樹脂等からなる導
光板3と、この導光板3の裏面に所定のパターンで配置
された複数の反射ドット10と、この導光板3の裏面側
に重ねられた反射シート4と、この導光板3の表面側に
重ねられた光拡散シート5およびプリズムシート6から
構成されている。
【0004】また、この導光板3の一端面に沿って、た
とえば直管状の蛍光ランプ7が設けられており、この蛍
光ランプ7の両端部には電極9が内蔵されている。ま
た、この蛍光ランプ7の近傍には、略U字状に湾曲され
たランプ反射シート8が設けられている。
【0005】このようなバックライト装置は、蛍光ラン
プ7から放射した光は、直接および上記のランプ反射シ
ート8により反射され、上記の導光板3の端面からその
内部に入射する。この入射光は、この導光板3内を導か
れ、上記の反射ドット10で反射されるとともに、残り
の光は反射シート4で反射され、上記の光拡散シート5
およびプリズムシート6を透過して前面から放射され
る。この場合に、上記の反射ドット10により反射され
る光を調整して光を均一に放射させる。また、上記の光
拡散シート5およびプリズムシート6は、導光板3から
放射される光を均一化するとともに集光し、この導光面
2の前面から均一に放射させる。
【0006】ところで、上記の蛍光ランプ7は、低温雰
囲気中ではバルブの内部の水銀蒸気圧が低下するため、
始動性が低下するとともに、輝度が低下する等、その特
性が不安定となる。このため、たとえば車載用の液晶デ
ィスプレイ等では、寒冷地で蛍光ランプの始動が困難と
なったり、点灯時の安定性が十分でない等の不具合が生
じることがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、光源として蛍光ランプを使用
したものにおいて、この蛍光ランプの始動特性および安
定性を向上させたバックライト装置を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光源
として蛍光ランプを用いたバックライト装置において、
上記の蛍光ランプの近傍に配置される非導電性の樹脂シ
ートに形成され通電により発熱する面状の発熱体;を具
備している。
【0009】したがって、この面状の発熱体により、蛍
光ランプを加熱することができるので、低温雰囲気中で
もこの蛍光ランプを適切な温度に維持しておくことがで
き、始動性が良く、また点灯特性が安定する。
【0010】請求項2の発明は、前記の蛍光ランプを囲
んで湾曲された樹脂シートに設けられた発熱体;を具備
している。したがって、この発熱体は蛍光ランプを囲む
ように配置され、この蛍光ランプが周囲から加熱され、
効率的に加熱をなすことができる。
【0011】請求項3の発明は、非導電性の樹脂シート
と;この樹脂シートに貼付けられたステンレス鋼の薄板
材からなる発熱体と;を具備している。したがって、こ
のステンレス鋼の薄板材からなる発熱体は、この非導電
性の樹脂シートに保持され、所定の形状に維持されるの
で、構造的な安定性が良く、また電気的な短絡等が生じ
ることがなく、信頼性が高い。
【0012】請求項4の発明は、非導電性の樹脂シート
から構成され高反射率の表面を有し前記の蛍光ランプか
ら放射された光を反射するランプ反射シートと;このラ
ンプ反射シートに貼付けられたステンレス鋼の薄板材か
らなる発熱体と;を具備している。
【0013】したがって、この発熱体が貼付けられた樹
脂シートは蛍光ランプからの光を反射するランプ反射シ
ートの作用を兼用しているので、構造が簡単となり、ま
たこの発熱体を付加したことによる装置の寸法等は実質
的に増大することがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1ないし図5は第1の実施形態を示
し、このものは液晶ディスプレイ用のバックライト装置
である。図中の11はフレームであって、このフレーム
11には導光面12が設けられている。この導光面11
は、図2に示すように、透明なアクリル樹脂等からなる
導光板13と、この導光板3の裏面に所定のパターンで
配置された複数の反射ドット10と、この導光板13の
裏面側に重ねられた反射シート14と、この導光板13
の表面側に重ねられた光拡散シート15およびプリズム
シート16から構成されている。
【0015】また、この導光板13の一端面に沿って、
たとえば直管状の蛍光ランプ17が設けられており、こ
の蛍光ランプ17の両端部には電極19が内蔵されてい
る。また、この蛍光ランプ17の近傍には、略U字状に
湾曲されたランプ反射シート18が設けられている。
【0016】このようなバックライト装置は、蛍光ラン
プ17から放射した光は、直接および上記のランプ反射
シート18により反射され、上記の導光板13の端面か
らその内部に入射する。この入射光は、この導光板13
内を導かれ、この導光板13内を導かれ、上記の反射ド
ット10で反射されるとともに、残りの光は反射シート
14で反射され、上記の光拡散シート15およびプリズ
ムシート16を透過して前面から放射される。この場合
に、上記の反射ドット10により反射される光を調整し
て光を均一に放射させる。また、上記の光拡散シート1
5およびプリズムシート16は、導光板3から放射され
る光を均一化するとともに集光し、この導光面12の前
面から均一に放射させる作用をなす。
【0017】上記のランプ反射シート18には、上記の
蛍光ランプ17の全長に対応した部分に、図3および図
4に示すような面状の発熱体20が貼付けられている。
この実施形態では、この発熱体20はステンレス鋼の薄
板材から形成され、たとえば蛇行状の形状をなしてい
る。また、この発熱体20の両端部には、この発熱体2
0に通電をなす導線(図示せず)を接続するための端子
部21がそれれ形成されている。
【0018】この発熱体20は、電流を供給することに
より抵抗加熱される。また、この発熱体20の表面は、
平滑に仕上げられ、反射面としても機能するように構成
されている。
【0019】また、前記のランプ反射シート18は、ポ
リエステル樹脂等、非導電性の樹脂シートが使用され、
また高反射率の白色樹脂等の材料が使用されている。そ
して、上記の面状の発熱体20は、たとえば耐熱性の接
着剤等によりこのランプ反射シート18の表面に貼付け
られ、所定の形状に保持されている。
【0020】また、このランプ反射シート18は、この
実施形態の場合には帯状の形状をなし、その全長にわた
って上記の発熱体20が貼付けられる。そして、この発
熱体20が貼付けられた後に、このランプ反射シート1
8は図5に示すように、断面が略U字状に湾曲され、こ
の状態を維持して前記のフレーム11に取り付けられ、
その面状の発熱体20が蛍光ランプ17の電極19の部
分を囲むように配置される。
【0021】この実施形態のものは、このバックライト
装置を使用する際に、雰囲気温度が一定温度以下の場合
には、上記の面状の発熱体20に所定の値で電流を供給
して発熱させる。これによって、この発熱体20によ
り、蛍光ランプ17が加熱され、所定の温度範囲に維持
される。よって、低温の雰囲気内であっても、この蛍光
ランプ17を確実に始動させ、また安定して効率良く点
灯できる。
【0022】また、この面状の発熱体20はステンレス
鋼の薄板材からなり、その剛性が低く変形しやすいが、
樹脂シートからなるランプ反射シート18に貼付けられ
ているので、外力や加熱の際の熱膨脹等により変形する
ことがなく、この形状を安定して維持するとともに、電
気的な短絡等も確実に防止することができる。
【0023】また、上記の面状の反射体20は、ランプ
反射シート18とともに、この蛍光ランプ17を囲むよ
うに湾曲されている。よって、この発熱体20から放射
された熱は、この蛍光ランプ17を周囲から均一に加熱
し、熱が無駄に放散されることがなく、効率的に加熱す
ることができる。
【0024】また、この面状の発熱体20を保持してい
る樹脂シートは、この実施形態ではこの蛍光ランプ17
からの光を反射するランプ反射シート18と兼用されて
いる。よって、この面状の発熱体20を付加しても、こ
のバックライト装置の寸法の増加は実質的に零であり、
またこのバックライト装置の重量もほとんど増加するこ
とはない。
【0025】なお、本発明は上記の実施形態には限定さ
れない。図6ないし図9には本発明の第2の実施形態を
示す。このものは、光源としてバルブを略コ字状に屈曲
させた蛍光ランプを使用した場合のものである。
【0026】図中の17aは蛍光ランプであり、そのバ
ルブは略コ字状に屈曲され、導光面12の一縁と、この
縁に隣接する両側の縁に沿って配置されている。また、
この蛍光ランプ17aのバルブの両端部には、電極19
が設けられている。
【0027】この実施形態では、この蛍光ランプ17a
からの光を反射するランプ反射シート30は、図7に展
開形状を示すように一体的に形成されている。すなわ
ち、このランプ反射シート30は、全体的に上記の蛍光
ランプ17aの形状に対応したコ字状に形成され、各縁
部からは湾曲部分31が外側にそれぞれ突設されてお
り、また角部には切欠部32が形成されている。また、
このランプ反射シート30のうち、上記の蛍光ランプ1
7aに対応する部分には、前記の第1の実施形態と同様
な面状の発熱体20がそれぞれ貼付けられている。
【0028】そして、このランプ反射シート30は、図
8に示すように、その湾曲部分31を蛍光ランプ17a
を囲むように略U字状に湾曲させ、この状態で前記のフ
レーム11に取り付けられる。
【0029】また、このフレーム11には、このランプ
反射シート30の切欠部33すなわち隅部に対応した位
置に、導光板13の取り付け用の取付突部33が突設さ
れ、この取付突部33には取付嵌合部34が形成されて
いる。そして、導光板13の角部がこの取付突部33の
取付嵌合部34内に嵌合して保持される。
【0030】なお、この第2の実施形態は上述の点以外
は前記の第1の実施形態と同様の構成であり、図6ない
し図9中で第1の実施形態と対応する部分には同じ符号
を付してその説明は省略する。
【0031】この第2の実施形態は、蛍光ランプ17a
が導光板13の3つの縁部に沿っているので、この導光
板13から放射される光がより均一になる他は、その作
用は前記の第1の実施形態と同様である。なお、蛍光ラ
ンプがL字状のものにおいても、この第2の実施形態と
同様の構造を採用することができる。
【0032】さらに、本発明は上記の実施形態にも限定
されない。たとえば、前記の面状の発熱体は、必ずしも
ステンレス鋼の薄板材から構成したものでなくとも良
く、たとえばチタン等の他の金属材料でもよい。また、
ランプ反射シート、または樹脂シートに導電性塗料を所
定のパタンーで塗布し、この導電性塗料に通電して発熱
させるものでも良い。
【0033】また、この面状の発熱体は、必ずしもラン
プ反射シートや樹脂シートに貼付けて保持させるものに
は限定されず、これらシートとは独立して所定の形状を
保持できるような面状の発熱体を用いても良い。
【0034】さらに、本発明は液晶ディスプレイ用のバ
ックライト装置には限定されず、その他の面状のテイス
プレイ装置、たとえば非常灯、誘導灯、表示灯等のバッ
クライト装置にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、蛍光ランプの近傍に
配置された面状の発熱体により、蛍光ランプを加熱する
ことができるので、低温雰囲気中でもこの蛍光ランプを
適切な温度に維持しておくことができ、始動性が良く、
また点灯特性が安定する。
【0036】請求項2の発明は、この発熱体が蛍光ラン
プを囲んで湾曲されているので、蛍光ランプの電極部分
が周囲から加熱され、効率的に加熱をなすことができ
る。請求項3の発明は、ステンレス鋼の薄板材からなる
発熱体が非導電性の樹脂シートに貼付けられているの
で、この発熱体は樹脂シートに保持され、所定の形状に
維持されるので、構造的な安定性が良く、また電気的な
短絡等が生じることがなく、信頼性が高い。
【0037】請求項4の発明は、ステンレス鋼の薄板材
からなる発熱体が高反射率の表面を有し前記の蛍光ラン
プから放射された光を反射するランプ反射シートに貼付
けられており、このシートは蛍光ランプからの光を反射
するランプ反射シートの作用を兼用しているので、構造
が簡単となり、またこの面状の発熱体を付加したことに
よる装置の寸法等は実質的に増大することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のバックライト装置の
正面図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】面状の発熱体の部分の平面図。
【図4】図3の4−4線に沿う断面図。
【図5】ランプ反射シートと蛍光ランプの分解斜視図。
【図6】本発明の第2の実施形態のバックライト装置の
正面図。
【図7】ランプ反射シートの展開状態の平面図。
【図8】ランプ反射シートの斜視図。
【図9】ランプ反射シートと導光板の取付け部分の分解
斜視図。
【図10】従来のバックライト装置の正面図。
【図11】図10の11−11線に沿う断面図。
【符号の説明】
13 導光板 17,17a 蛍光ランプ 18 ランプ反射シート 19 電極 20 面状の発熱体 30 ランプ反射シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源として蛍光ランプを用いたバックラ
    イト装置において、上記の蛍光ランプの近傍に配置され
    る非導電性の樹脂シートに形成され通電により発熱する
    面状の発熱体を備えていることを特徴とするバックライ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記の発熱体は、樹脂シートが蛍光ラン
    プを囲むように湾曲して構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のバックライト装置。
  3. 【請求項3】 前記の発熱体は、ステンレス鋼の薄板材
    から構成されており、この発熱体は樹脂シートに貼付け
    られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    バックライト装置。
  4. 【請求項4】 前記の樹脂シートは高反射率の表面を有
    し、前記の蛍光ランプから放射された光を反射するラン
    プ反射シートであることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか一に記載のバックライト装置。
JP8634798A 1998-03-31 1998-03-31 バックライト装置 Pending JPH11283427A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6914369B2 (en) * 2003-02-04 2005-07-05 Ado Optronics Corporation Quick temperature-raising structure of cold cathode fluorescent lamp
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US9016920B2 (en) 2012-09-27 2015-04-28 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd Backlight module and LCD device

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