JPH11283425A - 照明装置 - Google Patents
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- JPH11283425A JPH11283425A JP10063289A JP6328998A JPH11283425A JP H11283425 A JPH11283425 A JP H11283425A JP 10063289 A JP10063289 A JP 10063289A JP 6328998 A JP6328998 A JP 6328998A JP H11283425 A JPH11283425 A JP H11283425A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造でありながら液晶表示器等の文字や
記号を照明する照明光の照射ムラを少なくし、均一な照
明光で且つより明るさを向上する。 【解決手段】長手方向の長さＤ及び幅方向の長さＣで決
定される反射面９の大きさと、長手方向の長さＥ及び幅
方向の長さＦで決定される白色蓋枠１０の出射同等或は
アクリル板８の外形面積よりは小さく設定され、最小限
に照明の必要な文字、記号１３の表示範囲付近のみに反
射面９を設け、さらに最小限に照明の必要な文字、記号
１３の表示範囲だけを照射するように白色蓋枠１０の出
射窓１１の範囲を小さく形成した構造となっている。
記号を照明する照明光の照射ムラを少なくし、均一な照
明光で且つより明るさを向上する。 【解決手段】長手方向の長さＤ及び幅方向の長さＣで決
定される反射面９の大きさと、長手方向の長さＥ及び幅
方向の長さＦで決定される白色蓋枠１０の出射同等或は
アクリル板８の外形面積よりは小さく設定され、最小限
に照明の必要な文字、記号１３の表示範囲付近のみに反
射面９を設け、さらに最小限に照明の必要な文字、記号
１３の表示範囲だけを照射するように白色蓋枠１０の出
射窓１１の範囲を小さく形成した構造となっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電子機器等の
照明装置に関し、例えば、電卓や電子時計等の液晶表示
器の文字や記号を照明する照明装置に関するものであ
る。
照明装置に関し、例えば、電卓や電子時計等の液晶表示
器の文字や記号を照明する照明装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の液晶表示器の照明装置の一
例を示す図であって、１はＬＥＤ等の光源、２はプリン
ト基板、３は透光性の樹脂板の一種としてのアクリル
板、４はプリント基板２の表面に設けられた反射層、５
はアクリル板に設けた切欠部、６はフレネル加工面、７
は光源１の発光部である。ＬＥＤ１は、その発光部７が
アクリル板３の短手方向の両端面に設けられた切欠部５
に位置するように、プリント基板２上に設けられる。反
射層４は、ＬＥＤ１にその両側を挟まれるようにプリン
ト基板２の表面に設けられる。フレネル加工面６は、ア
クリル板３の反射層４に対向する側に形成される。
例を示す図であって、１はＬＥＤ等の光源、２はプリン
ト基板、３は透光性の樹脂板の一種としてのアクリル
板、４はプリント基板２の表面に設けられた反射層、５
はアクリル板に設けた切欠部、６はフレネル加工面、７
は光源１の発光部である。ＬＥＤ１は、その発光部７が
アクリル板３の短手方向の両端面に設けられた切欠部５
に位置するように、プリント基板２上に設けられる。反
射層４は、ＬＥＤ１にその両側を挟まれるようにプリン
ト基板２の表面に設けられる。フレネル加工面６は、ア
クリル板３の反射層４に対向する側に形成される。
【０００３】上記従来の照明装置において、光源１の発
光部７より出た矢印イで表わす光は、切欠部５の端面か
らアクリル板３の内部に入射され、その光の一部はフレ
ネル加工面６により反射され、また、他の光の一部は、
アクリル板３のフレネル加工面６を貫通して反射層４に
より反射されて、アクリル板３の前方に配置された液晶
表示器（図示せず）を裏面から照明する。
光部７より出た矢印イで表わす光は、切欠部５の端面か
らアクリル板３の内部に入射され、その光の一部はフレ
ネル加工面６により反射され、また、他の光の一部は、
アクリル板３のフレネル加工面６を貫通して反射層４に
より反射されて、アクリル板３の前方に配置された液晶
表示器（図示せず）を裏面から照明する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示した従来の照明装置では、アクリル板３にフレネル加
工面６を設けるための加工が必要なため高価になる問題
点があった。また、光源１から出射される光量は、矩形
をした液晶表示器の角部等の周辺部分の照明が暗くな
り、照明にムラが発生する欠点があった。
示した従来の照明装置では、アクリル板３にフレネル加
工面６を設けるための加工が必要なため高価になる問題
点があった。また、光源１から出射される光量は、矩形
をした液晶表示器の角部等の周辺部分の照明が暗くな
り、照明にムラが発生する欠点があった。
【０００５】本発明は、上述した課題に鑑みてなされ、
その目的は、簡単な構造でありながら液晶表示器等の文
字や記号を照明する照明光の照射ムラを少なくし、均一
な照明光で且つより明るさを向上できる照明装置を提供
することである。
その目的は、簡単な構造でありながら液晶表示器等の文
字や記号を照明する照明光の照射ムラを少なくし、均一
な照明光で且つより明るさを向上できる照明装置を提供
することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の照明装置は以下の構成を
備える。即ち、表面を鏡面処理した透光性を有する導光
板に出射窓を設け、該導光板に光を反射する反射面を形
成し、光源から入射した光を該反射面で反射させて前記
出射窓から出射させることにより表示部を背面から照明
するようにした照明装置であって、前記反射面と前記出
射窓を前記導光板の外形より小さく形成し、前記光源か
ら入射された光を該導光板により全反射させて該反射面
まで導くようにした。
的を達成するために、本発明の照明装置は以下の構成を
備える。即ち、表面を鏡面処理した透光性を有する導光
板に出射窓を設け、該導光板に光を反射する反射面を形
成し、光源から入射した光を該反射面で反射させて前記
出射窓から出射させることにより表示部を背面から照明
するようにした照明装置であって、前記反射面と前記出
射窓を前記導光板の外形より小さく形成し、前記光源か
ら入射された光を該導光板により全反射させて該反射面
まで導くようにした。
【０００７】以上のように、本発明の照明装置において
は、導光板内に導入された光の一部は直接に反射面で反
射され、また一部は導光板の表面で反射され、さらに、
また一部は導光板の表面に配置した出射窓の枠部分で反
射され反射面へ導かれるので、反射面への単位面積あた
りの入射光密度が大きくなり、明るい反射光を発生させ
る。
は、導光板内に導入された光の一部は直接に反射面で反
射され、また一部は導光板の表面で反射され、さらに、
また一部は導光板の表面に配置した出射窓の枠部分で反
射され反射面へ導かれるので、反射面への単位面積あた
りの入射光密度が大きくなり、明るい反射光を発生させ
る。
【０００８】また、表示部の表示範囲と略同等の範囲又
は表示範囲よりわずかに大きくなるように反射面と出射
窓を形成するため、導光板の角部等の周辺部分での暗さ
は解決され導光板の加工も容易となる。
は表示範囲よりわずかに大きくなるように反射面と出射
窓を形成するため、導光板の角部等の周辺部分での暗さ
は解決され導光板の加工も容易となる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。 ［第１の実施形態］先ず、本発明に係る第１の実施形態
の照明装置について説明する。
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。 ［第１の実施形態］先ず、本発明に係る第１の実施形態
の照明装置について説明する。
【００１０】図１は、本発明に係る第１の実施形態の照
明装置の構成を示す分解斜視図である。
明装置の構成を示す分解斜視図である。
【００１１】図１において、８は透光性の樹脂板の一種
としてのアクリル板、９は微細な穴で形成された反射
面、１０は光を透過させない白色蓋枠、１１は白色蓋枠
１０に形成された出射窓、１２は液晶表示器（透過
形）、１３はセグメント表示される文字や記号、１４は
導電体を印刷したフレキシブル素材からなるヒ−トシ−
ル、１５は外部接続端子、１６はプリント基板２の端子
接続パタ−ンである。ＬＥＤ１は、その発光部７がアク
リル板８の長手方向の両端面に位置するように、各端面
に密着されてプリント基板２上に設けられ、発光部７か
ら光が全てアクリル板８に入射されるようになってい
る。反射層４は、アクリル板８の外形と略同等又はわず
かに大きくされてプリント基板２の表面に形成されてい
る。
としてのアクリル板、９は微細な穴で形成された反射
面、１０は光を透過させない白色蓋枠、１１は白色蓋枠
１０に形成された出射窓、１２は液晶表示器（透過
形）、１３はセグメント表示される文字や記号、１４は
導電体を印刷したフレキシブル素材からなるヒ−トシ−
ル、１５は外部接続端子、１６はプリント基板２の端子
接続パタ−ンである。ＬＥＤ１は、その発光部７がアク
リル板８の長手方向の両端面に位置するように、各端面
に密着されてプリント基板２上に設けられ、発光部７か
ら光が全てアクリル板８に入射されるようになってい
る。反射層４は、アクリル板８の外形と略同等又はわず
かに大きくされてプリント基板２の表面に形成されてい
る。
【００１２】アクリル板８は、プリント基板２上に配置
されて、発光部７がアクリル板８の厚さ方向の略中心に
位置するような厚みを有する長方形の平板であり、その
全方向の端面はプリント基板２に対して垂直になるよう
に加工されている。白色蓋枠１０は、アクリル板８の表
面の出射窓１１の範囲と両端面のＬＥＤ１の照射面を除
き配置されている。また、このアクリル板８には、図６
に示す切欠部５やフレネル加工面６は施されていない。
その他の構成については、図６で説明した構成と同一の
符号を付与し説明は省略する。
されて、発光部７がアクリル板８の厚さ方向の略中心に
位置するような厚みを有する長方形の平板であり、その
全方向の端面はプリント基板２に対して垂直になるよう
に加工されている。白色蓋枠１０は、アクリル板８の表
面の出射窓１１の範囲と両端面のＬＥＤ１の照射面を除
き配置されている。また、このアクリル板８には、図６
に示す切欠部５やフレネル加工面６は施されていない。
その他の構成については、図６で説明した構成と同一の
符号を付与し説明は省略する。
【００１３】尚、出射窓１１は、白色蓋枠１０を用いず
にアクリル板８の表面の所定範囲に白色塗料を塗布して
形成してもよい。
にアクリル板８の表面の所定範囲に白色塗料を塗布して
形成してもよい。
【００１４】次に、第１の実施形態の照明装置による照
明光の照射原理について説明する。
明光の照射原理について説明する。
【００１５】図２は、図１に示す照明装置を組み立てた
状態での部分断面図であり、液晶表示器の図示は省略し
ている。
状態での部分断面図であり、液晶表示器の図示は省略し
ている。
【００１６】図１、図２において、１７はＬＥＤ１のリ
−ドであり、ＬＥＤ１は、アクリル板８の両端において
プリント基板２にリ−ド１７を介して半田付けされてい
る。矢印ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、チは、光源となる発
光部７から出た光線を表わしている。
−ドであり、ＬＥＤ１は、アクリル板８の両端において
プリント基板２にリ−ド１７を介して半田付けされてい
る。矢印ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、チは、光源となる発
光部７から出た光線を表わしている。
【００１７】ＬＥＤ１の発光部７から横向きに出た光
は、アクリル板８の長手方向の端面から内部に入射し、
矢印ニのように上方に進んで、アクリル板８の表面で反
射されて下方に進み、反射面９の微細な穴の表面で再び
上方に向けて反射されて矢印ニのように進行し、さらに
手前の矢印ホで示す光は、アクリル板８を透過し、白色
蓋枠１０により反射されて下方に進み、矢印ニと同様に
矢印ホのように進行する。矢印ヘで示す下方の光の一部
はアクリル板８の裏側表面で反射され上方に進み、また
一部はアクリル板８を透過し、反射層４により反射され
て矢印ヘのように進行する。さらに、矢印トで示す光
は、直接に反射面９の微細な穴の表面で反射されて矢印
トと共に上方に設けた液晶表示器１２の文字、記号１３
の表示範囲を裏面より照射する。また、図１に示すよう
に、ＬＥＤ１の発光部７から出たプリント基板２と平行
な矢印ロ、ハ、チで示す光は、アクリル板８の内部に導
入され、アクリル板８の端面表面と白色蓋枠１０で反射
され、反射面９の微細な穴の表面で反射されて液晶表示
器１１の文字、記号１２の表示範囲を同じように照射す
る。さらに、アクリル板８内部での反射は単純ではな
く、主としてその空気との境界面で復数回反射するのが
一般的であり、ＬＥＤ１の発光部７からの光は、あらゆ
る方向へ発光されているのである。
は、アクリル板８の長手方向の端面から内部に入射し、
矢印ニのように上方に進んで、アクリル板８の表面で反
射されて下方に進み、反射面９の微細な穴の表面で再び
上方に向けて反射されて矢印ニのように進行し、さらに
手前の矢印ホで示す光は、アクリル板８を透過し、白色
蓋枠１０により反射されて下方に進み、矢印ニと同様に
矢印ホのように進行する。矢印ヘで示す下方の光の一部
はアクリル板８の裏側表面で反射され上方に進み、また
一部はアクリル板８を透過し、反射層４により反射され
て矢印ヘのように進行する。さらに、矢印トで示す光
は、直接に反射面９の微細な穴の表面で反射されて矢印
トと共に上方に設けた液晶表示器１２の文字、記号１３
の表示範囲を裏面より照射する。また、図１に示すよう
に、ＬＥＤ１の発光部７から出たプリント基板２と平行
な矢印ロ、ハ、チで示す光は、アクリル板８の内部に導
入され、アクリル板８の端面表面と白色蓋枠１０で反射
され、反射面９の微細な穴の表面で反射されて液晶表示
器１１の文字、記号１２の表示範囲を同じように照射す
る。さらに、アクリル板８内部での反射は単純ではな
く、主としてその空気との境界面で復数回反射するのが
一般的であり、ＬＥＤ１の発光部７からの光は、あらゆ
る方向へ発光されているのである。
【００１８】上述した構成では、長手方向の長さＤ及び
幅方向の長さＣで決定される反射面９の大きさと、長手
方向の長さＥ及び幅方向の長さＦで決定される白色蓋枠
１０の出射窓１１の大きさは、文字、記号１３の表示範
囲を決定する長手方向及び幅方向の長さＡ及びＢの寸法
と同等或はアクリル板８の外形面積よりは小さく設定さ
れ、最小限に照明の必要な文字、記号１３の表示範囲付
近のみに反射面９を設け、さらに最小限に照明の必要な
文字、記号１３の表示範囲だけを照射するように白色蓋
枠１０の出射窓１１の範囲を小さく形成した構造となっ
ている。
幅方向の長さＣで決定される反射面９の大きさと、長手
方向の長さＥ及び幅方向の長さＦで決定される白色蓋枠
１０の出射窓１１の大きさは、文字、記号１３の表示範
囲を決定する長手方向及び幅方向の長さＡ及びＢの寸法
と同等或はアクリル板８の外形面積よりは小さく設定さ
れ、最小限に照明の必要な文字、記号１３の表示範囲付
近のみに反射面９を設け、さらに最小限に照明の必要な
文字、記号１３の表示範囲だけを照射するように白色蓋
枠１０の出射窓１１の範囲を小さく形成した構造となっ
ている。
【００１９】また、このような構造により、発光部７か
ら反射面９までの間にアクリル板８で全反射する領域が
形成されるので、アクリル板８に導入された光をその全
面で反射するのでなく、反射面９の範囲のみで反射させ
るので単位面積当たりの入射光の密度が大きくなり、明
るい反射光ができる。さらに、液晶表示器１２の文字、
記号１３の表示範囲を裏面から照射するアクリル板８に
は、白色蓋枠１０が出射窓１１とＬＥＤ１の範囲以外に
配置されるので無駄な光の放出がなく効率がよい。 ［第２の実施形態］次に、本発明に係る第２の実施形態
の照明装置について説明する。
ら反射面９までの間にアクリル板８で全反射する領域が
形成されるので、アクリル板８に導入された光をその全
面で反射するのでなく、反射面９の範囲のみで反射させ
るので単位面積当たりの入射光の密度が大きくなり、明
るい反射光ができる。さらに、液晶表示器１２の文字、
記号１３の表示範囲を裏面から照射するアクリル板８に
は、白色蓋枠１０が出射窓１１とＬＥＤ１の範囲以外に
配置されるので無駄な光の放出がなく効率がよい。 ［第２の実施形態］次に、本発明に係る第２の実施形態
の照明装置について説明する。
【００２０】図３は、本発明に係る第２の実施形態の照
明装置の構成を示し、図２に対応する部分断面図であ
る。
明装置の構成を示し、図２に対応する部分断面図であ
る。
【００２１】図３において、第２の実施形態の照明装置
は、アクリル板１９の長手方向の両端面を角度θだけ内
側に傾斜させ、アクリル板１９の長手方向の断面を台形
状に形成されている。また、ＬＥＤ１は、その発光部７
から入射して反射面９に直接照射される光量が増加する
ように、傾射角θを有する両端面に対応するように、Ｌ
ＥＤ１のリ−ド１６に角度θを付けて各端面に密着する
ようにプリント基板２に半田付けされている。また、白
色蓋枠１０は、アクリル板１９の長手方向の両端面に沿
い角度θだけ同じように傾斜され配置されている。反射
面９と出射窓１１の大きさは、第１の実施形態と同様
に、文字、記号１３の表示範囲と同等或はアクリル板１
９の外形面積よりは小さく設定されている。それ以外の
構成は、第１の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
は、アクリル板１９の長手方向の両端面を角度θだけ内
側に傾斜させ、アクリル板１９の長手方向の断面を台形
状に形成されている。また、ＬＥＤ１は、その発光部７
から入射して反射面９に直接照射される光量が増加する
ように、傾射角θを有する両端面に対応するように、Ｌ
ＥＤ１のリ−ド１６に角度θを付けて各端面に密着する
ようにプリント基板２に半田付けされている。また、白
色蓋枠１０は、アクリル板１９の長手方向の両端面に沿
い角度θだけ同じように傾斜され配置されている。反射
面９と出射窓１１の大きさは、第１の実施形態と同様
に、文字、記号１３の表示範囲と同等或はアクリル板１
９の外形面積よりは小さく設定されている。それ以外の
構成は、第１の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
【００２２】以上説明した第２の実施形態によれば、第
１の実施形態の効果に加えて、ＬＥＤ１の発光部７から
入射して反射面９に直接照射される光量を増加させるこ
とにより、アクリル板１９内で反射する光のロスを少な
くすることができる。 ［第３の実施形態］次に、本発明に係る第３の実施形態
の照明装置について説明する。
１の実施形態の効果に加えて、ＬＥＤ１の発光部７から
入射して反射面９に直接照射される光量を増加させるこ
とにより、アクリル板１９内で反射する光のロスを少な
くすることができる。 ［第３の実施形態］次に、本発明に係る第３の実施形態
の照明装置について説明する。
【００２３】図４は、本発明に係る第３の実施形態の照
明装置の分解斜視図である。
明装置の分解斜視図である。
【００２４】図４において、第３の実施形態の照明装置
は、アクリル板２０の短手方向の両端面を角度θだけ内
側に傾斜させ、アクリル板２０の短手方向の断面を台形
状に形成されている。また、白色蓋枠１０は、アクリル
板２０の短手方向の両端面に沿い角度θだけ同じように
傾斜され配置されている。反射面９と出射窓１１の大き
さは、第１の実施形態と同様に、文字、記号１３の表示
範囲と同等或はアクリル板２０の外形面積よりは小さく
設定されている。それ以外の構成は、第１の実施形態と
同様であるので説明を省略する。
は、アクリル板２０の短手方向の両端面を角度θだけ内
側に傾斜させ、アクリル板２０の短手方向の断面を台形
状に形成されている。また、白色蓋枠１０は、アクリル
板２０の短手方向の両端面に沿い角度θだけ同じように
傾斜され配置されている。反射面９と出射窓１１の大き
さは、第１の実施形態と同様に、文字、記号１３の表示
範囲と同等或はアクリル板２０の外形面積よりは小さく
設定されている。それ以外の構成は、第１の実施形態と
同様であるので説明を省略する。
【００２５】以上説明した第３の実施形態によれば、第
１の実施形態の効果に加えて、ＬＥＤ１の発光部７から
入射して反射面９に直接照射される光量を増加させるこ
とにより、アクリル板２０内で反射する光のロスを少な
くすることができる。 ［第４の実施形態］次に、本発明に係る第４の実施形態
の照明装置について説明する。
１の実施形態の効果に加えて、ＬＥＤ１の発光部７から
入射して反射面９に直接照射される光量を増加させるこ
とにより、アクリル板２０内で反射する光のロスを少な
くすることができる。 ［第４の実施形態］次に、本発明に係る第４の実施形態
の照明装置について説明する。
【００２６】図５は、本発明に係る第４の実施形態の照
明装置の分解斜視図である。
明装置の分解斜視図である。
【００２７】図５において、第４の実施形態の照明装置
は、アクリル板８の反射層４に対向する裏面側の反射面
１８の長手方向の長さＧ及び幅方向の長さＨで決定され
る大きさを文字、記号１３の表示範囲を決定する長手方
向及び幅方向の長さＡ及びＢの寸法と同等或はわずかに
大きく設定すると共に、文字、記号１３の表示範囲と略
同形状のセグメント表示のような形状にして、反射面１
８の全面積を小さくし、単位面積当たりの入射密度を大
きくし反射光の明るさを増加させている。上記以外の構
成は、第１の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
は、アクリル板８の反射層４に対向する裏面側の反射面
１８の長手方向の長さＧ及び幅方向の長さＨで決定され
る大きさを文字、記号１３の表示範囲を決定する長手方
向及び幅方向の長さＡ及びＢの寸法と同等或はわずかに
大きく設定すると共に、文字、記号１３の表示範囲と略
同形状のセグメント表示のような形状にして、反射面１
８の全面積を小さくし、単位面積当たりの入射密度を大
きくし反射光の明るさを増加させている。上記以外の構
成は、第１の実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
【００２８】以上説明した第４の実施形態によれば、第
１の実施形態より単位面積当たりの入射光の密度が大き
くなり、明るい反射光ができる。
１の実施形態より単位面積当たりの入射光の密度が大き
くなり、明るい反射光ができる。
【００２９】本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、上
記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【００３０】例えば、上記第４の実施形態の構成に、第
２又は第３の実施形態の構成を付加してもよい。また、
互いに対向するように配置されたＬＥＤ１を複数組設け
てもよいし、反射層４の片側にのみ１つ又は複数設けた
構成としてもよい。
２又は第３の実施形態の構成を付加してもよい。また、
互いに対向するように配置されたＬＥＤ１を複数組設け
てもよいし、反射層４の片側にのみ１つ又は複数設けた
構成としてもよい。
【００３１】また、ＬＥＤ１の代わりに麦電球のような
小型の白熱電球を用いてもよい。
小型の白熱電球を用いてもよい。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射面と出射窓を導光板の外形より小さく形成し、光源
から入射された光を導光板により全反射させて反射面ま
で導くようにしたことにより、単位面積当たりの反射面
への入射光密度を大きくし、また、導光板の周囲表面か
ら一部放出される光もれを抑えて、反射光の明るさを増
しているので、従来の複雑な加工を必要とするフレネル
面等が不要となり、また、さらに簡単な構造でありなが
ら液晶表示器等の文字や記号を照明する照明光の照射ム
ラを少なくし、均一な照明光で且つより明るさを向上で
きる。
反射面と出射窓を導光板の外形より小さく形成し、光源
から入射された光を導光板により全反射させて反射面ま
で導くようにしたことにより、単位面積当たりの反射面
への入射光密度を大きくし、また、導光板の周囲表面か
ら一部放出される光もれを抑えて、反射光の明るさを増
しているので、従来の複雑な加工を必要とするフレネル
面等が不要となり、また、さらに簡単な構造でありなが
ら液晶表示器等の文字や記号を照明する照明光の照射ム
ラを少なくし、均一な照明光で且つより明るさを向上で
きる。
【００３３】
【図１】本発明に係る第１の実施形態の照明装置の構成
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図２】図１に示す照明装置を組み立てた状態での部分
断面図である。
断面図である。
【図３】本発明に係る第２の実施形態の照明装置の構成
を示し、図２に対応する部分断面図である。
を示し、図２に対応する部分断面図である。
【図４】本発明に係る第３の実施形態の照明装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図５】本発明に係る第４の実施形態の照明装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図６】従来の液晶表示器の照明装置の一例を示す図で
ある。
ある。
１ ＬＥＤ ２ プリント基板 ４ 反射層 ７ 発光部 ８ アクリル板 ９ 反射面 １０ 白色蓋枠 １１ 出射窓 １２ 液晶表示器（透過形） １３ セグメント表示される文字、記号
Claims (11)
- 【請求項１】 表面を鏡面処理した透光性を有する導光
板に出射窓を設け、該導光板に光を反射する反射面を形
成し、光源から入射した光を該反射面で反射させて前記
出射窓から出射させることにより表示部を背面から照明
するようにした照明装置であって、 前記反射面と前記出射窓を前記導光板の外形より小さく
形成し、 前記光源から入射された光を該導光板により全反射させ
て該反射面まで導くようにしたことを特徴とする照明装
置。 - 【請求項２】 前記出射窓は、該出射窓が形成された枠
体を前記導光板に被せてなることを特徴とする請求項１
に記載の照明装置。 - 【請求項３】 前記反射面は、前記表示部における文字
等の表示範囲と略同じ大きさ又は該表示範囲よりわずか
に大きく形成されていることを特徴とする請求項１又は
２に記載の照明装置。 - 【請求項４】 前記反射面は、前記表示部における文字
等の表示範囲と略同じ範囲に形成されていることを特徴
とする請求項１又は請求項２に記載の照明装置。 - 【請求項５】 前記反射面は、微細な穴により形成され
ていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項
に記載の照明装置。 - 【請求項６】 前記導光板は樹脂製であり、前記光源は
該導光板の厚さ方向の端面に対向するように配置されて
いることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に
記載の照明装置。 - 【請求項７】 前記光源は、前記導光板の対向する端面
の少なくとも一方に設けられることを特徴とする請求項
６に記載の照明装置。 - 【請求項８】 前記端面と光源とを所定角度だけ前記反
射面側に傾斜させ、前記光源から入射された光の一部が
直接反射面に当たるようにしたことを特徴とする請求項
６又は７に記載の照明装置。 - 【請求項９】 前記端面と直交する方向の端面を所定角
度だけ前記反射面側に傾斜させ、前記導光板の表面に平
行な光を該傾斜部で反射させて前記反射面に導くように
したことを特徴とする請求項６乃至８のいずれか１項に
記載の照明装置。 - 【請求項１０】 前記出射窓は、前記反射面の大きさに
対応して、前記表示部における文字等の表示範囲と略同
じ大きさ又は該表示範囲よりわずかに大きく形成されて
いることを特徴とする請求項１又は２に記載の照明装
置。 - 【請求項１１】 前記表示部は液晶表示装置であり、前
記光源はＬＥＤランプであることを特徴とする請求項１
乃至１０のいずれか１項に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10063289A JPH11283425A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10063289A JPH11283425A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283425A true JPH11283425A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13225028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10063289A Withdrawn JPH11283425A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283425A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010060862A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
| US8564848B2 (en) | 2010-06-08 | 2013-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Operation device and image reading apparatus |
| US8792143B2 (en) | 2010-06-08 | 2014-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Operation device and image reading apparatus with a touch panel |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP10063289A patent/JPH11283425A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010060862A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
| US8564848B2 (en) | 2010-06-08 | 2013-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Operation device and image reading apparatus |
| US8792143B2 (en) | 2010-06-08 | 2014-07-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Operation device and image reading apparatus with a touch panel |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |