JPH11283373A - ライトプロテクト機能付きスタティク形ランダムアクセスメモリ - Google Patents

ライトプロテクト機能付きスタティク形ランダムアクセスメモリ

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JPH11283373A
JPH11283373A JP10083816A JP8381698A JPH11283373A JP H11283373 A JPH11283373 A JP H11283373A JP 10083816 A JP10083816 A JP 10083816A JP 8381698 A JP8381698 A JP 8381698A JP H11283373 A JPH11283373 A JP H11283373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
control circuit
terminal
writing
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10083816A
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English (en)
Inventor
Yasutomo Sone
康友 曽根
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Idec Auto ID Solutions Co Ltd
Original Assignee
Welcat Inc
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Publication date
Application filed by Welcat Inc filed Critical Welcat Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤った書込を防止するためのライトプロテクト
機能が付いたスタティク形ランダムアクセスメモリを提
供する。 【解決手段】スタティク形ランダムアクセスメモリは、
0〜m番のアドレス領域、および読出コントロール回路
3と書込コントロール回路2とに繋がる0〜n番のデー
タ領域に加えて(n+1)番のプロテクト領域が定義され
た2m(n+1)ビットのメモリセルアレイ1において、
書込許可/書込禁止信号を入力する端子Pを有し、書込
許可/書込禁止信号が読出コントロール回路3の出力信
号とアンドゲート6で連結され、書込コントロール回路
2の制御端に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータやその周辺機器などに使用されるスタティク形ラン
ダムアクセスメモリ(SRAM)であって、ライトプロ
テクト機能が付いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMは、記憶情報を随時に書き込
み、読み出しできるメモリであって、電源が供給されて
いる限りその記憶状態を保持することができ、リフレッ
シュを必要としない。コンピュータや周辺機器に、その
プログラムを記憶しておくメモリとして使用されときに
は、機器の立ち上げ時に別な記憶媒体からプログラムが
供給されると、その記憶状態を維持する。しかしコンピ
ュータの操作ミスや暴走があると、誤信号が入ってSR
AMを書き変え誤動作につながる。
【0003】かかる不測の事態を予防するため、搭載さ
れている機器上で書き換えができるEEPROM(elec
totrically erasable programmable read only memory
)などのフラッシュROMにプログラムを記憶する方
向へと転化しつつある。この方式であれば、一旦動作確
認のとれたプログラムは意識的な書き換えのない限り、
たとえ機器の休止(電源の停止)があっても動作が再現
するので安全である。このような背景には、フラッシュ
ROMの価格低下がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらフラッシ
ュROMは、初期書込みのための動作回路を必要とする
ので、機器の構成が複雑になりコンパクト化に反する
し、アクセス速度が遅いということもある。SRAMを
組み込む方が回路部品を減らすことができ、コンパクト
で安価でな機器に仕上がるが、前記のようにSRAMは
誤って書込することがあり、機器の動作の信頼性に不安
が残るものとなる。一方、プログラムの動作にはRAM
は必須であるから、動作の安全性が高いRAMが得られ
れば、フラッシュROMは必ずしも必要としない。
【0005】本発明はこのような課題を解消するために
なされたもので、誤った書込を防止するためのライトプ
ロテクト機能が付いたSRAMを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明を適用するスタティク形ランダムア
クセスメモリは、0〜m番のアドレス領域、および読出
コントロール回路と書込コントロール回路とに繋がる0
〜n番のデータ領域に加えて(n+1)番のプロテクト領
域が定義された2m(n+1)ビットのメモリセルアレイ
において、書込許可/書込禁止信号を入力する端子を有
し、該書込許可/書込禁止信号が該読出コントロール回
路の出力信号と論理積回路で連結され、該書込コントロ
ール回路の制御端に入力する構成である。
【0007】書込許可/書込禁止信号はバイト単位の信
号で適切に実施できる。
【0008】このスタティク形ランダムアクセスメモリ
で、初期状態からのデータの読込時は、(n+1)番のプ
ロテクト領域にデータがない(OFF)からの反転出力はO
Nであり、書込許可/書込禁止信号端子から書込許可信
号を入力させると、論理積回路からは書込許可信号が出
力されて書込コントロール回路に入力し、書込コントロ
ール回路はデータをメモリセルに送る。
【0009】常時は、許可/書込禁止信号端子から書込
禁止信号が入力して(n+1)番のプロテクト領域データ
がON/OFFのいずれであっても、論理積回路からは書込禁
止信号が出力されて書込コントロール回路の制御端に入
力し、書込コントロール回路はデータをメモリセルに送
らない。したがってコンピュータの操作ミスや暴走があ
ってもデータ領域(0〜n番)のデータが書換えられる
ことはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り詳細に説明する。
【0011】図1は本発明を適用するライトプロテクト
機能付きスタティク形ランダムアクセスメモリ(SRA
M)の等価ブロック回路図である。この回路は、2m(n
+1)ビットのメモリ容量を持つメモリセルアレイ1
と、それに対する入出力回路からなる。
【0012】メモリセルアレイ1は9ビット(n+1=
9)のメモリセルが使用される。このうち0〜n番はデ
ータ領域として定義され、書込コントロール回路2およ
び読出コントロール回路3を介してデータ入出力端子D
0〜Dnに繋がっている。n+1番はプロテクト領域とし
て定義され、同じく書込コントロール回路2および読出
コントロール回路3を介してデータ入出力端子Dn+1
繋がっている。またメモリセルアレイ1の0〜m番の領
域はアドレス領域として定義され、アドレスデコーダ5
を介してアドレス端子A0〜Amに繋がっている。以上の
メモリセルアレイ1の構成は、従来、パリティ付きとい
われているSRAMのメモリセルアレイと同等の構成で
ある。
【0013】そして図1に示す本発明の実施例のSRA
Mでは、書込許可または書込禁止の信号を入力する端子
Pを有している。この書込許可/書込入力端子Pは読出
コントロール回路3の制御出力の反転とナンドゲート6
で連結され、書込コントロール回路2の制御端に入力す
るように接続されている。
【0014】その他、通常のSRAMと同じように、デ
ータ入出力端子D0〜Dn+1と書込コントロール回路2と
の間には増幅安定化回路AMP10〜AMP1n+1、およ
び読出コントロール回路3との間には増幅安定化回路A
MP20〜AMP2n+1が連結される。また書込制御端子
W、読出制御端Rを持ち、書込または読出によるチップ
を選択するチップセレクト端CSを持っている。書込制御
端子Wとチップセレクト端CSとの間はアンドゲート8で
連結されて書込コントロール回路2の制御端に、読出制
御端Rとチップセレクト端CSとの間はアンドゲート9で
連結されて読出コントロール回路3の制御端に各々接続
されている。
【0015】上記の実施例で、メモリセルアレイ1は9
ビット(n+1=9)のメモリセルからなり、n+1番
はプロテクト領域として使用されるので8ビット(=1
バイト)単位でデータが保護されることになる。
【0016】このSRAMにプログラムデータを書込、
そのプログラムにより機器の動作が制御される例につい
て説明する。機器の立ち上げ時には、メモリセルアレイ
1は全て0FFデータである。(n+1)番のプロテクト領
域にもデータがないから、読出コントロール回路3から
出力はOFFである。一方、別な記憶媒体、例えばフロッ
ピィディスクからプログラムデータが供給され、そのプ
ログラムの書込プログラムに基づいて書込許可/書込入
力端子PはONになり、読出コントロール回路3から入力
するOFF信号と一致しないから、ナンドゲート6からは
書込コントロール回路2の制御端にON信号、すなわち書
込許可信号が入力する。このSRAMには引き続きフロ
ッピィディスクからプログラムデータが障害なく書込ま
れる。プログラムデータの書込終了時には、そのプログ
ラの書込プログラムに基づいて書込許可/書込入力端子
PはOFFになり、読出コントロール回路3から入力するO
FF信号と一致するから、ナンドゲート6からは書込コン
トロール回路2の制御端にOFF信号、すなわち書込禁止
信号が入力する。以後、書込許可/書込入力端子Pの入
力が変わらない限り書込禁止信号が書込コントロール回
路2に入力し続ける。
【0017】この状態でSRAMに書込まれたプログラ
ムにより機器の実行動作が制御される。データ領域(0
〜n+1番)にはプログラムデータが書込まれており、
その一方で書込禁止信号端子から書込禁止信号が入力し
ている。したがってコンピュータの操作ミスや暴走があ
って、他の端子に誤信号が入力してもデータ領域のプロ
グラムデータが書換えられることはない。
【0018】一旦プログラムデータが書込まれた後に、
そのプログラムデータを書換えようとするときには、書
込許可/書込禁止信号端子から書込許可信号を入力させ
ると、n+1番のプロテクト領域にそのプログラムに基
づいてプログラムデータ(0〜n番)がプロテクトされ
るべきか否かが書込まれているので、適切なプログラム
の書換えが行われ、必要外の書換えが行われない。
【0019】また、このように構成され動作するもので
あるから、書込許可/書込禁止入力端子Pの信号状態
は、データの読出しには全く影響を与えない。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明を適
用するスタティク形ランダムアクセスメモリは、コンピ
ュータの操作ミスや暴走があって誤信号が入っても書き
変えられることがないので、これを組み込んだ機器の動
作の信頼性は格段に向上する。しかもこのようなライト
プロテクト機能を付加したことによるデータの読出しに
は全く影響を与えないので、通常のSRAMと同じよう
に使用できる。したがって、従来の機器ではRAMと別
途にフラッシュROMを装備していたのを省略でき、デ
バイスの簡素化になる。
【0021】従来のライトプロテクト機能を付加したフ
ラッシュROMに比較して回路部品が少なく、組み込む
機器がコンパクトで安価に仕上がる。また従来のフラッ
シュROMでは書込保護がセクタ単位乃至はページ単位
であったのが本発明のSRAMではバイト単位での書込
保護がなされており、この点でも優れたものとなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するスタティク形ランダムアクセ
スメモリの等価ブロック回路図である。
【符号の説明】
1はメモリセルアレイ、2は書込コントロール回路、3
は読出コントロール回路、5はアドレスデコーダ、6は
ナンドゲート、8・9はアンドゲート、AMP10〜A
MP1n+1・AMP20〜AMP2n+1は増幅安定化回
路、D0〜Dn+1はデータ入出力端子、A0〜Amはアドレ
ス端子、Wは書込制御端子、Rは読出制御端、CSはチッ
プセレクト端CSである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0〜m番のアドレス領域、および読出
    コントロール回路と書込コントロール回路とに繋がる0
    〜n番のデータ領域に加えて(n+1)番のプロテクト領
    域が定義された2m(n+1)ビットのメモリセルアレイ
    において、書込許可/書込禁止信号を入力する端子を有
    し、該書込許可/書込禁止信号が該読出コントロール回
    路の出力信号と論理積回路で連結され、書込コントロー
    ル回路の制御端に入力することを特徴とするスタティク
    形ランダムアクセスメモリ。
  2. 【請求項2】 該書込許可/書込禁止信号がバイト単
    位の信号であることを特徴とする請求項1に記載のスタ
    ティク形ランダムアクセスメモリ。
JP10083816A 1998-03-30 1998-03-30 ライトプロテクト機能付きスタティク形ランダムアクセスメモリ Pending JPH11283373A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587549B1 (ko) * 2000-05-02 2006-06-08 후지쯔 가부시끼가이샤 불휘발성 반도체 기억 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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