JPH11282962A - 文字認識装置及び文字認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文字認識装置及び文字認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11282962A
JPH11282962A JP9822498A JP9822498A JPH11282962A JP H11282962 A JPH11282962 A JP H11282962A JP 9822498 A JP9822498 A JP 9822498A JP 9822498 A JP9822498 A JP 9822498A JP H11282962 A JPH11282962 A JP H11282962A
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JP
Japan
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character type
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frame
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Withdrawn
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JP9822498A
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English (en)
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Noriyuki Osuga
典之 大須賀
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識する対象の文字種に従って、最適な文字
枠のサイズ、及び数を設定することにより、入力の効率
が良く、操作性が良好な文字認識装置を提供すること。 【解決手段】 文字種指定部80は、使用者が文字種を
指定できるように入出力タブレットに文字種を指定する
ための表示を行い、使用者が文字種を指定すると、該文
字種の情報をワーキングRAM100に書き込む。文字
認識部は70は、文字認識を行うときに、ワーキングR
AM100に書き込まれた前記文字種の情報を参照し
て、該当する文字種、及び該文字種よりも字形が単純な
文字種を認識対象とする。また、使用者が文字種を指定
したときに、文字枠制御部90は該文字種に最適な文字
枠のサイズ、及び数を計算し、入出力タブレットに文字
枠を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペン等により文字
枠内に文字を記入し、記入された文字データを文字認識
し、対応する文字コードに変換する文字認識装置、及び
該文字認識装置を動作させるための文字認識プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文字認識装置において、
文字を記入するための文字枠の大きさ、及び数は一定で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法を用いた従来の文字認識装置では、入力する文字種
に関わらず、文字枠の大きさが一定であるので、通常よ
く使用する第1水準漢字、及びひらがなの入力に適した
文字枠の大きさに設定すると、第2水準漢字のような複
雑な文字を記入するときには文字枠が小さ過ぎ、逆に、
英数字等の単純な文字を記入するときには、文字枠が大
き過ぎるという問題がある。第2水準漢字のような複雑
な文字を小さな枠に記入すると、使用者が書きにくいば
かりか、誤認識の原因にもなる。また、英数字等の単純
な文字を記入するときは小さな文字枠がたくさん並んで
いる方が効率が良いが、文字枠のサイズ、及び数が変更
できないので、効率が悪くなってしまっていた。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、認識する対象の文字種に従っ
て、最適な文字枠のサイズ、及び数を設定することによ
り、入力の効率が良く、操作性が良好な文字認識装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の文字認識装置は、認識する
対象の文字種を指定する文字種指定手段と、前記文字種
指定手段によって文字種が指定されたときに、指定され
た文字種に従って文字枠のサイズを変更する文字枠制御
手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】前記構成を有する本発明の文字認識装置に
よれば、使用者が文字種指定手段により認識の対象とな
る文字種を指定すると、文字枠制御手段が、指定された
文字種に従って文字枠のサイズを変更する。
【0007】請求項2に記載の文字認識装置は、文字枠
が複数あるときに、前記文字枠制御手段は、前記文字種
指定手段によって文字種が指定されたときに、指定され
た文字種に従って文字枠のサイズ、及び数を変更するこ
とを特徴としている。
【0008】前記構成を有する本発明の文字認識装置に
よれば、使用者が文字種指定手段により認識の対象とな
る文字種を指定すると、文字枠制御手段が、指定された
文字種に従って文字枠のサイズ、及び数を変更する。
【0009】請求項3に記載の文字認識プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、認識す
る対象の文字種を指定する文字種指定プログラムと、前
記文字種指定プログラムによって文字種が指定されたと
きに、指定された文字種に従って文字枠のサイズを変更
する文字枠制御プログラムとを記録したことを特徴とし
ている。
【0010】前記の文字認識プログラムをコンピュータ
に読み取らせ実行させた場合、使用者が文字種指定プロ
グラムにより認識の対象となる文字種を指定すると、文
字枠制御プログラムが、指定された文字種に従って文字
枠のサイズを変更する。
【0011】請求項4に記載の文字認識プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、文字枠
が複数あるときに、前記文字枠制御プログラムは、前記
文字種指定プログラムによって文字種が指定されたとき
に、指定された文字種に従って文字枠のサイズ、及び数
を変更することを特徴としている。
【0012】前記の文字認識プログラムをコンピュータ
に読み取らせ実行させた場合、使用者が文字種指定プロ
グラムにより認識の対象となる文字種を指定すると、文
字枠制御プログラムが、指定された文字種に従って文字
枠のサイズ、及び数を変更する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施の形態の文字認識装
置の回路構成の概略図を図1に示す。図1に示すよう
に、入力用のペン10は、入出力一体型の入出力用タブ
レット20に接続されている。その入出力用タブレット
20は表示用RAM30に接続され、表示用RAM30
は本文字認識装置全体の制御を行うCPU40に接続さ
れている。そのCPU40には、ROM50、及びワー
キング用のRAM100とが接続されている。また、R
OM50には、認識用辞書60、文字認識部70、文字
種指定手段としての文字種指定部80、及び文字枠制御
手段としての文字枠制御部90が格納されている。
【0014】上述のように構成された本実施の形態の文
字認識装置において、使用者がペン10を用いて入出力
用タブレット20に文字入力すると、入力された文字の
データ(文字データ)が表示用RAM30を通してCP
U40に送られる。そして、CPU40は該文字データ
をワーキングRAM100に書き込み、文字認識部70
に文字認識を行うように命令する。文字認識部70は、
認識用辞書60を参照しながら、ワーキングRAM10
0に書き込まれた前記文字データの文字認識を行い、そ
の結果をワーキングRAM100に書き込む。CPU4
0は、文字認識結果を認識候補として表示用RAM30
に書き込むとともに、入出力用タブレット20に表示す
る。
【0015】文字種指定部80は、使用者が文字種を指
定できるように入出力タブレットに文字種を指定するた
めの表示を行い、使用者が文字種を指定すると、その情
報をワーキングRAM100に書き込む。文字認識部7
0は、文字認識を行うときに、ワーキングRAM100
に書き込まれた文字種の情報を参照して該当する文字種
の文字のみを認識対象とする。また、使用者が文字種を
指定したときに、文字枠制御部90は該文字種に最適な
文字枠のサイズ、及び数を計算し、入出力タブレットに
文字枠を表示する。
【0016】次に、図2の入出力タブレット20の表示
例、及び図3のフローチャートを用いて、本発明の文字
種指定部80、及び文字枠制御部90の動作を説明す
る。尚、図3のフローチャートに示す動作をするための
プログラムは、予めROM50に記憶されているものと
する。
【0017】図2(a)は、入出力タブレット20の表
示例で、文章を編集する文章編集領域200、文字認識
候補を表示する候補表示領域210、ペン10を用いて
文字を手書きで入力する文字入力領域220、及び文字
種を指定するための文字種指定領域230とから成る。
文字種は「英数字」、「かな」、「第1水準」、及び
「第2水準」の4種類が用意してあり、一般的にこの順
番で字形が複雑になっている。また、それぞれの文字種
が指定された時は、より単純な字形の文字種を包含する
ものとする。例えば、図2(a)に示すように、「第1
水準」が指定されたときは、第1水準漢字のみを認識対
象にするのではなく、「英数字+かな+第1水準」を認
識対象とするものとする。図2(a)では、使用者がペ
ン10で「私は」と手書き入力し、その認識結果の第1
候補が文章編集領域200に、「は」の認識候補が候補
表示領域210に表示されたところを示している。以
下、図3のフローチャートに沿って動作説明をする。
【0018】まず、ステップ1(以下、ステップをSと
略す)で、文字種指定がされたかどうかを調べる。文字
種指定がされていなければ(S1:N)、S1に戻っ
て、文字種指定がされるまで待つ。文字種指定がされれ
ば(S1:Y)、S2で、どの文字種が指定されたかの
文字種情報をワーキングRAM100に書き込む。ワー
キングRAM100に書き込まれた前記文字種情報は、
後で文字認識を行うときに参照される。図2(b)の例
では、「第2水準」が指定されたので、「第2水準」と
いう文字種情報をワーキングRAM100に書き込む。
そして、S3で、文字種情報に従って文字枠のサイズ、
及び数を計算する。図2(b)では、「第2水準」は最
も字形が複雑な字種であるので、文字枠のサイズは大き
めで、数は「第1水準」の時よりも少ない2個と計算さ
れたとする。次に、S4で、表示中の文字枠のサイズ、
及び数と、計算された文字枠のサイズ、及び数が同じか
どうか比較する。同じであれば(S4:Y)何もしない
が、同じでなければ(S4:N)、S5で、文字枠を入
出力用タブレット20に表示し直す。図2(b)の例で
は、「第2水準」が指定される前は、図2(a)のよう
に「第1水準」が指定されていたとすると、S4で計算
された文字枠のサイズ、及び数と、表示中の文字枠のサ
イズ、及び数(図2(a)で示される文字枠であり、サ
イズは普通、数は3である)とを比較する。すると、サ
イズ、及び数がともに異なるので、S5で、文字枠をサ
イズ大きめ、数を2と表示し直す。図2(b)は文字枠
が表示し直され、該文字枠に「憂鬱」という文字を入力
したところを示している。
【0019】また同様に、S1で「英数字」が指定され
たとすると、S2で「英数字」という情報をワーキング
RAM100に書き込み、「英数字」は最も単純な字形
なので、S3で文字枠のサイズを小さめ、数を4と計算
する。そして、S4で今まで表示していた文字枠のサイ
ズ、及び数と比較し、異なればS5で文字枠を表示し直
す。図2(c)は、「英数字」が指定されて文字枠が表
示し直され、該文字枠に「125」と文字入力したとこ
ろを示している。
【0020】尚、本実施の形態の文字認識装置は、文字
種指定部、及び文字枠制御部とがあらかじめプログラム
としてROMに格納されたものであるが、本発明は必ず
しもこれに限定されるものではない。例えば、これらの
プログラムをフロッピーディスクやCD−ROM等のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したものを読
取装置により読み取らせることにより、そのコンピュー
タにおいて前記構成の文字入力装置を実現することがで
きる。
【0021】また、有線又は無線回線を使用して、外部
情報処理装置から前記プログラムを読み込んで動作させ
ることができる。この場合、前記フロッピーディスク、
CD−ROM、又は外部情報処理装置の当該プログラム
を記録したメモリが本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体を構成することとなる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したことから明らかなよう
に、本発明の請求項1に記載の文字認識装置によれば、
文字種が指定されたときに、該文字種に従って最適な文
字枠のサイズに変更するので、使用者にとって書きやす
く、操作性の良い文字認識装置を提供することができ
る。
【0023】請求項2に記載の文字認識装置によれば、
文字枠が複数あるときに文字種が指定されると、該文字
種に従って最適な文字枠のサイズ、及び数に変更するの
で、英数字等の単純な字形の場合は文字枠の数が多くな
り、多くの英数字等を連続入力できるので、操作性が良
い。
【0024】請求項3に記載のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録された文字認識プログラムによれ
ば、文字種が指定されたときに、該文字種に従って最適
な文字枠のサイズに変更するので、使用者にとって書き
やすく、操作性が良い。
【0025】また、請求項4に記載のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録された文字認識プログラムに
よれば、文字枠が複数あるときに文字種が指定される
と、該文字種に従って最適な文字枠のサイズ、及び数に
変更するので、英数字等の単純な字形の場合は、文字枠
の数が多くなり、多くの英数字等を連続入力できるの
で、操作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である文字認識装置の回路
構成を示す概略図である。
【図2】前記文字認識装置における入出力用タブレット
の表示例である。
【図3】前記文字認識装置の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 ペン 20 入出力用タブレット 30 表示用RAM 40 CPU 50 ROM 60 認識用辞書 70 文字認識部 80 文字種指定部 90 文字枠制御部 100 ワーキングRAM 200 文章編集領域 210 候補表示領域 220 文字入力領域 230 文字種指定領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン等により文字枠内に文字を記入し、
    記入された前記文字を文字認識して対応する文字コード
    に変換する文字認識装置において、 認識する対象の文字種を指定する文字種指定手段と、 前記文字種指定手段によって文字種が指定されたとき
    に、指定された前記文字種に従って、文字枠のサイズを
    変更する文字枠制御手段と、 を備えたことを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 文字枠が複数あるときに、前記文字枠制
    御手段は、前記文字種指定手段によって文字種が指定さ
    れたときに、指定された前記文字種に従って、文字枠の
    サイズ、及び数を変更することを特徴とする請求項1に
    記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】 ペン等により文字枠内に文字を記入し、
    記入された前記文字を文字認識して対応する文字コード
    に変換する文字認識装置を動作させるための文字認識プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体であって、 認識する対象の文字種を指定する文字種指定プログラム
    と、 前記文字種指定プログラムによって文字種が指定された
    ときに、指定された前記文字種に従って、文字枠のサイ
    ズを変更する文字枠制御プログラムと、 を記録したことを特徴とする文字認識プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 文字枠が複数あるときに、前記文字枠制
    御プログラムは、前記文字種指定プログラムによって文
    字種が指定されたときに、指定された前記文字種に従っ
    て、文字枠のサイズ、及び数を変更することを特徴とす
    る請求項3に記載の文字認識プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP9822498A 1998-03-27 1998-03-27 文字認識装置及び文字認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Withdrawn JPH11282962A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009151542A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Casio Comput Co Ltd 辞書機能を備えた電子機器
JP2012198911A (ja) * 2012-05-16 2012-10-18 Casio Comput Co Ltd 辞書機能を備えた電子機器、辞書機能を備えた電子機器における検索文字の入力方法およびプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009151542A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Casio Comput Co Ltd 辞書機能を備えた電子機器
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Effective date: 20050607