JPH07287633A - 文書作成装置及びその図形作成方法 - Google Patents

文書作成装置及びその図形作成方法

Info

Publication number
JPH07287633A
JPH07287633A JP8042594A JP8042594A JPH07287633A JP H07287633 A JPH07287633 A JP H07287633A JP 8042594 A JP8042594 A JP 8042594A JP 8042594 A JP8042594 A JP 8042594A JP H07287633 A JPH07287633 A JP H07287633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
display screen
handwritten
graphic
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8042594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Chiba
託也 千葉
Hiroshi Yokota
浩 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Software Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8042594A priority Critical patent/JPH07287633A/ja
Publication of JPH07287633A publication Critical patent/JPH07287633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】文書の表示倍率を変更した場合に、その表示倍
率に応じた座標の手書き図形を作成し、文書の表示状態
に合致する手書き図形を表示することができる文書作成
装置を提供することにある。 【構成】ペン等により表示画面上に手書き図形が描画さ
れると、図形認識部5はその手書き図形の形状と表示画
面上の画面相対座標を認識する。文書相対座標変換部6
は、文書の表示倍率に応じて、認識した手書き図形の画
面相対座標を文書相対座標に変換する。図形データ作成
部9は、変換された文書相対座標に基づいて手書き図形
を作成して出力部10の表示画面上に表示する。これに
より、文書の表示倍率に応じた座標の手書き図形を認識
して、表示画面上に表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力装置としてペン入
力装置等のポインティング・デバイスを備えた文書作成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータ等の文書作成装置では、通常の文書作
成・編集機能以外に、各種の機能を付加した高性能の装
置が開発されている。
【0003】付加機能の中で、入力機能としてキーボー
ド以外に、ペン入力装置等のポインティング・デバイス
を使用した位置指定装置を併用した入力装置がある。こ
の入力装置では、キーボードによるキー入力モード(キ
ー入力操作)とは別に、ペン入力装置の場合には、表示
画面上をペンで接触して入力操作するペン入力モード
(ペン入力操作)により、入力動作が実行される。
【0004】具体的には、液晶表示器等の表示装置の画
面上に、例えばキーボードに相当するキー配列画面が表
示される。このキー配列画面に対して、ペンにより所望
のキーに相当する位置に接触すると、キーボードのキー
入力と同様の入力動作が実行される。また、画面上の所
定の位置に表示された入力用ウインドウに対して、ペン
で所望の入力項目の位置に接触することにより、その入
力項目に対応する入力動作が実行される。
【0005】このようなペン入力モードにより、文書作
成処理だけでなく、ペンで表示画面上に描画した図形を
入力する手書き図形作成機能を備えた文書作成装置が開
発されている。この手書き図形作成機能は、表示画面上
に描画された手書きの軌跡から図形の形状と座標を認識
し、この認識結果である図形データを作成して表示画面
上に表示する機能である。
【0006】この手書き図形作成機能では、文書情報を
表示する表示画面上に手書き図形が表示されることにな
る。この場合、手書き図形は画面相対座標(画面上の
x,y座標)により作成される。ところで、文書作成装
置には、文書作成時に文書情報を画面上に表示するとき
の表示倍率を変更できるものが開発されている。即ち、
標準表示倍率(通常表示状態)に対して、表示倍率を拡
大または縮小して文書情報を表示する機能である。表示
倍率を拡大すると、表示する文書範囲の文字数が少なく
なるが、文字が大きく表示されるため見易くなる。ま
た、表示倍率を縮小すると、文字が小さくなるが、表示
する文書範囲の文字数を増大させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、文書作成装置の
高性能化を図るための付加機能として、ペン入力装置等
のポインティング・デバイスを使用して、ペン等により
表示画面上に描画した図形を入力する手書き図形作成機
能がある。一方、文書の表示画面上に表示するときに、
通常表示状態に対して表示倍率を拡大または縮小した表
示状態にできる機能がある。
【0008】従来の手書き図形作成機能では、通常表示
状態の文書領域に描画された図形が表示されて、表示倍
率を変更した場合にはその表示倍率に応じた座標の図形
を作成して表示することはできない。したがって、手書
き図形を作成する場合には、文書の表示状態を通常表示
状態に限定する必要があった。
【0009】本発明の目的は、文書の表示倍率を変更し
た場合に、その表示倍率に応じた座標の手書き図形を作
成し、文書の表示状態に合致する手書き図形を表示する
ことができる文書作成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ペン入力装置
等のポインティング・デバイスを使用した入力手段によ
り、表示画面上に手書きされた手書き図形を作成・表示
する機能を備えた文書作成装置である。本装置は、入力
された手書き図形の形状と表示画面上の画面相対座標を
認識する認識手段、画面相対座標を文書の表示倍率に応
じた文書相対座標に変換する座標変換手段および文書相
対座標に基づいて手書き図形を作成して表示画面上に表
示する図形データ作成手段を有する。
【0011】
【作用】本発明では、ペン等により表示画面上に手書き
図形が描画されると、認識手段はその手書き図形の形状
と表示画面上の画面相対座標を認識する。座標変換手段
は、文書の表示倍率に応じて、認識した手書き図形の画
面相対座標を文書相対座標に変換する。図形データ作成
手段は、変換された文書相対座標に基づいて手書き図形
を作成して表示画面上に表示する。これにより、文書の
表示倍率に応じた座標の手書き図形を認識して、表示画
面上に表示することができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例に係わる文書作成装置
の要部を示すブロック図、図2は同実施例の文書作成装
置の一部を詳細に示すブロック図、図3と図4は同実施
例の動作を説明するためのフローチャート、図5と図6
は同実施例の動作を説明するために表示画面の一例を示
す概念図、図7は本発明の第2の実施例に係わる文書作
成装置の要部を示すブロック図、図8は同実施例の動作
を説明するために表示画面の一例を示す概念図、図9は
同実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。 (第1の実施例)図1では、手書き図形の作成処理に必
要な構成要素のみを示し、文書作成処理に必要な構成要
素については省略する。本装置は、図1に示すように、
入力部1、手書き入力処理部2、手書きデータ記憶部
3、図形認識制御部4、図形認識部5および文書相対座
標変換部6を備えている。図形認識制御部4、図形認識
部5および文書相対座標変換部6はマイクロプロセッサ
からなり、それぞれの処理プログラムにより動作する構
成要素に相当する。
【0013】入力部2は、キーボードからなるキー入力
部2aとペン入力部2bからなる。ペン入力部2bは、
ポインティング・デバイスの一種であるペン入力装置で
あり、位置指定用のペンと出力部(表示画面を有する表
示部)10に配置されたタブレットからなる。ここで、
出力部10は、例えば液晶表示器からなる表示画面とタ
ブレットからなり、ペンによる手書き図形の入力機能と
作成された手書き図形や文書情報を表示画面に表示する
表示機能を有する。
【0014】手書き入力処理部2は、ペン入力部2bに
より入力されたイベント(表示画面上の位置指定)の受
付け処理を実行し、同実施例に関係する手書き図形の表
示画面上の座標(画面相対座標)を入力する。また、手
書き入力処理部2は、ユーザとの各種のマンマシン・イ
ンターフェース処理も実行する。
【0015】手書きデータ記憶部3はRAM(rand
om access memory)からなり、手書き
入力処理部2により入力された手書き図形の画面相対座
標データを記憶する。図形認識制御部4は、手書きデー
タ記憶部3、図形認識部5および文書相対座標変換部6
を制御し、同実施例に係わる手書き図形の認識、座標変
換処理を実行させる。
【0016】図形認識部5は、図形認識制御部4により
手書きデータ記憶部3から読出された画面相対座標に基
づいて、ペンにより画面上に描画された軌跡の形状(手
書き図形)を判別し、その認識結果を図形認識制御部4
に出力する。図形認識部5は、予め用意された基本図形
の中から、軌跡の形状に相当する基本図形の中から認識
候補を認識結果として出力する。基本図形は、例えば直
線、矩形、円等の分類グループに区分されて、各分類グ
ループに含まれた変形、類似の各種図形からなる認識候
補図形からなる。
【0017】文書相対座標変換部6は、図4のフローチ
ャートを参照して後述するように、図形認識制御部4か
らの手書き図形の画面相対座標を、文書の表示倍率に応
じた文書相対座標に変換する処理を行なう。
【0018】さらに、本装置は、図1に示すように、座
標補正処理部7、認識候補選択部8、図形データ作成部
9、および出力部10を備えている。座標補正処理部
7、認識候補選択部8、および図形データ作成部9はマ
イクロプロセッサからなり、それぞれの処理プログラム
により動作する構成要素に相当する。
【0019】座標補正処理部7は、文書相対座標変換部
6により得られた文書相対座標に基づいてドット単位の
座標補正処理を行なう。認識候補選択部8は、図形認識
部5の認識結果から認識候補を選択する処理を行なう。
【0020】図形データ作成部9は、文書相対座標と選
択された認識候補に基づいて、描画された図形と図形パ
ーツ(認識候補の基本図形)の表示用データを作成す
る。出力部10は、図形データ作成部9により作成され
た表示用データに基づいたイメージを表示する。
【0021】ここで、図形データ作成部9は、図2に示
すように、作成した表示用データを図形データ記憶部1
3に格納する。出力部10は、表示処理部14と表示部
(表示画面)15からなり、表示処理部14により図形
データ記憶部13から読出された表示用データを表示画
面15に表示する。
【0022】図形データ作成部9は、認識候補選択部8
により選択された認識候補に対応する処理ルーチン(図
形作成用ルーチン)に基づいて、図形と図形パーツの表
示用データを作成する。処理ルーチンは、処理ルーチン
記憶部11に格納されて、認識候補選択部8により読出
される。
【0023】また、手書き図形により地図を作成するた
めの地図データ作成部12が、通常の図形用の図形デー
タ作成部9とは別に設けられてもよい。地図データ作成
部12は、認識候補選択部8により読出された処理ルー
チンにより地図に使用される図形に対応する表示用デー
タを作成し、図形データ記憶部13に格納する。
【0024】次に、第1の実施例の動作を説明する。ま
ず、同実施例の基本的動作では、図3のフローチャート
に示すように、ペン入力部1bのペンにより、出力部1
0の表示画面上に手書き図形が描画されると、手書き入
力処理部2はその手書き図形に対応する軌跡の座標デー
タ(画面相対座標)を手書きデータ記憶部3に記憶する
(ステップS1,S2)。
【0025】図形認識部5は、図形認識制御部4により
手書きデータ記憶部3から読出された画面相対座標に基
づいて、ペンにより画面上に描画された軌跡の形状(手
書き図形)を認識する(ステップS3)。この認識処理
により、直線、矩形、菱形等の基本図形の形状が判別さ
れる。
【0026】ここで、本発明では、文書作成モードによ
り文書作成用画面が出力部10に表示されており、この
表示画面上に手書き図形が描画される状態を想定する。
さらに、この文書の表示画面において、通常表示状態に
対して表示倍率を拡大または縮小した表示状態に変更す
ることが可能であることを想定する。従来では、表示倍
率を拡大または縮小した表示状態では、画面上に描画し
た手書き図形の軌跡と同一の大きさの認識結果を表示す
ることはできない。
【0027】そこで、本発明では、文書相対座標変換部
6により、表示倍率に応じた画面相対座標を求めて、こ
の画面相対座標を文書相対座標に変換する処理が実行さ
れる(ステップS4)。
【0028】座標補正処理部7は、文書相対座標変換部
6により得られた文書相対座標に基づいてドット単位の
座標補正処理を行なう(ステップS5)。認識候補選択
部8は、図形認識部5の認識結果から認識候補を選択す
る(ステップS6)。さらに、図形データ作成部9は、
認識候補選択部8により選択された認識候補に対応する
処理ルーチンに基づいて、図形と図形パーツの表示用デ
ータを作成する(ステップS7)。出力部10は作成さ
れた表示用データに対応する図形データを表示画面上に
表示する(ステップS8)。
【0029】このような基本動作において、本発明の要
旨である文書相対座標変換部6の動作について、図4乃
至図6を参照して説明する。まず、同実施例では、図5
(A)に示すように、表示画面15にペンにより描画さ
れた軌跡の形状が例えば矩形の図形50として認識され
たと想定する。このとき、表示画面上には、作成された
文書情報51の一部51aが表示されている。即ち、画
面上の文書表示範囲51aに対して、描画された図形5
0が表示されることになる。ここで、文書表示範囲51
aの文書上の左上座標をDdとして示す。文書上座標D
dは桁(Xd2)と行(Yd2)からなる。
【0030】文書相対座標変換部6は、図4のステップ
S10に示すように、文書の表示倍率Zに応じた認識結
果(ここでは矩形の図形50)の画面相対座標Fを求め
る。即ち、認識結果の画面相対座標の(X,Y)座標に
表示倍率Zを乗算したものが、画面相対座標Fとなる。
ここで、認識された図形50の始点/終点の各画面相対
座標は、図5(B)に示すように、始点Fs(Xs,Y
s)と終点Fe(Xe,Ye)として示す。したがっ
て、始点Fsの画面相対座標Fは「Xs×Z,Ys×
Z」である。同様に、終点Feの画面相対座標Fは「X
e×Z,Ye×Z」である。
【0031】さらに、文書相対座標変換部6は、表示倍
率に応じた画面上の文書表示範囲51aの左上座標Ds
を求める(ステップS11)。この左上座標Dsは、図
5(B)に示すように、表示画面15の左上座標S(桁
X,行Y)に桁,行ドット数を乗算した桁(Xd1)と行
(Yd1)からなる。また、文書相対座標変換部6は、図
5(A)に示すように、文書上の文書表示範囲51aの
左上座標をDdを求める(ステップS12)。ここで、
桁,行ドット数とは、カーソル51の1個分の1桁,1
行の各ドット数である。
【0032】次に、文書相対座標変換部6は、図形50
の画面相対座標Fと画面上の文書表示範囲51aの左上
座標Dsとの差である相対座標Faを求める(ステップ
S13)。即ち、相対座標Faは、例えば始点Fsの画
面相対座標F「Xs×Z,Ys×Z」とDs「桁Xd1,
行Yd1」との差である「Xs×Z−Xd1,Ys×Z−Y
d1」となる(図6(A)を参照)。
【0033】この求めた相対座標Faと文書上の文書表
示範囲51aの左上座標Ddとを加算した文書相対座標
Fbを求める(ステップS14)。即ち、文書相対座標
Fbは、相対座標Fa「Xs×Z−Xd1,Ys×Z−Y
d1」とDd「桁Xd2,行Yd2」との和である「Xs×Z
−Xd1+Xd2,Ys×Z−Yd1+Yd2」となる(図6
(B)を参照)。
【0034】このようにして、文書を表示している表示
画面上に、ペンにより描画した手書き図形を認識して表
示する場合に、認識結果の図形の画面相対座標を文書の
表示倍率に応じた文書相対座標に変換する。この文書相
対座標に基づいて、手書き図形に対応する図形データを
作成して表示画面上に表示する。したがって、文書の表
示倍率を拡大または縮小して標準表示状態を変更した場
合でも、その表示画面上に描画した軌跡の形状を認識
し、その軌跡に応じた大きさの図形を作成して表示する
ことができる。これにより、標準表示状態に限定される
ことなく、表示倍率を変更した表示画面上に描画した手
書き図形を作成し、表示することが可能となる。 (第2の実施例)図7は本発明の第2の実施例に係わる
文書作成装置のブロック図である。同実施例の装置は、
前記図1の装置の構成要素以外に、文字座標系変換部1
6、文字座標管理部17および図形学習部18を備えて
いる。
【0035】文字座標系変換部16は、ペンにより入力
された位置に文書の文字列が存在するか否かを解析し、
図形認識部5により認識された図形に基づいて、その文
字列を包囲する囲い枠に相当する図形データを作成する
ための座標変換処理を実行する。文字座標管理部17
は、文字座標系変換部16により得られた図形データの
座標と文字のサイズや文字数に応じた文字列の座標とを
合致させるための座標管理処理を行なう。
【0036】次に、第2の実施例の動作を図8と図9を
参照して説明する。まず、図8(A)に示すように、出
力部10の表示画面上に、作成された文書情報の文字列
(注意)81が存在すると想定する。この表示画面上
に、ペン80により文字列(注意)81を包囲するよう
に、手書きの囲い枠82を描画したと想定する(図8
(B)を参照)。
【0037】図形認識制御部4は、手書き入力処理部2
から手書きの囲い枠82に相当する図形データが入力さ
れると、図形認識部5による認識処理を実行する(ステ
ップS20)。図形認識部5は、予め用意された基本図
形から手書きの囲い枠82に相当する図形を認識し、例
えば矩形図形であると認識する(ステップS21の
Y)。
【0038】文字座標系変換部16は、認識された図形
の位置に文字列が存在するか否かを判定し、存在する場
合にはその文字列(注意)81を包囲するように図形の
座標を変換する(ステップS22,S23)。この変換
された座標に基づいて、図8(C)に示すように、文字
列(注意)81を包囲する矩形の図形データ83が作成
されて、出力部10の表示画面上に表示される(ステッ
プS24)。
【0039】また、図形認識部5が手書きの囲い枠82
に相当する図形を円図形と認識した場合には、図8
(D)に示すように、文字列(注意)81を包囲する丸
の図形データ84が作成されて、出力部10の表示画面
上に表示される(ステップS24)。このとき、前記と
同様に文字座標系変換部16により、図形の位置に文字
列が存在するか否かの判定処理と図形の座標変換処理が
実行される(ステップS26)。ここで、予め装置側で
丸文字フォントを用意している場合には、丸の図形デー
タ84を作成しないで、丸文字フォントを読出して表示
してもよい(ステップS27)。
【0040】このようにして、文書上の文字列に対し
て、手書き図形により基本図形からなる囲い枠を作成し
て表示することができる。なお、囲い枠に相当する図形
の作成/表示処理において、文書相対座標変換処理につ
いては前記第1の実施例を利用することになる。
【0041】さらに、第2の実施例では、図形学習部1
8が設けられている。図形学習部18は、図形認識部5
により認識された認識結果が複数の認識候補からなり、
この認識候補から選択された図形データを記憶する。図
形学習部18は、手書き図形の入力処理の直前に、例え
ば矩形の囲い枠が選択されている場合には、次の入力時
に優先して矩形の囲い枠を表示する機能を有する。これ
により、その都度、複数の認識候補から選択する入力操
作を効率化し、図形作成処理の効率を向上させることが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1に手書き図形作成機能において、文書の表示状態の表
示倍率を変更した場合でも、その表示倍率に応じた座標
の手書き図形を作成して表示することができる。したが
って、通常表示状態以外の文書の表示画面上に、文書の
表示状態に合致する手書き図形を表示することが可能と
なる。
【0043】第2に、手書き図形作成機能を利用して、
文書上の文字列に対してその文字列を包囲するような囲
み図形を作成して表示することができる。これにより、
文書作成機能の多様化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる係わる文書作成
装置の要部を示すブロック図。
【図2】第1の実施例の文書作成装置の一部を詳細に示
すブロック図。
【図3】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図4】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図5】第1の実施例の動作を説明するために表示画面
の一例を示す概念図。
【図6】第1の実施例の動作を説明するために表示画面
の一例を示す概念図。
【図7】本発明の第2の実施例に係わる文書作成装置の
要部を示すブロック図。
【図8】第2の実施例の動作を説明するために表示画面
の一例を示す概念図。
【図9】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…入力部、2…手書き入力処理部、3…手書きデータ
記憶部、4…図形認識制御部、5…図形認識部、6…文
書相対座標変換部、7…座標補正処理部、8…認識候補
選択部、9…図形データ作成部、10…出力部、16…
文字座標系変換部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティング・デバイスを使用して表
    示画面上に手書きにより描画された図形を入力するため
    の入力手段と、 この入力手段により入力された手書き図形の形状と前記
    表示画面上の画面相対座標を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された前記画面相対座標を文書
    の表示倍率に応じた文書相対座標に変換する座標変換手
    段と、 この座標変換手段により変換された前記文書相対座標に
    基づいて、前記手書き図形に対応する図形データを作成
    して前記表示画面上に表示する図形データ作成手段とを
    具備したことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 作成された文書情報の中で指定された文
    書範囲を表示画面に表示する表示手段と、 ポインティング・デバイスを使用して前記表示画面上に
    手書きにより描画された図形を入力するための入力手段
    と、 この入力手段により入力された手書き図形の形状と前記
    表示画面上の画面相対座標を認識する認識手段と、 前記画面相対座標に文書の表示倍率を乗算した座標と前
    記表示画面上の前記文書範囲の座標との差を求め、この
    差と前記文書範囲の文書上の座標とに基づいて前記画面
    相対座標を文書領域の文書相対座標に変換する座標変換
    手段と、 この座標変換手段により変換された前記文書相対座標に
    基づいて、前記手書き図形に対応する図形データを作成
    して前記表示画面上に表示する図形データ作成手段とを
    具備したことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 ポインティング・デバイスを使用して表
    示画面上に手書きにより描画された図形を入力するステ
    ップと、 入力された手書き図形の形状と前記表示画面上の画面相
    対座標を認識するステップと、 認識された前記画面相対座標を文書の表示倍率に応じた
    文書相対座標に変換するステップと、 変換された前記文書相対座標に基づいて、前記手書き図
    形に対応する図形データを作成して前記表示画面上に表
    示するステップとからなることを特徴とする文書作成装
    置の図形作成方法。
  4. 【請求項4】 作成された文書情報の中で指定された文
    書範囲を表示画面に表示するステップと、 ポインティング・デバイスを使用して前記表示画面上に
    手書きにより描画された図形を入力するステップと、 入力された手書き図形の形状と前記表示画面上の画面相
    対座標を認識するステップと、 前記画面相対座標に文書の表示倍率を乗算した座標と前
    記表示画面上の前記文書範囲の座標との差を求めるステ
    ップと、 この差と前記文書範囲の文書上の座標とに基づいて前記
    画面相対座標を文書領域の文書相対座標に変換するステ
    ップと、 変換された前記文書相対座標に基づいて、前記手書き図
    形に対応する図形データを作成して前記表示画面上に表
    示するステップとからなることを特徴とする文書作成装
    置の図形作成方法。
  5. 【請求項5】 ポインティング・デバイスを使用して表
    示画面上に手書きにより描画された図形を入力するため
    の入力手段と、 この入力手段により入力された手書き図形の形状と前記
    表示画面上の画面相対座標を認識する認識手段と、 この認識手段により認識された前記手書き図形が文書情
    報の文字列の位置に存在するか否かを判別する判別手段
    と、 この判別手段による判別結果が文字列の位置に存在する
    場合に、前記手書き図形の座標を前記文字列を包囲する
    ような座標に変換する座標変換手段と、 この座標変換手段により変換された前記座標に基づい
    て、前記手書き図形の形状で前記文字列を包囲するよう
    に図形データを作成して前記表示画面上に表示する図形
    データ作成手段とを具備したことを特徴とする文書作成
    装置。
  6. 【請求項6】 ポインティング・デバイスを使用して表
    示画面上に手書きにより描画された図形を入力するステ
    ップと、 入力された手書き図形の形状と前記表示画面上の画面相
    対座標を認識するステップと、 認識された前記手書き図形が文書情報の文字列の位置に
    存在するか否かを判別するステップと、 この判別結果が文字列の位置に存在する場合に、前記手
    書き図形の座標を前記文字列を包囲するような座標に変
    換するステップと、 変換された前記座標に基づいて、前記手書き図形の形状
    で前記文字列を包囲するように図形データを作成して前
    記表示画面上に表示するステップとからなることを特徴
    とする文書作成装置の図形作成方法。
JP8042594A 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及びその図形作成方法 Pending JPH07287633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042594A JPH07287633A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及びその図形作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042594A JPH07287633A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及びその図形作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07287633A true JPH07287633A (ja) 1995-10-31

Family

ID=13717934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8042594A Pending JPH07287633A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及びその図形作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07287633A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8948514B2 (en) 2012-11-28 2015-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device and method for processing handwritten document

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8948514B2 (en) 2012-11-28 2015-02-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device and method for processing handwritten document

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5889888A (en) Method and apparatus for immediate response handwriting recognition system that handles multiple character sets
US5457454A (en) Input device utilizing virtual keyboard
US5513278A (en) Handwritten character size determination apparatus based on character entry area
US20020190946A1 (en) Pointing method
KR100704093B1 (ko) 콤포넌트 기반의, 적응성 스트로크 명령 시스템
JP2001005599A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体
JP2005129014A (ja) 文字認識装置及び方法
US7711541B2 (en) Chinese input method, Chinese input device, and computer-readable medium
JP2003076478A (ja) 文字入力手段
JPS6228828A (ja) 情報処理方法
JPH07287633A (ja) 文書作成装置及びその図形作成方法
JPH1115918A (ja) 手書き文字認識装置
JPH07287634A (ja) 文書作成装置及びその図形作成方法
JPH11154198A (ja) 手書き入力装置及び記憶媒体
JPH0934890A (ja) 手書き文字入力装置及び仮名漢字変換方法
JPH1063775A (ja) 文書作成装置及び認識候補表示方法
JP2801593B2 (ja) 手書き入力式計算機
JPH0991377A (ja) 手書き文字入力装置
JPS63128424A (ja) デ−タ処理方式
JPH11282962A (ja) 文字認識装置及び文字認識プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004086630A (ja) 差異表示プログラムおよび装置
JPH02301862A (ja) 文書作成装置
KR20040091856A (ko) 사용자 수기입력을 이용한 폰트 설정 방법 및 시스템
JPH0883276A (ja) 文書処理装置及び処理方法
JPH0348918A (ja) 文字入力装置