JPH11282644A - ネットワークデバイス制御装置および制御方法、記録媒体 - Google Patents
ネットワークデバイス制御装置および制御方法、記録媒体Info
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Abstract
バイスに重複設定されると、ネットワークデバイスと正
常に通信できなくなるという問題がある。 【解決手段】 ネットワーク上で稼動しているネットワ
ークデバイスを検出し、前記検出した前記ネットワーク
デバイスのIPアドレスを取得し、前記ネットワーク上
で稼動している前記ネットワークデバイスのうちから1
つのネットワークデバイスを指定し、前記指定した前記
ネットワークデバイスに設定すべきIPアドレスを入力
し、前記入力した前記IPアドレスと、前記取得した1
つまたは複数のIPアドレスとを比較し、前記IPアド
レスの比較により一致するIPアドレスが検出された場
合は前記IPアドレスの設定を中止し、また検出されな
かった場合は前記IPアドレスの設定を行うことによ
り、他のネットワークデバイスと重複するIPアドレス
が設定されることを解消した。
Description
トワークに関し、具体的にはネットワーク管理ソフトウ
ェアを含むネットワークプリンタ制御装置および制御方
法、記憶媒体に関する。
ワーク(LAN)によって相互に接続することができ
る。ローカルエリアネットワークは、ビルのフロアまた
はビル全体、ビル群(構内)、地域、あるいはさらに大
きいエリアにわたる、最大のものでは世界的システムに
及ぶ更に大きなシステムに組み込むよう相互に接続する
ことができる。各々のLANは、多様なハードウェア相
互接続技術といくつものネットワークプロトコルをもつ
ことがある。
ーザが管理することができる。すなわち、ユーザが機器
を取り替えたり、ソフトウェアをインストールしたり、
問題点を診断したりすることができる。
続された大きなLANグループは「管理」を必要とす
る。「管理」とは、人間のネットワーク管理者とその管
理者が使用するソフトウェアの両方による管理を意味す
る。本願においては、「管理」とはシステム全体を管理
するためのソフトウェアによる管理を意味し、「ユー
ザ」とはネットワーク管理ソフトウェアを使用する人を
意味するものとする。このユーザは、通常、システム管
理責任者である。ユーザは、ネットワーク管理ソフトウ
ェアを使うことによって、ネットワーク上で管理データ
を得て、このデータを変更することができる。
器の増設と除去、ソフトウェアの更新、および問題の検
出などを絶えず行うことが必要な動的システムである。
一般に、様々な人が所有する、様々な業者から供給され
る様々なシステムがある。
の一例について説明する。
るためのネットワークボード(NB)101を、開放型
アーキテクチャをもつプリンタ102へつなげた場合を
示す図である。NB101はローカルエリアネットワー
ク(LAN)100へ、例えば、同軸コネクタをもつE
thernetインタフェース10Base−2や、R
J−45をもつ10Base−T等のLANインタフェ
ースを介してつながれている。
ナルコンピュータ(PC)もまた、100に接続されて
おり、ネットワークオペレーティングシステムの制御の
下、これらのPCはNB101と通信することができ
る。PCの一つ、例えばPC103を、ネットワーク管
理部として使用するように指定することができる。PC
104に接続されているプリンタ105のようなプリン
タを接続してもよい。
6が接続されており、これは大容量(例えば100億バ
イト)のネットワークディスク107に記憶されたファ
イルへのアクセスを管理する。プリントサーバ108
は、接続されたプリンタ109aおよび109b、また
は遠隔地にあるプリンタ105などのプリンタに印刷を
行わせる。また他の図示しない周辺機器をLAN100
に接続してもよい。
は、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行う
ために、NovellやUNIXのソフトウェアなどの
ネットワークソフトウェアを使用することができる。ど
のネットワークソフトウェアを使用することも可能であ
るが、例えば、Novell社のNetWare(No
vell社の商標。以下省略)ソフトウェアを使用する
ことができる。このソフトウェアパッケージに関する詳
細な説明は、NetWareパッケージに同梱されてい
るオンラインドキュメンテーションを参照のこと。これ
は、Novell社からNetWareパッケージとと
もに購入可能である。
は、LANメンバ間でデータのファイルの受信や、記
憶、キューイング、キャッシング、および送信を行う、
ファイル管理部としての役割を果たす。例えば、PC1
03およびPC104それぞれによって作られたデータ
ファイルは、ファイルサーバ106へ送られ、ファイル
サーバ106はこれらのデータファイルを順に並べ、そ
してプリントサーバ108からのコマンドに従って、並
べられたデータファイルをプリンタ109aへ送信す
る。
タファイルの生成や、生成したデータファイルのLAN
100への送信や、また、LAN100からのファイル
の受信や、更にそのようなファイルの表示および/また
は処理を行うことのできる、通常のPCで構成される。
図1にパーソナルコンピュータ機器が示されているが、
ネットワークソフトウェアを実行するのに適切であるよ
うな、他のコンピュータ機器を含んでもよい。例えば、
UNIXのソフトウェアを使用している場合に、UNI
Xワークステーションをネットワークに含んでもよく、
これらのワークステーションは、適切な状況下で、図示
されているPCと共に使用することができる。
の建物内の一つの階または連続した複数の階でのユーザ
グループ等の、幾分ローカルなユーザグループにサービ
スを提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県に居る
など、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワ
イドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。W
ANは、基本的には、いくつかのLANを高速度サービ
ス総合デジタルネットワーク(ISDN)電話線等の高
速度デジタルラインで接続して形成された集合体であ
る。従って、図1に示すように、LAN100と、LA
N110と、LAN120とは変調/復調(MODE
M)/トランスポンダー130およびバックボーン14
0を介して接続されWANを形成する。これらの接続
は、数本のバスによる単純な電気的接続である。それぞ
れのLANは専用のPCを含み、また、必ずしも必要な
わけではないが、通常はファイルサーバおよびプリント
サーバを含む。
は、PC111と、PC112と、ファイルサーバ11
3と、ネットワークディスク114と、プリントサーバ
115と、プリンタ116およびプリンタ117とを含
む。対照的に、LAN120はPC121とPC122
のみを含む。LAN100と、LAN110と、LAN
120とに接続されている機器は、WAN接続を介し
て、他のLANの機器の機能にアクセスすることができ
る。
を構成するネットワーク上のデバイスを管理するための
方法として、これまでにいくつかの試みが数多くの標準
機関でなされている。国際標準化機構(ISO)は開放
型システム間相互接続(OpenSystem Interconnect、O
SI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提供
した。ネットワーク管理プロトコルのOSIモデルは、
共通管理情報プロトコル(Common Management Informat
ion Protocol、CMIP)と呼ばれる。CMIPはヨー
ロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
ワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル(Simple Network Management Protocol、SN
MP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコ
ルがある(「TCP/IPネットワーク管理入門 実用
的な管理をめざして」M.T.ローズ著/西田竹志訳
(株)トッパン発行 1992年8月20日初版を参照
のこと)。SNMPネットワーク管理技術によれば、ネ
ットワーク管理システムには、少なくとも1つのネット
ワーク管理ステーション(NMS)、各々がエージェン
トを含むいくつかの管理対象ノード、および管理ステー
ションやエージェントが管理情報を交換するために使用
するネットワーク管理プロトコルが含まれる。ユーザ
は、NMS上でネットワーク管理ソフトウェアを用いて
管理対象ノード上のエージェントソフトウェアと通信す
ることにより、ネットワーク上のデータを得、またデー
タを変更することができる。
についてのバックグラウンドプロセスとして走るソフト
ウェアである。ユーザがネットワーク上の装置に対して
管理データを要求すると、管理ソフトウェアはオブジェ
クト識別情報を管理パケットまたはフレームに入れてタ
ーゲットエージェントヘ送り出す。エージェントは、そ
のオブジェクト識別情報を解釈して、そのオブジェクト
識別情報に対応するデータを取り出し、そのデータをパ
ケットに入れてユーザに送り返す。時には、データを取
り出すために対応するプロセスが呼び出される場合もあ
る。
タをデータベースの形式で保持している。このデータベ
ースのことを、MIB(Management Information Base)
と呼ぶ。図4は、MIBの構造を示す概念図である。図
4に示すように、MIBは木構造のデータ構造をしてお
り、全てのノードが一意に番号付けされている。図4に
おいて、かっこ内に書かれている番号が、そのノードの
識別子である。
子は1である。ノード402の識別子は、ノード401
の下の3なので、1.3と表記される。同様にして、ノ
ード403の識別子は、1.3.6.1.2と表記され
る。
ト識別子(Object Identifier)と呼ぶ。
cture of Management Information、SMI)と呼ば
れ、RFC1155 Structure and Identification of Manage
ment Information for TCP/IP-based Internetsで規定
されている。
Bのうち、一部のもののみを抜き出して記載してある。
準的に備えている標準MIBと呼ばれるオブジェクト群
の頂点になるノードであり、このノードの下のオブジェ
クトの詳細な構造については、RFC1213 Management Inf
ormation Base for NetworkManagement of TCP/IP-base
d Internets:MIB−IIに規定されている。
が標準的に備えているプリンタMIBと呼ばれるオブジ
ェクト群の頂点になるノードであり、このノードの下の
オブジェクトの詳細な構造については、RFC1759 Printe
r MIBで規定されている。
ばれ、企業や団体などが独自のMIB定義を行うための
頂点となるノードである。407は企業拡張MIBと呼
ばれ、プライベートMIBの中で企業が独自の拡張を行
うための項点となるノードである。キヤノン株式会社に
は、独自の定義を行うために企業番号として1602が
割り当てられており、キャノン独自のMIBであるキャ
ノンMIB(Canon MIB)を定義するための頂
点ノード408が、企業を意味するノードであるノード
407の下に位置している。キャノンMIBの頂点ノー
ドのオブジェクト識別子は、1.3.6.1.4.1.
1602である。
ネットワークに接続するためのネットワークボード上に
エージェントを実装することが考えられる。これによ
り、プリンタをネットワーク管理ソフトウェアによる管
理の対象とすることができる。ユーザは、ネットワーク
管理ソフトウェアを用いて制御対象のプリンタの情報を
得、また状態を変更することができる。より具体的に
は、例えばプリンタの液晶ディスプレイに表示されてい
る文字列を取得したり、デフォルトの給紙カセットを変
更したりすることができる。
クボード(NB)をプリンタに接続する実施形態につい
て説明する。
1は、プリンタ102の内部拡張I/Oスロットに内蔵
されており、NB101は、下に示す処理およびデータ
記憶機能をもつ「埋め込まれた」ネットワークノードと
なる。
チエリアWANネットワークを統括および管理するため
の、特徴的な補助機能をもつという利点をもたらす。こ
れらの補助機能は、例えば、ネットワーク上の遠隔地
(ネットワーク統括者の事務所など)からのプリンタ制
御および状態観察や、各印刷ジョブ後の次のユーザのた
めの保証初期環境を提供するためのプリンタ構成の自動
管理、およびプリンタの負荷量を特徴付け、あるいはト
ナーカートリッジの交換スケジュールを組むためにネッ
トワークを通してアクセスできる。プリンタログまたは
使用統計の参照も可能である。
リ200等の両方向インタフェースを介して、NB10
1からプリンタ制御状態にアクセスする機能である。共
有メモリ以外に、SCSIインタフェース等のインタフ
ェースを使用することもできる。これにより、多数の便
利な補助機能のプログラムができるように、プリンタ操
作情報をNB101または外部ネットワークノードへ送
出することができる。印刷画像データおよび制御情報の
ブロックは、NB101上にあるマイクロプロセッサ3
01によって構成され、共有メモリ200に記述され、
そして、プリンタ102によって読み込まれる。同様
に、プリンタ状態情報は、プリンタ102から共有メモ
リ200へ送られ、そこからNB上のマイクロプロセッ
サ301によって読み込まれる。
ンストールした状態を示す断面図である。図2に示すよ
うに、NB101はネットワーク接続のためのフェース
プレート101bを設置した印刷回路ボード101aか
ら構成されており、コネクタ170を介してプリンタイ
ンタフェースカード150に接続されている。プリンタ
インタフェースカード150は、プリンタ102のプリ
ンタエンジンを直接制御する。印刷データおよびプリン
タ状態コマンドは、NB101からコネクタ170を介
して、プリンタインタフェースカード150へ入力さ
れ、また、プリンタ状態情報はプリンタインタフェース
カード150からやはりコネクタ170を介して得られ
る。NB101はこの情報を、フェースプレート101
bのネットワークコネクタを介して、LAN100上で
通信する。同時に、プリンタ102は、従来のシリアル
ポート102aおよびパラレルポート102bから、印
刷データを受信することもできる。
AN100との電気的接続を示すブロック図である。N
B101は、LAN100へはLANインタフェースを
介して、プリンタ102へはプリンタインタフェースカ
ード150を介して直接接続されている。NB101上
にはNB101を制御するためのマイクロプロセッサ3
01と、マイクロプロセッサ301の動作プログラムを
格納するためのROM303と、マイクロプロセッサ3
01がプログラムを実行する上でワークエリアとして用
いるためのRAM302と、NB101とプリンタイン
タフェースカード150とが相互にデータをやりとりす
るための共有メモリ200があり、内部バスを通じて相
互に接続されている。NB101がSNMPのエージェ
ントとして動作するためのプログラムはROM303に
格納されている。マイクロプロセッサ301は、ROM
303に格納されたプログラムに従って動作し、ワーク
エリアとしてRAM302を用いる。また、プリンタイ
ンタフェースカード150と相互に通信するためのバッ
ファ領域として共有メモリ200を用いる。
マイクロプロセッサ151はNB101とのデータのア
クセスを、NB101に設置されている共有メモリ20
0を介して行う。プリンタインタフェースカード150
上のマイクロプロセッサ151は、実際に印刷機構を動
かすプリンタエンジン160とも通信する。
動するPC側について、以下で説明する。
稼動可能なPCの構成を示すブロック図である。
理ソフトウェアが稼動するPCであり、図1における1
03と同等である。PC500は、ROM502もしく
はハードディスク(HD)511に記憶された、あるい
はフロッピーディスクドライブ(FD)512より供給
されるネットワーク管理プログラムを実行するCPU5
01を備え、システムバス504に接続される各デバイ
スを総括的に制御する。
リ、ワークエリア等として機能する。505はキーボー
ドコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)50
9や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力
を制御する。506はCRTコントローラ(CRTC)
で、CRTディスプレイ(CRT)510の表示を制御
する。507はディスクコントローラ(DKC)で、ブ
ートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイ
ル、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム
等を記憶するハードディスク(HD)511およびフロ
ッピーディスクコントローラ(FD)512とのアクセ
スを制御する。508はネットワークインタフェースカ
ード(NIC)で、LAN100を介して、エージェン
トあるいはネットワーク機器と双方向にデータをやりと
りする。
ェアの構成について説明する。
示したような従来のネットワーク管理装置を実現可能な
PCと同様の構成のPC上に実現される。ハードディス
ク(HD)511には、後述のすべての説明で動作主体
となる本願に係るネットワーク管理ソフトウェアのプロ
グラムが格納される。後述のすべての説明において、特
に断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU50
1である。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、ハー
ドディスク(HD)511に格納されたネットワーク管
理ソフトウェアである。本実施形態においては、OSは
例えば、ウィンドウズ95(マイクロソフト社製)を想
定しているが、これに限るものではない。
ムは、フロッピーディスクやCD−ROMなどの記憶媒
体に格納された形で供給されても良く、その場合には図
5に示すフロッピーディスクコントローラ(FD)51
2または不図示のCD−ROMドライブなどによって記
憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク
(HD)511にインストールされる。
フトウェアのモジュール構成図である。
アは、図5におけるハードディスク511に格納されて
おり、CPU501によって実行される。その際、CP
U501はワークエリアとしてRAM503を使用す
る。
ジュールと呼ばれ、ネットワークに接続されたデバイス
を一覧にして表示するモジュールである。図11にデバ
イスリストモジュールがデバイスを一覧表示する場合の
一例(デバイスリスト表示ウィンドウと呼ぶ)を示す。
602は全体制御モジュールと呼ばれ、デバイスリスト
からの指示をもとに、他のモジュールを統括する。60
3はコンフィグレータと呼ばれ、エージェントのネット
ワーク設定に関する特別な処理を行うモジュールであ
る。604は、探索モジュールと呼ばれ、ネットワーク
に接続されているデバイスを探索するモジュールであ
る。探索モジュール604によって探索されたデバイス
が、デバイスリスト601によって一覧表示される。6
05は、プリントジョブの状況をNetWare AP
I16を用いてネットワークサーバから取得するNet
Wareジョブモジュールである(なお、NetWar
e APIについては、例えばNovell社から発行
されている「NetWare Programmer's Guide for C」等を
参照のこと。この書籍はノベル株式会社から構入可能で
ある)。606および607はデバイスに関する詳細な
情報を表示するためのUIモジュールであり、詳細情報
を表示する対象機種毎にUIモジュールが存在する。6
08および609は制御モジュールと呼ばれ、詳細情報
を取得する対象機種に特有の制御を受けもつモジュール
である。UIモジュールと同様に、制御モジュールも詳
細情報を表示する対象機種毎に存在する。制御Aモジュ
ール608および制御Bモジュール609は、MIBモ
ジュール610を用いて管理対象デバイスからMIBデ
ータを取得し、必要に応じてデータの変換を行い、各々
対応するUI Aモジュール606またはUI Bモジ
ュール607にデータを渡す。
ェクト識別子とオブジェクトキーとの変換を行うモジュ
ールである。ここでオブジェクトキーとは、オブジェク
ト識別子と1対1に対応する32ビットの整数のことで
ある。オブジェクト識別子は可変長の識別子であり、ネ
ットワーク管理ソフトウェアを実装する上で扱いが面倒
なので、本願に係るネットワーク管理ソフトウェアにお
いてはオブジェクト識別子と1対1に対応する固定長の
識別子を内部的に用いている。MIBモジュール610
より上位のモジュールはこのオブジェクトキーを用いて
MIBの情報を扱う。これにより、ネットワーク管理ソ
フトウェアの実装が楽になる。
NMPパケットの送信と受信を行う。
呼ばれ、SNMPデータを運搬するための下位プロトコ
ルの差を吸収するモジュールである。実際には、動作時
にユーザが選択したプロトコルによって、IPXハンド
ラ613かUDPハンドラ614のいずれかがデータを
転送する役割を担う。なお、UDPハンドラは、実装と
してWinSock617を用いている(WinSoc
kについては、例えばWindows Socket API v1.1の仕様
書を参照のこと。このドキュメントは、複数箇所から入
手可能であるが、例えばマイクロソフト社製のコンパイ
ラであるMicrosoft Visual C/C++に同梱されている)。
ロトコル615というのは、動作時にユーザが選択して
いるIPXプロトコルかUDPプロトコルのいずれかの
ことを示す。
ットワーク管理ソフトウェアのことを「NetSpo
t」と呼称する。
フトウェアはローカルエリアネットワーク(LAN)1
00に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)10
3,104上で動作し、ネットワークボード(NB)1
01を介してローカルエリアネットワーク(LAN)1
00に接続されたネットワークデバイスを探索し、検出
したネットワークデバイスから必要な情報(例えば、I
Pアドレス、デバイス名)を取得するといったものが一
般的である。
アは検出されたネットワークデバイスや、検出されなか
った(初期設定が行われていない)ネットワークデバイ
スのIPアドレスを設定できるものが一般的である。前
者の場合、IPアドレスの設定はUI Aモジュール6
06(図6)またはUI Bモジュール607(図6)
で提供されるプロトコル設定ダイアログボックスで行う
ことが一般的であり、後者の場合、ネットワークボード
の初期設定を行うためのコンフィグレータ603で行う
ことが一般的である。IPアドレスを設定するための画
面の一例として、図12に前記プロトコル設定ダイアロ
グボックスの例を示す。
定するための画面を表示したプロトコル設定ダイアログ
ボックスであり、[フレームタイプ(F)]は、TCP
/IPで使用するフレームタイプをユーザが選択する。
選択候補は、「無効」、「ETHERNET II」で
ある。[IPアドレスの設定方法]は、TCP/IPで
使用するIPアドレスの設定方法をユーザが選択する。
選択候補は、「IP(I)」、「RARP(R)」、
「BOOTP(B)」である。[IPアドレス(P)]
は、TCP/IPで使用する0から255の10進数×
4個のIPアドレスをユーザが入力する。ユーザは[I
Pアドレス(P)]として0.0.0.0から255.
255.255.255までの任意のIPアドレスを入
力することができるのが一般的である。[IPアドレス
の設定方法]で「IP(I)」が選択されている場合の
み有効となる。[サブネットマスク(M)]は、TCP
/IPで使用する0から255の10進数×4個のサブ
ネットマスクをユーザが入力する。[IPアドレスの設
定方法]で「BOOTP(B)」以外が選択されている
場合のみ有効となる。[ゲートウェイアドレス(G)]
は、TCP/IPで使用する0から255の10進数×
4個のゲートウェイアドレスをユーザが入力する。[I
Pアドレスの設定方法]で「BOOTP担)」以外が選
択されている場合のみ有効となる。[BOOTPアドレ
ス]は、TCP/IPで使用する0から255の10進
数×4個のBOOTPアドレスを表示する。[IPアド
レスの設定方法]で「BOOTP(B)」が選択されて
いる場合のみ有効となる。[ブロードキャストアドレ
ス]は、TCP/IPで使用する0または255のブロ
ードキャストアドレスを表示する。[プリントサービス
(S)]は、TCP/IPで使用するプリントサービス
をユーザが選択する。選択候補は、「なし」、「LP
D」である。[標準(D)]ボタンは、上記設定を標準
値に戻す。[OK]ボタンは、設定を有効にして、ダイ
アログボックスを閉じる。設定が変更されている場合
は、ネットワークインタフェースボードの設定を更新す
る。[キャンセル]ボタンは、設定を無効にして、ダイ
アログボックスを閉じる。[更新(A)]ボタンは、設
定が変更されている場合は、ネットワークインタフェー
スボードの設定を更新する。設定が変更されている場合
のみ有効となる。[ヘルプ(H)]ボタンは、オンライ
ンヘルプを表示する。
れかの設定をユーザが変更し、[更新(A)]ボタンを
ユーザが押下した場合、ネットワークインタフェースボ
ードのプロトコル設定を変更し、図12のダイアログボ
ックスに戻る。[いいえ(N)]ボタンをユーザが押下
した場合は、何もせずに図12のダイアログボックスを
終了する。
のネットワーク管理ソフトウェアでは、ネットワークデ
バイスにIPアドレスを設定する際に、ユーザが[IP
アドレス]として0.0.0.0から255.255.
255.255までの任意の値を入力することが可能で
あるため、既に他のネットワークデバイスに設定されて
いるIPアドレスと同じ値を設定することができてしま
うため、IPアドレスの設定後、ネットワークデバイス
と正常に通信できなくなってしまうことがあるという問
題があった。
に、ネットワークデバイスに設定するIPアドレスが既
に他のネットワークデバイスに設定されていた場合は、
そのIPアドレスの設定を行えないようにすることによ
り、IPアドレスの設定ミスによる通信不具合を防止す
ることを目的とする。
IPアドレスが既に他のネットワークデバイスに設定さ
れていた場合は、既に他の端末に前記設定しようとして
いるIPアドレスが設定されていることをユーザに確認
することにより、IPアドレスの設定ミスによる通信不
具合を防止すると共に、IPアドレスの付け替えのよう
に一時的に同じIPアドレスを設定しなければならない
状況にも対応できるようにすることを目的とする。
に、本発明は以下の構成よりなる。
トワークデバイスの制御を行うネットワークデバイス制
御方法は、前記ネットワーク上で稼動している前記ネッ
トワークデバイスを検出する、ネットワークデバイス検
出ステップと、前記ネットワークデバイス検出ステップ
により検出した前記ネットワークデバイスのIPアドレ
スを取得する、IPアドレス取得ステップと、前記ネッ
トワーク上で稼動している前記ネットワークデバイスの
うちから1つのネットワークデバイスを指定する、ネッ
トワークデバイス指定ステップと、前記ネットワークデ
バイス指定ステップにより指定した前記ネットワークデ
バイスに、設定すべきIPアドレスを入力する、IPア
ドレス入力ステップと、前記IPアドレス入力ステップ
により入力した前記IPアドレスと、前記IPアドレス
取得ステップにより取得した1つまたは複数のIPアド
レスとを比較する、IPアドレス比較ステップと、前記
IPアドレス比較ステップにより一致するIPアドレス
が検出された場合は、前記IPアドレスの設定を中止
し、検出されなかった場合は前記IPアドレスの設定を
行うIPアドレス設定制御ステップとを備えることを特
徴とする。
は、前記IPアドレス比較ステップにより一致するIP
アドレスが検出された場合に、前記入力されたIPアド
レスの設定を中止するか否かを確認する確認ステップ
と、前記確認ステップで、設定中止が指示された場合は
IPアドレスの設定を中止し、設定継続が指示された場
合は前記IPアドレスの設定を行うIPアドレス設定確
認ステップとを更に備えることを特徴とする。
ークデバイスの制御を行うネットワークデバイス制御装
置は、前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワ
ークデバイスを検出する、ネットワークデバイス検出手
段と、前記ネットワークデバイス検出手段により検出し
た前記ネットワークデバイスのIPアドレスを取得す
る、IPアドレス取得手段と、前記ネットワーク上で稼
動している前記ネットワークデバイスのうちから1つの
ネットワークデバイスを指定する、ネットワークデバイ
ス指定手段と、前記ネットワークデバイス指定手段によ
り指定した前記ネットワークデバイスに設定すべきIP
アドレスを入力する、IPアドレス入力手段と、前記I
Pアドレス入力手段により入力した前記IPアドレス
と、前記IPアドレス取得手段により取得した1つまた
は複数のIPアドレスとを比較する、IPアドレス比較
手段と、前記IPアドレス比較手段により一致するIP
アドレスが検出された場合は前記IPアドレスの設定を
中止し、検出されなかった場合は前記IPアドレスの設
定を行うIPアドレス設定制御手段とを備えることを特
徴とする。
は、前記IPアドレス比較手段により一致するIPアド
レスが検出された場合に、前記入力されたIPアドレス
の設定を中止するか否かを確認する確認手段と、前記確
認手段で、設定中止が指示された場合はIPアドレスの
設定を中止し、設定継続が指示された場合は前記IPア
ドレスの設定を行うIPアドレス設定確認手段とを更に
備えることを特徴とする。
ログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記憶
媒体は、前記ネットワーク上で稼動している前記ネット
ワークデバイスを検出する、ネットワークデバイス検出
ステップと、前記ネットワークデバイス検出ステップに
より検出した前記ネットワークデバイスのIPアドレス
を取得する、IPアドレス取得ステップと、前記ネット
ワーク上で稼動している前記ネットワークデバイスのう
ちから1つのネットワークデバイスを指定する、ネット
ワークデバイス指定ステップと、前記ネットワークデバ
イス指定ステップにより指定した前記ネットワークデバ
イスに設定すべきIPアドレスを入力する、IPアドレ
ス入力ステップと、前記IPアドレス入力ステップによ
り入力した前記IPアドレスと、前記IPアドレス取得
ステップにより取得した1つまたは複数のIPアドレス
とを比較する、IPアドレス比較ステップと、前記IP
アドレス比較ステップにより一致するIPアドレスが検
出された場合は前記IPアドレスの設定を中止し、また
検出されなかった場合は前記IPアドレスの設定を行う
IPアドレス設定制御ステップとを有することを特徴と
する。
記憶媒体は、前記IPアドレス比較ステップにより一致
するIPアドレスが検出された場合に、前記入力された
IPアドレスの設定を中止するか否かを確認する確認ス
テップと、前記確認ステップで、設定中止が指示された
場合はIPアドレスの設定を中止し、設定継続が指示さ
れた場合は前記IPアドレスの設定を行うIPアドレス
設定確認ステップとを更に記録したことを特徴とする。
トワークデバイスはプリンタであることを特徴とする。
態であるネットワーク管理ソフトウェア(以下、Net
Spotとする)におけるIPアドレス設定時の動作に
ついて説明する。
断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU501
(図5)であり、ソフトウェア上の制御の主体は、ハー
ドディスク(HD)511(図5)にインストールされ
たNetSpotである。
れたネットワークボード(NB)101とそのネットワ
ークボードが装着されたプリンタ102の組み合わせを
ネットワークデバイスと呼ぶ。
0に接続されるネットワークデバイス(101,10
2)をパーソナルコンピュータ(103,104等)に
おいて動作する本発明実施形態のNetSpotから管
理する際、前記ネットワークデバイスを検出し、前記検
出したネットワークデバイスのIPアドレスを取得する
までの処理の一例を示すフローチャートである。
出したネットワークデバイスの数をカウントするための
変数iを0に初期化しステップS702に進む。
続されているネットワークデバイスの探索を行い、ネッ
トワークデバイスが検出された場合はステップS703
に進み(ステップS702:Yes)、検出されなかっ
た場合は処理を終了する(ステップS702:No)。
尚、ネットワークデバイスを探索する手順の一例につい
ては後で説明する。また、NetSpotが動作してい
るパーソナルコンピュータもネットワークデバイスの1
つとみなすこともできる。
02において検出したネットワークデバイスのIPアド
レスを取得し、ステップS704に進む。IPアドレス
の取得は、例えば、SNMPプロトコルを使って行うこ
とができる。尚、前記ネットワークデバイス検出手段8
02の処理過程において、ネットワークデバイスのIP
アドレスが識別できる場合は、当該IPアドレス取得手
段803を省略することもである。
03で取得したIPアドレスを変数iの値で参照できる
形式でRAMに保存し、ステップS705に進む。ステ
ップS705では、変数iを1加算し、ステップS70
2に進む。
索手順の一例として、ネットワークプロトコルにTCP
/IPを使用した場合についての一実施形態を以下に説
明する。
Pアドレスが指定された場合は、そのIPアドレスをも
つデバイスに対してネットワークデバイスが必ずサポー
トする情報を問い合わせる。これらの情報は、各ネット
ワークデバイスのMIBに格納されており、指定された
IPアドレスをもつデバイスのエージェントのみがこの
問い合わせに応答する。設定されたIPアドレスをもつ
デバイスが存在しなければ問い合わせに対してタイムア
ウトエラーが生じ、前記情報は得られない。探索対象と
なるネットワークデバイスのIPアドレスが指定されて
いない場合は、ブロードキャストアドレスでの探索を行
う。その場合、ネットワークデバイスが必ずサポートす
る情報を問い合わせるリクエストをネットワーク上にブ
ロードキャストする。当該サブネット上に存在し、問い
合わせた情報をもつネットワークデバイスは、ブロード
キャストされたリクエストに対して問い合わせた情報を
返信する。それ以外のネットワークデバイスは問い合わ
せた情報をもたない旨返答する。問い合わせた情報をも
たない旨の返答をしたネットワークデバイスを管理対象
デバイスとするかどうかは実装に依存する。
0に接続されるネットワークデバイス(101,10
2)をパーソナルコンピュータ(103,104等)に
おいて動作する本発明実施形態のNetSpotから管
理する際、ネットワーク上の任意のネットワークデバイ
スに対してIPアドレスを設定する際の第1の発明に係
る処理の一例を示すフローチャートである。
Pアドレスを設定するネットワークデバイスを指定し、
ステップS802に進む。尚、ここで指定するネットワ
ークデバイスは、前記図7において検出されたネットワ
ークデバイスは言うまでもなく、検出されなかったデバ
イス(例えば、ネットワークプロトコルの設定が行われ
ていない初期状態のネットワークデバイス)でもよい。
前者の場合、図11に示したデバイスリスト表示ウィン
ドウのように一覧表示し、そのリストから対象となるネ
ットワークデバイスを選択するのが一般的である。ま
た、後者の場合、ネットワークデバイスの指定は、コン
フィグレータ603(図6)を使いネットワークボード
のMACアドレスを直接指定することが一般的である。
01において指定したネットワークデバイスに設定する
IPアドレスを入力し、ステップS803に進む。IP
アドレスの入力は、例えば、図12に示したプロトコル
設定ダイアログボックスやコンフィグレータ603(図
3)が提供するUIなどで行う。
02で入力したIPアドレスを、前記ステップS801
で指定したネットワークデバイスに設定するための処理
の開始を指示し、ステップS804に進む。処理の開始
の指示は、例えば、前記プロトコル設定ダイアログボッ
クスの場合、[OK]ボタンまたは[更新(A)]ボタ
ンを押すことにより行う。
化し、ステップS805に進む。
と、前記図7のフローチャートにおける変数iの値(ネ
ットワークデバイスの数を示す)とを比較し、変数jの
値が変数iの値よりも小さい場合はステップS806に
進み(ステップS805:Yes)、それ以外の場合は
ステップS809に進む(ステップS805:No)。
ステップS806では、前記図7のステップS704に
おいて保存した前記検出されたネットワークデバイスの
IPアドレスのうちj番目のIPアドレスを取得し、前
記ステップS801において入力されたIPアドレスと
比較し、2つのIPアドレスが一致していた場合はステ
ップS808に進み(ステップS806:Yes)、一
致しない場合はステップS807に進む(ステップS8
06:No)。
算し、ステップS805に進む。
定を中止し、処理を終了する。
定を実行し、処理を終了する。
0に接続されるネットワークデバイス(101,10
2)をパーソナルコンピュータ(103,104等)に
おいて動作する本発明実施形態のNetSpotから管
理する際、ネットワーク上の任意のネットワークデバイ
スに対してIPアドレスを設定する際の第2の発明に係
る処理の一例を示すフローチャートである。
Pアドレスを設定するネットワークデバイスを指定し、
ステップS902に進む。尚、ここで指定するネットワ
ークデバイスは、前記図7において検出されたネットワ
ークデバイスは言うまでもなく、検出されなかったデバ
イス(例えば、ネットワークプロトコルの設定が行われ
ていない初期状態のネットワークデバイス)でもよい。
前者の場合、図11に示したデバイスリスト表示ウィン
ドウのように一覧表示し、そのリストから対象となるネ
ットワークデバイスを選択するのが一般的である。ま
た、後者の場合、ネットワークデバイスの指定は、コン
フィグレータ603(図6)を使いネットワークボード
のMACアドレスを直接指定することが一般的である。
01において指定したネットワークデバイスに設定する
IPアドレスを入力し、ステップS903に進む。IP
アドレスの入力は、例えば、図12に示したプロトコル
設定ダイアログボックスやコンフィグレータ603(図
3)が提供するUIなどで行う。
02で入力したIPアドレスを、前記ステップS901
で指定したネットワークデバイスに設定するための処理
の開始を指示し、ステップS904に進む。処理の開始
の指示は、例えば、前記プロトコル設定ダイアログボッ
クスの場合、[OK]ボタンまたは[更新(A)]ボタ
ンを押すことにより行う。
化し、ステップS905に進む。
と、前記図7のフローチャートにおける変数iの値(ネ
ットワークデバイスの数を示す)とを比較し、変数jの
値が変数iの値よりも小さい場合はステップS906に
進み(ステップS905:Yes)、それ以外の場合は
ステップS910に進む(ステップS905:No)。
プS704において保存した前記検出されたネットワー
クデバイスのIPアドレスのうちj番目のIPアドレス
を取得し、前記ステップS901において入力されたI
Pアドレスと比較し、2つのIPアドレスが一致してい
た場合はステップS908に進み(ステップS906:
Yes)、一致しない場合はステップS907に進む
(ステップS906:No)。
算し、ステップS905に進む。
において入力したIPアドレスが、既に別のネットワー
クデバイスに設定されていることをユーザに示し、その
ままIPアドレスの設定を続行するかどうか問い合わ
せ、設定の続行が指定された場合はステップS910に
進み(ステップS908:Yes)、続行しない場合は
ステップS909(ステップS908:No)に進む。
尚、設定を続行するかどうかの問合せは、メッセージボ
ックスなどで行うことが一般的である。
定を中止し、処理を終了する。
定を実行し、処理を終了する。
ワーク管理ソフトウェアは、外部からインストールされ
るプログラムによって、ネットワーク管理ソフトウェア
が稼動可能なPCの構成を示すブロック図である図5に
おけるPC500によって遂行されても良い。その場
合、そのプログラムはCD−ROMやフラッシュメモリ
やフロッピーディスクなどの記憶媒体により、あるいは
電子メールやパソコン通信などのネットワークを介し
て、外部の記憶媒体からプログラムを含む情報群をPC
500上にロードすることにより、PC500に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。
OMのメモリマップを示す図である。
る領域で、以降のインストールプログラムを記憶してあ
る領域9998およびネットワーク管理ソフトウェアを
記憶してある領域9997が記憶媒体に含まれる。
憶してある領域である。9997は、ネットワーク管理
ソフトウェアを記憶してある領域である。本発明のネッ
トワーク管理ソフトウェアがPC500にインストール
される際には、まずインストールプログラムを記憶して
ある領域9998に記憶されているインストールプログ
ラムがシステムにロードされ、CPU501によって実
行される。次に、CPU501によって実行されるイン
ストールプログラムが、ネットワーク管理ソフトウェア
を記憶してある領域9997からネットワーク管理ソフ
トウェアを読み出して、ハードディスク511に格納す
る。
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)か
ら構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、
ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行す
ることによっても、本発明の目的が達成されることは言
うまでもない。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。また、コンピュータが読み
出したプログラムコードを実行することによって、前述
した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているO
Sなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現
され得る。
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信
ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合
にも適用できることは言うまでもない。
ットワーク管理ソフトウェアを含むネットワークデバイ
ス制御装置および制御方法、記録媒体は、ネットワーク
上で稼動しているネットワークデバイスを検出し、前記
検出した前記ネットワークデバイスのIPアドレスを取
得し、前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワ
ークデバイスのうちから1つのネットワークデバイスを
指定し、前記指定した前記ネットワークデバイスに設定
すべきIPアドレスを入力し、前記入力した前記IPア
ドレスと、前記取得した1つまたは複数のIPアドレス
とを比較し、前記IPアドレスの比較により一致するI
Pアドレスが検出された場合は前記IPアドレスの設定
を中止し、また検出されなかった場合は前記IPアドレ
スの設定を行うように制御することにより、他のネット
ワークデバイスと重複するIPアドレスの設定を防止す
ることができる。
設定されているIPアドレスと同じ値が、過誤設定され
ることがなくなるので、IPアドレスの設定後、ネット
ワークデバイスと正常に通信できなくなるという問題は
解消される。
するIPアドレスが検出された場合に、前記入力された
IPアドレスの設定を中止するかどうかをユーザに確認
し、ユーザが「中止」を指示した場合は前記IPアドレ
スの設定を中止し、また「継続」を指示した場合は前記
IPアドレスの設定を行うことにより、他のネットワー
クデバイスと重複するIPアドレスの設定を防止するこ
とができると共に、ネットワークデバイスの追加に伴う
IPアドレスの付け替えのように一時的に同じIPアド
レスを設定しなければならない状況にも対応することが
できるという効果がある。
トワークボードを、開放型アーキテクチャをもつプリン
タヘつなげた場合を示す図である。
プリンタに接続する実施形態を示す断面図である。
気的接続を示すブロック図である。
Cの構成を示すブロック図である。
成図である。
らネットワークデバイスのIPアドレス取得までの処理
の一実施形態を示すフローチャートである。
一実施形態を示すフローチャートである。
一実施形態を示すフローチャートである。
が記憶された記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモ
リマップを示すイメージ図である。
図である。
を示す図である。
ピュータ(PC) 104 LAN100に接続されているパーソナルコン
ピュータ(PC) 105 PC104に接続されているプリンタ 106 LAN100に接続されているファイルサーバ 107 LAN100に含まれるネットワークディスク 108 LAN100に含まれるプリントサーバ 109a プリントサーバ108に接続されたプリンタ 109b プリントサーバ108に接続されたプリンタ 110 ローカルエリアネットワーク(LAN) 111 LAN110に接続されているパーソナルコン
ピュータ(PC) 112 LAN110に接続されているパーソナルコン
ピュータ(PC) 113 LAN110に接続されているファイルサーバ 114 LAN110に含まれるネットワークディスク 115 LAN110に含まれるプリントサーバ 116 プリントサーバ110に接続されたプリンタ 117 プリントサーバ110に接続されたプリンタ 120 ローカルエリアネットワーク(LAN) 121 LAN120に接続されているパーソナルコン
ピュータ(PC) 122 LAN120に接続されているパーソナルコン
ピュータ(PC) 130 変調/復調(MODEM)/トランスポンダー 140 バックボーン 150 プリンタインタフェースカード 151 マイクロプロセッサ 160 プリンタエンジン 170 コネクタ 200 共有メモリ 301 マイクロプロセッサ 302 マイクロプロセッサ301の動作プログラムを
格納するためのROM 303 ワークエリアとして用いるためのRAM 401 MIBのノードiso(1) 402 MIBのノードorg(3) 403 MIBのノードmgmt(2) 404 MIBのノードmib−2(1) 405 MIBのノードprintmib(43) 406 MIBのノードprivate(4) 407 MIBのノードenterprises(1) 408 MIBのノードcanon(1602) 500 ネットワーク管理ソフトウェアが稼動するPC 501 FD512より供給されるネットワーク管理プ
ログラムを実行するCPU 502 ROM 503 RAM 504 システムバス 505 キーボードコントローラ(KBC) 506 CRTコントローラ(CRTC) 507 ディスクコントローラ(DKC) 508 ネットワークインタフェースカード(NIC) 509 キーボード(KB) 510 CRTディスプレイ(CRT) 511 ハードディスク(HD) 512 フロッピーディスクドライブ(FD) 601 デバイスリストモジュール 602 全体制御モジュール 603 コンフィグレータ 604 探索モジュール 605 NetWareジョブモジュール 606 UIモジュールA 607 UIモジュールB 608 制御モジュールA 609 制御モジュールB 610 MIBモジュール 611 SNMPモジュール 612 共通トランスポートモジュール 613 IPXハンドラ 614 UDPハンドラ 615 コンフィグレータ603が用いる現在のプロト
コル 616 NetWare API 617 WinSock
Claims (7)
- 【請求項1】 ネットワークに接続されたネットワーク
デバイスの制御を行うネットワークデバイス制御方法に
おいて、 前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワークデ
バイスを検出する、ネットワークデバイス検出ステップ
と、 前記ネットワークデバイス検出ステップにより検出した
前記ネットワークデバイスのIPアドレスを取得する、
IPアドレス取得ステップと、 前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワークデ
バイスのうちから1つのネットワークデバイスを指定す
る、ネットワークデバイス指定ステップと、 前記ネットワークデバイス指定ステップにより指定した
前記ネットワークデバイスに、設定すべきIPアドレス
を入力する、IPアドレス入力ステップと、 前記IPアドレス入力ステップにより入力した前記IP
アドレスと、前記IPアドレス取得ステップにより取得
した1つまたは複数のIPアドレスとを比較する、IP
アドレス比較ステップと、 前記IPアドレス比較ステップにより一致するIPアド
レスが検出された場合は、前記IPアドレスの設定を中
止し、検出されなかった場合は前記IPアドレスの設定
を行うIPアドレス設定制御ステップと、 を備えることを特徴とするネットワークデバイス制御方
法。 - 【請求項2】 前記IPアドレス比較ステップにより一
致するIPアドレスが検出された場合に、前記入力され
たIPアドレスの設定を中止するか否かを確認する確認
ステップと、 前記確認ステップで、設定中止が指示された場合はIP
アドレスの設定を中止し、設定継続が指示された場合は
前記IPアドレスの設定を行うIPアドレス設定確認ス
テップと、を更に備えることを特徴とする請求項1記載
のネットワークデバイス制御方法。 - 【請求項3】 ネットワークに接続されたネットワーク
デバイスの制御を行うネットワークデバイス制御装置に
おいて、 前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワークデ
バイスを検出する、ネットワークデバイス検出手段と、 前記ネットワークデバイス検出手段により検出した前記
ネットワークデバイスのIPアドレスを取得する、IP
アドレス取得手段と、 前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワークデ
バイスのうちから1つのネットワークデバイスを指定す
る、ネットワークデバイス指定手段と、 前記ネットワークデバイス指定手段により指定した前記
ネットワークデバイスに設定すべきIPアドレスを入力
する、IPアドレス入力手段と、 前記IPアドレス入力手段により入力した前記IPアド
レスと、前記IPアドレス取得手段により取得した1つ
または複数のIPアドレスとを比較する、IPアドレス
比較手段と、 前記IPアドレス比較手段により一致するIPアドレス
が検出された場合は前記IPアドレスの設定を中止し、
検出されなかった場合は前記IPアドレスの設定を行う
IPアドレス設定制御手段と、 を備えることを特徴とするネットワークデバイス制御装
置。 - 【請求項4】 前記IPアドレス比較手段により一致す
るIPアドレスが検出された場合に、前記入力されたI
Pアドレスの設定を中止するか否かを確認する確認手段
と、 前記確認手段で、設定中止が指示された場合はIPアド
レスの設定を中止し、設定継続が指示された場合は前記
IPアドレスの設定を行うIPアドレス設定確認手段
と、を更に備えることを特徴とする請求項3記載のネッ
トワークデバイス制御装置。 - 【請求項5】 前記ネットワーク上で稼動している前記
ネットワークデバイスを検出する、ネットワークデバイ
ス検出ステップと、 前記ネットワークデバイス検出ステップにより検出した
前記ネットワークデバイスのIPアドレスを取得する、
IPアドレス取得ステップと、 前記ネットワーク上で稼動している前記ネットワークデ
バイスのうちから1つのネットワークデバイスを指定す
る、ネットワークデバイス指定ステップと、 前記ネットワークデバイス指定ステップにより指定した
前記ネットワークデバイスに設定すべきIPアドレスを
入力する、IPアドレス入力ステップと、 前記IPアドレス入力ステップにより入力した前記IP
アドレスと、前記IPアドレス取得ステップにより取得
した1つまたは複数のIPアドレスとを比較する、IP
アドレス比較ステップと、 前記IPアドレス比較ステップにより一致するIPアド
レスが検出された場合は前記IPアドレスの設定を中止
し、また検出されなかった場合は前記IPアドレスの設
定を行うIPアドレス設定制御ステップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。 - 【請求項6】 前記IPアドレス比較ステップにより一
致するIPアドレスが検出された場合に、前記入力され
たIPアドレスの設定を中止するか否かを確認する確認
ステップと、 前記確認ステップで、設定中止が指示された場合はIP
アドレスの設定を中止し、設定継続が指示された場合は
前記IPアドレスの設定を行うIPアドレス設定確認ス
テップとを、コンピュータに実行させるためのプログラ
ムを更に記録した請求項5記載のコンピュータで読み取
り可能な記憶媒体。 - 【請求項7】 前記ネットワークに接続されたネットワ
ークデバイスはプリンタであることを特徴とする請求項
3記載のネットワークデバイス制御装置。
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