JP2003316465A - ネットワークデバイス制御装置、ネットワークデバイス制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム - Google Patents

ネットワークデバイス制御装置、ネットワークデバイス制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム

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JP2003316465A
JP2003316465A JP2002124266A JP2002124266A JP2003316465A JP 2003316465 A JP2003316465 A JP 2003316465A JP 2002124266 A JP2002124266 A JP 2002124266A JP 2002124266 A JP2002124266 A JP 2002124266A JP 2003316465 A JP2003316465 A JP 2003316465A
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network device
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reset
network
determination
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Masahiko Sakai
昌彦 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機種に依存しない1つのプログラムによって
作成されたネットワーク管理ソフトウェアでネットワー
クデバイスを制御することが可能なネットワークデバイ
ス制御装置、ネットワークデバイス制御方法および該制
御方法を実現するためのプログラムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク上にあるデバイスの設定を
変更後、リモートリセットが可能か否かを判定し(ステ
ップS4〜S6)、リモートリセットが可能な場合はリ
モートリセットを行い(ステップS7,S8)、リモー
トリセットが不可能な場合は電源の再投入を促すメッセ
ージを表示する(ステップS11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたネットワークデバイスを制御するネットワーク
デバイス制御装置、ネットワークデバイス制御方法およ
び該制御方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)が普及している。
このようなLANは、ビルのフロアまたはビル全体、ビ
ル群(構内)、地域、あるいはさらに大きいエリアにわ
たって構築される。さらに、このようなネットワークが
相互に接続され、世界的規模のネットワークに接続され
ることもある。これらのネットワーク上には、PC(パ
ーソナルコンピュータ)等のコンピュータやプリンタ等
のデバイスを多数接続することができる。また、相互接
続されたそれぞれのLANでは、多様なハードウェア相
互接続技術といくつものネットワークプロトコルが用い
られている。
【0003】ここで、他と切り離された簡単なLANで
は、個々のユーザが機器管理を行うことができる。すな
わち、ユーザが機器を取り替えたり、ソフトウェアをイ
ンストールしたり、問題点を診断したりすることができ
る。
【0004】しかし、規模の大きい複雑なLANや相互
接続された大きなLANグループでは、「管理」を必要
とする。なお、「管理」とは、人間のネットワーク管理
者による管理とその管理者が使用するソフトウェアによ
る管理の両方を意味するが、本願においては、「管理」
とは、システム全体を管理するためのソフトウェアによ
る管理を意味し、「ユーザ」とは、ネットワーク管理ソ
フトウェアを使用する人を意味するものとする。この
「ユーザ」は、通常、システム管理責任者である。「ユ
ーザ」は、ネットワーク管理ソフトウェアを使うことに
よって、ネットワーク上で管理データを得て、このデー
タを変更することができる。
【0005】大規模ネットワークシステムは、通常、機
器の増設と除去、ソフトウェアの更新、および問題の検
出などを絶えず行うことが必要な動的システムである。
一般には、様々な人が所有する、様々な業者から供給さ
れる、様々なシステムが存在する。
【0006】このような大規模なネットワークシステム
を構成するネットワーク上のネットワークデバイスを管
理するための方法として、これまでにいくつかの試みが
数多くの標準機関でなされている。国際標準化機構(I
SO)は、開放型システム間相互接続(Open System In
terconnection:OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フ
レームワークを提供した。ネットワーク管理プロトコル
のOSIモデルは、共通管理情報プロトコル(Common M
anagement Information Protocol:CMIP)と呼ばれ
る。CMIPは、ヨーロッパの共通ネットワーク管理プ
ロトコルである。
【0007】また、近年では、より共通性の高いネット
ワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル(Simple Network Management Protocol:SN
MP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコ
ルがある(「TCP/IP ネットワーク管理入門 実用的
な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳
(株)トッパン発行 1992年8月20日初版を参
照)。
【0008】このSNMPネットワーク管理技術によれ
ば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つの
ネットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエー
ジェントを備えるいくつかの管理対象ノード、および管
理ステーションやエージェントが管理情報を交換するた
めに使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
ユーザは、NMSのネットワーク管理ソフトウェアを用
いて管理対象ノードのエージェントソフトウェアと通信
することにより、ネットワーク上の管理データを得、ま
たそのデータを変更することができる。
【0009】ここで、「エージェント」とは、各々の管
理対象ノードでバックグラウンドプロセスとして走るソ
フトウェアである。ユーザがネットワーク上の管理対象
ノードに対して管理データを要求するときには、ネット
ワーク管理ソフトウェアは、後述するオブジェクト識別
子を管理パケットまたはフレームに入れて管理対象ノー
ドのエージェントへ送信する。
【0010】エージェントは、そのオブジェクト識別子
を解釈して、そのオブジェクト識別子に対応するデータ
を取り出す。そして、そのデータをパケットに入れてネ
ットワーク管理ソフトウェアに返信する。ときには、エ
ージェントは、そのデータを取り出すために、対応する
プロセスを呼び出す場合もある。
【0011】また、エージェントは、管理対象ノードに
関するデータをデータベース形式で保持する。このデー
タベースは、MIB(Management Information Base)
と呼ばれる。
【0012】図8は、MIBの構造を示す概念図であ
り、同図に示すように、MIBは木構造のデータ構造を
しており、全てのノードに一意に識別子が付けられてい
る。図8において、括弧内に書かれている番号をもと
に、そのノードの識別子が定義される。例えば、ノード
201の識別子は“1”である。ノード202の識別子
は、ノード201の子なので、“1・3”である。同様
に、ノード203の識別子は、“1・3・6・1・2”
である。このノードの識別子がオブジェクト識別子(OB
JECT IDENTIFIER)である。ここで、図8には、標準と
して規定されているMIBの一部を抜き出して記載して
いる。
【0013】なお、このMIBの構造は、管理情報構造
(Structure of Management Information:SMI)と
呼ばれ、RFC1155 Structure and Identification of Ma
nagement Information for TCP/IP−based Internets
で規定されている。
【0014】ノード204は、SNMPで管理される機
器が標準的に備えている標準MIBで、オブジェクト群
の頂点になるノードであり、このノードの下のオブジェ
クトの詳細な構造については、RFC1213 Management Inf
ormation Base for NetworkManagement of TCP/IP-base
d internets : MIB-IIに規定されている。
【0015】ノード205は、SNMPで管理されてい
るプリンタが標準的に備えている、プリンタMIBと呼
ばれるオブジェクト群の頂点になるノードであり、この
ノードの下のオブジェクトの詳細な構造については、RF
C 1759 Printer MIBで規定されている。
【0016】ノード206は、プライベートMIBと呼
ばれ、企業や団体などが独自のMIB定義を行うための
頂点となるノードである。
【0017】ノード207は、企業拡張MIBと呼ば
れ、プライベートMIBの中で企業が独自の拡張を行う
ための頂点となるノードである。本出願人、キヤノン株
式会社には、独自の定義を行うために、企業番号として
“1602”が割り当てられており、キヤノン株式会社
独自のMIBであるキヤノンMIB(Canon MI
B)を定義するための頂点ノード208が、企業を意味
するノードである、ノード207の下に位置している。
キヤノンMIBの頂点ノードのオブジェクト識別子は、
“1・3・6・1・4・1・1602”である。
【0018】さて、このようなシステムにおいて、ネッ
トワーク管理ソフトウエアを使用してネットワーク機器
(例えばプリンタ)の設定を行う場合について考える。
【0019】設定を変更した場合、その設定を有効にす
るために、デバイスのリセットあるいは電源の再投入が
必要な場合がある。さらに、デバイスによって、ネット
ワーク管理ソフトウェアからリモートリセット可能なも
のと、デバイスの電源スイッチをオフ・オン(電源再投
入)しなければならないものがある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のネットワーク管理ソフトウェアでは、設定を有効に
するためにリモートリセットが可能なデバイスと、電源
再投入が必要なデバイスとで機種に依存したプログラム
を作成しなければならなかった。
【0021】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、機種に依存しない1つのプログラムによって作
成されたネットワーク管理ソフトウェアでネットワーク
デバイスを制御することが可能なネットワークデバイス
制御装置、ネットワークデバイス制御方法および該制御
方法を実現するためのプログラムを提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載のネットワークデバイス制御装置
は、制御対象のネットワークデバイスに対して設定を行
う設定手段と、前記設定手段による設定を有効にするた
めのリセットが前記ネットワークデバイスで可能か否か
を判定する判定手段と、前記判定手段によりリセット可
能と判定された場合に、前記ネットワークデバイスをリ
セットするリセット手段と、前記判定手段によりリセッ
ト不可能と判定された場合に、前記ネットワークデバイ
スの電源の再投入を要求する電源再投入要求手段とを有
することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項2に記載
のネットワークデバイス制御装置は、制御対象のネット
ワークデバイスに対して設定を行う設定手段と、前記設
定手段による設定を有効にするためのリセットが前記ネ
ットワークデバイスで可能か否かを判定する判定手段
と、前記判定手段によりリセット可能と判定された場合
に、前記ネットワークデバイスをリセットするリセット
手段と、前記判定手段によりリセット不可能と判定され
た場合に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を
促すメッセージを表示部に表示させる表示制御手段とを
有することを特徴とする。
【0024】請求項3に記載のネットワークデバイス制
御装置は、請求項1または2のネットワークデバイス制
御装置において、前記設定手段による設定が成功したか
否かを判定する設定判定手段と、前記設定判定手段によ
り成功しなかったと判定された場合に、エラーが発生し
たことを表示部に表示させるエラー表示制御手段とをさ
らに有することを特徴とする。
【0025】請求項4に記載のネットワークデバイス制
御装置は、請求項1〜3のネットワークデバイス制御装
置において、電源の再投入とは、電源を一度切り、入れ
直すことであることを特徴とする。
【0026】また、上記目的を達成するため、請求項5
に記載のネットワークデバイス制御方法は、制御対象の
ネットワークデバイスに対して設定を行う設定工程と、
前記設定工程による設定を有効にするためのリセットが
前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
工程と、前記判定工程によりリセット可能と判定された
場合に、前記ネットワークデバイスをリセットするリセ
ット工程と、前記判定工程によりリセット不可能と判定
された場合に、前記ネットワークデバイスの電源の再投
入を要求する電源再投入要求工程とを有することを特徴
とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項6に記載
のネットワークデバイス制御方法は、制御対象のネット
ワークデバイスに対して設定を行う設定工程と、前記設
定工程による設定を有効にするためのリセットが前記ネ
ットワークデバイスで可能か否かを判定する判定工程
と、前記判定工程によりリセット可能と判定された場合
に、前記ネットワークデバイスをリセットするリセット
工程と、前記判定工程によりリセット不可能と判定され
た場合に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を
促すメッセージを表示部に表示させる表示制御工程とを
有することを特徴とする。
【0028】請求項7に記載のネットワークデバイス制
御方法は、請求項5または6のネットワークデバイス制
御方法において、前記設定工程による設定が成功したか
否かを判定する設定判定工程と、前記設定判定工程によ
り成功しなかったと判定された場合に、エラーが発生し
たことを表示部に表示させるエラー表示制御工程とをさ
らに有することを特徴とする。
【0029】請求項8に記載のネットワークデバイス制
御方法は、請求項5〜7のネットワークデバイス制御方
法において、電源の再投入とは、電源を一度切り、入れ
直すことであることを特徴とする。
【0030】さらに、上記目的を達成するため、請求項
9に記載のプログラムは、制御対象のネットワークデバ
イスに対して設定を行う設定手順と、前記設定手順によ
る設定を有効にするためのリセットが前記ネットワーク
デバイスで可能か否かを判定する判定手順と、前記判定
手順によりリセット可能と判定された場合に、前記ネッ
トワークデバイスをリセットするリセット手順と、前記
判定手順によりリセット不可能と判定された場合に、前
記ネットワークデバイスの電源の再投入を要求する電源
再投入要求手順とをコンピュータに実行させるためのも
のであることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0032】まず、本発明の一実施の形態に係るネット
ワークデバイス制御装置が接続される大規模ネットワー
クについて説明する。
【0033】図1は、プリンタ2をネットワーク4に接
続するためのネットワークボード(NB)3を、開放型
アーキテクチャを持つプリンタ2へつなげたシステムを
示す図である。
【0034】同図において、ネットワークボード3は、
LAN4へ、例えば、同軸コネクタを持つイーサネット
(登録商標)インターフェース10Base−2や、R
J−45を持つ10Base−T等のLANインターフ
ェースを介してつながれている。
【0035】PCからなる、本実施の形態のネットワー
クデバイス制御装置1もまた、LAN4に接続されてお
り、ネットワークオペレーティングシステムの制御の
下、NB3と通信することができる。ネットワークデバ
イス制御装置1では、ネットワークを管理するためのネ
ットワーク制御プログラムが稼働しており、それによっ
てネットワークが制御される。
【0036】なお、図1に記載の要求パケットおよび応
答パケットについては後述する。
【0037】通常、LANは、1つの建物内の1つの階
または連続した複数の階でのユーザグループ等の、幾分
ローカルなユーザグループにサービスを提供する。例え
ば、ユーザが他の建物や他県に居るなど、あるユーザが
他のユーザから離れるに従って、ワイドエリアネットワ
ーク(WAN)を作ってもよい。WANは、基本的に
は、いくつかのLANを高速度サービス総合デジタルネ
ットワーク(ISDN)電話線等の高速度デジタルライ
ンで接続して形成された集合体である。
【0038】図2は、ネットワークデバイス制御装置1
のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0039】同図において、ネットワークデバイス制御
装置1は、ネットワーク管理ソフトウェアが稼働するP
Cからなり、図1の装置1と同じ物である。ネットワー
クデバイス制御装置1は、ROM102もしくはハード
ディスクドライブ(HDD)111に記憶された、ある
いはフレキシブルディスクドライブ(FDD)112よ
り供給されるネットワーク管理ソフトウェアを実行する
CPU101を備え、システムバス104に接続される
各デバイスを総括的に制御する。
【0040】RAM103は、CPU101の主メモリ
であり、ワークエリア等として機能する。
【0041】キーボードコントローラ(KBC)105
は、キーボード(KB)109や不図示のポインティン
グデバイス等からの指示入力を制御する。
【0042】CRTコントローラ(CRTC)106
は、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御
する。
【0043】ディスクコントローラ(DKC)107
は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、ユーザファイルおよびネットワーク管理ソフ
トウェア等を記憶するハードディスクドライブ(HD
D)111およびフレキシブルディスクドライブ(FD
D)112とのアクセスを制御する。
【0044】ネットワークインターフェースカード(N
IC)108は、LAN4を介して、エージェントある
いはネットワーク機器と双方向にデータをやり取りす
る。
【0045】HDD111には、ネットワーク管理ソフ
トウェアのプログラムが格納される。なお、特に断りの
ない限り、実行の主体は、ハードウエア上はCPU10
1である。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、HD
D111に格納されたネットワーク管理ソフトウェアで
ある。本実施の形態では、OSは、例えばウィンドウズ
(登録商標)(マイクロソフト社製)を想定している
が、これに限るものではない。
【0046】なお、ネットワーク管理ソフトウェアは、
フレキシブルディスクやCD−ROMなどの記憶媒体に
格納された形で供給されても良く、その場合には、FD
D112または不図示のCD−ROMドライブなどによ
って記憶媒体からプログラムが読み取られ、HDD11
1にインストールされる。
【0047】図3は、ネットワーク管理ソフトウェアの
モジュール構成を示すブロック図である。
【0048】ネットワーク管理ソフトウェアは、HDD
111に格納されており、CPU101によって実行さ
れる。その際、CPU101は、ワークエリアとしてR
AM103を使用する。
【0049】図3において、デバイスリストモジュール
11は、ネットワークに接続されたデバイスを一覧にし
て表示するモジュールである。
【0050】全体制御モジュール12は、デバイスリス
トモジュール11からの指示を基に、他のモジュールを
統括する。
【0051】コンフィグレータ13は、デバイスのネッ
トワーク設定に関する特別な処理を行うモジュールであ
る。特に、工場出荷状態のネットワーク機器を初めてL
ANに接続する場合などに、後述する特殊なプロトコル
によってネットワーク機器の設定を行う。
【0052】探索モジュール14は、ネットワークに接
続されているデバイスを探索するモジュールである。探
索モジュール14によって探索されたデバイスが、デバ
イスリストモジュール11によって一覧表示される。
【0053】ICMPモジュール15は、ICMPプロ
トコルの制御を行うモジュールである。ICMPは、I
ETFのRFC792で規定されている、TCP/IP
制御用のプロトコルであり、TCP/IPを実装してい
る端末/デバイスで標準的に実装されている。
【0054】UIモジュール16および17は、後述す
るデバイス詳細ウィンドウを表示するためのモジュール
であり、詳細情報を表示する対象機種毎にUIモジュー
ルが存在する。
【0055】制御モジュール18および19は、詳細情
報を取得する対象機種に特有の制御を受け持つモジュー
ルであり、UIモジュールと同様に、詳細情報を表示す
る対象機種毎に存在する。制御Aモジュール18および
制御Bモジュール19は、MIBモジュール20を用い
て管理対象デバイスからMIBデータを取得し、必要に
応じてデータの変換を行い、各々対応するUIAモジュ
ール16またはUIBモジュール17にデータを渡す。
【0056】MIBモジュール20は、オブジェクト識
別子とオブジェクトキーとの変換を行うモジュールであ
る。ここで、オブジェクトキーとは、オブジェクト識別
子と一対一に対応する32ビットの整数のことである。
オブジェクト識別子は可変長の識別子であり、ネットワ
ーク管理ソフトウェアを実装する上で扱いが面倒なの
で、本ネットワーク管理ソフトウェアにおいてはオブジ
ェクト識別子と一対一に対応する固定長の識別子を内部
的に用いている。MIBモジュール20より上位のモジ
ュールは、このオブジェクトキーを用いてMIBの情報
を扱う。
【0057】SNMPモジュール21は、SNMPパケ
ットの送信と受信を行う。
【0058】共通トランスポートモジュール22は、S
NMPデータを運搬するための下位プロトコルの差を吸
収するモジュールである。実際には、動作時にユーザが
選択したプロトコルによって、IPXハンドラ23また
はUDPハンドラ24のいずれかがデータを転送する役
割を担う。なお、UDPハンドラ24は、実装としてWi
nSock25を用いている。WinSockについては、例えば、
Windows(登録商標)Socket API vl.1の仕様書に記載さ
れている。このドキュメントは複数箇所から入手可能で
あるが、例えばマイクロソフト社製のコンパイラである
Visual C++に同梱されている。
【0059】以下、ネットワーク管理ソフトウェアをP
C1上で起動して、プリンタ2およびネットワークボー
ド3のネットワーク設定を行う場合のネットワーク管理
ソフトウェアの動作手順について説明する。
【0060】図4は、ネットワークデバイスの設定を行
う処理の手順を示すフローチャートであり、本処理は、
例えば図3の制御モジュールA18,B19等で実行さ
れる。
【0061】本処理は、例えば図5のようなネットワー
ク設定シートの[OK]ボタンあるいは[更新]ボタン押
下でネットワークデバイスへの設定が指示されることに
より開始される。
【0062】まず、ステップS1で、そのウインドウの
各コントロールに対応したMIBデータの書き込み要求
を送信する。
【0063】そして、ステップS2で、MIBデータの
書き込み要求に対する応答を受信すると、ステップS3
に進む。
【0064】ステップS3では、MIBデータの書き込
みに成功したかどうかを判断し、成功した場合にはステ
ップS4に進む一方、失敗した場合にはステップS10
に進む。
【0065】ステップS4では、リモートリセットする
ためのMIBデータの読み出し要求を送信し、ステップ
S5では、MIBデータの読み出し要求に対する応答を
受信する。
【0066】そして、ステップS6に進み、MIBデー
タの読み出しに成功したかどうかを判断し、成功した場
合にはステップS7に進む一方、失敗した場合には、ス
テップS10に進む。
【0067】ステップS7では、そのMIBにリセット
を実行するためのMIBデータの値の書き込み要求を送
信し、ステップS8では、MIBデータの書き込み要求
に対する応答を受信する。
【0068】そして、ステップS9に進み、MIBデー
タの書き込みに成功したかどうかを判断し、成功した場
合にはネットワークデバイスの設定が完了する一方、失
敗した場合にはステップS11に進む。
【0069】ステップS11では、図6のようなデバイ
スの電源再投入を促すメッセージを表示する処理を実行
する。
【0070】ステップS10では、図7のようなネット
ワークデバイスに情報を正しく設定できなかった旨のエ
ラーメッセージを表示する処理を実行する。
【0071】なお、本実施の形態では、リモートリセッ
トできない場合に、デバイスの電源再投入を促すメッセ
ージを表示していたが、これに限るものではなく、その
ままデバイスの電源再投入の要求をネットワークデバイ
スに送信したり、デバイスに設けられているリセットス
イッチ等を操作するようにしてもよい。
【0072】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダおよび
プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置(例えば、複写機やファクシミ
リ装置など)に適用してもよい。
【0073】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読出し実行すること
によっても、本発明の目的が達成されることは言うまで
もない。
【0074】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0075】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワ
ークを介してサーバコンピュータからプログラムコード
が供給されるようにしてもよい。
【0076】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0077】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上にあるデバイスの設定を変更後、リモー
トリセットが可能か否かを判定し、リモートリセットが
可能な場合はリモートリセットを行い、リモートリセッ
トが不可能な場合は電源の再投入を促すメッセージを表
示するようにしたので、リモートリセットができる機種
できない機種に依存しないプログラムを作成できるよう
になる。
【0079】また、リモートリセットができない機種に
対しては、電源の再投入を施すメッセージを表示するこ
とにより、デバイスへの設定は行われたかが有効になっ
ていないという状態を回避し、ユーザがデバイスを正し
く使用できるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタをネットワークに接続するためのネッ
トワークボードを、開放型アーキテクチャを持つプリン
タへ繋げたシステムを示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るネットワークデバ
イス制御装置のハードウェア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ネットワーク管理ソフトウェアのモジュール構
成を示すブロック図である。
【図4】図2のネットワークデバイス制御装置、特にC
PUが実行するネットワークデバイス設定処理の手順を
示すフローチャートである。
【図5】図2のCRT上に表示されたネットワーク設定
シートの一例を示す図である。
【図6】デバイスの電源再投入を促すメッセージを表示
するダイアログボックスの一例を示す図である。
【図7】エラーメッセージを表示するダイアログボック
スの一例を示す図である。
【図8】MIBの構造を示す概念図である。
【符号の説明】
1 PC 2 プリンタ 3 ネットワークボード 4 LAN 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 システムバス 105 KBC 106 CRTC 107 DKC 108 NIC 109 キーボード 110 CRT 111 HDD 112 FDD

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象のネットワークデバイスに対し
    て設定を行う設定手段と、 前記設定手段による設定を有効にするためのリセットが
    前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段によりリセット可能と判定された場合に、
    前記ネットワークデバイスをリセットするリセット手段
    と、 前記判定手段によりリセット不可能と判定された場合
    に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を要求す
    る電源再投入要求手段とを有することを特徴とするネッ
    トワークデバイス制御装置。
  2. 【請求項2】 制御対象のネットワークデバイスに対し
    て設定を行う設定手段と、 前記設定手段による設定を有効にするためのリセットが
    前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段によりリセット可能と判定された場合に、
    前記ネットワークデバイスをリセットするリセット手段
    と、 前記判定手段によりリセット不可能と判定された場合
    に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を促すメ
    ッセージを表示部に表示させる表示制御手段とを有する
    ことを特徴とするネットワークデバイス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段による設定が成功したか否
    かを判定する設定判定手段と、 前記設定判定手段により成功しなかったと判定された場
    合に、エラーが発生したことを表示部に表示させるエラ
    ー表示制御手段とをさらに有することを特徴とする請求
    項1または2に記載のネットワークデバイス制御装置。
  4. 【請求項4】 電源の再投入とは、電源を一度切り、入
    れ直すことであることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のネットワークデバイス制御装置。
  5. 【請求項5】 制御対象のネットワークデバイスに対し
    て設定を行う設定工程と、 前記設定工程による設定を有効にするためのリセットが
    前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
    工程と、 前記判定工程によりリセット可能と判定された場合に、
    前記ネットワークデバイスをリセットするリセット工程
    と、 前記判定工程によりリセット不可能と判定された場合
    に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を要求す
    る電源再投入要求工程とを有することを特徴とするネッ
    トワークデバイス制御方法。
  6. 【請求項6】 制御対象のネットワークデバイスに対し
    て設定を行う設定工程と、 前記設定工程による設定を有効にするためのリセットが
    前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
    工程と、 前記判定工程によりリセット可能と判定された場合に、
    前記ネットワークデバイスをリセットするリセット工程
    と、 前記判定工程によりリセット不可能と判定された場合
    に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を促すメ
    ッセージを表示部に表示させる表示制御工程とを有する
    ことを特徴とするネットワークデバイス制御方法。
  7. 【請求項7】 前記設定工程による設定が成功したか否
    かを判定する設定判定工程と、 前記設定判定工程により成功しなかったと判定された場
    合に、エラーが発生したことを表示部に表示させるエラ
    ー表示制御工程とをさらに有することを特徴とする請求
    項5または6に記載のネットワークデバイス制御方法。
  8. 【請求項8】 電源の再投入とは、電源を一度切り、入
    れ直すことであることを特徴とする請求項5〜7のいず
    れかに記載のネットワークデバイス制御方法。
  9. 【請求項9】 制御対象のネットワークデバイスに対し
    て設定を行う設定手順と、 前記設定手順による設定を有効にするためのリセットが
    前記ネットワークデバイスで可能か否かを判定する判定
    手順と、 前記判定手順によりリセット可能と判定された場合に、
    前記ネットワークデバイスをリセットするリセット手順
    と、 前記判定手順によりリセット不可能と判定された場合
    に、前記ネットワークデバイスの電源の再投入を要求す
    る電源再投入要求手順とをコンピュータに実行させるた
    めのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプログラムを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
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