JPH11282414A - プラズマディスプレイ - Google Patents

プラズマディスプレイ

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JPH11282414A
JPH11282414A JP10085488A JP8548898A JPH11282414A JP H11282414 A JPH11282414 A JP H11282414A JP 10085488 A JP10085488 A JP 10085488A JP 8548898 A JP8548898 A JP 8548898A JP H11282414 A JPH11282414 A JP H11282414A
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暢一郎 岡▲崎▼
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正敏 椎木
Teruki Suzuki
輝喜 鈴木
Keizo Suzuki
敬三 鈴木
Tadashi Furukawa
正 古川
Masaharu Ishigaki
正治 石垣
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】励起波長−発光強度特性を示す励起スペク
トルの異なる複数の蛍光体材料で一色を構成した蛍光体
層を有する表示パネルをプラズマディスプレイに具備す
る。 【効果】 高輝度のプラズマディスプレイを実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ(PDP)に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイは、希ガスを含む
微小放電空間で発生する真空紫外線を励起源とし、放電
空間内に配置した蛍光体を発光させることによりカラー
表示をする方式である。図2にPDPにおける表示パネ
ルの概略図を示す。表示パネルは前面基板と背面基板を
張り合わせて一体化した物である。
【0003】前面基板は、前面板ガラスと、一定間隔で
平行に形成されたサスティン電極、誘電体層ならびに、
Mgo保護膜から成っている。また背面基板には、前面
基板上のサスティン電極と直交するように配置されたア
ドレス電極と、放電空間を保ち、放電画素を隔離するた
めの隔壁、さらにこの隔壁間の溝面を被覆する形で順に
ストライプ状に塗り分けられた赤、青、緑の各蛍光体層
が形成されている。蛍光体層は、蛍光体とビヒクルを混
ぜて蛍光体ペーストとし、スクリーン印刷などの方法で
形成し、焼成により揮発成分を除去して形成する。
【0004】以上の前面基板と、背面基板部分が封着さ
れ、その中には図示しない放電ガスが封入される。放電
ガスとしては、NeとXeの混合物やHeとXeの混合物などが
用いられる。1本のアドレス電極とサスティン電極の間
に電圧を印加してプラズマ放電を開始させた後、2本の
サスティン電極間に電圧を印加してプラズマ放電を持続
させる。このプラズマ放電では、波長が200nm以下の真
空紫外線が放射される。この紫外線のうち、Xeの共鳴線
(中心波長:147nm±5nm)、Xeの分子線(中心波長:172nm
±5nm)が、主として蛍光体を励起し、蛍光体が可視光
(赤、緑、青)を発光し、カラー表示を実現している。
【0005】PDPにおいては、発光輝度を上げること
が課題の一つであり、高発光効率を目指して、蛍光体材
料開発が進められてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在のPDP
の輝度は〜450Cd/m2程度であり、直視型電子管カラ
ーテレビの輝度(600〜1000Cd/m2)に比べて低
く、輝度向上が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、励起波長−発
光強度特性を示す励起スペクトルの異なる複数の蛍光体
材料で一色を構成した蛍光体層を有する表示パネルを具
備したプラズマディスプレイである。
【0008】以下に本発明を詳述する。PDPは、複数
のセルからなり、発光させたいセルに電圧を印加するこ
とにより、プラズマ放電を起し、この放電により発生す
る紫外線(励起光)で蛍光体が励起され、その蛍光体が
可視光を発光する。所望のセルを所望の色で発光させる
ことで画像表示を行う。
【0009】励起光の発光スペクトルは有限の半値幅を
もち、複数のピークを持つ複雑なスペクトル構造を有す
ることもある。また、蛍光体の励起波長と発光強度との
関係を示す、励起スペクトルも一般的には、複雑なスペ
クトル構造を有する。
【0010】説明を簡単化するため、励起光の発光スペ
クトル、蛍光体の励起スペクトルは単一のピークをもっ
たスペクトル構造であるとして説明する。より複雑なス
ペクトル構造を有する場合でも、単一ピークの重ねあわ
せとして同様に説明することができる。励起光発光スペ
クトルと蛍光体1、蛍光体2の励起スペクトルが図3の
関係にあるとする。励起光強度が最大となる波長をλ0
とする。励起スペクトルが最大となる波長がλ1(λ1
<λ0)である蛍光体1の場合、発光に寄与する励起光
成分は短波長側(図3中の黒塗り部分)のみである。ま
た、励起スペクトルが最大となる波長がλ2(λ0<λ
2)である蛍光体2の場合、発光に寄与する励起光成分
は長波長側(図3中の白塗り部分)のみである。
【0011】この2種類の蛍光体粒子から成る蛍光膜に
ついて説明する。図3の励起光のうち、短波長成分(λ
1<波長<λ0)を励起光1、長波長成分(λ0<波長
<λ2)を励起光2とする。
【0012】励起光1は、ある場合には、蛍光体1を直
接励起して発光させる(図4(1))。またある場合に
は、他の蛍光体1粒子で反射した後、別の蛍光体1粒子
を励起して発光させる(図4(2))。これに対し、励
起光1は蛍光体2粒子を励起せず、蛍光体2粒子は発光
しない(図4(3)、図4(4))。
【0013】励起光2は蛍光体1粒子を励起せず、蛍光
体1粒子は発光しない(図5(1)、図5(2))。こ
れに対し、励起光2は、ある場合には、蛍光体2を直接
励起して発光させる(図5(3))。またある場合に
は、他の蛍光体2粒子で反射した後、別の蛍光体2粒子
を励起して発光させる(図5(4))。
【0014】これに対し、蛍光体1および蛍光体2の混
合物を用いた場合について説明する。励起光1は、ある
場合には、蛍光体1粒子を直接励起し、発光させる(図
6(1))。また、励起光1はある場合には、この励起
光では発光しない蛍光体2粒子に反射した後、蛍光体1
粒子を励起し発光させる(図6(2))。
【0015】励起光2は、ある場合には、蛍光体2粒子
を直接励起し、発光させる(図6(3))。また、励起
光2はある場合には、この励起光では発光しない、蛍光
体1粒子に反射した後、蛍光体2粒子を励起し発光させ
る(図6(4))。つまり、蛍光体の混合物を用いるこ
とで励起光1、励起光2のいずれに対しても発光可能と
なるため、単一材料を用いた場合よりも蛍光体の発光強
度を向上させることが可能となる。
【0016】励起光が複数のピークをもった場合でも、
同様の効果を説明できる。さらに、蛍光体の励起スペク
トルが複雑な構造を持ち、混合する蛍光体の励起スペク
トル同士の重なりあいがあっても、お互いの励起スペク
トルが完全に一致する物でなければ、同様の効果を説明
できる。また、反射率スペクトルなど他の光学的特性で
も同様の効果を説明できる。
【0017】
【発明の実施の形態】蛍光体層として、異なる複数の蛍
光体材料の混合物、または個々の蛍光体材料を層状に積
み重ねる等のこれらの蛍光体材料の積層構造を用いる。
【0018】赤色蛍光体層を形成する蛍光体材料として
は、YBO3:Eu,Y2O3:Eu,GdBO3:Eu,(Y,Gd)(P,V)O4:Eu, Y
(P,V)O4:Eu, (Y,Gd)BO3:Eu,ScBO3:EuなどやCRT(Cat
hode laytube)用やランプ用蛍光体材料などのうち、2
種類以上の蛍光体材料を選択して用いることができる。
【0019】緑蛍光体層を形成する蛍光体材料として
は、Zn2SiO4:Mn,BaAl12O19:Mn,YBO3:Tb,GdBO3:Tbなどや
CRT、ランプ用蛍光体材料などのうち、2種類以上の
蛍光体材料を選択して用いることができる。
【0020】青蛍光体層を形成する蛍光体材料として
は、BaMgAl14O23:Eu, BaMgAl10O17:Eu,(Y,Gd)(P,V)O4,C
aWO4:Pb,Y2SiO5:CeなどやCRT,ランプ用蛍光体材料
などのうち、2種類以上の蛍光体材料を選択して用いる
ことができる。
【0021】蛍光体層の励起光としては、波長200nm以
下の光を用い、例えばXeの共鳴線(中心波長:147nm±5n
m)、Xeの分子線(中心波長:172nm±5nm)、またはこれら
の混合光が用いられる。また、放電ガスとしては、例え
ばNeとXeの混合物、HeとXeの混合物、またはN
eとHeとXeの混合物が用いられる。以下の実施例で
は、NeとXeの混合物から発せられるXeの共鳴線(中
心波長:147nm±5nm)を励起光として用いた。
【0022】実施例1 図1に表示パネルの背面基板の断面図を示す。背面板ガ
ラスにアドレス電極及び隔壁を形成した後、蛍光体層を
形成した。 赤蛍光体として、(Y,Gd)BO3:Euと(Y,Gd)(P,
V)O4:Euの積層構造、またはこれらの混合物を、緑蛍光
体としてはZn2SiO4:Mnを、青蛍光体としてはBaMgAl10O
17:Euを用いた。
【0023】蛍光体40重量部とビヒクル60重量部を
混ぜて蛍光体ペーストとし、スクリーン印刷により塗布
し、乾燥、焼成工程によりペースト内の揮発成分の除去
と有機物の燃焼除去を行い、蛍光体層を形成し背面基板
を作製した。次にこの背面基板を前面基板と貼りあわ
せ、放電ガスを封入して表示パネルを作製した。
【0024】その後、表示パネルの発光輝度特性を測定
した。図7に赤蛍光体層における(Y,Gd)BO3:Euの混合重
量比率を変化させた際の赤蛍光体層の発光輝度変化を示
した。赤蛍光体層を(Y,Gd)BO3:Euと(Y,Gd)(P,V)O4:Euの
積層構造またはこれらの混合物で構成することにより、
(Y,Gd)BO3:Eu単体または(Y,Gd)(P,V)O4:Eu単体の場合よ
りも輝度が増加した。(Y,Gd)BO3:Euの重量比率が10%
以上25%以下では、単体の場合よりも10%以上の輝
度増加が、重量比率が25%以上75%以下では20%
以上の輝度増加が、重量比率が75%以上90%以下で
は10%以上の輝度増加が実現できた。特に重量赤蛍光
体層比率50%では30%程度の輝度増加が実現でき
た。
【0025】実施例2 実施例1において、赤蛍光体として、Y2O3:Euと(Y,Gd)
(P,V)O4:Euの積層構造またはこれらの混合物を用いた。
用いる赤蛍光体が異なる以外は実施例1と同様の方法で
表示パネルを作製し、同様の輝度測定を行った。その結
果、赤蛍光体の輝度が増加し、特にY2O3:Euの重量比率
75%ではY2O3:Eu単体または(Y,Gd)(P,V)O4:Eu単体の
場合より10%程度の輝度増加が実現できた。
【0026】実施例3 実施例1において、赤蛍光体として、Y2O3:Euと(Y,Gd)B
O3:Euの積層構造またはこれらの混合物を用いた。用い
る赤蛍光体が異なる以外は実施例1と同様の方法で表示
パネルを作製し、同様の輝度測定を行った。その結果、
赤蛍光体の輝度が増加し、特にY2O3:Euの重量比率75
%ではY2O3:Eu単体または(Y,Gd)BO3:Eu単体の場合より
8%程度の輝度増加が実現できた。
【0027】実施例4 赤蛍光体として、(Y,Gd)BO3:Euを、緑蛍光体としてはZn
2SiO4:Mnと BaAl12O19:Mnの積層構造またはこれらの混
合物を、青蛍光体としてはBaMgAl10O17:Euを用い、実施
例1と同様の方法で表示パネルを作製し、緑蛍光体層の
発光輝度を測定した。図8に緑蛍光体層におけるZn2SiO
4:Mnの重量比率を変化させた際の緑蛍光体層の発光輝度
変化を示した。緑蛍光体層をZn2SiO4:MnとBaAl12O19:Mn
の積層構造またはこれらの混合物で構成することによ
り、Zn2SiO4:Mn単体またはBaAl12O19:Mn単体の場合より
も輝度が増加した。
【0028】Zn2SiO4:Mnの重量比率が5%以上15%以
下では、BaAl12O19:Mn単体の場合よりも5%以上の輝度
増加が、重量比率が15%以上75%以下では10%以
上の輝度増加が、重量比率が75%以上85%以下では
5%以上の輝度増加が実現できた。特に重量比率50%
では20%程度の輝度増加が実現できた。
【0029】実施例5 赤蛍光体として、(Y,Gd)BO3:Euを、緑蛍光体としてはZn
2SiO4:Mnを青蛍光体としてはBaMgAl10O17:Euと (Y,Gd)
(P,V)O4の積層構造またはこれらの混合物を用い、実施
例1と同様の方法で表示パネルを作製し、青蛍光体層の
発光輝度を測定した。図9に青蛍光体層における(Y,Gd)
(P,V)O4の重量比率を変化させた際の青蛍光体層の発光
輝度変化を示した。青蛍光体層をBaMgAl10O17:Euと(Y,G
d)(P,V)O4の積層構造またはこれらの混合物で構成する
ことにより、BaMgAl10O17:Eu単体または(Y,Gd)(P,V)O4
単体の場合よりも輝度の増加が実現できた。
【0030】(Y,Gd)(P,V)O4の重量比率が10%以上2
0%以下では、単体の場合よりも5%以上の輝度増加
が、重量比率が20%以上30%以下では10%以上の
輝度増加が、重量比率が30%以上80%以下では15
%以上の輝度増加が、80%以上90%以下では10%
以上の輝度増加が、90%以上95%以下では5%以上
の輝度増加が実現できた。特に重量比率50%では20
%程度の輝度増加が実現できた。
【0031】以上の実施例では、赤、緑、青の蛍光体層
のいずれか一つを積層構造または混合物で構成したが、
2種類の色の蛍光体層または3種類の全ての色の蛍光体
層を、積層構造または混合物で構成しても良いことは云
うまでもない。また、一色の蛍光体層を2種類の蛍光体
材料を用いて作製する例を示したが、3種類以上の蛍光
体材料を用いて作製しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高輝度のプラズマディ
スプレイを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプラズマディスプレイの表
示パネルの背面基板の概略図である。
【図2】プラズマディスプレイの表示パネルの概略図で
ある。
【図3】励起光の発光スペクトルと、蛍光体の励起スペ
クトルの関係を示す図である。
【図4】蛍光体1の発光特性を示す図である。
【図5】蛍光体2の発光特性を示す図である。
【図6】2種類の蛍光体からなる蛍光体層の発光特性を
示す図である。
【図7】赤蛍光体の重量比率と発光強度の関係を示す図
である。
【図8】緑蛍光体の重量比率と発光強度の関係を示す図
である。
【図9】青蛍光体の重量比率と発光強度の関係を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09K 11/78 CPK C09K 11/78 CPK 11/83 CQH 11/83 CQH H01J 11/02 H01J 11/02 B 17/04 17/04 (72)発明者 鈴木 敬三 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 古川 正 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 石垣 正治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励起波長−発光強度特性を示す励起スペク
    トルの異なる複数の蛍光体材料で一色を構成した蛍光体
    層を有する表示パネルを具備したことを特徴とするプラ
    ズマディスプレイ。
  2. 【請求項2】上記蛍光体層は上記複数の蛍光体材料の混
    合物から成ることを特徴とする請求項1記載のプラズマ
    ディスプレイ。
  3. 【請求項3】上記蛍光体層は上記複数の蛍光体材料の積
    層構造から成ることを特徴とする請求項1記載のプラズ
    マディスプレイ。
  4. 【請求項4】上記蛍光体層は波長200nm以下の光励起に
    より可視光を発することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
  5. 【請求項5】上記波長200nm以下の光励起は、中心波長1
    47nm±5nm、中心波長172nm±5nm、またはこれらの混合
    光による光励起であることを特徴とする請求項4記載の
    プラズマディスプレイ。
  6. 【請求項6】上記蛍光体層は赤発光蛍光体層であり、上
    記複数の蛍光体材料はY2O3:Euおよび(Y,Gd)BO3:Euを
    含んでいることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    一項に記載のプラズマディスプレイ。
  7. 【請求項7】上記蛍光体層は赤発光蛍光体層であり、上
    記複数の蛍光体材料はY2O3:Euおよび(Y,Gd)(P,V)O4:Eu
    を含んでいることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か一項に記載のプラズマディスプレイ。
  8. 【請求項8】上記蛍光体層は赤発光蛍光体層であり、上
    記複数の蛍光体材料は(Y,Gd)BO3:Euおよび(Y,Gd)(P,
    V)O4:Euを含んでいることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
  9. 【請求項9】上記蛍光体層は緑発光蛍光体層であり、上
    記複数の蛍光体材料はZn2SiO4:MnおよびBaAl12O19:Mnを
    含んでいることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    一項に記載のプラズマディスプレイ。
  10. 【請求項10】上記蛍光体層は青発光蛍光体層であり、
    上記複数の蛍光体材料はBaMgAl10O17:Euおよび(Y,G
    d)(P,V)O4を含んでいることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
  11. 【請求項11】プラズマ放電ガスから発せられる、Xeの
    共鳴線(中心波長:147nm±5nm)、Xeの分子線(中心波
    長:172nm±5nm)、またはこれらの混合光で上記蛍光体
    層の励起が可能なことを特徴とする請求項6乃至10の
    いずれか一項に記載のプラズマディスプレイ。
  12. 【請求項12】上記2種類の蛍光体材料の重量比率に対
    する輝度の関係を示すグラフの形状は上に凸であること
    を特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレイ。
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