JPH11281781A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11281781A
JPH11281781A JP10081909A JP8190998A JPH11281781A JP H11281781 A JPH11281781 A JP H11281781A JP 10081909 A JP10081909 A JP 10081909A JP 8190998 A JP8190998 A JP 8190998A JP H11281781 A JPH11281781 A JP H11281781A
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Shinjiro Akiba
愼二郎 秋葉
Teruhisa Izumo
輝久 出雲
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アラーム設定された件数が多くても、その内
容を事前に容易な操作で確認することができる。 【解決手段】 CPU32は、アラームボタンが押され
ると、フラッシュメモリ9に記憶されているアラーム設
定された音声ファイルについて、所定のアルゴリズムを
用いて優先順位を決定し、優先順位の高いものの情報を
表示部40に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声を音声ファイ
ルとして記録し、設定された時刻に音声ファイルを再生
することができる記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声信号をファイル毎に記憶
するフラッシュメモリを備えた記録再生装置(以下、
「ICレコーダ」という。)が提供されている。ICレ
コーダは、音声信号のファイル(以下、「音声ファイ
ル」という。)を記録するとともに、その音声ファイル
を所定の時刻に設定して再生する機能(アラーム設定機
能)を有している。ユーザは、アラーム設定をするとき
は、所定の操作によってICレコーダをアラーム設定モ
ードに移行し、そして所望の音声ファイルを再生する日
・時間等を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザは、
アラーム設定された内容を確認したい場合がある。しか
し、従来のICレコーダでは、このときもアラーム設定
モードに移行しないと、ユーザはアラーム設定された内
容を確認することができない。
【0004】ここで、既にアラーム設定されている場合
において、ユーザがその内容を確認するときの操作の一
例を説明する。ICレコーダは、例えばそのメニューボ
タンが1回押されるとアラームオン/オフモードにな
り、さらに1回押されると日付曜日選択モードになり、
さらに1回押されると日付時間設定モードになる。そし
て、この日付時間設定モードになったときに、アラーム
設定された日付や時間が表示される。
【0005】したがって、ユーザはその内容を確認する
ためには少なくともメニューボタンを3回押す操作が必
要になる。すなわち、ユーザは、1件のアラーム設定の
内容確認のために以上のような操作が必要であり、さら
に、件数が多くなればなるほど他の操作を行う必要が生
じてくるため、確認の操作が非常に大変になってしま
う。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、アラーム設定された件数が多くても、
その内容を事前に容易な操作で確認することができる記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録再生装置は、複数の音声ファイ
ルを記憶する領域であるファイル記憶領域と、上記各音
声ファイルの再生時刻を記憶する領域である再生時刻記
憶領域を有する記憶手段と、音声を音声ファイルとして
上記記憶手段のファイル記憶領域に記録する記録手段
と、所定の音声ファイルの再生時刻を設定するための操
作が行われる第1の操作手段と、上記第1の操作手段で
操作設定された所定のファイルの再生時刻を上記記憶手
段の上記再生時刻記憶領域に書き込み、現在時刻と上記
再生時刻記憶領域に記憶されている再生時刻が一致する
かを判定し、現在時刻と一致したときに、その再生時刻
に対応する音声ファイルを上記記憶手段から読み出す制
御を行う制御手段と、上記記憶手段から読み出された音
声信号を再生する記録再生手段と、音声ファイルの情報
を表示する表示手段と、再生時刻が設定された音声ファ
イルの情報を上記表示手段に表示させるための操作が行
われる第2の操作手段とを備える。
【0008】そして、上記記録再生装置は、上記第2の
操作手段の操作が行われたときに、再生時刻が設定され
た各音声ファイルの再生時刻に基づいて上記各音声ファ
イルの優先順位を決定し、その優先順位の順に音声ファ
イルの情報を上記表示手段に表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明は、例えば図
1に示すような構成のICレコーダ1に適用される。
【0010】上記ICレコーダ1は、記録部10によっ
て電気的にデータの消去/再書込みが可能な不揮発性メ
モリであるEEPROM(Electrical Erasable/Progra
mmable Read-Only Memory )すなわちフラッシュメモリ
9に音声データを記憶させ、フラッシュメモリ9の音声
データを再生部20によって再生する制御を行う制御部
30を有し、表示部40に操作部50からの操作内容や
フラッシュメモリ9の音声データの内容を表示させるも
のである。なお、フラッシュメモリ9には、1件毎に音
声データが1つの音声ファイルとして記憶される。
【0011】上記記録部10は、音声を電気信号に変換
して音声信号を出力するマイクロホーン11と、マイク
ロホーン11からの音声信号を増幅する増幅器12と、
増幅器12で増幅された音声信号の利得制御を行う自動
利得制御回路(以下、「AGC」:Automatic Gain Con
trollerという。)13と、AGC13からの音声信号
を音声データに変換するエンコーダ14と、エンコーダ
14からの音声データを一時記憶するバッファメモリ1
5とを備える。
【0012】マイクロホーン11は、入力される音を音
声信号に変換して増幅器12に供給し、増幅器12は、
音声信号を増幅してAGC13に供給する。AGC13
は、増幅器12で増幅された音声信号を、その利得が所
定値になるように利得制御を行ってエンコーダ14に供
給する。
【0013】エンコーダ14は、音声信号が時間的に相
関が強いことから、例えば適応型差分パルスコードモジ
ュレーション(以下、「ADPCM」:Adaptive Diffe
rential Pulse Code Modulation という。)方式によ
り、音声信号を符号化して音声データを生成し、この音
声データをバッファメモリ15,制御部30を介してフ
ラッシュメモリ9に供給する。
【0014】また、エンコーダ14は、2つのモードに
応じて音声データの符号化量を調整することができ、例
えばSPモードのとき8kHzでサンプリングを行い、
LPモードのときは4kHzでサンプリングを行って、
時間軸方向に対して音声信号の符号化量を調整する。
【0015】ここで、フラッシュメモリ9は、記録部1
0からの音声ファイルを記憶する領域であるファイル記
憶領域と、上記各音声ファイルの再生時刻を記憶する領
域である再生時刻記憶領域を有する。また、ユーザは、
操作部50を操作して、フラッシュメモリ9に既に記憶
されている音声ファイルから所望のものを選択して当該
音声ファイルを再生する時刻を設定することができる。
このとき、フラッシュメモリ9には、上記再生時刻記憶
領域に当該音声ファイルの再生時刻を示すデータも記憶
される。
【0016】また、音声ファイルは、長時間録音モード
で記録されたLPモードと、通常モードで記録されたS
Pモードの2種類があり、記録時のサンプリング周波数
によって区別される。また、全ての音声ファイルは、A
ファイル,Bファイル,Cファイルのいずれかに区別さ
れて記録される。なお、Aファイル,Bファイル,Cフ
ァイルは音声ファイルの録音前に操作部50の操作によ
ってユーザが予め設定することができ、音声ファイルは
その設定されたAファイル等のいずれかに分類されて記
録される。
【0017】一方、再生部20は、制御部30を介して
フラッシュメモリ9から読み出された音声データを元の
音声信号に変換するデコーダ21と、高域成分を除去す
るフィルタ22と、フィルタ22からの音声信号を増幅
してスピーカ24に供給する増幅器23とを備える。
【0018】デコーダ21は、記録部10のエンコーダ
14に対応したものであり、上述のSPモード又はLP
モードに応じてフラッシュメモリ9から読み出された音
声データ、すなわちADPCM方式で符号化された音声
データを復号していわゆるPAM信号を生成する。フィ
ルタ22は、このPAM信号から音声帯域以上の高周波
成分を除去して、音声信号を出力する。増幅器23は、
デコーダ21から供給される音声信号を増幅してスピー
カ24を駆動する。かくして、録音された音がスピーカ
24から出力される。
【0019】制御部30は、このICレコーダ1の動作
を制御するためのプログラムが記憶されているROM3
1と、ROM31に記憶されているプログラムを実行し
て、フラッシュメモリ9や記録部10,再生部20,表
示部40を制御するマイクロコンピュータ(以下、「C
PU」という。)32と、時刻情報を生成するタイマ3
3と、時刻やプログラムの実行結果等を一時的に記憶す
るランダム・アクセス・メモリ(以下、「RAM」:Ra
ndom Access Memoryという。)34とを備え、操作部5
0の操作設定に基づいて各回路を制御する。
【0020】RAM34は、起動時に、例えばフラッシ
ュメモリ9から読み出されたTOC(Table Of Content
s)情報や、音声ファイルを再生する時刻のデータ等を
記憶する。そして、CPU32は、RAM34に格納さ
れた再生時刻のデータとタイマ33の時刻情報とを比較
し、これが一致したときにその音声ファイルの再生を行
う。
【0021】表示部40は、低消費電力の液晶表示パネ
ル41と、この液晶表示パネル41を照明するためのバ
ックライト42とを備え、ICレコーダ1の動作状態や
操作手順を表示する。液晶表示パネル41は、例えばフ
ラッシュメモリ9に後述するスペシャルファイルが記憶
されているときは「S」を表示し、スペシャルファイル
が記憶済みであることをユーザに喚起する。
【0022】上記ICレコーダ1の外観を図2に示す。
ICレコーダ1は、片手で把持できる大きさのほぼ直方
体形状の筐体60によって覆われて構成される。筐体6
0の正面部60aには、表示部40が設けられている。
また、筐体60には、上述した操作部50として、表示
されている音声ファイルの次又は前の音声ファイルを選
択するための送り/戻しボタン51と、音声ファイルの
再生を開始する再生ボタン52と、再生中の音声ファイ
ルを停止させる停止ボタン53と、アラーム表示を行う
ためのアラームボタン54と、その他図示しないが時刻
設定等を行うためのボタンが設けられている。
【0023】筐体60の側面部60bには、送り/戻し
ボタン51及び再生ボタン52が設けられている。送り
/戻しボタン51は、その上端部51a又は下端部51
bが押圧可能に構成される。ユーザは、この上端部51
a又は下端部51bを押圧することによって、所望の音
声ファイルを選択できる。そして、再生ボタン52が押
されると選択された音声ファイルが再生され、停止ボタ
ン53が押されると音声ファイルの再生が停止する。
【0024】かかる構成のICレコーダ1は、1件毎の
音声信号を音声ファイルとして記録することができると
ともに、上述のように、その音声ファイルを再生する時
刻を設定すること(以下、「アラーム設定」という。)
もできる。
【0025】ユーザは、例えば所望の音声ファイルを1
回再生するための月・日・時刻を設定(月日設定)した
り、所定の曜日の所定の時刻に再生する設定(週一設
定)をしたり、毎日所定の時刻に再生する設定(毎日設
定)をすることができる。
【0026】つぎに、アラーム設定された内容を例示し
て、アラーム設定された内容の検索方法について説明す
る。ここで、ユーザは、以下のように第1から第4の用
件をアラーム設定したものとする。
【0027】第1の用件(No.1) Cファイルの2/6番目の音声ファイルを毎日8:00
に再生 第2の用件(No.2) Bファイルの1/4番目の音声ファイルを10月20日
8:20に再生 第3の用件(No.3) Aファイルの8/12番目の音声ファイルを毎週水曜日
18:00に再生 第4の用件(No.4) Cファイルの4/6番目の音声ファイルを10月15日
17:30に再生
【0028】そして、ユーザがアラームボタン54を押
すと、CPU32は、図3に示すステップS1以下の処
理を行う。
【0029】ステップS1において、CPU32は、ア
ラーム設定された用件の有無を判定する。具体的には、
フラッシュメモリ9にアラーム設定された音声ファイル
が存在するかを判定し、存在するときはステップS2に
進み、存在しないときはステップS9に進む。具体的に
は、CPU32は、フラッシュメモリ9に音声ファイル
が記憶されているか、また、音声ファイルが記憶されて
いるときはその再生時刻を示すデータも記憶されている
かを判定する。そして、CPU32は、フラッシュメモ
リ9に音声ファイルが記憶されていない場合や何れの音
声ファイルにも再生時刻を示すデータが記憶されていな
いと判定したときはステップS9に進み、それ以外の時
はステップS2に進む。
【0030】ステップS2において、CPU32は、液
晶表示パネル41に「AL SCHEDULE」を1秒
間表示させた後、アラームマークを点滅させて、ステッ
プS3に進む。
【0031】ステップS3において、CPU32は、ア
ラーム設定された音声ファイルの中において優先順位を
決定して、優先順位が1番の音声ファイルを選択して、
ステップS4に進む。
【0032】ここで、優先順位決定のアルゴリズムにつ
いて説明する。アラーム設定された音声ファイルは、月
日設定,週一設定,毎日設定の順番で優先順位が高いも
のとする。なお、月日設定,週一設定,毎日設定の音声
ファイルがそれぞれ複数あるときは、現在時刻に近いも
のから優先順位が高いものとする。このような優先順位
の下、例えば図4(A)に示す8件の音声ファイルは、
以下のように並び換えられる。なお、1から8までの数
字は優先度を示し、優先度1が最も高く、優先度8が最
も低い。
【0033】最初に、図4(B)に示すように、ランダ
ムに1つの音声ファイル(ここでは優先度5)を指定す
る。この指定された優先度5の音声ファイルを基準にし
て、この音声ファイルより優先度が大きいときものを左
側に分け、この音声ファイルより優先度が小さいものを
右側に分ける。この結果、図4(C)に示すように、左
側には音声ファイル4,2,3,1がソートされ、右側
には音声ファイル8,7,6がソートされる。
【0034】つぎに、基準となった優先度5の音声ファ
イルを除き、図4(D)に示すように、左右に分けられ
た音声ファイル群からそれぞれランダムに1つの音声フ
ァイルを指定する。ここでは、左側の音声ファイル群か
ら優先度3の音声ファイルを指定し、右側の音声ファイ
ル群から優先度7の音声ファイルを指定する。
【0035】各音声ファイル群の中において、指定され
た音声ファイルを基準にして、この音声ファイルより優
先度が大きいものを左側に分け、この音声ファイルより
優先度が小さいものを右側に分ける。この結果、図4
(E)に示すように、左側の音声ファイル群において
は、優先度3の音声ファイに対して、左側に音声ファイ
ル2,1がソートされ、右側には音声ファイル4がソー
トされる。また、右側の音声ファイル群においては、優
先度7の音声ファイに対して、左側に音声ファイル6が
ソートされ、右側には音声ファイル8がソートされる。
【0036】最後に、音声ファイル2,1から、ランダ
ムに音声ファイル(ここでは優先度1の音声ファイル)
を指定し、優先度に基づいてソートする。この結果、図
4(F)に示すように、優先度1から優先度8までの音
声ファイルが優先度の高い順にソートされる。
【0037】CPU32は、このようなアルゴリズムに
従って上述した第1から第4の用件をソートすると、優
先度の高いものから順に、第4の用件,第2の用件,第
3の用件,第1の用件と並び換えて優先順位を決定す
る。そして、この優先順位の最も高い音声ファイルを指
定して、ステップS4に進む。なお、ソートのアルゴリ
ズムは、上述したものに限定されるものではなく、他の
方法でもよい。例えばいわゆるバブルソートという手法
によって、隣り合う音声ファイルの優先順位を比較し
て、最も優先順位の低いもの又は最も優先順位の高いも
のから順に決定してもよい。
【0038】ステップS4において、CPU32は、ア
ラーム設定された用件(設定日時)を表示する。すなわ
ち、指定された音声ファイルのアラーム設定日時を表示
部40に表示させて、ステップS5に進む。例えば、C
PU32は、優先順位が最も高い第4の用件の音声ファ
イルを指定しているときは、図5に示すように、表示部
40にCファイルの4/6番目の音声ファイルを表示す
ると共にその再生時刻である「10M 18D 17:3
0」も表示する。
【0039】ステップS5において、CPU32は、操
作部50にどのような操作が行われるかを判定する。そ
して、再生ボタン52が押されたときはステップS6
に、送り/戻しボタン51の上端部51aが押されたと
きはステップS7に、送り/戻しボタン51の下端部5
1bが押されたときはステップS8に、停止ボタン53
が押されたときは終了する。
【0040】ステップS6において、CPU32は、ア
ラーム設定された用件を再生する。具体的には、ステッ
プS4で表示された音声ファイルをフラッシュメモリ9
から読み出して再生部20を介して再生すると共に、図
6に示すように、表示部40に当該音声ファイルが記憶
された日付である「10M 15D 20:40」を表示
して、ステップS3に戻る。
【0041】一方、ステップS5において送り/戻しボ
タン51の上端部51aが押されたと判定したときのス
テップS7において、CPU32は、1つ送り、すなわ
ち優先順位が1つ下の音声ファイルを指定して、ステッ
プS3に戻る。例えば、第4の用件の音声ファイルが指
定されていたときに送り/戻しボタン51の上端部51
aが押されると、第2の用件の音声ファイルが指定され
る。このとき、ステップS7を経てステップS3に戻る
と、CPU32は、図7に示すように、表示部40に、
第2の用件を示唆すべく、Bファイルの1/4番目の音
声ファイルを表示すると共に、その再生時刻である「1
M 20D 11:30」を表示する。
【0042】さらに、送り/戻しボタン51の上端部5
1aが押されると、図8に示すように、毎週水曜日の1
8:00に再生される第3の用件の音声ファイルが表示
される。再度その上端部51aが押されると、図9に示
すように、毎日8:00に再生される第1の用件の音声
ファイルが表示される。
【0043】一方、ステップS5において送り/戻しボ
タン51の下端部51bが押されたと判定したときのス
テップS8において、CPU32は、1つ戻し、すなわ
ち優先順位が1つ高い音声ファイルを指定して、ステッ
プS3に戻る。
【0044】例えば、第1の用件の音声ファイルが指定
されていたときに送り/戻しボタン51の下端部51b
が押されると、第3の用件の音声ファイルが指定され
る。このとき、ステップS8を経てステップS3に戻る
と、CPU32は、上述した図8に示すように、表示部
40に、Aファイルの8/12番目の音声ファイルであ
る第3の用件を表示すると共に、その再生時刻である
「WED 18:00」を表示する。
【0045】さらに、送り/戻しボタン51の下端部5
1bが押されると、上述した図7に示すように第2の用
件の音声ファイルが表示され、再度それが押されると、
図5に示すように第4の用件の音声ファイルが表示され
る。
【0046】また、ステップS1でアラーム設定された
音声ファイルがないと判定したときのステップS9にお
いて、CPU32は、表示部40に「NO AL SC
HEDULE」の表示を1秒間行って、アラーム設定さ
れている音声ファイルがない旨をユーザに示唆して処理
を終了し、通常の録音・再生モードになる。
【0047】以上のように、ICレコーダ1は、煩わし
い操作を何度も行うことなく、容易にアラーム設定され
た音声ファイルを事前に確認することができる。また、
比較的重要な用件から自動的に表示されるので、ユーザ
は重要な用件からアラーム設定の内容を確認することが
できる。
【0048】なお、ICレコーダ1は、上述したステッ
プS3の処理において月日設定,週一設定,毎日設定の
順番で優先順位を決定していたが、その他例えば現在時
刻から最も近い順に優先順位を決定してもよい。
【0049】このとき、CPU32は、具体的には図1
0に示すステップS11以下の処理を行うことによっ
て、現在時刻に近いもの順にアラーム設定用件の内容を
ソートする。
【0050】ステップS11において、CPU32は、
タイマ33の時刻情報から現在の日付・時刻(日時)を
取得して、ステップS12に進む。
【0051】ステップS12において、CPU32は、
現在の日付と、各音声ファイルのアラーム設定の日付と
を比較して、ステップS13に進む。
【0052】ステップS13において、CPU32は、
アラーム設定された用件の音声ファイルを日付でソート
して、ステップS14に進む。
【0053】ステップS14において、CPU32は、
アラーム設定の音声ファイルのうち、同じ日付の音声フ
ァイルが存在するときはその時刻を比較して、ステップ
S15に進む。
【0054】ステップS15において、CPU32は、
同じ日付の音声ファイルを時刻順でソートして、処理を
終了する。
【0055】CPU32は、以上のような処理を行うこ
とによって、アラーム設定された音声ファイルを日付・
時刻の順でソートして優先順位を決定することができ
る。ここで、上述した第1の用件から第4の用件を日付
・時刻の順でソートしたときの、優先順位を表1に示
す。
【0056】
【表1】
【0057】このとき、ユーザが送り/戻しボタン51
の上端部51aを押す度に、表示部40には、表1の各
用件が上から下に向って1個ずつ表示される。逆に、ユ
ーザが送り/戻しボタン51の下端部51bを押す度
に、表1の各用件が下から上に向って1個ずつ表示され
る。なお、週一設定や毎日設定の場合はアラーム設定内
容が限りなく表示することになるので、例えば1ヶ月先
の内容までしか見られないようにしてもよい。
【0058】以上のように、ICレコーダ1は、アラー
ム設定の内容を現在時刻から近いもの順に表示すること
もできるので、ユーザは現在時刻から近いもの順に容易
に確認することができる。
【0059】なお、上述した実施の形態では、表示部4
0にアラーム設定の内容が1件ずつ表示される例を挙げ
て説明したが、その他一度に何件かの音声ファイルの情
報を表示することができる。このとき、ユーザが送り/
戻しボタン51の上端部51a又は51bを押すと、表
示部40の表示内容が優先順位の低い方向に又は高い方
向にスクロールされるようにすればよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録再生装置によれば、第2の操作手段の操作が行わ
れたときに、再生時刻が設定された各音声ファイルの再
生時刻に基づいて各音声ファイルの優先順位を決定し、
その優先順位の順に音声ファイルの情報を表示手段に表
示することによって、アラーム設定された件数が多くて
も、操作手段に簡単な操作を行うだけで、その内容を事
前に容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICレコーダの具体的な構成
を示すブロック図である。
【図2】上記ICレコーダの外観図である。
【図3】上記ICレコーダが備えるCPUがアラーム設
定内容を検索するときの動作を説明するフローチャート
である。
【図4】上記CPUがアラーム内容を検索するときの優
先順位を決定するときのアルゴリズムの一例を説明する
図である。
【図5】上記ICレコーダが備える表示部の表示内容を
説明する図である。
【図6】上記ICレコーダが備える表示部の表示内容を
説明する図である。
【図7】上記ICレコーダが備える表示部の表示内容を
説明する図である。
【図8】上記ICレコーダが備える表示部の表示内容を
説明する図である。
【図9】上記ICレコーダが備える表示部の表示内容を
説明する図である。
【図10】上記CPUが他の方法で優先順位を決定する
ときの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ICレコーダ、9 フラッシュメモリ、32 CP
U、33 タイマ、40 表示部、50 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/147 G06F 3/147 D 3/16 340 3/16 340J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声ファイルを記憶する領域であ
    るファイル記憶領域と、上記各音声ファイルの再生時刻
    を記憶する領域である再生時刻記憶領域を有する記憶手
    段と、 音声を音声ファイルとして上記記憶手段のファイル記憶
    領域に記録する記録手段と、 所定の音声ファイルの再生時刻を設定するための操作が
    行われる第1の操作手段と、 上記第1の操作手段で操作設定された所定のファイルの
    再生時刻を上記記憶手段の上記再生時刻記憶領域に書き
    込み、現在時刻と上記再生時刻記憶領域に記憶されてい
    る再生時刻が一致するかを判定し、現在時刻と一致した
    ときに、その再生時刻に対応する音声ファイルを上記記
    憶手段から読み出す制御を行う制御手段と、 上記記憶手段から読み出された音声信号を再生する再生
    手段と、 音声ファイルの情報を表示する表示手段と、 再生時刻が設定された音声ファイルの情報を上記表示手
    段に表示させるための操作が行われる第2の操作手段と
    を備え、 上記制御手段は、上記第2の操作手段の操作が行われた
    ときに、再生時刻が設定された各音声ファイルの再生時
    刻に基づいて上記各音声ファイルの優先順位を決定し、
    その優先順位の順に音声ファイルの情報を上記表示手段
    に表示することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、再生時刻が設定された
    各音声ファイルの再生時刻に基づいて、現在時刻から近
    い再生時刻の順番に上記各音声ファイルの優先順位を決
    定することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の操作手段は、一方向に押圧可
    能な釦からなり、 上記制御手段は、上記釦が所定時間以上押圧されたとき
    に、再生時刻が設定された各音声ファイルの再生時刻に
    基づいて上記各音声ファイルの優先順位を決定すること
    を特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、上記優先順位に従って
    少なくとも1つの音声ファイルの情報を表示することを
    特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 スクロール操作手段を備え、 上記表示手段は、上記スクロール操作手段の操作に応じ
    て、上記優先順位に従って音声ファイルの情報をスクロ
    ール表示することを特徴とする請求項1記載の記録再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006234516A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Matsushita Electric Works Ltd プログラムタイマー
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